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住信SBIネット銀行の口座開設を検討しているけれど、本当にお得なのか気になっていませんか。
ATM手数料や振込手数料が無料になる条件、SBI証券との連携で金利がアップする仕組みなど、知っておくべきポイントがいくつかあります。
この記事では、住信SBIネット銀行の基本情報から具体的なメリット、気をつけたい注意点まで詳しく解説します。
他のネット銀行との比較や、投資を始める方向けのSBI証券連携の活用法もご紹介するので、自分に合った使い方が見つかるはずです。
口座開設を迷っている方も、すでにSBI証券を利用中の方も、ぜひ参考にしてください。
目次
住信SBIネット銀行とは?
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で設立したネット銀行です。実店舗を持たずインターネット取引を中心とすることで、低コストな運営を実現し、その分を顧客にメリットとして還元しています。
2007年の開業以来、口座数は600万を超え、預金残高は9兆円を突破しました。オリコン顧客満足度ランキングでネット銀行部門6年連続1位を獲得するなど、高い評価を得ています。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行(出資比率50%)とSBIホールディングス(出資比率50%)が共同で設立した銀行です。三井住友信託銀行の信頼性とSBIグループのネット金融ノウハウを組み合わせた体制が特徴となっています。
金融庁に登録された正規の銀行であり、預金保険制度の対象です。万が一銀行が破綻した場合でも、預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が保護されます。
預金保険制度により、万が一の際も元本1,000万円までは保護されるため、安心して利用できます。
住信SBIネット銀行の口座数は2024年時点で600万を超え、預金残高は9兆円を突破しています。多くのユーザーに選ばれている理由は、手数料の安さと使い勝手の良さにあります。
NPS®ベンチマーク調査2018銀行部門で1位を獲得したほか、オリコン顧客満足度ランキングでは6年連続1位を記録しました。また、2023年度のネット銀行住宅ローン実行額でもNo.1となっており、幅広いサービスで実績を積み重ねています。
住信SBIネット銀行は実店舗を持たないネット銀行のため、店舗運営コストがかかりません。その分、ATM手数料や振込手数料を無料にしたり、普通預金金利を高めに設定したりと、顧客にメリットを還元しています。
スマホアプリで口座開設から入出金、振込、各種設定まですべて完結できるのも大きな特徴です。24時間365日いつでも取引でき、店舗に出向く必要がないため、忙しい方でも効率的に銀行サービスを利用できます。
目的別口座という独自機能を使えば、1つの口座を最大10個に分けて管理できます。「生活費」「旅行資金」「緊急予備費」など、用途ごとに資金を分けて貯金できるため、計画的な資産管理がしやすくなります。
セキュリティ面では、スマート認証NEOという認証アプリを使った二段階認証や、取引ごとの通知機能、不正検知システムなどを導入しています。ネット銀行ならではの利便性と安全性を両立した体制が整っています。
住信SBIネット銀行の5つのメリット
住信SBIネット銀行には、他のネット銀行と比べても優れたメリットがいくつもあります。ここでは特に重要な5つのポイントを詳しく見ていきましょう。
住信SBIネット銀行の最大の魅力は、条件を満たせばATM手数料と振込手数料が無料になることです。スマートプログラムというランク制度があり、ランクに応じて月に何回まで無料になるかが決まります。
ランク2であれば、ATM出金が月5回、他行宛振込が月5回まで無料です。ランク3になると、ATM出金が月10回、他行宛振込が月10回まで無料になります。日常的な銀行取引であれば、ほとんど手数料がかからない計算になります。
利用できるATM
セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、イオン銀行、ビューアルッテ
入金は何回でも無料
利用できるATMは、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット(ファミリーマートなど)、イオン銀行、ビューアルッテ(JR東日本)など、全国の主要コンビニATMに対応しています。入金は何回でも無料なので、気軽に現金を預けられます。
住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を連携させると、「SBIハイブリッド預金」という特別な預金サービスが利用できます。このハイブリッド預金の金利は年0.21%(税引前)で、通常の普通預金金利0.001%の約200倍以上です。
