SBIハイブリッド預金とは|メリットと使い方を解説

「野村半導体」というファンド名を聞いて、気になっている方も多いのではないでしょうか。
正式には「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」といい、世界の半導体関連企業に投資できる投資信託です。
AI・5G・IoTの普及により半導体需要が拡大する中、このファンドは設定来でテンバガー(10倍)を達成したことでも注目を集めています。
しかし、信託報酬が年率1.65%と高めに設定されており、本当に投資する価値があるのか迷っている方も少なくありません。
この記事では、野村半導体の基本情報から運用実績、手数料、他の半導体ファンドとの比較まで、投資判断に必要な情報を網羅的に解説します。
半導体市場の基礎知識やリスク、購入方法についても分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
目次
野村半導体は、正式名称を「野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資)」といい、野村アセットマネジメントが運用する投資信託です。
世界の半導体関連企業の株式に投資することで、半導体市場の成長を取り込むことを目指しています。
野村半導体の基本情報を見ていきましょう。
設定日は2000年5月31日で、20年以上の運用実績を持つファンドです。
野村半導体の基本スペック
運用会社:野村アセットマネジメント(国内最大級の運用会社)
純資産総額:約3,000億円規模(2024年12月時点)
信託報酬:年率1.65%(税込)
購入時手数料:証券会社により異なる(多くのネット証券では無料)
決算:年1回(5月25日)
NISA対応:成長投資枠で購入可能(つみたて投資枠は対象外)
基準価額は設定来で10倍以上に成長し、テンバガーを達成したことで投資家の注目を集めました。
分配金は運用方針により再投資されることが基本で、複利効果を最大化する戦略をとっています。
野村半導体は、世界の半導体関連企業の株式に投資します。
具体的には、半導体の製造・販売を行う企業だけでなく、半導体製造装置メーカーや半導体材料メーカーなど、半導体バリューチェーン全体に投資しています。
運用方針のポイント
投資地域:世界各国(米国、台湾、韓国、日本、欧州など)
運用スタイル:アクティブ運用(ベンチマークを上回るリターンを目指す)
為替ヘッジ:原則として行わない
組入銘柄数:約50~80銘柄程度
主要組入銘柄:エヌビディア、TSMC、ASMLなど
地域配分は市場環境や企業の成長性を考慮して柔軟に調整されます。
ファンドマネージャーが企業の成長性や収益性を分析し、投資銘柄を選定する集中投資戦略により、高いリターンを狙います。
野村半導体の運用実績
野村半導体の運用実績を詳しく見ていきましょう。
過去のパフォーマンスを確認することで、ファンドの実力とリスクを理解することができます。
過去の実績は将来を保証するものではないことに注意が必要です
野村半導体の基準価額は、設定来で大きく成長しました。
2000年5月の設定時の基準価額は10,000円でしたが、2024年12月時点では100,000円を超える水準に達しています。
特に2020年から2024年にかけては、エヌビディアなどのGPUメーカーの株価が急騰し、ファンドの基準価額も大きく上昇しました。
ただし、半導体市場は循環性が高く、基準価額も大きく変動します。
野村半導体の期間別リターンを確認しましょう。
1年リターン(2023年12月~2024年12月)は約+45%で、AIブームによる半導体需要の拡大が追い風となりました。
| 期間 | リターン | 市場環境 |
| 1年(2023年12月~2024年12月) | 約+45% | AIブームによる半導体需要拡大 |
| 3年(2021年12月~2024年12月) | 年率約+25% | コロナ禍後の経済回復と5G・AI普及 |
| 5年(2019年12月~2024年12月) | 年率約+30% | 長期的な半導体市場の成長 |
| 設定来(2000年5月~2024年12月) | 年率約+10% | 20年以上の長期投資で資産を10倍以上に |
これらのリターンは分配金再投資ベースで計算されています。
ITバブル崩壊やリーマンショックなどの大きな下落局面を乗り越え、長期的には高いリターンを達成しています。
野村半導体はアクティブ運用型のファンドのため、ベンチマーク(MSCI世界半導体株指数)との比較が重要です。
過去の実績を見ると、多くの期間でベンチマークを上回るリターンを達成しています。
直近5年間では、ベンチマークの年率リターンが約+28%であるのに対し、野村半導体は約+30%と、年率で約2%の超過収益を実現しました
ただし、全ての期間でベンチマークを上回っているわけではありません。
2022年の調整局面では、ベンチマークを若干下回る時期もありました。
長期的に見ると、野村半導体はベンチマークを安定的に上回る傾向があり、ファンドマネージャーの銘柄選択能力が評価できます。
手数料はいくら?
