楽天証券の評判は?メリット・デメリットと他社比較

SMBC日興証券で口座を開設しようか迷っているけれど、実際の評判はどうなんだろう。
IPOに強いと聞くけれど、手数料は高いのかな。
ネット証券と比べて使いやすいのか、初心者でも大丈夫なのか気になりますよね。
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの一員として信頼性が高く、IPO主幹事実績が豊富な大手証券会社です。
100円から投資できるキンカブやdポイント投資など、初心者にも優しいサービスが充実しています。
この記事では、SMBC日興証券の特徴や評判、メリット・デメリットを詳しく解説します。
目次
SMBC日興証券とは
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループに属する大手総合証券会社です。
創業100年以上の歴史を持ち、全国に支店を展開しながら、オンライン取引にも力を入れています。
口座数は約400万口座を超え、多くの投資家に利用されています。
SMBC日興証券は、金融商品取引業者として関東財務局長(金商)第2251号の登録を受けており、日本証券業協会をはじめとする各種協会に加入しています。
三井住友フィナンシャルグループという国内大手金融グループの一員であることから、経営基盤は非常に安定しています。
投資者保護基金にも加入しており、万が一証券会社が破綻した場合でも、1,000万円までの顧客資産が保護される仕組みになっています。
大手証券ならではの充実した投資情報やアナリストレポートも魅力で、投資判断の材料として活用できます。
SMBC日興証券には、「ダイレクトコース」と「総合コース」の2つのコースがあります。
ダイレクトコースは、パソコンやスマートフォンで自分のペースで取引するオンライン専用コースです。
ダイレクトコースの特徴
手数料が安く、IPO優遇特典などダイレクトコース限定のサービスも利用できます
一方、総合コースは、支店の担当者に相談しながら取引できる対面型のコースです。
資産運用だけでなく、相続や贈与の相談も受けられるため、包括的なアドバイスを求める方に適しています。
ただし、総合コースは手数料が高めに設定されているため、コストを抑えたい方にはダイレクトコースがおすすめです。
IPO投資を目的とする場合も、完全平等抽選が適用されるダイレクトコースの方が有利と言えるでしょう。
SMBC日興証券の5つの特徴
SMBC日興証券には、他の証券会社にはない独自の強みがあります。
IPO実績の豊富さ、少額投資サービス、dポイント連携など、投資家のニーズに応える多彩なサービスを展開しています。
SMBC日興証券は、2024年に52社のIPOを取り扱い、そのうち23社で主幹事を務めました。
主幹事になると、IPO株全体の約80%が割り当てられるため、他の幹事証券と比べて当選確率が大幅に高まります。
ダイレクトコースでは、個人投資家向けに10%が完全平等抽選で配分され、さらに最大5%がステージ別抽選に回されます。
新規口座開設者には3ヶ月間ブロンズステージが保証され、通常の抽選で外れても追加で抽選を受けられる優遇特典があります。
IPO投資を本格的に行いたい方にとって、SMBC日興証券は有力な選択肢の一つと言えるでしょう。
キンカブ(金額・株数指定取引)は、SMBC日興証券独自のサービスで、100円以上100円単位で株式を購入できます。
通常、株式は100株単位(単元株)での取引が基本ですが、キンカブを使えば1株未満の小数点単位でも購入可能です。
キンカブの魅力
対象銘柄は東京証券取引所上場の約3,800銘柄で、ETFやREITも含まれます
100万円以下の買付ならスプレッドは0%、つまり実質手数料無料
例えば、1株1万円の株でも100円から買えるため、複数の銘柄に分散投資したい方や、少額から投資を始めたい初心者に最適です。
日興フロッギーは、SMBC日興証券が提供する投資情報メディアで、記事を読みながら株を購入できるユニークなサービスです。
dポイント1ポイント=1円として、100ポイントから株式投資に利用できます。
ドコモユーザーでなくても、dアカウントを作成すればdポイント投資が可能です。
記事を読むだけでdポイントが貯まるキャンペーンもあり、投資の知識を身につけながらポイントも獲得できます。
貯まったdポイントで購入した株式を売却すれば、現金として受け取ることもできるため、ポイントの現金化手段としても活用できます。
投資に興味はあるけれど現金を使うのは不安という方にとって、dポイント投資は気軽に始められる第一歩になるでしょう。
SMBC日興証券のダイレクトコースでは、信用取引の売買手数料が約定代金に関わらず完全無料です。
これは主要証券会社の中でもSMBC日興証券だけの特徴で、アクティブに取引する投資家にとって大きなメリットとなります。
ただし、金利や貸株料は別途必要です。一般信用取引の売建も可能で、取扱銘柄数も豊富です。
貸株料は業界最低水準の1.4%で利用できます。
現物取引の手数料を抑えたい場合、信用買いをして即日現引き(現物株に振替)する方法を使えば、実質的に現物株を手数料無料で取得することも可能です。
SMBC日興証券では、米国株をリアルタイムで取引できます。
取扱銘柄数は約2,200銘柄で、大手ネット証券と同等の水準です。
日本の祝日や夜間でも取引でき、円貨決済と外貨決済の両方に対応しています。
委託手数料も業界最低水準で、デイトレードから中長期投資まで幅広く活用できます。
大手総合証券でありながら、ネット証券並みの利便性とコストで米国株投資ができるのは、SMBC日興証券の大きな強みと言えるでしょう。
SMBC日興証券の手数料はいくら?
