SBI新生銀行の金利は高い?|預金の種類と賢い活用法

住信SBIネット銀行の振込手数料は、他行宛で77円と業界最安水準です。
しかし、スマートプログラムというランク制度を活用すれば、月に最大20回まで振込手数料を無料にできることをご存じでしょうか。
メガバンクで毎月数回の振込をしている方なら、年間で数千円から数万円の手数料を節約できる可能性があります。
この記事では、住信SBIネット銀行の振込手数料の仕組みから、無料にする具体的な方法、さらには年間の節約額シミュレーションまで、実践的な情報をお届けします。
メインバンクを変えずに手数料だけを節約する方法もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
住信SBIネット銀行の振込手数料はいくら?
住信SBIネット銀行の振込手数料は、振込先によって異なります。基本的な手数料体系をしっかり理解しておくことで、無駄な出費を避けられます。
ここでは、他行宛・同行宛・三井住友信託銀行宛の手数料と、手数料が発生するタイミングについて詳しく解説します。
住信SBIネット銀行から他の銀行へ振込をする場合、1回あたり77円(税込)の手数料がかかります。これは振込金額に関わらず一律の料金です。
メガバンクの他行宛振込手数料が220円〜880円程度であることを考えると、住信SBIネット銀行の77円は非常にリーズナブルな設定です。さらに、後述するスマートプログラムの無料回数を活用すれば、この77円すら支払う必要がなくなります。
ネットバンキングでの振込はもちろん、スマートフォンアプリからの振込も同じ手数料体系です。ATMや窓口での振込と比べて、オンラインでの振込は圧倒的にお得なんです。
住信SBIネット銀行の口座同士の振込、および三井住友信託銀行への振込は、回数無制限で手数料が無料です。
家族や友人が住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、何度振込をしても手数料はかかりません。また、三井住友信託銀行は住信SBIネット銀行の親会社の一つであるため、同じく無料で振込ができます。
振込手数料は、振込操作を完了した時点で口座から引き落とされます。振込予約を行った場合は、予約操作を完了した時点でカウントされるため注意が必要です。
定額自動振込サービスを利用している場合は、振込予約が自動で行われた時点で手数料がカウントされます。特に振込指定日が月初の1日の場合、前月分と当月分のどちらの無料回数が適用されるかは、銀行営業日かどうかで変わります。
無料回数は毎月1日の0時にリセットされ、翌月への繰り越しはできません。月末に無料回数が余っていても、翌月に持ち越すことはできないので、計画的に利用しましょう。
スマートプログラムで振込手数料を無料にする方法
住信SBIネット銀行の最大の魅力は、スマートプログラムという優遇制度です。このプログラムを理解して活用すれば、振込手数料を大幅に節約できます。
ここでは、スマートプログラムの仕組みと、ランク別の無料回数、そして無料回数を使い切った場合の対処法を詳しく解説します。
スマートプログラムは、商品・サービスの利用状況に応じて、ATMや振込の手数料無料回数やポイント獲得などの特典が受けられる優遇プログラムです。
ランクは1〜4の4段階に分かれており、ランクが上がるほど振込手数料の無料回数が増えます。ランクの判定は前々月の利用状況に基づいて行われ、当月に適用されます。例えば、3月の利用状況が5月のランクに反映される仕組みです。
誰でも口座開設時から「ランク2」でスタートでき、口座開設日から4ヵ月間はランクが下がりません。この期間中にランクアップの条件を整えれば、スムーズに上位ランクを維持できます。
スマートプログラムのランクごとに、振込手数料の無料回数が決まっています。以下の表で確認しましょう。
| ランク | ATM出金無料回数 | 振込手数料無料回数 |
| ランク1 | 月2回 | 月1回 |
| ランク2 | 月5回 | 月5回 |
| ランク3 | 月7回 | 月10回 |
| ランク4 | 月20回 | 月20回 |
ランク2なら月5回、ランク3なら月10回、ランク4なら月20回まで他行宛の振込が無料になります。多くの個人利用者にとって、ランク2の月5回でも十分な回数ではないでしょうか。
なお、住信SBIネット銀行宛および三井住友信託銀行宛の振込は、ランクに関わらず無制限で無料です。
スマートプログラムの無料回数を使い切ってしまった場合でも、他行宛の振込手数料は1回77円(税込)です。メガバンクの振込手数料と比べると、依然として割安な水準を保っています。
月の途中で無料回数を使い切ってしまった場合は、緊急性の低い振込を翌月に回すか、77円の手数料を支払って振込を実行するか、状況に応じて判断しましょう。フリーランスや個人事業主で振込回数が多い方は、ランク4を目指すことをおすすめします。
