りそな銀行の口座開設|アプリと店舗どちらがいい?

「SBI新生銀行って、新生銀行とどう違うの?」「住信SBIネット銀行とは別の銀行なの?」そんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
SBI新生銀行は、2024年にSBIホールディングス傘下となった銀行で、普通預金金利が最大0.42%と業界トップクラスの高金利が魅力です。
特にSBI証券と連携する「SBIハイパー預金」を利用すれば、自動的に最上位のダイヤモンドステージに到達し、ATM手数料や振込手数料が月10回まで無料になります。
この記事では、SBI新生銀行の基本情報から金利・手数料、住信SBIネット銀行との違い、メリット・デメリットまで徹底解説します。
口座開設を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。
目次
SBI新生銀行とは
SBI新生銀行は、2024年にSBIホールディングス傘下となった都市銀行です。旧新生銀行から名称変更し、ネット銀行の利便性と都市銀行の信頼性を兼ね備えた銀行として生まれ変わりました。
SBI新生銀行は、東京都中央区に本店を置く都市銀行です。預金保険制度の対象となっており、1,000万円までの預金とその利息が保護されます。
口座開設はスマートフォンから最短翌営業日で完了し、全国のコンビニATMやゆうちょ銀行ATMが利用可能です。店舗は全国に約30店舗あり、対面での相談も可能な体制を整えています。
2024年に東証スタンダード市場に上場しており、SBIグループの一員として金融サービスの拡充を進めています。普通預金金利は最大0.42%と、メガバンクの0.001%と比較して大幅に高い水準となっています。
新生銀行は1952年に日本長期信用銀行として設立され、2000年に経営破綻後、新生銀行として再スタートしました。2024年1月にSBIホールディングスが完全子会社化し、同年4月に「SBI新生銀行」に商号変更しています。
公的資金の完済は2017年に完了しており、財務基盤は安定しています。格付けはムーディーズでBa1、R&IでBBB+と、投資適格級の評価を受けています。
SBIグループ傘下となったことで、SBI証券との連携サービスが大幅に強化され、資産運用と預金管理を一体化できる体制が整いました。
SBIホールディングスは、ネット証券最大手のSBI証券や住信SBIネット銀行を擁する金融グループです。SBI新生銀行はこのグループの一員として、証券・銀行・保険を横断した総合金融サービスを提供しています。
特にSBI証券との連携では、預金口座と証券口座の資金移動が自動化され、投資資金の管理が効率化されます。グループ全体で約1,500万口座を超える顧客基盤を持ち、システム基盤やセキュリティ体制も強固です。
今後もグループシナジーを活かした新サービスの展開が期待されています。
SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の違い
SBI新生銀行と住信SBIネット銀行は、どちらもSBIグループに属する銀行ですが、サービス内容や強みが異なります。両行の違いを理解して、自分に合った銀行を選びましょう。
SBI新生銀行の普通預金金利は、SBIハイパー預金を利用すると0.42%です。一方、住信SBIネット銀行は、SBI証券との連携で最大0.35%となります。
定期預金では、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金が1年もので0.50%と高金利です。住信SBIネット銀行の定期預金は0.02%~0.15%程度で、普通預金金利の方が有利な設定になっています。
純粋に金利だけを比較すると、SBIハイパー預金を利用できるSBI新生銀行の方が有利と言えます。
ATM手数料は、SBI新生銀行がダイヤモンドステージで月10回無料、住信SBIネット銀行はスマートプログラムのランクに応じて月2~20回無料です。振込手数料も同様に、SBI新生銀行は月10回、住信SBIネット銀行は月1~20回無料となります。
住信SBIネット銀行の方が、最上位ランクでの無料回数が多く設定されています。ただし、住信SBIネット銀行のランク4(月20回無料)の条件は、外貨預金や仕組預金の残高が必要で、達成難易度が高めです。
一般的な利用であれば、SBI新生銀行のダイヤモンドステージ(月10回無料)で十分な方が多いでしょう。
SBI新生銀行のSBIハイパー預金は、SBI証券との連携により自動的に資金を移動し、余剰資金を高金利で運用できます。証券口座の買付余力として利用でき、投資と預金の資金管理が一体化されます。
住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金も同様の仕組みですが、金利は0.35%とSBI新生銀行より低めです。ただし、住信SBIネット銀行は定額自動入金サービスや定額自動振込サービスなど、自動化機能が充実しています。
