SBI証券をポイントサイト経由で開設|お得な方法と注意点

SBI証券で投資を始めたいけれど、どのクレジットカードを選べばいいか迷っていませんか。
クレカ積立を活用すれば、毎月自動で投資信託を購入しながらポイントも貯められます。
この記事では、SBI証券で使える8社のクレジットカードと、あなたに最適なカードの選び方を詳しく解説します。年会費無料のカードから高還元率のプラチナカードまで、積立額や利用スタイル別におすすめのカードを紹介するので、自分にぴったりの1枚が見つかります。
新NISA制度にも対応しているクレカ積立で、効率的な資産形成を始めましょう。
目次
SBI証券のクレカ積立とは?
SBI証券のクレカ積立は、クレジットカードで投資信託を自動購入できるサービスです。毎月決まった日に自動で積立投資ができ、積立額に応じてクレジットカードのポイントが貯まります。
証券口座への入金の手間がなく、投資初心者でも気軽に資産形成を始められるのが特徴なんです。
SBI証券のクレカ積立は、毎月100円から最大10万円を上限として積立が可能です。2024年4月から上限が5万円から10万円に引き上げられました。
積立設定は当月10日までに手続き完了すると、翌月3日~9日(買付設定日)に投資信託の買付が行われます。買付日は2024年7月から自分で選択できるようになり、より柔軟な運用が可能になりました。
クレジットカードの引き落としは、投資信託の買付日の翌月10日または26日に他の利用分と一緒に行われます。ポイントは買付日の翌々月に付与される仕組みです。
クレカ積立の最大のメリットは、投資しながらポイントが貯まることです。現金での積立と異なり、積立額に応じてクレジットカードのポイント還元を受けられます。
2つ目のメリットは、自動積立による手間の削減です。一度設定すれば毎月自動で買付が行われるため、入金忘れや買付忘れの心配がありません。証券口座の残高を気にする必要もなく、長期的な資産形成を継続しやすくなります。
3つ目は、新NISA制度への対応です。新NISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠の2つがあり、どちらもクレカ積立で利用できます。つみたて投資枠の年間上限120万円を、クレカ積立の月10万円でちょうど使い切れる設計になっています。
クレカ積立には注意すべき点もあります。まず、買付日(積立設定日)は毎月3〜9日のいずれかに限定されます。現金での積立のように毎日や毎週といった柔軟な設定はできません。
また、クレジットカードの利用限度額にも注意が必要です。月10万円の積立を設定すると、他の買い物と合わせてカードの利用限度額を圧迫する可能性があります。
ポイント還元率は将来変更される可能性があることも覚えておきましょう。実際に2024年11月から三井住友カードのポイント付与率が改定されています。カード会社の経営判断により還元率が変動するため、最新情報は公式サイトで確認することが大切です。
SBI証券でのクレカ積立に利用できるカードは8社あり、三井住友カード(Oliveフレキシブルペイ含む)、アプラスカード、高島屋カードなどのカード会社が対象です。
以下の表で、SBI証券で使える全対応カードとポイント還元率を確認できます。
| カード会社 | 代表的なカード | ポイント還元率 | 貯まるポイント |
| 三井住友カード | 三井住友カード(NL) | 0.5%~最大3.0% | Vポイント |
| Olive | Oliveフレキシブルペイ | 0.5%~最大3.0% | Vポイント |
| アプラスカード | アプラスゴールドカード | 1.0%~1.5% | アプラスポイント |
| 東急カード | TOKYU CARD ClubQ JMB | 0.25%~最大2.0% | TOKYU POINT |
| タカシマヤカード | タカシマヤカード | 0.1%~0.3% | タカシマヤポイント |
| UCSカード | UCSカード | 0.5% | Uポイント |
| 大丸松坂屋カード | 大丸松坂屋カード | 0.5% | QIRAポイント |
| オリコカード | オリコカード | 0.5% | オリコポイント |
この中でもSBI証券でのクレカ積立におすすめは、ポイント付与率が高い三井住友カードです。
カードの種類によって還元率が異なり、一般カードで0.5%、ゴールドカードで最大1.0%、プラチナプリファードで最大3.0%となっています。
三井住友カード以外では、東急沿線にお住まいの方はTOKYU CARD ClubQ JMBが最大2.0%還元でお得です。アプラスカードはSBI新生銀行経由で利用でき、独自のポイントプログラムがあります。
おすすめカードランキング5選
SBI証券のクレカ積立で特におすすめのカードを、タイプ別にランキング形式で紹介します。年会費や還元率、特典内容を比較して、自分に合った1枚を見つけましょう。
