SBI新生銀行の定期預金|金利と特典を徹底解説

SBI新生銀行の定期預金|金利と特典を徹底解説

「銀行の普通預金に預けていても、ほとんど利息がつかない…」そう感じている方は多いのではないでしょうか。

SBI新生銀行の定期預金は、メガバンクと比較して高い金利を提供しており、安全に資産を増やしたい方に注目されています。

特に新規口座開設者には最大22,000円相当の特典があり、初めてネット銀行を利用する方にもおすすめです。

この記事では、SBI新生銀行の定期預金の金利、5種類の商品の特徴、他行との比較、預入期間の選び方まで詳しく解説します。

定期預金で着実に資産を増やしたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • SBI新生銀行の定期預金は5種類あり、新規口座開設者向けのスタートアップ円定期預金が特に高金利
  • ウェルカムプログラムで最大22,000円相当の特典を受け取れる
  • SBI証券との連携でSBIハイパー預金を活用すると、さらに利便性が高まる
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

SBI新生銀行の定期預金とは?|基本情報と特徴

SBI新生銀行は、SBIグループの一員として個人向け金融サービスを提供する銀行です。定期預金は元本保証の安全な金融商品として、多くの方に利用されています。

SBI新生銀行とは

SBI新生銀行は、1952年に設立された長い歴史を持つ銀行で、2024年にSBIグループの完全子会社となりました。旧新生銀行として知られ、現在はSBI証券やSBI損保などと連携した総合金融サービスを展開しています。

関東財務局長(登)第10号の登録を受けた正規の銀行であり、預金保険制度の対象となっているため、万が一の場合でも元本1,000万円とその利息が保護されます。オンラインバンキングを中心に、店舗を持たない効率的な運営により、メガバンクより高い金利を実現しています。

定期預金の主要商品ラインナップ

SBI新生銀行では、預入期間や目的に応じて選べる5種類の定期預金を提供しています。

SBI新生銀行の定期預金5種類

パワーダイレクト円定期預金30:30万円以上から預入可能で、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・5年・7年・10年の8つの期間から選べます

パワーダイレクト円定期預金100:100万円以上の預入でより高い金利が適用されます

スタートアップ円定期預金:新規口座開設者限定の特別金利商品

2週間満期預金:最短2週間で満期を迎える超短期の定期預金

パワー預金(仕組預金):通常の定期預金より高い金利が期待できる一方、満期日が銀行の判断で延長される可能性がある商品

パワーダイレクト円定期預金30は、30万円以上から預入可能で、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・5年・7年・10年の8つの期間から選べます。一般的な定期預金として幅広いニーズに対応しています。

パワーダイレクト円定期預金100は、100万円以上の預入でパワーダイレクト30よりも高い金利が適用されます。まとまった資金を運用したい方に適しています。

スタートアップ円定期預金は、新規口座開設者限定の特別金利商品です。通常の定期預金より大幅に高い金利が設定されており、初めてSBI新生銀行を利用する方には特におすすめです。

2週間満期預金は、最短2週間で満期を迎える超短期の定期預金です。普通預金より高い金利でありながら、流動性も確保したい方に向いています。

パワー預金(仕組預金)は、通常の定期預金より高い金利が期待できる一方、満期日が銀行の判断で延長される可能性がある商品です。リスクとリターンのバランスを理解した上で利用する必要があります。

現在の金利水準(2025年12月時点)

SBI新生銀行の定期預金金利は、日本銀行の金融政策や市場環境により変動します。2025年12月時点の主要商品の金利水準をご紹介します。

商品名 預入金額 1年 3年 5年
パワーダイレクト30 30万円以上 年0.15% 年0.20% 年0.25%
パワーダイレクト100 100万円以上 年0.20% 年0.25% 年0.30%
スタートアップ 30万円以上 年1.00%
2週間満期預金 30万円以上 年0.03%

