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三菱UFJ eスマート証券(旧auカブコム証券)の評判や手数料が気になっていませんか。
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営するネット証券で、格付投資情報センター(R&I)から主要ネット証券最上位のAA-格付を取得している信頼性の高い証券会社です。
Pontaポイントで投資できる独自のサービスや、1株から買えるプチ株、充実した手数料割引が特徴で、特に三菱UFJグループのサービスを利用している方にメリットが大きい証券会社と言えます。
この記事では、三菱UFJ eスマート証券の基本情報から手数料、Pontaポイント投資の活用法、実際の評判・口コミ、メリット・デメリットまで詳しく解説します。
口座開設の流れや開設後の使い方も具体的に紹介しているので、これから投資を始めたい方も安心して読み進められます。
目次
三菱UFJ eスマート証券(旧カブコム)とは?
三菱UFJ eスマート証券は、2024年に旧auカブコム証券から名称変更したネット証券会社です。三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、信頼性の高い金融サービスを提供しています。
約40万口座の顧客基盤を持ち、株式・投資信託・NISA・プチ株(単元未満株)など幅広い金融商品を取り扱っています。スマホアプリやPC向けの高機能取引ツール「kabuステーション」を提供し、初心者から上級者まで使いやすい環境が整っています。
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)に属する証券会社です。
MUFGは国内最大級の金融グループで、銀行・信託・証券などの総合金融サービスを展開しています。
大手金融グループのバックボーンがあるため、資産を預ける際の安心感が高く、システムの安定性やセキュリティ面でも信頼できる体制が整っています。
三菱UFJ eスマート証券は、格付投資情報センター(R&I)から「AA-(ダブルエーマイナス)」の格付を取得しています。これは主要ネット証券の中で最上位の評価です。
格付は企業の財務健全性や信用力を示す指標で、AA-は「債務履行の確実性が非常に高い」ことを意味します。
投資家にとって、預けた資産が安全に管理される証券会社を選ぶ際の重要な判断材料になります。
2024年、auカブコム証券は三菱UFJ eスマート証券に名称変更しました。名称は変わりましたが、基本的なサービス内容や手数料体系、取引ツールはそのまま継続されています。
変更の主な目的は、三菱UFJグループとしてのブランド統一とサービス連携の強化です。
既存のau PAYカードとの連携やPontaポイント投資などのサービスは引き続き利用できます。口座番号や保有資産もそのまま引き継がれるため、既存ユーザーは特別な手続きなく利用を続けられます。
三菱UFJ eスマート証券の5つの特徴
三菱UFJ eスマート証券には、他のネット証券と差別化できる独自の特徴があります。
ここでは主要な5つの特徴を詳しく解説します。これらの特徴を理解することで、自分に合った証券会社かどうかを判断できます。
三菱UFJ eスマート証券では、貯まったPontaポイントを使って投資信託や株式を購入できます。1ポイント=1円として利用でき、現金を使わずに投資を始められるのが大きなメリットです。
普段の買い物で貯めたポイントを投資に回すことで、実質的な投資のハードルが下がります。特に投資初心者にとって、「自分のお金を失うかもしれない」という心理的な抵抗を和らげる効果があります。
Pontaポイントは全国のコンビニやスーパー、ガソリンスタンドなど幅広い店舗で貯められるため、投資資金として活用しやすいのが特徴です。
三菱UFJ eスマート証券は、2024年から始まった新NISA制度に完全対応しています。つみたて投資枠と成長投資枠の両方が利用でき、年間最大360万円(つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円)の非課税投資が可能です。
つみたて投資枠では約250本の投資信託から選択でき、金融庁が定めた基準を満たした低コストの商品が揃っています。