スマプロランクを上げる4つの方法
スマートプログラムのランクを上げることで、振込手数料の無料回数を大幅に増やせます。ここでは、実践しやすい4つのランクアップ方法をご紹介します。
どの方法も難しい条件ではありませんので、自分のライフスタイルに合った方法を選んで実践してみてください。
SBI証券の口座を開設し、住信SBIネット銀行の口座と連携させると、自動的にランク2以上が適用されます。これは最も簡単で確実なランクアップ方法です。
SBI証券との連携は「SBIハイブリッド預金」という仕組みを通じて行います。SBI証券の口座開設は無料で、維持費もかかりません。投資をする予定がなくても、口座を開設して連携するだけでランク2の特典を受けられます。
さらに、SBIハイブリッド預金に残高があれば、普通預金よりも高い金利が適用されるため、一石二鳥です。投資に興味がある方なら、この機会にSBI証券で資産運用を始めるのもおすすめです。
外貨預金や仕組預金の残高があると、スマプロランクの判定でポイントが加算されます。ただし、これらの商品にはリスクが伴うため、内容をよく理解してから利用しましょう。
外貨預金は為替変動リスクがあり、円高になると元本割れする可能性があります。仕組預金は満期まで原則として中途解約ができません。ランクアップのためだけに無理をするのではなく、資産運用の一環として検討することをおすすめします。
少額から始められる商品もありますので、リスクを理解した上で、自分のリスク許容度に合った金額で利用するのが賢明です。
住信SBIネット銀行のデビットカード(ミライノデビット)を月1万円以上利用すると、ランク判定でポイントが加算されます。普段の買い物をデビットカードで支払うだけなので、手軽に実践できる方法です。
デビットカードは使った金額がすぐに口座から引き落とされるため、クレジットカードのように使いすぎる心配がありません。スーパーでの食料品の購入や、ネットショッピングなど、日常的な支出をデビットカードに集約すれば、月1万円は簡単に達成できるでしょう。
さらに、デビットカードの利用でポイントも貯まるため、ランクアップと同時にポイント還元のメリットも享受できます。
住信SBIネット銀行を給与または年金の受取口座に指定すると、ランク判定で大きなポイントが加算されます。これは最も確実にランクアップできる方法の一つです。
給与振込口座の変更は、勤務先の人事部門に申請するだけで完了します。年金受取口座の変更は、年金事務所または金融機関で手続きができます。
ただし、メインバンクを変更するのが難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、後述する「定額自動入金サービス」を活用することで、メインバンクを変えずに住信SBIネット銀行を活用できます。
SBI証券との連携で得られる3つのメリット
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させることで、振込手数料の節約だけでなく、さまざまなメリットが得られます。ここでは、特に注目すべき3つのメリットを詳しく解説します。
投資に興味がない方でも、口座を連携するだけで享受できる特典がありますので、ぜひチェックしてください。
SBI証券連携の特徴
口座開設・維持費が無料
投資をしなくても連携だけでランク2
振込手数料が月5回まで無料
ATM出金も月5回まで無料
他の条件を満たさなくても、SBI証券との連携だけでランク2が保証されるため、最も手軽で確実なランクアップ方法です。SBI証券の口座開設は無料で、口座維持費もかかりません。
実際に投資をしなくても、口座を持っているだけでランク2の特典を受けられるため、まずは口座開設だけでも検討する価値があります。
SBI証券と連携すると、「SBIハイブリッド預金」という特別な預金口座が利用できるようになります。この口座は、普通預金よりも高い金利が適用されるのが特徴です。
SBIハイブリッド預金の残高は、SBI証券での株式や投資信託の購入代金として自動的に利用できます。投資をしない間は高金利で預金として運用され、投資をする際には自動的に証券口座に振り替えられるため、資金管理が非常にスムーズです。
預金保険制度の対象にもなっているため、元本1,000万円とその利息までは保護されます。安全性と利便性を兼ね備えた預金サービスです。
住信SBIネット銀行とSBI証券の間の資金移動は、即時かつ無料で行えます。通常の銀行から証券会社への入金には時間がかかったり、手数料がかかったりすることがありますが、この連携ならその心配はありません。
株式市場が開いている時間帯に、急に投資のチャンスが訪れても、すぐに資金を移動して取引を開始できます。逆に、証券口座から銀行口座への出金も即座に完了するため、現金が必要になったときにもスムーズに対応できます。
この利便性は、投資を積極的に行う方にとって大きなメリットです。
振込手数料を年間いくら節約できる?