金利は市場環境により変動するため、最新の金利は必ずSBI新生銀行の公式サイトでご確認ください。

特にスタートアップ円定期預金は、新規口座開設者限定で通常の6倍以上の金利が適用されるため、初めて口座を開設する方には大きなメリットがあります。

なお、定期預金の利息には20.315%の税金(所得税15.315%、住民税5%)がかかるため、実際の手取り金額は表示金利の約80%となります。

国税庁「預貯金の利子と税金」

SBI新生銀行の定期預金5種類|それぞれの特徴と選び方

SBI新生銀行では、預入金額や期間、目的に応じて選べる5種類の定期預金を提供しています。それぞれの特徴を理解して、自分に合った商品を選びましょう。

パワーダイレクト円定期預金30

パワーダイレクト円定期預金30は、30万円以上から預入可能な最も基本的な定期預金です。3ヶ月から10年まで8つの預入期間から選べるため、短期から長期まで幅広いニーズに対応しています。

最低預入額が30万円と比較的低く設定されているため、初めて定期預金を利用する方や、少額から始めたい方に適しています。金利は預入期間が長いほど高くなる傾向があり、5年や10年の長期預入では年0.25%前後の金利が期待できます。

パワーダイレクト円定期預金100

パワーダイレクト円定期預金100は、100万円以上の預入でパワーダイレクト30よりも高い金利が適用される商品です。まとまった資金を運用したい方におすすめです。

預入期間は3ヶ月から10年まで選択可能で、パワーダイレクト30と同じラインナップです。100万円以上の預入により、通常より年0.05%程度高い金利が適用されるため、大口資金の運用効率を高めることができます。

スタートアップ円定期預金(新規口座開設者限定)

スタートアップ円定期預金は、新規口座開設者限定の特別金利商品です。口座開設から3ヶ月以内に預入することで、通常の定期預金の6倍以上の金利が適用されます。

預入期間は3ヶ月、6ヶ月、1年の3種類で、特に1年ものは年1.00%前後の高金利が設定されています。預入金額は30万円以上300万円以下で、新規口座開設者1人につき1回のみ利用可能です。

この商品は、SBI新生銀行を初めて利用する方にとって最大のメリットとなります。ただし、口座開設から3ヶ月以内という期限があるため、口座開設後は早めに預入手続きを行いましょう。また、満期後は通常の定期預金金利に戻るため、満期時には他の運用方法も検討することをおすすめです。

2週間満期預金

2週間満期預金は、最短2週間で満期を迎える超短期の定期預金です。普通預金より高い金利でありながら、短期間で資金を回転させることができるため、流動性を確保したい方に向いています。

預入金額は30万円以上で、満期時には自動的に元利金が普通預金に戻ります。自動継続も選択できるため、継続して運用したい場合は手続き不要です。金利は年0.03%程度と他の定期預金より低めですが、普通預金の金利(年0.001%程度)と比較すると約30倍の利息が得られます。

近いうちに資金が必要になる可能性がある方や、定期預金を試してみたい方の入門商品としても適しています。

パワー預金(仕組預金)

パワー預金は、通常の定期預金より高い金利が期待できる仕組預金です。ただし、満期日が銀行の判断で延長される可能性があるため、リスクとリターンのバランスを理解した上で利用する必要があります。

項目 内容
最低預入額 30万円
当初預入期間 2年・5年・10年
金利 通常の定期預金より高め
中途解約 原則不可(やむを得ない場合は元本割れの可能性)
満期延長 銀行の判断で最長10年まで延長の可能性

パワー預金の最大の特徴は、銀行が満期日を判断する権利を持っていることです。金利が上昇した場合、銀行は満期を延長して低い金利で預金を継続させることができます。そのため、預入者は金利上昇のメリットを享受できない可能性があります。

一方で、通常の定期預金より年0.1〜0.3%程度高い金利が設定されているため、長期間資金を動かす予定がない方にはメリットがあります。ただし、中途解約は原則できず、やむを得ず解約する場合は元本割れのリスクがあるため、慎重に判断しましょう。