投資信託を選ぶ際、手数料は重要な判断材料です。
手数料が高いと長期的なリターンが削られるため、コストとパフォーマンスのバランスを見極める必要があります。
購入時手数料は、ファンドを購入する際に証券会社に支払う手数料です。
野村半導体の購入時手数料は、上限で購入金額の3.3%(税込)と設定されていますが、実際の手数料は証券会社により異なります。
多くのネット証券では、購入時手数料を無料(ノーロード)で提供しています。SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券などの主要ネット証券では、野村半導体を購入時手数料無料で購入できます
一方、対面型の証券会社や野村證券などでは、購入時手数料が発生する場合があります。
例えば、100万円を投資する場合、3.3%の手数料だと33,000円が差し引かれ、実際の投資額は967,000円になります。
信託報酬は、ファンドを保有している間に日々差し引かれる運用管理費用です。
野村半導体の信託報酬は年率1.65%(税込)で、この費用は基準価額から自動的に差し引かれます。
ただし、野村半導体はベンチマークを上回るリターンを実現しており、信託報酬を支払ってもインデックス型を上回る成績を残しています。
アクティブ運用の価値が発揮されているかどうかは、信託報酬控除後のリターンで判断する必要があります。
投資信託には、信託報酬以外にも様々な費用がかかります。
これらを合計したものが「実質コスト」です。
実質コストの内訳
信託報酬:年率1.65%
売買委託手数料:ファンドが株式を売買する際の手数料
保管費用:外国株式を保管する際の費用
監査費用:監査法人への支払い
実質コスト合計:年率約1.8~2.0%程度
実質コストは運用報告書に記載されており、直近の実績では年率約1.8~2.0%程度となっています。
この水準が高いか低いかは、ファンドのパフォーマンスとの比較で判断する必要があります。
野村半導体と他の半導体ファンドを比較
野村半導体以外にも、半導体関連に投資できるファンドは複数あります。
それぞれの特徴を理解し、自分の投資目的に合ったファンドを選ぶことが重要です。
日本で購入できる主要な半導体ファンドを紹介します。
| ファンド名 | 運用タイプ | 信託報酬 | 特徴 |
| 野村半導体 | アクティブ | 年率1.65% | 世界の半導体関連企業、設定来テンバガー達成 |
| eMAXIS Neo 半導体・半導体製造装置 | インデックス | 年率0.792% | S&P Kensho Semiconductors Indexに連動 |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | インデックス | 年率0.7755% | テクノロジー大手10社に分散投資 |
| グローバルX 半導体関連-日本株式 ETF | ETF | 年率0.385% | 日本の半導体関連企業に投資 |
これらのファンドは、運用方針(アクティブ/インデックス)、投資対象(世界/日本)、コスト(信託報酬)が異なります。
自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選択することが大切です。
手数料・コストの比較は、長期投資において非常に重要です。
野村半導体の信託報酬は年率1.65%で、アクティブ運用型としては標準的ですが、インデックス型と比較すると高めです。
コスト面だけで見ると、インデックス型やETFが有利です。
しかし、野村半導体はアクティブ運用により、過去にベンチマークを上回るリターンを実現しています。
運用成績の比較では、過去のリターンを確認します。
野村半導体の5年リターンは年率約+30%で、高いパフォーマンスを実現しています。
| ファンド名 | 5年リターン | 特徴 |
| 野村半導体 | 年率約+30% | 設定来テンバガー達成、長期的な成長性 |
| eMAXIS Neo 半導体 | 年率約+28% | ベンチマークに忠実に連動、低コスト |
| iFreeNEXT FANG+ | 年率約+25% | テクノロジー大手10社に分散、やや控えめ |
過去のリターンを見ると、野村半導体とeMAXIS Neoが高いパフォーマンスを示しています。
過去の実績は将来を保証するものではなく、市場環境により結果は変わる可能性があります
投資対象と運用方針の違いも重要な比較ポイントです。
野村半導体は世界の半導体関連企業に投資し、アクティブ運用によりベンチマークを上回るリターンを目指します。
各ファンドの投資対象
野村半導体:世界の半導体関連企業、組入銘柄数約50~80銘柄
eMAXIS Neo:S&P Kensho Semiconductors Index連動、組入銘柄数約30~40銘柄
FANG+:テクノロジー大手10社(NVIDIA、Apple、Amazonなど)
グローバルX:日本の半導体関連企業(東京エレクトロン、レーザーテックなど)
投資対象の違いにより、リターンとリスクの特性が変わります。
世界の半導体市場全体に投資したい場合は野村半導体やeMAXIS Neo、テクノロジー大手全体に分散したい場合はFANG+、日本企業に投資したい場合はグローバルXが適しています。
