米国株式インデックスファンドおすすめ8選|選び方と始め方

証券会社で投資を始めたいけれど、銀行口座との関係がよく分からず困っていませんか。
実は証券口座と銀行口座は別々のもので、投資をするには両方が必要になります。
さらに、証券会社と銀行を連携させると、資金移動が自動化されたり、預金金利が優遇されたりと、さまざまなメリットがあるんです。
この記事では、証券口座と銀行口座の違いから、おすすめの組み合わせ、連携サービスの設定方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
自分に合った証券会社と銀行の組み合わせを見つけて、効率的な資産形成を始めましょう。
目次
証券口座と銀行口座の違い
投資を始めるには、証券口座と銀行口座の両方が必要です。この2つは似ているようで、実は役割がまったく異なります。
証券口座は株式や投資信託などの金融商品を売買するための口座で、銀行口座は日常的なお金の出し入れや管理をするための口座です。それぞれの特徴を理解することで、効率的な資産運用ができるようになります。
証券口座は、株式や投資信託などの金融商品を売買するための専用口座です。証券会社で開設し、投資活動の拠点として使います。
証券口座でできる主な取引は、株式の売買、投資信託の購入、債券やETF(上場投資信託)の取引などです。NISA口座やiDeCo口座も証券会社で開設できます。
証券口座に入金したお金は、投資商品を購入するまでMRF(マネー・リザーブ・ファンド)などで自動的に運用されることが多く、わずかですが利息が付くこともあります。
ただし、証券口座から直接ATMでお金を引き出すことはできません。
銀行口座は、給与の受け取りや生活費の支払い、貯蓄など、日常的なお金の管理に使う口座です。銀行や信用金庫などの金融機関で開設します。
銀行口座でできることは、預金の預け入れと引き出し、振込や口座振替、公共料金の支払い、ATMでの現金引き出しなどです。普通預金に預けたお金には利息が付きますが、現在の金利は年0.001%~0.02%程度と非常に低い水準です。
銀行口座は預金保険制度の対象で、万が一銀行が破綻しても1,000万円までの元本と利息が保護されます。
安全性が高く、いつでも引き出せる流動性があるのが特徴です。
証券口座と銀行口座の両方を持つことで、お金の役割を明確に分けられます。銀行口座には生活費や緊急時の資金を、証券口座には投資用の資金を入れることで、使いすぎや投資のしすぎを防げます。
また、証券会社と銀行を連携させると、自動入出金サービスが使えるようになります。これにより、銀行口座から証券口座への資金移動が自動化され、わざわざ振込手続きをする手間が省けます。
さらに、連携サービスを利用すると普通預金の金利が優遇されるケースも多く、通常の銀行預金よりも効率的にお金を管理できます。投資と日常生活のお金を分けながら、両方を連携させて便利に使うのが賢い方法です。
証券会社と銀行を連携させる3つのメリット
証券会社と銀行を連携させると、単独で使うよりも多くのメリットが得られます。資金管理が楽になるだけでなく、金利やポイントの面でもお得になるんです。
ここでは、連携サービスの主な3つのメリットを具体的に解説します。
証券会社と銀行を連携させる最大のメリットは、自動入出金サービスが使えることです。このサービスを設定すると、銀行口座と証券口座の間で自動的に資金が移動するため、わざわざ振込手続きをする必要がありません。
たとえば、株式を購入する際に証券口座の残高が不足していても、連携している銀行口座から自動的に必要な金額が入金されます。逆に、証券口座で株式を売却して得たお金は、自動的に銀行口座に戻すこともできます。
この仕組みにより、投資のタイミングを逃さず、スムーズに取引ができるようになります。振込手数料もかからないため、コストを抑えながら効率的に資金を運用できます。
SBI証券の「SBIハイブリッド預金」や楽天証券の「マネーブリッジ」などが代表的な自動入出金サービスです。
証券会社と銀行を連携させると、普通預金の金利が大幅に優遇されるケースが多くあります。通常の銀行預金の金利は年0.001%程度ですが、連携サービスを利用すると年0.1%~0.3%程度まで上がることもあります。
楽天証券と楽天銀行の「マネーブリッジ」を設定すると、楽天銀行の普通預金金利が年0.1%(通常の100倍)になります。住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」も同様に、金利が優遇される仕組みです。
金利優遇の具体例
100万円を1年間預けた場合
通常金利(年0.001%):利息10円
優遇金利(年0.1%):利息1,000円
投資をしながら、待機資金にも効率的に利息を付けられるのが魅力です。ただし、金利優遇には条件がある場合もあるため、各社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