成長投資枠では個別株やETF、REITなども投資対象となり、より幅広い投資戦略が実現できます。
通常、日本株の取引は100株単位(単元株)で行われますが、三菱UFJ eスマート証券の「プチ株」を利用すれば1株から購入できます。
例えば、1株5,000円の銘柄なら5,000円から投資を始められます。
少額投資ができることで、複数の銘柄に分散投資しやすくなり、リスクを抑えた資産運用が可能になります。また、高額な株式(例:1株10万円の銘柄)にも手が届きやすくなるため、投資の選択肢が大きく広がります。
プチ株は配当金も保有株数に応じて受け取れるため、本格的な株式投資と同じメリットを享受できます。
三菱UFJ eスマート証券には、取引手数料を割引する独自のサービスが複数用意されています。
「一日定額手数料コース」では、1日の約定代金合計が100万円以下なら現物取引・信用取引ともに手数料が無料になります。
さらに、三菱UFJグループのサービスを利用している場合、追加の割引が適用されます。例えば、三菱UFJ銀行の口座を持っている、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座がある、といった条件で手数料がさらに優遇されます。
グループのサービスをまとめて利用することで、トータルのコストを大幅に削減できます。
三菱UFJ eスマート証券が提供する「kabuステーション」は、PC向けの高機能取引ツールです。
リアルタイムの株価情報、豊富なチャート分析機能、ニュース配信、複数銘柄の同時監視など、本格的な投資に必要な機能が揃っています。
画面レイアウトを自由にカスタマイズでき、自分の投資スタイルに合わせた使い方ができます。
初心者向けのシンプルモードから、上級者向けの多画面表示まで対応しているため、経験を積みながら長く使い続けられるツールです。スマホアプリとの併用で、外出先でもスムーズに取引できます。
手数料はいくら?
証券会社を選ぶ際、手数料は重要な判断材料です。
三菱UFJ eスマート証券の手数料体系と、他社との比較を詳しく見ていきましょう。手数料を抑えることで、投資の利益を最大化できます。
三菱UFJ eスマート証券の現物取引手数料には、「ワンショット手数料コース」と「一日定額手数料コース」の2つのプランがあります。
ワンショット手数料コースは、1回の取引ごとに手数料が発生する仕組みで、約定金額に応じて55円~4,059円(税込)の手数料がかかります。
一方、一日定額手数料コースでは、1日の約定代金合計が100万円以下なら手数料が無料になります。100万円を超える場合は、超過分に対して段階的に手数料が加算されます。
少額取引を頻繁に行う方や、1日の取引額が100万円以下の方には一日定額手数料コースがお得です。逆に、1回の取引額が大きく、取引頻度が少ない方はワンショット手数料コースが向いています。
信用取引の手数料も、現物取引と同様に「ワンショット手数料コース」と「一日定額手数料コース」から選択できます。
ワンショット手数料コースでは、約定金額に応じて無料~385円(税込)の手数料が設定されています。
一日定額手数料コースでは、1日の約定代金合計が100万円以下なら信用取引も無料です。
信用取引では手数料の他に、金利(買方金利)や貸株料(売方貸株料)が発生する点に注意が必要です。三菱UFJ eスマート証券の買方金利は年率2.99%、売方貸株料は年率1.15%となっています。
プチ株の手数料は、約定金額に対して0.55%(税込・最低手数料52円)が設定されています。
例えば、1万円分のプチ株を購入する場合、手数料は55円です。
他社の単元未満株サービスと比較すると、SBI証券の「S株」やマネックス証券の「ワン株」も同様の手数料体系を採用しています。
プチ株は少額から投資できる便利なサービスですが、手数料率が現物取引より高めに設定されているため、取引額が小さいと手数料の負担が相対的に大きくなる点に注意しましょう。
三菱UFJ eスマート証券では、三菱UFJグループのサービスを利用している顧客向けに、独自の手数料割引制度があります。
三菱UFJ銀行の口座を保有している場合や、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の口座がある場合、手数料が一部割引されます。
