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SBIの金利について調べているあなたは、「どの銀行が高いのか」「どうすれば金利を上げられるのか」と悩んでいませんか。
SBI系の金融サービスには、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の2つがあり、それぞれ異なる金利体系と特徴を持っています。
この記事では、両銀行の金利を徹底比較し、SBI証券との連携で金利を最大化する方法を解説します。
普通預金、定期預金、証券連携預金の金利を具体的に比較し、あなたの預金額に応じた最適な預け方をご提案します。
記事を読み終えるころには、SBIの金利を最大限に活用して、効率的に資産を増やす方法が分かるでしょう。
目次
SBIの金利とは
「SBIの金利」と検索すると、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行という2つの銀行が出てきます。
どちらもSBIグループの銀行ですが、金利体系やサービス内容は大きく異なるんです。この2つの銀行を混同してしまうと、最適な金利優遇を受けられない可能性があります。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資するネット専業銀行です。
2007年の営業開始以来、約1,500万口座を突破する人気のネット銀行として成長しています。
住信SBIネット銀行の主な特徴
普通預金の基本金利は年0.20%(税引前)
SBI証券連携で年0.21%にアップ
スマートプログラムで手数料優遇
メガバンクの200倍以上の高金利
スマートプログラムという独自の優遇制度があり、利用状況に応じてATM手数料や振込手数料が無料になる回数が増えます。
SBIハイブリッド預金の利用もランクアップ条件の1つになっているため、証券投資をしない人でも金利優遇のメリットを受けられるんです。
SBI新生銀行は、旧新生銀行がSBIグループの傘下に入って誕生した銀行です。
店舗も持つ総合銀行として、ネット銀行とは異なるサービスを提供しています。
SBI新生銀行の主な特徴
ダイヤモンドステージで年0.40%(税引前)
SBIハイパー預金は年0.50%(税引前)
28歳以下・60歳以上の特別優遇プログラム
ステップアッププログラムでランク別金利
28歳以下の「U28Zero世代」や60歳以上の「Bright 60」など、年齢に応じた特別優遇プログラムも充実しています。
該当する年齢の方は、口座開設だけでダイヤモンドステージの優遇を受けられるため、非常にお得です。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行、どちらを選ぶべきかは、あなたの利用目的と預金額によって変わります。
SBI証券をすでに利用している、またはこれから投資を始める予定がある方は、証券連携預金の金利が高いSBI新生銀行のSBIハイパー預金がおすすめです。年0.50%という金利は、普通預金としては非常に魅力的な水準といえます。
一方、ATM手数料や振込手数料の無料回数を重視する方、少額から始めたい方には住信SBIネット銀行が向いています。
スマートプログラムのランク2なら、ATM出金手数料が月5回、他行あて振込手数料が月3回まで無料になり、日常的な利便性が高いんです。
実は、両方の口座を開設して使い分けることも可能です。ただし、SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は同時に利用できないため、どちらか一方を選ぶ必要があります。
SBIの普通預金金利を比較
普通預金は、いつでも自由に出し入れできる便利な預金です。
SBI系の銀行は、この普通預金の金利が他行と比べて圧倒的に高いことが大きな魅力なんです。
住信SBIネット銀行の普通預金金利は、基本金利が年0.20%(税引前)です。
これは一般的なメガバンクの200倍に相当する高金利で、100万円を1年間預けた場合、税引後で約1,593円の利息を受け取れます。
さらに、2025年12月の金利改定により、普通預金金利は段階的に引き上げられています。
利息は毎月計算され、毎月の最終営業日に普通預金口座に入金されます。少額でもコツコツと利息が積み上がっていくため、貯蓄のモチベーション維持にもつながりますね。
SBI新生銀行の普通預金金利は、ステップアッププログラムの会員ランクによって大きく異なります。
最上位のダイヤモンドステージでは年0.40%(税引前)、プラチナステージでは年0.20%、ゴールドステージでは年0.15%が適用されます。
ダイヤモンドステージの金利は、住信SBIネット銀行の基本金利の2倍です。