証券会社を選ぶ際、手数料は重要な判断材料です。
SMBC日興証券では、ダイレクトコースと総合コースで手数料体系が大きく異なります。
ダイレクトコースの現物取引手数料は、10万円以下137円(税込)から始まり、約定代金に応じて段階的に上がります。
主な手数料は以下の通りです。
| 約定代金 | 手数料(税込) |
| 〜10万円 | 137円 |
| 〜20万円 | 198円 |
| 〜30万円 | 275円 |
| 〜50万円 | 440円 |
| 〜100万円 | 880円 |
| 〜200万円 | 1,650円 |
信用取引の手数料は完全無料です。
総合証券の中では最安値水準の手数料体系となっており、ネット取引をメインにする方にとってコスト面でのデメリットは少ないでしょう。
総合コースは、支店の担当者を通じて取引するため、手数料はダイレクトコースより高めに設定されています。
現物取引の手数料は、約定代金に応じて1,925円〜192,500円です。
対面でのアドバイスやサポートを受けられる分、コストは上がりますが、投資経験が少ない方や、専門家の意見を聞きながら慎重に投資したい方には価値のあるサービスと言えます。
ただし、IPO抽選については、総合コースは資産残高や取引実績が重視されるため、一般の投資家が当選するのは難しい面があります。
実際にどのくらいの手数料がかかるのか、具体的な投資額で見てみましょう。
月1万円を積立投資する場合、キンカブを使えば100万円以下の買付は手数料無料です。
一方、SBI証券や楽天証券では、国内株式の売買手数料が無料化されているため、頻繁に取引する方はコスト面で不利になる可能性があります。
ただし、信用取引を活用すれば手数料を抑えられるため、取引スタイルに応じた使い分けが重要です。
SMBC日興証券の評判・口コミ
SMBC日興証券を実際に利用している投資家の評判はどうなのでしょうか。
良い評判と悪い評判の両方を見ることで、自分に合った証券会社かどうかを判断する材料になります。
利用者からの良い評判で最も多いのは、IPOの当選実績です。
「主幹事が多いので他の証券会社より当選しやすい」「新規口座開設の優遇特典でブロンズステージになり、追加抽選を受けられるのが嬉しい」といった声が目立ちます。
総合コースの担当者から株取引の基礎を丁寧に教えてもらえたという口コミもあり、初心者へのサポート体制が評価されています。
キンカブやdポイント投資については、「100円から投資できるので気軽に始められた」「ポイントで株が買えるのが楽しい」といったポジティブな意見が多く見られます。
大手証券の安心感と、ネット証券並みの利便性を両立している点が支持されているようです。
一方で、手数料に関する不満の声も少なくありません。
「SBI証券や楽天証券と比べると手数料が高い」「キンカブの売却時のスプレッドが0.5%かかるのがネック」といった指摘があります。
取引ツールについては、「使いやすい」という意見と「やや使いにくい」という意見に分かれており、好みが分かれるようです。
また、「クレカ積立に対応していないのが残念」「投資信託のポイント還元率が低い」といった声もあります。
ネット証券と比較すると、ポイント還元や利便性の面で見劣りする部分があるのは事実でしょう。
口コミを総合すると、SMBC日興証券が向いているのは以下のような方です。
SMBC日興証券が向いている人
IPO投資をメインで行いたい方
少額から分散投資を始めたい初心者
dポイントを活用したい方
大手証券の安心感を重視する方
信用取引を積極的に活用する方
逆に、頻繁に売買するデイトレーダーや、クレカ積立でポイントを貯めたい方、最先端の取引ツールを求める方には、他のネット証券の方が適している可能性があります。
自分の投資スタイルと照らし合わせて判断することが大切です。
SMBC日興証券のメリット4つ
SMBC日興証券には、他の証券会社にはない独自のメリットがあります。
ここでは、特に評価されている4つのメリットを詳しく解説します。
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループという国内大手金融グループの一員です。
メガバンクである三井住友銀行との連携も強く、経営基盤は極めて安定しています。
創業100年以上の歴史と実績があり、口座数は約400万口座、預かり資産も大規模です。
投資者保護基金への加入や、顧客資産の分別管理も適切に行われており、万が一の際の保護体制も整っています。
ネット専業証券と比べて、対面での相談窓口が全国に展開されている点も、初心者にとっては安心材料となるでしょう。
ダイレクトコース限定で、預かり資産や信用取引建玉金額に応じてステージが設定され、IPOの当選確率が上がる「IPO優遇特典」があります。
ステージはブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナの4段階で、プラチナになると抽選票が25票に増えます。