三井住友カード(NL)は、年会費永年無料で気軽にクレカ積立に使うことができるクレジットカードです。クレカ積立のポイント還元率は0.5%で、月10万円の積立なら年間6,000ポイントが貯まります。
三井住友カード(NL)の特徴
年会費永年無料
クレカ積立のポイント還元率0.5%
対象のコンビニ・飲食店で最大7%還元
カード番号は最短10秒で即時発行
年会費は永年無料で、クレカ積立のポイント還元率は0.5%です。通常のショッピング利用でも0.5%のVポイントが貯まり、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を利用すると最大7%のポイント還元を受けられます。
カード番号は最短10秒で即時発行され、すぐにクレカ積立の設定ができるのも魅力です。国際ブランドはVisaとMastercardから選択でき、世界中で利用できます。
年会費無料でランニングコストがかからないため、投資初心者でも気軽に始められます。SBI証券Vポイントサービスと組み合わせれば、クレカ積立のポイントと投資信託の保有ポイント(投信マイレージ)をダブルで貯められます。
貯まったVポイントは1ポイント=1円として投資信託の購入に使えるため、ポイント投資で資産形成をさらに加速できます。日常の買い物でもポイントが貯まりやすく、メインカードとしても活躍します。
三井住友カード ゴールド(NL)は、年会費5,500円(税込)のゴールドカードです。年間100万円以上のカード利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。
クレカ積立のポイント付与率は、年間100万円以上の利用で最大1.0%になります。初年度は0.75%、2年目以降は前年度のカード利用額に応じて0.75%~1.0%の還元率が適用されます。
年間100万円の利用で年会費が永年無料になるだけでなく、継続特典として10,000ポイントがもらえます。ゴールドカードならではの空港ラウンジサービスや旅行傷害保険も付帯しています。
年間100万円以上利用する方なら、年会費が永年無料になり、還元率1.0%でクレカ積立ができます。月約8~9万円の利用で条件達成できるため、日常の買い物と合わせれば無理なく達成可能です。
クレカ積立で月10万円を1.0%還元で積み立てると、年間12,000ポイントが貯まります。さらに継続特典の10,000ポイントを合わせると、年間22,000ポイントの獲得が見込めます。
三井住友カード プラチナプリファードは、年会費33,000円(税込)のハイステータスカードで、年間500万円以上利用時に最大3.0%と、SBI証券のクレカ積立で最も高いポイント付与率を実現できるクレジットカードです。
2024年11月1日以降のクレカ積立のポイント付与率は、年間500万円以上利用で3.0%、前年度300万円以上の場合は2.0%、前年度300万円未満の場合は1.0%となっています。
通常のショッピング利用でも1.0%の基本還元率があり、プリファードストア(特約店)では+1~14%の追加ポイントが貯まります。国内・海外旅行傷害保険は最高5,000万円、お買物安心保険は年間500万円まで補償されます。
ポイント付与率が3.0%の方が月に10万円クレカ積立を行うと36,000円相当のポイントが貯まり、クレカ積立だけで年会費(33,000円(税込))以上のポイントを手に入れることができます。
新規入会特典として入会月の3ヵ月後末までに40万円以上の利用で4万ポイント、継続特典として前年100万円の利用ごとに1万ポイント(最大4万ポイント)がもらえます。これらの特典を活用すれば、年会費を大きく上回るポイントを獲得できます。
ただし、年間利用額が300万円未満の場合は三井住友カード ゴールド(NL)の方がコストパフォーマンスに優れています。
Oliveフレキシブルペイは、三井住友銀行の口座と一体化したマルチナンバーレスカードです。1枚のカードでキャッシュカード、デビットカード、クレジットカード、ポイント払いの4つの機能を使い分けられます。
一般ランクは年会費永年無料で、クレカ積立のポイント還元率は三井住友カード(NL)と同じ0.5%です。ゴールドランクは年会費5,500円(税込)で最大1.0%、プラチナプリファードランクは年会費33,000円(税込)で最大3.0%の還元率になります。
Olive独自の特典として、Vポイントアッププログラムで対象のコンビニ・飲食店での還元率が最大+1%アップします。三井住友銀行の口座を給与・年金受取口座に設定すると、さらに+0.5%の還元率アップが受けられます。
三井住友銀行、SBI証券、三井住友カードの3つのサービスを1つのアプリで管理できるため、資産管理が非常に便利です。銀行口座からの入金や残高確認、クレカ積立の設定まで、すべてスマホで完結します。