100万円を1年間預けた場合、税引後で約3,187円の利息となり、メガバンクと比べると400倍以上の差が生まれます。
2024年8月には、ダイヤモンドステージの金利が年0.30%から年0.40%に引き上げられました。さらに、28歳以下は年0.30%、60歳以上は年0.40%という年齢別の特別金利も設定されており、該当する方は非常に有利な条件で預金できるんです。
SBI系の銀行の金利が高いことは分かりましたが、他のネット銀行と比較するとどうでしょうか。
主要なネット銀行の普通預金金利を比較してみましょう。
| 銀行名 | 普通預金金利(年率・税引前) | 条件 |
| SBI新生銀行 | 0.40% | ダイヤモンドステージ |
| 住信SBIネット銀行 | 0.20% | 基本金利 |
| 楽天銀行 | 0.10% | 楽天証券連携(マネーブリッジ) |
| auじぶん銀行 | 0.20% | auまとめて金利優遇適用時 |
| PayPay銀行 | 0.025% | 基本金利 |
| メガバンク平均 | 0.001% | 基本金利 |
この比較表を見ると、SBI新生銀行のダイヤモンドステージが最も高金利であることが分かります。
住信SBIネット銀行とauじぶん銀行が同率の年0.20%で続き、楽天銀行のマネーブリッジも年0.10%と健闘しています。
ただし、金利だけでなく、ATM手数料や振込手数料の無料回数、ポイント還元など、総合的なサービス内容で判断することが大切です。SBI系の銀行は、金利の高さに加えて手数料優遇も充実しているため、トータルでのお得度が高いといえるでしょう。
SBI証券と連携して金利を上げる方法
SBI系の銀行で最も金利を高くする方法は、SBI証券との連携です。
住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」とSBI新生銀行の「SBIハイパー預金」は、どちらもSBI証券と連携することで、普通預金を超える高金利を実現しています。
証券投資をしない人でも、口座を開設して連携するだけで金利優遇を受けられるため、活用しない手はありません。
SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させることで利用できる円預金です。
年0.21%(税引前)の金利が適用され、普通預金の年0.20%よりも0.01%高くなります。
最大の特徴は、SBIハイブリッド預金の残高がSBI証券の買付余力に自動的に反映されることです。
株式や投資信託を購入する際、銀行口座から証券口座への入金操作が不要になり、スムーズに取引できます。投資をしない場合でも、預けておくだけで高金利を受け取れるんです。
利息は毎月第3土曜日に計算され、その翌日に入金されます。また、SBIハイブリッド預金の利用は、スマートプログラムのランクアップ条件にも含まれるため、ATM手数料や振込手数料の無料回数を増やすことにもつながります。
SBIハイパー預金は、SBI新生銀行とSBI証券を連携させる新しい預金サービスです。
2026年1月9日から金利が年0.50%(税引前)に引き上げられる予定で、主要ネット銀行の中でも高水準の金利を実現します。
SBIハイブリッド預金と同様に、SBIハイパー預金の残高はSBI証券の買付余力に自動反映されます。
さらに、SBIハイパー預金を開設すると、ステップアッププログラムのダイヤモンドステージを獲得できるため、ATM手数料や振込手数料の優遇も受けられるんです。
注意点として、SBIハイパー預金とSBIハイブリッド預金は同時に利用できません。どちらか一方を選ぶ必要があるため、金利水準を比較して判断しましょう。現時点では、SBIハイパー預金の方が金利が高いため、新規で開設する場合はSBIハイパー預金がおすすめです。
SBI証券との連携設定は、以下の手順で行います。
まず、SBI証券の口座と銀行口座の両方が必要です。どちらか一方しか持っていない場合は、先に口座開設を済ませましょう。
注意点として、SBIハイパー預金は普通預金口座とは別の口座になります。クレジットカードの引き落としは普通預金口座から行われるため、SBIハイパー預金に資金を移しすぎると引き落としエラーが発生する可能性があります。普通預金口座に十分な残高を残しておくか、自動振替を設定して計画的に資金を移動させましょう。
SBIの定期預金金利を比較
定期預金は、一定期間お金を預けることで、普通預金よりも高い金利を受け取れる預金です。
SBI系の銀行では、定期預金の金利も魅力的な水準に設定されています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
住信SBIネット銀行の定期預金は、1ヶ月から5年まで幅広い期間から選べます。