証券会社と銀行を連携させることで、ポイント還元のメリットも受けられます。特に楽天証券やSBI証券では、投資信託の保有額に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。
楽天証券では、楽天銀行との連携で取引ごとに楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントは投資信託の購入や楽天市場での買い物に使えます。SBI証券でも、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントなど、複数のポイントプログラムから選択できます。
クレジットカードでの積立投資を利用すると、積立額に応じて0.5%~1.0%程度のポイントが還元されるため、実質的にコストを下げながら投資ができます。
ポイント還元率や対象サービスは証券会社によって異なるため、自分がよく使うポイントサービスに対応している証券会社を選ぶのがおすすめです。
証券会社を選ぶときの5つのポイント
証券会社を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを比較する必要があります。自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を選ぶことで、長期的に満足できる投資環境を整えられます。
ここでは、証券会社選びで特に重視すべき5つのポイントを解説します。
投資で利益を出すには、手数料などのコストを抑えることが重要です。手数料が高いと、せっかくの運用益が削られてしまうため、できるだけ手数料の安い証券会社を選びましょう。
株式の売買手数料は、証券会社によって大きく異なります。SBI証券や楽天証券などの主要ネット証券では、現物取引の手数料が原則無料になっています。一方、対面型の証券会社では手数料が高めに設定されていることが多いです。
投資信託の購入時手数料(販売手数料)も重要なチェックポイントです。多くのネット証券では、投資信託の購入時手数料が無料(ノーロード)になっており、コストを抑えて投資できます。
また、信用取引やNISA口座での取引手数料、外国株式の取引手数料なども確認しておくと安心です。長期的に投資を続ける場合、手数料の差が大きな金額になることもあるため、事前にしっかり比較しましょう。
証券会社によって取り扱っている金融商品の種類や数が異なります。投資信託の本数、株式の銘柄数、外国株式の取扱状況などを確認し、自分が投資したい商品を扱っているかチェックしましょう。
投資信託は、SBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本と、主要ネット証券では豊富なラインナップが揃っています。一方、対面型証券会社では取扱本数が少ない傾向があります。
取扱商品の確認ポイント
投資信託:約2,000本以上が目安
米国株式:約4,000銘柄以上が充実
単元未満株:少額投資に便利
米国株式への投資を考えている場合は、米国株の取扱銘柄数も重要です。SBI証券やマネックス証券は約5,000銘柄を扱っており、米国株投資に強みがあります。
証券会社と銀行を連携させることで得られるメリットは、各社で異なります。自動入出金サービスの有無、金利優遇の条件、ポイント還元の内容などを比較しましょう。
SBI証券と住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」では、自動入出金サービスに加えて、SBIハイブリッド預金の金利が優遇されます。楽天証券と楽天銀行の「マネーブリッジ」も同様に、普通預金金利が年0.1%に優遇される仕組みです。
連携サービスを利用するための条件も確認しておきましょう。多くの場合、証券口座と銀行口座の両方を開設し、連携設定を行うだけで利用できますが、一部のサービスでは追加の条件が必要な場合もあります。
自分がすでに利用している銀行と連携できる証券会社を選ぶと、新たに銀行口座を開設する手間が省けて便利です。
NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)を活用したい場合は、証券会社の対応状況を確認しましょう。2024年から始まった新NISA制度では、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用できる証券会社がおすすめです。
つみたて投資枠で購入できる投資信託の本数は、証券会社によって異なります。SBI証券は約271本、楽天証券は約200本、マネックス証券は約217本と、主要ネット証券では豊富なラインナップが揃っています。
成長投資枠では、個別株式やETFも購入できるため、取扱銘柄数が多い証券会社を選ぶと投資の選択肢が広がります。