新規口座開設者は自動的に3ヶ月間ブロンズステージが保証され、通常の抽選で外れても追加で1票分の抽選を受けられます。
資産を集約してステージを上げることで、IPO当選確率を大幅に高められるのは、SMBC日興証券ならではの魅力です。
キンカブ(100円から株式投資)、日興フロッギー(dポイント投資)、投信つみたてプラン(1,000円から)など、少額投資のサービスが非常に充実しています。
特にキンカブは、100万円以下の買付なら手数料無料で、複数の銘柄に少額ずつ分散投資できるため、リスクを抑えながら投資経験を積むのに最適です。
ETFやREITも100円から購入できるため、インデックス投資を少額で始めることも可能です。
投資初心者がまず最初に開設する口座として、非常に使いやすい環境が整っています。
SMBC日興証券は、2024年から始まった新NISA制度に完全対応しています。
つみたて投資枠では約160本の投資信託を取り扱い、成長投資枠では国内株式、ETF、REITなどが対象です。
キンカブを活用すれば、成長投資枠でも100円から定額で株式を購入でき、dポイントも利用可能です。
NISA口座でのIPO投資も可能で、IPO利益を非課税で受け取ることができます。
新NISAの非課税保有限度額1,800万円を最大限活用するための選択肢が豊富に用意されているのは、大きなメリットと言えるでしょう。
SMBC日興証券のデメリット3つ
メリットだけでなく、デメリットも正直にお伝えします。
証券会社選びで後悔しないために、事前に知っておくべき注意点を確認しましょう。
ダイレクトコースの現物取引手数料は、総合証券の中では最安値水準ですが、ネット専業証券と比較すると割高です。
SBI証券や楽天証券では国内株式の売買手数料が無料化されているため、頻繁に売買する方にとってはコスト面で不利になります。
10万円以下の取引でも137円かかるため、少額取引を繰り返すとコストが積み重なります。
ただし、信用取引手数料は完全無料なので、信用取引を活用できる方であればコストを抑えることが可能です。
また、キンカブを使えば100万円以下の買付は手数料無料なので、取引方法を工夫することでデメリットを軽減できます。
SBI証券や楽天証券では、クレジットカードで投資信託を積立購入すると、カード利用ポイントが貯まるサービスがあります。
還元率は0.5%〜1.0%程度で、長期的には大きなメリットとなります。
しかし、SMBC日興証券ではクレカ積立に対応していません。
投信つみたてプランは銀行口座からの引き落としのみで、ポイント還元も10,000円ごとに3dポイントと控えめです。
ポイント還元を重視する方にとっては、この点は大きなデメリットと言えるでしょう。
ただし、dポイントで株式を購入できる点は他社にない強みなので、ポイントの使い道を重視するか、貯め方を重視するかで評価が分かれます。
SMBC日興証券の取引ツールについては、利用者の評価が分かれています。
「シンプルで使いやすい」という意見がある一方で、「機能が物足りない」「チャート分析ツールが弱い」といった声もあります。
特に、デイトレードやテクニカル分析を重視する投資家からは、SBI証券の「HYPER SBI 2」や楽天証券の「MARKET SPEED II」と比べて機能面で劣るという指摘があります。
スマホアプリの評価も賛否両論で、使いやすさは個人の好みによる部分が大きいようです。
取引ツールを重視する方は、口座開設前にデモ画面や操作動画を確認しておくことをおすすめします。
SMBC日興証券と他社を比較
SMBC日興証券は魅力的なサービスが多いですが、他の証券会社と比べてどうなのでしょうか。
主要な証券会社との違いを比較して、自分に最適な証券会社を見つけましょう。
SBI証券は国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座を超えます。
国内株式の売買手数料は無料で、投資信託の取扱数は約2,600本とSMBC日興証券より多いです。
クレカ積立にも対応しており、三井住友カードで積立すると最大1.0%のポイント還元があります。
IPO取扱数も年間78社(2024年)と豊富で、主幹事数も12社です。
SMBC日興証券の優位性
IPO主幹事数が23社と多く、主幹事案件の当選を狙うなら有利
100円から株式を購入できるキンカブや、dポイント投資はSBI証券にはないサービス
コストと利便性を重視するならSBI証券、IPO投資と少額投資を重視するならSMBC日興証券という選択になるでしょう。
楽天証券は楽天経済圏との連携が強みで、楽天カードでのクレカ積立や楽天ポイント投資が可能です。
国内株式の売買手数料は無料で、投資信託の取扱数は約2,550本です。