ハイブリッド預金に預けたお金は、SBI証券での株式や投資信託の買付代金として自動的に利用されます。証券口座に資金を移す手間がなく、投資のチャンスを逃しません。また、投資に使わなかった分はそのまま高金利で預金として運用されるため、無駄がありません。
SBI証券を利用していない方でも、口座を開設して連携するだけでこの高金利が適用されます。投資を始める予定がなくても、預金金利を高めたい方にとって有効な選択肢です。
SBI証券との連携で金利が0.21%にアップ。投資をしなくても高金利が適用されます。
スマートプログラムは、預金残高や取引内容に応じてランクが決まる制度です。ランクが上がるほど、ATM手数料と振込手数料の無料回数が増え、スマプロポイントの付与倍率も高くなります。
ランク2の達成条件は、総預金の月末残高30万円以上、またはロボアドバイザー資産運用残高が月末時点で1万円以上など、比較的達成しやすい内容です。ランク3は総預金の月末残高300万円以上、または住宅ローンの利用などが条件となります。
ランクは毎月判定され、翌々月に適用されます。たとえば3月末時点の残高や取引状況で判定され、5月から新しいランクが適用される仕組みです。一度ランクが上がれば、条件を維持する限りそのまま優遇が続きます。
住信SBIネット銀行には「目的別口座」という独自機能があります。1つの代表口座の中に、最大10個の目的別口座を作成でき、それぞれに名前と目標金額を設定できます。
たとえば「旅行資金」「結婚式の準備費用」「車の購入資金」「緊急予備費」など、用途ごとに資金を分けて管理できます。目標金額に対する達成率も表示されるため、貯金のモチベーションが保ちやすくなります。
目的別口座間の資金移動は手数料無料で、スマホアプリから簡単に操作できます。家計簿アプリのように、お金の使い道を明確にしながら貯金を進めたい方に便利な機能です。
住信SBIネット銀行の公式スマホアプリを使えば、口座開設から残高照会、振込、定期預金の作成、各種設定まで、ほぼすべての取引がスマホで完結します。パソコンを開く必要がなく、外出先でもすぐに操作できるのが魅力です。
アプリでは生体認証(指紋認証・顔認証)によるログインに対応しており、セキュリティと利便性を両立しています。振込先の登録や、定額自動入金サービスの設定なども、画面の指示に従って進めるだけで簡単に完了します。
取引履歴の確認やPDFでの明細ダウンロードもでき、家計管理や確定申告の準備にも役立ちます。通知機能をオンにしておけば、入出金があった際にすぐにスマホに通知が届くため、不正利用の早期発見にもつながります。
ATM手数料・振込手数料のしくみ
住信SBIネット銀行の手数料体系は、スマートプログラムというランク制度によって決まります。ここでは、ランク別の無料回数とランクアップの方法を詳しく解説します。
スマートプログラムは、ランク1からランク4までの4段階があります。ランクが上がるほど、ATM出金手数料と他行宛振込手数料の無料回数が増えます。
| ランク | ATM出金無料回数 | 他行宛振込無料回数 | スマプロポイント倍率 |
| ランク1 | 月2回 | 月1回 | 1倍 |
| ランク2 | 月5回 | 月5回 | 2倍 |
| ランク3 | 月10回 | 月10回 | 3倍 |
| ランク4 | 月20回 | 月20回 | 5倍 |
ランク1は口座開設直後の初期状態です。特に条件を満たさなくても、ATM出金が月2回、他行宛振込が月1回まで無料になります。住信SBIネット銀行宛の振込は、どのランクでも何回でも無料です。
ATM入金は回数制限なく無料なので、現金を預ける際に手数料を気にする必要はありません。無料回数を超えた場合、ATM出金は1回110円(税込)、他行宛振込は1回157円(税込)の手数料がかかります。
ランク2は、以下のいずれかの条件を満たすことで達成できます。月末時点での判定となり、翌々月から適用されます。
最も達成しやすいのは、総預金残高30万円以上の条件です。普通預金とハイブリッド預金を合わせて30万円以上あればランク2になります。
ランク3は、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
総預金残高300万円以上が現実的な条件です。SBI証券と連携してハイブリッド預金に資金を移せば、投資待機資金としても活用でき、金利0.21%の恩恵も受けられます。
無料回数を使い切った後は、ATM出金1回につき110円(税込)、他行宛振込1回につき157円(税込)の手数料がかかります。メガバンクの手数料と比べると割安ですが、できるだけ無料回数内で利用するのが賢い使い方です。
無料回数は毎月1日にリセットされます。月末に無料回数が余っていても翌月に繰り越すことはできないため、計画的に利用しましょう。スマホアプリで現在の無料回数の残りを確認できるので、こまめにチェックするのがおすすめです。
無料回数は翌月に繰り越せません。月末に余っていても消滅するため、計画的に利用しましょう。
SBI証券との連携で得られる3つのメリット