iDeCoについても、運用商品のラインナップや手数料を確認しましょう。SBI証券やマネックス証券は、iDeCoの運用商品が豊富で手数料も低く設定されているため、初心者にもおすすめです。
投資を続けるうえで、アプリやツールの使いやすさは重要なポイントです。スマートフォンアプリが充実している証券会社なら、外出先でも手軽に取引や資産状況の確認ができます。
SBI証券の「SBI証券アプリ」や楽天証券の「iSPEED」は、操作性が良く初心者にも使いやすいと評判です。チャート分析機能や銘柄検索機能が充実しているため、投資判断もスムーズに行えます。
PC向けの取引ツールも、本格的な投資をする際には重要です。楽天証券の「MARKET SPEED Ⅱ」やマネックス証券の「マネックストレーダー」など、高機能なツールを無料で利用できる証券会社もあります。
初心者の方は、まずスマホアプリの使いやすさを重視して選び、慣れてきたらPC向けツールも活用するとよいでしょう。実際に口座を開設する前に、各社のアプリやツールのデモ画面を確認しておくと安心です。
おすすめの証券会社と銀行の組み合わせ5選
証券会社と銀行を連携させることで、資金管理が便利になり、金利やポイントの面でもメリットがあります。ここでは、特におすすめの組み合わせを5つ紹介します。
それぞれの組み合わせには特徴があるため、自分の投資スタイルや利用状況に合ったものを選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせは、総合力で最もおすすめできる組み合わせです。口座開設数は約1,500万口座と国内最多で、多くの投資家から支持されています。
SBI証券の特徴
株式売買手数料:原則無料
投資信託:約2,600本
米国株式:約5,000銘柄
複数ポイント対応:Vポイント・Ponta・dポイント等
SBI証券は、株式の売買手数料が原則無料で、投資信託も約2,600本と豊富なラインナップを誇ります。米国株式は約5,000銘柄を取り扱っており、外国株投資にも強みがあります。NISA口座やiDeCoにも対応しており、長期的な資産形成に最適です。
住信SBIネット銀行との連携では、「SBIハイブリッド預金」が利用でき、自動入出金サービスと金利優遇の両方のメリットが得られます。さらに、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントなど、複数のポイントプログラムから選べるのも魅力です。
SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行の代表口座と証券口座を連携させるサービスです。このサービスを利用すると、証券口座での取引時に自動的に銀行口座から資金が移動するため、わざわざ振込手続きをする必要がありません。
SBIハイブリッド預金に預けたお金は、通常の普通預金よりも高い金利が適用されます。また、預金保険制度の対象となるため、万が一銀行が破綻しても1,000万円までの元本と利息が保護されます。
設定も簡単で、SBI証券と住信SBIネット銀行の両方の口座を開設し、SBIハイブリッド預金の申し込みをするだけです。初心者の方でも迷わず設定できます。
SBI証券×住信SBIネット銀行の組み合わせは、投資初心者から中級者まで幅広くおすすめできます。特に、国内株式だけでなく米国株式にも投資したい方や、複数のポイントプログラムを使い分けたい方に向いています。
総合的なサービスの充実度を重視する方や、長期的に資産形成を続けたい方には、SBI証券×住信SBIネット銀行の組み合わせが最適です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券と楽天銀行の組み合わせは、楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。楽天市場や楽天カードを日常的に使っている方なら、ポイント還元のメリットを最大限に活かせます。
楽天証券の特徴
株式売買手数料:原則無料
投資信託:約2,550本
米国株式:約4,500銘柄
楽天カード積立:0.5%~1.0%ポイント還元
楽天証券は、株式の売買手数料が原則無料で、投資信託も約2,550本と豊富です。米国株式は約4,500銘柄を取り扱っており、外国株投資にも対応しています。楽天カードでの積立投資を利用すると、積立額の0.5%~1.0%がポイント還元されるため、実質的にコストを下げながら投資できます。
楽天銀行との連携では、「マネーブリッジ」サービスが利用でき、普通預金金利が年0.1%に優遇されます。また、取引ごとに楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントは投資信託の購入や楽天市場での買い物に使えます。
