積立シミュレーションの使い方|おすすめツール5選と活用法

新NISAで一括投資したら、将来いくらになるんだろう。
ほったらかしで本当に増えるのか不安ですよね。
実は、1,800万円を一括投資して30年間ほったらかしにすると、利回り5%で運用できた場合、計算上は約7,800万円まで成長する試算になります。
この記事では、一括投資のシミュレーション結果を利回り別・期間別に詳しく解説します。
暴落時のシミュレーションや年代別のケーススタディもご紹介するので、あなたに合った投資戦略が見つかるはずです。
最後まで読めば、新NISAで一括投資すべきかどうか、自信を持って判断できるようになりますよ。
目次
新NISAの一括投資とは
新NISAの一括投資とは、まとまった資金を一度に投資する方法です。2024年から始まった新NISA制度では、非課税で資産運用できる枠が大幅に拡大されました。
一括投資を検討している方は、まず制度の基本を理解しておきましょう。
一括投資は、手元にあるまとまった資金を一度に投資信託や株式に投資する方法です。退職金や相続で得た資金、貯蓄してきたお金などを活用できます。
一括投資の最大の特徴は、投資した元本が長期間運用されることで、複利効果を最大限に活かせる点です。積立投資と比べて、同じ最終投資額でも運用期間が長くなるため、より大きなリターンが期待できます。
ただし、投資タイミングによっては高値づかみのリスクもあるため、市場の状況を見極めることも大切です。
新NISAには「成長投資枠」と「つみたて投資枠」の2つがあり、両方を併用できます。年間投資枠は成長投資枠が240万円、つみたて投資枠が120万円で、合計360万円まで投資可能です。
成長投資枠は、個別株や投資信託など幅広い商品に投資でき、一括投資にも対応しています。一方、つみたて投資枠は金融庁が認めた長期・積立・分散投資に適した投資信託のみが対象です。
一括投資を考えている方は、主に成長投資枠を活用することになります。ただし、つみたて投資枠でも年初に一括購入の設定をすることで、実質的な一括投資が可能な証券会社もあります。
新NISAの最大のメリットは、投資で得た利益が非課税になることです。通常、株式や投資信託の売却益や配当金には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座ならこれが一切かかりません。
非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円まで利用できます。年間360万円ずつ投資すれば、最短5年で1,800万円の枠を使い切ることが可能です。
非課税期間は無期限なので、一度投資すれば何年でもほったらかしで運用できます。例えば、1,800万円を利回り5%で30年運用して約7,800万円になった場合、通常なら約1,200万円の税金がかかりますが、NISA口座ならこれが全額非課税です。
一括投資シミュレーション
ここからは、新NISAで1,800万円を一括投資した場合のシミュレーション結果をご紹介します。利回り別に、5年後・10年後・20年後・30年後の資産額を計算しました。
実際の運用では市場の変動により結果は異なりますが、長期投資の可能性を知る参考にしてください。
利回り3%は比較的保守的な想定です。債券を多く含むバランス型ファンドや、安定志向の運用を目指す場合に近い水準といえます。
1,800万円を利回り3%で運用した場合、5年後には約2,086万円、10年後には約2,419万円になります。20年後には約3,251万円、30年後には約4,368万円まで増える計算です。
元本の1,800万円が30年で約2.4倍に成長します。利回りは控えめでも、長期間ほったらかしにすることで複利効果が働き、着実に資産が増えていくことがわかります。
利回り5%は、全世界株式や先進国株式のインデックスファンドの長期平均リターンに近い水準です。多くの投資家が目標とする現実的な利回りといえます。
1,800万円を利回り5%で運用すると、5年後には約2,297万円、10年後には約2,932万円になります。20年後には約4,773万円、30年後には約7,776万円まで資産が成長します。
30年間で元本が約4.3倍になる計算です。利回り3%と比べると、30年後の資産額に約3,400万円もの差が生まれます。長期投資では、わずか2%の利回りの違いが大きな差を生むことがわかります。
利回り7%は、米国株式(S&P500)の過去の長期平均リターンに近い水準です。やや積極的な運用を目指す場合の目標値といえます。