用途に応じた使い分け
投資メインで高金利を重視するならSBI新生銀行
生活資金の管理や自動化を重視するなら住信SBIネット銀行
SBI新生銀行がおすすめな人は、SBI証券で投資をしていて高金利の普通預金を求める方、実店舗での相談も利用したい方、定期預金で確実に資産を増やしたい方です。
住信SBIネット銀行がおすすめな人は、給与振込口座として使いたい方、定額自動入金・振込を活用したい方、デビットカードやVisaタッチ決済を重視する方です。
実は両方の口座を開設して、用途に応じて使い分けるのも有効な戦略です。投資資金はSBI新生銀行、生活資金は住信SBIネット銀行と分けることで、それぞれの強みを最大限に活かせます。
SBIハイパー預金とは
SBIハイパー預金は、SBI新生銀行の最大の特徴となる高金利サービスです。SBI証券との連携により、普通預金でありながら0.42%という高金利を実現しています。
SBIハイパー預金の金利は年0.42%(税引前)で、メガバンクの普通預金金利0.001%と比較すると大幅に高い水準です。100万円を1年間預けた場合、税引後で約3,350円の利息を受け取れます。
この金利は、SBI証券の口座開設と連携設定を行うことで適用されます。SBI証券で取引をしていなくても、口座を持っているだけで高金利が適用される点が大きなメリットです。
金利は変動する可能性があるため、最新の金利情報はSBI新生銀行公式サイトでご確認ください。
SBIハイパー預金は、SBI証券の買付余力として利用できる仕組みになっています。預金残高がそのまま証券口座の買付余力となり、株式や投資信託の購入時に自動的に資金が移動します。
売却代金も自動的にSBI新生銀行の口座に戻るため、手動での資金移動が不要です。証券口座と銀行口座を行き来する手間が省け、投資の機動性が高まります。
SBIハイパー預金の残高は預金保険制度の対象となるため、1,000万円までの元本とその利息が保護されます。証券口座の資産とは別に保護されるため、安心して利用できます。
SBIハイパー預金の設定は、以下の手順で行います。
SBIハイパー預金を設定すると、ステップアッププログラムのダイヤモンドステージに自動的に到達します。これにより、ATM手数料と振込手数料がそれぞれ月10回まで無料になります。
通常、ダイヤモンドステージに到達するには、預金残高や取引実績などの複数の条件を満たす必要があります。しかし、SBIハイパー預金を設定するだけで、他の条件を満たさなくてもダイヤモンドステージの特典を受けられます。
この特典は、SBI証券との連携を継続している限り有効です。手数料優遇を維持するためには、SBI証券の口座を解約しないよう注意しましょう。
ステップアッププログラムとは
ステップアッププログラムは、SBI新生銀行の会員ステージ制度です。預金残高や取引内容に応じて5つのステージに分かれ、各ステージで異なる優遇特典が受けられます。
ステップアッププログラムは、スタンダード、ブロンズ、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの5段階で構成されています。判定は毎月末時点の残高や取引実績に基づき、翌々月から新しいステージが適用されます。
各ステージの特典は、ATM出金手数料の無料回数、他行宛振込手数料の無料回数、円定期預金の金利優遇などです。上位ステージほど優遇内容が充実します。
スタンダードステージは、口座開設後の初期ステージです。特別な条件を満たさなくても、口座を持っているだけで適用されます。
ATM出金手数料は月1回無料、他行宛振込手数料は月1回無料です。円定期預金の金利優遇はありません。最低限の手数料優遇は受けられますが、頻繁に利用する方には物足りない内容です。
ブロンズステージは、月間の円預金平均残高が10万円以上、または給与・年金の受取がある場合に適用されます。ATM出金手数料は月5回無料、他行宛振込手数料は月3回無料です。
比較的達成しやすい条件で、手数料優遇が大幅に拡大します。給与振込口座として利用すれば、残高に関係なくブロンズステージが維持できます。
シルバーステージは、月間の円預金平均残高が30万円以上、または外貨預金・投資信託の残高が30万円以上の場合に適用されます。ATM出金手数料は月10回無料、他行宛振込手数料は月5回無料です。
一般的な利用であれば、ATM手数料が月10回無料あれば十分な方が多いでしょう。円預金30万円は達成しやすい条件で、実用的なステージと言えます。
ゴールドステージは、月間の円預金平均残高が100万円以上、または外貨預金・投資信託の残高が100万円以上の場合に適用されます。ATM出金手数料は月10回無料、他行宛振込手数料は月10回無料です。
振込手数料の無料回数がシルバーステージから倍増し、頻繁に振込を行う方にとってメリットが大きいステージです。ある程度の資産を預けられる方なら、達成可能な条件です。
