PayPay銀行の口座開設|手順と失敗しないコツを解説

証券会社で投資を始めたいけれど、口座開設の手続きが難しそうで不安に感じていませんか。
実は、証券口座の開設は思っているよりも簡単で、スマホがあれば最短即日で完了します。
この記事では、証券会社の口座開設に必要な書類や手順を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
本人確認の方法や口座の種類、つまずきやすいポイントまで丁寧に説明するので、安心して手続きを進められます。
記事を読み終える頃には、自分に合った証券会社で口座を開設し、投資の第一歩を踏み出せるようになっているでしょう。
目次
証券口座とは?
証券口座は、株式や投資信託などの金融商品を売買するための専用口座です。普段使っている銀行口座とは目的や機能が大きく異なります。
投資を始めるには、まず証券会社で口座を開設する必要があります。証券口座を開設すると、さまざまな投資商品にアクセスできるようになります。
証券口座を開設すると、株式や投資信託、債券、ETF(上場投資信託)など、多様な金融商品への投資が可能になります。
国内株式だけでなく、米国株や中国株といった外国株式も取引できます。投資信託は、少額から始められる分散投資の手段として人気があります。
楽天証券では約2,550本、SBI証券では約2,600本の投資信託を取り扱っており、初心者でも選びやすい環境が整っています。
また、NISA口座を同時に開設すれば、投資で得た利益が非課税になる制度も活用できます。証券口座は、資産形成のための重要なツールなんです。
証券口座と銀行口座には、大きく分けて3つの違いがあります。
まず、取り扱える商品が異なります。銀行口座は預金や振込が中心ですが、証券口座は株式や投資信託などの投資商品を扱います。
証券口座と銀行口座の違い
1. 取扱商品の違い
2. 資産の性質の違い
3. 税制面の違い
次に、資産の性質が違います。銀行預金は元本が保証されていますが、証券口座で保有する株式や投資信託は価格が変動し、元本割れのリスクがあります。
その代わり、高いリターンを期待できる可能性もあります。
最後に、税制面での違いがあります。銀行預金の利息には一律の税金がかかりますが、証券口座では特定口座やNISA口座を選択することで、税金の取り扱いを自分で選べます。
特にNISA口座では投資で得た利益が非課税になるため、効率的な資産形成が可能です。
証券会社に預けた資産は、「分別管理」という仕組みで保護されています。
これは、証券会社が顧客の資産を自社の財産と明確に分けて管理する制度です。万が一、証券会社が経営破綻しても、分別管理されている顧客の資産は保全されます。
さらに、日本投資者保護基金に加入している証券会社であれば、1人あたり1,000万円まで補償される仕組みもあります。
この二重の保護体制により、安心して証券口座を利用できる環境が整っています。証券会社を選ぶ際は、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者であることを確認しましょう。
証券口座の開設は、オンラインで簡単に手続きできます。
スマホで本人確認を行えば、最短翌営業日にログインIDがメールで届き、すぐに取引を始められます。
まず、自分に合った証券会社を選びましょう。
証券会社を選ぶ際のポイントは、手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、取引ツールの使いやすさなどです。ネット証券の多くは、口座開設費用や口座維持費が無料です。
SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券は、国内株式の売買手数料が無料または低コストで、初心者にもおすすめです。
証券会社が決まったら、公式サイトから口座開設の申込みを始めます。メールアドレスを登録し、基本情報(氏名、住所、生年月日など)を入力します。
この段階で、NISA口座を同時に開設するかどうかも選択できます。NISA口座は総合口座と同時に申込みが可能なので、投資を始めるなら一緒に開設しておくと便利です。
申込み時には、特定口座(源泉徴収あり・なし)または一般口座を選択します。初心者の方には、確定申告が不要な特定口座(源泉徴収あり)がおすすめです。
申込み完了後、本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出します。
本人確認書類は、氏名、現住所、生年月日が記載されている公的書類が必要です。