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させると、単独で使うよりも大きなメリットが得られます。ここでは、特に重要な3つのポイントを解説します。
SBI証券と住信SBIネット銀行の口座を連携すると、「SBIハイブリッド預金」という特別な預金口座が自動的に開設されます。このハイブリッド預金の金利は年0.21%(税引前)で、通常の普通預金金利0.001%と比べて約200倍以上の高金利です。
たとえば100万円を1年間預けた場合、通常の普通預金では利息が約10円(税引後)ですが、ハイブリッド預金では約1,670円(税引後)になります。投資をしていなくても、預金しているだけでこの金利が適用されるのが大きな魅力です。
ハイブリッド預金の資金は、SBI証券での株式や投資信託の買付代金として自動的に利用されます。投資に使わなかった分はそのまま預金として残り、高金利が適用され続けます。預金保険制度の対象でもあるため、元本1,000万円までは保護されます。
ハイブリッド預金は預金保険制度の対象。元本1,000万円までは保護されるため、安心して利用できます。
通常、銀行から証券口座に資金を移す際には振込手数料がかかることがありますが、SBIハイブリッド預金を利用すれば、その手間とコストが一切かかりません。ハイブリッド預金の資金は、SBI証券での買付時に自動的に利用されるため、わざわざ振込操作をする必要がないのです。
株式や投資信託を購入する際、ハイブリッド預金に残高があれば、そのまま買付代金として使われます。逆に、SBI証券で株式を売却したり配当金を受け取ったりした場合、その資金は自動的にハイブリッド預金に入金されます。
この仕組みにより、投資のタイミングを逃さず、スムーズに資金を動かせます。急な投資チャンスが来たときでも、すぐに対応できるのが強みです。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させると、銀行口座と証券口座の資金をまとめて管理できます。SBI証券のマイページから、ハイブリッド預金の残高や住信SBIネット銀行の普通預金残高を確認できるため、資産全体を一目で把握できます。
投資資金と生活費を分けて管理したい場合は、住信SBIネット銀行の目的別口座を活用すると便利です。「投資用資金」「生活費」「緊急予備費」など、用途ごとに資金を分けて管理でき、計画的な資産形成がしやすくなります。
SBI証券では、NISA口座やiDeCo口座も開設できます。住信SBIネット銀行と連携させることで、つみたてNISAの積立資金を自動的にハイブリッド預金から引き落とすこともでき、手間なく長期投資を続けられます。
住信SBIネット銀行で気をつけたい3つのこと
住信SBIネット銀行には多くのメリットがありますが、利用前に知っておきたい注意点もいくつかあります。ここでは、特に重要な3つのポイントを解説します。
住信SBIネット銀行は完全なネット銀行のため、実店舗がありません。対面での相談や手続きができないため、すべての取引をインターネットまたはスマホアプリで行う必要があります。
店舗がないことで不安を感じる方もいるかもしれませんが、電話サポートやチャットサポートが用意されています。カスタマーセンターは平日9時から18時まで対応しており、口座開設や各種手続きについて質問できます。
また、よくある質問ページやヘルプセンターが充実しているため、基本的な操作方法やトラブル対処法はオンラインで確認できます。ネット銀行に慣れていない方は、最初は戸惑うかもしれませんが、一度使い方を覚えれば、むしろ店舗に行く手間がない分、便利に感じるはずです。
実店舗がないため、すべての手続きはオンラインで行います。対面サポートを希望する方は注意が必要です。
スマートプログラムのランク1では、ATM出金が月2回、他行宛振込が月1回までしか無料になりません。頻繁にATMを利用する方や、複数の銀行に振込をする方にとっては、無料回数が足りない可能性があります。
無料回数を超えた場合、ATM出金1回110円、他行宛振込1回157円の手数料がかかります。メガバンクよりは安いですが、できるだけランク2以上を目指すのがおすすめです。
ランク2の達成条件は総預金残高30万円以上なので、比較的達成しやすい水準です。普段使わない資金をハイブリッド預金に移しておけば、金利0.21%の恩恵も受けながらランク2を維持できます。
住信SBIネット銀行の通常の普通預金金利は年0.001%で、メガバンクと同水準です。一部のネット銀行では普通預金金利が0.1%程度のところもあり、それと比べると低めに設定されています。
ただし、SBI証券と連携してSBIハイブリッド預金を利用すれば、金利は年0.21%にアップします。この金利は他のネット銀行と比べても非常に高水準です。SBI証券の口座開設は無料で、投資をしなくてもハイブリッド預金を利用できるため、金利を重視する方は連携させることをおすすめします。
他のネット銀行と比較
