野村不動産ホールディングス株価|見方と投資判断のポイント

野村不動産ホールディングス株価|見方と投資判断のポイント

野村不動産ホールディングス(証券コード:3231)の株価が気になっている方も多いのではないでしょうか。

不動産大手として知られる同社ですが、株価の動きや投資判断のポイントを理解するには、事業内容や業績、競合との比較など多角的な視点が必要です。

この記事では、野村不動産ホールディングスの株価情報から配当、業績、競合比較まで、投資判断に必要な情報をわかりやすく解説します。

「今が買い時なのか」「配当投資先として魅力的か」といった疑問にも答えていきます。

不動産株への投資を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 野村不動産HDは分譲マンション「プラウド」や中規模オフィス「PMO」を展開する総合不動産会社
  • 2025年3月期の配当予想は170円で配当利回り約4%、13期連続増配を継続中
  • 三井不動産・三菱地所と比較すると規模は小さいが、住宅部門と回転型ビジネスに強み
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

野村不動産ホールディングス(3231)の株価は今いくら?

野村不動産ホールディングス(3231)の株価は今いくら?

野村不動産ホールディングスの株価情報を確認していきましょう。

株価は日々変動するため、投資判断の第一歩として現在の水準を把握することが大切です。

リアルタイム株価と前日比

野村不動産ホールディングスは東京証券取引所プライム市場に上場しており、証券コードは3231です。

2024年12月時点の株価は900円台から900円台後半で推移しています。

株価は市場の需給や業績発表、不動産市況などの影響を受けて日々変動します。最新の株価情報は、証券会社の取引ツールや株価情報サイト(Yahoo!ファイナンス、みんかぶ、株探など)で確認できます。

リアルタイムで株価をチェックしたい場合は、証券口座にログインすることで15分遅れではなく、即座に最新の株価を把握できます。

時価総額と発行済株式数

野村不動産ホールディングスの時価総額は約7,000億円台で推移しています。

時価総額とは「株価×発行済株式数」で計算され、企業の市場価値を示す指標です。

発行済株式数は約9億株(自己株式を除く)となっています。

2025年4月1日付で1株を5株に分割すると発表されています。株式分割により、1株あたりの価格が下がり、より少額から投資できるようになります。ただし、株式分割によって企業価値そのものが変わるわけではありません。

株価の基本データ

野村不動産ホールディングスの株価指標を見ていきましょう。

PER(株価収益率)は約10倍前後、PBR(株価純資産倍率)は1倍前後で推移しています。

株価指標の見方

PERが低めということは、利益に対して株価が割安と判断される可能性があります

売買単位は100株で、約9万円台から投資可能です(株価900円台の場合)

配当利回りは約4%と、東証プライム市場の平均(約2.3%)を大きく上回る水準

不動産株は一般的に配当利回りが高い傾向にあり、インカムゲイン(配当収入)を重視する投資家に人気があります。

野村不動産ホールディングスってどんな会社?

株価を理解するには、まず企業のビジネスモデルを知ることが重要です。

野村不動産ホールディングスの事業内容を見ていきましょう。

主な事業内容とビジネスモデル

野村不動産ホールディングスは、野村不動産を中核とする総合不動産会社です。

主力事業は分譲マンション「プラウド」ブランドを展開する住宅部門と、中規模オフィスビル「PMO(プレミアム・ミッドサイズ・オフィス)」を開発・運営する都市開発部門です。

ビジネスモデルの特徴

「回転型ビジネス」で資金を効率的に回転させながら収益を上げる

マンションや中規模オフィスビルを開発し、高い稼働率を実現した上でREITや不動産ファンドに売却

開発利益を得ながら次の開発に資金を投入

野村不動産ホールディングス:会社概要

グループ企業の構成

野村不動産ホールディングスは持株会社として、87社のグループ企業を統括しています(連結子会社41社、持分法適用会社46社)。

  • 開発事業を担う野村不動産
  • 不動産仲介の野村不動産ソリューションズ(旧・野村不動産アーバンネット)
  • ビル管理の野村不動産パートナーズ
  • 資産運用の野村不動産投資顧問
  • フィットネスクラブ「メガロス」を運営する野村不動産ライフ&スポーツ
  • ホテル事業を手掛ける野村不動産ホテルズ

