投資信託「健次」とは?メリット・デメリットと購入方法を解説

投資信託「健次」とは?メリット・デメリットと購入方法を解説

「健次」という投資信託の名前を聞いたことがあるけれど、具体的にどんなファンドなのか分からない。

ヘルスケアやバイオ関連に投資できる商品らしいけど、本当に自分に合っているのか不安。

そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

「健次」は正式名称を「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」といい、三菱UFJ国際投信が運用する投資信託です。

この記事では、健次の基本情報からメリット・デメリット、購入方法まで、投資判断に必要な情報を分かりやすく解説します。

ヘルスケアセクターへの投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 健次は世界のヘルスケア・バイオ企業に投資できるアクティブファンド
  • 長期的な運用実績がある一方、信託報酬が年率2.42%とやや高い
  • SBI証券や楽天証券などの主要ネット証券で購入可能
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

投資信託「健次」とは|グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンドの基本

投資信託「健次」は、世界のヘルスケア・バイオテクノロジー関連企業に投資できるファンドです。正式名称は「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」といい、「健次」は親しみやすい愛称として使われています。

このファンドは2004年2月に設定され、20年以上の運用実績を持つ老舗のテーマ型投資信託です。医療・製薬・バイオテクノロジーといった成長分野に分散投資することで、長期的な資産形成を目指します。

健次の正式名称と運用会社

健次の正式名称は「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」で、三菱UFJ国際投信株式会社が運用しています。三菱UFJ国際投信は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員であり、日本を代表する資産運用会社の一つです。

運用の実務は、米国の著名な資産運用会社であるウエリントン・マネージメント・カンパニー・エルエルピーに委託されています。ウエリントン・マネージメントは1928年創業の老舗運用会社で、ヘルスケアセクターの運用に豊富な経験を持っています。このように、日本の信頼できる運用会社と、海外の専門性の高い運用会社が連携することで、質の高い運用を実現しています。

投資対象はヘルスケア・バイオ関連企業

健次は、世界の主要先進国市場から、製薬、バイオテクノロジー、医療製品、医療・健康サービス関連企業などの株式に投資します。具体的な投資対象は、新薬開発を行う製薬会社、遺伝子治療などの先端技術を持つバイオ企業、医療機器メーカー、病院運営会社などです。

ファンドの運用では、企業の事業見通し、新商品の開発状況、企業戦略、競合他社との比較などを詳細に分析する「ボトムアップ・アプローチ」を採用しています。これは、個別企業の調査・分析を重視する運用手法で、市場全体の動きよりも、企業ごとの成長性や競争力を見極めることに重点を置いています。

世界各国の企業に投資することで地域分散も実現しており、特定地域のリスクを軽減しています。

為替ヘッジあり/なしの2つのコース

健次には、為替ヘッジの有無によって2つのコースが用意されています。一つは「為替ヘッジなし」コース(愛称:健次)、もう一つは「為替ヘッジあり」コース(愛称:健次(ヘッジあり))です。

為替ヘッジなしコースは、外貨建て資産を円に換算する際の為替変動の影響を受けます。円安になれば基準価額が上昇し、円高になれば基準価額が下落します。一方、為替ヘッジありコースは、為替変動の影響を抑えるための取引を行うため、為替相場の変動による影響を軽減できます。

為替ヘッジにはコストがかかるため、ヘッジありコースの方がヘッジなしコースよりも信託報酬がやや高くなります。また、為替ヘッジは完全に為替リスクをゼロにするものではなく、一定の為替変動の影響は残る点に注意が必要です。

健次の運用実績と基準価額|20年で4倍のリターン

健次は2004年の設定以来、長期的に安定した運用実績を残してきました。ここでは、基準価額の推移や騰落率、ベンチマークとの比較、組入上位銘柄について詳しく見ていきます。

基準価額の推移と騰落率

2025年12月22日時点での健次の基準価額は10,776円です。設定時の基準価額は10,000円でしたので、約20年間で基準価額は上昇しています。

健次は設定来、いくつかの大きな市場変動を経験してきました。2008年のリーマンショック時には大きく下落しましたが、その後の医療技術の進歩や高齢化社会の進展を背景に、ヘルスケアセクター全体が成長し、基準価額も回復・上昇してきました。特に2010年代以降は、バイオテクノロジーの発展や新薬開発の進展により、組入銘柄の株価が上昇し、ファンドの運用成績も良好でした。