楽天市場でのポイント還元率がアップするSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象にもなります。
IPO取扱数は年間56社で、SMBC日興証券より少なめです。
楽天経済圏を活用している方には楽天証券が有利ですが、IPO投資を重視するならSMBC日興証券の方が当選確率は高いでしょう。
また、キンカブのような100円から株式を購入できるサービスは楽天証券にはありません。
野村證券と大和証券は、SMBC日興証券と同じ大手総合証券です。
野村證券は2024年のIPO主幹事数が16社で業界トップクラス、大和証券も主幹事実績が豊富です。
手数料体系は3社とも似ており、総合証券としては標準的な水準です。
SMBC日興証券の優位性
キンカブやdポイント投資といった少額投資サービスの充実度
信用取引手数料が完全無料
大手証券の中で選ぶなら、少額投資やポイント活用を重視するならSMBC日興証券、情報力を重視するなら野村證券という選択になるでしょう。
多くの投資家は、複数の証券口座を使い分けています。
SMBC日興証券をメイン口座にする場合、IPO応募とキンカブでの少額積立投資に活用するのがおすすめです。
サブ口座としてSBI証券や楽天証券を開設し、投資信託の積立やクレカ積立はそちらで行うという使い分けが効率的です。
逆に、SBI証券や楽天証券をメインにして、SMBC日興証券はIPO応募専用のサブ口座として使うのも良い戦略です。
複数口座を持つことで、各社の強みを活かしながら、IPO当選確率も高められます。
口座開設や維持費は無料なので、使い分けによるデメリットはほとんどありません。
IPOにおすすめの証券会社5社
IPO投資で利益を狙うなら、複数の証券会社で口座を開設し、できるだけ多くの抽選に参加することが重要です。
ここでは、IPO投資におすすめの証券会社5社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約400万口座 |
| 取引手数料 | ダイレクトコース:137円~27,500円 総合コース:1,925円〜192,500円 |
| 投資信託 | 約1,000本 |
| ミニ株(単元未満株) | 非対応 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 2カ国以上 米国株:約2,200銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間52銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間22社(2024年実績) |
| ポイントサービス | Vポイント / dポイント |
| 口座開設スピード | 最短即日 |
| 取引ツール(PC) | パワートレーダー / BRiSK |
| スマホアプリ | SMBC日興証券アプリ |
SMBC日興証券は2024年に52社のIPOを取り扱い、主幹事は23社でした。
主幹事になるとIPO株の約80%が割り当てられるため、当選確率が大幅に高まります。
ダイレクトコースでは10%が完全平等抽選で配分され、資金の多寡に関わらず1人1票の抽選権が与えられます。
さらに、ステージ別抽選で最大5%が追加配分され、ステージが高いほど当選確率がアップします。
新規口座開設者は3ヶ月間ブロンズステージが保証されるため、これからIPO投資を始める方にも有利です。
IPO投資をするなら、SMBC日興証券の口座はおすすめと言えるでしょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は2024年に78社のIPOを取り扱い、主幹事は12社でした。
取扱銘柄数は業界トップクラスで、IPO投資の機会が最も多い証券会社です。
抽選方式は70%が完全平等抽選、30%がIPOチャレンジポイント枠です。
IPOチャレンジポイントは、IPO抽選に外れるたびに1ポイント貯まり、ポイントを使って申し込むと当選確率が上がります。
長期的にコツコツ申し込むことで、いずれ必ず当選できる仕組みです。
取扱数の多さとポイント制度の両面から、SBI証券もIPO投資には欠かせない口座です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
野村證券は国内最大手の証券会社で、IPO主幹事数は業界トップクラスです。
2024年は46社のIPOを取り扱い、主幹事は16社でした。
大手証券ならではの豊富な割り当てがあり、特に大型IPOでは主幹事を務めることが多いです。
オンライン取引の「まめ株」では単元未満株の取引も可能で、少額投資にも対応しています。
ただし、オンライン配分は全体の10%程度と少なめで、資産残高が多い顧客が優遇される傾向があります。