新規口座開設者限定の特典|最大22,000円を受け取る方法

SBI新生銀行では、新規口座開設者向けに「ウェルカムプログラム」を提供しています。条件を満たすことで、最大22,000円相当の特典を受け取ることができます。

ウェルカムプログラムの4つの特典

ウェルカムプログラムは、以下の4つの特典で構成されています。

ウェルカムプログラム4つの特典

特典1:スタートアップ円定期預金の特別金利
新規口座開設から3ヶ月以内にスタートアップ円定期預金を預入すると、通常の定期預金の6倍以上の金利が適用されます

特典2:エントリーで現金プレゼント
口座開設後、専用ページからエントリーし、一定の条件を満たすと、最大5,000円の現金がプレゼントされます

特典3:ATM出金手数料・振込手数料の優遇
口座開設から3ヶ月間、ATM出金手数料と他行宛振込手数料が月5回まで無料になります

特典4:投資信託購入で最大10,000円キャッシュバック
SBI新生銀行で投資信託を購入すると、購入金額に応じて最大10,000円のキャッシュバックが受けられます

特典1:スタートアップ円定期預金の特別金利
新規口座開設から3ヶ月以内にスタートアップ円定期預金を預入すると、通常の定期預金の6倍以上の金利が適用されます。300万円を1年間預けた場合、約3万円の利息(税引前)が得られます。

特典2:エントリーで現金プレゼント
口座開設後、専用ページからエントリーし、一定の条件(給与振込や積立投資など)を満たすと、最大5,000円の現金がプレゼントされます。

特典3:ATM出金手数料・振込手数料の優遇
口座開設から3ヶ月間、ATM出金手数料と他行宛振込手数料が月5回まで無料になります。通常は取引状況に応じたステップアッププログラムで決まりますが、新規開設者は自動的に優遇されます。

特典4:投資信託購入で最大10,000円キャッシュバック
SBI新生銀行で投資信託を購入すると、購入金額に応じて最大10,000円のキャッシュバックが受けられます。資産運用も検討している方には魅力的な特典です。

これらの特典を合計すると、最大で22,000円相当のメリットが得られます。

SBI新生銀行「ウェルカムプログラム」

特典を受け取る手順と注意点

ウェルカムプログラムの特典を確実に受け取るためには、以下の手順に従いましょう。

1.SBI新生銀行の公式サイトから口座開設を申し込む(オンライン完結)
2.本人確認書類(マイナンバーカードまたは運転免許証)を提出
3.口座開設完了後、ウェルカムプログラム専用ページからエントリー
4.口座開設から3ヶ月以内にスタートアップ円定期預金を預入
5.給与振込や積立投資など、特典条件を満たす取引を実行

注意点として、スタートアップ円定期預金は口座開設から3ヶ月以内に預入しないと特別金利が適用されません。また、エントリーを忘れると特典が受けられない場合があるため、口座開設後すぐにエントリーすることをおすすめします。

さらに、特典条件は定期的に変更される可能性があるため、申込前に必ず最新の条件を公式サイトで確認しましょう。

特別金利の適用条件

スタートアップ円定期預金の特別金利を受けるための条件は以下の通りです。

  • SBI新生銀行の口座を初めて開設する個人
  • 口座開設から3ヶ月以内に預入すること
  • 預入金額は30万円以上300万円以下
  • 1人1回限りの利用

過去にSBI新生銀行(旧新生銀行を含む)の口座を持っていた方は対象外となります。また、法人口座は対象外です。特別金利は満期まで適用されますが、中途解約した場合は通常の中途解約利率が適用され、特別金利のメリットは失われます。

他行と比較|SBI新生銀行の定期預金はお得?

