岡三オンラインの評判は?手数料や他社比較で選び方を解説

岡三オンラインの評判は?手数料や他社比較で選び方を解説

証券会社選びで迷っている方にとって、岡三オンラインは気になる選択肢の一つではないでしょうか。

100年近い歴史を持つ岡三証券グループが運営するネット証券として、信頼性と利便性を兼ね備えています。

特にIPO投資での事前入金不要や、100万円以下の取引手数料無料といった独自のメリットが注目されています。

一方で、投資信託の取扱本数や外国株の選択肢については、他社と比べて限定的という声もあります。

この記事では、岡三オンラインの手数料体系、メリット・デメリット、他社との比較を通じて、あなたに合った証券会社選びをサポートします。

口座開設を検討している方も、他社と比較したい方も、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 岡三オンラインは100万円以下の取引手数料が無料で、IPO投資の事前入金も不要
  • 投資信託の本数や外国株の選択肢は他社より少ないが、取引ツールと情報提供は充実
  • 少額投資家やIPO投資を重視する方におすすめのネット証券
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

岡三オンラインとは|特徴と基本情報

岡三オンラインは、岡三証券グループが運営するネット証券です。対面証券の岡三証券とは別のサービスとして、インターネット取引に特化した低コストな投資環境を提供しています。

岡三証券グループが運営するネット証券

岡三オンラインは、岡三証券グループの一員として2006年にサービスを開始しました。対面証券の岡三証券が持つ豊富な情報力と、ネット証券ならではの低コストを両立させた証券会社です。

株式取引、投資信託、先物・オプション取引など、幅広い金融商品を取り扱っています。特に現物株式や信用取引では、1日の約定代金100万円以下なら手数料無料という定額プランが魅力です。

岡三証券グループの情報力を活かし、岡三アナリストによる銘柄レポートや市場情報も無料で利用できます。ネット証券でありながら、対面証券のサポートも受けられる点が他社にない特徴と言えるでしょう。

100年近い歴史を持つ老舗の信頼性

岡三証券グループは1923年に創業し、100年近い歴史を持つ老舗証券会社です。

長年にわたり日本の資本市場を支えてきた実績があり、投資家からの信頼も厚いです。

金融商品取引業者として関東財務局長(金商)第52号の登録を受けており、日本投資者保護基金にも加入しています。万が一、証券会社が破綻した場合でも、1,000万円までの資産は保護される仕組みです。

老舗ならではの安定した経営基盤と、ネット証券としての利便性を兼ね備えた証券会社として、初心者から上級者まで幅広い投資家に選ばれています。

口座開設数と預り資産の実績

岡三オンラインの口座数は約68万口座に達しており、多くの投資家に利用されています。ネット証券としては中堅規模ですが、着実に口座数を伸ばしています。

預り資産の詳細は公表されていませんが、岡三証券グループ全体としては大手証券会社の一角を占める規模です。グループ全体の信用力を背景に、安心して資産を預けられる環境が整っています。

口座開設は3~5営業日で完了し、スマホからの申込みにも対応しています。本人確認書類とマイナンバー書類を提出すれば、オンラインで手続きが完結します。

岡三オンラインと岡三証券の違い|どちらを選ぶべき?

岡三オンラインと岡三証券は、同じ岡三証券グループですが、サービス内容や手数料体系が大きく異なります。自分の投資スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

対面サービスとネット取引の違い

岡三証券は対面型の証券会社で、店舗や担当者を通じて投資の相談やアドバイスを受けられます。一方、岡三オンラインはインターネット専業のネット証券で、自分で判断して取引を行うスタイルです。

対面サービスの岡三証券では、担当者が銘柄選びや投資戦略について助言してくれます。投資初心者や、専門家の意見を聞きながら投資したい方に向いています。

岡三オンラインは、自分で情報を集めて判断できる方や、手数料を抑えたい方におすすめです。取引ツールや情報提供は充実しているため、自己判断での投資に慣れている方なら十分活用できます。

手数料の差はどれくらい?