資産をある程度持っている方には、野村證券も選択肢に入れると良いでしょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約170万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:1,045円〜84,480円 信用取引:無料 |
| 投資信託 | 約100本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(詳細不明) |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 6カ国 米国株:約6,500銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間43銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間19社(2024年実績) |
| ポイントサービス | なし |
| 口座開設スピード | 最短3営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | みずほ証券 株アプリ |
みずほ証券は、みずほフィナンシャルグループの証券会社で、IPO主幹事実績も豊富です。
2024年は43社のIPOを取り扱い、主幹事は19社でした。
大手証券の中では比較的オンライン取引に力を入れており、ネット配分も一定割合が確保されています。
信用取引手数料は無料で、コスト面でも競争力があります。
みずほ銀行との連携もスムーズで、資金移動が便利です。
大手証券の安心感とIPO実績を両立したい方におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャルグループの証券会社で、IPO主幹事実績も多いです。
2024年は21社のIPOを取り扱い、主幹事は9社でした。
外資系証券のモルガン・スタンレーとの合弁会社で、国内外の幅広いネットワークを持っています。
大型IPOでは主幹事を務めることが多く、割り当て株数も豊富です。
オンライン取引にも対応しており、ネット配分からの当選も期待できます。
三菱UFJ銀行との連携も強く、総合的な資産管理がしやすいのも魅力です。
SMBC日興証券の口座開設方法
SMBC日興証券の口座開設は、オンラインで簡単に手続きできます。
最短即日で口座開設が完了し、すぐに取引を始められます。
口座開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などが利用できます。
マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票などです。
マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認を1枚で済ませられるため、最も手続きがスムーズです。
スマートフォンで本人確認書類を撮影してアップロードする方法なら、郵送の手間もなく最短即日で口座開設が完了します。
SMBC日興証券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックし、必要事項を入力していきます。
氏名、住所、生年月日、職業、投資経験などの基本情報を入力します。
コースは「ダイレクトコース」を選択するのがおすすめです。
NISA口座を同時に開設するかどうかも選択できます。
入力が完了したら、スマートフォンで本人確認書類とマイナンバー確認書類を撮影してアップロードします。
撮影時は、書類全体がはっきり写るように注意しましょう。
書類のアップロードが完了すると、SMBC日興証券側で本人確認と審査が行われます。
通常、1〜2営業日で審査が完了し、口座開設完了のメールが届きます。
スマホで本人確認を行った場合は最短即日で完了することもあります。
審査完了後、口座番号やログインパスワードが記載された書類が郵送されます。
オンラインで確認できる場合もあります。
初回ログイン時には、パスワードの変更や各種設定を行います。
口座開設が完了したら、まず入金を行いましょう。
銀行振込、または提携銀行からの即時入金サービスが利用できます。
入金が確認できたら、いよいよ取引開始です。
IPO投資を始めたい方は、IPO銘柄の需要申告期間を確認し、気になる銘柄に申し込みましょう。
最初は少額から始めて、徐々に投資額を増やしていくのが安全です。
よくある質問(Q&A)
SMBC日興証券に関してよく寄せられる質問をまとめました。
口座開設前の疑問解消にお役立てください。
はい、初心者でも使いやすい証券会社です。
キンカブを使えば100円から株式投資ができ、日興フロッギーでは記事を読みながら投資の知識を身につけられます。
dポイント投資なら、現金を使わずに気軽に投資体験ができます。
ダイレクトコースはオンライン専用ですが、操作方法がわからない場合は電話サポートも利用できます。