また、三菱UFJダイレクトのインターネットバンキングを利用していると、証券口座への入出金が即時反映される「即時入金サービス」を手数料無料で利用できます。
グループ内でのサービス連携により、資金移動がスムーズになり、投資機会を逃さずに取引できるメリットがあります。
Pontaポイント投資の使い方
三菱UFJ eスマート証券の大きな魅力の一つが、Pontaポイントを使った投資です。
ここでは、ポイント投資の具体的な始め方と、お得に活用するコツを解説します。ポイント投資を上手に活用すれば、現金を使わずに資産形成を始められます。
Pontaポイント投資を始めるには、まず三菱UFJ eスマート証券の口座を開設し、Ponta会員IDと連携する必要があります。
連携手続きは、証券口座のマイページから「ポイント連携」メニューを選び、Ponta会員IDとパスワードを入力するだけで完了します。
連携後は、投資信託や株式を購入する際に「ポイントを使う」を選択すれば、保有しているPontaポイントが自動的に充当されます。
1ポイント=1円として利用でき、ポイントと現金を組み合わせて購入することも可能です。例えば、1万円の投資信託を購入する際に、5,000ポイント+現金5,000円という使い方ができます。
三菱UFJ eスマート証券では、au PAYカードを使った投資信託の積立購入(クレカ積立)ができます。
毎月の積立額をクレジットカードで決済することで、カード利用分のPontaポイントが貯まる仕組みです。
au PAYカードの通常還元率は1.0%なので、毎月5万円を積立投資すると、年間で6,000ポイント(500ポイント×12ヶ月)が貯まります。
このポイントをさらに投資に回すことで、複利効果を高めることができます。クレカ積立は自動的に引き落とされるため、投資を習慣化しやすく、長期的な資産形成に適しています。
Pontaポイントの還元率を最大化するには、いくつかのポイントがあります。
まず、au PAYカードでのクレカ積立を活用することで、毎月確実にポイントが貯まります。次に、Pontaポイントが貯まる店舗(ローソン、ガソリンスタンド、飲食店など)を積極的に利用しましょう。
さらに、三菱UFJ eスマート証券では、投資信託の保有額に応じて「三菱UFJポイント」が貯まるプログラムもあります。
このポイントはPontaポイントに交換できるため、投資を続けるだけでポイントが増え、それをまた投資に回すという好循環が生まれます。ポイント投資は現金を使わないため、投資のハードルが下がり、初心者でも気軽に始められるのが大きなメリットです。
実際の評判・口コミ
三菱UFJ eスマート証券を実際に利用している人の評判や口コミを見ていきましょう。
良い点だけでなく、悪い点も含めて公平に紹介します。実際の利用者の声は、証券会社選びの重要な参考情報になります。
利用者からの良い評判として多く挙げられるのは、「三菱UFJグループの安心感」です。
大手金融グループが運営しているため、資産を預ける際の信頼性が高いという声が目立ちます。特に投資初心者は、証券会社の倒産リスクを心配する傾向があり、グループの信頼性が決め手になったという意見が多く見られます。
次に評価されているのが「Pontaポイント投資」です。普段の買い物で貯めたポイントを投資に使えるため、現金を使わずに投資体験ができる点が好評です。
「ポイントだから損しても気にならない」「投資を始めるきっかけになった」という声が多く、投資のハードルを下げる効果があることが分かります。
また、「kabuステーションの使いやすさ」も高く評価されています。リアルタイムの情報が豊富で、チャート分析機能が充実しているため、本格的に株式投資をしたい人にとって魅力的なツールです。
一方で、悪い評判も存在します。最も多いのが「手数料が他社より高め」という指摘です。
特に、SBI証券や楽天証券と比較すると、一部の取引で手数料が割高に感じられるという声があります。
ただし、一日定額手数料コースで100万円以下なら無料になるため、取引スタイルによっては問題にならないケースもあります。
次に「取扱商品が少ない」という意見も見られます。投資信託の本数は約1,800本で、SBI証券(約2,600本)や楽天証券(約2,550本)と比べるとやや少なめです。