2025年11月17日から実施されているキャンペーンでは、1年ものの定期預金に特別金利年0.80%(税引前)が適用されています。
通常の定期預金金利
1ヶ月もの:年0.20%
3ヶ月もの:年0.22%
6ヶ月もの:年0.225%
1年もの:年0.275%(キャンペーン時は年0.80%)
2年もの:年0.25%
3年もの:年0.25%
5年もの:年0.25%
100万円を1年もの定期預金(キャンペーン金利年0.80%)に預けた場合、税引後で約6,375円の利息を受け取れます。
メガバンクの定期預金金利が年0.002%程度であることを考えると、400倍以上の差があるんです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI新生銀行の定期預金は、2週間から10年まで多様な期間を選べます。
特に「2週間満期預金」は、短期間で満期を迎えるため、資金の流動性を保ちながら普通預金より高い金利を得られる商品として人気です。
定期預金金利は、ステップアッププログラムの会員ランクや預入金額によって優遇される場合があります。
また、口座開設から3ヶ月以内に利用できる「スタートアップ円定期預金」では、通常よりも高い金利が適用されることがあるんです。
パワー預金という独自の商品もあり、3ヶ月ごとまたは1年ごとにボーナス利息が付く仕組みになっています。預入残高によって適用金利が異なるため、まとまった資金を運用する場合に検討する価値があります。
定期預金の預入期間は、あなたの資金計画に合わせて選ぶことが大切です。
いつお金が必要になるかを考えて、適切な期間を設定しましょう。
| 預入期間 | おすすめの人 | メリット | 注意点 |
| 1ヶ月~3ヶ月 | 近い将来に使う予定がある資金 | 流動性が高く、普通預金より金利が高い | 金利は比較的低め |
| 6ヶ月~1年 | 中期的な貯蓄目標がある人 | 金利と流動性のバランスが良い | キャンペーン金利を活用すると有利 |
| 2年~3年 | 教育資金や住宅購入の頭金など | 比較的高金利で計画的に貯蓄できる | 中途解約すると金利が下がる |
| 5年以上 | 老後資金など長期的な貯蓄 | 長期間の資金計画に適している | 金利変動リスクを考慮する必要がある |
定期預金を選ぶ際は、中途解約時のペナルティも確認しておきましょう。住信SBIネット銀行の場合、中途解約すると所定の中途解約金利が適用され、約定金利よりも低くなります。急に資金が必要になる可能性がある場合は、短めの期間を選ぶか、普通預金や証券連携預金と組み合わせて運用することをおすすめします。
現在、住信SBIネット銀行では1年もの定期預金の特別金利キャンペーンを実施中です。
年0.80%という高金利は非常に魅力的なため、1年間使う予定のない資金がある方は、このキャンペーンを活用すると良いでしょう。
預金額によって、最適な預け方は変わってきます。
少額の場合は流動性を重視し、まとまった金額になったら金利を優先するなど、戦略的に預金を配分することが大切です。
預金額が100万円以下の場合は、流動性を重視しながら金利を最大化することをおすすめします。
急な出費に対応できるよう、すぐに引き出せる預金を中心に運用しましょう。
最適な預け方は、SBI新生銀行のSBIハイパー預金に全額を預けることです。年0.50%(税引前)の高金利を受け取りながら、いつでも自由に出し入れできます。SBI証券の口座開設が必要ですが、投資をしなくても金利優遇を受けられるため、非常にお得です。
もし、SBI証券の口座開設が面倒な場合は、住信SBIネット銀行の普通預金(年0.20%)に預けるのも良い選択です。
スマート認証NEOを設定してスマートプログラムのランク2になれば、ATM出金手数料が月5回、他行あて振込手数料が月3回まで無料になり、日常的な利便性も高まります。
預金額が100万~500万円の場合は、普通預金と定期預金を組み合わせて運用することをおすすめします。
すべてを定期預金に預けると流動性が失われるため、バランスを考えることが重要です。
例えば、300万円の預金がある場合、100万円を普通預金、100万円を1年もの定期預金、100万円をSBIハイパー預金に配分すると、1年間で税引後約5,600円の利息を受け取れます。
メガバンクに預けた場合と比べると、数千円の差が生まれるんです。
預金額が500万~1,000万円の場合は、定期預金の比率を高めて金利を最大化しつつ、預金保険制度の上限(元本1,000万円+利息)も意識する必要があります。
例えば、800万円の預金がある場合、200万円を普通預金、300万円を1年もの定期預金、300万円をSBIハイパー預金に配分すると、1年間で税引後約16,700円の利息を受け取れます。
さらに、定期預金の満期後は、金利情勢を見ながら再度配分を見直すと良いでしょう。
