ネット証券の乗っ取り被害って保証されるの?2025年最新の補償内容と対策法を徹底解説

楽天証券で投資信託を始めたいけれど、どの銘柄を選べばいいか分からないとお悩みではありませんか。
楽天証券は約2,550本もの投資信託を取り扱っており、100円から積立投資が可能です。
さらに楽天ポイントで投資できるうえ、クレカ積立でポイントも貯まる仕組みが整っています。
この記事では、楽天証券の投資信託の特徴から人気ランキング、投資対象別のおすすめ銘柄まで詳しく解説します。
NISAの活用法や楽天ポイント・クレカ積立の使い方も分かりやすく説明しますので、初めての方も安心して始められます。
自分に合った投資信託を見つけて、長期的な資産形成を始めましょう。
目次
楽天証券の投資信託とは?
楽天証券の投資信託は、少額から始められて楽天経済圏のメリットを活かせる資産運用サービスです。
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を専門家が運用し、その成果を分配する金融商品を指します。
楽天証券では約2,550本もの投資信託を取り扱っており、国内外の株式や債券、不動産など幅広い投資対象から選べます。
100円という少額から積立投資を始められるため、投資初心者でも気軽にスタートできる点が大きな特徴です。
楽天証券で投資信託を購入する最大のメリットは、楽天ポイントを使って投資できることです。
楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まったポイントを、そのまま投資信託の購入代金に充てられます。
現金を使わずに投資を始められるため、投資へのハードルが大きく下がります
クレカ積立も大きな魅力です。
楽天カードで投資信託の積立代金を支払うと、積立額に応じて0.5%~1.0%のポイント還元を受けられます。
毎月5万円を積み立てた場合、年間で最大6,000ポイントが貯まる計算になります。
さらに投信残高ポイントプログラムにより、一定の投資信託の残高に応じて毎月ポイントが付与されます。
保有しているだけでポイントが貯まるため、長期投資との相性が抜群です。
取引手数料のメリット
購入時手数料:原則無料(ノーロード)
信託報酬:業界最低水準の銘柄が多数
コストを抑えて長期的なリターンを最大化
楽天証券が取り扱う投資信託は約2,550本に上り、ネット証券の中でもトップクラスの品揃えです。
この中には、つみたて投資枠対象の投資信託が約200本含まれており、長期・積立・分散投資に適した低コスト商品が充実しています。
取扱銘柄の特徴として、eMAXIS Slimシリーズや楽天・プラスシリーズなど、信託報酬が年率0.1%以下の超低コストファンドが豊富に揃っています。
これらのインデックスファンドは、市場平均に連動する運用を目指すため、初心者にも分かりやすく人気があります。
自分のリスク許容度や投資目的に合わせて、最適な銘柄を選べる環境が整っています。
アクティブファンドも充実しており、市場平均を上回るリターンを目指す運用商品も選択可能です。
信託報酬はインデックスファンドより高めに設定されているため、コストとリターンのバランスを考慮する必要があります
楽天証券の投資信託ランキング
楽天証券で実際に多くの投資家が選んでいる投資信託を、買付金額ランキングと積立設定件数ランキングから見ていきましょう。
人気の高い銘柄には、投資家から支持される理由があります。
買付金額ランキングは、実際に購入されている金額の多い順に並べたものです。
このランキングには、まとまった資金で一括購入している投資家の動向が反映されています。
2025年の買付金額ランキング上位には、全世界株式や米国株式に投資するインデックスファンドが並んでいます。
特に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が圧倒的な人気を集めています。
これらの銘柄が支持される理由は、信託報酬の安さと分散効果の高さです
eMAXIS Slimシリーズは信託報酬が年率0.05%~0.1%程度と業界最低水準で、長期保有時のコスト負担を最小限に抑えられます。
楽天・プラスシリーズも上位にランクインしています。
「楽天・プラス・オールカントリー株式」や「楽天・プラス・S&P500インデックス」は、eMAXIS Slimシリーズと同等かそれ以下の信託報酬で提供されており、楽天証券ユーザーの間で注目を集めています。
| 順位 | ファンド名 | 投資対象 | 信託報酬(年率・税込) |