本人確認の方法は主に4つあります。スマホで本人確認(eKYC)、公的個人認証サービス、Webアップロード、郵送です。
最も早いのはスマホで本人確認する方法で、最短翌営業日にログインIDがメールで届きます。
本人確認書類の準備ポイント
マイナンバーカード:1枚で本人確認とマイナンバー確認が完了
運転免許証:別途マイナンバー通知カードや住民票が必要
住所の一致:申込み時に入力した情報と完全一致が必須
マイナンバーカードを持っている場合は、1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができるため便利です。
運転免許証を使う場合は、別途マイナンバー通知カードや住民票(マイナンバー記載あり)を用意する必要があります。
本人確認書類には、氏名、住所、生年月日の表示が必須で、申込み時に入力した情報と一致している必要があります。住所が異なる場合は、手続きが不備となり再提出が必要になるので注意しましょう。
書類の提出が完了すると、証券会社と税務署による審査が行われます。
審査にかかる時間は証券会社や提出方法によって異なりますが、スマホで本人確認なら最短即日、郵送なら約1週間程度です。
審査完了後、ログインIDがメールまたは郵送で届きます。
ログインIDは変更できないため、大切に保管してください。証券会社のサイトにログインしたら、初期設定を行います。
取引をはじめる際に必要な暗証番号、勤務先情報などを登録し、初期設定は通常5分程度で完了します。
初期設定では、取引パスワード、出金先の銀行口座、配当金の受取方法などを設定します。
配当金の受取方法は、証券口座で受け取る「株式数比例配分方式」を選ぶと、NISA口座での非課税メリットを最大限活用できます。
すべての設定が完了したら、証券口座への入金を行います。入金方法は、銀行振込、即時入金(リアルタイム入金)、自動引落などがあります。
即時入金なら、手数料無料で24時間いつでも入金できるので便利です。入金が確認できたら、いよいよ取引開始です。まずは少額から始めて、取引画面の操作に慣れていきましょう。
口座開設に必要な書類と準備するもの
証券口座の開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
事前に準備しておくことで、スムーズに手続きを進められます。
本人確認書類は、氏名、現住所、生年月日のすべてが記載されている公的書類が必要です。
主に使える本人確認書類は以下のとおりです。
マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認を1枚で済ませられるため最も便利です。
マイナンバーカードを読み取る際には、署名用電子証明書暗証番号の入力が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
運転免許証を使う場合は、表面と裏面の両方を提出する必要があります。2020年2月4日以降に申請したパスポートは所持人記入欄がないため、1点のみでは本人確認書類として利用できません。
本人確認書類に記載の住所は、口座開設手続き時に入力した住所と同一である必要があります。
転居や結婚などで住所が変わった場合は、必ず書類の記載内容を更新してから申込みましょう。
証券口座の開設には、マイナンバー(個人番号)の提出が法律で義務付けられています。
マイナンバー確認書類として使えるのは以下のとおりです。
マイナンバーカードを持っていれば、本人確認とマイナンバー確認を同時に済ませられます。
マイナンバー通知カードは、氏名や住所が最新の情報に更新されている必要があります。
マイナンバー記載のある書類を提出する際は、本人以外の個人番号が記載されている場合は黒く塗りつぶす必要があります。また、健康保険証の保険者番号や被保険者等記号・番号も、個人情報保護のため黒塗りしてから提出しましょう。
住民票の写しを使う場合は、発行から6ヵ月以内のものが有効です。市区町村の窓口やコンビニ(マイナンバーカードがあれば)で取得できます。
本人確認書類とマイナンバー確認書類以外にも、以下のものを準備しておくとスムーズです。
メールアドレスは、口座開設の申込み確認やログインID、取引通知などを受け取るために必要です。
普段使っているメールアドレスを登録しておけば、重要な通知を見逃す心配がありません。
銀行口座は、証券口座への入金や、株式の売却代金を受け取る際に使います。多くの証券会社では、主要な銀行口座と提携しており、即時入金(リアルタイム入金)が利用できます。
