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「投資を始めたいけれど、どの日本株を選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。
2025年の日本株市場は、円安環境や金利上昇といった変化の中で、初心者にとって銘柄選びが難しくなっています。
しかし、適切な知識と選び方を身につければ、初心者でも安心して投資を始められます。
この記事では、高配当株・成長株・バリュー株など、タイプ別におすすめの日本株15銘柄を紹介します。
さらに、投資指標の見方や証券会社の選び方、実際の始め方まで、初心者が知っておくべき情報を網羅的に解説します。
目次
日本株とは
日本株とは、日本の証券取引所に上場している企業の株式のことです。
東京証券取引所(東証)を中心に、約3,900社が上場しており、投資家は証券会社を通じてこれらの株式を売買できます。株式投資は、企業の成長とともに資産を増やす手段として、多くの個人投資家に活用されています。
日本株の取引は、証券取引所を通じて行われます。
投資家が証券会社に注文を出すと、証券会社が取引所で売買を執行する仕組みです。取引時間は平日の午前9時から11時30分(前場)と、午後12時30分から15時(後場)の2つの時間帯に分かれています。
株式は通常、100株を1単元として売買されます。
例えば、株価が1,000円の銘柄を購入する場合、最低10万円(1,000円×100株)の資金が必要です。ただし、最近では1株から購入できる「単元未満株取引」を提供する証券会社も増えており、少額から投資を始められる環境が整っています。
株式投資で利益を得る方法は、主に以下の3つです。
これらの方法を組み合わせることで、株式投資の魅力を最大限に活用できます。
初心者におすすめの日本株15銘柄
ここでは、初心者が投資しやすい日本株を、高配当株・成長株・バリュー株・株主優待株の4つのタイプに分けて紹介します。
それぞれの特徴を理解し、自分の投資目的に合った銘柄を選びましょう。
高配当株は、配当利回りが高く、安定した配当収入を期待できる銘柄です。
配当利回り3%以上を目安に、財務が健全で継続的に配当を出している企業を選ぶことがおすすめです。
| 銘柄名(コード) | 業種 | 配当利回り目安 | 特徴 |
| 三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306) | 銀行 | 3.5%前後 | 国内最大級のメガバンク。金利上昇局面で収益改善が期待される |
| NTT(9432) | 通信 | 3.0%前後 | 安定した事業基盤を持つ通信大手。長期保有に適している |
| 日本郵船(9101) | 海運 | 4.0%前後 | 海運大手。累進配当方針を掲げ、株主還元に積極的 |
| 三井住友フィナンシャルグループ(8316) | 銀行 | 3.5%前後 | メガバンクの一角。自社株買いも実施し株主還元を強化 |
| 日本製鉄(5401) | 鉄鋼 | 4.5%前後 | 鉄鋼最大手。PBR1倍割れで割安感がある |
高配当株は、配当収入を目的とした長期投資に適しています。ただし、配当利回りだけでなく、企業の業績や財務状況も確認することが大切です。
成長株は、業績の拡大が期待でき、株価の値上がりによる利益を狙える銘柄です。
AI・半導体・デジタル化などの成長分野に注目が集まっています。
| 銘柄名(コード) | 業種 | 成長分野 | 特徴 |
| 東京エレクトロン(8035) | 半導体製造装置 | 半導体 | 半導体製造装置の世界的メーカー。AI需要で成長期待 |
| ソニーグループ(6758) | 電気機器 | エンタメ・半導体 | ゲーム・音楽・映画など多角的に事業展開 |
| キーエンス(6861) | 電気機器 | FA(工場自動化) | 高収益企業として知られる。ROEが高く経営効率が良い |
| リクルートホールディングス(6098) | サービス | 人材・デジタル | 人材サービス大手。海外展開も積極的 |
| 村田製作所(6981) | 電子部品 | AI・データセンター | 電子部品大手。AIサーバー関連で業績拡大期待 |
成長株は株価の変動が大きい傾向がありますが、長期的な成長を期待できる点が魅力です。
バリュー株は、企業の実力に対して株価が割安に放置されている銘柄です。
PERやPBRが低く、将来的な株価上昇の余地がある企業を選びます。
| 銘柄名(コード) | 業種 | PBR目安 | 特徴 |
| トヨタ自動車(7203) | 輸送用機器 | 1.0倍前後 | 世界最大級の自動車メーカー。電動化に注力 |
| 三菱商事(8058) | 卸売業 | 1.2倍前後 | 総合商社大手。資源価格上昇で業績好調 |
| みずほフィナンシャルグループ(8411) | 銀行 | 0.6倍前後 | メガバンクの一角。PBR1倍割れで割安感 |
| 三菱ケミカルグループ(4188) | 化学 | 0.8倍前後 | 総合化学大手。構造改革で収益性改善を目指す |
| ゆうちょ銀行(7182) | 銀行 | 0.7倍前後 | 国内最大の預金残高。金利上昇で収益改善期待 |