住信SBIネット銀行は他のネット銀行と比べてどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、主要なネット銀行との違いを詳しく見ていきます。
楽天銀行は、楽天グループのネット銀行で、楽天ポイントが貯まる・使えるのが最大の特徴です。楽天市場や楽天カードを頻繁に利用する方にとっては、楽天経済圏の一部として非常に便利です。
普通預金金利は通常0.02%ですが、楽天証券と連携する「マネーブリッジ」を利用すると0.1%にアップします。住信SBIネット銀行のハイブリッド預金0.21%と比べると低めですが、楽天ポイントの還元を考慮すれば、トータルでお得になる場合もあります。
ATM手数料と振込手数料の無料回数は、ハッピープログラムというランク制度で決まります。最高ランクのスーパーVIPになれば、ATM出金が月7回、他行宛振込が月3回まで無料です。住信SBIネット銀行のランク3(ATM出金月10回、他行宛振込月10回無料)と比べると、やや少なめです。
楽天経済圏をメインで使っている方は楽天銀行、SBI証券で投資をしている方や手数料無料回数を重視する方は住信SBIネット銀行が向いています。
auじぶん銀行は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資するネット銀行です。au PAYやPontaポイントと連携でき、auユーザーにとって使いやすい銀行です。
普通預金金利は通常0.001%ですが、auマネーコネクト(au PAY カードとの連携)や、auカブコム証券との連携で最大0.2%にアップします。住信SBIネット銀行のハイブリッド預金0.21%とほぼ同水準です。
ATM手数料と振込手数料の無料回数は、じぶんプラスというステージ制度で決まります。最高のじぶんプラス5になると、ATM出金が月11回、他行宛振込が月15回まで無料です。住信SBIネット銀行のランク3(ATM出金月10回、他行宛振込月10回無料)とほぼ同等か、やや有利です。
auユーザーやPontaポイントを貯めたい方にはauじぶん銀行が向いています。一方、SBI証券との連携を重視する方は住信SBIネット銀行がおすすめです。
SBI新生銀行(旧新生銀行)は、2024年にSBIホールディングスの完全子会社となりました。同じSBIグループですが、住信SBIネット銀行とは別の銀行です。
SBI新生銀行は実店舗があり、対面でのサポートを受けられるのが大きな違いです。また、新生ステップアッププログラムというランク制度があり、ダイヤモンドステージになると、ATM出金が何回でも無料、他行宛振込が月50回まで無料になります。
普通預金金利は0.003%で、住信SBIネット銀行の通常金利0.001%よりやや高めです。ただし、SBI証券との連携によるハイブリッド預金0.21%と比べると大幅に低くなります。
実店舗でのサポートを重視する方や、振込回数が非常に多い方はSBI新生銀行が向いています。一方、SBI証券との連携や高金利を重視する方は住信SBIネット銀行がおすすめです。両方の口座を開設して、用途に応じて使い分けるのも一つの方法です。
ネット銀行選びで重要なのは、自分の利用スタイルに合った銀行を選ぶことです。以下のような基準で判断すると良いでしょう。
複数のネット銀行を用途別に使い分けるのも賢い方法です。たとえば、投資資金は住信SBIネット銀行、日常の買い物は楽天銀行、給与振込はメガバンクといった形で使い分けることで、それぞれの強みを活かせます。
投資を始めるならSBI証券との連携がおすすめ
住信SBIネット銀行を最大限活用するなら、SBI証券との連携は欠かせません。ここでは、SBI証券の特徴と連携メリットを詳しく解説します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万を超えています。株式、投資信託、外国株式、債券、FXなど、幅広い金融商品を取り扱っており、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
現物株式の売買手数料は原則無料で、投資信託も約2,600本と豊富なラインナップです。つみたてNISA対象の投資信託は約271本あり、低コストなインデックスファンドも充実しています。
米国株式は約5,000銘柄を取り扱っており、Apple、Microsoft、Amazonなどの人気銘柄に投資できます。IPO(新規公開株)の取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラスで、投資機会が豊富です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
住信SBIネット銀行とSBI証券を同時に開設すると、口座開設の手続きが一度で済みます。それぞれ別々に開設するよりも手間が省け、スムーズに利用を始められます。
開設後は自動的にSBIハイブリッド預金が利用でき、普通預金金利が0.21%にアップします。投資をまだ始めていない段階でも、この高金利が適用されるため、預金しているだけでメリットがあります。
