会社設立のミチシルベ

住信SBIネット銀行を利用していて、自分の支店名がわからず困っていませんか。

振込を受ける際や各種手続きで必要になるのに、どこで確認すればいいのか迷ってしまいますよね。

住信SBIネット銀行の支店名は、WEBサイトやアプリ、カードで簡単に確認できます。

支店名は「イチゴ」「ブドウ」などのフルーツ名が使われており、支店番号と対応しています。

この記事では、支店名の確認方法から一覧表、振込時の注意点まで詳しく解説します。

支店名に関する疑問をすべて解消できる内容になっていますので、ぜひ最後までお読みください。

住信SBIネット銀行の支店名とは？｜フルーツ名の理由

住信SBIネット銀行の支店名は、一般的な銀行とは異なる独特の命名規則を持っています。ここでは支店名の基本情報とフルーツ名が使われている背景について解説します。

ネット銀行ならではの支店名の特徴

住信SBIネット銀行はネット専業銀行のため、実店舗を持たないバーチャルな支店体系を採用しています。一般的な銀行では「東京支店」「大阪支店」のように地名が使われますが、ネット銀行では地域に縛られない自由な支店名を付けることができるんです。

支店名は「本店」ではなく、各口座に個別の支店名が割り当てられます。銀行協会加盟金融機関には「銀行名＋支店名＋口座番号」の組み合わせが必要と定められているため、実店舗がなくても支店名の設定が必須となっているのです。

フルーツ名が使われている理由

住信SBIネット銀行が支店名にフルーツ名を採用したのは、親しみやすさと覚えやすさを重視したためです。口座を開設すると、イチゴやミカン、ブドウ、メロンといったフルーツなどから支店名が割り当てられます。

従来の銀行が持つ堅苦しいイメージを払拭し、気軽に利用できる銀行を目指した工夫と言えるでしょう。

支店番号と支店名の対応ルール

住信SBIネット銀行では、支店番号と支店名が規則的に対応しています。基本的なフルーツ支店は101番から始まり、101がイチゴ支店、102がブドウ支店といった具合に番号順に割り当てられています。

支店番号は3桁の数字で表され、振込や各種手続きの際に支店名とセットで使用します。例えば「イチゴ支店（101）」のように、支店名と支店番号は常に対応関係にあるため、どちらか一方がわかればもう一方も特定できるんですね。

自分の支店名を確認する3つの方法｜状況別に解説

支店名を確認する方法は複数あり、状況に応じて最適な方法を選べます。ここでは最も一般的な3つの確認方法を、具体的な手順とともに紹介します。

WEBサイトでログインして確認する

パソコンやスマートフォンのブラウザから住信SBIネット銀行の公式サイトにアクセスする方法が最も確実です。お客さまの支店名・口座番号等の口座情報は、WEBサイトログイン後のお客さま情報画面でご確認いただけます。

この方法なら、支店名だけでなく口座番号や登録情報も同時に確認できるため、振込を受ける際に必要な情報をまとめて把握できます。画面をスクリーンショットで保存しておけば、次回以降すぐに参照できて便利ですよ。

スマホアプリで確認する

住信SBIネット銀行の公式アプリを利用している方は、アプリから簡単に支店名を確認できます。アプリを起動してログインし、ホーム画面またはメニューから「口座情報」や「お客さま情報」を選択すると、支店名と口座番号が表示されます。

特に振込を受ける際に相手に情報を伝える必要がある場合、スマホですぐに確認できるのは大変便利ですね。

提携NEOBANKのアプリ（JAL NEOBANKやT NEOBANKなど）をご利用の場合も、各専用アプリから同様に確認できます。アプリの画面構成は若干異なる場合がありますが、基本的には「口座情報」や「お客さま情報」のメニューから確認可能です。

キャッシュカードや認証番号カードで確認する

ログインができない状況でも、手元のカードから支店番号を確認できます。支店・口座番号は、認証番号カードの裏面に記載されております。キャッシュカードをお持ちの方は、カード表面の左側に記載されている3桁の数字が支店番号です。