1,800万円を利回り7%で運用した場合、5年後には約2,525万円、10年後には約3,541万円になります。20年後には約6,967万円、30年後には約1億3,701万円まで資産が膨らみます。
30年間で元本が約7.6倍に成長する計算です。利回り5%の場合と比べても、30年後には約5,900万円もの差が生まれます。
高いリターンを狙うほど価格変動のリスクも大きくなる点には注意が必要です
1,800万円を一括投資して30年間ほったらかしにした場合の資産額を、利回り別にまとめると以下のようになります。
| 利回り | 30年後の資産額 | 運用益 | 元本比 |
| 3% | 約4,368万円 | 約2,568万円 | 約2.4倍 |
| 5% | 約7,776万円 | 約5,976万円 | 約4.3倍 |
| 7% | 約1億3,701万円 | 約1億1,901万円 | 約7.6倍 |
このシミュレーションから、利回りと運用期間が資産形成に大きく影響することがわかります。
これらはあくまで一定の利回りが続いた場合の試算であり、実際の投資では市場の変動により結果は異なります。過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません。
ほったらかし投資の効果
一括投資の最大の魅力は、ほったらかしで複利効果を最大限に活かせることです。複利とは「利益が利益を生む」仕組みで、長期投資の強力な味方となります。
ここでは複利の仕組みと、ほったらかし投資が成功する理由を解説します。
複利効果とは、運用で得た利益を再投資することで、元本だけでなく利益にも利益がつく仕組みです。単利が元本にのみ利息がつくのに対し、複利は元本と利益の合計に利息がつくため、時間とともに資産の増加スピードが加速します。
例えば、100万円を年利5%で運用した場合、単利なら10年後に150万円ですが、複利なら約162万9,000円になります。30年後には単利が250万円なのに対し、複利は約432万2,000円と、約180万円もの差が生まれます。
投資信託の分配金を受け取らずに再投資する「再投資型」を選ぶことで、自動的に複利運用ができます。
複利効果は運用期間が長いほど威力を発揮します。1,800万円を利回り5%で運用した場合の期間別の資産推移を見てみましょう。
5年後には約2,297万円(元本比約1.3倍)、10年後には約2,932万円(約1.6倍)となります。20年後には約4,773万円(約2.7倍)、30年後には約7,776万円(約4.3倍)まで成長します。
最初の10年間で増える金額は約1,132万円ですが、次の10年間では約1,841万円、さらに次の10年間では約3,003万円と、期間が経つほど増加額が大きくなります。これが複利の雪だるま効果です。長期投資ほど、複利の恩恵を大きく受けられることがわかります。
ほったらかし投資が成功しやすい理由は3つあります。
金融庁も長期・積立・分散投資の重要性を推奨しており、ほったらかし投資は理にかなった戦略といえます。
一括投資と積立投資を比較
新NISAでは一括投資と積立投資のどちらも選択できます。それぞれにメリット・デメリットがあり、向いている人も異なります。
自分の状況に合った方法を選ぶことが、投資成功のカギです。
一括投資のメリットは、複利効果を最大限に活かせることです。元本が最初から全額運用されるため、同じ最終投資額でも積立投資より運用期間が長くなり、より大きなリターンが期待できます。例えば、1,800万円を利回り5%で30年運用すると約7,776万円になりますが、15年かけて積立投資した場合の30年後の資産額は約6,000万円程度と、約1,700万円の差が生まれます。
また、投資タイミングが良ければ、安値で大量に購入できる可能性もあります。手間がかからず、一度投資すればほったらかしで済むのも魅力です。
デメリットは、投資タイミングのリスクです。高値で一括投資してしまうと、その後の暴落で大きな含み損を抱える可能性があります。また、まとまった資金が必要なため、資金に余裕がない人には難しい方法です。心理的にも、大金を一度に投資するのは勇気がいるでしょう。
積立投資のメリットは、投資タイミングを分散できることです。毎月一定額を投資するドルコスト平均法により、高値づかみのリスクを軽減できます。価格が高いときは少なく、安いときは多く買えるため、平均購入単価を抑える効果があります。