Vポイントアッププログラムの対象サービスを複数利用すると、対象のコンビニ・飲食店で最大20%のポイント還元を受けられます。SBI証券での取引と組み合わせれば、日常生活でも高還元率でポイントが貯まります。
ただし、Oliveはカード発行まで最短3営業日が必要になるため、すぐにクレカ積立を始めたい方は三井住友カードの方が便利です。
TOKYU CARD ClubQ JMBは、東急グループでお得に使えるクレジットカードです。初年度年会費無料、2年目以降は1,100円(税込)ですが、年1回以上の利用で翌年度も無料になります。
クレカ積立のポイント還元率は、基本0.25%ですが、年間カード利用額200万円以上などの条件を満たすと最大2.0%まで上がります。貯まるポイントはTOKYU POINTで、1ポイント=1円として東急グループの店舗や東急線の定期券購入に使えます。
東急グループの店舗(東急百貨店、東急ストアなど)では最大10%のポイント還元、PASMOへのオートチャージでもポイントが貯まります。JALマイレージバンク機能も付帯しており、TOKYU POINTをJALマイルに交換できます。
東急沿線にお住まいの方なら、日常の買い物や交通費でポイントが効率的に貯まります。年間200万円以上の利用で2.0%還元になるため、三井住友カード プラチナプリファードよりも低い利用額で高還元率を実現できます。
TOKYU POINTは東急グループで幅広く使えるため、ポイントの使い道に困りません。東急ストアやTOKYU HANDSでの買い物、東急線の定期券購入など、生活に密着した使い方ができます。
カードの選び方
SBI証券のクレカ積立で使うカードを選ぶ際は、ポイント還元率だけでなく、年会費や付帯特典、自分のライフスタイルとの相性も重要です。ここでは4つの観点から、カード選びのポイントを解説します。
クレカ積立で最も重視したいのがポイント還元率です。積立額が大きいほど、還元率の差が年間のポイント獲得数に大きく影響します。
以下の表で、積立額別の年間獲得ポイントを比較してみましょう。
| カード | 還元率 | 月3万円積立 | 月5万円積立 | 月10万円積立 |
| 三井住友カード(NL) | 0.5% | 1,800pt/年 | 3,000pt/年 | 6,000pt/年 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% | 3,600pt/年 | 6,000pt/年 | 12,000pt/年 |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% | 10,800pt/年 | 18,000pt/年 | 36,000pt/年 |
| TOKYU CARD ClubQ JMB | 最大2.0% | 7,200pt/年 | 12,000pt/年 | 24,000pt/年 |
月10万円を積立する場合、還元率0.5%と3.0%では年間30,000ポイントもの差が生まれます。ただし、高還元率のカードは年会費が高額なため、次のセクションで解説する損益分岐点の計算が重要です。
還元率だけでなく、貯まるポイントの使いやすさも考慮しましょう。Vポイントは投資信託の購入に使えるため、ポイント投資で資産形成を加速できます。
年会費は毎年かかるコストなので、ポイント還元額とのバランスを考える必要があります。年会費無料のカードなら、少額の積立でも確実にプラスになります。
三井住友カード ゴールド(NL)は年会費5,500円ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料になります。クレカ積立と日常の買い物を合わせて月約8~9万円利用すれば、年会費無料の条件を達成できます。
三井住友カード プラチナプリファードの年会費33,000円は高額ですが、月10万円を3.0%還元で積立すると年間36,000ポイントが貯まるため、クレカ積立だけで年会費以上のポイントを獲得できます。さらに新規入会特典や継続特典を活用すれば、初年度から大きなプラスになります。
ゴールドカードやプラチナカードには、ポイント還元以外にも魅力的な特典が付帯しています。旅行や出張が多い方なら、これらの特典を活用することで年会費以上の価値を感じられるでしょう。
三井住友カード ゴールド(NL)の付帯特典
国内主要空港のラウンジを無料で利用
旅行傷害保険:海外・国内ともに最高2,000万円
お買物安心保険
三井住友カード プラチナプリファードは、さらに充実した特典が魅力です。国内・海外旅行傷害保険は最高5,000万円、お買物安心保険は年間500万円まで補償されます。プリファードストア(特約店)では+1~14%の追加ポイントが貯まるため、日常の買い物でも高還元率を実現できます。