支店番号がわかれば、後述する支店一覧表と照らし合わせることで支店名を特定できます。例えば、カードに「101」と記載されていれば「イチゴ支店」、「102」なら「ブドウ支店」といった具合です。

認証番号カードには支店番号と口座番号の両方が記載されているため、振込を受ける際に必要な情報をすべて確認できます。カードを紛失した場合は、カスタマーセンター（0570-001-646）に電話で連絡して再発行の手続きを行いましょう。

住信SBIネット銀行：よくあるご質問

住信SBIネット銀行の全支店名一覧｜支店番号との対応表

住信SBIネット銀行の支店名を一覧でご紹介します。支店番号から支店名を逆引きする際にもご活用ください。

フルーツ支店一覧（101～150）

一般的な個人口座に割り当てられるフルーツ支店の一覧です。支店番号101はイチゴ支店、102はブドウ支店といったように果物名が付いています。以下の表で支店番号と支店名の対応関係を確認できます。

フルーツ支店は基本的に101番から順番に割り当てられており、新規口座開設時に自動的に決定されます。どの支店名になるかは選択できませんが、どの支店でもサービス内容に違いはありません。

イルカ・クジラ支店など特殊支店

フルーツ支店以外にも、特定のサービスや提携先専用の支店が存在します。SBI証券NEOBANKの支店名が、イルカ支店（207）、クジラ支店（403）です。これらは通常のフルーツ支店とは異なる位置づけの支店となっています。

提携NEOBANK各支店の一覧

住信SBIネット銀行は様々な企業と提携し、NEOBANK口座を提供しています。各提携先専用の支店が設けられており、提携先のサービスと連携した特典を受けられます。

住信SBIネット銀行：支店一覧

振込時の支店名入力｜注意点とよくあるエラー

他行から住信SBIネット銀行に振込を受ける際、支店名の入力でトラブルが起きることがあります。ここでは振込時の注意点とエラー対処法を解説します。

他行から振込を受けるときの伝え方

他行から振込を受ける際は、相手に正確な情報を伝える必要があります。伝えるべき情報は以下の6点です。

特に支店名の伝え方には注意が必要です。「イチゴ支店」と伝える場合、「イチゴ」だけでなく「支店」も付けて伝えるか、支店番号「101」も併せて伝えると間違いが少なくなります。電話で伝える際は「イチゴのイチ、ゴのゴで、イチゴ支店です」のように、わかりやすく説明するとよいでしょう。

メールやメッセージで伝える場合は、すべての情報を箇条書きで記載すると確実です。また、支店名は全角カタカナで入力する必要がある銀行もあるため、「イチゴ」のようにカタカナ表記で伝えることをおすすめします。

支店名入力でよくあるミスと対処法

金融機関名や支店名を入力しても、該当する金融機関・支店が表示されない場合、お探しの金融機関・支店名の入力が誤っている可能性があります。よくある入力ミスとしては、以下のようなものが挙げられます。

例えば「いちご」とひらがなで入力した場合や、「イチゴ支店」の「支店」を省略した場合にエラーが出ることがあります。正式な支店名は「イチゴ」のように全角カタカナで、「支店」の文字は付けずに入力するのが基本です。

また、銀行名を「住信SBI」と略して入力するとエラーになる場合があります。「住信SBIネット銀行」であれば、空欄に「住信」や「すみしん」と入力すると、該当する金融機関名がプルダウンで表示されます。検索機能を活用して、正式名称を選択するとスムーズです。

振込エラーが起きたときの対応

支店名や口座番号の入力ミスで振込エラーが発生した場合、多くの銀行では自動的に振込が実行されず、資金は振込元の口座に残ります。この場合、正しい情報で再度振込手続きを行えば問題ありません。

