eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の評価|利回りと選び方を解説

野村インデックスファンド 外国株式への投資を検討しているけれど、信託報酬0.605%は高いのか、それとも妥当なのか気になっていませんか。
この投資信託は野村アセットマネジメントが運用する先進国株式ファンドで、日本を除く22カ国の株式に分散投資できる商品です。
しかし、eMAXIS Slimなど低コストファンドと比較すると信託報酬がやや高めで、購入時手数料がかかる証券会社もあります。
本記事では、野村インデックスファンド 外国株式の基本情報から手数料、メリット・デメリット、運用実績、他ファンドとの比較まで詳しく解説します。
新NISAでの活用方法や20年後のシミュレーション、おすすめの証券会社も紹介しますので、投資判断の参考にしてください。
目次
野村インデックスファンド 外国株式とは?
野村インデックスファンド 外国株式(愛称:Funds-i 外国株式)は、野村アセットマネジメントが運用するインデックス型投資信託です。
日本を除く先進国の株式市場に幅広く投資できる商品として、多くの投資家に利用されています。
このファンドの最大の特徴は、MSCI-KOKUSAI指数に連動する運用方針を採用している点です。
先進国22カ国の大型・中型株約1,142銘柄に分散投資することで、世界経済の成長を取り込むことを目指しています。
野村インデックスファンド 外国株式は、日本を除く先進国22カ国の株式に投資します。
投資先の国別構成比率は、米国が約74%と最も高く、次いで英国約3.8%、カナダ約3.4%、フランス約2.5%と続きます。
組入上位銘柄には、アップル、マイクロソフト、アマゾン、エヌビディアなど、世界を代表するテクノロジー企業が並びます。
これらの企業は時価総額が大きく、世界経済への影響力も強いため、ファンド全体のパフォーマンスを左右する重要な要素となっています。
投資先が先進国に限定されているため、新興国株式と比べて値動きが比較的安定している点も特徴です。
ただし、米国への投資比率が7割を超えるため、米国経済の動向に大きく影響を受けます。
MSCI-KOKUSAI指数とは、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)社が算出する、日本を除く先進国の株式市場を表す代表的な指数です。
浮動株数ベースの時価総額加重平均で算出されており、各国の浮動株調整後時価総額の約85%をカバーしています。
野村インデックスファンド 外国株式は、このMSCI-KOKUSAI指数(円換算ベース・為替ヘッジなし)の中長期的な動きを概ね捉える投資成果を目指して運用されます。
インデックスファンドの運用では、ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)をできるだけ小さくすることが重要です。
為替ヘッジを行わない方針のため、外貨建資産の値動きに加えて為替変動の影響も受けます。
円安局面では為替差益が期待できる一方、円高局面では為替差損が発生する可能性があります。
野村インデックスファンド 外国株式の信託報酬は年率0.605%(税込)です。
この手数料は保有期間中、日々信託財産から差し引かれます。
購入時手数料は証券会社によって異なり、楽天証券やSBI証券では無料(ノーロード)ですが、一部の証券会社では上限1.1%(税込)の購入時手数料がかかる場合があります。
信託財産留保額は設定されていないため、換金時の追加費用は発生しません。
| 手数料項目 | 金額・料率 | 備考 |
| 購入時手数料 | 無料~1.1%(税込) | 証券会社により異なる |
| 信託報酬 | 年率0.605%(税込) | 日々差し引かれる |
| 信託財産留保額 | なし | 換金時の費用なし |
信託報酬0.605%は、同じ先進国株式に投資するeMAXIS Slim 先進国株式インデックス(年率0.09889%程度)と比較すると高めの水準です。
長期保有では手数料の差が運用成果に影響するため、コスト面は慎重に検討する必要があります。
野村インデックスファンド 外国株式の5つのメリット
野村インデックスファンド 外国株式には、先進国経済への分散投資、野村アセットマネジメントの運用実績、新NISA対応など、複数のメリットがあります。
それぞれの強みを詳しく見ていきましょう。
野村インデックスファンド 外国株式の最大のメリットは、先進国22カ国の経済成長を一つのファンドで取り込める点です。
特に米国経済への投資比率が約74%と高く、世界最大の経済大国の成長を享受できます。
先進国株式市場の特徴
安定した法制度と市場インフラ
情報開示の透明性が高い
グローバル企業が多数上場
長期的な経済成長が期待できる