最終的には、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。積立額、年間カード利用額、よく使う店舗やサービスを考慮して、総合的に判断しましょう。
年会費とポイント還元の損益分岐点
年会費有料のカードを選ぶ際は、年会費とポイント還元額のバランスを計算することが重要です。ここでは、三井住友カード ゴールド(NL)とプラチナプリファードの損益分岐点を詳しく解説します。
三井住友カード ゴールド(NL)の年会費は5,500円(税込)で、クレカ積立のポイント還元率は最大1.0%です。年会費無料の三井住友カード(NL)(還元率0.5%)との差額0.5%で計算すると、損益分岐点が見えてきます。
年会費5,500円を還元率の差0.5%で回収するには、年間110万円の積立が必要です。月額に換算すると約9.2万円となり、月10万円の上限に近い積立をする方なら、ゴールドカードの方がお得になります。
| 月間積立額 | 年間積立額 | ゴールド還元額(1.0%) | 一般カード還元額(0.5%) | 差額 | 年会費差引後 |
| 3万円 | 36万円 | 3,600pt | 1,800pt | +1,800pt | -3,700円 |
| 5万円 | 60万円 | 6,000pt | 3,000pt | +3,000pt | -2,500円 |
| 7万円 | 84万円 | 8,400pt | 4,200pt | +4,200pt | -1,300円 |
| 10万円 | 120万円 | 12,000pt | 6,000pt | +6,000pt | +500円 |
月10万円の積立なら、年間500円のプラスになります。さらに、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になるため、2年目以降は年間6,000ポイントがまるまるプラスになります。
また、年間100万円利用の継続特典として10,000ポイントがもらえるため、クレカ積立と日常の買い物を合わせて年間100万円以上利用できる方なら、ゴールドカードが圧倒的にお得です。
三井住友カード プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)で、クレカ積立のポイント還元率は最大3.0%です。年会費無料の三井住友カード(NL)(還元率0.5%)との差額2.5%で計算します。
年会費33,000円を還元率の差2.5%で回収するには、年間132万円の積立が必要です。月額に換算すると11万円となり、クレカ積立の上限10万円では年会費を完全には回収できません。
| 月間積立額 | 年間積立額 | プラチナ還元額(3.0%) | 一般カード還元額(0.5%) | 差額 | 年会費差引後 |
| 5万円 | 60万円 | 18,000pt | 3,000pt | +15,000pt | -18,000円 |
| 7万円 | 84万円 | 25,200pt | 4,200pt | +21,000pt | -12,000円 |
| 10万円 | 120万円 | 36,000pt | 6,000pt | +30,000pt | -3,000円 |
月10万円の積立でも年会費を3,000円下回りますが、プラチナプリファードには新規入会特典(最大40,000ポイント)と継続特典(年間100万円利用ごとに10,000ポイント、最大40,000ポイント)があります。
これらの特典を活用すれば、初年度から大きなプラスになります。また、プリファードストア(特約店)での+1~14%の追加ポイントや、通常のショッピング利用での1.0%還元も考慮すると、年間300万円以上カードを利用する方なら十分に年会費以上の価値があります。
クレカ積立は長期的な資産形成の手段です。10年、20年と継続することで、ポイント還元の累計額も大きくなります。ここでは、月10万円を10年間積立した場合のポイント累計をシミュレーションします。
| カード | 還元率 | 年間ポイント | 10年累計 | 20年累計 | 年会費10年分 | 実質利益(10年) |
| 三井住友カード(NL) | 0.5% | 6,000pt | 60,000pt | 120,000pt | 0円 | +60,000円 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) | 最大1.0% | 12,000pt | 120,000pt | 240,000pt | 0円※ | +120,000円 |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 最大3.0% | 36,000pt | 360,000pt | 720,000pt | 330,000円 | +30,000円 |
※年間100万円以上利用で2年目以降年会費無料と仮定