振込エラーを防ぐためには、振込前に必ず支店名・口座番号・名義を再確認しましょう。特に口座名義は、登録されているカタカナ表記と完全に一致している必要があります。姓と名の間のスペースの有無なども含めて、正確に入力することが重要です。

支店名を忘れた・分からないときの対処法

ログインできない状況で支店名がわからなくなった場合でも、いくつかの方法で確認できます。状況に応じた対処法をご紹介します。

ログインできない場合の確認手順

ログインパスワードを忘れてWEBサイトやアプリにログインできない場合でも、支店番号・口座番号照会機能を利用できます。

照会画面では、お客さま番号（ユーザーネーム）と生年月日、登録済みの携帯電話番号を入力することで、支店番号と口座番号を確認できます。この方法なら、ログインパスワードがわからなくても口座情報を取得できるため、緊急時に便利です。

キャッシュカードや認証番号カードが手元にある場合は、カードに記載されている支店番号から支店名を特定する方法もあります。カード表面または裏面に記載されている3桁の数字を、前述の支店一覧表と照らし合わせることで、支店名がわかります。

カスタマーセンターへの問い合わせ方法

どうしても自分で確認できない場合は、カスタマーセンターに電話で問い合わせることができます。住信SBIネット銀行のカスタマーセンターは、電話番号0570-001-646（携帯電話・PHS可）で、平日9時～18時まで対応しています。

電話での問い合わせ時には、本人確認のために氏名・生年月日・住所などの情報を聞かれます。また、口座開設時に設定した暗証番号や秘密の質問への回答を求められる場合もあるため、事前に準備しておくとスムーズです。

カスタマーセンターでは、支店名・口座番号の確認だけでなく、ログインパスワードの再設定手続きやカードの再発行手続きも案内してもらえます。オペレーターが丁寧に対応してくれるため、困ったときは遠慮なく問い合わせましょう。

住信SBIネット銀行：よくあるご質問

支店名の選択・変更はできる？｜よくある疑問

支店名に関してよく寄せられる疑問について、Q&A形式で解説します。支店名の選択や変更の可否など、細かい疑問を解消しましょう。

口座開設時に支店名は選べるか

残念ながら、住信SBIネット銀行では口座開設時に支店名を自由に選ぶことはできません。支店名は口座開設時に自動的に割り当てられる仕組みになっており、利用者が希望する支店名を指定することはできないのです。

フルーツ支店の場合、101番のイチゴ支店から順番に割り当てられていくため、どの支店名になるかは開設のタイミング次第となります。「リンゴ支店がいい」「メロン支店にしたい」といった希望があっても、残念ながら選択することはできません。

開設後に支店名を変更できるか

口座開設後に支店名を変更することも、基本的にはできません。一度割り当てられた支店名と支店番号は、口座を解約しない限り変更されることはありません。

例外的に、フルーツ支店からSBI証券NEOBANK（イルカ・クジラ支店）への切り替えなど、特定の提携サービスに申し込む際に支店が変わるケースはあります。ただし、これは単なる支店名変更ではなく、サービス内容自体が異なる別の口座を開設する形になります。

「好きなフルーツの支店名に変更したい」といった理由での変更は認められていません。支店名にこだわりがある場合は、一度口座を解約して再度開設する必要がありますが、その場合も希望する支店名が割り当てられる保証はありません。

複数口座を持つ場合の支店名の扱い

つまり、フルーツ支店の口座は1人1口座のみ保有可能です。イチゴ支店とブドウ支店の両方を持つことはできません。ただし、提携NEOBANK口座（JAL NEOBANKやT NEOBANKなど）は、フルーツ支店と併用して保有できる場合があります。

例えば、フルーツ支店の口座とJAL NEOBANK（JAL支店）の口座を同時に保有することは可能です。この場合、それぞれ異なる支店名が割り当てられ、別々の口座として管理されます。用途に応じて使い分けることで、より便利に銀行サービスを活用できるでしょう。