手数料は両社で大きく異なります。岡三証券の対面サービスでは、株式取引の手数料が約定代金の1%前後かかることが一般的です。100万円の取引なら約1万円の手数料が発生します。

一方、岡三オンラインの定額プランでは、1日の約定代金が100万円以下なら手数料無料です。同じ100万円の取引でも、手数料がかからないため、コスト面で大きな差があります。

対面サービスでは担当者のサポートや投資助言が受けられるため、手数料には付加価値が含まれています。

自分で判断できる方はネット証券、サポートが必要な方は対面証券を選ぶとよいでしょう。

どんな人にどちらが向いている?

項目 岡三オンライン 岡三証券(対面)
向いている人 自分で判断できる投資家、手数料を抑えたい方 投資初心者、専門家の助言がほしい方
手数料 100万円以下無料(定額プラン) 約定代金の1%前後
サポート 電話・メールサポート 担当者による対面サポート
取引方法 インターネット・スマホアプリ 店舗・電話・インターネット
情報提供 岡三アナリストレポート、取引ツール 担当者からの情報提供、アナリストレポート

どちらか迷う場合は、まず岡三オンラインで口座を開設し、必要に応じて岡三証券の対面サービスも併用する方法もあります。グループ内なので、両方の口座を持つことも可能です。

岡三オンラインの手数料は安い?3つのプランを比較

岡三オンラインの手数料体系は、定額プラン、ワンショットプラン、25歳以下無料の3つから選べます。取引スタイルに合わせて最適なプランを選ぶことで、手数料を大幅に抑えられます。

定額プラン|100万円まで無料の仕組み

定額プランは、1日の約定代金の合計額に応じて手数料が決まるプランです。1日の約定代金が100万円以下なら、現物取引も信用取引も手数料が無料になります。

例えば、1日に30万円の株を3回買っても、合計90万円なので手数料は0円です。複数回取引する方や、少額で頻繁に売買する方にとって非常に有利なプランと言えます。

100万円を超えた場合の手数料は以下の通りです。

100万円超の手数料

100万円超~200万円以下:1,500円(税込)

200万円超~300万円以下:2,000円(税込)

以降、100万円ごとに500円ずつ加算

信用取引も同様の手数料体系で、現物取引と信用取引の約定代金は合算されます。1日100万円以下の取引が中心なら、定額プランが最もお得です。

岡三オンライン:手数料

ワンショットプラン|取引ごとの手数料

ワンショットプランは、1回の取引ごとに手数料がかかるプランです。取引回数が少ない方や、1回の取引金額が大きい方に向いています。

現物取引の手数料は以下の通りです。

ワンショットプラン手数料

10万円以下:108円(税込)

20万円以下:220円(税込)

50万円以下:385円(税込)

100万円以下:660円(税込)

150万円以下:1,100円(税込)

300万円以下:1,650円(税込)

300万円超:約定代金の0.165%(税込)

信用取引の手数料も同様の体系ですが、若干異なる部分があります。1日1回だけ取引する場合や、大口の取引が中心なら、ワンショットプランの方が有利になることもあります。

定額プランとワンショットプランは、いつでも切り替え可能です。自分の取引スタイルに合わせて、最適なプランを選びましょう。

岡三オンライン:手数料

25歳以下は手数料無料|条件と活用法

岡三オンラインでは、25歳以下の投資家は現物取引・信用取引の手数料が完全無料になります。

年齢条件を満たしていれば、取引金額や回数に関係なく、すべての取引で手数料がかかりません。

この優遇制度は、若年層の資産形成を支援する目的で設けられています。学生や新社会人など、投資を始めたばかりの方にとって大きなメリットです。

項目 内容
対象年齢 25歳以下(口座開設時の年齢)
対象取引 現物取引、信用取引
手数料 完全無料(取引金額・回数制限なし)
適用期間 26歳の誕生日まで

26歳の誕生日を迎えると、通常の手数料プラン(定額プランまたはワンショット)に移行します。それまでは、どれだけ取引しても手数料がかからないため、積極的に投資経験を積むチャンスです。

若いうちから投資を始めることで、長期的な資産形成の基礎を築けます。25歳以下の方は、この優遇制度を最大限活用しましょう。

岡三オンライン:手数料

岡三オンラインのメリット5つ|他社にない強み

岡三オンラインには、他のネット証券にはない独自のメリットがあります。特にIPO投資の事前入金不要や、充実した取引ツール、岡三アナリストの情報提供は大きな魅力です。

