積立NISAの上限額はいくら?新制度の変更点と賢い使い方

米国テック企業への投資を考えているけれど、どの商品を選べばいいか迷っていませんか。
FANG+投資信託は、AppleやAmazonなど世界的な影響力を持つ米国テック企業10社に集中投資できる投資信託です。
2024年11月末時点で過去1年間のリターンは52.6%、過去3年間では106.8%と、S&P500を大きく上回るパフォーマンスを記録しています。
ただし、わずか10銘柄への集中投資のため、値動きが激しく、信託報酬も0.7755%とやや高めです。
この記事では、FANG+投資信託の仕組みやメリット・デメリット、他の指数との比較、そして具体的な買い方まで詳しく解説します。
自分に合った投資方法を見つけるための判断材料として、ぜひ最後までお読みください。
目次
FANG+投資信託とは?
FANG+投資信託は、米国を代表するテクノロジー企業10社に集中投資する投資信託です。
代表的な商品として「iFreeNEXT FANG+インデックス」があり、NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)への連動を目指して運用されています。
FANG+という名称は、Facebook(現Meta)、Amazon、Netflix、Googleの4社の頭文字から名付けられました。
現在はこの4社に加えて、Apple、Microsoft、NVIDIAなど6社を追加した計10銘柄で構成されています。
2024年9月の定期リバランス後、FANG+指数は以下の10社で構成されています。
FANG+指数の最大の特徴は「等金額投資(イコールウェイト)」方式を採用している点です。
時価総額の大きさに関係なく、10銘柄すべてに均等に10%ずつ投資します。
例えば、時価総額が3兆ドルのAppleも、数千億ドルのNetflixも、同じ10%の比率で組み入れられます。
日々の株価変動で比率は変わりますが、四半期ごと(3月、6月、9月、12月)にリバランスを実施し、再び10%ずつの均等配分に戻します。
この仕組みにより、時価総額の小さい成長企業の影響も大きく受けられるため、高いリターンが期待できる一方、個別銘柄の値動きの影響を受けやすくなります。
S&P500は米国の主要企業500社で構成され、時価総額加重平均方式を採用しています。
時価総額の大きい企業ほど指数への影響が大きくなるため、AppleやMicrosoftなど超大型株の比重が高くなります。
一方、FANG+は10銘柄のみで、等金額投資方式です。
銘柄数が少なく集中度が高いため、S&P500と比べて値動きが大きくなる傾向があります。
過去10年間で、S&P500が約5倍成長したのに対し、FANG+は約18倍成長しており、その高いパフォーマンスが注目されています。
ただし、高いリターンの裏には大きなリスクも存在します。分散性ではS&P500が圧倒的に優れており、安定性を重視するならS&P500、高成長を狙うならFANG+という選択になります。
FANG+投資信託の3つのメリット
FANG+投資信託には、他の投資商品にはない魅力があります。
特に米国テクノロジー企業の成長に期待する投資家にとって、効率的に資産を増やせる可能性があります。
FANG+の最大の魅力は、圧倒的なパフォーマンスです。
2024年11月末時点で、過去1年間のトータルリターンは52.6%、過去3年間では106.8%を記録しました。
これは同期間のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の77.4%、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の62.4%を大幅に上回る成績です。
過去10年間(2014年11月末~2024年11月末)で見ると、FANG+は約18倍、NASDAQ100は約8倍、S&P500は約5倍成長しており、その差は歴然としています。
特に2023年から2024年にかけてのAIブームでは、FANG+の年間リターンが80%超に達し、S&P500の約2倍のパフォーマンスを記録しました。
この優れたパフォーマンスは、定期的な銘柄入れ替えによって常に高成長が期待できる企業で構成されていることが要因です。
例えば、2024年9月にはTeslaが除外され、サイバーセキュリティで急成長中のCrowdStrikeが採用されました。
個別株で米国テック企業に投資しようとすると、まとまった資金が必要になります。
例えば、Netflixは1株約16万円、Microsoftは1株約7万円の資金が必要です(2024年時点)。
10銘柄すべてに均等投資しようとすると、数十万円から100万円以上の資金が必要になることもあります。