住信SBIネット銀行を利用することで、実際にどれくらいの手数料を節約できるのでしょうか。ここでは、振込回数別に具体的な節約額をシミュレーションします。
メガバンクと比較することで、住信SBIネット銀行のお得さが一目瞭然になります。自分の振込頻度に当てはめて、年間の節約額を確認してみてください。
月に5回程度振込をする方の場合、住信SBIネット銀行ならスマプロランク2で全て無料になります。一方、メガバンクのネットバンキングで他行宛に振込をすると、1回あたり220円程度かかります。
| 銀行 | 月額手数料 | 年間手数料 |
| メガバンク(220円×5回) | 1,100円 | 13,200円 |
| 住信SBIネット銀行(ランク2) | 0円 | 0円 |
| 節約額 | 1,100円 | 13,200円 |
年間で13,200円も節約できる計算になります。この金額があれば、家族で外食を楽しんだり、ちょっとした旅行の足しにしたりできますね。
月に10回程度振込をする方の場合、住信SBIネット銀行ならスマプロランク3で全て無料になります。メガバンクと比較すると、節約効果はさらに大きくなります。
| 銀行 | 月額手数料 | 年間手数料 |
| メガバンク(220円×10回) | 2,200円 | 26,400円 |
| 住信SBIネット銀行(ランク3) | 0円 | 0円 |
| 節約額 | 2,200円 | 26,400円 |
年間で26,400円の節約になります。これは、定期預金の金利で得られる利息よりもはるかに大きな金額です。振込手数料を見直すだけで、これだけの節約効果が得られるのです。
フリーランスや個人事業主の方は、取引先への支払いなどで月20回以上振込をすることも珍しくありません。この場合、住信SBIネット銀行のランク4なら月20回まで無料、それを超えても1回77円で済みます。
| 銀行 | 月額手数料(25回振込の場合) | 年間手数料 |
| メガバンク(220円×25回) | 5,500円 | 66,000円 |
| 住信SBIネット銀行(ランク4:20回無料+5回×77円) | 385円 | 4,620円 |
| 節約額 | 5,115円 | 61,380円 |
年間で6万円以上も節約できる計算です。これは事業経費の大幅な削減につながります。振込手数料は経費として計上できますが、そもそも支払わなくて済むならそれに越したことはありません。
他のネット銀行と比較
住信SBIネット銀行の振込手数料は本当にお得なのでしょうか。他のネット銀行やメガバンクと比較して、客観的に評価してみましょう。
ここでは、主要なネット銀行との手数料比較と、メガバンクとの比較、そして住信SBIネット銀行が向いている人の特徴をご紹介します。
主要なネット銀行の他行宛振込手数料と無料回数を比較してみましょう。
| 銀行名 | 他行宛振込手数料 | 無料回数(条件なし) | 無料回数(最大) |
| 住信SBIネット銀行 | 77円 | 月1回 | 月20回(ランク4) |
| 楽天銀行 | 145円 | 0回 | 月3回 |
| PayPay銀行 | 145円 | 0回 | 月5回 |
| GMOあおぞらネット銀行 | 75円 | 月1回 | 月20回 |
| ソニー銀行 | 110円 | 月1回 | 月11回 |
住信SBIネット銀行の77円という手数料は、GMOあおぞらネット銀行の75円に次いで業界最安水準です。さらに、最大月20回まで無料になる点は、他のネット銀行と比較しても非常に優れています。
特にSBI証券と連携すれば、簡単にランク2以上になり月5回以上の無料振込が確保できる点は、大きなアドバンテージです。
メガバンクとの比較では、住信SBIネット銀行の優位性がさらに明確になります。
| 銀行名 | 他行宛振込手数料(ネットバンキング) | 他行宛振込手数料(ATM) | 他行宛振込手数料(窓口) |
| 三菱UFJ銀行 | 3万円未満:154円、3万円以上:220円 | 3万円未満:220円、3万円以上:330円 | 3万円未満:660円、3万円以上:880円 |