ダイヤモンドステージは、最上位のステージです。月間の円預金平均残高が300万円以上、外貨預金・投資信託の残高が300万円以上、または住宅ローン利用者が対象となります。
ATM出金手数料と他行宛振込手数料がそれぞれ月10回無料、円定期預金の金利優遇も受けられます。最も重要なのは、SBIハイパー預金を設定すると、残高や取引に関係なく自動的にダイヤモンドステージが適用される点です。
| ステージ | 条件 | ATM出金無料回数 | 振込無料回数 |
| スタンダード | 口座保有 | 月1回 | 月1回 |
| ブロンズ | 円預金10万円以上または給与受取 | 月5回 | 月3回 |
| シルバー | 円預金30万円以上 | 月10回 | 月5回 |
| ゴールド | 円預金100万円以上 | 月10回 | 月10回 |
| ダイヤモンド | 円預金300万円以上またはSBIハイパー預金設定 | 月10回 | 月10回 |
SBI新生銀行のメリット5つ
SBI新生銀行には、他のネット銀行にはない独自のメリットがあります。ここでは、特に注目すべき5つのポイントを解説します。
SBIハイパー預金の金利0.42%は、ネット銀行の中でもトップクラスの水準です。メガバンクの普通預金金利0.001%と比較すると、大幅に高い金利を受け取れます。
100万円を1年間預けた場合、メガバンクでは税引後で約8円の利息ですが、SBI新生銀行では約3,350円となります。その差は約3,340円で、預金額が大きいほど差は広がります。
普通預金でありながら定期預金並みの金利を受け取れるため、急な出費にも対応できる流動性を保ちながら、効率的に資産を増やせます。
ダイヤモンドステージでは、ATM出金手数料が月10回まで無料です。セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行など、全国の主要コンビニATMが利用できます。
メガバンクでは、時間外や休日のATM利用で110~220円の手数料がかかることが一般的です。月10回無料であれば、ほとんどの方は手数料を気にせずATMを利用できるでしょう。
SBIハイパー預金を設定すれば、残高に関係なくダイヤモンドステージが適用されるため、ATM手数料を完全に無料化できます。
ダイヤモンドステージでは、他行宛振込手数料が月10回まで無料です。一般的な銀行では、他行宛振込に1回あたり110~330円の手数料がかかります。
家賃や光熱費、習い事の月謝など、定期的な振込が多い方にとって、月10回の無料枠は大きなメリットです。年間で計算すると、最大で約39,600円の手数料を節約できます。
振込はインターネットバンキングから24時間365日行え、即時反映されるため、緊急の振込にも対応できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBIハイパー預金により、銀行口座と証券口座の資金移動が自動化されます。株式や投資信託を購入する際、わざわざ資金を移動する必要がなく、購入時に自動的に引き落とされます。
売却代金も自動的に銀行口座に戻るため、資金管理の手間が大幅に削減されます。投資と預金を一体的に管理でき、資産全体の把握が容易になります。
SBI証券は国内株式売買シェアで高い実績を持つネット証券で、投資信託の取扱本数も約2,600本と豊富です。証券口座との連携により、投資の選択肢が大きく広がります。
SBI新生銀行のステップアッププログラムは、他のネット銀行と比較してステージ条件が達成しやすい設計になっています。特に、SBIハイパー預金を設定するだけで最上位のダイヤモンドステージに到達できる点が大きな特徴です。
他のネット銀行では、最上位ランクの達成に外貨預金や仕組預金の保有、多額の預金残高が必要なことが多く、一般的な利用者には達成が困難です。SBI新生銀行なら、SBI証券の口座を持っているだけで最上位特典を受けられます。
ステージ達成の容易さ
SBIハイパー預金設定で自動的にダイヤモンドステージ
ブロンズステージは給与受取または円預金10万円以上
シルバーステージは円預金30万円以上
ゴールドステージは円預金100万円以上
複雑な取引条件がなくシンプル
SBI新生銀行のデメリット3つ
SBI新生銀行には多くのメリットがありますが、一方でデメリットや注意点も存在します。口座開設前に確認しておきたいポイントを解説します。
SBI新生銀行の格付けは、ムーディーズでBa1、R&IでBBB+と、メガバンクと比較するとやや低い水準です。Ba1は「投機的要素がある」とされる格付けで、投資適格級の最低ラインに位置します。
ただし、預金保険制度により1,000万円までの預金とその利息は保護されます。万が一銀行が破綻した場合でも、1,000万円までは全額保護されるため、一般的な預金利用であれば過度な心配は不要です。