また、野村ホールディングス(野村證券の親会社)の持分法適用関連会社でもあります。

Wikipedia:野村不動産ホールディングス

不動産業界での位置づけ

野村不動産ホールディングスは、不動産業界では中堅の総合デベロッパーに位置します。

売上高では三井不動産、三菱地所、住友不動産、東急不動産に次ぐ規模です。

分譲マンション事業では「プラウド」ブランドの高いブランド力を持ち、業界でも有数のポジションを確立しています。中規模オフィスビル開発では独自の強みを持ち、大手デベロッパーが手掛けない規模の物件で高い収益性を実現しています。

三井不動産や三菱地所が大規模開発を得意とするのに対し、野村不動産HDは機動的な中規模開発で差別化を図っています。

株価チャートの見方|期間別の値動きをチェック

株価チャートを読み解くことで、投資タイミングの判断材料が得られます。

期間別の値動きを確認していきましょう。

日足チャートで短期の動きを見る

日足チャートは、1日ごとの株価の動きを示します。

短期的な売買を検討する場合や、エントリーポイントを探る際に役立ちます。

野村不動産HDの株価は、決算発表や増配発表などのIR情報が出ると大きく動く傾向があります。

2025年1月30日には、増配発表を受けて夜間取引(PTS取引)で株価が上昇する場面もありました。

日足チャートでは、こうした短期的な材料による値動きを捉えることができます。ただし、短期的な変動に一喜一憂せず、中長期的な視点を持つことも大切です。

週足・月足で中長期トレンドを確認

週足・月足チャートは、中長期的なトレンドを把握するのに適しています。

野村不動産HDの株価は、2020年のコロナショック時に大きく下落しましたが、その後は回復基調にあります。

不動産市況の改善やマンション価格の上昇を背景に、業績も堅調に推移しています。

月足チャートで見ると、2023年から2024年にかけて株価は上昇トレンドを形成していました。

不動産市況や金利動向の影響を受けやすいため、これらのマクロ要因もあわせて確認することが重要です。

過去5年間の株価推移

過去5年間(2020年~2024年)の株価推移を見ると、2020年3月のコロナショック時に2,000円台まで下落した後、徐々に回復し、2024年には4,000円台まで上昇しました。

2025年4月の株式分割(1株→5株)を考慮すると、分割後の株価水準は800円~900円台となります。

この5年間で株価は約2倍に上昇しており、配当も着実に増加しています。業績の安定成長と増配継続が、株価上昇を支えてきたと言えるでしょう。

チャートで見るべきポイント

株価チャートを見る際は、以下のポイントに注目しましょう。

1.移動平均線との位置関係
  • 株価が移動平均線の上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと判断
2.出来高(売買高)の変化
  • 出来高が増加しながら株価が上昇している場合は、上昇トレンドが強いと判断
3.過去の高値・安値の水準
  • 過去の高値・安値は意識されやすいポイント

テクニカル分析に興味がある方は、ボリンジャーバンドやMACDなどの指標も活用してみましょう。

配当はいくらもらえる?|配当利回りと配当履歴

配当投資を検討する上で、配当金の水準と安定性は重要な判断材料です。

野村不動産HDの配当情報を詳しく見ていきましょう。

現在の配当利回りは何%?