10年間の長期運用では、三井住友カード ゴールド(NL)が非常に高いコストパフォーマンスを実現できます。年会費を実質無料にしながら、年間12,000ポイントを獲得でき、10年で120,000円相当のポイントが貯まります。
三井住友カード プラチナプリファードは年会費が高額ですが、クレカ積立以外の日常利用でもポイントが貯まりやすいため、年間300万円以上利用する方なら実質利益はさらに大きくなります。継続特典や新規入会特典を含めると、10年間で50万円以上のポイント獲得も可能です。
長期的な視点では、ポイント還元だけでなく、投資信託の運用益も大きな資産になります。月10万円を年率5%で20年間運用すると、元本2,400万円に対して運用益は約1,100万円になります。クレカ積立のポイント還元は、この運用益にプラスαで上乗せされる「おまけ」と考えるとよいでしょう。
クレカ積立の設定方法
SBI証券のクレカ積立は、5つのステップで簡単に設定できます。ここでは、三井住友カードを例に、実際の設定手順を詳しく解説します。
まず、SBI証券の証券総合口座を開設します。SBI証券の公式サイトから「口座開設」を選択し、必要事項を入力します。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)を撮影してアップロードすれば、最短翌営業日で口座開設が完了します。
NISA口座も同時に開設できます。新NISAでクレカ積立を利用したい方は、口座開設時に「NISA口座も開設する」を選択しましょう。NISA口座の開設には税務署での審査があるため、通常2~3週間かかります。
口座開設が完了したら、SBI証券のWebサイトにログインし、初期設定を済ませます。メインポイントをVポイントに設定すると、クレカ積立のポイントと投信マイレージのポイントをダブルで貯められます。
SBI証券のクレカ積立に対応したクレジットカードを発行します。三井住友カードの場合、公式サイトから申し込みができ、最短10秒でカード番号が即時発行されます。
カード番号が即時発行されれば、物理カードが届く前にクレカ積立の設定が可能です。15時までに即時発行された場合は当日20時以降、15時以降に即時発行された場合は翌日7時以降にSBI証券でカード登録ができます。
すでに三井住友カードを持っている方は、新たにカードを発行する必要はありません。お持ちのカードをそのままクレカ積立に利用できます。ただし、家族カードやビジネスカードはクレカ積立に利用できないので注意しましょう。
SBI証券のWebサイトにログインし、「取引」→「投資信託」→「投信(積立買付)」→「クレジットカード」の順に進みます。クレジットカード登録画面で「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」を入力します。
入力後、本人認証(3Dセキュア)を完了させます。三井住友カードの場合、本人認証はVpassアプリまたはSMSで行います。認証が完了すると、登録完了メールが届きます。
登録したカードは「クレジットカード情報」画面で確認できます。カードの有効期限や登録状況を定期的に確認し、カードの更新時には新しいカード情報を再登録しましょう。
積立したい投資信託を選び、積立設定を行います。SBI証券のWebサイトで「投資信託」→「銘柄検索・取扱一覧」から、積立したいファンドを検索します。
ファンドの詳細ページで「積立買付」ボタンをクリックし、積立設定画面に進みます。決済方法で「クレジットカード」を選択し、積立金額(100円~100,000円)、買付日(毎月3日~9日のいずれか)、NISA区分(つみたて投資枠または成長投資枠)を入力します。
複数のファンドを積立する場合は、それぞれのファンドで積立設定を行います。合計積立額が月10万円を超えないように注意しましょう。設定内容を確認し、取引パスワードを入力して「設定申込」ボタンをクリックします。
積立設定が完了したら、「投信(積立買付)」→「設定銘柄一覧」から設定内容を確認します。積立金額、買付日、決済方法、次回発注予定日が正しく表示されているか確認しましょう。
設定締切日(毎月10日)までに設定した内容は、翌月の買付日に反映されます。設定締切日を過ぎると、次回発注予定日が翌々月になるので注意が必要です。
積立設定は後から変更や停止ができます。積立金額を増やしたい場合や一時的に積立を停止したい場合は、「設定変更」または「設定解除」から手続きを行いましょう。積立額の変更は何度でも無料でできるため、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に調整できます。
カード審査に関するよくある疑問
クレジットカードの審査に不安を感じる方も多いでしょう。ここでは、SBI証券のクレカ積立で使えるカードの審査難易度と、審査通過のコツを解説します。