IPO投資で事前入金が不要|資金効率が高い

岡三オンラインの最大の特徴は、IPO(新規公開株)の抽選申込時に事前入金が不要な点です。

多くの証券会社では、IPOの抽選に参加するために、事前に購入代金を口座に入金しておく必要があります。

例えば、SBI証券や楽天証券では、IPO抽選に申し込む時点で購入代金分の資金を口座に準備しなければなりません。複数のIPOに申し込む場合、その分だけ資金が拘束されてしまいます。

岡三オンラインでは、抽選に当選した後に入金すればよいため、資金効率が非常に高いです。限られた資金で複数の証券会社のIPOに申し込みたい方にとって、大きなメリットと言えます。

2024年のIPO取扱実績は32銘柄で、主幹事実績は4社でした。大手ネット証券と比べると取扱数は少なめですが、事前入金不要という条件は他社にない強みです。

岡三オンライン:IPO

取引ツールが充実|岡三ネットトレーダーの機能

岡三オンラインは、高機能な取引ツール「岡三ネットトレーダー」を無料で提供しています。プロ投資家も使用するような本格的な機能が揃っており、上級者にも満足できる内容です。

主な機能は以下の通りです。

岡三ネットトレーダーの主な機能

リアルタイムの株価情報と板情報

高度なチャート分析機能(テクニカル指標多数)

銘柄スクリーニング機能

複数銘柄の同時監視

ワンクリック注文機能

スマホアプリ「岡三証券アプリ」も使いやすく、外出先でもスムーズに取引できます。PC版とスマホ版で情報が同期されるため、場所を選ばず投資判断が可能です。

初心者向けのシンプルなモードと、上級者向けの詳細モードを切り替えられるため、投資経験に応じて使い分けられます。取引ツールの使いやすさは、ネット証券選びの重要なポイントです。

100万円以下なら手数料無料|少額投資家に有利

定額プランを選択すれば、1日の約定代金が100万円以下なら手数料が完全無料です。少額で投資を始めたい方や、分散投資で複数の銘柄を少しずつ買いたい方にとって、大きなコスト削減になります。

例えば、10万円の株を1日に5回買っても、合計50万円なので手数料は0円です。SBI証券や楽天証券も同様の手数料無料プランがありますが、岡三オンラインも同水準の低コストを実現しています。

投資信託の購入手数料も無料(ノーロード)のファンドが多く、長期的な資産形成に適しています。手数料を抑えることで、投資のリターンを最大化できます。

岡三アナリストの情報が使える|銘柄選びをサポート

岡三オンラインでは、岡三証券グループのアナリストによる銘柄レポートや市場分析を無料で閲覧できます。対面証券のノウハウを活かした質の高い情報が、ネット証券の低コストで利用できる点が魅力です。

提供される情報には以下のようなものがあります。

岡三アナリストの情報提供

個別銘柄の分析レポート

市場動向の解説

注目銘柄の紹介

決算情報の速報

銘柄選びに迷ったときや、投資判断の参考にしたいときに役立ちます。ネット証券でありながら、プロの視点を取り入れられる点は、初心者から中級者にとって心強いサポートです。

岡三証券の対面サポートも利用可能

岡三オンラインの口座を持っていれば、必要に応じて岡三証券の店舗で対面サポートを受けることも可能です。通常はネット取引で手数料を抑えつつ、大きな投資判断が必要なときだけ専門家に相談できます。

例えば、相続で株式を引き継いだ場合や、まとまった資金を運用したい場合など、専門的なアドバイスが必要な場面で活用できます。ネット証券と対面証券のハイブリッド利用ができる点は、岡三オンラインならではの強みです。

対面サポートを利用する場合は、岡三証券の手数料体系が適用されることがあります。事前に確認しておくとよいでしょう。

岡三オンラインのデメリット3つ|気をつけたいこと

岡三オンラインにはメリットが多い一方で、投資信託の取扱本数や外国株の選択肢など、他社と比べて劣る部分もあります。自分の投資スタイルに合うか確認しておきましょう。

投資信託の取扱本数が少ない|他社との比較

岡三オンラインの投資信託取扱本数は約480本で、大手ネット証券と比べると少なめです。SBI証券は約2,600本、楽天証券は約2,550本を取り扱っており、選択肢の幅に大きな差があります。