定期預金を選ぶ際には、金利だけでなく、利便性や安全性も含めて総合的に比較することが大切です。SBI新生銀行の定期預金が他行と比べてどのような位置づけにあるのか見ていきましょう。

メガバンクとの金利比較

メガバンク(三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)の定期預金金利は、2025年12月時点で年0.002〜0.01%程度と非常に低い水準です。これに対し、SBI新生銀行のパワーダイレクト円定期預金30は年0.15〜0.25%と、メガバンクの15倍以上の金利を提供しています。

例えば、100万円を1年間預けた場合、メガバンクでは利息が約20円(税引後)にしかなりませんが、SBI新生銀行では約1,200円(税引後)の利息が得られます。この差は預入金額が大きくなるほど顕著になります。

メガバンクの強みは全国に店舗があることや、ATMの多さですが、金利の面ではネット銀行に大きく劣ります。安全性については、どちらも預金保険制度の対象であり、元本1,000万円とその利息は保護されるため、差はありません。

主要ネット銀行との金利比較

他のネット銀行と比較した場合、SBI新生銀行の定期預金金利は中程度の水準にあります。

銀行名 1年もの金利 3年もの金利 特徴
SBI新生銀行 年0.15% 年0.20% 新規開設者は年1.00%
あおぞら銀行 年0.20% 年0.25% 普通預金も年0.20%
オリックス銀行 年0.30% 年0.35% 高金利だが100万円以上から
GMOあおぞらネット銀行 年0.13% 年0.18% 証券連携で普通預金が年0.11%
UI銀行 年0.20% 年0.25% 東京きらぼしFGのネット銀行

通常の定期預金金利では、オリックス銀行やあおぞら銀行がやや高めです。しかし、SBI新生銀行の最大の強みは、新規口座開設者向けのスタートアップ円定期預金で年1.00%という高金利が得られる点です。初めて口座を開設する方にとっては、他行を大きく上回るメリットがあります。

また、SBI証券との連携サービスであるSBIハイパー預金を活用することで、資金移動の利便性が高まる点も見逃せません。

金利以外のメリット・デメリット

SBI新生銀行のメリット

  • 新規口座開設者向けの高金利商品がある
  • SBI証券との連携で資産運用の幅が広がる
  • ステップアッププログラムでATM・振込手数料が無料になる
  • 2週間満期預金など、短期運用の選択肢が豊富
  • 預金保険制度の対象で安全性が高い

SBI新生銀行のデメリット

  • 通常の定期預金金利は他のネット銀行と比べて中程度
  • スタートアップ円定期預金は1回限りで、満期後は通常金利に戻る
  • 店舗がないため、対面での相談ができない
  • パワー預金(仕組預金)は中途解約が原則不可で、元本割れリスクがある

金利だけで比較すると、他のネット銀行の方が有利な場合もありますが、SBI新生銀行は新規開設者向けの特典が充実しているため、初めて利用する方には特におすすめです。また、SBI証券を利用している方や、今後投資も検討している方にとっては、連携サービスのメリットも大きいでしょう。

預入期間の選び方|金利動向と自分の目的に合わせる

定期預金の預入期間を選ぶ際には、金利動向とライフプランの両方を考慮することが重要です。適切な期間を選ぶことで、金利変動のリスクを抑えながら効率的に資産を増やすことができます。

金利が上がるときの預入戦略

日本銀行が金融政策を変更し、金利が上昇する局面では、短期の定期預金を選ぶことが有利になります。長期の定期預金に預けてしまうと、その後金利が上昇しても低い金利のまま固定されてしまうためです。

2024年以降、日本銀行はマイナス金利政策を解除し、金利の正常化を進めています。このような金利上昇局面では、3ヶ月や6ヶ月といった短期の定期預金を選び、満期ごとに金利を見直して預け直すことで、金利上昇のメリットを享受できます。

SBI新生銀行のパワーダイレクト円定期預金30は、3ヶ月から選択できるため、金利動向を見ながら柔軟に運用することが可能です。また、2週間満期預金を活用すれば、さらに短期で資金を回転させることもできます。