テーマ型投資信託の特性として、ヘルスケアセクター全体が調整局面に入ると、基準価額も大きく変動することがあります。特に2020年代に入ってからは、金利上昇局面でバイオ関連株が売られる場面もあり、基準価額の変動幅が大きくなる時期もありました。

ベンチマークとの比較

健次はアクティブファンドであり、明確なベンチマーク(比較対象指数)を設定していません。しかし、ヘルスケアセクターの代表的な指数として、MSCIワールド・ヘルスケア・インデックスなどと比較することで、運用成績の良し悪しを判断することができます。

アクティブファンドの目的は、市場平均を上回るリターンを目指すことです。健次の運用担当者は、企業調査や銘柄選定によって、指数を上回る成績を目指しています。ただし、アクティブファンドは信託報酬が高いため、指数を上回るリターンを継続的に出せるかどうかが重要なポイントになります。

実際の運用成績を評価する際は、単年度のリターンだけでなく、3年、5年、10年といった長期的なリターンを確認することが大切です。また、リターンだけでなく、リスク(価格変動の大きさ)も考慮して、リスク調整後リターン(シャープレシオなど)で評価することも有効です。

組入上位銘柄の特徴

健次の組入上位銘柄は、世界的に著名な製薬会社やバイオテクノロジー企業が中心です。具体的な銘柄名は月次レポートで確認できますが、一般的には、米国の大手製薬会社、バイオ医薬品企業、医療機器メーカーなどが上位を占めています。

組入上位銘柄の特徴として、新薬開発のパイプラインが豊富な企業、特許で保護された独自技術を持つ企業、安定した収益基盤を持つ企業などが選ばれています。これらの企業は、長期的な成長が期待できる一方、新薬の開発失敗や特許切れなどのリスクもあります。

また、健次は国・地域別では米国企業の比率が高く、全体の7割以上を占めています。これは、米国が世界最大の医療市場であり、革新的なバイオ企業が多く存在するためです。その他、欧州やアジアの企業にも分散投資することで、地域リスクの軽減を図っています。

健次の5つのメリット|ヘルスケア投資の魅力

健次には、ヘルスケアセクターに投資できるファンドならではのメリットがあります。ここでは、健次の主な5つのメリットについて詳しく解説します。

ヘルスケア・バイオ関連企業に一括投資できる

健次の最大のメリットは、世界のヘルスケア・バイオ関連企業に一括で投資できる点です。個人投資家が個別に海外の製薬会社やバイオ企業の株式を購入するのは、情報収集や取引の面で難しいものがあります。

健次を通じて投資すれば、運用のプロが選定した数十社の有望企業に分散投資できます。製薬、バイオテクノロジー、医療機器、ヘルスケアサービスなど、幅広い分野に投資することで、特定企業の業績悪化リスクを軽減できます。また、世界各国の企業に投資することで、地域分散の効果も得られます。

20年で騰落率400%の実績

健次は設定来、長期的に良好な運用実績を残してきました。20年以上の運用期間を通じて、ヘルスケアセクターの成長を捉えてきた実績があります。

ヘルスケアセクターは、高齢化社会の進展、医療技術の進歩、新興国での医療需要の拡大など、長期的な成長要因を持っています。健次は、こうした構造的な成長トレンドを背景に、長期投資に適したファンドと言えます。

過去の運用実績は将来の成果を保証するものではなく、市場環境によっては基準価額が大きく変動する可能性があることも理解しておく必要があります。

ボトムアップ・アプローチで銘柄を厳選

健次の運用では、「ボトムアップ・アプローチ」という手法が採用されています。これは、個別企業の調査・分析を重視し、企業ごとの成長性や競争力を詳細に評価して投資判断を行う手法です。

具体的には、企業の事業見通し、新商品の開発状況、企業戦略、競合他社との比較などを詳細に分析します。新薬の開発パイプライン、臨床試験の進捗状況、特許の有効期限、市場シェアなど、ヘルスケア企業特有の評価ポイントを専門家が精査します。このような詳細な企業分析は、個人投資家が独自に行うのは困難であり、プロの運用者に任せるメリットが大きい分野です。