マネーブリッジは、楽天証券と楽天銀行を連携させるサービスです。このサービスを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が通常の100倍(年0.1%)に優遇されます。
自動入出金機能(スイープ機能)も利用でき、証券口座での取引時に自動的に銀行口座から資金が移動します。逆に、証券口座の余剰資金を銀行口座に戻すこともできるため、資金管理が非常に便利です。
マネーブリッジの設定は、楽天証券と楽天銀行の両方の口座を開設し、マネーブリッジの申し込みをするだけです。設定後すぐに金利優遇と自動入出金サービスが利用できます。
楽天証券×楽天銀行の組み合わせは、楽天市場や楽天カードを日常的に使っている方に最適です。楽天ポイントを効率的に貯めて、そのポイントで投資もできるため、楽天経済圏のメリットを最大限に活かせます。
初心者にも使いやすいアプリやツールが充実しているため、投資が初めての方や、スマホで手軽に取引したい方にも向いています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に特化したサービスが充実している証券会社です。米国株式の取扱銘柄数は約5,000銘柄と業界トップクラスで、米国株投資を本格的に行いたい方におすすめです。
マネックス証券の特徴
米国株式:約5,000銘柄
米国株取引手数料:比較的安い
米国株専用アプリ・ツールが充実
投資信託:約1,800本
マネックス証券の特徴は、米国株式の取引手数料が比較的安く、為替手数料も低く設定されている点です。また、米国株専用のアプリや情報ツールが充実しており、米国企業の決算情報やアナリストレポートも無料で閲覧できます。
マネックス証券は複数の銀行と提携しており、自動入出金サービスを利用できます。主な提携銀行には、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行などのメガバンクが含まれます。
マネックス証券の連携サービスは、提携銀行との間で自動入出金が利用できる仕組みです。証券口座での取引時に、提携銀行の口座から自動的に資金が移動するため、振込手続きが不要になります。
また、マネックスポイントやdポイントが貯まるプログラムもあり、投資信託の保有額に応じてポイントが付与されます。貯まったポイントは、投資信託の購入や他のサービスに利用できます。
マネックス証券は、投資信託の取扱本数も約1,800本と豊富で、NISA口座やiDeCoにも対応しています。米国株だけでなく、国内株式や投資信託もバランスよく投資したい方に向いています。
マネックス証券×提携銀行の組み合わせは、米国株投資を本格的に行いたい方に最適です。米国企業の個別株式やETFに投資したい方、米国市場の情報をしっかり収集したい方に向いています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社で、初心者向けのサポート体制が充実しています。電話やチャットでのサポートが手厚く、投資が初めての方でも安心して利用できます。
松井証券の特徴
25歳以下:株式売買手数料無料
1日50万円以下:売買手数料無料
投資信託:約1,900本
手厚いサポート体制
松井証券の特徴は、25歳以下の方や1日の約定金額が50万円以下の場合、株式の売買手数料が無料になる点です。少額投資から始めたい方や、学生・若年層にとって非常にお得なサービスです。
投資信託の取扱本数は約1,900本で、NISA口座やiDeCoにも対応しています。つみたてNISA対象の投資信託も約250本と豊富で、長期的な資産形成に適しています。
松井証券は、複数の銀行と提携しており、自動入出金サービス「ネットリンク入金」が利用できます。提携銀行には、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、楽天銀行、PayPay銀行などが含まれます。
ネットリンク入金を利用すると、インターネットバンキングから即座に証券口座に入金でき、振込手数料も無料です。リアルタイムで入金が反映されるため、投資のタイミングを逃しません。
松井証券では、独自の「松井証券ポイント」が貯まり、投資信託の保有額に応じてポイントが付与されます。貯まったポイントは、投資信託の購入や他のサービスに利用できます。
松井証券×提携銀行の組み合わせは、投資初心者や25歳以下の若年層に特におすすめです。手数料が無料になる条件が整っているため、少額から投資を始めたい方に向いています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)と三菱UFJ銀行の組み合わせは、メガバンクの安心感を重視する方におすすめです。三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、信頼性と安定性が高い点が魅力です。
三菱UFJeスマート証券の特徴