半導体市場の基礎知識
半導体投資を検討する前に、半導体市場の基礎知識を理解しておくことが重要です。
投資対象を理解することで、リスクとリターンの判断がより正確になります。
半導体は、電気を通す「導体」と電気を通さない「絶縁体」の中間の性質を持つ物質です。
シリコンなどの材料を加工し、電気信号を制御する電子部品として利用されます。
現代の電子機器には欠かせない部品で、「産業の米」とも呼ばれています
半導体の主な用途は、スマートフォン、パソコン、サーバー、自動車、家電製品など多岐にわたります。
特に、CPU(中央演算処理装置)、GPU(画像処理装置)、メモリ(記憶装置)は、あらゆるデジタル機器の心臓部として機能しています。
近年では、AI(人工知能)の進化により、半導体の重要性がさらに高まっています。
半導体市場の成長を牽引する主要なドライバーは、AI(人工知能)、5G(第5世代移動通信システム)、IoT(モノのインターネット)です。
これらの技術革新により、半導体需要は今後も拡大すると予想されています。
半導体業界は、景気循環の影響を受けやすい「循環産業」です。
需要と供給のバランスにより、好況と不況を繰り返す「シリコンサイクル」と呼ばれる市場サイクルがあります。
半導体投資を行う際は、このサイクルを理解し、長期的な視点で投資することが重要です。
野村半導体で気をつけたい3つのリスク
投資信託には必ずリスクが伴います。
リスクを正しく理解し、自分のリスク許容度に合った投資判断をすることが重要です。
野村半導体は株式投資信託のため、元本保証はありません。
半導体関連企業の株価が下落すれば、ファンドの基準価額も下落し、投資元本を割り込む可能性があります。
半導体市場は成長性が高い一方、価格変動(ボラティリティ)も大きい特徴があります。過去の実績を見ると、リーマンショック時(2008年)には基準価額が半減し、2022年の調整局面でも約30%下落しました
元本割れのリスクを軽減するためには、長期投資が有効です。
野村半導体は設定来で10倍以上のリターンを実現していますが、これは20年以上の長期投資による結果です。
また、ポートフォリオ全体でリスク分散することも大切です。
野村半導体は、世界の半導体関連企業に投資するため、外貨建て資産を保有しています。
ファンドは原則として為替ヘッジを行わないため、為替変動の影響を直接受けます。
為替リスクをどう考えるかは、投資家の状況により異なります。
長期的には為替変動は相殺される傾向があるため、長期投資家にとっては過度に心配する必要はありません。
野村半導体の信託報酬は年率1.65%で、この費用は基準価額から日々差し引かれます。
長期投資では、この信託報酬が累積的に大きな影響を与える可能性があります。
例えば、100万円を20年間運用し、年率10%のリターンがあった場合を考えてみましょう。信託報酬がない場合、資産は約673万円になります。一方、年率1.65%の信託報酬がある場合、実質リターンは年率8.35%となり、資産は約497万円になります。差額は約176万円で、信託報酬により資産の約26%が失われる計算です
ただし、野村半導体はアクティブ運用により、過去にベンチマークを上回るリターンを実現しています。
信託報酬を支払っても、インデックス型ファンドを上回る成績を残せれば、コストに見合う価値があると言えます。
野村半導体の購入方法
野村半導体を実際に購入する方法を解説します。
NISA制度を活用することで、税制優遇を受けながら効率的に資産形成ができます。
野村半導体は、NISA制度の「成長投資枠」で購入できます。
成長投資枠は、年間240万円まで投資でき、非課税保有限度額は1,200万円(生涯)です。
野村半導体で得た利益(値上がり益・分配金)は非課税となり、税金を気にせず資産形成ができます
野村半導体は「つみたて投資枠」では購入できません。つみたて投資枠は、金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象で、野村半導体は信託報酬が高いため対象外となっています
野村半導体を購入する方法には、「積立投資」と「スポット購入」の2つがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあります。
| メリット | デメリット |
| 【積立投資】時間分散によりリスクを軽減。ドルコスト平均法により平均購入単価を抑える効果。自動購入で購入タイミングを迷わない | 【積立投資】相場が上昇し続ける場合、一括投資と比較するとリターンが劣る可能性。基準価額の変動により資産が減少するリスクはある |
| 【スポット購入】自分が投資したいタイミングで購入可能。割安と判断した時に一括購入で高いリターンを狙える。まとまった資金がある場合、運用期間を最大化 | 【スポット購入】購入タイミングの判断が難しい。高値で購入してしまうリスク。その後に基準価額が下落すると大きな含み損を抱える可能性 |
初心者の場合は、積立投資の方が安心して投資を続けやすいでしょう。