グローバル分散投資を実現

健次は、世界の主要先進国市場から投資対象を選定するため、グローバルな分散投資が実現できます。米国を中心としながらも、欧州やアジアの有望企業にも投資することで、特定地域の経済・政治リスクを軽減しています。

また、製薬、バイオテクノロジー、医療機器、ヘルスケアサービスなど、ヘルスケアセクター内でも幅広い分野に投資することで、セクター内の分散も図っています。特定の分野(例えばバイオ医薬品のみ)に集中投資するよりも、リスクを分散できる点がメリットです。

三菱UFJ国際投信の信頼性

健次を運用する三菱UFJ国際投信は、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員であり、日本を代表する資産運用会社です。大手金融グループの一員であることから、運用体制や管理体制がしっかりしており、投資家にとって安心感があります。

また、運用の実務を担当するウエリントン・マネージメントは、1928年創業の老舗運用会社で、ヘルスケアセクターの運用に豊富な実績があります。日本の信頼できる運用会社と、海外の専門性の高い運用会社が連携することで、質の高い運用が期待できます。

健次の3つのデメリット|投資前に知っておきたいこと

健次にはメリットがある一方で、投資前に理解しておくべきデメリットもあります。ここでは、健次の主な3つのデメリットについて詳しく解説します。

信託報酬が2.42%とやや高い

健次の最大のデメリットは、信託報酬(運用管理費用)が年率2.42%(税込)とやや高いことです。信託報酬は、ファンドの運用や管理にかかる費用で、保有期間中、信託財産から日々差し引かれます。

一般的なインデックスファンドの信託報酬が年率0.1~0.5%程度であることを考えると、健次の信託報酬は高めです。例えば、100万円を投資した場合、年間で約2.4万円の信託報酬がかかる計算になります。10年間保有すれば、累計で約24万円の費用負担となります。

アクティブファンドは、プロの運用者が銘柄選定を行うため、インデックスファンドよりも信託報酬が高くなるのは一般的です。しかし、高い信託報酬を支払う以上、インデックスを上回るリターンを継続的に出せるかどうかが重要なポイントになります。

分配金ありタイプで複利効果が減少

健次は年2回(2月、8月)決算を行い、収益の分配を行う方針です。分配金を受け取ることで定期的な収入を得られるメリットがある一方、分配金を出すことで複利効果が減少するデメリットがあります。

投資信託の分配金は、ファンドの純資産から支払われます。分配金を受け取ると、その分だけファンドの純資産が減少し、再投資される資産が減ることになります。長期的な資産形成を目指す場合、分配金を受け取らずに再投資する方が、複利効果によって資産が大きく成長する可能性があります。

分配金には税金がかかります(NISA口座を除く)。分配金を受け取るたびに約20%の税金が差し引かれるため、手元に残る金額は減少します。長期的な資産形成を重視する場合は、分配金を再投資するコースを選択するか、分配金を出さないファンドを検討することも一つの選択肢です。

セクター集中リスクがある

健次はヘルスケア・バイオセクターに特化したテーマ型投資信託であるため、セクター集中リスクがあります。ヘルスケアセクター全体が調整局面に入ると、ファンドの基準価額も大きく下落する可能性があります。

例えば、医療制度改革による薬価引き下げ、新薬開発の失敗、規制強化、金利上昇によるバイオ株の売却などが起こると、セクター全体が下落することがあります。また、ヘルスケアセクターは景気変動の影響を受けにくい「ディフェンシブセクター」とされていますが、金利上昇局面では成長株として売られることもあります。

セクター集中リスクを軽減するには、健次だけに投資するのではなく、他のセクターや資産クラス(国内株式、債券など)にも分散投資することが重要です。ポートフォリオ全体の中で、健次をどの程度の比率で組み入れるかを慎重に検討する必要があります。

健次と他のヘルスケアファンドを比較|どちらを選ぶべき?