預金額が1,000万円を超える場合は、預金保険制度の上限を意識して、複数の金融機関に分散することが重要です。
1つの銀行で元本1,000万円+利息までしか保護されないため、リスク管理の観点から分散が必要になります。
分散の具体例は、次の通りです。①住信SBIネット銀行に1,000万円まで預ける(普通預金、定期預金、SBIハイブリッド預金の合計)。②SBI新生銀行に1,000万円まで預ける(普通預金、定期預金、SBIハイパー預金の合計)。③残りの資金は、他のネット銀行や証券会社のMRF(マネー・リザーブ・ファンド)などに分散する。
例えば、1,500万円の預金がある場合、住信SBIネット銀行に700万円(定期預金300万円、ハイブリッド預金400万円)、SBI新生銀行に800万円(ハイパー預金500万円、定期預金300万円)という配分が考えられます。
これにより、預金保険制度の範囲内で資産を保護しながら、高金利を受け取れます。
まとまった資金がある場合は、預金だけでなく、投資信託やNISA(少額投資非課税制度)も検討すると良いでしょう。長期的な資産形成を考えるなら、預金と投資をバランス良く組み合わせることが大切です。
スマートプログラムでATM・振込手数料を無料にする
住信SBIネット銀行のスマートプログラムは、利用状況に応じてATM手数料や振込手数料が無料になる優遇サービスです。
ランクが上がるほど無料回数が増えるため、積極的に活用しましょう。
スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の会員優遇制度です。
利用状況に応じてランク1からランク4までの4段階に分かれ、ランクが上がるほどATM出金手数料や他行あて振込手数料の無料回数が増えます。
ランク判定は毎月行われ、一定の条件を満たすことで翌々月のランクが決まります。
例えば、1月に条件を満たすと、3月のランクがアップする仕組みです。ランクアップ条件は複数あり、自分に合った方法を選べます。
スマートプログラムの大きなメリットは、手数料の節約だけでなく、ポイント還元率もアップすることです。ランクが上がると、デビットカードのポイント還元率が最大1.0%になるため、日常的な買い物でもお得になります。
スマートプログラムの各ランクで受けられる特典を、表にまとめました。
ランク2以上になると、日常的な利便性が大きく向上します。
| ランク | ATM出金手数料無料回数 | 他行あて振込手数料無料回数 | ポイント還元率 |
| ランク1 | 月2回 | 月1回 | 0.6% |
| ランク2 | 月5回 | 月3回 | 0.8% |
| ランク3 | 月7回 | 月7回 | 1.0% |
| ランク4 | 月20回 | 月20回 | 1.0% |
ATM出金手数料は1回110円、他行あて振込手数料は1回145円かかるため、ランク2になるだけで毎月最大985円(ATM5回+振込3回)の手数料を節約できます。
年間では約11,820円の節約になり、これだけで金利以上のメリットがあるんです。
スマートプログラムのランクアップ条件は複数あり、いくつかの条件を組み合わせることでランクが決まります。
ここでは、比較的達成しやすい方法をご紹介します。
ランク2への最短ルートは、スマート認証NEOの登録だけです。スマート認証NEOは、スマートフォンアプリと本人確認情報を紐づけてセキュリティを強化するサービスで、登録するだけでランク2に到達できます。設定は数分で完了するため、必ず登録しておきましょう。
最も簡単なのは、「SBIハイブリッド預金」と「給与振込」の組み合わせです。
SBIハイブリッド預金は1円以上の残高があればOKで、給与振込は月1回以上の入金があれば条件を満たします。この2つを満たすだけで、ATM出金手数料が月7回、他行あて振込手数料が月7回まで無料になるんです。
ランク4は、総預金残高が300万円以上必要など、条件が厳しくなります。ランク3でも十分な優遇を受けられるため、まずはランク3を目指すことをおすすめします。
SBIの金利で気をつけたい3つのこと
SBIの金利は魅力的ですが、預金を運用する際にはいくつか注意すべき点があります。
金利変動リスク、預金保険制度の上限、税金の取扱いについて理解しておくことが大切です。
SBIの普通預金金利や証券連携預金の金利は、変動金利です。
金融情勢の変化により、予告なく金利が変更される可能性があります。
2024年以降、日銀の金融政策変更に伴い、SBI系の銀行では段階的に金利が引き上げられています。
住信SBIネット銀行は2024年10月に普通預金金利を改定し、SBI新生銀行も2024年8月にダイヤモンドステージの金利を年0.30%から年0.40%に引き上げました。