スマホで本人確認を利用する場合は、カメラ機能が使えるスマートフォンが必要です。マイナンバーカードや運転免許証の撮影、自分の顔写真の撮影を行います。
郵送で手続きする場合は、申込書に押印するための印鑑が必要です。ただし、オンライン申込みの場合は印鑑不要の証券会社がほとんどです。
本人確認の方法は4つ
証券口座の開設では、本人確認の方法によって口座開設までの日数が大きく変わります。
本人確認方法は主に3種類あり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
スマホで本人確認(eKYC)は、最も早く口座開設できる方法です。
スマホで本人確認の場合、ログインIDを申込完了後から最短で翌営業日にメールでお届けしますとされており、証券会社によっては最短即日で取引を始められます。
スマホで本人確認を利用する場合、マイナンバーカードまたは運転免許証をスマホのカメラで撮影します。その後、自分の顔を撮影して本人確認を行います。
撮影した画像はAIで自動審査されるため、審査時間が短縮されます。
スマホ本人確認のポイント
メリット:郵送物を待つ必要がなく、すぐに取引開始
デメリット:スマホのカメラ機能と明るい場所が必要
注意点:マイナンバーカードの読み取りには対応スマホが必要
マイナンバーカードを使う場合は、カード内の電子証明書を読み取るため、スマホがマイナンバーカードの読み取りに対応している必要があります。
公的個人認証サービスは、マイナンバーカードに搭載された電子証明書を使って本人確認を行う方法です。
アプリでマイナンバーカードを読み取り本人確認する場合、ログインIDを申込完了後から最短で翌営業日にメールでお届けします。
この方法では、証券会社の専用アプリをダウンロードし、マイナンバーカードをスマホにかざして読み取ります。
マイナンバーカードを読み取る際に、署名用電子証明書暗証番号の入力が必要になるので、事前に確認しておきましょう。
暗証番号を忘れてしまった場合は、市区町村の窓口で再設定が必要になります。口座開設を急いでいる場合は、事前に暗証番号を確認しておくことをおすすめします。
Webアップロードは、本人確認書類とマイナンバー確認書類をスマホやパソコンで撮影し、証券会社のサイトにアップロードする方法です。
書類アップロードで本人確認の場合、ログインIDを申込完了後から約5営業日後に郵送でお届けします。
この方法では、マイナンバーカードまたは運転免許証などの本人確認書類を撮影し、画像ファイルとしてアップロードします。
運転免許証を使う場合は、初期設定の際にマイナンバー登録が必要になります。
アップロードいただけるファイルは、1ファイルにつき8MB以内のJPEGファイル、GIFファイル、PNGファイル、BMPファイルに限られる場合が多いので、ファイル形式とサイズに注意しましょう。
郵送による本人確認は、最も時間がかかる方法ですが、インターネット環境がない場合や、オンライン手続きに不安がある場合に利用できます。
口座開設キットは、最短2営業日で届き、受付時間や郵便事情によっては3日程度かかる場合があります。
郵送手続きの流れは、まず証券会社に資料請求を行い、口座開設キットを郵送で受け取ります。申込書に必要事項を記入し、本人確認書類とマイナンバー確認書類のコピーを同封して返送します。
申込書類の返送から1週間程度で開設完了となり、ログインIDとパスワードが記載された書類が簡易書留で届きます。
転居、結婚等があった方は、申込み前に本人確認書類の記載内容が更新されているか必ず確認してください。記載内容が申込時に入力いただく情報と一致しない場合は口座開設ができません。
口座の種類を選ぶ
証券口座を開設する際には、特定口座と一般口座のどちらかを選択する必要があります。
特定口座は証券会社が1年間の損益を計算してくれますが、一般口座では自分で計算することになります。
特定口座(源泉徴収あり)を選択した場合、金融機関が所得税・住民税を源泉徴収し、代行して納付するため原則確定申告が不要となります。
これが初心者に最もおすすめされる理由です。
源泉徴収ありの特定口座では、利益に対して20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)が自動で引かれます。
証券会社が税金の計算と納付を代行してくれるため、投資家は確定申告の手間から解放されます。
配偶者や親の扶養に入っている方にもおすすめです。源泉徴収ありの特定口座を使った取引で発生した譲渡益は、配偶者控除や扶養控除の適用有無を判定するための合計所得に含む必要がないため、利益が大きくなっても扶養を外れる心配がありません。