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | 0.05775% |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国株式 | 0.09372% |
| 3位 | 楽天・プラス・オールカントリー株式 | 全世界株式 | 0.0561% |
| 4位 | 楽天・プラス・S&P500インデックス | 米国株式 | 0.077% |
| 5位 | ニッセイ外国株式インデックスファンド | 先進国株式 | 0.09889% |
積立設定件数ランキングは、定期的に自動購入する設定をしている投資家の数を示します。
このランキングからは、長期的な資産形成を目指す投資家の選択傾向が分かります。
積立設定件数でも、全世界株式と米国株式のインデックスファンドが上位を独占しています。
特に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、積立投資家からの圧倒的な支持を集めています。
積立投資では、ドルコスト平均法により購入タイミングを分散できるメリットがあります
価格が高い時には少なく、安い時には多く購入することで、平均購入単価を抑える効果が期待できます。
つみたて投資枠対応の銘柄が上位に多いのも特徴です。
金融庁が定める基準をクリアした長期・積立・分散投資に適した商品が選ばれており、投資初心者でも安心して選べる銘柄が人気を集めています。
バランス型ファンドも一定の支持を得ています。
株式と債券を組み合わせた商品は、値動きが比較的穏やかで、リスクを抑えたい投資家に選ばれています。
| 順位 | ファンド名 | 投資対象 | つみたて投資枠 |
| 1位 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 全世界株式 | 対応 |
| 2位 | eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 米国株式 | 対応 |
| 3位 | 楽天・プラス・オールカントリー株式 | 全世界株式 | 対応 |
| 4位 | 楽天・プラス・S&P500インデックス | 米国株式 | 対応 |
| 5位 | eMAXIS Slim バランス(8資産均等型) | バランス型 | 対応 |
投資信託を選ぶ際には、いくつかの重要な判断基準があります。
ここでは、初心者でも分かりやすい5つのポイントを解説します。
信託報酬とは、投資信託を保有している間、運用会社や販売会社に支払う手数料のことです。
年率で表示され、保有資産から毎日自動的に差し引かれます。
信託報酬は長期投資において大きな影響を及ぼします。例えば100万円を年率5%で20年間運用した場合、信託報酬が0.1%と1.0%では最終的な資産額に約30万円もの差が生まれます
インデックスファンドの信託報酬は年率0.05%~0.2%程度が一般的です。
eMAXIS Slimシリーズや楽天・プラスシリーズは、業界最低水準の信託報酬を実現しており、長期保有に適しています。
アクティブファンドは信託報酬が年率1%前後と高めですが、市場平均を上回るリターンを目指す運用を行います。
ただし、実際に市場平均を上回り続けるファンドは限られるため、コストに見合う成果が出ているか確認が必要です。
投資信託は投資対象によって、リスクとリターンの特性が大きく異なります。
自分の投資目的やリスク許容度に合った投資対象を選ぶことが重要です。
純資産総額とは、その投資信託に集まっている資金の総額を指します。
純資産総額が大きいファンドほど、安定した運用が期待できます。
純資産総額が小さいファンドは、償還(運用終了)のリスクがあります。一般的に純資産総額が30億円を下回ると償還の可能性が高まるとされており、長期投資には不向きです
目安として、純資産総額100億円以上のファンドを選ぶと安心です。
人気の高いeMAXIS Slimシリーズや楽天・プラスシリーズは、純資産総額が数千億円規模に達しており、安定性が高いと言えます。
純資産総額が増加傾向にあるかも確認ポイントです。
資金が継続的に流入しているファンドは、多くの投資家から支持されている証拠であり、運用の安定性も期待できます。
トータルリターンとは、一定期間における投資信託の収益率を示す指標です。
値上がり益と分配金を合わせた総合的なリターンを表します。
運用実績を確認する際は、1年、3年、5年といった複数の期間で比較することが大切です。