一日定額手数料:100万円以下無料
投資信託:約1,800本
三菱UFJポイントが貯まる
メガバンクの安心感
三菱UFJeスマート証券は、株式の売買手数料が一日定額手数料コースで100万円以下なら無料になります。投資信託の取扱本数は約1,800本で、NISA口座やiDeCoにも対応しています。
三菱UFJ銀行との連携では、「自動引落(口座振替)サービス」が利用でき、三菱UFJ銀行の口座から自動的に証券口座に入金できます。また、三菱UFJポイントが貯まり、投資信託の保有額に応じてポイントが付与されます。
三菱UFJeスマート証券と三菱UFJ銀行の連携サービスでは、自動引落(口座振替)サービスが利用できます。このサービスを設定すると、毎月指定した日に三菱UFJ銀行の口座から証券口座に自動的に入金されます。
積立投資を行う際に便利で、毎月決まった金額を自動的に入金して投資信託を購入する設定ができます。振込手数料も無料で、手間をかけずに継続的な投資ができます。
三菱UFJポイントは、投資信託の月間平均保有額に応じて付与され、貯まったポイントは投資信託の購入や他のサービスに利用できます。三菱UFJ銀行のサービスとも連携しており、ポイントを効率的に貯められます。
三菱UFJeスマート証券×三菱UFJ銀行の組み合わせは、メガバンクの安心感を重視する方や、すでに三菱UFJ銀行の口座を持っている方におすすめです。新たに銀行口座を開設する必要がなく、既存の口座と連携させるだけで利用できます。
銀行連携サービスの設定方法
証券会社と銀行を連携させるのは難しそうに感じるかもしれませんが、実際には3つのステップで簡単に設定できます。ここでは、具体的な設定方法を順を追って解説します。
初めての方でも迷わず設定できるよう、各ステップのポイントを詳しく説明します。
まず、証券口座と銀行口座の両方を開設する必要があります。すでにどちらか一方の口座を持っている場合は、もう一方の口座を開設しましょう。
証券口座の開設は、各証券会社の公式サイトから申し込みできます。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)とマイナンバーを準備し、オンラインで申し込みを行います。最短で翌営業日に口座開設が完了する証券会社もあります。
SBI証券と住信SBIネット銀行、楽天証券と楽天銀行のように、同時に申し込みができる組み合わせもあります。同時申し込みを利用すると、手続きが一度で済むため便利です。
銀行口座も同様に、各銀行の公式サイトから申し込みできます。本人確認書類を準備し、オンラインで申し込みを行います。ネット銀行の場合、数日で口座開設が完了することが多いです。
口座開設が完了したら、証券会社と銀行からそれぞれログイン情報が届きます。ログイン情報を使って、それぞれのマイページにアクセスできることを確認しましょう。
証券口座と銀行口座の両方が開設できたら、次は連携サービスに申し込みます。連携サービスの申し込みは、証券会社または銀行のマイページから行います。
SBI証券の場合、SBI証券のマイページにログインし、「SBIハイブリッド預金」の申し込みページから手続きを行います。住信SBIネット銀行の口座番号などを入力し、申し込みを完了させます。
楽天証券の場合、楽天証券のマイページにログインし、「マネーブリッジ」の申し込みページから手続きを行います。楽天銀行の口座情報を入力し、申し込みを完了させます。
連携サービスの申し込みは、通常数分で完了します。申し込み後、連携が有効になるまでに数日かかる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
連携サービスが有効になると、証券会社と銀行のマイページで連携状況を確認できます。連携が正しく設定されているか、必ず確認しておきましょう。
連携サービスの申し込みが完了したら、自動入出金の設定を行います。この設定により、証券口座での取引時に自動的に銀行口座から資金が移動するようになります。
SBI証券のSBIハイブリッド預金の場合、自動入出金は連携サービスの申し込みと同時に有効になります。特別な設定は不要で、証券口座での取引時に自動的に住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金から資金が引き落とされます。
楽天証券のマネーブリッジの場合も、自動入出金(スイープ機能)は連携サービスの申し込みと同時に有効になります。証券口座での取引時に自動的に楽天銀行の口座から資金が移動します。
自動入出金の設定が完了したら、実際に少額で取引を試してみることをおすすめします。株式や投資信託を少額購入してみて、銀行口座から自動的に資金が移動することを確認しましょう。
設定に不安がある場合は、証券会社や銀行のサポート窓口に問い合わせることもできます。電話やチャットでサポートを受けられるため、初めての方でも安心して設定できます。