総合コースを選べば、支店の担当者に直接相談しながら投資を始められるため、より安心です。
大手証券ならではの充実したサポート体制があるため、初心者でも安心して利用できるでしょう。
IPO当選確率を上げるには、複数の証券会社から申し込むことが最も効果的です。
SMBC日興証券では、ダイレクトコースで口座を開設し、資産を集約してステージを上げることで当選確率がアップします。
新規口座開設者は3ヶ月間ブロンズステージが保証されるため、早めに口座を開設しておくのがおすすめです。
また、主幹事案件は当選確率が高いため、主幹事情報をこまめにチェックして積極的に申し込みましょう。
SBI証券やマネックス証券など、他の証券会社でも同時に申し込むことで、当選チャンスを最大化できます。
はい、SMBC日興証券ではNISAとiDeCoの両方を利用できます。
NISAは、つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しており、投資信託や国内株式、ETFなどが対象です。
iDeCoは「日興iDeCo」として提供されており、運営管理機関手数料は無料です。
NISAとiDeCoは併用可能で、それぞれ異なる税制優遇を受けられます。
NISAは運用益が非課税、iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税です。
両方を活用することで、効率的な資産形成が可能になります。
投資経験や目的によって異なります。
コストを抑えてIPO投資や少額投資を楽しみたい方には、ダイレクトコースがおすすめです。
手数料が安く、IPO優遇特典も利用できます。
一方、投資経験が少なく、専門家のアドバイスを受けながら慎重に投資したい方には、総合コースが適しています。
相続や贈与の相談もできるため、包括的な資産管理を求める方にも向いています。
ただし、総合コースは手数料が高く、IPO配分も資産残高が重視されるため、一般の投資家にはダイレクトコースの方が有利でしょう。
いいえ、SMBC日興証券では口座開設手数料も口座維持費も一切かかりません。
取引をしなくても費用は発生しないため、IPO抽選専用の口座として開設しておくことも可能です。
ただし、長期間取引がない場合、休眠口座として扱われることがあります。その場合でも費用はかかりませんが、再度取引を始める際に手続きが必要になる場合があります。
はい、他の証券会社からSMBC日興証券へ株式や投資信託を移管することができます。
移管手続きは、SMBC日興証券に「特定口座内保管上場株式等移管依頼書」を提出することで行います。
移管元の証券会社にも連絡が必要です。
移管には通常2〜3週間程度かかります。
移管手数料は移管元の証券会社によって異なり、無料の場合もあれば数千円かかる場合もあります。
NISA口座の移管も可能ですが、年単位での移管となるため、タイミングに注意が必要です。
投資には元本割れのリスクがあり、含み損が出ることもあります。
重要なのは、感情的にならず冷静に対処することです。
短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で保有を続けるのが基本です。
ただし、企業の業績が大きく悪化した場合や、投資判断が誤っていたと気づいた場合は、損切りも選択肢の一つです。
分散投資をしておくことで、一つの銘柄の損失が全体に与える影響を抑えられます。
不安な場合は、総合コースの担当者に相談するのも良いでしょう。
SMBC日興証券は、三井住友フィナンシャルグループの一員として信頼性が高く、IPO主幹事実績が豊富な大手証券会社です。
2024年は52社のIPOを取り扱い、主幹事は23社と業界トップクラスの実績を誇ります。
ダイレクトコースなら、IPO優遇特典で当選確率を高められるのが大きな魅力です。
100円から投資できるキンカブや、dポイントで株が買える日興フロッギーなど、初心者にも優しいサービスが充実しています。
信用取引手数料が完全無料なのも、他社にはない強みです。
一方で、現物取引の手数料はネット専業証券と比べると高めで、クレカ積立に対応していない点はデメリットと言えます。
SMBC日興証券が向いているのは、IPO投資をメインで行いたい方、少額から分散投資を始めたい初心者、dポイントを活用したい方、大手証券の安心感を重視する方です。
複数の証券口座を使い分けることで、各社の強みを活かした効率的な投資が可能になります。
SBI証券や楽天証券と併用し、IPO応募はSMBC日興証券、投資信託の積立は他社という使い分けがおすすめです。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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