また、少額から始められるため、まとまった資金がなくても投資を始められます。毎月の給与から無理なく投資でき、心理的なハードルも低いです。市場の変動に慣れながら投資経験を積めるのも利点です。
デメリットは、複利効果が一括投資より小さくなることです。元本が徐々に増えていくため、最初から全額投資する一括投資に比べて運用期間が短くなります。また、市場が右肩上がりの場合、後から買うほど高値で購入することになり、リターンが減る可能性もあります。
実際には、両方を組み合わせる方法もあります。例えば、手元資金の半分を一括投資し、残りを積立投資に回すことで、リスクとリターンのバランスを取ることができます。
自分のリスク許容度と資金状況に合わせて、柔軟に選択しましょう。
暴落時のシミュレーション
投資を続けていれば、必ず市場の暴落に遭遇します。一括投資では特に、暴落時の影響が大きくなるため、事前にシミュレーションしておくことが重要です。
ここでは、過去の暴落を参考に、資産がどう変化するかを見ていきます。
2008年のリーマンショックでは、世界の株式市場が約50%下落しました。もし1,800万円を一括投資した直後にこのような暴落が起きたら、資産は約900万円まで減少する計算です。
しかし、ここで重要なのは、その後の回復です。米国株式(S&P500)は約4年で暴落前の水準に戻り、その後も成長を続けました。1,800万円が900万円になっても、そこで売却せずにほったらかしにしていれば、数年後には元本を回復し、さらに増えていく可能性が高いのです。
実際、リーマンショック直前の2007年末に1,800万円を投資していた場合、2024年末時点では利回り約7%で運用できていたことになり、資産は約7,000万円以上に成長していたでしょう。暴落は怖いですが、長期投資では回復する可能性が高いことを理解しておきましょう。
過去の主要な暴落からの回復期間を見てみましょう。リーマンショック(2008年)では約4年、ITバブル崩壊(2000年)では約7年で元の水準に戻りました。コロナショック(2020年)はわずか半年程度で回復しています。
回復期間は暴落の規模や原因によって異なりますが、世界経済が成長を続ける限り、長期的には株式市場も成長する傾向があります。特に、全世界株式や米国株式のインデックスファンドに分散投資している場合、個別企業の倒産リスクを避けられるため、回復の可能性が高まります。
重要なのは、暴落時に慌てて売却しないことです。一時的な含み損は「紙の上の損失」であり、売却しなければ実際の損失にはなりません。ほったらかしにして回復を待つことが、長期投資の鉄則です。
暴落時に避けるべき行動
パニック売り
含み損が怖くなって売却すると、損失が確定してしまいます。その後市場が回復しても、売却してしまった資産は戻りません。
追加投資を止めること
暴落時は株価が安くなっているため、実は買い時ともいえます。積立投資を続けていれば、安い価格で多くの口数を購入でき、回復時のリターンが大きくなります。
頻繁に資産状況をチェックすること
毎日株価を見ていると、変動に一喜一憂してしまい、冷静な判断ができなくなります。ほったらかし投資なら、年に1〜2回程度のチェックで十分です。
暴落時こそ、長期的な視点を持ち、落ち着いて行動することが大切です。
年代別・資産額別のシミュレーション事例
一括投資の効果は、年齢や資産額によって異なります。
ここでは、具体的なケーススタディを通じて、自分に近い状況での投資戦略をイメージしてみましょう。
30代で転職や早期退職により1,000万円の退職金を受け取った場合を想定します。生活防衛資金として300万円を確保し、残り700万円を新NISAで一括投資します。
700万円を利回り5%で30年運用すると、60代で約3,024万円になります。さらに、毎月5万円の積立投資を併用すれば、30年後には約7,200万円の資産を築ける計算です。
30代は運用期間が長く取れるため、一時的な暴落があっても回復する時間が十分にあります。やや積極的な運用(利回り7%)を目指せば、60代で1億円以上の資産も夢ではありません。
住宅購入や子育て資金も必要な時期なので、無理のない範囲で投資することが大切です
40代で相続により500万円を受け取った場合を想定します。この500万円を新NISAで一括投資し、さらに毎月10万円の積立投資を併用します。
500万円を利回り5%で20年運用すると、60代で約1,327万円になります。さらに毎月10万円を20年間積立投資すれば、合計で約5,400万円の資産を築けます。