投資を始めるときの流れ
証券口座と銀行口座を開設し、連携サービスの設定が完了したら、いよいよ投資を始められます。ここでは、口座開設後に行うべき具体的なステップを解説します。
初めての方でも迷わず投資を始められるよう、順を追って説明します。
証券口座を開設したら、まず初期設定を完了させましょう。初期設定には、出金先銀行口座の登録、配当金の受取方法の設定、特定口座の設定などが含まれます。
出金先銀行口座は、証券口座から資金を引き出す際に使う銀行口座です。連携している銀行口座を登録しておくと、資金の移動がスムーズになります。
配当金の受取方法は、「株式数比例配分方式」を選択するのがおすすめです。この方式を選ぶと、配当金が証券口座に自動的に入金され、NISA口座での配当金も非課税になります。
特定口座(源泉徴収あり)を選択すると、証券会社が自動的に税金を計算して納税してくれるため、確定申告が不要になります。初心者の方は、特定口座(源泉徴収あり)を選択しておくと安心です。
また、NISA口座を開設する場合は、NISA口座の申し込みも行いましょう。NISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社で開設するか慎重に選ぶことが大切です。
初期設定が完了したら、銀行口座から証券口座に入金します。連携サービスを利用している場合、自動入出金が有効になっているため、取引時に自動的に資金が移動しますが、最初に証券口座に資金を入れておくと安心です。
入金方法には、インターネットバンキングからの即時入金、銀行振込、ATMからの入金などがあります。インターネットバンキングからの即時入金が最も便利で、リアルタイムで入金が反映され、振込手数料も無料です。
SBI証券や楽天証券では、提携銀行からの即時入金サービスが利用でき、数分で入金が完了します。入金が完了すると、証券口座の残高に反映されます。
初めて入金する際は、少額(1万円~10万円程度)から始めることをおすすめします。投資に慣れてきたら、徐々に入金額を増やしていきましょう。
証券口座に入金が完了したら、いよいよ最初の投資商品を選んで購入します。初心者の方には、リスクが比較的低く、少額から始められる投資信託がおすすめです。
投資信託は、株式や債券などを組み合わせた金融商品で、専門家が運用を代行してくれます。1つの投資信託で複数の銘柄に分散投資できるため、リスクを抑えながら資産形成ができます。
NISA口座を開設している場合は、NISA口座で投資信託を購入することで、運用益が非課税になります。つみたて投資枠では、金融庁が選定した長期・積立・分散投資に適した投資信託が購入できます。
投資信託を選ぶ際は、信託報酬(運用コスト)が低いインデックスファンドを選ぶのがおすすめです。信託報酬が年0.1%~0.2%程度のファンドを選ぶことで、長期的なコストを抑えられます。
購入する際は、証券会社のマイページから投資信託を検索し、購入画面で金額を入力して注文します。最低購入金額は100円からの証券会社も多く、少額から気軽に始められます。
投資信託の購入に慣れてきたら、つみたて投資の設定をしましょう。つみたて投資は、毎月決まった金額を自動的に投資する方法で、長期的な資産形成に最適です。
つみたて投資のメリットは、ドルコスト平均法の効果が得られることです。毎月一定額を投資することで、価格が高いときには少なく、価格が低いときには多く購入できるため、平均購入単価を平準化できます。
証券会社のマイページから、つみたて投資の設定画面にアクセスし、投資信託を選択します。次に、毎月の積立金額と積立日を設定します。積立金額は、無理のない範囲で設定しましょう。月1万円~3万円程度から始める方が多いです。
NISA口座のつみたて投資枠を利用する場合は、年間120万円(月10万円)まで非課税で投資できます。成長投資枠と合わせると、年間360万円まで投資できるため、資金に余裕がある方は両方の枠を活用しましょう。
つみたて投資の設定が完了すると、毎月自動的に投資信託が購入されます。積立状況は、証券会社のマイページでいつでも確認できます。
証券会社と銀行口座で気をつけたい5つのこと
証券会社と銀行口座を利用する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。投資にはリスクが伴うため、事前にしっかりと理解しておくことが大切です。
ここでは、特に気をつけたい5つのポイントを解説します。
投資には元本割れのリスクがあります。株式や投資信託などの金融商品は、価格が変動するため、購入時よりも価格が下がることがあります。その場合、投資した金額を下回る可能性があります。
銀行預金とは異なり、投資商品には元本保証がありません。市場環境や経済状況によって価格が大きく変動することもあるため、投資する際はリスクを十分に理解しておく必要があります。