デメリットとしては、給与以外に所得がない会社員で、投資による利益が年間20万円以下の場合、本来確定申告不要だということを理由に源泉徴収口座で徴収・納付された税金は還付されない点があります。ただし、多くの初心者にとっては、確定申告不要のメリットの方が大きいでしょう。
特定口座(源泉徴収なし)を選んだ場合は、損益が発生したときの源泉徴収および還付がされないため、利用者自身で確定申告をする必要があります。
ただし、証券会社が1年間の売買損益を計算した特定口座年間取引報告書を作成し、投資家へ交付しますので、一般口座よりは確定申告の手間が軽減されます。
もともと確定申告が必要な自営業者や、給与収入2,000万円超の会社員、給与以外に20万円超の所得がある人などは簡易申告口座がおすすめです。
すでに確定申告をする予定がある場合は、源泉徴収なしを選ぶことで、他の所得と合わせて申告できます。
また、複数の証券口座で取引している場合、損益通算をするために確定申告が必要になります。そのような場合は、源泉徴収なしの特定口座を選んでおくと、税金が二重に引かれることを防げます。
一般口座は、特定口座では扱えない非上場株式や先物取引、オプション取引、FX取引などの損益をまとめて管理できる口座です。
多様な金融商品を取り扱えますが、取引の度に源泉徴収は行われず、投資家自身で年間取引を集計し、確定申告を行う必要があります。
特定口座では未公開株式の取引ができません。未公開の株の取引をしたい人は、一般口座を選ぶ必要があります。
未公開株式は大きなリターンが期待できる反面、リスクも高いため、投資経験が豊富な方向けの選択肢です。
多くの方は特定口座が適しており、迷っている方は源泉徴収ありを選択した方が良いでしょう。
ネット証券と店舗型証券会社
証券会社には、インターネット取引が中心の「ネット証券」と、対面でサポートを受けられる「店舗型証券会社」があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。
| 項目 | メリット | デメリット |
| 手数料 | 国内株式の売買手数料が無料または格安。投資信託の購入手数料も無料の商品が多い | 特になし |
| 取引時間 | 24時間いつでも注文可能。スマホアプリで外出先からも取引できる | 営業時間外は電話サポートが受けられない |
| 商品ラインナップ | 投資信託や米国株の取扱数が豊富。IPO(新規公開株)も取り扱う | 店舗型に比べると対面での相談ができない |
| 情報提供 | 投資情報やレポートが無料で閲覧できる。取引ツールも充実 | 自分で情報を探す必要がある |
| サポート | チャットやメールでの問い合わせが可能 | 対面での相談ができない。投資判断は自己責任 |
ネット証券の最大のメリットは、手数料の安さです。SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券は、国内株式の売買手数料が無料で、投資信託も購入時手数料が無料(ノーロード)の商品が豊富です。
また、取扱商品の豊富さもネット証券の強みです。SBI証券では約2,600本、楽天証券では約2,550本の投資信託を取り扱っており、米国株も数千銘柄から選べます。
デメリットは、対面での相談ができないことです。投資の判断はすべて自分で行う必要があるため、初心者のうちは不安を感じるかもしれません。ただし、多くのネット証券では、投資初心者向けの学習コンテンツやセミナーを無料で提供しているので、活用すると良いでしょう。
| 項目 | メリット | デメリット |
| 手数料 | 大口取引では手数料の優遇がある場合も | 手数料が高い。売買手数料や投資信託の購入時手数料がかかる |
| サポート | 担当者が投資相談に乗ってくれる。資産運用のアドバイスを受けられる | 営業担当者からの勧誘がある場合も |
| 商品ラインナップ | 債券や仕組債など、店舗型ならではの商品がある | 投資信託の取扱数はネット証券より少ない |
| 取引方法 | 対面での取引ができる。書類手続きのサポートを受けられる | 営業時間内に店舗に行く必要がある。即座の取引が難しい |
| 情報提供 | 担当者から市場情報やおすすめ商品の紹介を受けられる | 情報が偏る可能性がある |
店舗型証券会社の最大のメリットは、対面でのサポートを受けられることです。野村證券やSMBC日興証券などの大手証券会社では、経験豊富な担当者が資産運用のアドバイスをしてくれます。
また、債券や仕組債、ラップ口座など、店舗型証券会社ならではの商品も取り扱っています。まとまった資金を運用したい場合や、複雑な商品に投資したい場合は、店舗型証券会社が適しています。