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界を代表する企業に間接的に投資できるため、個別株投資と比べてリスクを抑えながら成長の恩恵を受けられます。
野村インデックスファンド 外国株式は、約1,142銘柄に分散投資することで、個別企業や特定国のリスクを軽減しています。
一つの国や企業に問題が発生しても、ポートフォリオ全体への影響は限定的です。
分散投資のメリットは、価格変動リスク(ボラティリティ)を抑えながら、安定したリターンを目指せる点にあります。
米国以外にも英国、カナダ、フランス、ドイツ、オーストラリアなど複数の先進国に投資することで、地域分散の効果も得られます。
新興国株式は含まれていないため、新興国の高い成長率を取り込みたい場合は、別途新興国株式ファンドとの組み合わせを検討する必要があります。
野村インデックスファンド 外国株式は、国内最大級の運用会社である野村アセットマネジメントが運用しています。
同社は長年にわたる運用実績とノウハウを持ち、インデックス運用においても高い評価を得ています。
野村アセットマネジメントの強み
豊富な運用経験と専門知識
充実したリサーチ体制
グローバルネットワークの活用
安定した財務基盤
運用会社の信頼性は、長期投資において重要な要素です。
野村ブランドの安心感を重視する投資家にとって、このファンドは有力な選択肢となります。
野村インデックスファンド 外国株式は、2024年から始まった新NISA制度の成長投資枠で購入できます。
成長投資枠では年間240万円まで投資でき、運用益が非課税となるメリットがあります。
つみたて投資枠(年間120万円)では購入できません。つみたて投資枠は金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象で、野村インデックスファンド 外国株式は信託報酬の水準などから対象外となっています。
成長投資枠を活用すれば、配当金や売却益にかかる税金(通常20.315%)が非課税となるため、税制面で有利に資産形成を進められます。
野村インデックスファンド 外国株式は、年1回決算の分配金再投資型ファンドです。
組入株式から得られる配当金は分配せずにファンド内で再投資されるため、複利効果を活用した資産形成が可能です。
分配金を受け取るタイプのファンドと比較すると、税金が繰り延べられ、より多くの金額が運用に回るため、長期的な資産増加が期待できます。
金融庁も長期・積立・分散投資の重要性を推奨しており、複利効果を活用した資産形成は資産形成の基本とされています。
野村インデックスファンド 外国株式の3つのデメリット
メリットがある一方で、野村インデックスファンド 外国株式にはいくつかのデメリットも存在します。
投資判断の際は、これらの点も十分に理解しておく必要があります。
野村インデックスファンド 外国株式の最大のデメリットは、信託報酬0.605%が同種のインデックスファンドと比較して高い点です。
同じ先進国株式に投資するeMAXIS Slim 先進国株式インデックスの信託報酬は年率0.09889%程度、ニッセイ外国株式インデックスファンドは年率0.09889%程度と、大きな差があります。
| ファンド名 | 信託報酬(年率・税込) | 20年間の手数料総額(100万円投資) |
| 野村インデックスファンド 外国株式 | 0.605% | 約12.1万円 |
| eMAXIS Slim 先進国株式 | 0.09889%程度 | 約2.0万円 |
| ニッセイ外国株式インデックス | 0.09889%程度 | 約2.0万円 |
※単純計算のため、運用益は考慮していません。実際の手数料総額は運用成果により変動します。
20年間の長期保有では、信託報酬の差が約10万円にもなります。
コストを重視する投資家にとって、この差は無視できない金額です。
野村インデックスファンド 外国株式は、証券会社によって購入時手数料(上限1.1%・税込)がかかる場合があります。
SBI証券や楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券では購入時手数料無料(ノーロード)で購入できますが、一部の対面証券会社では手数料が発生します。
購入時手数料1.1%がかかる場合、100万円投資すると1.1万円が差し引かれ、実際に運用される金額は98.9万円となります。この初期コストは運用開始時点で確定するため、長期運用でも取り戻すことはできません。
最近の投資信託市場では、購入時手数料無料のノーロードファンドが主流となっています。
購入する際は、必ず証券会社の手数料体系を確認しましょう。
野村インデックスファンド 外国株式は、為替ヘッジを行わない方針のため、為替変動の影響を直接受けます。
外貨建資産の値動きに加えて、円と外貨の為替レートの変動が基準価額に反映されます。
運用実績と利回りはどう?