野村不動産ホールディングスの2025年3月期の予想配当は1株あたり170円で、配当利回りは約4.0%です。

これは東証プライム市場の平均配当利回り2.3%を大きく上回る水準です。

株価を約4,250円として計算すると、100株保有で年間17,000円の配当金を受け取れます。

配当支払いの詳細

配当は中間配当(9月)と期末配当(3月)の年2回支払われます

2025年3月期は中間配当82.5円、期末配当87.5円の予定

2025年4月の株式分割後は、1株あたりの配当金も5分の1に調整されますが、保有株数が5倍になるため、受取総額は変わりません

ダイヤモンド・ザイ:野村不動産HD配当情報

過去の配当金推移

野村不動産HDは2013年3月期から13期連続で増配を続けています。

2012年3月期の配当金は25円でしたが、2025年3月期の予想は170円と、13年間で6.8倍に増加しました。

この安定した増配実績は、配当投資家にとって大きな魅力です。直近5年間の配当推移を見ると、2021年3月期90円、2022年3月期105円、2023年3月期120円、2024年3月期140円、2025年3月期(予想)170円と、毎年着実に増配しています。

業績の成長に伴い、株主還元も強化されてきたことがわかります。

配当性向と配当方針

配当性向(利益のうち配当に回す割合)は約39%です。

これは利益の約4割を配当として株主に還元し、残りを事業投資や内部留保に回していることを意味します。

配当性向40%前後は、成長投資と株主還元のバランスが取れた水準と言えるでしょう。

同社は「持続的な利益成長を通じた増配」を基本方針としています。安定的な配当を維持しつつ、業績の成長に応じて増配を行う姿勢を示しています。なお、株主優待制度は実施していません。

減配リスクはあるか

13期連続増配の実績は心強いですが、将来の減配リスクもゼロではありません。

不動産市況の悪化やマンション販売の不振、金利上昇による収益圧迫などが起これば、業績が悪化し減配の可能性もあります。配当投資を検討する際は、四半期ごとの決算発表で業績動向を確認し、配当の持続可能性を見極めることが大切です。

ただし、現時点では業績は堅調で、2024年4~9月期の純利益は前年同期比29%増と好調です。

マンション市況も底堅く、当面の減配リスクは低いと考えられます。

日本経済新聞:野村不動産HD決算

業績と財務状況|決算内容から株価の背景を読む

株価は企業の業績を反映して動きます。

野村不動産HDの業績と財務状況を確認していきましょう。

直近の決算内容(売上・利益)

2024年4~9月期(2025年3月期上期)の連結決算は、売上高3,813億円(前年同期比4%増)、営業利益683億円(同11%増)、純利益425億円(同29%増)でした。

上期としては過去最高益を更新しています。

好調の要因

マンション販売の好調(分譲戸数増加+価格上昇)

子会社化したホテル運営会社UDSの連結化

住宅部門と都市開発部門の両方が堅調に推移

業績推移(過去5年間)

過去5年間の業績推移を見ると、売上高・利益ともに成長トレンドにあります。

2020年3月期は営業利益488億円でしたが、2025年3月期の予想は750億円と、5年間で約1.5倍に成長する見込みです。

経常利益も2024年3月期の982億円から2025年3月期は1,067億円(予想)へと増加しています。

コロナ禍の影響を受けた2021年3月期を除き、安定的な増益基調が続いています。この業績成長が、株価上昇と増配継続を支えています。

IRBank:野村不動産HD決算まとめ

財務健全性の指標

財務健全性を示す指標として、自己資本比率は約30.7%です。

不動産業界では開発資金として借入を活用するため、自己資本比率は30~40%程度が一般的です。

同社の水準は業界平均並みで、財務健全性は保たれていると言えます。

  • ROE(自己資本利益率)は約10.14%と、効率的に利益を生み出している
  • ROA(総資産利益率)は3.13%
  • 有利子負債の水準も適切に管理されており、財務面での大きなリスクは見当たらない

今後の業績見通し

2025年3月期通期の業績予想は、売上高7,800億円、営業利益750億円、経常利益1,080億円です。

マンション市況は首都圏を中心に底堅く推移しており、住宅部門の好調が続く見込みです。

中規模オフィスビルの開発・売却も計画通り進んでいます。

今後の注意点として、建築コストの上昇や金利動向があります。建築費の高騰が続けば収益を圧迫する可能性があり、日銀の金利政策次第では不動産市況に影響が出る可能性もあります。これらのリスク要因も念頭に置きながら、業績動向を注視していく必要があります。

競合他社と比較|三井不動産・三菱地所との違いは?