短期的な成績だけでなく、長期的に安定したリターンを出しているかを見極めましょう。
インデックスファンドの場合、連動を目指す指数(ベンチマーク)との乖離が小さいほど優秀です。
トラッキングエラー(乖離率)が小さいファンドは、効率的な運用ができていると判断できます。
過去の運用実績は、将来のリターンを保証するものではありません。あくまで参考情報として活用し、他の選定基準と合わせて総合的に判断することが重要です
投資信託は運用方針によって、インデックスファンドとアクティブファンドの2種類に大きく分けられます。
それぞれの特徴を理解して選びましょう。
インデックスファンドは、日経平均株価やS&P500などの市場指数に連動する運用を目指します。
市場全体に投資するため、個別銘柄の選定が不要で、信託報酬が低く抑えられています。
長期・積立・分散投資に適しており、初心者にもおすすめです
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが独自の判断で銘柄を選定し、市場平均を上回るリターンを目指します。
専門家の知見を活用できる一方、信託報酬が高く、必ずしも市場平均を上回るとは限りません。
統計的には、長期的に市場平均を上回り続けるアクティブファンドは少数です。
金融庁の資料でも、長期・積立・分散投資にはインデックスファンドが推奨されています。
投資対象別のおすすめ投資信託10選
ここでは投資対象別に、楽天証券で購入できるおすすめの投資信託を具体的に紹介します。
自分の投資目的やリスク許容度に合った銘柄を見つけましょう。
全世界株式型は、先進国から新興国まで世界中の株式に幅広く投資する商品です。
地域分散が最も効いており、特定の国や地域のリスクを分散できます。
「これ1本で世界中に投資できる」という手軽さから、投資初心者に特に人気があります
リバランス(資産配分の調整)も自動的に行われるため、メンテナンスの手間がかかりません。
楽天・プラス・オールカントリー株式は、MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動する運用を目指すファンドです。
先進国と新興国を含む約50カ国、約3,000銘柄に分散投資できます。
信託報酬は年率0.0561%(税込)と業界最低水準で、eMAXIS Slimシリーズよりもわずかに低いコストを実現しています。
楽天証券で購入する場合、この低コストが大きな魅力となります。
世界経済の成長に合わせて資産を増やしたい人に適しています。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、楽天証券で最も人気のある投資信託の1つです。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動し、信託報酬は年率0.05775%(税込)と非常に低コストです。
純資産総額は3兆円を超える規模に成長しており、多くの投資家から支持されています。
つみたて投資枠にも対応しているため、NISA口座での長期積立投資に最適です。
三菱UFJアセットマネジメントが運用しており、運用会社の信頼性も高い点が特徴です。「迷ったらこれ」と言われるほど、投資初心者から上級者まで幅広く選ばれています
米国株式型は、世界最大の経済大国である米国の株式市場に投資する商品です。
Apple、Microsoft、Amazon、Google、Teslaなど、世界をリードする企業に投資できます。
過去数十年の実績を見ると、米国株式市場は高いリターンを示してきました。
米国経済への集中投資となるため、全世界株式型よりもリスクは高くなります
楽天・プラス・S&P500インデックスは、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する運用を目指します。
米国の主要500社に分散投資でき、信託報酬は年率0.077%(税込)と低コストです。
S&P500は、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしており、米国経済全体の動向を反映します。
Apple、Microsoft、Amazon、Googleなど、世界的なIT企業が上位を占めています。
楽天証券ユーザーにとっては、楽天ポイントで購入できる点も魅力です。クレカ積立と組み合わせることで、効率的にポイントを貯めながら資産形成ができます