日本銀行「金融政策」

ライフステージ別のおすすめ期間

預入期間は、自分のライフステージや資金の使い道に合わせて選ぶことが大切です。

20〜30代(独身・結婚前)
結婚資金や住宅購入の頭金など、数年以内に使う予定がある場合は、1〜3年の中期定期預金がおすすめです。急な出費に備えて、一部は2週間満期預金や普通預金に残しておくとよいでしょう。
30〜40代(子育て世代)
教育資金や住宅ローンの繰上返済資金として、5〜7年の定期預金が適しています。子どもの進学時期に合わせて満期を設定することで、必要なタイミングで資金を確保できます。
50〜60代(リタイア前)
退職金の運用や老後資金の準備として、3〜5年の定期預金が中心になります。ただし、全額を長期に固定せず、一部は流動性を確保しておくことが重要です。

複数期間に分散する「ラダー戦略」

ラダー戦略とは、預入期間の異なる複数の定期預金に資金を分散する方法です。例えば、300万円を運用する場合、以下のように分散します。

1.100万円を1年もの定期預金に預入
2.100万円を3年もの定期預金に預入
3.100万円を5年もの定期預金に預入

この方法のメリットは、金利変動リスクを分散できることです。1年後に最初の定期預金が満期を迎えたら、その時点の金利で再び5年ものに預け直します。これを繰り返すことで、常に一部の資金が満期を迎え、金利上昇のメリットを享受しながら、長期金利の恩恵も受けることができます。

また、急な出費が必要になった場合でも、満期を迎える定期預金を使うことで、中途解約による金利低下を避けることができます。ラダー戦略は、金利動向が不透明な時期に特に有効な運用方法です。

SBI証券との連携サービス|SBIハイパー預金を活用する

SBI新生銀行の大きな特徴の一つが、SBI証券との連携サービスです。特にSBIハイパー預金を活用することで、資金管理の利便性が大きく向上します。

SBIハイパー預金とは

SBIハイパー預金は、SBI新生銀行とSBI証券を連携させることで利用できる円預金サービスです。通常の普通預金より高い金利が適用され、かつSBI証券での株式購入時に自動的に資金を移動させることができます。

最大の特徴は、SBI証券で株式や投資信託を購入する際、SBIハイパー預金から自動的に資金が引き落とされる点です。事前に証券口座に資金を移動させる手間がなく、普段は銀行預金として高い金利を享受しながら、必要な時だけ投資に使うことができます。

SBIハイパー預金の金利は、通常の普通預金(年0.001%程度)より高く設定されており、定期預金ほどではありませんが、流動性を確保しながら効率的に資金を運用できます。

SBI新生銀行「SBIハイパー預金」

SBI証券との連携で得られるメリット

SBI新生銀行とSBI証券を連携させることで、以下のメリットが得られます。

  • 資金移動が自動化される:証券取引時に手動で資金を移動させる必要がなく、取引がスムーズになります
  • 普通預金より高い金利:SBIハイパー預金は通常の普通預金より高い金利が適用されるため、投資待機資金を効率的に運用できます
  • 資金の一元管理:銀行口座と証券口座を一つのプラットフォームで管理でき、資産全体の把握が容易になります
  • 振込手数料の優遇:SBI証券への入金は手数料無料で、他行宛振込もステップアッププログラムで月数回無料になります

特に、NISAやiDeCoで積立投資を行っている方にとっては、自動引き落としの設定が簡単になり、資産形成がより効率的になります。

定期預金と投資を組み合わせた資産運用

SBI新生銀行の定期預金とSBI証券の投資商品を組み合わせることで、リスクとリターンのバランスが取れた資産運用が可能になります。

  • 安全資産と成長資産の分散:資産の50%を定期預金で元本保証の安全資産として確保し、残りの50%をNISAやiDeCoで投資信託に投資することで、リスクを抑えながら資産を増やすことができます
  • ライフイベント資金は定期預金で確保:3〜5年以内に使う予定のある資金(結婚資金、教育資金、住宅購入資金)は定期預金で確実に確保し、長期運用できる資金は投資に回すという使い分けが効果的です
  • 定期預金の満期資金を投資に回す:定期預金が満期を迎えた際、その一部を投資に回すことで、徐々に投資比率を高めていくこともできます