特につみたてNISA対象ファンドは約100本と限られているため、幅広い選択肢から選びたい方には物足りないかもしれません。SBI証券や楽天証券では200本以上のつみたてNISA対象ファンドがあります。

証券会社 投資信託本数 つみたてNISA対象
岡三オンライン 約480本 約100本
SBI証券 約2,600本 約271本
楽天証券 約2,550本 約200本
マネックス証券 約1,800本 約217本

主要なインデックスファンドやバランスファンドは揃っているため、長期的な資産形成を目的とした投資なら十分対応できます。

特定のニッチなファンドを探している場合は、他社の方が選択肢が豊富です。

外国株は米国株のみ|中国株などは買えない

岡三オンラインで取引できる外国株は米国株のみで、約3,100銘柄を取り扱っています。中国株や欧州株、アジア株などは取引できません。

SBI証券や楽天証券では、米国株に加えて中国株、韓国株、アセアン株など、複数の国の株式に投資できます。グローバルに分散投資したい方にとっては、選択肢が限られる点がデメリットです。

米国株の取扱銘柄数は約3,100銘柄と、主要な米国企業はほぼカバーしています。Apple、Microsoft、Teslaなどの人気銘柄も取引可能です。

米国株投資が中心なら、大きな問題にはならないでしょう。

単元未満株の手数料が高め

岡三オンラインでは単元未満株(1株から購入できる株)の取引も可能ですが、手数料が他社と比べて高めです。約定代金の1.0%(税込1.1%)、最低手数料は220円(税込)となっています。

SBI証券の「S株」やマネックス証券の「ワン株」では、単元未満株の手数料が無料または格安に設定されています。少額で分散投資したい方や、1株から積立投資をしたい方には、他社の方が有利です。

証券会社 単元未満株の手数料
岡三オンライン 約定代金の1.1%(最低220円)
SBI証券(S株) 無料
マネックス証券(ワン株) 無料
楽天証券(かぶミニ®) スプレッド方式(実質0.22%程度)

岡三オンラインで少額投資をする場合は、単元株(100株単位)での取引を中心にすると、手数料を抑えられます。単元未満株を頻繁に取引したい方は、他社の利用も検討するとよいでしょう。

岡三オンラインと他社を比較|どの証券会社を選ぶ?

岡三オンラインを他の主要ネット証券と比較することで、自分に合った証券会社を見極められます。手数料、商品ラインナップ、IPO投資、取引ツールの4つの観点で比較しましょう。

手数料で比較|定額プランとワンショット

手数料は証券会社選びの重要なポイントです。岡三オンラインは1日100万円以下の取引なら手数料無料ですが、他社も同様のプランを提供しています。

SBI証券と楽天証券は、現物取引の手数料が原則無料です。信用取引も一部条件付きで無料になります。松井証券も50万円までの取引は無料で、少額投資家に有利です。

ワンショットプラン(1回ごとの手数料)では、岡三オンラインは他社と同水準か若干高めです。頻繁に取引する方は定額プラン、たまにしか取引しない方はワンショットプランを選ぶとよいでしょう。

25歳以下の手数料無料は、岡三オンラインの大きなメリットです。若年層の投資家なら、積極的に活用したい制度です。

投資信託の本数で比較|SBI証券・楽天証券との差

投資信託の取扱本数では、SBI証券と楽天証券が圧倒的に多く、それぞれ約2,600本、約2,550本を取り扱っています。岡三オンラインは約480本と、大きな差があります。

つみたてNISA対象ファンドも、SBI証券は約271本、楽天証券は約200本に対し、岡三オンラインは約100本です。幅広い選択肢から選びたい方には、SBI証券や楽天証券の方が適しています。

主要なインデックスファンド(eMAXIS Slimシリーズなど)は岡三オンラインでも取り扱っているため、基本的な資産形成には十分対応できます。

特定のファンドにこだわりがなければ、大きな問題にはならないでしょう。

IPO投資で比較|事前入金不要は大きなメリット

IPO投資では、岡三オンラインの事前入金不要が大きな差別化ポイントです。

他の主要ネット証券では、抽選申込時に購入代金を入金しておく必要があります。

SBI証券は年間78銘柄、楽天証券は年間56銘柄と、IPOの取扱数では他社が上回ります。しかし、資金効率を重視するなら、岡三オンラインの事前入金不要は魅力的です。