健次以外にも、ヘルスケアセクターに投資できるファンドは複数あります。ここでは、健次と他のファンドを比較し、どのような基準で選ぶべきかを解説します。

健次 vs インデックスファンド

健次はアクティブファンドですが、ヘルスケアセクターにはインデックスファンドも存在します。例えば、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のヘルスケアセクター版や、ヘルスケア関連のETFなどがあります。

インデックスファンドのメリットは、信託報酬が低いことです。年率0.1~0.5%程度の信託報酬で、ヘルスケアセクター全体に投資できます。一方、健次のようなアクティブファンドは、プロの運用者が銘柄を選定するため、インデックスを上回るリターンを目指せる可能性があります。

どちらを選ぶべきかは、投資家の考え方次第です。コストを重視し、市場平均のリターンで満足できるならインデックスファンドが適しています。一方、高い信託報酬を支払ってでも、プロの銘柄選定による超過リターンを期待するなら、健次のようなアクティブファンドが選択肢になります。

健次 vs 他のアクティブファンド

ヘルスケアセクターに投資するアクティブファンドは、健次以外にもいくつか存在します。他のファンドと比較する際のポイントは、信託報酬、運用実績、運用方針、純資産総額などです。

信託報酬については、健次の2.42%と他のファンドの手数料を比較します。運用実績については、3年、5年、10年といった長期的なリターンを確認し、ベンチマークや同カテゴリーの平均と比較します。運用方針については、どのような企業に投資しているか、銘柄選定の基準は何かを確認します。

純資産総額も重要なポイントです。純資産総額が大きいファンドは、多くの投資家から支持されており、運用の安定性が高いと言えます。健次の純資産総額は約2,490億円(2025年12月時点)と大きく、長期的に安定した運用が期待できます。

比較表|手数料・運用実績・リスク

健次と他のヘルスケアファンドを比較する際は、以下のような項目を確認すると良いでしょう。

項目 健次 インデックスファンド例 他のアクティブファンド例
信託報酬(年率) 2.42% 0.1~0.5% 1.5~2.5%
購入時手数料 最大3.3%(ネット証券では無料) 無料 最大3.3%
運用スタイル アクティブ(ボトムアップ) パッシブ(指数連動) アクティブ
純資産総額 約2,490億円 ファンドによる ファンドによる
分配金 年2回 なし(または年1回) ファンドによる
為替ヘッジ なし(ヘッジありコースもあり) ファンドによる ファンドによる

この表を参考に、自分の投資目的やリスク許容度に合ったファンドを選ぶことが大切です。コストを重視するならインデックスファンド、プロの銘柄選定を期待するならアクティブファンドが適しています。

健次はどんな人におすすめ?|向いている人・向いていない人

健次は、すべての投資家に適しているわけではありません。ここでは、健次が向いている人と向いていない人の特徴を解説します。

健次が向いている人

健次は、以下のような方に適しています。

  • ヘルスケア・バイオセクターの長期的な成長に期待している人
  • 個別株投資は難しいが、プロの銘柄選定に期待したい人
  • グローバルに分散投資したい人
  • 10年以上の長期投資を前提としている人
  • 価格変動リスクを許容できる人
  • アクティブファンドの高い信託報酬を納得できる人

ヘルスケアセクターは、高齢化社会の進展、医療技術の進歩、新興国での医療需要の拡大など、長期的な成長要因を持っています。健次は、こうした構造的な成長トレンドを背景に、長期投資に適したファンドと言えます。

健次が向いていない人

一方、健次は以下のような方には適していません。

  • コストを最小限に抑えたい人
  • 短期的な利益を求めている人
  • 価格変動リスクを避けたい人
  • 分配金を重視する人(複利効果を重視する場合)
  • セクター分散を重視する人

健次の信託報酬は年率2.42%とやや高いため、コストを重視する投資家には向いていません。また、ヘルスケアセクターに特化しているため、セクター集中リスクがあります。ポートフォリオ全体の中で、他のセクターや資産クラスにも分散投資することが重要です。

ポートフォリオ内での推奨比率

健次をポートフォリオに組み入れる場合、どの程度の比率が適切でしょうか。一般的には、テーマ型投資信託はポートフォリオ全体の10~30%程度に抑えることが推奨されます。

例えば、投資資金が500万円の場合、健次には50万~150万円程度を配分し、残りは国内株式、海外株式(全セクター)、債券などに分散投資します。このように、健次をコア資産ではなく、サテライト資産(攻めの資産)として位置付けることで、リスクを適切にコントロールできます。

投資家の年齢やリスク許容度によっても適切な比率は異なります。若年層で長期投資が可能な場合は、やや高めの比率(20~30%)でも良いでしょう。一方、退職が近い年代や、リスクを抑えたい場合は、比率を低めに抑える(10~20%)ことが適切です。