投資信託の購入タイミングは、多くの投資家が悩むポイントです。
野村半導体のような価格変動が大きいファンドでは、購入タイミングにより結果が大きく変わる可能性があります。
結論として、長期投資を前提とする場合は、「今すぐ投資を始める」ことが最も重要です。
購入タイミングを完璧に見極めることは不可能なので、積立投資で時間分散しながら、長期的な視点で資産形成を行いましょう。
野村半導体を購入できるおすすめの証券会社5社
野村半導体を購入する際、証券会社選びは重要です。
購入時手数料やサービス内容は証券会社により異なるため、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級のネット証券で、約1,500万口座を突破しています。
野村半導体の購入時手数料は無料で、投資元本を全額運用に回すことができます。
SBI証券の特徴
ポイントプログラムの充実:Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントのいずれかが貯まる
投資信託の取扱本数:約2,600本と業界トップクラス
NISA口座の開設:マイナンバーカードがあれば最短翌営業日で取引開始
スマホアプリ:使いやすく、外出先でも簡単に取引や資産状況の確認が可能
貯まったポイントは投資信託の購入に利用でき、効率的な資産形成が可能です。
投資初心者から上級者まで、幅広い層におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、約1,200万口座を持つ大手ネット証券です。
野村半導体の購入時手数料は無料で、投資信託の取扱本数は約2,550本と豊富です。
楽天証券の特徴
楽天ポイントで投資信託を購入可能:現金を使わずに投資を始められる
保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる:貯まったポイントをさらに投資に回せる
楽天カード積立:積立額の最大1%の楽天ポイントが貯まる(上限月5万円)
NISA口座でも楽天カード積立が利用可能
楽天グループのサービスを利用している方に特におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、約270万口座を持つネット証券で、米国株投資に強みがあります。
野村半導体の購入時手数料は無料で、投資信託の取扱本数は約1,800本です。
マネックス証券の特徴
米国株の取扱銘柄数:約5,000銘柄と業界トップクラス
為替手数料:業界最安水準で米国株投資のコストを抑えられる
マネックスカード積立:積立額の1.1%のマネックスポイントが貯まる(上限月5万円)
ポイント交換:dポイントやAmazonギフト券に交換可能
米国株と投資信託を組み合わせて投資したい方におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、約160万口座を持ちます。
野村半導体の購入時手数料は無料で、投資信託の取扱本数は約1,900本です。
松井証券の特徴
電話やチャットでのサポートが手厚い:専門のオペレーターが丁寧に説明
土日も相談窓口が開いている:仕事が忙しい方でも安心して相談可能
25歳以下の株式取引手数料が無料:若年層の資産形成を応援
NISA口座の開設:最短即日で完了
サポート体制が充実しており、投資初心者におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約550万口座 |
| 取引手数料 | 現物取引:152円~78,571円 信用取引:1注文あたり524円 |
| 投資信託 | 約900本 |
| ミニ株(単元未満株) | 対応(まめ株) ※詳細不明 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 4カ国 米国株:約850銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間46銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間16社(2024年実績) |
| ポイントサービス | 野村ポイント |
| 口座開設スピード | 最短5営業日 |
| 取引ツール(PC) | Webアプリ |
| スマホアプリ | Webアプリ |
野村證券は、野村半導体の運用会社である野村アセットマネジメントと同じ野村ホールディングスグループの証券会社です。
約550万口座を持ち、対面型証券会社としては国内最大級です。
野村證券の特徴
対面での相談が可能:支店に足を運べば専門の担当者がポートフォリオ全体の相談に対応
総合的な資産運用のアドバイス:債券や保険など、幅広い金融商品の相談が可能
運用会社直営の安心感:野村アセットマネジメントと同じグループ
野村證券では購入時手数料が発生する場合があります。また、信託報酬とは別に、運用管理費用が発生することもあります。コストを重視する場合は、ネット証券の方が有利です
専門家のアドバイスを受けながら投資したい方には、野村證券が適しています。
野村半導体はどんな人におすすめ?