定期預金は元本保証で安全性が高い一方、インフレ率が金利を上回ると実質的に資産価値が目減りします。投資と組み合わせることで、インフレリスクにも対応した資産形成が可能になります。

定期預金で気をつけたい5つのこと|デメリットと注意点

定期預金は元本保証で安全な金融商品ですが、いくつかの注意点があります。これらを理解した上で利用することが大切です。

中途解約すると金利が下がる

定期預金は満期まで預けることを前提とした商品です。やむを得ず中途解約する場合、当初の約定金利ではなく、中途解約利率が適用されます。中途解約利率は通常、普通預金と同程度の年0.001%程度となるため、預入時に期待していた利息はほとんど得られません。

例えば、年0.20%の金利で100万円を3年間預ける予定だったものを1年で解約した場合、本来なら約6,000円(税引前)の利息が得られるはずが、中途解約により約10円程度にしかならないこともあります。定期預金を預ける際は、満期まで確実に使わない資金で行うことが重要です。

預金保険は元本1,000万円+利息まで

定期預金は預金保険制度の対象となっており、万が一銀行が破綻した場合でも、元本1,000万円とその利息までは保護されます。しかし、1,000万円を超える部分は保護の対象外となるため、大口の預金を行う場合は注意が必要です。

例えば、1,500万円を1つの銀行に預けている場合、破綻時には500万円とその利息は保護されず、銀行の財産状況によっては一部または全額が戻ってこない可能性があります。1,000万円を超える資金を運用する場合は、複数の銀行に分散して預けることでリスクを軽減できます。

預金保険機構「預金保険制度」

インフレで実質的に資産が目減りする

定期預金は元本保証で安全ですが、インフレ率が金利を上回ると、実質的な資産価値は目減りします。例えば、年0.20%の金利で預けている間に物価が年2.0%上昇した場合、名目上は資産が増えていても、実質的な購買力は年1.8%減少することになります。

2024年以降、日本でも物価上昇が続いており、消費者物価指数は前年比2〜3%程度の上昇が続いています。定期預金だけで資産を運用していると、インフレに負けてしまう可能性があるため、投資信託やNISAなど、インフレに強い資産も組み合わせることが重要です。

利息には20.315%の税金がかかる

定期預金の利息には、所得税15.315%と住民税5%の合計20.315%の税金が源泉徴収されます。そのため、表示されている金利の約80%が実際の手取り金額となります。

例えば、年0.20%の金利で100万円を1年間預けた場合、利息は2,000円ですが、税金が約406円差し引かれ、手取りは約1,594円となります。金利を比較する際には、税引後の実質利回りを考慮することが大切です。

国税庁「預貯金の利子と税金」

満期後に放置すると低金利に戻る

定期預金が満期を迎えた後、何も手続きをしないと、多くの場合は自動継続されるか、普通預金に戻ります。自動継続の場合、満期時点の金利が適用されるため、預入時より金利が下がっている可能性があります。

スタートアップ円定期預金は満期後、通常の定期預金金利に戻ります。金利が上昇している場合は、新しい金利で預け直す方が有利です。また、他の銀行でより高い金利の商品が出ている可能性もあるため、満期を迎える前に次の運用方法を検討しましょう。

満期を迎える前に、次の運用方法を検討し、満期日には速やかに手続きを行うことが重要です。満期を放置すると、せっかくの高金利のメリットが失われてしまいます。

口座開設から預入までの流れ|手順を分かりやすく解説

SBI新生銀行の口座開設はオンラインで完結し、最短翌営業日から利用できます。定期預金の預入までの流れを順を追って説明します。

オンライン口座開設の手順

SBI新生銀行の口座開設は、スマートフォンまたはパソコンから申し込むことができます。

1.公式サイトから申込:SBI新生銀行の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします
2.基本情報の入力:氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。入力内容に誤りがあると口座開設ができないため、正確に入力しましょう
3.本人確認書類の提出:マイナンバーカードまたは運転免許証をスマートフォンで撮影してアップロードします。マイナンバーカードを利用すると、最短で口座開設が完了します
4.初期設定:ログインパスワードやキャッシュカードの暗証番号を設定します
5.審査・口座開設完了:審査が完了すると、メールで通知が届きます。キャッシュカードは後日郵送されますが、オンラインバンキングは審査完了後すぐに利用できます