複数の証券会社でIPO抽選に参加する場合、岡三オンラインなら資金を拘束されないため、他社の抽選にも同じ資金を使えます。IPO投資を積極的に行う方は、岡三オンラインを含めた複数口座の活用がおすすめです。

取引ツールで比較|使いやすさと機能性

取引ツールの充実度では、各社とも高機能なツールを提供しています。岡三オンラインの「岡三ネットトレーダー」は、プロ仕様の機能が揃っており、上級者にも満足できる内容です。

証券会社 主な取引ツール 特徴
岡三オンライン 岡三ネットトレーダー 高機能、プロ仕様
SBI証券 HYPER SBI 2 多機能、カスタマイズ性高い
楽天証券 MARKET SPEED Ⅱ 使いやすさと機能性のバランス
マネックス証券 マネックストレーダー 米国株取引に強い

初心者には楽天証券の「MARKET SPEED Ⅱ」が使いやすいと評判です。上級者には岡三オンラインやSBI証券のツールが高機能で人気があります。自分の投資スタイルに合ったツールを選びましょう。

岡三オンラインにおすすめの証券会社5社

岡三オンラインと併用することで、それぞれの強みを活かした投資が可能になります。IPO投資、投資信託、米国株など、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

SBI証券|投資信託が豊富で手数料も安い

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は、国内最大手のネット証券で、投資信託の取扱本数が約2,600本と圧倒的に多いです。つみたてNISA対象ファンドも約271本あり、幅広い選択肢から選べます。

株式取引の手数料は原則無料で、IPOの取扱数も年間78銘柄と業界トップクラスです。外国株は米国、中国、韓国など8カ国に対応しており、グローバル投資にも適しています。

Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、複数のポイントプログラムに対応している点も魅力です。岡三オンラインと併用することで、投資信託の選択肢を補えます。

楽天証券|楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約12,000,000口座 ※2025年1月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 263銘柄 ※2025年4月24日時点
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。楽天ポイントで投資信託を購入できるほか、取引に応じてポイントが貯まります。

投資信託の取扱本数は約2,550本で、SBI証券に次ぐ充実ぶりです。取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は初心者にも使いやすく、高い評価を得ています。

楽天カードでの投信積立でポイント還元を受けられるため、長期的な資産形成に適しています。岡三オンラインと併用することで、ポイント投資のメリットを享受できます。

マネックス証券|米国株投資に強い

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、米国株投資に力を入れているネット証券です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄で、主要ネット証券の中でもトップクラスです。

米国株の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)と業界最低水準で、為替手数料も安く設定されています。米国株の情報提供も充実しており、海外投資を本格的に行いたい方に適しています。

単元未満株「ワン株」の手数料も無料で、少額投資にも対応しています。岡三オンラインで日本株、マネックス証券で米国株という使い分けもおすすめです。

松井証券|50万円まで手数料無料

松井証券のLP画像
項目 内容
口座数 約1,670,000口座 ※2025年3月時点
取引手数料 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料
NISA対応 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)
投資信託 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料)
外国株 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)
取引ツール(PC) ネットストック・ハイスピード(無料)
スマホアプリ 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料)
提携銀行口座 MATSUI Bank(松井証券専用銀行)
ポイント投資・付与 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込)

松井証券は、1日の約定代金が50万円までなら手数料無料です。岡三オンラインの100万円無料と比べると少ないですが、少額投資家にとっては十分な水準です。

25歳以下は取引金額に関係なく手数料無料で、若年層への優遇制度が手厚いです。サポート体制も充実しており、初心者向けの電話サポートが評判です。

投資信託の取扱本数は約1,900本で、主要なファンドは揃っています。岡三オンラインと併用することで、サポート体制を補強できます。

SMBC日興証券|IPO投資の主幹事実績が多い

SMBC日興証券のLP画像
項目 内容
口座数約400万口座
取引手数料ダイレクトコース:137円~27,500円
総合コース:1,925円〜192,500円
投資信託約1,000本
ミニ株(単元未満株)非対応
NISA対応対応(つみたて投資枠・成長投資枠)
外国株2カ国以上
米国株:約2,200銘柄
IPO取扱実績年間52銘柄(2024年実績)
IPO主幹事件数年間22社(2024年実績)
ポイントサービスVポイント / dポイント
口座開設スピード最短即日
取引ツール(PC)パワートレーダー / BRiSK
スマホアプリSMBC日興証券アプリ