しかし、FANG+投資信託なら、証券会社によっては月100円から積立投資が可能です。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券では、すべて100円から購入できます。
さらに、自動積立設定をしておけば、毎月決まった日に自動的に買い付けられるため、投資のタイミングを考える必要もありません。
ドルコスト平均法の効果で、価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことができ、長期的に平均購入単価を抑える効果も期待できます。
FANG+の構成銘柄は、誰もが知っている世界的な有名企業ばかりです。
GoogleやAmazon、Appleなど、日常生活で毎日のように使っているサービスを提供する企業に投資できます。
S&P500やオルカンのような広く分散された指数では、どの企業に投資しているのか実感しにくいものです。
一方、FANG+はわずか10銘柄なので、ニュースで構成企業の情報を目にする機会も多く、自分が投資している企業の動向を追いやすいという利点があります。
実際、毎日ニュースを見ていれば、FANG+のどれかの企業は必ず話題になっているはずです。
新製品の発表、決算発表、AI技術の進展など、情報が豊富で追いやすいため、投資判断もしやすくなります。
FANG+で気をつけたい3つのこと
高いリターンが期待できるFANG+ですが、その裏には大きなリスクも潜んでいます。
投資を始める前に、デメリットやリスクをしっかり理解しておくことが大切です。
FANG+の最大のリスクは、わずか10銘柄への集中投資による値動きの激しさです。
S&P500が500社、NASDAQ100が100社で構成されるのに対し、FANG+は10社のみ。
分散効果が低いため、個別銘柄の値動きの影響を大きく受けます。
実際のボラティリティ(価格変動率)を見ると、FANG+はS&P500の約1.6倍、NASDAQ100の約1.2倍の変動率を示しています。
2022年の金融引き締め局面では、S&P500が年間約18%下落したのに対し、FANG+は約30%超の下落を記録しました。2020年のコロナショックでは、数日間で30%以上急落する場面もありました。
2024年8月の金融市場の混乱時には、iFreeNEXT FANG+インデックスの基準価額が3日間で12%下げる場面もありました。
上昇局面では大きなリターンが得られますが、下落局面での落ち込みも激しいため、短期的な値動きに動揺しない心構えが必要です。
iFreeNEXT FANG+インデックスの信託報酬は年率0.7755%(税込)です。
これは、S&P500連動のインデックスファンド(信託報酬0.09372%程度)やオルカン(信託報酬0.05775%程度)と比べると、かなり割高です。
信託報酬は保有期間中、毎日信託財産から差し引かれる費用です。
例えば、100万円を10年間運用した場合、信託報酬だけで約7万7千円(年率0.7755%の場合)のコストがかかります。
一方、S&P500連動ファンド(年率0.09372%)なら約9千円で済むため、長期投資では大きな差になります。
FANG+の信託報酬が高い理由は、等ウェート方式を採用しているためです。四半期ごとにリバランス(銘柄比率の調整)を行うため、売買コストが発生し、その分が信託報酬に反映されています。
FANG+は米国テクノロジー企業に特化しているため、テック業界全体の不調や規制強化の影響を大きく受けます。
構成銘柄の多くが情報技術、コミュニケーションサービス、一般消費財セクターに集中しており、セクター分散が効いていません。
例えば、米国政府による独占禁止法の規制強化、中国との貿易摩擦、個人情報保護規制の厳格化などが起これば、FANG+の構成企業は大きな影響を受ける可能性があります。実際、MetaやGoogleは過去に欧州で巨額の制裁金を科されたこともあります。
また、AIブームが一段落したり、テクノロジー株全体が調整局面に入ったりすれば、FANG+のパフォーマンスは大きく悪化する可能性があります。
S&P500のように金融、ヘルスケア、エネルギーなど幅広いセクターに分散投資している指数と比べると、特定業界への依存度が高い点はリスクと言えるでしょう。
FANG+とS&P500・NASDAQ100を比較
米国株投資を考えるとき、FANG+、S&P500、NASDAQ100のどれを選ぶべきか迷う方も多いでしょう。
それぞれに特徴があり、リスクとリターンのバランスが異なります。
過去10年間のパフォーマンスを見ると、FANG+の成長力が際立っています。
2015年9月を100とした場合、2025年9月時点でFANG+は約1,800(約18倍)、NASDAQ100は約800(約8倍)、S&P500は約500(約5倍)となっています。