野村インデックスファンド 外国株式の運用実績を確認することで、ファンドの実力を把握できます。
過去のパフォーマンスは将来を保証するものではありませんが、投資判断の重要な参考情報となります。
野村インデックスファンド 外国株式の過去の運用実績は、MSCI-KOKUSAI指数に概ね連動した動きを示しています。
インデックスファンドの評価では、ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)が小さいほど優れた運用とされます。
確定拠出年金向けの同シリーズファンド(信託報酬0.09889%)の実績を参考にすると、長期的には安定したリターンを実現しています。
ただし、野村インデックスファンド 外国株式は信託報酬が高いため、実際のリターンはベンチマークを若干下回る傾向があります。
先進国株式市場は、短期的には大きな変動がある一方、長期的には右肩上がりの成長を続けてきました。
リーマンショック(2008年)やコロナショック(2020年)などの暴落局面でも、数年かけて回復し、その後さらに成長を続けています。
野村インデックスファンド 外国株式の基準価額は、設定来(2010年11月)から長期的に上昇傾向にあります。
2020年のコロナショックでは一時的に大きく下落しましたが、その後急速に回復し、2021年以降は過去最高値を更新し続けています。
2024年12月時点の基準価額は79,000円台で推移しており、設定来で約6.9倍に成長しています。これは年率換算で約14%の成長率に相当し、長期投資の効果を示す好例と言えます。
インデックスファンドの運用品質を測る重要な指標が、ベンチマークとの乖離(トラッキングエラー)です。
野村インデックスファンド 外国株式は、MSCI-KOKUSAI指数(円換算ベース・為替ヘッジなし)をベンチマークとしています。
| 要因 | 影響 | 説明 |
| 信託報酬 | マイナス | 年率0.605%が日々差し引かれる |
| 売買コスト | マイナス | 株式の売買時に発生する手数料 |
| 配当金の再投資タイミング | プラス/マイナス | 配当金を受け取ってから再投資するまでのタイムラグ |
| 現金保有 | マイナス | 解約資金のための現金保有 |
野村インデックスファンド 外国株式のトラッキングエラーは、信託報酬の水準を考慮すると妥当な範囲に収まっています。
ただし、低コストファンドと比較すると、信託報酬の差がそのまま運用成果の差として表れます。
他の先進国株式ファンドと比較
野村インデックスファンド 外国株式と他の先進国株式ファンドを比較することで、自分に合った商品を選ぶことができます。
主要な競合ファンドとの違いを詳しく見ていきましょう。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、三菱UFJアセットマネジメントが運用する低コストファンドです。
野村インデックスファンド 外国株式との主な違いを比較してみましょう。
| 項目 | 野村インデックスファンド 外国株式 | eMAXIS Slim 先進国株式 |
| 信託報酬(年率・税込) | 0.605% | 0.09889%程度 |
| 購入時手数料 | 無料~1.1%(証券会社による) | 無料(ノーロード) |
| ベンチマーク | MSCI-KOKUSAI指数 | MSCI-KOKUSAI指数 |
| 純資産総額 | 約850億円 | 約4.5兆円 |
| 新NISA(つみたて投資枠) | 対象外 | 対象 |
| 新NISA(成長投資枠) | 対象 | 対象 |
| 運用会社 | 野村アセットマネジメント | 三菱UFJアセットマネジメント |
最も大きな違いは信託報酬の差です。
eMAXIS Slimは業界最低水準の手数料を目指しており、野村ファンドの約6分の1のコストで運用できます。
一方、野村インデックスファンド 外国株式のメリットは、野村アセットマネジメントのブランド力と長年の運用実績です。
ニッセイ外国株式インデックスファンドも、eMAXIS Slimと同様に低コストで人気のあるファンドです。
信託報酬は年率0.09889%程度と、野村ファンドと比較して大幅に低い水準です。
ニッセイファンドの特徴は、購入時手数料無料(ノーロード)で、新NISAのつみたて投資枠にも対応している点です。
純資産総額も約6,000億円と大きく、多くの投資家に支持されています。
野村インデックスファンド 外国株式が向いている人は、以下のような特徴を持つ投資家です。
野村ファンドが向いている人
野村アセットマネジメントのブランド力と実績を重視する人
対面証券会社で相談しながら投資したい人
信託報酬の差を許容できる人
20年後のシミュレーション
野村インデックスファンド 外国株式を長期積立投資した場合、将来いくらになるのかシミュレーションしてみましょう。
ただし、これはあくまで試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません。
月3万円を20年間積み立てた場合のシミュレーションです。
想定年率リターンは5%、信託報酬0.605%を考慮した実質リターンは約4.4%として計算します。
| 項目 | 金額 |
| 積立総額(元本) | 720万円 |
| 運用益(想定) | 約381万円 |
| 最終積立額(想定) | 約1,101万円 |
※想定年率リターン4.4%(5%から信託報酬0.605%を差し引いた実質リターン)で計算。税金は考慮していません(新NISA利用を想定)。
月3万円の積立でも、20年間継続すれば1,000万円を超える資産形成が期待できます。
月5万円、月10万円を積み立てた場合のシミュレーションも見てみましょう。
| 月額積立額 | 積立総額(元本) | 運用益(想定) | 最終積立額(想定) |
| 月5万円 | 1,200万円 | 約635万円 | 約1,835万円 |
| 月10万円 | 2,400万円 | 約1,270万円 | 約3,670万円 |
※想定年率リターン4.4%で計算。税金は考慮していません(新NISA利用を想定)。
新NISAの非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)のため、限度額を超えた部分は課税口座での運用となります。
積立投資では、ドルコスト平均法の効果により、価格変動リスクを軽減できます。
ドルコスト平均法とは、定期的に一定金額を投資することで、価格が高い時には少なく、価格が安い時には多く購入する投資手法です。