特に、海外ETFや外国株の取扱銘柄数が限られているため、グローバル投資を重視する人には物足りないかもしれません。
また、「三菱UFJグループのサービスを使っていないとメリットが薄い」という声もあります。
Pontaポイント投資やグループ内の割引サービスは魅力的ですが、これらの恩恵を受けられない人にとっては、他社と比べた優位性が感じにくいという意見です。
他の証券会社から三菱UFJ eスマート証券に乗り換えた人の理由として多いのは、「三菱UFJ銀行との連携のしやすさ」です。
既に三菱UFJ銀行の口座を持っている人は、資金移動が即時反映される点や、グループ内でのポイント連携が便利だと感じています。
また、「kabuステーションの高機能性」も乗り換えの理由として挙げられます。他社のツールでは物足りなくなった中級者以上の投資家が、より本格的な分析ツールを求めて移ってくるケースが見られます。
さらに、「IPO抽選の公平性」も評価されています。
三菱UFJ eスマート証券のIPO抽選は完全平等抽選を採用しており、資産額や取引実績に関係なく当選のチャンスがある点が魅力です。他社では資産額が多い顧客が優遇される仕組みもあるため、公平性を重視する人に選ばれています。
メリット・デメリットを正直に比較
三菱UFJ eスマート証券のメリットとデメリットを整理し、どんな人に向いているかを明確にします。
正直な評価を知ることで、自分に合った証券会社かどうかを判断できます。投資判断において、良い面だけでなく注意点も理解することが重要です。
三菱UFJ eスマート証券の5つのメリット
1. 三菱UFJグループの信頼性
2. Pontaポイントで投資できる
3. プチ株で少額投資が可能
4. 一日定額手数料コースで100万円以下は無料
5. kabuステーションの高機能性
1. 三菱UFJグループの信頼性
大手金融グループが運営しており、格付AA-を取得しているため、資産を預ける際の安心感があります。証券会社の倒産リスクを心配する初心者にとって、大きな安心材料です。
2. Pontaポイントで投資できる
普段の買い物で貯めたPontaポイントを投資に使えるため、現金を使わずに投資体験ができます。投資初心者が気軽に始められる仕組みが整っています。
3. プチ株で少額投資が可能
1株から株式を購入できるため、数千円から投資を始められます。複数の銘柄に分散投資しやすく、リスクを抑えた運用ができます。
4. 一日定額手数料コースで100万円以下は無料
1日の約定代金が100万円以下なら、現物取引・信用取引ともに手数料が無料になります。少額投資を頻繁に行う人にとってコストメリットがあります。
5. kabuステーションの高機能性
リアルタイム情報、豊富なチャート分析、ニュース配信など、本格的な投資に必要な機能が揃っています。初心者から上級者まで長く使えるツールです。
1. 取扱商品が主要ネット証券より少ない
投資信託は約1,800本で、SBI証券や楽天証券と比べるとやや少なめです。特に海外ETFや外国株の選択肢が限られているため、グローバル投資を重視する人には物足りないかもしれません。
2. 三菱UFJグループのサービスを使っていないとメリットが薄い
Pontaポイント投資やグループ内の割引は魅力的ですが、これらの恩恵を受けられない人にとっては、他社と比べた優位性が感じにくい場合があります。
3. ワンショット手数料コースは他社より高め
1回ごとの取引手数料は、SBI証券や楽天証券と比べるとやや高めに設定されています。ただし、一日定額手数料コースを選べば100万円以下は無料になるため、取引スタイルによっては問題になりません。
三菱UFJグループのサービスを利用していない人でも、三菱UFJ eスマート証券にはメリットがあります。
例えば、Pontaポイント投資は三菱UFJ銀行の口座がなくても利用できます。Pontaポイントは全国の多くの店舗で貯められるため、グループ外のユーザーでも活用しやすいです。
また、kabuステーションの高機能性やIPO抽選の公平性は、どのユーザーにも共通のメリットです。
特に、本格的な株式投資をしたい人や、IPO投資に興味がある人にとっては、グループ利用の有無に関係なく魅力的な証券会社と言えます。
どんな人におすすめ?