また、SBI新生銀行は2017年に公的資金を完済しており、SBIホールディングスの資本支援も受けています。格付けは参考情報として認識し、預金保険制度の範囲内で利用することをおすすめします。
SBI新生銀行の店舗数は全国に約30店舗で、メガバンクと比較すると非常に少ない状況です。地方都市には店舗がない地域も多く、対面での相談や手続きが必要な場合に不便を感じる可能性があります。
基本的な取引はインターネットバンキングやスマートフォンアプリで完結しますが、住宅ローンの相談や相続手続きなど、複雑な手続きには店舗が必要になることもあります。
店舗利用を重視する方は、事前に最寄りの店舗を確認しておきましょう。電話サポートは平日9時~17時に対応しています。
SBI新生銀行では、投資信託の取扱がありません。銀行で投資信託を購入したい方にとっては、デメリットとなります。ただし、SBI証券と連携することで、この問題は解決できます。
SBI証券では約2,600本の投資信託を取り扱っており、SBIハイパー預金で資金連携すれば、実質的に銀行口座から投資信託を購入できます。むしろ、銀行で投資信託を購入するよりも、ネット証券で購入する方が手数料が安く、商品ラインナップも豊富です。
投資信託を活用したい方は、SBI証券との連携を前提に考えると、デメリットではなくメリットに変わります。
SBI新生銀行の金利と手数料を、他の主要ネット銀行と比較します。具体的な数値で優位性を確認しましょう。
SBI新生銀行のSBIハイパー預金は0.42%で、主要ネット銀行の中でトップクラスです。住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は0.35%、楽天銀行のマネーブリッジは0.10%、auじぶん銀行のauマネーコネクトは0.20%となっています。
メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の普通預金金利は0.001%で、SBI新生銀行と比較すると大幅な差があります。100万円を1年間預けた場合、SBI新生銀行では約3,350円、メガバンクでは約8円の利息となります。
証券口座との連携が前提となりますが、純粋な金利水準ではSBI新生銀行が最も有利です。
SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金は、1年もので0.50%の金利を提供しています。これは、口座開設後3ヶ月以内に預け入れた場合の特別金利です。通常の円定期預金は0.05%~0.30%程度となります。
住信SBIネット銀行の定期預金は0.02%~0.15%、楽天銀行は0.02%~0.12%、auじぶん銀行は0.05%~0.30%です。メガバンクの定期預金金利は0.002%~0.025%程度で、ネット銀行と比較すると大幅に低い水準です。
定期預金金利では、SBI新生銀行のスタートアップ円定期預金が最も有利です。ただし、普通預金のSBIハイパー預金が0.42%あるため、流動性を考慮すると普通預金の方が使い勝手が良いでしょう。
SBI新生銀行のダイヤモンドステージでは、ATM出金手数料が月10回無料です。住信SBIネット銀行はランク2で月5回、ランク3で月10回、ランク4で月20回無料となります。
楽天銀行はハッピープログラムのステージに応じて月0~7回無料、auじぶん銀行はレギュラーステージで月2回、プレミアムステージで月11回無料です。メガバンクは、自行ATMは無料ですが、コンビニATMは有料(110~220円)となることが一般的です。
SBI新生銀行は、SBIハイパー預金の設定だけで月10回無料となるため、達成難易度と無料回数のバランスが優れています。
SBI新生銀行のダイヤモンドステージでは、他行宛振込手数料が月10回無料です。住信SBIネット銀行はランク2で月5回、ランク3で月10回、ランク4で月20回無料となります。
楽天銀行はハッピープログラムのステージに応じて月0~3回無料、auじぶん銀行はレギュラーステージで月3回、プレミアムステージで月15回無料です。メガバンクの他行宛振込手数料は、1回あたり110~330円が一般的です。
| 銀行名 | 普通預金金利 | ATM手数料無料回数 | 振込手数料無料回数 |
| SBI新生銀行 | 0.42% | 月10回 | 月10回 |
| 住信SBIネット銀行 | 0.35% | 月5~20回 | 月5~20回 |
| 楽天銀行 | 0.10% | 月0~7回 | 月0~3回 |
| auじぶん銀行 | 0.20% | 月2~11回 | 月3~15回 |
| メガバンク | 0.001% | 有料(110~220円) | 有料(110~330円) |
SBI証券との連携におすすめの証券会社5社