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、楽天証券の買付金額ランキングで常に上位に入る人気商品です。
信託報酬は年率0.09372%(税込)と非常に低く、長期保有に適しています。
純資産総額は5兆円を超える規模に達しており、国内最大級の投資信託となっています。
つみたて投資枠にも対応しているため、NISA口座での積立投資に最適です。
S&P500は過去の長期データで見ると、年平均約10%のリターンを示してきました。ただし短期的には大きく値下がりする局面もあるため、長期投資の視点が重要です
先進国株式型は、日本を除く先進国の株式に投資する商品です。
米国が約70%を占めるため、実質的には米国株式と欧州株式の組み合わせとなります。
ニッセイ外国株式インデックスファンドは、MSCI コクサイ・インデックスに連動する運用を目指します。
信託報酬は年率0.09889%(税込)と低コストで、つみたて投資枠にも対応しています。
米国一極集中を避けつつ、先進国の成長を取り込みたい人に適しています。
純資産総額も5,000億円を超えており、安定した運用が期待できます。
新興国株式型は、中国、インド、ブラジル、台湾などの新興国に投資する商品です。
高い経済成長が期待できる一方、政治・経済の不安定さからリスクも高くなります
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは、MSCI エマージング・マーケット・インデックスに連動する運用を目指します。
信託報酬は年率0.1518%(税込)と、新興国株式型としては低コストです。
新興国は先進国よりも値動きが大きいため、ポートフォリオの一部として組み入れる使い方が一般的です。
全資産の10%~20%程度を目安に検討しましょう。
バランス型は、株式と債券を組み合わせた商品です。
株式だけに投資するよりも値動きが穏やかで、リスクを抑えたい人に適しています。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITの8つの資産に12.5%ずつ均等に投資します。
信託報酬は年率0.143%(税込)と低コストで、つみたて投資枠にも対応しています。
1本で幅広い資産に分散投資できるため、初心者でも扱いやすい商品です
株式100%の商品と比べると、長期的なリターンは低くなる傾向があります
アクティブ型は、ファンドマネージャーが独自の判断で銘柄を選定し、市場平均を上回るリターンを目指す商品です。
専門家の知見を活用できる一方、信託報酬は高めに設定されています。
ひふみプラスは、国内外の成長企業に投資するアクティブファンドです。
中小型株を中心に投資し、独自のリサーチに基づいて銘柄を厳選しています。
信託報酬は年率1.078%(税込)です。
過去には市場平均を大きく上回る実績を残した時期もありましたが、近年は市場平均並みの成績となっています。
アクティブファンドは運用成績が変動しやすいため、定期的に実績を確認することが重要です。コストに見合うリターンが得られているか、慎重に判断しましょう
全世界株式と米国株式を比較
投資信託を選ぶ際、全世界株式と米国株式のどちらにするか迷う人は多いです。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った選択をしましょう。
全世界株式の最大のメリットは、地域分散が最も効いていることです。
先進国から新興国まで世界中の株式に投資するため、特定の国や地域の経済悪化による影響を受けにくくなります。
「これ1本で完結する」という手軽さも魅力です。世界経済全体の成長に連動するため、どの地域が成長するか予測する必要がありません
自動的にリバランスされるため、メンテナンスの手間もかかりません。
デメリットとしては、米国株式と比べて過去のリターンがやや低い点が挙げられます。
新興国や日本など、成長が鈍い地域も含まれるためです。
米国の比率が約60%と高いため、実質的には米国株式に近い値動きをする傾向があります
米国株式の最大のメリットは、過去の高いリターン実績です。
S&P500は過去数十年で年平均約10%のリターンを示しており、長期投資で大きな資産形成が期待できます。
世界をリードする企業に投資できる点も魅力です。
Apple、Microsoft、Amazon、Google、Teslaなど、世界的なIT企業や革新的な企業が米国市場に集中しています。
これらの企業の成長を直接取り込めます
デメリットは、米国経済への集中リスクです。