2024年11月末時点の直近パフォーマンスを見ても、過去1年間のトータルリターンは、iFreeNEXT FANG+インデックスが52.6%、ニッセイNASDAQ100インデックスファンドが33.7%、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が36.7%でした。
ただし、切り取る期間によって結果は大きく変わります。2020年7月から2021年8月の期間では、NASDAQ100の方がFANG+を上回る場面もありました。常にFANG+が最強というわけではなく、相場環境によってパフォーマンスは変動します。
構成銘柄数の違いが、リスクの大きさに直結します。
S&P500は500社、NASDAQ100は100社、FANG+は10社で構成されており、分散性に大きな差があります。
| 指数 | 構成銘柄数 | セクター分散 | 値動きの大きさ |
| S&P500 | 500社 | 幅広い(金融、ヘルスケア、エネルギー等) | 小 |
| NASDAQ100 | 100社 | テック中心(情報技術50%超) | 中 |
| FANG+ | 10社 | テック特化 | 大 |
FANG+のボラティリティはS&P500の約1.6倍です。
2022年の金融引き締め局面では、S&P500が約18%下落したのに対し、FANG+は約30%超下落しました。
信託報酬は長期投資において無視できないコストです。
主要な投資信託の信託報酬を比較すると、以下のようになります。
| ファンド名 | 信託報酬(年率・税込) | 100万円を10年運用した場合のコスト |
| iFreeNEXT FANG+インデックス | 0.7755% | 約7.8万円 |
| iFreeNEXT NASDAQ100インデックス | 0.2035% | 約2.0万円 |
| eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.09372% | 約0.9万円 |
FANG+の信託報酬は他と比べて高めですが、これは四半期ごとのリバランスコストが含まれているためです。高いリターンが期待できる分、コストも高いというトレードオフの関係にあります。
どれを選ぶべきかは、投資目的とリスク許容度によります。
安定性を重視するならS&P500、テクノロジー成長を取り込みたいならNASDAQ100、最も高い成長を狙うならFANG+という選択になるでしょう。
類似ファンドとの比較
FANG+以外にも、米国テック企業に集中投資するファンドがいくつか登場しています。
代表的なのが「マグニフィセント・セブン(M7)」と「USテック・トップ20インデックス」です。
マグニフィセント・セブン(M7)は、米国を代表する大型テクノロジー株式7銘柄に集中投資するファンドです。
代表的な商品は「米国大型テクノロジー株式ファンド(愛称:マグニフィセント・セブン)」で、三井住友トラスト・アセットマネジメントが運用しています。
M7の構成銘柄は、Amazon、Apple、Alphabet(Google)、NVIDIA、Tesla、Microsoft、Meta Platformsの7社です。
FANG+と重複する銘柄も多いですが、FANG+が10銘柄なのに対し、M7は7銘柄とさらに集中度が高くなっています。
| 項目 | FANG+ | M7 |
| 構成銘柄数 | 10社 | 7社 |
| 信託報酬 | 0.7755% | 0.594% |
| リバランス頻度 | 四半期ごと | 半期ごと |
| NISA対応 | つみたて投資枠・成長投資枠 | 成長投資枠のみ |
M7はFANG+よりも信託報酬が低く、コスト面では有利です。ただし、7銘柄への集中度がさらに高いため、1銘柄の影響を大きく受けやすく、値動きはFANG+よりも激しくなる可能性があります。
USテック・トップ20インデックスは、米国の大型テクノロジー株20銘柄に投資する指数です。
代表的な商品は「一歩先いくUSテック・トップ20インデックス」で、FANG+やM7よりも銘柄数が多く、分散効果が高いのが特徴です。
構成銘柄には、FANG+やM7に含まれる主要企業に加えて、Adobe、Salesforce、Oracle、Qualcommなど、幅広いテック企業が含まれます。
| 項目 | FANG+ | USテックトップ20 |
| 構成銘柄数 | 10社 | 20社 |
| 分散効果 | 低い | やや高い |
| 値動きの大きさ | 大きい | やや大きい |
| 期待リターン | 非常に高い | 高い |
USテックトップ20は、FANG+ほどの爆発力はないものの、より安定したテック株投資を実現できます。
3つのファンドの選び方は、リスク許容度と投資目的によって異なります。
初心者の方は、まずNASDAQ100やS&P500で基礎を固めてから、サテライト投資としてFANG+やM7を少額から始めるのがおすすめです。
FANG+投資信託の買い方
FANG+に投資する方法は、大きく分けて「投資信託」と「ETF」の2つがあります。