デメリットは、手数料が高いことです。国内株式の売買手数料は、ネット証券の数倍〜数十倍になることもあります。また、営業担当者からの勧誘が負担に感じる場合もあります。
初心者には、手数料が安く、自分のペースで投資を学べるネット証券がおすすめです。
特に、少額から投資を始めたい場合は、ネット証券一択と言えるでしょう。ネット証券の中でも、SBI証券や楽天証券は口座数が多く、取扱商品も豊富です。
投資初心者向けの学習コンテンツやセミナーも充実しているので、安心して投資を始められます。
一方、まとまった資金があり、専門家のアドバイスを受けながら投資したい場合は、店舗型証券会社も選択肢に入ります。ただし、手数料が高いため、長期的なコストを考慮する必要があります。
最近では、店舗型証券会社もオンライン取引サービスを提供しており、手数料を抑えたコースも用意されています。例えば、SMBC日興証券の「ダイレクトコース」は、オンライン取引専用で手数料が割安です。
迷った場合は、まずネット証券で口座を開設し、少額から投資を始めてみることをおすすめします。証券口座は複数持つことができるので、後から店舗型証券会社の口座を追加することも可能です。
NISA口座も一緒に開設する方法
証券口座を開設する際には、NISA口座も同時に開設することをおすすめします。
NISA口座の新規開設は、総合口座と同時にお申込が可能で、手続きも簡単です。
NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度です。
通常、株式や投資信託の売却益や配当金には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で保有している商品から得た利益は非課税になります。
2024年から新しいNISA制度が始まり、制度が大幅に拡充されました。非課税保有限度額は1,800万円、年間投資枠は最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)となり、非課税保有期間も無期限になりました。
NISA口座を開設する時には、金融機関でのNISA口座申込み後、金融機関と税務署による審査が行われます。
審査には数日から1週間程度かかりますが、総合口座の開設手続き完了後に、当社から税務署へNISA口座開設の申請を行いますので、同時申込みでもスムーズに手続きが進みます。
NISA口座を証券口座と同時に開設するメリットは、手続きが一度で済むことです。
後からNISA口座を開設する場合も手続きは可能ですが、同時に申し込んでおけば、口座開設後すぐにNISA口座での投資を始められます。
NISA口座の最大のメリットは、投資で得た利益が非課税になることです。例えば、100万円投資して120万円になった場合、通常の課税口座では利益20万円に対して約4万円の税金がかかりますが、NISA口座なら税金がかからず、20万円全額を受け取れます。
また、新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能になりました。
新NISAでは成長投資枠とつみたて投資枠の併用が可能ですが、NISA口座を2つの金融機関で開設し、成長投資枠をA証券で、つみたて投資枠をB証券で利用する、といった使い分けはできません。
1つの金融機関で両方の枠を活用できるため、資産形成の選択肢が広がります。長期的な資産形成を考えるなら、NISA口座の活用は必須です。証券口座を開設する際は、必ずNISA口座も同時に申し込みましょう。
NISA口座は1人につき1口座しか持つことができません。NISA口座を開設するときは金融機関と税務署による審査があり、申し込んでもそこで発覚するため、複数のNISA口座を持つことは不可能です。
誤って複数の金融機関でNISA口座開設の申し込み手続きをしてしまった場合、税務署での処理完了順によって決まり、どの金融機関で開設されるかを申込者が選ぶことはできません。希望しない金融機関でNISA口座が開設されてしまう可能性があるため、慎重に選びましょう。
NISA口座を開設する金融機関は、1年に1回変更が可能です。しかしその年にNISA口座で買付けをしていた場合、当年中は変更できないという制約があるほか、手続きに時間がかかる可能性もあるため、最初の金融機関選びが重要です。
NISA口座を開設する金融機関を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしましょう。