SBI新生銀行を最大限活用するには、SBI証券との連携が不可欠です。ここでは、SBI証券を中心に、銀行との連携に強い証券会社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、SBI新生銀行との連携で最大のメリットを得られる証券会社です。SBIハイパー預金の設定により、普通預金金利0.42%とダイヤモンドステージの特典を同時に受けられます。
国内株式の売買手数料は原則無料、投資信託の取扱本数は約2,600本と業界最多水準です。つみたてNISA対象の投資信託は約271本で、成長投資枠でも幅広い商品を選択できます。
外国株式は米国株を中心に約5,000銘柄を取り扱い、IPOの取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と豊富です。Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントなど、複数のポイントサービスに対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天銀行との連携サービス「マネーブリッジ」で知られる証券会社です。楽天経済圏を活用している方は、楽天証券と楽天銀行の組み合わせも検討する価値があります。
SBI新生銀行をメインバンクとしつつ、楽天証券を併用することで、SBI証券と楽天証券の両方のメリットを享受できます。楽天証券の取扱商品は約2,550本の投資信託、約4,500銘柄の米国株など、SBI証券に匹敵する充実度です。
楽天ポイントを投資に使えるポイント投資サービスも魅力で、楽天市場での買い物が多い方にとって相性が良い証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つ証券会社です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄で、SBI証券と同水準の充実度を誇ります。米国株の取引ツールや情報提供も充実しており、米国株投資をメインにする方におすすめです。
マネックス証券も銀行口座との連携サービスがあり、資金移動の利便性が高まります。SBI新生銀行から振込でマネックス証券に入金し、米国株投資を行う使い方も可能です。
投資信託の取扱本数は約1,800本、つみたてNISA対象は約217本で、NISAでの長期投資にも対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の株式売買手数料が完全無料という特徴を持つ証券会社です。若年層の資産形成を支援する姿勢が明確で、初めて投資を始める若い方に適しています。
25歳以下でなくても、1日の約定代金が50万円以下であれば売買手数料が無料です。少額投資から始めたい方や、頻繁に取引しない方にとって、手数料負担を抑えられます。
投資信託の取扱本数は約1,900本、つみたてNISA対象は約250本で、長期投資にも対応しています。SBI新生銀行から振込で入金し、松井証券で取引する組み合わせも有効です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループと米国モルガン・スタンレーの合弁による証券会社です。対面サービスとオンライン取引の両方に対応し、総合的な資産運用サポートが受けられます。
投資信託の取扱本数は約750本、外国株式は14カ国・約650銘柄と、グローバルな投資に対応しています。IPOの主幹事実績も年間9社(2024年実績)あり、IPO投資にも強みがあります。
SBI新生銀行と同じく実店舗を持つため、対面での相談を重視する方にとって相性が良い組み合わせです。
| 証券会社 | 投資信託本数 | 米国株銘柄数 | つみたてNISA対象 | 特徴 |
| SBI証券 | 約2,600本 | 約5,000銘柄 | 約271本 | SBI新生銀行と最高の連携 |
| 楽天証券 | 約2,550本 | 約4,500銘柄 | 約200本 | 楽天ポイント投資 |
| マネックス証券 | 約1,800本 | 約5,000銘柄 | 約217本 | 米国株投資に強い |
| 松井証券 | 約1,900本 | 約4,900銘柄 | 約250本 | 25歳以下手数料無料 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約750本 | 約650銘柄 | 約30本 | 対面サポート充実 |
口座開設の流れ
SBI新生銀行の口座開設は、スマートフォンから簡単に申し込めます。最短翌営業日で口座開設が完了し、すぐに利用を開始できます。
口座開設に必要な書類は、本人確認書類のみです。運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などが利用できます。スマートフォンで撮影してアップロードするだけで、郵送の必要はありません。
マイナンバーカードを持っている場合は、最短で手続きが完了します。マイナンバーカードがない場合でも、運転免許証と住民票の写しなどの組み合わせで対応可能です。