支店番号・口座番号を他人に教えても大丈夫？

支店番号と口座番号を他人に教えること自体は、基本的に問題ありません。振込を受ける際には、相手に支店名・支店番号・口座番号を伝える必要があるため、これらの情報は公開しても安全な情報として扱われています。

SNSなどで口座情報を公開する際も、支店名・口座番号程度なら問題ありませんが、キャッシュカードの写真など、暗証番号や有効期限が推測される情報は公開しないよう注意しましょう。必要最小限の情報のみを、信頼できる相手にだけ伝えることが安全です。

他のネット銀行との支店名比較｜各行の特徴

住信SBIネット銀行以外のネット銀行でも、ユニークな支店名が採用されています。他行との比較で、住信SBIネット銀行の特徴をより理解できるでしょう。

楽天銀行の支店名（音楽関連）

楽天銀行の支店名はサンバやワルツなどの音楽のジャンルや、ピアノやドラムといった楽器類など「音楽に関わるもの」が採用されています。支店番号201はジャズ支店、202はロック支店、203はサンバ支店といった具合に、音楽のジャンルや楽器名が使われているのが特徴です。

楽天銀行は日本最大のネット銀行であり、音楽という親しみやすいテーマで支店名を統一することで、銀行のイメージを柔らかくしています。音楽好きな人にとっては、自分の支店名に愛着が湧くかもしれませんね。

PayPay銀行の支店名（すずめ支店など）

「すずめ支店」「はやぶさ支店」「ペンギン支店」など、鳥の名前を支店名としているのは日本初のネット銀行であるPayPay銀行です。PayPay銀行（旧ジャパンネット銀行）は、鳥の名前をテーマにした支店名を採用しています。

鳥の名前というテーマは、自由に空を飛ぶイメージと重なり、ネット銀行の利便性や自由度の高さを象徴しているとも言えます。また、鳥の名前は誰にでも親しみやすく、覚えやすいのも特徴です。

ネット銀行で支店名がユニークな理由

理由としてはリアルな店舗をもたないために、地名に縛られず、自由に支店名をつけられるということが挙げられます。従来の銀行では、実店舗の所在地に基づいて「東京支店」「大阪支店」のような地名が使われてきました。

しかし、ネット銀行には実店舗がないため、地理的な制約を受けずに自由な命名が可能になったのです。そもそも銀行に支店名が必要なのは、銀行協会加盟金融機関には「銀行名＋支店名＋口座番号」が必要だと定められているからです。法律上の要件を満たしつつ、親しみやすさと覚えやすさを追求した結果、フルーツや音楽、鳥といったユニークな支店名が生まれました。

これらのユニークな支店名は、従来の銀行が持つ堅苦しいイメージを払拭し、より気軽に利用できる金融機関としてのブランドイメージを構築する役割も果たしています。支店名一つとっても、ネット銀行ならではの工夫と戦略が見て取れますね。

まとめ

住信SBIネット銀行の支店名は、フルーツ名を中心としたユニークな命名規則を採用しています。支店名の確認方法は、WEBサイトやアプリへのログイン、キャッシュカードや認証番号カードからの確認など、複数の方法があります。

支店番号101から始まるフルーツ支店に加え、SBI証券NEOBANKのイルカ・クジラ支店や、各種提携NEOBANKの専用支店も存在します。振込を受ける際は、正確な支店名・支店番号・口座番号を相手に伝えることが重要です。

支店名は口座開設時に自動的に割り当てられるため、自分で選択したり開設後に変更したりすることはできません。ただし、どの支店名であってもサービス内容に違いはないため、安心して利用できます。

他のネット銀行も、楽天銀行の音楽関連やPayPay銀行の鳥の名前など、それぞれ独自のテーマで支店名を設定しています。これらのユニークな支店名は、ネット銀行ならではの親しみやすさと利便性を象徴するものと言えるでしょう。

支店名や口座番号の最新情報は、住信SBIネット銀行の公式サイトでご確認ください。