40代は老後まで20年程度あり、まだ複利効果を活かせる期間が残っています。一括投資と積立投資を組み合わせることで、リスクを分散しながら効率的に資産形成できます。
子どもの教育費や住宅ローンの返済も考慮し、生活に支障が出ない範囲で投資しましょう
50代で退職金や貯蓄により1,800万円の余裕資金がある場合を想定します。この1,800万円を新NISAで一括投資し、15年間運用します。
1,800万円を利回り5%で15年運用すると、65歳時点で約3,745万円になります。利回り3%の保守的な運用でも約2,806万円まで増える計算です。
50代は老後まで10〜15年程度しかないため、大きな暴落があると回復する時間が限られます。そのため、株式100%ではなく、債券を組み合わせたバランス型ファンドで、やや保守的に運用するのがおすすめです。
65歳以降の取り崩し戦略も同時に考えておくと安心です
最もバランスの取れた戦略は、一括投資と積立投資を組み合わせることです。例えば、1,800万円の余裕資金がある場合、半分の900万円を一括投資し、残り900万円を毎月10万円ずつ7.5年かけて積立投資します。
この方法なら、一括投資の複利効果を活かしつつ、積立投資でタイミングリスクを分散できます。市場が暴落しても、積立投資分で安く買い増しできるため、心理的な安心感も得られます。
また、年齢や状況に応じて比率を調整することもできます。若い世代なら一括投資の比率を高め、50代以降なら積立投資の比率を高めるなど、柔軟に対応しましょう。
自分のリスク許容度と相談しながら、最適なバランスを見つけることが大切です
一括投資におすすめの投資信託3選
一括投資では、どの投資信託を選ぶかが重要です。
ここでは、長期投資に適した低コストのインデックスファンドを3つご紹介します。いずれも新NISAの成長投資枠で購入可能です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な500社に分散投資できるインデックスファンドです。Apple、Microsoft、Amazonなど、世界を代表する企業に投資できます。
信託報酬は年0.09372%(税込)と業界最低水準で、長期投資に適しています。過去の米国株式の平均リターンは年7%程度とされており、1,800万円を30年運用すれば約1億3,700万円まで増える可能性があります。
こんな人におすすめ
米国経済の成長を信じる人
世界経済をリードする企業に投資したい人
米国株式のみに投資するため、地域分散は限定的です
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、日本を含む全世界の株式に分散投資できるファンドです。先進国約60%、新興国約10%、米国約60%という配分で、世界中の約3,000銘柄に投資します。
信託報酬は年0.05775%(税込)と非常に低コストです。世界経済全体の成長を取り込めるため、特定の国や地域のリスクを分散できます。過去の平均リターンは年5〜6%程度とされています。
こんな人におすすめ
地域分散を重視する人
世界経済全体の成長を享受したい人
米国株式ほどのリターンは期待できませんが、リスクを抑えたバランスの良い投資ができます

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄 ※2025年2月28日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、米国株式市場のほぼ全銘柄(約4,000銘柄)に投資できるファンドです。S&P500が大型株中心なのに対し、中小型株も含まれるため、より幅広い分散投資ができます。
信託報酬は年0.162%(税込)で、楽天証券での人気が高いファンドです。
こんな人におすすめ
米国経済全体の成長を取り込みたい人
S&P500より広範囲に分散したい人
中小型株も含まれるため、大型株中心のS&P500よりもリターンが高くなる可能性がありますが、その分変動も大きくなる傾向があります。米国株式への投資を考えているなら、S&P500と合わせて検討したいファンドです。
新NISA一括投資におすすめの証券会社5社
一括投資を始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、新NISAに適した証券会社を5社ご紹介します。手数料、取扱商品、使いやすさなどを比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座を誇ります。投資信託の取扱本数は約2,600本と業界トップクラスで、新NISA対象商品も豊富に揃っています。