まず、SBI新生銀行の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックします。メールアドレスを登録すると、申込用のURLが送られてきます。
次に、個人情報を入力します。氏名、住所、生年月日、職業、年収などの基本情報を入力し、本人確認書類をスマートフォンで撮影してアップロードします。
最後に、口座の種類(普通預金のみ、または定期預金も同時開設)を選択し、申込を完了します。審査が完了すると、メールで通知が届き、初回ログインのためのパスワードが郵送されます。
SBI新生銀行の口座開設後、SBI証券の口座も開設します。SBI証券の口座開設も、SBI証券の公式サイトからオンラインで完結します。本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードし、最短翌営業日で口座開設が完了します。
両方の口座が開設できたら、SBI新生銀行のマイページから「SBIハイパー預金」の申込を行います。SBI証券の口座番号を入力し、連携設定を完了すると、翌営業日から高金利とダイヤモンドステージの特典が適用されます。
よくある質問(Q&A)
SBI新生銀行に関するよくある質問をまとめました。口座開設前の疑問を解消しましょう。
SBI新生銀行は預金保険制度の対象となっており、1,000万円までの預金とその利息が保護されます。万が一銀行が破綻した場合でも、この範囲内であれば全額が保護されるため、一般的な預金利用であれば安全性に問題はありません。
格付けはメガバンクより低めですが、SBIホールディングスの資本支援を受けており、財務基盤は安定しています。2017年には公的資金を完済済みで、経営状況は改善傾向にあります。
はい、SBI新生銀行と住信SBIネット銀行の両方の口座を持つことは可能です。実際、両方の口座を開設して、用途に応じて使い分けるのは有効な戦略です。
例えば、投資資金はSBI新生銀行のSBIハイパー預金で高金利運用し、生活資金は住信SBIネット銀行で給与受取や自動振込に活用するといった使い方ができます。それぞれの強みを活かした併用がおすすめです。
SBI証券の口座がなくても、SBI新生銀行の口座は開設できます。ただし、SBIハイパー預金の高金利(0.42%)やダイヤモンドステージの特典を受けるには、SBI証券の口座開設と連携設定が必要です。
SBI証券の口座を持っているだけで特典を受けられるため、実際に株式や投資信託の取引をしなくても問題ありません。口座開設は無料で、維持費用もかからないため、連携設定だけでも行う価値があります。
ダイヤモンドステージへの最短ルートは、SBIハイパー預金を設定することです。SBI証券の口座を開設し、SBI新生銀行と連携設定を行うだけで、自動的にダイヤモンドステージが適用されます。
この方法なら、預金残高や取引実績に関係なく、最上位ステージの特典を受けられます。SBI証券の口座開設は最短翌営業日、SBIハイパー預金の設定も翌営業日から適用されるため、最短2営業日でダイヤモンドステージに到達できます。
SBI新生銀行では、口座開設キャンペーンや定期預金の特別金利キャンペーンを定期的に実施しています。スタートアップ円定期預金は、口座開設後3ヶ月以内に預け入れると1年もので0.50%の特別金利が適用されます。
キャンペーン内容は時期によって変わるため、最新のキャンペーン情報はSBI新生銀行の公式サイトでご確認ください。口座開設前にキャンペーンページをチェックすることで、よりお得に利用を開始できます。
SBI新生銀行は、SBIハイパー預金による高金利(0.42%)と、ダイヤモンドステージの手数料優遇が最大の魅力です。SBI証券との連携により、投資と預金を一体的に管理でき、資産形成の効率が大きく向上します。
住信SBIネット銀行とは別の銀行で、SBI新生銀行は高金利と証券連携、住信SBIネット銀行は生活資金管理と自動化機能に強みがあります。両方の口座を開設して、用途に応じて使い分けるのも有効な戦略です。
格付けがやや低い点や実店舗が少ない点はデメリットですが、預金保険制度により1,000万円までは保護されるため、一般的な利用であれば安全性に問題はありません。ネット銀行として利用する分には、むしろメリットの方が大きいと言えます。
口座開設は最短翌営業日で完了し、SBI証券との連携設定も簡単です。高金利で効率的に資産を増やしたい方、SBI証券で投資をしている方、手数料を抑えたい方は、ぜひSBI新生銀行の口座開設を検討してみてください。
なお、預金には元本割れのリスクはありませんが、金利は変動する可能性があります。最終的な口座開設の判断はご自身の責任で行ってください。詳しくはSBI新生銀行公式サイトでご確認ください。
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