リスクを軽減するためには、分散投資が有効です。複数の銘柄や資産クラス(株式、債券、不動産など)に分散して投資することで、特定の銘柄や市場の下落による影響を抑えられます。
また、長期投資を心がけることも重要です。短期的には価格が変動しても、長期的には経済成長に伴って資産価値が上昇する可能性があります。焦らず、長期的な視点で投資を続けることが大切です。
投資には、手数料や税金がかかる場合があります。株式の売買手数料、投資信託の信託報酬、外国株式の為替手数料など、さまざまなコストが発生します。
手数料は証券会社によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。主要ネット証券では、株式の売買手数料が無料になっているケースも多いですが、一部の商品では手数料がかかることもあります。
投資で得た利益には、税金がかかります。株式の譲渡益や配当金には、20.315%(所得税15.315%、住民税5%)の税金が課されます。ただし、NISA口座で投資した場合は、運用益が非課税になります。
手数料や税金は、長期的には大きな金額になることもあるため、できるだけコストを抑えることが大切です。手数料の安い証券会社を選び、NISA口座を活用することで、効率的に資産形成ができます。
証券会社と銀行の連携サービスには、利用条件がある場合があります。金利優遇やポイント還元を受けるための条件を事前に確認しておきましょう。
たとえば、楽天証券と楽天銀行のマネーブリッジでは、普通預金金利が年0.1%に優遇されますが、一定の残高条件がある場合もあります。また、ポイント還元を受けるためには、特定の取引を行う必要がある場合もあります。
連携サービスの条件は、証券会社や銀行の公式サイトで確認できます。条件を満たしていない場合、優遇が受けられないこともあるため、事前にしっかりと確認しておきましょう。
また、連携サービスの内容は変更されることもあります。金利優遇の条件やポイント還元率が変更される場合もあるため、定期的に最新情報をチェックすることをおすすめします。
複数の証券口座や銀行口座を持つと、資産管理が煩雑になることがあります。それぞれの口座にログインして残高や取引履歴を確認する必要があるため、手間がかかります。
複数の口座を持つメリットもありますが、初心者の方はまず1つの証券会社と銀行の組み合わせから始めることをおすすめします。慣れてきたら、用途に応じて2社目、3社目の口座を開設するとよいでしょう。
複数の口座を持つ場合は、資産管理ツールを活用すると便利です。証券会社が提供する資産管理アプリや、家計簿アプリと連携させることで、複数の口座の残高をまとめて確認できます。
また、NISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社で開設するか慎重に選ぶことが大切です。NISA口座を変更する場合は、手続きが必要になるため、最初から自分に合った証券会社を選びましょう。
投資に関する詐欺や悪質な勧誘に注意が必要です。「必ず儲かる」「元本保証」などの甘い言葉で勧誘してくる業者は、詐欺の可能性が高いです。
金融庁に登録されていない業者からの勧誘は、絶対に応じないようにしましょう。証券会社や投資助言業者は、金融商品取引業者として金融庁に登録する必要があります。金融庁の公式サイトで、登録業者かどうか確認できます。
また、SNSやメールで届く投資情報にも注意が必要です。個別銘柄の推奨や、高額な情報商材の販売を行う業者は、詐欺の可能性があります。信頼できる情報源から情報を得るようにしましょう。
不審な勧誘を受けた場合は、金融庁の「金融サービス利用者相談室」や、消費者ホットライン(188)に相談することができます。少しでも怪しいと感じたら、すぐに相談しましょう。
証券口座と銀行口座は、必ずしも同じ会社グループである必要はありません。別々の会社の口座を組み合わせて使うこともできます。
ただし、同じ会社グループの証券会社と銀行を組み合わせると、連携サービスが利用できるため便利です。SBI証券と住信SBIネット銀行、楽天証券と楽天銀行のように、同じグループ内で連携させることで、自動入出金や金利優遇などのメリットが得られます。
すでに利用している銀行がある場合は、その銀行と連携できる証券会社を選ぶのも一つの方法です。マネックス証券や松井証券は、複数の銀行と提携しているため、既存の銀行口座と連携させることができます。
自分のライフスタイルや利用状況に合わせて、最適な組み合わせを選びましょう。
複数の証券口座を持つメリットはいくつかあります。まず、各証券会社の強みを活かして使い分けることができます。たとえば、国内株式はSBI証券で、米国株式はマネックス証券で取引するなど、用途に応じて使い分けられます。