米国経済が低迷した場合、資産全体が大きく影響を受けます。また為替リスクもあり、円高になると円換算での資産価値が目減りする可能性があります
全世界株式と米国株式のどちらを選ぶかは、投資方針とリスク許容度によって判断しましょう。
明確な正解はなく、どちらも長期投資に適した選択肢です。
初めて投資信託を購入する人や、シンプルに運用したい人には全世界株式がおすすめです。
地域分散が効いており、世界経済全体の成長を取り込めます。
「迷ったらこれ」という選択肢として適しています
米国経済の成長性を信じる人や、より高いリターンを狙いたい人には米国株式が適しています。
集中リスクがあるため、他の資産と組み合わせることも検討しましょう
両方を組み合わせる方法もあります。
例えば全世界株式70%、米国株式30%のように配分することで、地域分散を保ちつつ米国への投資比率を高められます。
自分のリスク許容度に合わせて、柔軟に調整しましょう。
| 比較項目 | 全世界株式 | 米国株式 |
| 地域分散 | 約50カ国に分散 | 米国のみ |
| 過去リターン | 年平均約8% | 年平均約10% |
| リスク | 中程度 | やや高め |
| 向いている人 | 初心者、シンプル運用希望者 | 米国経済の成長性を信じる人 |
楽天証券のNISA活用法
NISA(少額投資非課税制度)を活用することで、投資で得た利益が非課税になります。
楽天証券でNISAを使って投資信託を購入する方法を解説します。
つみたて投資枠は、長期・積立・分散投資に適した投資信託を対象とした制度です。
年間120万円まで投資でき、非課税保有期間は無期限です。
つみたて投資枠で選ぶべき銘柄は、信託報酬が低く、長期保有に適したインデックスファンドです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)や楽天・プラス・オールカントリー株式が特におすすめです。
毎月の積立額は、無理のない範囲で設定しましょう。
年間120万円の枠を使い切るには月10万円の積立が必要ですが、まずは月1万円~3万円程度から始めて、徐々に増やしていく方法も有効です。
楽天証券では、楽天カードでのクレカ積立が可能です。月5万円までクレカ積立ができ、0.5%~1.0%のポイント還元を受けられます
つみたて投資枠と組み合わせることで、効率的にポイントを貯めながら資産形成ができます。
成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広い商品に投資できる制度です。
年間240万円まで投資でき、一括購入も可能です。
成長投資枠では、つみたて投資枠対象外の商品も購入できます。
例えば、アクティブファンドや特定のテーマに投資する商品など、より多様な選択肢があります。
ただし初心者の場合は、成長投資枠でもつみたて投資枠対象の低コストインデックスファンドを選ぶのが無難です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)や楽天・プラス・S&P500インデックスなどが適しています。
まとまった資金がある場合は、成長投資枠で一括購入する方法もあります。ただし購入タイミングを分散するため、何回かに分けて購入することも検討しましょう
つみたて投資枠と成長投資枠は併用できます。
非課税保有限度額は合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)です。
基本的な使い分けとしては、つみたて投資枠で毎月コツコツ積立投資を行い、余裕資金がある場合に成長投資枠を活用する方法がおすすめです。
つみたて投資枠の年間120万円を使い切った後、成長投資枠で追加投資する形です。
つみたて投資枠では全世界株式、成長投資枠では米国株式というように、投資対象を分ける方法もあります。
これにより、地域分散を保ちつつ、米国への投資比率を高められます。
NISA口座は1人1口座しか開設できません。楽天証券でNISA口座を開設する場合は、他の金融機関でNISA口座を持っていないことを確認しましょう
楽天ポイント・クレカ積立の活用法
楽天証券の大きな魅力は、楽天ポイントを使って投資できることと、クレカ積立でポイントが貯まることです。
これらの仕組みを最大限活用しましょう。
楽天証券では、楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まった楽天ポイントを、投資信託の購入代金に充てられます。