SBI証券や楽天証券は、つみたて投資枠の対象商品が豊富で、クレジットカード積立のポイント還元率も高いため、NISA口座の開設先として人気があります。
口座開設でつまずきやすい5つのポイント
証券口座の開設は比較的簡単ですが、いくつかのポイントでつまずく人が多いのも事実です。
ここでは、口座開設でよくあるトラブルと対処法を紹介します。事前に知っておくことで、スムーズに手続きを進められます。
口座開設でつまずく最も多い原因は、書類の不備です。
本人確認書類には、氏名、住所、生年月日の表示または記載が必須となります。現住所の記載が確認できなかった場合、手続きは不備となり、再度手続きが必要となります。
よくある不備の例
住所の不一致:申込み時の住所と書類の住所が違う
画像不鮮明:文字が読めない、ぼやけている
書類の切れ:一部が隠れている、欠けている
有効期限切れ:期限が過ぎている
マイナンバー未確認:マイナンバーが確認できない
これらの不備を防ぐためには、書類を提出する前に以下を確認しましょう。
特に、転居や結婚で住所や氏名が変わった場合は、必ず本人確認書類を最新の情報に更新してから申し込みましょう。記載内容が申込時に入力いただく情報と一致しない場合は口座開設ができません。
本人確認書類には、有効期限があるものとないものがあります。運転免許証やマイナンバーカードには有効期限があり、期限切れの書類は使用できません。
有効期限の定めのあるものは有効期限内のもの、有効期限の定めのないものは発行から6ヵ月以内のものをご提出ください。
住民票の写しや印鑑登録証明書は、発行日から6ヵ月以内のものが有効です。
もし有効期限が近い場合は、先に更新手続きを済ませてから口座開設を申し込むことをおすすめします。
スマホでマイナンバーカードを読み取る際に、エラーが発生することがあります。よくあるエラーの原因と対処法は以下のとおりです。
読み取りエラーが繰り返し発生する場合は、Webアップロードや郵送での手続きに切り替えることも検討しましょう。
口座開設の申込み後、確認メールやログインID通知メールが届かないというトラブルもよくあります。
メールが届かない場合は、証券会社のサポートに問い合わせることをおすすめします。多くの証券会社では、チャットやフリーダイヤルでの問い合わせに対応しています。
口座開設完了後、ログインIDとパスワードを忘れてしまうトラブルもあります。特に、郵送で口座開設した場合、書類が届いてから時間が経つとパスワードを忘れがちです。
パスワードを忘れた場合の対処法は、証券会社によって異なりますが、一般的には以下の方法があります。
パスワードを忘れないためには、以下の対策が有効です。
ログインIDは変更できないことが多いため、口座開設完了時に届いたメールや書類は大切に保管しましょう。
ほとんどの証券会社では、口座開設費用や口座維持費は無料です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などの主要なネット証券は、口座開設から口座維持まで一切費用がかかりません。
ただし、取引を行う際には、売買手数料や投資信託の信託報酬などのコストが発生します。ネット証券の多くは、国内株式の売買手数料を無料または格安に設定しているため、コストを抑えて投資を始められます。
証券口座(課税口座)は、複数の証券会社で開設できます。NISA口座ではない、一般口座や特定口座のような課税口座は複数保有できますので、用途に応じて使い分けるのも1つの方法です。
複数の証券口座を持つメリットは、各証券会社の強みを活かせること、システム障害時のリスク分散ができること、キャンペーンやポイント還元を使い分けられることなどがあります。
ただし、NISA口座はすべての金融機関をとおし、1人につき1口座しか持つことができません。NISA口座は慎重に選びましょう。
未成年でも証券口座を開設できます。ただし、未成年口座の開設には、親権者の同意が必要です。未成年のお客様のお申込みにあたっては法定代理人と、口座開設される方とのご関係を確認できる公的書類の添付が必要です。
未成年口座の開設に必要な書類は、未成年者本人の本人確認書類とマイナンバー確認書類、親権者の本人確認書類とマイナンバー確認書類、親権者と未成年者の続柄が確認できる書類(住民票など)、親権者の同意書です。
18歳以上(成人)になれば、通常の証券口座を開設できます。未成年のうちから投資を学ぶことは、金融リテラシーを高める良い機会です。
証券口座の開設審査に落ちることは、通常ほとんどありません。ただし、本人確認書類に不備がある、申込み内容に虚偽がある、反社会的勢力との関係が疑われる、過去に金融トラブルを起こしている、日本国内に住所がないといった場合は審査に通らない可能性があります。