健次を購入できるおすすめの証券会社3社

健次は、多くの証券会社で購入できます。ここでは、特におすすめの証券会社3社を紹介します。

SBI証券|取扱ファンド数No.1

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は、国内最大級のネット証券で、取扱投資信託数が約2,600本と業界トップクラスです。健次も取り扱っており、購入時手数料は無料です。

SBI証券の特徴

投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる

クレジットカード積立で0.5~5.0%のポイント還元

口座開設数約1,500万口座の実績

SBI証券のメリットは、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まることです。貯まったポイントは、投資信託の購入や、他のポイント(Tポイント、Pontaポイントなど)に交換できます。また、クレジットカード積立にも対応しており、三井住友カードで積立設定すると、積立額の0.5~5.0%のポイントが貯まります。

楽天証券|楽天ポイントが貯まる

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約12,000,000口座 ※2025年1月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 263銘柄 ※2025年4月24日時点
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は、楽天グループのネット証券で、取扱投資信託数が約2,550本と豊富です。健次も取り扱っており、購入時手数料は無料です。

楽天証券の特徴

楽天ポイントが貯まる・使える

楽天カード積立で0.5~1.0%のポイント還元

楽天経済圏との連携でメリット大

楽天証券の最大のメリットは、楽天ポイントが貯まる・使えることです。投資信託の保有残高に応じて楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資信託を購入できます。また、楽天カードで積立設定すると、積立額の0.5~1.0%の楽天ポイントが貯まります。

マネックス証券|米国株にも強い

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、米国株取引に強いネット証券で、取扱投資信託数が約1,800本です。健次も取り扱っており、購入時手数料は無料です。

マネックス証券の特徴

クレジットカード積立で1.1%のポイント還元

米国株取扱銘柄数約5,000銘柄

米国株投資との組み合わせに最適

マネックス証券のメリットは、投資信託の保有残高に応じてマネックスポイントが貯まることです。貯まったポイントは、投資信託の購入や、他のポイント(dポイントなど)に交換できます。また、クレジットカード積立にも対応しており、マネックスカードで積立設定すると、積立額の1.1%のポイントが貯まります。

健次の購入方法と注意点|5つのステップで解説

健次を購入する手順は、証券口座の開設から始まります。ここでは、5つのステップに分けて、購入方法と注意点を解説します。

証券口座を開設する

健次を購入するには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券がおすすめです。

口座開設の手順は、各証券会社の公式サイトから申し込みフォームに必要事項を入力し、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)をアップロードします。審査が完了すると、最短翌営業日から取引が可能になります。口座開設は無料で、維持費もかかりません。

ファンドを検索する

口座開設が完了したら、証券会社のサイトやアプリで健次を検索します。検索窓に「健次」または「グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド」と入力すると、ファンドの詳細ページが表示されます。

ファンドの詳細ページでは、基準価額、純資産総額、運用実績、手数料などの情報を確認できます。また、目論見書(ファンドの説明書)もダウンロードできるので、投資前に必ず確認しましょう。

購入金額と分配金コースを選ぶ

健次を購入する際は、購入金額と分配金コースを選びます。購入金額は、証券会社によって異なりますが、多くのネット証券では100円以上1円単位で購入できます。

分配金コースは、「受取型」と「再投資型」の2つがあります。受取型は、分配金を現金として受け取るコースです。再投資型は、分配金を自動的に同じファンドに再投資するコースです。長期的な資産形成を目指す場合は、複利効果が得られる再投資型がおすすめです。

目論見書を確認する

購入前に、必ず目論見書(交付目論見書)を確認しましょう。目論見書には、ファンドの投資方針、リスク、手数料、運用実績などが詳しく記載されています。

特に確認すべきポイントは、投資リスク(元本割れの可能性、為替変動リスク、セクター集中リスクなど)と、手数料(購入時手数料、信託報酬、信託財産留保額など)です。これらの情報を理解した上で、投資判断を行うことが大切です。

購入を確定する

購入内容を確認し、問題がなければ購入を確定します。購入代金は、証券口座に入金されている資金から引き落とされます。購入後は、保有残高や基準価額の推移を定期的に確認しましょう。

また、積立投資を希望する場合は、積立設定を行います。毎月一定額を自動的に購入する設定ができるので、長期的な資産形成に適しています。クレジットカード積立に対応している証券会社では、積立額に応じてポイントが貯まるメリットもあります。

よくある質問(Q&A)

よくある質問
健次はNISAで購入できる?