国内株式の売買手数料は原則無料で、米国株式も約5,000銘柄と充実しています。Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、複数のポイントサービスから選べるのも魅力です。
こんな人におすすめ
取扱商品の豊富さを重視する人
将来的に米国株や個別株にも投資したい人
スマホアプリやPCツールも使いやすく、初心者から上級者まで幅広く対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄 ※2025年2月28日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は楽天グループのネット証券で、口座数は約1,200万口座です。投資信託の取扱本数は約2,550本で、楽天ポイントを使って投資信託を購入できるのが最大の特徴です。
国内株式の売買手数料は原則無料で、楽天カードで投資信託を積立購入すると、最大1%のポイント還元があります。貯まったポイントは投資に使えるため、実質的なコスト削減になります。
こんな人におすすめ
楽天経済圏を活用している人
ポイント投資に興味がある人
楽天市場や楽天カードを普段から使っている人なら、ポイントを効率的に貯めて投資に回せます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は米国株投資に強みを持つネット証券で、口座数は約270万口座です。米国株式の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスで、米国株の情報提供も充実しています。
投資信託の取扱本数は約1,800本で、マネックスポイントやdポイントが貯まります。IPO(新規公開株)の取扱実績も豊富で、2024年は54銘柄を取り扱いました。
こんな人におすすめ
米国株投資を重視する人
将来的にIPO投資にも挑戦したい人
米国株の分析ツールや情報が充実しているため、本格的に米国株投資を学びたい人に適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は創業100年を超える老舗証券会社で、口座数は約160万口座です。25歳以下は国内株式の売買手数料が無料、26歳以上でも1日50万円までの取引は無料です。
投資信託の取扱本数は約1,900本で、新NISA対象商品も約250本揃っています。電話サポートが充実しており、投資初心者でも安心して相談できる体制が整っています。
こんな人におすすめ
投資初心者でサポートを重視する人
25歳以下の若年層
操作方法や商品選びで困ったときに、すぐに相談できる安心感があります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は三菱UFJフィナンシャル・グループの証券会社で、口座数は約40万口座です。投資信託の取扱本数は約1,800本で、三菱UFJポイントが貯まります。
ワンショット手数料コースと一日定額手数料コースから選べ、一日定額コースなら100万円以下の取引は無料です。プチ株(単元未満株)にも対応しており、少額から個別株投資も可能です。
こんな人におすすめ
三菱UFJ銀行を利用している人
大手金融グループの安心感を重視する人
銀行口座との連携もスムーズで、資金移動が簡単にできます。
一括投資で資産を築いたら、次は取り崩し方を考える必要があります。
老後資金として使う場合、どのように取り崩せば資産寿命を延ばせるのか、具体的にシミュレーションしてみましょう。
資産の取り崩し方には、大きく分けて「定額取り崩し」と「定率取り崩し」の2つの方法があります。
定額取り崩しは、毎年一定額を取り崩す方法です。例えば、毎年120万円(月10万円)ずつ取り崩すと決めて、資産がなくなるまで続けます。
定率取り崩しは、資産残高の一定割合を毎年取り崩す方法です。例えば、毎年4%ずつ取り崩すと決めます。資産が多いときは取り崩し額も多く、減ってくると取り崩し額も減ります。
定額取り崩しは毎月の収入が安定するメリットがありますが、資産が早く減るリスクがあります。定率取り崩しは資産寿命を延ばしやすいですが、取り崩し額が変動するため、生活費の計画が立てにくいデメリットがあります。