三菱UFJ eスマート証券が向いている人と向いていない人を明確にします。
自分の投資スタイルや目的に合っているかを確認しましょう。証券会社選びは、自分の投資スタイルとの相性が最も重要です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJ eスマート証券を他の証券会社と併用することで、それぞれの強みを活かした投資ができます。
例えば、SBI証券やマネックス証券で海外ETFや米国株を取引し、三菱UFJ eスマート証券では国内株やIPO投資を行うという使い分けが可能です。
また、NISA口座は1つの証券会社でしか開設できませんが、特定口座は複数の証券会社で持つことができます。
NISA口座は手数料無料の証券会社で開設し、特定口座では三菱UFJ eスマート証券のkabuステーションを活用するといった戦略も考えられます。複数の証券会社を使い分けることで、投資の幅が広がり、リスク分散にもつながります。
口座開設の流れ
三菱UFJ eスマート証券の口座開設は、オンラインで完結します。
ここでは、必要書類と具体的な手順を解説します。事前に必要書類を準備しておけば、スムーズに手続きを進められます。
スマホで撮影してアップロードするため、事前に準備しておきましょう。
マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認が同時にできるため、手続きが簡単です。
口座開設後の使い方
口座開設が完了したら、実際に投資を始めましょう。
ここでは、初心者向けに具体的な運用開始手順を解説します。初めての投資は、少額から始めて慣れていくことが大切です。
投資初心者が最初に買うべき商品は、リスクが比較的低く、分散投資ができる投資信託がおすすめです。
特に、インデックスファンド(株価指数に連動する投資信託)は、手数料が低く、長期的に安定したリターンが期待できます。
具体的には、「全世界株式インデックスファンド」や「米国株式インデックスファンド」が初心者に適しています。これらは1つの商品で世界中または米国の多数の企業に分散投資できるため、個別株のように特定の企業が倒産するリスクを大幅に軽減できます。
三菱UFJ eスマート証券では、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などの低コストファンドが人気です。
最初は月3,000円~5,000円程度の少額から積立投資を始め、慣れてきたら金額を増やすのが良いでしょう。
NISA口座を開設した場合、まずはつみたて投資枠を活用しましょう。
つみたて投資枠では、金融庁が認めた低コストの投資信託から選べるため、初心者でも安心です。
マイページの「投資信託」メニューから「つみたて投資枠」を選び、積立したいファンドを検索します。積立金額(月100円から設定可能)と積立日を設定すれば、自動的に毎月購入されます。
積立投資は、価格が高い時には少なく、安い時には多く購入する「ドルコスト平均法」の効果があり、長期的にリスクを抑える効果があります。
成長投資枠は、個別株やETFも購入できますが、投資に慣れてから活用するのがおすすめです。最初はつみたて投資枠で投資信託の積立を始め、投資の仕組みを理解してから成長投資枠を使うと良いでしょう。
プチ株を使えば、1株から日本株を購入できます。
例えば、1株3,000円の銘柄なら3,000円から投資を始められるため、複数の銘柄に分散投資しやすくなります。
プチ株の購入手順は以下の通りです。マイページの「株式」メニューから「プチ株」を選び、購入したい銘柄を検索します。銘柄コードまたは企業名で検索でき、株価や企業情報を確認できます。購入株数を入力し、注文を確定すれば完了です。
プチ株は通常の株式取引と異なり、リアルタイムでの売買ではなく、1日3回の約定タイミング(前場始値、後場始値、後場終値)で取引されます。そのため、注文時の価格と実際の約定価格が異なる場合がある点に注意しましょう。
初心者は、配当利回りが高く、業績が安定している大型株から始めるのがおすすめです。
三菱UFJ eスマート証券に関するよくある質問に回答します。疑問を解消してから口座開設を検討しましょう。
プチ株の手数料は約定金額の0.55%(最低手数料52円)なので、手数料負けしないためには、ある程度まとまった金額で投資することが重要です。