SMBC日興証券は、IPO投資で強みを発揮する証券会社です。2024年のIPO取扱数は52銘柄で、主幹事実績は22社と業界トップクラスです。

主幹事の場合、配分される株数が多いため、当選確率が高まります。IPO投資を本格的に行いたい方は、SMBC日興証券の口座も持っておくとよいでしょう。

岡三オンラインの事前入金不要とSMBC日興証券の主幹事実績を組み合わせることで、IPO投資の成功確率を高められます。

岡三オンラインの口座開設方法|3ステップで完了

岡三オンラインの口座開設は、オンラインで完結し、3~5営業日で取引を始められます。必要書類を準備すれば、スムーズに手続きが進みます。

メールアドレスを登録する

まず、岡三オンラインの公式サイトから口座開設の申込みを始めます。メールアドレスを入力すると、確認メールが届きます。

メールに記載されたURLをクリックし、本登録ページに進みます。氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。

口座の種類(特定口座、一般口座、NISA口座)も選択します。初心者の方は、税金の計算を自動で行ってくれる「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。

基本情報と本人確認書類を提出する

基本情報の入力が完了したら、本人確認書類を提出します。以下のいずれかの書類が必要です。

1.マイナンバーカード(表裏両面)
2.運転免許証 + マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票
3.健康保険証 + マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票

スマホで書類を撮影し、アップロードすれば提出完了です。郵送での提出も可能ですが、オンライン提出の方が早く手続きが進みます。

審査には通常3~5営業日かかります。審査完了後、口座開設完了のメールが届きます。

口座開設完了後の取引開始手順

口座開設が完了したら、以下の手順で取引を始めます。

1.ログインIDとパスワードを設定する(メールで届く)
2.岡三オンラインのサイトにログインする
3.取引口座に入金する(銀行振込、即時入金サービス)
4.取引ツールをダウンロードする(PC版、スマホアプリ)
5.銘柄を選んで注文を出す

即時入金サービスを利用すれば、提携銀行からリアルタイムで入金でき、すぐに取引を始められます。手数料も無料です。

初めての取引では、少額から始めて操作に慣れることをおすすめします。岡三ネットトレーダーのデモ機能を使って、事前に操作を確認しておくとよいでしょう。

岡三オンライン:口座開設

岡三オンラインの評判・口コミ|実際の使い勝手は?

岡三オンラインの評判は、IPO投資と取引ツールに対する評価が高い一方で、投資信託の少なさを指摘する声もあります。実際の利用者の口コミをもとに、使い勝手を確認しましょう。

良い評判|IPO投資と取引ツールが高評価

岡三オンラインの良い評判として最も多いのが、IPO投資の事前入金不要です。「資金が少なくても複数のIPOに申し込める」「他社と併用しやすい」といった声が多く見られます。

取引ツール「岡三ネットトレーダー」の機能性も高く評価されています。「板情報が見やすい」「チャート分析が充実している」「動作が軽快」といった口コミがあります。

手数料についても、「100万円以下なら無料なので助かる」「25歳以下無料は学生にありがたい」といったポジティブな意見が多いです。

悪い評判|投資信託の少なさと外国株の制限

一方で、投資信託の取扱本数が少ない点は、多くの利用者が指摘しています。「SBI証券や楽天証券と比べて選択肢が少ない」「つみたてNISAで選べるファンドが限られる」といった声があります。

外国株が米国株のみという点も、グローバル投資を考えている方からは不満の声が上がっています。「中国株やアセアン株を買いたいのに対応していない」という口コミも見られます。

単元未満株の手数料が高い点も、少額投資家からは改善を求める声があります。「1株投資をするなら他社の方が有利」という意見もあります。

「やばい」という評判の真相は?