65歳時点で新NISAの資産が5,000万円ある場合、月10万円(年120万円)を取り崩すシミュレーションをしてみましょう。運用しながら取り崩す場合と、運用せずに取り崩す場合で比較します。
運用せずに取り崩すと、5,000万円÷120万円=約41年で資産が尽きます。106歳まで資金が持つ計算です。
一方、利回り3%で運用しながら取り崩すと、資産寿命は大幅に延びます。最初の数年は運用益が取り崩し額を上回るため、資産は減りません。計算上は、利回り3%なら資産が尽きることなく、永続的に月10万円を取り崩せます。
利回り2%でも約90年(155歳まで)資産が持つ計算です。運用しながら取り崩すことで、資産寿命を大幅に延ばせることがわかります。
資産寿命を延ばすコツは3つあります。
一括投資で気をつけたい5つのこと
一括投資には大きなメリットがありますが、リスクやデメリットも理解しておく必要があります。
ここでは、一括投資を始める前に知っておきたい注意点を5つご紹介します。
投資である以上、元本割れのリスクは避けられません。特に一括投資では、投資直後に市場が暴落すると、大きな含み損を抱える可能性があります。1,800万円が一時的に900万円になることもあり得ます。
ただし、長期投資では一時的な下落は回復することが多いです。過去のデータを見ると、世界株式は15年以上保有すれば元本割れの確率がほぼゼロになるとされています。重要なのは、短期的な変動に動揺せず、長期的な視点を持つことです。
元本割れが怖い人は、全額を株式に投資するのではなく、一部を債券や現金で保有するなど、リスクを調整しましょう
一括投資の最大の悩みは、いつ投資すべきかというタイミングの問題です。「今は株価が高いのでは?」「もう少し待てば下がるかも」と考えて、なかなか投資できない人も多いでしょう。
しかし、市場のタイミングを完璧に読むことは、プロでも困難です。待っている間に株価が上がり続けてしまい、結局高値で買うことになるケースもあります。
一度に全額投資するのではなく、数回に分けて投資する方法があります。例えば、1,800万円を3回に分けて600万円ずつ、半年おきに投資するなどです。これにより、タイミングリスクを分散できます。
一括投資を始める前に、必ず生活防衛資金を確保しましょう。生活防衛資金とは、急な失業や病気、事故などに備えて、すぐに使える現金のことです。一般的には、生活費の6ヶ月〜1年分が目安とされています。
例えば、月の生活費が30万円なら、180万円〜360万円は預金として確保しておきます。この資金を確保せずに全額投資してしまうと、急な出費があったときに、投資資産を売却せざるを得なくなります。
市場が暴落しているタイミングで売却すると、大きな損失が確定してしまいます。生活防衛資金を別に確保しておくことで、どんな状況でも投資資産をほったらかしにできる余裕が生まれます。
長期投資を続けていると、子どもの教育費や住宅購入、介護費用など、まとまった現金が必要になることがあります。新NISAなら、必要なときに一部を売却して現金化できます。
売却した分の非課税枠は翌年以降に復活するため、再び投資することも可能です。ただし、売却のタイミングが暴落時だと、損失が確定してしまいます。
大きな出費が予想される数年前から、徐々に現金化しておくことです。例えば、5年後に500万円必要なら、毎年100万円ずつ売却していくことで、タイミングリスクを分散できます。また、最初から一部を債券ファンドで保有しておくことで、価格変動を抑えつつ、必要時に現金化しやすくなります。
新NISA制度は現時点では恒久化されていますが、将来的に税制改正される可能性はゼロではありません。非課税枠の縮小や、非課税期間の制限などが導入される可能性も考えられます。
ただし、過去のNISA制度でも、すでに投資した分については制度変更の影響を受けないよう配慮されてきました。新NISAでも同様の措置が取られる可能性が高いですが、将来の制度変更リスクは頭に入れておきましょう。
相続時の取り扱いについても、現時点では明確なルールが確立されていない部分があります。NISA口座の資産を相続する場合の税制については、今後の動向を注視する必要があります。詳しくは税理士などの専門家に相談することをおすすめします。
一括投資のベストタイミングは「今すぐ」です。市場のタイミングを完璧に読むことは不可能で、待っている間に機会損失が発生する可能性があります。