現金を使わずに投資を始められるため、投資へのハードルが大きく下がります
ポイント投資の設定は簡単です。
楽天証券のウェブサイトまたはアプリから、「ポイント設定」画面で利用するポイント数を指定するだけです。
1ポイント=1円として使用でき、1ポイントから利用可能です。
おすすめの使い方は、毎月の積立投資の一部をポイントで支払う方法です。
例えば月10,000円の積立のうち、500ポイントを使用すれば、実質的な現金負担は9,500円になります。
ポイント投資を行うことで、楽天市場でのポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象にもなります
楽天証券では、楽天カードで投資信託の積立代金を支払うことができます。
これをクレカ積立と呼び、積立額に応じてポイント還元を受けられます。
クレカ積立の上限額は月5万円です。
楽天プレミアムカードで月5万円を積み立てた場合、毎月500ポイント、年間で6,000ポイントが貯まる計算になります。
クレカ積立の設定方法は、楽天証券のウェブサイトまたはアプリから、積立設定画面で「楽天カードクレジット決済」を選択するだけです。
初回設定後は、毎月自動的に積立が実行されます。
投信残高ポイントプログラムは、一定の投資信託の残高に応じて、毎月ポイントが付与される制度です。
保有しているだけでポイントが貯まるため、長期投資との相性が抜群です
ポイント付与率は、投資信託の種類によって異なります。
一般的なインデックスファンドは年率0.02%~0.05%程度、アクティブファンドはより高い付与率が設定されている場合があります。
例えば残高100万円の投資信託を保有している場合、年率0.05%なら年間500ポイントが付与されます。
残高が増えるほど、付与されるポイントも増える仕組みです。
信託報酬が極めて低いファンド(eMAXIS Slimシリーズなど)は、ポイント付与の対象外となっている場合があります。ポイント付与率だけでなく、信託報酬とのバランスを考慮して銘柄を選びましょう
投資信託で気をつけたいリスクと注意点
投資信託は元本保証がなく、さまざまなリスクがあります。
リスクを正しく理解したうえで、投資判断を行いましょう。
投資信託の最も基本的なリスクは、元本割れの可能性があることです。
株式や債券などの価格は常に変動しており、購入時よりも価格が下がれば損失が発生します。
特に短期的には、市場の変動により大きく値下がりする局面があります。2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックでは、株式市場が30%~50%下落する場面がありました
ただし長期投資を行うことで、元本割れのリスクは大きく低減できます。
金融庁のデータによると、20年間の積立投資を行った場合、元本割れの確率はほぼゼロに近づくとされています。
短期的な価格変動に動揺せず、長期的な視点を持つことが重要です
信託報酬は、投資信託を保有している間、毎日自動的に差し引かれる手数料です。
一見すると年率0.1%や1.0%という数字は小さく見えますが、長期投資では大きな差となって現れます。
例えば100万円を年率5%で20年間運用した場合を考えてみましょう。
信託報酬が0.1%なら最終資産は約252万円、1.0%なら約220万円となり、約30万円もの差が生まれます。
信託報酬は複利で効いてくるため、運用期間が長くなるほど影響が大きくなります。長期投資を前提とする場合は、できるだけ信託報酬の低い銘柄を選ぶことが重要です
外国株式に投資する投資信託には、為替リスクがあります。
円高になると、外貨建ての資産価値が円換算で目減りします。
例えば米国株式に投資している場合、株価が10%上昇しても、同時に10%の円高が進めば、円換算での資産価値は変わりません。
逆に円安が進めば、株価上昇に加えて為替差益も得られます。
為替リスクを避けたい場合は、為替ヘッジ付きの投資信託を選ぶ方法もあります。
為替ヘッジにはコストがかかり、信託報酬が高くなる傾向があります。長期投資では為替変動も平準化されるため、為替ヘッジなしの商品が一般的です
投資信託の中には、定期的に分配金を支払う商品があります。
分配金には「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」の2種類があり、税金の扱いが異なります。
普通分配金は、運用益から支払われる分配金で、20.315%の税金がかかります。
元本払戻金は、投資家の元本を取り崩して支払われる分配金で、非課税です。