正確な情報を入力し、適切な本人確認書類を提出すれば、審査に通らないことはほとんどありません。万が一審査に落ちた場合は、証券会社から理由が通知されるので、問題を解決してから再度申し込みましょう。
証券会社が倒産しても、顧客の資産は保護されます。証券会社は、顧客の資産を自社の財産と分けて管理する「分別管理」が法律で義務付けられているためです。
さらに、万が一分別管理が適切に行われていなかった場合でも、日本投資者保護基金により、1人あたり1,000万円まで補償されます。この二重の保護体制により、顧客の資産は安全に守られています。
証券口座を長期間使用していなくても、基本的に問題ありません。口座維持費が無料の証券会社であれば、放置していても費用はかかりません。
ただし、長期間取引がないと休眠口座として扱われる場合がある、住所変更などの届出をしていないと重要な通知が届かない、パスワードやログイン方法を忘れてしまう可能性があるといった点に注意が必要です。
休眠口座になっても、本人確認を行えば再開できます。使用していない口座がある場合は、定期的にログインして状況を確認することをおすすめします。
住所が変わった場合は、速やかに証券会社に届出を行う必要があります。住所変更の手続きは、証券会社のウェブサイトやアプリから簡単に行えます。
住所変更の際には、新しい住所が記載された本人確認書類の提出が必要です。運転免許証やマイナンバーカードの住所を更新してから、証券会社に届け出ましょう。
住所変更を怠ると、重要な書類が届かなくなったり、取引に制限がかかったりする可能性があります。引っ越しをしたら、早めに手続きを済ませましょう。
原則として、日本国内に住所がある方のみ証券口座を開設できます。海外に転居する場合は、出国前に証券会社に連絡し、対応を確認する必要があります。
証券会社によっては、海外在住者向けの口座を提供している場合もあります。ただし、取引できる商品や機能に制限がある場合が多いです。
日本国籍をお持ちでも、米国の永住権を保有されている方、米国の滞在日数が年間183日以上の方、日本以外の国にも納税義務がある方は、郵送による口座開設の対象となる場合があります。詳しくは、各証券会社に問い合わせましょう。
口座開設完了後、最初に行うべきことは、ログインして初期設定を完了させる、取引パスワードや出金先銀行口座を設定する、証券口座に入金する、取引ツールやアプリの使い方を確認する、投資したい商品を検索してみることです。
初めての投資では、少額から始めることをおすすめします。投資信託なら100円から、株式なら数千円から投資できる商品もあります。まずは取引画面の操作に慣れることを優先しましょう。
また、証券会社が提供している投資情報やセミナーを活用して、投資の基礎知識を学ぶことも大切です。焦らず、自分のペースで投資を始めていきましょう。
NISA口座は1人につき1口座までですが、1年(1月~12月)に1回を限度に金融機関を変更することができます。ただし、変更したい年にNISA口座を利用していないことが当年分の金融機関変更の条件となります。
NISA口座を管理する証券会社を変更したい方は、変更したい年の前年度10月1日から当年度9月末までに、証券会社の変更手続きをおこなう必要があります。手続きには約1ヵ月程度かかるため、余裕を持って手続きを始めましょう。
NISA口座の変更は年に1回しかできないため、慎重に検討してから手続きを行いましょう。
証券会社の口座開設は、思っているよりも簡単で、スマホがあれば最短即日で完了します。
必要な書類は、マイナンバーカードまたは運転免許証とマイナンバー確認書類だけです。口座の種類は、確定申告が不要な特定口座(源泉徴収あり)を選ぶのがおすすめです。
また、NISA口座も同時に開設しておけば、投資で得た利益が非課税になるメリットを最大限活用できます。初心者の方には、手数料が安く、取扱商品が豊富なネット証券がおすすめです。
SBI証券や楽天証券などの大手ネット証券は、投資初心者向けのサポートも充実しています。まずは少額から投資を始めて、徐々に経験を積んでいきましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。投資判断は最終的にご自身の責任で行っていただく必要があります。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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