また、SBI証券での取引履歴や資産状況を、住信SBIネット銀行のマイページから確認できます。銀行と証券をまとめて管理できるため、資産全体を把握しやすくなります。
SBI証券では、NISA口座とiDeCo口座も開設できます。住信SBIネット銀行と連携させることで、つみたてNISAの積立資金を自動的にハイブリッド預金から引き落とすことができ、手間なく長期投資を続けられます。
2024年から始まった新NISA制度では、非課税保有限度額が1,800万円に拡大されました。つみたて投資枠で年間120万円、成長投資枠で年間240万円まで投資でき、運用益が非課税になります。SBI証券は新NISA対応の投資信託が豊富で、低コストなインデックスファンドも充実しています。
ドコモグループ化後の変化
住信SBIネット銀行は、2025年10月にドコモの完全子会社になることが発表されました。この変化により、今後のサービス拡充が期待されています。
2025年10月1日付で、住信SBIネット銀行はNTTドコモの完全子会社となる予定です。三井住友信託銀行とSBIホールディングスが保有する全株式をドコモが取得する形で、経営体制が大きく変わります。
ドコモグループ化により、ドコモの約9,000万人の顧客基盤と連携したサービス展開が期待されています。銀行と通信キャリアの融合により、新しい金融サービスが生まれる可能性があります。
既存の住信SBIネット銀行ユーザーにとっても、サービスの拡充やポイント連携の強化など、メリットが増える可能性が高いです。
ドコモグループ化により、dポイント連携やドコモの金融サービスとの統合が期待されています。今後の公式発表に注目です。
ドコモグループ化により、最も期待されているのがdポイントとの連携です。現在、住信SBIネット銀行では独自のスマプロポイントが貯まりますが、今後はdポイントとの連携や交換が可能になる可能性があります。
dポイントは、ドコモの携帯料金やd払いでの買い物、dカードの利用など、幅広い場面で貯まる・使えるポイントです。住信SBIネット銀行の利用でdポイントが貯まるようになれば、ドコモユーザーにとって大きなメリットになります。
また、d払いとの連携強化や、ドコモの金融サービス(dカード、d払い、dポイント投資など)との統合も考えられます。今後の公式発表に注目です。
口座開設の流れ
住信SBIネット銀行の口座開設は、スマホまたはパソコンから簡単に手続きできます。ここでは、口座開設に必要なものと手順を解説します。
住信SBIネット銀行の口座開設には、以下のものが必要です。
マイナンバーカードを持っている場合、スマホで本人確認を行う「スマート認証NEO」を利用すれば、最短翌営業日に口座開設が完了します。郵送での本人確認を選んだ場合は、1週間程度かかります。
口座開設の手順は以下のとおりです。
SBI証券の口座も同時に開設したい場合は、口座開設申込時に「SBI証券口座も同時に開設する」を選択すれば、一度の手続きで両方の口座を開設できます。
口座開設後は、以下の初期設定を行うとスムーズに利用できます。
初期設定が完了したら、スマホアプリで残高照会や振込、ATM検索などの機能を試してみましょう。使い方に慣れれば、日常的な銀行取引がとても便利になります。
住信SBIネット銀行は、ATM手数料・振込手数料が条件次第で無料になり、SBI証券との連携で普通預金金利が0.21%にアップするネット銀行です。スマートプログラムでランク2以上になれば、月5回以上の無料回数が確保でき、日常的な銀行取引のコストを大幅に削減できます。
特にSBI証券で投資をしている方や、これから投資を始めたい方にとっては、ハイブリッド預金による高金利と証券口座への資金移動の利便性が大きなメリットです。目的別口座やスマホアプリの使いやすさも魅力で、計画的な資産管理がしやすくなります。
一方で、実店舗がないため対面サポートを受けられない点や、ランクが低いと無料回数が少ない点には注意が必要です。通常の普通預金金利も他行より低めですが、SBI証券と連携すればこの問題は解消されます。
他のネット銀行と比較すると、楽天経済圏をメインで使う方は楽天銀行、auユーザーはauじぶん銀行が向いていますが、SBI証券との連携を重視するなら住信SBIネット銀行が最適です。複数のネット銀行を用途別に使い分けるのも賢い方法です。
2025年10月からドコモの完全子会社となることで、dポイント連携などの新サービスも期待されています。口座開設はスマホから簡単にでき、最短翌営業日に利用開始できます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。SBI証券との連携で投資を始める場合は、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。詳しくは住信SBIネット銀行・SBI証券の公式サイトでご確認ください。
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