例えば、1万円の投資で手数料は55円(0.55%)ですが、5,000円の投資でも最低手数料52円がかかるため、実質的な手数料率は約1%になります。
一般的に、手数料率を1%以下に抑えるためには、1回の投資額を1万円以上にするのが望ましいです。ただし、投資信託の場合は購入時手数料が無料(ノーロード)のファンドが多いため、少額でも手数料負けの心配はありません。
NISA口座は年単位で金融機関を変更できます。
例えば、2024年にA証券でNISA口座を開設していた場合、2025年からB証券に変更することが可能です。ただし、年の途中での変更はできません。
変更手続きは、現在のNISA口座がある証券会社に「金融商品取引業者等変更届出書」を請求し、提出します。その後、変更先の証券会社に「NISA口座開設届出書」を提出すれば完了です。
既にNISA口座で購入した商品は、変更前の証券会社でそのまま非課税で保有し続けられます。
NISA口座で取引している場合、利益が非課税のため確定申告は不要です。
また、特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合も、証券会社が自動的に税金を徴収・納付するため、原則として確定申告は不要です。
ただし、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座で取引している場合は、年間の利益が20万円を超えると確定申告が必要になります。
また、複数の証券会社で取引していて損益を通算したい場合や、損失を翌年以降に繰り越したい場合も確定申告が必要です。
証券会社が倒産した場合でも、顧客の資産は保護されます。
証券会社は法律により、顧客の資産を自社の資産と分けて管理する「分別管理」が義務付けられています。そのため、証券会社が倒産しても、顧客の株式や投資信託は原則として全額返還されます。
万が一、分別管理が適切に行われていなかった場合でも、日本投資者保護基金により1人あたり1,000万円まで補償される仕組みがあります。三菱UFJ eスマート証券は格付AA-を取得しており、財務健全性が高いため、倒産リスクは極めて低いと言えます。
複数の証券口座を持つことで、それぞれの証券会社の強みを活かした投資ができます。
例えば、SBI証券で海外ETFを購入し、三菱UFJ eスマート証券では国内株やIPO投資を行うという使い分けが可能です。
また、システム障害や通信トラブルが発生した際のリスク分散にもなります。1つの証券会社でトラブルが起きても、別の証券会社で取引を続けられるため、投資機会を逃さずに済みます。
さらに、各社のキャンペーンやポイントプログラムを活用することで、お得に投資できる場合もあります。ただし、口座管理が煩雑になるため、自分が管理できる範囲内で口座数を決めることが重要です。
三菱UFJ eスマート証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループが運営する信頼性の高いネット証券です。
格付AA-を取得しており、大手金融グループのバックボーンがあるため、資産を預ける際の安心感があります。
Pontaポイント投資、プチ株、手数料割引、kabuステーションなど、独自のサービスが充実しており、特に三菱UFJグループのサービスを利用している方や、Pontaポイントを貯めている方にとってメリットが大きい証券会社です。
一日定額手数料コースを選べば、100万円以下の取引は手数料無料になるため、少額投資を頻繁に行う方にも向いています。
一方で、取扱商品が主要ネット証券より少ない点や、グループ外のユーザーにはメリットが薄く感じられる可能性がある点には注意が必要です。
自分の投資スタイルや目的に合わせて、他の証券会社と比較検討することをおすすめします。
口座開設はオンラインで完結し、3~5営業日で取引を始められます。初心者の方は、まずNISA口座でのつみたて投資や、プチ株での少額投資から始めてみましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは三菱UFJ eスマート証券の公式サイトでご確認ください。
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