金利が上昇する局面では有利ですが、将来的に金利が下がる可能性もあります。定期預金の場合は、預入時の金利が満期まで固定されるため、金利変動の影響を受けません。一方、普通預金や証券連携預金は、金利が下がるとすぐに受取利息が減少します。
金利変動リスクに対応するには、定期預金と普通預金をバランス良く組み合わせることが重要です。
また、最新の金利情報は各銀行の公式サイトで定期的に確認し、必要に応じて預金配分を見直しましょう。
預金保険制度は、銀行が破綻した場合に預金者を保護する公的な制度です。
1つの金融機関につき、預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は、それぞれ別の金融機関として扱われるため、両方に口座を持っている場合は、合計で2,000万円までとその利息が保護されます。
ただし、円普通預金、円定期預金、SBIハイブリッド預金(またはSBIハイパー預金)の合計が1つの銀行で1,000万円までという点に注意が必要です。
預金額が1,000万円を超える場合は、複数の金融機関に分散することをおすすめします。
例えば、住信SBIネット銀行に800万円、SBI新生銀行に700万円という配分にすれば、合計1,500万円すべてが預金保険制度の保護対象になります。
外貨預金や仕組預金は、預金保険制度の対象外です。これらの商品を利用する場合は、リスクを十分に理解した上で判断しましょう。
預金の利息には、利子所得税が課税されます。
税率は20.315%(国税15.315%、地方税5%)で、利息から自動的に源泉徴収されます。
例えば、年0.80%の定期預金に100万円を1年間預けた場合、税引前の利息は8,000円ですが、税引後の受取額は約6,375円になります。
記事内で紹介している金利は、特に記載がない限り税引前の金利です。実際の受取額を計算する際は、税引後の金利で計算しましょう。
税引後の金利は、「税引前の金利×0.79685」で計算できます。例えば、年0.50%の税引後金利は、0.50%×0.79685=約0.398%です。この計算式を覚えておくと、実際の受取利息を簡単に見積もれます。
マル優(少額貯蓄非課税制度)の対象となる方は、一定額まで利子所得税が非課税になります。
対象は、身体障害者手帳の交付を受けている方、遺族年金を受けている方などです。該当する場合は、金融機関に申請することで税金の優遇を受けられます。
SBIの口座開設から金利優遇までの流れ
SBIの高金利を活用するには、まず口座を開設する必要があります。
ここでは、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の口座開設手順、そしてSBI証券との連携設定までの具体的な流れを解説します。
住信SBIネット銀行の口座開設は、スマートフォンまたはパソコンから申し込めます。
最短翌営業日に口座開設が完了するため、すぐに利用を始められます。
本人確認書類の提出方法は、スマートフォンで撮影する方法と郵送する方法があります。
スマートフォンで撮影する方法なら、最短翌営業日に口座開設が完了します。郵送の場合は、10日~2週間程度かかるため、急ぎの場合はスマートフォンでの提出をおすすめします。
SBI新生銀行の口座開設も、オンラインで完結します。
最短即日で口座開設が完了する場合もあるため、急いでいる方にも便利です。
SBI新生銀行では、マイナンバーカードを使った本人確認が最も早く、最短即日で口座開設が完了します。
運転免許証などを使う場合は、2~3営業日かかることがあります。
SBI証券との連携設定は、銀行口座とSBI証券口座の両方が必要です。
まだSBI証券の口座を持っていない場合は、先に口座開設を済ませましょう。
SBI証券の口座開設時に、住信SBIネット銀行の口座を同時に開設することもできます。まだ銀行口座を持っていない場合は、同時開設を選ぶと手続きが簡単です。
注意点として、SBIハイブリッド預金とSBIハイパー預金は同時に利用できません。どちらか一方を選ぶ必要があるため、金利水準を比較して判断しましょう。現時点では、SBIハイパー預金の方が金利が高いため、新規で設定する場合はSBIハイパー預金がおすすめです。
SBI証券の口座を開設しなくても、住信SBIネット銀行の普通預金(年0.20%)やSBI新生銀行の普通預金(ダイヤモンドステージで年0.40%)は利用できます。これだけでもメガバンクの200倍以上の金利です。
ただし、SBIハイブリッド預金(年0.21%)やSBIハイパー預金(年0.50%)を利用するには、SBI証券の口座が必要です。投資をしなくても口座を開設するだけで金利優遇を受けられるため、少しでも高い金利を求める方は口座開設をおすすめします。
SBI証券の口座開設は無料で、維持費もかかりません。将来的に投資を始める可能性がある方は、この機会に開設しておくと良いでしょう。