口座開設に費用はかかりません。また、口座維持手数料も無料です。

必要な書類と開設日数

口座開設に必要な書類は以下の通りです。

  • 本人確認書類:マイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証のいずれか
  • マイナンバー確認書類:マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票のいずれか

マイナンバーカードを利用する場合、本人確認とマイナンバー確認が同時に完了するため、最短翌営業日に口座開設が完了します。運転免許証を利用する場合は、別途マイナンバー確認書類が必要となり、開設まで3〜5営業日かかることがあります。

キャッシュカードは口座開設完了から1週間程度で郵送されますが、オンラインバンキングは口座開設完了後すぐに利用できるため、定期預金の預入もすぐに行えます。

定期預金の預入方法

口座開設が完了したら、以下の方法で定期預金を預入できます。

1.資金の入金:他行からの振込、またはATMから現金を入金します。初回は他行から振り込む方法が一般的です
2.オンラインバンキングにログイン:SBI新生銀行のオンラインバンキングにログインします
3.定期預金を選択:「定期預金」メニューから、希望する商品(パワーダイレクト30、スタートアップなど)を選択します
4.預入条件を設定:預入金額、預入期間を選択し、内容を確認します
5.預入実行:内容に問題がなければ、預入を実行します。すぐに定期預金が開始されます

スタートアップ円定期預金を利用する場合は、口座開設から3ヶ月以内に預入する必要があるため、口座開設後は早めに手続きを行いましょう。

ATM・振込手数料を節約する方法|ステップアッププログラム活用術

SBI新生銀行では、取引状況に応じてATM手数料や振込手数料が無料になる「ステップアッププログラム」を提供しています。このプログラムを活用することで、手数料負担を最小限に抑えることができます。

ステップアッププログラムとは

ステップアッププログラムは、預金残高や取引内容に応じて「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」の5つのステージに分かれており、ステージが上がるほど手数料無料回数が増えます

ステージの判定基準は以下の通りです。

  • スタンダード:口座開設者全員(条件なし)
  • シルバー:預金残高50万円以上、または給与振込・年金受取の利用
  • ゴールド:預金残高300万円以上、または投資信託残高30万円以上
  • プラチナ:預金残高1,000万円以上、または投資信託残高100万円以上
  • ダイヤモンド:預金残高3,000万円以上、または投資信託残高300万円以上

ステージは毎月判定され、翌月の手数料無料回数が決まります。新規口座開設者は、開設から3ヶ月間は自動的にゴールドステージの優遇が適用されます。

SBI新生銀行「ステップアッププログラム」

ステージごとの無料回数

ステージ ATM出金無料回数 他行宛振込無料回数
スタンダード 月1回 月1回
シルバー 月5回 月3回
ゴールド 月10回 月5回
プラチナ 月20回 月10回
ダイヤモンド 無制限 月50回

ATM出金は、セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行などの提携ATMで利用できます。無料回数を超えた場合は、1回あたり110円(税込)の手数料がかかります。

他行宛振込手数料は、無料回数を超えた場合、3万円未満で314円(税込)、3万円以上で419円(税込)がかかります。SBI新生銀行同士の振込は回数無制限で無料です。

手数料を最小限にする使い方

ステップアッププログラムを最大限活用するためのポイントは以下の通りです。

  • 給与振込を設定する:月1回の給与振込でシルバーステージになり、ATM出金月5回、振込月3回が無料になります
  • 定期預金で50万円以上を維持する:定期預金残高が50万円以上あれば、シルバーステージの条件を満たします
  • 投資信託を少額保有する:投資信託を30万円以上保有すれば、ゴールドステージになり、ATM出金月10回、振込月5回が無料になります
  • 無料回数内で計画的に利用する:ATM出金は月初にまとめて行い、振込も無料回数内で済ませるよう計画しましょう