また、IPO投資では、複数の証券口座を持つことで当選確率が上がります。IPOの抽選は証券会社ごとに行われるため、複数の証券会社から申し込むことで、当選のチャンスが増えます。
システム障害のリスクヘッジにもなります。万が一、利用している証券会社のシステムに障害が発生した場合でも、別の証券会社で取引ができるため、投資機会を逃しません。
ただし、複数の口座を持つと管理が煩雑になるため、初心者の方はまず1社から始めることをおすすめします。
NISA口座は、自分の投資スタイルに合った証券会社で開設するのがおすすめです。NISA口座は1人1口座しか開設できないため、慎重に選ぶことが大切です。
つみたて投資を中心に行いたい場合は、つみたて投資枠対象の投資信託が豊富な証券会社を選びましょう。SBI証券、楽天証券、マネックス証券は、つみたて投資枠対象の投資信託が200本以上と豊富です。
個別株式やETFにも投資したい場合は、成長投資枠の取扱銘柄が多い証券会社を選びましょう。主要ネット証券では、国内株式や米国株式など、幅広い銘柄が成長投資枠で購入できます。
ポイント還元を重視する場合は、楽天証券やSBI証券がおすすめです。クレジットカードでの積立投資を利用すると、ポイント還元が受けられます。
銀行でも投資信託を購入できますが、証券会社で購入する方がメリットが多い場合があります。最も大きな違いは、取扱商品の数です。証券会社では数千本の投資信託を取り扱っていますが、銀行では数百本程度のことが多いです。
また、証券会社では購入時手数料が無料(ノーロード)の投資信託が多く、コストを抑えて投資できます。銀行では、購入時手数料がかかる投資信託も多いため、コスト面で不利になることがあります。
NISA口座での投資も、証券会社の方が選択肢が豊富です。つみたて投資枠対象の投資信託や成長投資枠で購入できる銘柄が多いため、自分に合った商品を選びやすくなります。
ただし、銀行で投資信託を購入するメリットもあります。対面で相談しながら商品を選べるため、初心者の方には安心感があります。自分のニーズに合わせて、銀行と証券会社を使い分けるとよいでしょう。
証券会社が破綻した場合でも、預けた資産は保護される仕組みがあります。証券会社は、顧客の資産を自社の資産と分けて管理する「分別管理」が法律で義務付けられています。
分別管理により、証券会社が破綻しても、顧客の株式や投資信託は返還されます。ただし、返還手続きに時間がかかる場合があります。
また、証券会社は「日本投資者保護基金」に加入しており、万が一分別管理が適切に行われていなかった場合でも、1人あたり1,000万円まで補償されます。
主要なネット証券は、すべて日本投資者保護基金に加入しているため、安心して利用できます。証券会社を選ぶ際は、金融庁に登録されている業者かどうかを確認しましょう。
証券口座の種類によって、確定申告が必要かどうかが異なります。特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合は、証券会社が自動的に税金を計算して納税してくれるため、原則として確定申告は不要です。
一般口座や特定口座(源泉徴収なし)を選択している場合は、自分で確定申告を行う必要があります。年間の譲渡益や配当金を計算し、確定申告書を提出します。
NISA口座で投資した場合は、運用益が非課税になるため、確定申告は不要です。NISA口座を活用することで、税金の手続きを簡素化できます。
複数の証券口座で取引している場合や、損失が出た場合は、確定申告をすることで税金の還付を受けられることもあります。詳しくは、税理士や税務署に相談することをおすすめします。
証券会社と銀行口座を上手に組み合わせることで、効率的な資産形成ができます。証券口座は投資専用、銀行口座は日常のお金の管理に使うという役割を理解し、両方を連携させることで、自動入出金や金利優遇などのメリットが得られます。
証券会社を選ぶ際は、手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、銀行連携サービスの内容、NISA・iDeCoへの対応、アプリやツールの使いやすさなどを比較しましょう。自分の投資スタイルや目的に合った証券会社を選ぶことが、長期的な資産形成の成功につながります。
SBI証券×住信SBIネット銀行、楽天証券×楽天銀行など、総合力の高い組み合わせから始めるのがおすすめです。口座開設後は、初期設定を完了させ、少額から投資を始めて、徐々に慣れていきましょう。つみたて投資を活用することで、長期的に資産を増やしていくことができます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。投資判断はご自身の責任で行ってください。最終的な投資判断を行う前に、各証券会社の公式サイトで最新情報をご確認いただくことをおすすめします。
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