不動産大手との比較で、野村不動産HDの特徴と競争力を見ていきましょう。

株価・時価総額の比較

不動産大手3社の時価総額を比較すると、三井不動産が約7兆円、三菱地所が約3兆円、野村不動産HDが約7,000億円です。

規模では三井不動産・三菱地所が圧倒的に大きく、野村不動産HDは両社の10分の1程度の規模となっています。

企業名 株価(概算) 時価総額 PER PBR
三井不動産 約3,000円 約7兆円 約15倍 約1.5倍
三菱地所 約1,800円 約3兆円 約12倍 約1.2倍
野村不動産HD 約900円 約7,000億円 約10倍 約1.0倍

PER(株価収益率)で見ると、野村不動産HDは3社の中で最も低く、割安と判断される可能性があります。

PBR(株価純資産倍率)も1倍程度と、資産価値に対して株価が割安な水準です。

配当利回りの比較

配当利回りを比較すると、野村不動産HDは約4.0%と3社の中で最も高い水準です。

三井不動産は約2.5%、三菱地所は約3.0%程度で推移しています。

企業名 年間配当金 配当利回り 配当性向 連続増配年数
三井不動産 約75円 約2.5% 約30% 増配傾向
三菱地所 約55円 約3.0% 約35% 増配傾向
野村不動産HD 170円 約4.0% 約39% 13期連続増配

配当投資の観点では、野村不動産HDの魅力が際立ちます。野村不動産HDの13期連続増配という実績は、配当の安定性を示す重要な指標です。配当性向も約39%と適切な水準で、今後も増配余地があると考えられます。

業績・財務指標の比較

売上高では三井不動産が約2兆円、三菱地所が約1.2兆円、野村不動産HDが約6,000億円と、規模の差は明確です。

ただし、営業利益率で見ると、野村不動産HDは約10~12%と、三井不動産(約8~9%)を上回る水準です。

高い利益率の理由

中規模オフィスビルの開発・売却という高収益ビジネスに強みを持つため

三井不動産や三菱地所が大規模開発で安定収益を追求するのに対し、野村不動産HDは機動的な開発で高い利益率を実現

事業戦略の違い

三井不動産は「ららぽーと」「三井アウトレットパーク」などの大規模商業施設、日本橋の街づくりなど、大規模開発に強みを持ちます。

三菱地所は丸の内エリアのオフィスビル賃貸で安定収益を確保し、高い利益率を誇ります。

一方、野村不動産HDは分譲マンション「プラウド」と中規模オフィス「PMO」を軸に、回転型ビジネスで収益を上げています。

大手2社が「保有して賃貸収入を得る」モデルを重視するのに対し、野村不動産HDは「開発して売却する」モデルで差別化しています。

Business Insider Japan:三井不動産VS三菱地所

株価の今後はどうなる?|アナリスト予想と投資判断

今後の株価見通しと投資判断のポイントを見ていきましょう。

証券アナリストの目標株価

証券アナリストの目標株価は、証券会社によって異なりますが、おおむね4,000円~4,500円程度(株式分割前)に設定されているケースが多いようです。

株式分割後の水準に換算すると、800円~900円程度となります。

  • アナリストは、マンション市況の堅調さ、中規模オフィスビル開発の収益性の高さ、増配継続による株主還元の魅力などを評価
  • ただし、建築コスト上昇や金利動向などのリスク要因も指摘されている

投資判断(買い・中立・売り)