| 三井住友銀行 | 3万円未満:165円、3万円以上:330円 | 3万円未満:220円、3万円以上:440円 | 3万円未満:660円、3万円以上:880円 |
| みずほ銀行 | 110円 | 3万円未満:220円、3万円以上:440円 | 3万円未満:660円、3万円以上:880円 |
| 住信SBIネット銀行 | 77円(月1〜20回無料) | – | – |
メガバンクのネットバンキングでも110円〜330円の手数料がかかるのに対し、住信SBIネット銀行なら77円、しかもスマートプログラムで無料になります。窓口での振込と比較すると、その差は歴然です。
住信SBIネット銀行は、以下のような方に特におすすめです。
逆に、窓口での対面サービスを重視する方や、現金での取引が多い方には、メガバンクの方が適している場合もあります。自分のライフスタイルや取引の特性に合わせて、最適な銀行を選びましょう。
定額自動入金サービスでメインバンクと併用する方法
「住信SBIネット銀行はお得だけど、給与振込口座を変更するのは難しい」という方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが、定額自動入金サービスです。
このサービスを活用すれば、メインバンクはそのままで、住信SBIネット銀行の手数料優遇を受けられます。ここでは、その仕組みと具体的な使い方を解説します。
定額自動入金サービスは、他の銀行から住信SBIネット銀行の口座へ、毎月自動的に一定額を入金できるサービスです。入金手数料は無料で、手続きも一度設定すれば自動で継続されます。
例えば、給与振込口座であるメガバンクから、毎月10万円を住信SBIネット銀行に自動入金する設定をしておけば、手間をかけずに資金を移動できます。この入金は無料で、回数制限もありません。
入金には4営業日程度かかるため、即座に資金が必要な場合には向いていません。計画的に利用することが大切です。
定額自動入金サービスを活用した、賢い使い方をご紹介します。
この方法なら、勤務先に給与振込口座の変更を申請する必要がなく、メインバンクの各種サービス(住宅ローン、クレジットカードなど)もそのまま利用できます。
例えば、月に5回の振込があり、1回あたり3万円を振り込むとします。この場合、定額自動入金で月15万円を住信SBIネット銀行に移動させておけば、全ての振込を無料で行えます。メガバンクで振込をすると月1,100円(年間13,200円)かかるところを、完全に無料にできるのです。
住信SBIネット銀行で気をつけたい3つのこと
住信SBIネット銀行は非常にお得な銀行ですが、利用する際に注意すべき点もあります。ここでは、デメリットや注意点を正直にお伝えします。
事前に把握しておくことで、後悔のない銀行選びができるでしょう。
スマートプログラムのランク1では、振込手数料の無料回数が月1回しかありません。口座開設時はランク2からスタートできますが、条件を満たさないとランク1に下がってしまう可能性があります。
ランク2以上を維持するには、スマート認証NEO(生体認証またはPINコードでのログイン機能)の登録が必須です。これは簡単な設定で完了しますので、口座開設後すぐに登録しておきましょう。
また、SBI証券との連携や、デビットカードの利用など、自分に合ったランクアップ方法を早めに実践することをおすすめします。
住信SBIネット銀行は、2026年5月にスマートプログラムの大幅な改定を予定しています。ランク名が「ベーシック」「シルバー」「ゴールド」「VIP」「プラチナVIP」の5段階に変更され、判定条件も見直されます。
改定後は、預金残高や給与・年金受取、口座振替の利用状況が重視されるようになります。現在の条件で上位ランクを維持している方も、改定後に条件を満たせなくなる可能性があるため、最新情報を確認しておきましょう。
ただし、改定後も振込手数料の無料回数は維持される予定ですので、基本的なメリットは変わりません。