過去のデータを見ると、「市場が下がるのを待つ」よりも「すぐに投資する」方が、長期的には良い結果になることが多いとされています。もちろん、投資直後に暴落する可能性もありますが、長期投資なら回復する時間があります。
どうしてもタイミングが気になる人は、数回に分けて投資する方法や、一括投資と積立投資を組み合わせる方法を検討しましょう。重要なのは、完璧なタイミングを狙うことではなく、早く始めて長く続けることです。
新NISAの年間投資枠は、つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円=合計360万円です。毎年この上限まで投資すれば、1,800万円÷360万円=5年で使い切れます。
ただし、年間360万円の投資は月30万円に相当し、多くの人にとってハードルが高いでしょう。無理なく続けられる金額で投資することが大切です。
例えば、月10万円(年120万円)なら15年、月5万円(年60万円)なら30年かかります。早く使い切ることが必ずしも良いわけではなく、自分のペースで続けることが最も重要です。
長期投資では、暴落時の損切りは基本的におすすめしません。損切りすると損失が確定してしまい、その後の回復の恩恵を受けられなくなります。
過去のデータを見ると、世界株式は暴落後も数年で回復し、その後さらに成長を続けてきました。リーマンショックやコロナショックでも、数年で元の水準に戻っています。
暴落時にすべきことは、慌てて売却することではなく、そのままほったらかしにすることです。むしろ、余裕資金があれば追加投資のチャンスともいえます。ただし、個別株投資で企業の倒産リスクがある場合は別です。インデックスファンドなら、分散投資されているため倒産リスクは低いです。
新NISAでは、一括投資と積立投資を自由に組み合わせられます。最初に一括投資した後、追加で積立投資を始めることも可能です。
例えば、最初に1,000万円を一括投資し、その後毎月5万円の積立投資を続けるといった方法も選べます。ただし、年間投資枠の上限(360万円)は守る必要があります。
また、すでに投資した資産を売却して、その資金で積立投資に切り替えることもできます。売却した分の非課税枠は翌年以降に復活するため、柔軟に戦略を変更できます。自分の状況や市場環境に応じて、投資方法を調整しましょう。
新NISA口座内での投資による利益(売却益・配当金)には、税金が一切かかりません。通常なら20.315%の税金がかかるところ、NISA口座なら非課税です。
ただし、NISA口座以外の特定口座や一般口座で投資した分には、通常通り税金がかかります。また、NISA口座から引き出したお金を使う際には、所得税や住民税はかかりませんが、相続税の対象にはなります。
確定申告も基本的に不要です。NISA口座内の取引は、税務署に申告する必要がありません。ただし、複数の証券会社で口座を持っている場合や、他の所得がある場合は、状況によって確定申告が必要になることもあります。詳しくは税理士や税務署に相談しましょう。
新NISAの一括投資は、まとまった資金を一度に投資することで複利効果を最大限に活かせる方法です。1,800万円を利回り5%で30年運用すれば約7,800万円、利回り7%なら約1億3,700万円まで資産が増える可能性があります。
一括投資のメリットは、複利効果が大きいこと、手間がかからないこと、非課税メリットを最大限に活かせることです。一方、投資タイミングのリスクや、まとまった資金が必要なことがデメリットです。積立投資と比較して、自分に合った方法を選びましょう。
暴落時には慌てて売却せず、ほったらかしにすることが重要です。過去のデータを見ると、長期投資では暴落後も回復し、さらに成長を続けてきました。年代別・資産額別のシミュレーションを参考に、自分に合った投資戦略を立てましょう。
投資信託は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、楽天・全米株式インデックス・ファンドなど、低コストのインデックスファンドがおすすめです。証券会社は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJeスマート証券などから、自分に合ったところを選びましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社や金融機関、または専門家にご相談されることをおすすめします。
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