一般的に、年会費無料のカードは審査基準が比較的やさしく、ゴールドカードやプラチナカードは審査が厳しくなる傾向があります。SBI証券のクレカ積立で使えるカードの中では、三井住友カード(NL)が最も審査に通りやすいと言われています。
三井住友カード(NL)の申込条件は「満18歳以上(高校生を除く)」のみで、収入条件は明記されていません。学生や主婦の方でも申し込みができ、初めてクレジットカードを作る方にも適しています。
三井住友カード ゴールド(NL)の申込条件も「満18歳以上(高校生を除く)」で、一般カードと同じです。ただし、実際の審査では安定した収入があることが重視されるため、一般カードよりも審査は厳しくなります。
三井住友カード プラチナプリファードは「原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」が申込条件です。年会費33,000円のプラチナカードであるため、年収や勤続年数、他社での借入状況などが総合的に審査されます。
クレジットカードの審査に落ちる主な理由は、信用情報に問題がある場合です。過去にクレジットカードやローンの支払いを延滞したことがあると、信用情報機関に記録が残り、審査に悪影響を及ぼします。
短期間に複数のクレジットカードを申し込むことも、審査に落ちる原因になります。カード会社は「お金に困っているのでは」と判断し、審査を慎重に行います。直近6ヶ月以内に3枚以上のカードを申し込んでいる場合は、審査に通りにくくなります。
申込内容に虚偽や誤りがある場合も、審査に落ちる原因です。年収や勤務先情報は正確に記入し、虚偽の申告は絶対に避けましょう。カード会社は信用情報機関のデータと照合するため、虚偽申告はすぐに発覚します。
審査通過率を上げるための1つ目のコツは、キャッシング枠を0円または低額に設定することです。キャッシング枠が大きいと審査が厳しくなるため、必要最小限の金額に設定しましょう。クレカ積立にはキャッシング機能は不要なので、0円で申し込むことをおすすめします。
2つ目のコツは、申込内容を正確に記入することです。年収や勤務先情報、他社での借入状況などは、正確に記入しましょう。誤りがあると審査に時間がかかったり、最悪の場合は審査に落ちたりする可能性があります。
3つ目のコツは、複数のカードを同時に申し込まないことです。1枚ずつ申し込み、審査結果が出てから次のカードを検討しましょう。どうしても複数のカードが必要な場合は、3ヶ月以上の間隔を空けて申し込むことをおすすめします。
実際の利用者の声
SBI証券のクレカ積立を実際に利用している方の体験談を紹介します。成功事例と失敗事例の両方を知ることで、自分に合った活用方法が見えてきます。
Aさん(30代会社員)は、三井住友カード ゴールド(NL)で月5万円のクレカ積立を5年間継続しました。ポイント還元率1.0%で計算すると、年間6,000ポイント、5年間で30,000ポイントが貯まりました。
年間100万円以上のカード利用で年会費が永年無料になり、継続特典として毎年10,000ポイントも獲得しています。5年間の継続特典は50,000ポイントとなり、クレカ積立のポイントと合わせて合計80,000円相当のポイントを獲得しました。
Aさんは貯まったポイントを投資信託の購入に使い、ポイント投資で資産形成をさらに加速させています。「クレカ積立とポイント投資を組み合わせることで、現金だけで投資するよりも効率的に資産を増やせている」と語っています。
Bさん(40代自営業)は、当初三井住友カード プラチナプリファードでクレカ積立を始めました。最大3.0%の高還元率に魅力を感じて選んだものの、実際の年間カード利用額は200万円程度で、3.0%還元の条件(年間500万円以上)を達成できませんでした。
ポイント還元率1.0%で月10万円を積立しても、年間12,000ポイントしか貯まらず、年会費33,000円を大きく下回りました。プラチナカードの特典も十分に活用できず、「年会費の元を取れなかった」と後悔しています。
Bさんは1年後に三井住友カード ゴールド(NL)に切り替え、年会費を実質無料にしながら1.0%還元でクレカ積立を続けています。「自分の利用額に合ったカードを選ぶことが大切だと学んだ」と振り返っています。
Q1. クレカ積立のポイントはいつ付与されますか?
A1. ポイントは投資信託の買付日の翌々月に付与されます。例えば、3月に買付した分のポイントは5月に付与されます。
Q2. 積立額は途中で変更できますか?
A2. はい、いつでも変更できます。設定締切日(毎月10日)までに変更すれば、翌月の買付から新しい金額が適用されます。
Q3. クレカ積立とポイント投資は併用できますか?
A3. はい、併用できます。クレカ積立で貯まったVポイントを使って、投資信託を追加購入できます。ポイント投資でもポイントが貯まるため、効率的な資産形成が可能です。
Q4. カードを解約したらクレカ積立はどうなりますか?