証券アナリストの投資判断は「買い」または「中立」が多く、「売り」推奨は少ない状況です。

配当利回りの高さと増配実績を評価する声が多い一方、株価がすでに上昇しているため「様子見」とする見方もあります。

配当収入を重視するなら
4%の配当利回りと増配実績は魅力的です
株価上昇(キャピタルゲイン)を狙うなら
不動産市況の動向や業績の成長性を見極める必要があります

株価に影響する要因

野村不動産HDの株価に影響を与える主な要因は以下の通りです。

1.マンション市況の動向
  • 首都圏を中心にマンション価格が上昇しているが、今後の市況次第で業績が左右される
2.金利動向
  • 日銀の金利政策が変更され、住宅ローン金利が上昇すれば、マンション需要に影響が出る可能性
3.建築コストの動向
  • 資材価格や人件費の上昇が続けば、収益を圧迫するリスク
4.オフィス需要の変化
  • 在宅勤務の普及などによる影響

不動産市況と金利動向

不動産市況は現在、首都圏を中心に底堅く推移しています。

マンション価格は高止まりしており、野村不動産HDの「プラウド」ブランドも好調です。

価格上昇が続けば購入者の手が届きにくくなり、需要が鈍化するリスクもあります。金利動向については、日銀が金融緩和政策を継続していますが、今後の政策変更次第では住宅ローン金利が上昇し、マンション需要に影響が出る可能性があります。

不動産株への投資を検討する際は、これらのマクロ経済要因も注視する必要があります。

金融庁:投資の基本

野村不動産HD株を買うのにおすすめの証券会社3社

野村不動産HDの株式を購入するには、証券会社で口座を開設する必要があります。

おすすめの証券会社を3社紹介します。

SBI証券|取引手数料が安く初心者にも使いやすい

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は国内株式の売買手数料が原則無料で、初心者から上級者まで幅広く支持されています。

口座数は約1,500万口座と国内最大級で、取引ツールも充実しています。

SBI証券の特徴

投資信託の取扱本数は約2,600本、米国株も約5,000銘柄と豊富

NISAにも対応しており、つみたて投資枠・成長投資枠の両方で野村不動産HD株を購入可能

Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、複数のポイントサービスに対応

楽天証券|楽天ポイントが貯まる・使える

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約12,000,000口座 ※2025年1月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)
つみたて投資枠取扱銘柄数 263銘柄 ※2025年4月24日時点
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。

株式の購入で楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資もできます。

国内株式の売買手数料も原則無料です。

楽天証券の特徴

取引ツール「MARKET SPEED II」は高機能で、リアルタイムの株価情報やチャート分析が可能

投資信託は約2,550本、米国株は約4,500銘柄を取り扱い

NISAにも対応しており、楽天ポイントでの投資も可能

マネックス証券|米国株も充実で分散投資に最適

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富で、国内株と米国株をバランスよく投資したい方に適しています。

取引ツールは17種類と充実しており、初心者から上級者まで対応できます。

マネックス証券の特徴

国内株式の売買手数料は、1約定ごとに55円~1,070円(税込)

投資信託は約1,800本を取り扱い、NISAにも対応

マネックスポイントやdポイントが貯まる

証券会社の選び方

証券会社を選ぶ際は、手数料、取扱商品、取引ツールの使いやすさ、ポイントサービスなどを比較しましょう。

初心者の方は、手数料が安くツールが使いやすいSBI証券や楽天証券がおすすめです。

米国株にも投資したい方はマネックス証券も検討してみてください。

まとめ

野村不動産ホールディングスは、分譲マンション「プラウド」と中規模オフィス「PMO」を軸に成長を続ける総合不動産会社です。

配当利回り約4%、13期連続増配という実績は、配当投資家にとって大きな魅力と言えるでしょう。

三井不動産・三菱地所と比べると規模は小さいものの、回転型ビジネスによる高い利益率と機動的な開発力が強みです。

PERやPBRも割安な水準にあり、投資妙味があると考えられます。

ただし、不動産市況や金利動向、建築コストの変動などのリスク要因もあります。投資を検討する際は、四半期ごとの決算発表で業績動向を確認し、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて判断することが大切です。投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の責任で慎重にご検討ください。詳しくは各証券会社にご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

この記事のキーワード

キーワードがありません。

この記事と同じキーワードの記事

まだ記事がありません。

キーワードから探す

資料請求

資料請求

カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ

お問い合わせ

そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!

お問い合わせ