野村半導体が自分に合ったファンドかどうかを判断するポイントを解説します。
投資目的やリスク許容度により、適したファンドは異なります。
野村半導体は、半導体市場の成長を取り込みたい人におすすめです。
AI、5G、IoT、自動運転などの技術革新により、半導体需要は今後も拡大すると予想されています。
特に、生成AIの普及により、データセンター向けの高性能GPUの需要が急増しています。エヌビディア、AMD、TSMCなどの半導体企業は、この需要を取り込んで高い成長を実現しています
また、自動車の電動化・自動運転化により、車載半導体の需要も増加しています。
半導体市場は循環性が高く、短期的には価格変動が大きくなりますが、長期的には成長が期待できる分野です。
野村半導体は、長期保有でリターンを狙いたい人におすすめです。
設定来でテンバガー(10倍)を達成した実績があり、長期的には高いリターンが期待できます。
長期保有でリターンを狙いたい人には、NISA口座での購入をおすすめします。
野村半導体は、ポートフォリオの一部として組み入れたい人におすすめです。
半導体セクターは成長性が高い一方、価格変動も大きいため、ポートフォリオ全体の一部(10~20%程度)として組み入れることで、リスクとリターンのバランスを取ることができます。
ポートフォリオ例
リスク許容度が高い若年層(20~30代):ポートフォリオの20~30%を野村半導体に配分、残りを全世界株式インデックスファンドに投資
リスク許容度が低い中高年層(50~60代):10%程度に抑え、残りを債券ファンドや安定的な資産に配分
定期的にリバランス(資産配分の調整)を行うことも重要です。
野村半導体が向いていない人もいます。
よくある質問(Q&A)
野村半導体に関するよくある質問をまとめました。
投資判断の参考にしてください。
野村半導体は設定来でテンバガーを達成し、基準価額が大きく上昇しているため、「今から買っても遅いのでは?」と心配する方も多いでしょう。
結論から言うと、長期投資を前提とする場合、今から買っても遅くはありません。
半導体市場は今後も成長が期待されています。AI、5G、IoT、自動運転などの技術革新により、半導体需要は長期的に拡大すると予想されています。
ただし、短期的には調整局面が訪れる可能性もあります。基準価額が高値圏にある場合は、一度に全額投資するのではなく、積立投資で時間分散することをおすすめします。
野村半導体は、原則として分配金を出さない方針です。
決算は年1回(5月25日)ですが、分配金は運用方針により再投資されることが基本です。
これは、分配金を出すと課税されるため、再投資することで複利効果を最大化する戦略です。
分配金が出ないことをデメリットと感じる方もいますが、長期的には再投資型の方が有利です。
野村半導体は、NISA制度の「つみたて投資枠」では購入できません。
つみたて投資枠は、金融庁が定めた基準(信託報酬が一定以下、販売手数料無料など)を満たす投資信託のみが対象です。
野村半導体は信託報酬が年率1.65%と高いため、つみたて投資枠の対象外となっています。
ただし、「成長投資枠」では購入できます。
野村半導体は、いつでも解約(売却)できます。
証券会社のサイトやアプリから解約注文を出すと、通常は翌営業日の基準価額で売却され、数営業日後に代金が口座に入金されます。
解約手数料(信託財産留保額)はかかりません。
短期的な売買を繰り返すことはおすすめしません。野村半導体は長期投資を前提としたファンドで、短期的な価格変動に動揺して売却すると、長期的なリターンを逃す可能性があります
野村半導体をポートフォリオの何%まで組み入れるかは、リスク許容度により異なります。
一般的には、サテライト投資として10~20%程度の配分が推奨されます。
半導体セクターは成長性が高い一方、価格変動も大きいため、集中投資は避けるべきです。
利益が出た時に利益確定すべきかどうかは、投資目的により異なります。
長期的な資産形成が目的の場合、短期的な利益確定は避けるべきです。
ただし、ポートフォリオ全体のバランスが崩れた場合は、リバランス(資産配分の調整)として一部を売却することは合理的です。
野村半導体は、世界の半導体関連企業に投資できる投資信託で、設定来でテンバガーを達成した実績があります。
AI、5G、IoTなどの技術革新により、半導体市場は今後も成長が期待されており、長期的な資産形成の選択肢として魅力的です。
ただし、信託報酬が年率1.65%と高めで、価格変動も大きいため、長期投資を前提とし、ポートフォリオの一部として組み入れることが推奨されます。
他の半導体ファンドと比較し、自分の投資目的やリスク許容度に合った選択をすることが重要です。
NISA制度の成長投資枠を活用することで、税制優遇を受けながら効率的に資産形成ができます。
購入時手数料が無料のネット証券を選び、積立投資で時間分散することで、リスクを軽減しながら半導体市場の成長を取り込むことができます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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