ネット上で「岡三オンライン やばい」という検索キーワードが見られますが、これは主に以下の理由からです。

「やばい」と言われる理由

投資信託の取扱本数が少ないことへの驚き

単元未満株の手数料が高いことへの指摘

外国株が米国株のみという制限

「やばい」という言葉はネガティブな意味で使われることが多いですが、実際には「意外に少ない」「思ったより限定的」といった程度の意味です。証券会社としての信頼性や安全性に問題があるわけではありません。

岡三証券グループは金融庁の登録を受けた正規の金融商品取引業者であり、日本投資者保護基金にも加入しています。資産の安全性は確保されているため、安心して利用できます。

よくある質問(Q&A)

岡三オンラインに関するよくある質問をまとめました。口座開設や取引に関する疑問を解消しましょう。

新NISAの口座は開設できる?

はい、岡三オンラインでは新NISA口座を開設できます。つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しており、非課税で投資を始められます。

つみたてNISA対象ファンドは約100本で、主要なインデックスファンドは揃っています。成長投資枠では、国内株式や投資信託を購入できます。

NISA口座は1人1口座しか開設できないため、他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、岡三オンラインに変更する手続きが必要です。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

iDeCoの取扱はある?

岡三オンラインでは、現時点でiDeCo(個人型確定拠出年金)の取扱はありません。iDeCoを利用したい場合は、SBI証券や楽天証券など、iDeCoに対応している証券会社を選ぶ必要があります。

ただし、岡三オンラインで通常の株式投資や投資信託を行いながら、別の金融機関でiDeCoを利用することは可能です。複数の口座を使い分けることで、それぞれのメリットを活かせます。

岡三ネットトレーダーの使い方は難しい?

岡三ネットトレーダーは高機能なツールですが、初心者向けのシンプルモードも用意されています。最初はシンプルモードで慣れてから、徐々に高度な機能を使っていくとよいでしょう。

公式サイトには操作マニュアルや動画解説があり、初めての方でも安心して使えます。サポートデスクも充実しているため、分からないことがあれば問い合わせることもできます。

IPOの辞退ペナルティはある?

岡三オンラインでは、IPOの抽選に当選した後に辞退してもペナルティはありません。他の証券会社では辞退するとペナルティが課されることがありますが、岡三オンラインは柔軟な対応をしています。

頻繁に辞退を繰り返すと、今後の抽選で不利になる可能性があります。当選したら基本的には購入する前提で申し込むことをおすすめします。

他社から株式を移管できる?

はい、他の証券会社から岡三オンラインへ株式を移管することができます。移管手続きは、岡三オンラインのサイトから申込書をダウンロードし、必要事項を記入して郵送します。

移管元の証券会社によっては、移管手数料がかかる場合があります。事前に確認しておきましょう。岡三オンラインでは、移管受入手数料は無料です。

NISA口座の移管も可能ですが、年単位での移管となるため、タイミングに注意が必要です。詳しくは岡三オンラインのサポートデスクに問い合わせることをおすすめします。

まとめ

岡三オンラインは、100年近い歴史を持つ岡三証券グループが運営するネット証券で、信頼性と利便性を兼ね備えています。1日の約定代金が100万円以下なら手数料無料、25歳以下は完全無料という手数料体系は、少額投資家にとって大きなメリットです。

特にIPO投資での事前入金不要は、資金効率を重視する投資家にとって他社にない強みと言えます。取引ツール「岡三ネットトレーダー」も高機能で、初心者から上級者まで満足できる内容です。岡三アナリストの情報提供や、必要に応じて対面サポートを受けられる点も魅力です。

一方で、投資信託の取扱本数が約480本と他社より少ない点、外国株が米国株のみという点、単元未満株の手数料が高めという点はデメリットです。幅広い選択肢から投資信託を選びたい方や、グローバル投資を重視する方は、SBI証券や楽天証券との併用を検討するとよいでしょう。

岡三オンラインは、少額投資家、IPO投資を重視する方、取引ツールの機能性を求める方に特におすすめです。口座開設は3~5営業日で完了し、オンラインで手続きが完結します。自分の投資スタイルに合わせて、最適な証券会社を選びましょう。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは岡三オンライン公式サイトでご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

この記事のキーワード

キーワードがありません。

この記事と同じキーワードの記事

まだ記事がありません。

キーワードから探す

資料請求

資料請求

カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ

お問い合わせ

そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!