A4. カードを解約すると、クレカ積立の設定も自動的に解除されます。積立を継続したい場合は、新しいカードを登録して再度設定する必要があります。
Q5. 複数のファンドを積立できますか?
A5. はい、複数のファンドを積立できます。ただし、合計積立額が月10万円を超えないように注意しましょう。
Q1. SBI証券のクレカ積立で使えるカードは何種類ありますか?
A1. SBI証券のクレカ積立で使えるカードは8社あります。三井住友カード、Olive、アプラスカード、東急カード、タカシマヤカード、UCSカード、大丸松坂屋カード、オリコカードが対象です。
Q2. クレカ積立の上限額はいくらですか?
A2. クレカ積立の上限額は月10万円です。2024年4月から月5万円から10万円に引き上げられました。新NISAのつみたて投資枠(年間120万円)をクレカ積立だけで使い切れます。
Q3. 家族カードでクレカ積立はできますか?
A3. いいえ、家族カードではクレカ積立はできません。投資を行う人とクレジットカードの名義が異なる場合、資産の贈与となってしまうためです。配偶者や家族の分も積立したい場合は、それぞれの名義でSBI証券の口座とクレジットカードを作成する必要があります。
Q4. ポイント還元率が変更されることはありますか?
A4. はい、ポイント還元率は変更される可能性があります。実際に、2024年11月から三井住友カードのクレカ積立のポイント付与率が改定されました。カードの種類や年間利用額によって還元率が変動する仕組みに変更されています。最新情報はSBI証券や各カード会社の公式サイトで確認しましょう。
Q5. クレカ積立は新NISAに対応していますか?
A5. はい、クレカ積立は新NISA制度に対応しています。つみたて投資枠と成長投資枠の両方でクレカ積立を利用できます。非課税のメリットを受けながらポイントも貯められるため、資産形成の効率が大幅に向上します。
Q6. カードの審査に落ちた場合、どうすればいいですか?
A6. 審査に落ちた場合は、まず信用情報を確認しましょう。過去の延滞記録がある場合は、記録が消えるまで待つ(通常5年)必要があります。審査基準がやさしい年会費無料のカードから申し込むことをおすすめします。
Q7. クレカ積立のポイントは何に使えますか?
A7. 三井住友カードで貯まるVポイントは、1ポイント=1円として投資信託や国内株式の購入に使えます。また、キャッシュバックや他社ポイントへの交換、ギフトカードへの交換も可能です。
Q8. 積立設定を一時停止することはできますか?
A8. はい、積立設定を一時停止できます。「設定解除」を選択すれば、積立が停止されます。再開したい場合は、再度積立設定を行う必要があります。
Q9. クレカ積立とiDeCoは併用できますか?
A9. はい、併用できます。ただし、iDeCoはクレカ積立に対応していません。iDeCoの支払い方法は口座振替のみです。新NISAのクレカ積立とiDeCoの口座振替を併用することで、税制優遇を最大限に活用できます。
Q10. カードを変更したい場合、どうすればいいですか?
A10. カードを変更する場合は、まず現在の積立設定を解除し、登録しているカードを解除します。その後、新しいカードを登録して再度積立設定を行います。カード変更の手順は、SBI証券の公式サイトで詳しく解説されています。
SBI証券のクレカ積立は、投資信託を自動購入しながらポイントも貯められる効率的な資産形成の方法です。月10万円まで設定でき、新NISAのつみたて投資枠をフル活用できます。
対応カードは8社ありますが、三井住友カードが高還元率でおすすめです。年会費無料の三井住友カード(NL)なら0.5%、ゴールド(NL)なら最大1.0%、プラチナプリファードなら最大3.0%のポイント還元を受けられます。
カード選びでは、年会費とポイント還元の損益分岐点を計算することが重要です。月10万円の積立なら三井住友カード ゴールド(NL)がコストパフォーマンスに優れ、年間100万円以上の利用で年会費が永年無料になります。年間300万円以上カードを利用する方は、プラチナプリファードの高還元率を活用できます。
クレカ積立の設定は5つのステップで完了し、一度設定すれば毎月自動で買付が行われます。積立額の変更や一時停止もいつでもできるため、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に調整できます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。クレカ積立を活用して、長期的な資産形成を始めましょう。
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