定期預金は、原則として満期日まで解約できませんが、やむを得ない事情がある場合は中途解約が可能です。ただし、中途解約すると約定金利ではなく、所定の中途解約金利が適用されます。
住信SBIネット銀行の場合、中途解約金利は預入期間によって異なり、約定金利よりも低くなります。例えば、1年もの定期預金を6ヶ月で解約した場合、普通預金金利と同程度の金利しか受け取れないことがあります。
中途解約のペナルティを避けるには、預入期間を慎重に選ぶことが大切です。資金が必要になる可能性がある場合は、短めの期間を選ぶか、普通預金や証券連携預金と組み合わせて運用しましょう。
SBI系の銀行では、定期的にキャンペーン金利を実施しています。実施時期は不定期ですが、ボーナス時期(6月~7月、12月~1月)や新年度(4月)に実施されることが多い傾向があります。
現在、住信SBIネット銀行では1年もの定期預金の特別金利キャンペーン(年0.80%)を2026年2月8日まで実施中です。このようなキャンペーンは、預入額が一定額に達すると早期終了する場合もあるため、利用を検討している方は早めに申し込むことをおすすめします。
最新のキャンペーン情報は、各銀行の公式サイトで確認できます。メールマガジンに登録しておくと、新しいキャンペーンの案内が届くため、見逃すことがありません。
他の銀行からSBI系の銀行に資金を移す方法は、主に3つあります。①ATMから現金を引き出して、SBI系の銀行のATMで入金する。②他行から振込を行う。③自動入金サービスを利用する。
最も簡単なのは、振込です。住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は、どちらも振込先の口座番号を登録できるため、インターネットバンキングから簡単に資金を移動できます。ただし、振込手数料がかかる場合があるため、手数料無料の回数を確認しておきましょう。
住信SBIネット銀行には、定額自動入金サービスがあります。これは、他行の口座から毎月自動的に資金を引き落として、住信SBIネット銀行の口座に入金するサービスです。手数料無料で利用できるため、給与振込口座を変更できない方におすすめです。
SBI系の銀行では、外貨預金も取り扱っています。外貨預金の金利は、円預金よりも高い場合が多いですが、為替変動リスクがあることに注意が必要です。
住信SBIネット銀行の外貨普通預金は、米ドルで年0.70%程度、豪ドルで年1.50%程度の金利が適用されます(2024年12月時点)。円預金と比べると高金利ですが、為替レートが円高に動くと、円換算での資産価値が減少する可能性があります。
外貨預金は、預金保険制度の対象外です。銀行が破綻した場合、保護されないリスクがあるため、リスクを十分に理解した上で利用しましょう。為替変動リスクを理解し、余裕資金で運用することが大切です。
SBIの金利を最大化するには、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行の違いを理解し、自分の預金額や利用目的に合わせて使い分けることが重要です。
SBI証券と連携するSBIハイブリッド預金(年0.21%)やSBIハイパー預金(年0.50%)は、主要ネット銀行の中でも高水準の金利を実現しています。
投資をしなくても口座を開設するだけで金利優遇を受けられるため、積極的に活用しましょう。
定期預金は、キャンペーン金利を利用することで、さらに高い金利を受け取れます。
現在、住信SBIネット銀行では1年もの定期預金に年0.80%の特別金利が適用されているため、1年間使う予定のない資金がある方はこのチャンスを逃さないでください。
預金額が1,000万円を超える場合は、預金保険制度の上限を意識して、複数の金融機関に分散することが大切です。
住信SBIネット銀行とSBI新生銀行は別の金融機関として扱われるため、両方に口座を持つことで合計2,000万円までとその利息が保護されます。
スマートプログラムを活用すれば、ATM手数料や振込手数料を節約できます。
ランク2になるだけで年間約11,820円の手数料を節約できるため、金利以上のメリットがあります。スマート認証NEOを登録するだけでランク2に到達できるため、必ず設定しておきましょう。
なお、預金には元本割れのリスクはありませんが、金利は変動する可能性があります。最新の金利情報は各銀行の公式サイトで定期的に確認し、必要に応じて預金配分を見直すことをおすすめします。詳しくは各金融機関にご確認ください。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
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