資産形成を目的とする場合は、分配金を受け取らずに再投資する「分配金再投資コース」を選ぶのがおすすめです
分配金を受け取ると税金が差し引かれるため、複利効果が減少します。
NISA口座で投資信託を保有している場合は、分配金も非課税です。ただし分配金が支払われると、その分だけ基準価額が下がるため、資産形成の効率は落ちます
楽天証券で投資信託を始めるための具体的な手順を解説します。
初めての方でも、スムーズに口座開設から購入まで進められます。
楽天証券の口座開設は、オンラインで完結します。
スマートフォンがあれば、最短翌営業日で口座開設が完了します。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなどが使用できます。
NISA口座は後からでも開設できますが、最初に申し込んでおくと手続きがスムーズです
口座開設が完了したら、実際に投資信託を購入してみましょう。
初回購入の手順を詳しく解説します。
初めての場合は、少額から始められる「積立注文」がおすすめです
はい、楽天証券では100円から投資信託を購入できます。積立投資の場合も、毎月100円から設定可能です。少額から始められるため、投資初心者でも気軽にスタートできます。まずは少額で始めて、慣れてきたら徐々に積立額を増やしていく方法がおすすめです。
eMAXIS Slimシリーズは三菱UFJアセットマネジメントが運用し、楽天・プラスシリーズは楽天投信投資顧問が運用しています。どちらも業界最低水準の信託報酬を実現しており、同じ指数に連動する商品であれば、運用成績もほぼ同じです。信託報酬を比較して、より低コストな方を選ぶとよいでしょう。
投資信託の売却注文を出してから、代金が口座に入金されるまで通常3~5営業日かかります。株式のように即日換金はできないため、急な資金需要には対応しにくい点に注意が必要です。生活防衛資金は別に確保したうえで、余裕資金で投資を行いましょう。
はい、積立額はいつでも変更できます。楽天証券のウェブサイトまたはアプリから、積立設定の変更画面で新しい積立額を入力するだけです。一時的に積立を停止することも可能です。ライフイベントに合わせて、柔軟に調整しましょう。
楽天証券が破綻しても、投資信託の資産は保護されます。投資信託は、証券会社の資産とは別に管理される「分別管理」が法律で義務付けられているためです。運用会社や信託銀行が保管しており、証券会社が破綻しても影響を受けません。
特定口座(源泉徴収あり)で取引している場合、確定申告は原則不要です。税金が自動的に差し引かれるためです。ただし複数の証券口座で損益通算したい場合や、医療費控除などで確定申告する場合は、投資信託の損益も申告できます。NISA口座の取引は非課税のため、確定申告は不要です。
全世界株式や米国株式のような分散が効いた投資信託を選んでいる場合、1本だけでも十分です。複数の銘柄を持つことで、かえって管理が煩雑になる可能性があります。ただし投資対象を分けたい場合(全世界株式と米国株式など)は、2~3本程度に分散する方法もあります。
市場が下落しても、慌てて売却せずに積立投資を継続することが重要です。下落時は同じ金額でより多くの口数を購入できるため、将来の上昇局面で大きなリターンにつながります。長期投資では、短期的な価格変動に一喜一憂せず、淡々と積立を続けることが成功の秘訣です。
はい、保有している投資信託を売却して、別の投資信託を購入することは可能です。ただし売却時に利益が出ている場合は、20.315%の税金がかかります(NISA口座は非課税)。頻繁に乗り換えるとコストがかさむため、最初に長期保有に適した銘柄を選ぶことが大切です。
はい、iDeCoとNISAは併用できます。どちらも税制優遇がある制度ですが、特徴が異なります。iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となる一方、60歳まで引き出せません。NISAは運用益が非課税で、いつでも引き出せます。老後資金はiDeCo、それ以外の資産形成はNISAという使い分けが一般的です。
楽天証券の投資信託は、約2,550本もの豊富な品揃えと100円からの少額投資、楽天ポイントの活用など、初心者から上級者まで幅広く利用できるサービスです。
特に楽天経済圏を活用している人にとっては、ポイント投資やクレカ積立で効率的に資産形成ができる魅力的な選択肢となります。
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