特に、定期預金を利用する方は、預金残高でステージアップの条件を満たしやすいため、手数料無料の恩恵を受けやすくなります。

よくある質問(Q&A)

よくある質問
パワーダイレクト30と100の違いは?
パワーダイレクト円定期預金30は最低預入額が30万円、パワーダイレクト100は100万円です。100の方が金利が年0.05%程度高く設定されています。100万円以上の資金を預ける場合は、パワーダイレクト100を選ぶ方が有利です。
スタートアップ円定期預金は再利用できる?
スタートアップ円定期預金は、新規口座開設者1人につき1回限りの利用です。満期後に再度預け直すことはできず、通常の定期預金金利が適用されます。初回の預入時に最大限活用することが重要です。
中途解約の金利はどのくらい下がる?
中途解約時の金利は、普通預金と同程度の年0.001%程度になります。例えば、年0.20%で預けていた場合、中途解約により約200分の1の金利に下がります。定期預金は満期まで確実に使わない資金で行うことが大切です。
1,000万円を超える預金はどうすればいい?
預金保険制度は元本1,000万円とその利息までが保護対象です。1,000万円を超える資金を運用する場合は、複数の銀行に分散して預けることでリスクを軽減できます。例えば、SBI新生銀行に1,000万円、他のネット銀行に残りを預けるといった方法が有効です。
満期後の手続きは必要?
満期後は自動継続または普通預金に戻る設定が一般的です。ただし、満期時点の金利が適用されるため、金利が下がっている場合は不利になります。満期を迎える前に、次の運用方法を検討し、必要に応じて預け直しや他の運用方法への切り替えを行いましょう。
メガバンクから乗り換える手順は?
メガバンクからSBI新生銀行に乗り換える手順は以下の通りです。1. SBI新生銀行の口座を開設、2. メガバンクから資金を振り込む、3. 給与振込先をSBI新生銀行に変更(任意)、4. 定期預金を預入。メガバンクの口座は、公共料金の引き落としなど必要な取引がなくなってから解約しましょう。
相続時の定期預金の取り扱いは?
口座名義人が亡くなった場合、定期預金は相続財産となります。相続手続きには、戸籍謄本や遺産分割協議書などが必要です。定期預金は中途解約となる可能性があり、その場合は中途解約利率が適用されます。相続が発生した場合は、速やかにSBI新生銀行に連絡し、必要な手続きを確認しましょう。

まとめ

SBI新生銀行の定期預金は、メガバンクと比較して高い金利を提供しており、特に新規口座開設者向けのスタートアップ円定期預金は年1.00%前後の高金利が魅力です。パワーダイレクト円定期預金30・100、2週間満期預金、パワー預金(仕組預金)の5種類から、自分の目的に合った商品を選ぶことができます。

ウェルカムプログラムを活用すれば、最大22,000円相当の特典を受け取ることができ、初めてネット銀行を利用する方には特におすすめです。また、SBI証券との連携サービスであるSBIハイパー預金を活用することで、資金管理の利便性が向上し、投資と預金を組み合わせた効率的な資産運用が可能になります。

定期預金を選ぶ際には、金利動向とライフプランの両方を考慮し、金利上昇局面では短期預金を、長期的な資金は複数期間に分散するラダー戦略を活用することで、リスクを抑えながら効率的に運用できます。ステップアッププログラムを活用すれば、ATM手数料や振込手数料を節約でき、総合的なコストパフォーマンスが高まります。

ただし、中途解約時の金利低下、預金保険の1,000万円制限、インフレによる実質的な資産価値の目減り、利息への税金、満期後の放置リスクには注意が必要です。なお、定期預金は元本保証で安全な金融商品ですが、インフレにより実質的な資産価値が目減りするリスクがあります。預金保険制度の対象範囲や、ご自身のライフプランに合わせた資産運用については、各金融機関にご相談ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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