それぞれにメリット・デメリットがあり、投資スタイルによって最適な選択肢は異なります。
投資信託は、初心者や積立投資をしたい方に最適です。
代表的な商品は「iFreeNEXT FANG+インデックス」で、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券で購入できます。
投資信託のメリット
少額から自動積立ができる
月100円から購入可能
つみたて投資枠を活用できる
投資信託の最大のメリットは、少額から自動積立ができる点です。
月100円から購入可能で、毎月決まった日に自動的に買い付けられるため、投資のタイミングを考える必要がありません。
デメリットは、信託報酬が年率0.7755%かかることです。ETFと比べるとやや高めですが、自動積立の利便性や、つみたて投資枠を活用できるメリットを考えれば、初心者にとっては投資信託の方が使いやすいでしょう。
ETF(上場投資信託)は、株式と同じように市場で売買できる投資信託です。
FANG+に連動するETFとしては、米国市場に上場している「FANG+ ETF」などがあります。
ETFのメリットは、経費率が投資信託よりも低い傾向があることです。
また、リアルタイムで価格を見ながら売買できるため、タイミングを計って取引したい経験者には向いています。
ただし、ETFにはいくつかのデメリットがあります。まず、自動積立ができないため、毎回自分で注文する必要があります。最低購入単位も数千円から数万円と高めで、投資信託のように100円単位で始めることはできません。また、新NISAのつみたて投資枠には対応しておらず、成長投資枠のみでの購入となります。
ETFは、「価格を見ながら判断したい」「コストを最優先したい」という経験者向けの選択肢です。
初心者や積立投資をしたい方は、まず投資信託から始めることをおすすめします。
FANG+投資信託におすすめの証券会社3社
FANG+投資信託を購入できる証券会社は多数ありますが、手数料やサービス内容に違いがあります。
ここでは、コスト削減とポイント還元の観点から、特におすすめの証券会社3社を厳選して紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信マイレージサービス」が魅力です。
iFreeNEXT FANG+インデックスの場合、年率0.05%相当のポイントが毎月付与されます。
貯まるポイントは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントから選べます。
普段使っているポイントを選べるため、ポイントの使い道に困ることもありません。
SBI証券の特徴
口座開設数約1,500万口座
取扱投資信託約2,600本
クレカ積立で最大5.0%ポイント還元
また、三井住友カードでクレカ積立をすると、積立額の0.5%~5.0%のVポイントが貯まります(カードのランクによって還元率が異なります)。
月5万円までクレカ積立できるため、年間最大3万円分のポイントを獲得できる可能性があります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の最大の魅力は、楽天ポイントで投資信託を購入できる点です。
楽天市場での買い物や楽天カードの利用で貯まった楽天ポイントを、そのまま投資に回せるため、現金を使わずに投資を始められます。
楽天カードでクレカ積立をすると、積立額の0.5%~1.0%の楽天ポイントが貯まります(カードのランクによって還元率が異なります)。
月5万円まで積立できるため、年間最大6,000ポイントを獲得できます。
楽天証券の特徴
口座開設数約1,200万口座
楽天ポイントで投資可能
楽天経済圏との相乗効果
また、投資信託の保有残高に応じて、楽天ポイントが貯まる「ハッピープログラム」もあります。
楽天経済圏を活用している方にとっては、ポイントの相乗効果が得られるため、特におすすめの証券会社と言えるでしょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つ証券会社です。
FANG+投資信託だけでなく、将来的に個別株投資にも挑戦したいと考えている方には最適な選択肢です。
マネックスカードでクレカ積立をすると、積立額の1.1%のマネックスポイントが貯まります。
これは主要ネット証券の中でも高還元率です。
月5万円積立すれば、年間6,600ポイント獲得できます。
マネックス証券の特徴
米国株取扱銘柄数約5,000銘柄
クレカ積立で1.1%ポイント還元
米国株投資情報が充実
また、投資信託の保有残高に応じてもポイントが貯まります。
マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富で、米国株投資に関する情報提供も充実しています。
FANG+はNISAで買える?
新NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度として、2024年から大幅に拡充されました。
FANG+投資信託も新NISA対象商品に含まれており、非課税メリットを活用しながら投資できます。
iFreeNEXT FANG+インデックスは、新NISAの「成長投資枠」で購入できます。
成長投資枠は、年間240万円まで投資でき、非課税保有限度額は1,200万円です。
株式や投資信託など、幅広い商品に投資できる枠として設計されています。
成長投資枠では、一括購入も積立購入も可能です。
まとまった資金がある方は一括で投資し、毎月コツコツ積み立てたい方は積立設定をすることもできます。
例えば、毎月10万円ずつFANG+に積立投資をすれば、年間120万円を成長投資枠で非課税投資できます。残りの120万円の枠は、S&P500やオルカンなど他の投資信託に振り分けることも可能です。
実は、iFreeNEXT FANG+インデックスは、2023年10月から「つみたて投資枠」にも対応しています。
つみたて投資枠は、年間120万円まで投資でき、金融庁が指定した長期・積立・分散投資に適した投資信託のみが対象となります。
FANG+がつみたて投資枠に追加されたのは、一定の要件(設定から5年経過、純資産額50億円以上など)を満たしたためです。
これにより、つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円、合計360万円までFANG+に投資できるようになりました。
新NISAを活用すれば、FANG+投資で得た利益に対して、本来かかる20.315%の税金が一切かかりません。例えば、100万円が200万円に増えた場合、通常なら約20万円の税金がかかりますが、NISA口座なら100万円の利益がそのまま手元に残ります。
FANG+が向いている人・向いていない人
FANG+投資信託は、高いリターンが期待できる一方、リスクも大きい商品です。
投資を始める前に、自分に合っているかどうかを見極めることが大切です。
以下の特徴に当てはまる方は、FANG+投資が向いていると言えます。
以下の特徴に当てはまる方は、FANG+投資は避けた方が良いでしょう。
自分がどちらのタイプに当てはまるかを冷静に判断し、無理のない範囲で投資することが大切です。
迷ったら、まず少額から始めて、値動きを体感してから投資額を増やすという方法もおすすめです。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要ネット証券では、月100円から購入できます。投資信託は少額から始められるため、初心者の方でも気軽にスタートできます。まずは月1,000円や5,000円など、無理のない金額から始めて、慣れてきたら投資額を増やすという方法がおすすめです。
レバレッジ型FANG+は、通常のFANG+の値動きを2倍や3倍に増幅させた商品です。上昇時のリターンは大きいですが、下落時の損失も2倍・3倍になるため、非常にハイリスクです。長期投資には向いておらず、短期売買の経験豊富な上級者向けの商品と言えます。初心者や中期投資家は、通常のFANG+を選ぶことを強くおすすめします。
FANG+だけに全資産を投資するのはリスクが高すぎるため、おすすめできません。10銘柄への集中投資のため、テック業界全体の不調や個別企業の問題が起これば、大きな損失を被る可能性があります。ポートフォリオ全体の10~20%程度をFANG+に配分し、残りはS&P500やオルカンなど、より分散が効いた商品で運用するのが理想的です。
iFreeNEXT FANG+インデックスは、原則として分配金を出さず、ファンド内で自動的に再投資される仕組みになっています。分配金を受け取らない分、複利効果で資産が効率的に増えていきます。分配金を受け取りたい場合は、「iFreeNEXT FANG+インデックス(毎月決算型)」など、分配金を出すタイプの商品もあります。
はい、FANG+の構成銘柄は定期的に入れ替えられます。四半期ごと(3月、6月、9月、12月)に銘柄の見直しとリバランスが行われ、成長が鈍化した企業は除外され、新たな成長企業が組み入れられます。例えば、2024年9月にはTeslaとSnowflakeが除外され、CrowdStrikeとServiceNowが新規採用されました。この仕組みにより、常に高成長が期待できる企業で構成されるのがFANG+の特徴です。
投資のタイミングを完璧に計ることは誰にもできません。「今が高値なのではないか」と心配する気持ちは理解できますが、長期投資の視点では、始めるタイミングよりも「継続すること」の方が重要です。積立投資なら、高値でも安値でも定期的に買い続けることで、平均購入単価を抑えられます。今から始めても決して遅くはありませんが、一括投資ではなく、積立投資で時間分散することをおすすめします。
FANG+投資信託は、米国を代表するテクノロジー企業10社に集中投資できる魅力的な商品です。
過去10年で約18倍成長し、S&P500やNASDAQ100を大きく上回るパフォーマンスを記録してきました。
高いリターンが期待できる一方、わずか10銘柄への集中投資のため、値動きが激しく、信託報酬も0.7755%とやや高めです。
テクノロジー業界全体の不調や規制強化の影響を大きく受けるリスクもあります。
FANG+は、米国テック企業の成長に期待し、値動きの激しさに耐えられる中級者以上の投資家に向いています。
初心者の方は、まずS&P500やオルカンで基礎を固めてから、ポートフォリオの10~20%程度をFANG+に配分するのがおすすめです。
新NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の両方で購入でき、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などで月100円から積立投資が可能です。
ポイント還元も活用すれば、実質的なコストを抑えながら投資できます。
なお、投資にはリスクがあり、FANG+は特に値動きが激しいため、短期的に大きな損失を被る可能性もあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、不明な点は証券会社や専門家にご相談されることをおすすめします。
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