はい、健次はNISA(成長投資枠)で購入できます。NISAを利用すれば、運用益や分配金が非課税になるため、税金面で有利です。

2024年から始まった新NISA制度では、年間240万円まで成長投資枠で投資でき、非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠1,200万円)です。健次のような投資信託は、長期保有を前提とするため、NISAとの相性が良いと言えます。ただし、つみたて投資枠では購入できないため、成長投資枠を利用する必要があります。

為替ヘッジあり/なしはどちらを選ぶべき?

為替ヘッジあり/なしの選択は、投資家の為替相場に対する見通しやリスク許容度によって異なります。為替ヘッジなしコースは、円安になれば基準価額が上昇し、円高になれば基準価額が下落します。一方、為替ヘッジありコースは、為替変動の影響を抑えることができます。

一般的には、長期投資を前提とする場合、為替ヘッジなしコースが選ばれることが多いです。長期的には為替変動の影響が平準化されるため、ヘッジコストを支払うよりも、為替変動を受け入れる方が有利になる可能性があります。ただし、短期的に円高が進むと予想される場合や、為替リスクを避けたい場合は、ヘッジありコースを選ぶのも一つの選択肢です。

分配金再投資コースと受取コースの違いは?

分配金再投資コースは、分配金を自動的に同じファンドに再投資するコースです。一方、受取コースは、分配金を現金として受け取るコースです。

長期的な資産形成を目指す場合は、再投資コースがおすすめです。分配金を再投資することで、複利効果が得られ、資産が大きく成長する可能性があります。また、再投資コースでは、分配金に対する税金が繰り延べられるため、税金面でも有利です。一方、定期的な収入を得たい場合は、受取コースを選ぶと良いでしょう。

健次の購入時手数料はいくら?

健次の購入時手数料は、販売会社によって異なります。目論見書では最大3.3%(税込)と記載されていますが、多くのネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券など)では、購入時手数料を無料としています。

購入時手数料が無料の証券会社を選ぶことで、投資コストを抑えることができます。ただし、信託報酬(年率2.42%)は保有期間中ずっとかかるため、長期的なコストも考慮して投資判断を行うことが大切です。

健次を売却するタイミングは?

健次を売却するタイミングは、投資家の投資目的や市場環境によって異なります。一般的には、投資目的を達成した場合(目標リターンに到達、必要な資金を確保)や、ファンドの運用方針が変わった場合、運用成績が長期的に悪化している場合などに売却を検討すると良いでしょう。

ただし、短期的な価格変動に一喜一憂して売却するのは避けるべきです。健次は長期投資を前提としたファンドであるため、一時的な下落があっても、長期的な成長を信じて保有し続けることが大切です。

ヘルスケアセクターの今後の見通しは?

ヘルスケアセクターは、長期的に成長が期待されるセクターです。高齢化社会の進展、医療技術の進歩、新興国での医療需要の拡大など、構造的な成長要因があります。

特に、バイオテクノロジーの発展により、遺伝子治療、細胞治療、個別化医療などの新しい治療法が実用化されつつあります。また、AIやデジタル技術を活用した医療サービスも拡大しており、ヘルスケアセクターの成長余地は大きいと言えます。ただし、医療制度改革による薬価引き下げ、規制強化、新薬開発の失敗などのリスクもあるため、投資判断は慎重に行う必要があります。

まとめ

健次(グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンド)は、世界のヘルスケア・バイオ関連企業に投資できるアクティブファンドです。三菱UFJ国際投信が運用し、20年以上の運用実績を持つ老舗のテーマ型投資信託です。

健次のメリットは、ヘルスケア・バイオ関連企業に一括投資できること、ボトムアップ・アプローチで銘柄を厳選していること、グローバル分散投資が実現できることです。一方、デメリットは、信託報酬が年率2.42%とやや高いこと、分配金ありタイプで複利効果が減少すること、セクター集中リスクがあることです。

健次は、ヘルスケアセクターの長期的な成長に期待し、10年以上の長期投資を前提とする方に適しています。ただし、ポートフォリオ全体の中で、他のセクターや資産クラスにも分散投資することが重要です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などのネット証券で購入でき、購入時手数料は無料です。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。詳しくは目論見書をご確認の上、最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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