ネット銀行全般に言えることですが、システム障害が発生すると、振込や入出金ができなくなるリスクがあります。住信SBIネット銀行も例外ではありません。
重要な振込がある場合は、余裕を持って手続きを行うか、メインバンクと併用してリスクを分散させることをおすすめします。また、システム障害の情報は公式サイトやアプリで確認できますので、定期的にチェックしておくと安心です。
とはいえ、住信SBIネット銀行は2007年の営業開始以来、大きなトラブルなく運営されており、信頼性は高いと言えます。
よくある質問(Q&A)
住信SBIネット銀行の振込手数料に関して、よくある質問をまとめました。疑問点を解消して、安心してご利用ください。
いいえ、振込手数料の無料回数は月をまたいで繰り越すことができません。毎月1日の0時にリセットされ、その月の無料回数が新たに付与されます。
例えば、ランク2で月5回の無料振込があり、その月に2回しか使わなかった場合でも、残りの3回は翌月に持ち越せません。計画的に利用することが大切です。
はい、住信SBIネット銀行から三井住友信託銀行への振込は、回数無制限で手数料が無料です。これはスマートプログラムのランクに関わらず、全ての利用者が享受できる特典です。
三井住友信託銀行は住信SBIネット銀行の親会社の一つであるため、この優遇が実現しています。家族や取引先が三井住友信託銀行の口座を持っている場合は、積極的に活用しましょう。
はい、定額自動振込サービスを利用した振込も、スマートプログラムの無料回数にカウントされます。振込予約が自動で行われた時点で、その月の無料回数が1回消費されます。
定額自動振込を複数設定している場合は、無料回数を超えないように注意しましょう。無料回数を超えた分は、1回あたり77円の手数料がかかります。
ランクが下がった場合、その月から新しいランクに応じた無料回数が適用されます。例えば、ランク3からランク2に下がった場合、振込手数料の無料回数が月10回から月5回に減少します。
ランクの判定は前々月の利用状況に基づいて行われますので、2ヵ月前の取引内容を振り返り、ランクダウンの可能性がある場合は早めに対策を講じましょう。
いいえ、法人口座の振込手数料は個人口座とは異なります。住信SBIネット銀行の法人口座では、他行宛の振込手数料が1回145円(税込)です。
ただし、法人向けの「振込優遇プログラム」があり、前々月の振込件数に応じて振込手数料が優遇されます。口座開設月の当月および翌月は、振込手数料が月10回まで無料になる特典もあります。
住信SBIネット銀行の振込手数料は、他行宛で77円と業界最安水準であり、スマートプログラムを活用すれば月1〜20回まで無料にできます。特にSBI証券と連携すれば、簡単にランク2以上になり、月5回以上の無料振込が確保できるのは大きな魅力です。
メガバンクと比較すると、月5回の振込で年間13,200円、月10回なら年間26,400円も節約できる計算になります。フリーランスや個人事業主なら、年間6万円以上の節約も可能です。この金額は、定期預金の金利で得られる利息よりもはるかに大きいでしょう。
メインバンクを変更するのが難しい場合でも、定額自動入金サービスを活用すれば、給与振込口座はそのままで住信SBIネット銀行の手数料優遇を受けられます。この柔軟性も、住信SBIネット銀行の大きなメリットです。
ただし、ランク1では無料回数が月1回のみであることや、2026年5月にプログラムが改定される予定であることには注意が必要です。また、ネット銀行特有のシステム障害リスクもありますので、重要な振込は余裕を持って手続きすることをおすすめします。
銀行選びは個人の状況や利用目的によって最適な選択肢が異なります。この記事の情報を参考に、ご自身のライフスタイルに合った銀行をお選びください。手数料やサービス内容は変更される可能性がありますので、最新情報は住信SBIネット銀行の公式サイトでご確認ください。
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