ドルコスト平均法のメリット
価格下落時でも平均購入単価を下げることができる
投資タイミングを気にせず機械的に投資できる
少額から始められるため初心者でも取り組みやすい
ドルコスト平均法は価格変動リスクを完全に排除するものではありません。長期的に価格が下落し続ける場合は、損失が発生する可能性があります。
野村インデックスファンド 外国株式におすすめの証券会社3社
野村インデックスファンド 外国株式を購入する際は、手数料が無料で取扱商品が豊富な証券会社を選ぶことが重要です。
ここでは、おすすめの証券会社3社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、口座数約1,500万口座を誇る国内最大級のネット証券です。
野村インデックスファンド 外国株式を購入時手数料無料(ノーロード)で購入でき、投資信託の取扱本数も約2,600本と業界トップクラスです。
SBI証券の主な特徴
投資信託の積立設定が柔軟(毎日・毎週・毎月から選択可能)
クレカ積立で三井住友カードのVポイントが最大0.5%還元
新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠の両方に対応
スマホアプリ「かんたん積立アプリ」で手軽に管理
投資初心者から上級者まで幅広く利用されており、取引ツールやサポート体制も充実しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天グループのネット証券で、口座数約1,200万口座を誇ります。
野村インデックスファンド 外国株式を購入時手数料無料で購入でき、楽天ポイントを使った投資も可能です。
楽天証券の主な特徴
楽天カードでクレカ積立すると楽天ポイントが最大1.0%還元
貯まった楽天ポイントで投資信託を購入可能
投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる
楽天市場でのポイント還元率がアップする特典あり
楽天経済圏を活用している人には特におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券で、口座数約270万口座です。
野村インデックスファンド 外国株式を購入時手数料無料で購入でき、クレカ積立の還元率が業界最高水準の1.1%(マネックスカード利用時)です。
マネックス証券の主な特徴
クレカ積立の還元率が高く、月5万円の積立で年間6,600円分のポイント
投資信託の分析ツールが充実
新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠の両方に対応
米国株投資も充実しており、将来的に投資の幅を広げられる
ポイント還元を重視する人や、米国株投資にも興味がある人には、マネックス証券がおすすめです。
新NISAでの活用方法
野村インデックスファンド 外国株式は、新NISA制度の成長投資枠で購入できます。
新NISAを活用することで、税制面で有利に資産形成を進められます。
新NISA制度には、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の2つの枠があります。
野村インデックスファンド 外国株式は成長投資枠でのみ購入可能で、つみたて投資枠では購入できません。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
| 年間投資枠 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有限度額(総枠) | 1,800万円(成長投資枠と合計) | 1,200万円(内数) |
| 投資方法 | 積立のみ | 積立・一括購入 |
| 対象商品 | 金融庁基準を満たす投資信託 | 上場株式・投資信託等 |
| 野村ファンド購入可否 | ×(対象外) | ○(対象) |
新NISAで野村インデックスファンド 外国株式を購入する手順は以下の通りです。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、証券会社選びは慎重に行いましょう。
新NISAの非課税枠を効果的に活用するためのポイントを紹介します。
成長投資枠(年間240万円)を優先的に使うことをおすすめします。つみたて投資枠(年間120万円)は低コストファンドに限定されているため、より幅広い商品に投資できる成長投資枠から埋めていくのが効率的です。
非課税保有限度額1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)を意識しながら投資しましょう。
成長投資枠だけで1,200万円、残り600万円をつみたて投資枠で埋めることができます。
売却した分の非課税枠は翌年以降に復活しますが、年間投資枠(成長投資枠240万円、つみたて投資枠120万円)の上限は変わりません。短期売買を繰り返すと非課税枠を有効活用できないため、長期保有を前提とした投資が基本です。
野村インデックスファンド 外国株式は、日本を除く先進国22カ国の株式に分散投資できるインデックスファンドです。
MSCI-KOKUSAI指数に連動する運用方針で、世界経済の成長を取り込むことを目指しています。
一方、デメリットとしては、信託報酬0.605%が低コストファンドと比較して高い点、購入時手数料がかかる場合がある点、為替変動のリスクがある点が挙げられます。
特に信託報酬の差は長期運用で大きな影響を与えるため、コスト重視の投資家はeMAXIS Slimやニッセイシリーズなどの低コストファンドを検討する価値があります。
野村ファンドが向いているのは、野村アセットマネジメントのブランド力と実績を重視する人、対面証券会社で相談しながら投資したい人です。
購入する際は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券を利用すれば、購入時手数料無料で購入できます。
新NISAの成長投資枠を活用することで、運用益を非課税で受け取れるメリットも享受できます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。最新の手数料や制度情報は、各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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