バリュー株は、市場が企業の真の価値を再評価することで株価上昇が期待できます。財務の健全性を確認することがおすすめです。
株主優待株は、企業が株主に対して自社製品やサービスを提供する銘柄です。
配当金に加えて優待も受け取れるため、実質的な利回りが高くなります。
| 銘柄名(コード) | 業種 | 優待内容 | 最低投資額目安 |
| イオン(8267) | 小売業 | 買い物割引カード | 約30万円 |
| オリックス(8591) | その他金融業 | カタログギフト | 約25万円 |
| すかいらーくホールディングス(3197) | 小売業 | 食事券 | 約20万円 |
| 日本航空(9201) | 空運業 | 国内線割引券 | 約30万円 |
| 吉野家ホールディングス(9861) | 小売業 | 食事券 | 約25万円 |
株主優待株は、日常生活で使える優待が魅力です。ただし、優待目当てだけでなく、企業の業績も確認して選びましょう。
日本株を選ぶ際は、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、以下の7つのポイントを確認しましょう。
初心者は、日常生活で利用している企業や、よく知っている企業から選ぶのがおすすめです。
トヨタ自動車やソニー、イオンなど、身近な企業であれば、事業内容や製品・サービスを理解しやすく、投資判断がしやすくなります。
企業の財務状況を確認することは重要です。
自己資本比率が40%以上あれば、財務が安定していると判断できます。負債が多すぎる企業は、業績悪化時に経営が不安定になるリスクがあります。
配当収入を重視する場合は、配当利回り3%以上を目安に選びましょう。
ただし、配当利回りが極端に高い場合は、株価が大きく下落している可能性もあるため、業績も併せて確認することが大切です。
企業の売上高や営業利益が継続的に成長しているかを確認しましょう。
過去3年間の業績推移を見ることで、企業の成長力を判断できます。成長が期待できる企業は、将来的な株価上昇の可能性が高まります。
PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)を使って、株価が割安かどうかを判断しましょう。
一般的に、PERは15倍以下、PBRは1倍以下であれば割安とされます。ただし、業種によって平均値が異なるため、同業他社と比較することがおすすめです。
初心者は、少額から始められる銘柄を選ぶことでリスクを抑えられます。
単元未満株取引を利用すれば、1株から購入できるため、数千円から投資を始められます。
1つの銘柄に集中投資するのではなく、複数の銘柄や業種に分散投資することでリスクを軽減できます。
例えば、高配当株・成長株・バリュー株をバランスよく組み合わせることで、安定したポートフォリオを構築できます。
投資指標の見方
株式投資では、PER・PBR・ROEという3つの投資指標を理解することが重要です。
これらの指標を使うことで、株価の割安度や企業の収益性を客観的に判断できます。
PERは「Price Earnings Ratio」の略で、株価が1株あたりの純利益の何倍になっているかを示す指標です。
計算式は「PER = 株価 ÷ 1株あたりの純利益」です。
PERが低いほど、企業の利益に対して株価が割安と判断されます。
一般的に、PERは15倍程度が目安とされており、これを下回る場合は割安、上回る場合は割高と考えられます。ただし、成長が期待される企業はPERが高くなる傾向があるため、業種や企業の成長性も考慮する必要があります。
PBRは「Price Book-value Ratio」の略で、株価が1株あたりの純資産の何倍になっているかを示す指標です。
計算式は「PBR = 株価 ÷ 1株あたりの純資産」です。
PBRが1倍を下回る場合、企業の純資産よりも株価が低いことを意味し、割安と判断されます。
ただし、PBRが1倍を下回る状態が長く続いている場合は、市場がその企業の成長性を評価していない可能性もあるため、他の指標と併せて確認することがおすすめです。
ROEは「Return On Equity」の略で、企業が自己資本をどれだけ効率的に活用して利益を生み出しているかを示す指標です。
計算式は「ROE(%)= 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100」です。
| 指標 | 計算式 | 目安 | 何を示すか |
| PER | 株価 ÷ 1株あたり純利益 | 15倍程度 | 株価の割安度(利益基準) |
| PBR | 株価 ÷ 1株あたり純資産 | 1倍程度 | 株価の割安度(資産基準) |
| ROE | 純利益 ÷ 自己資本 × 100 | 10%以上 | 経営の効率性 |
ROEが10%を上回る企業は、自己資本を効率よく活用して利益を生み出していると評価されます。
ROEが高い企業は、経営効率が良く、株主にとって魅力的な投資先と言えます。
2025年の日本株投資戦略
2025年の日本株投資では、円安環境や金利上昇といった経済環境の変化を踏まえた戦略がおすすめです。
ここでは、最新の市場動向に基づいた投資戦略を解説します。
2025年は円安基調が続く見通しです。
円安は輸出企業にとって追い風となり、海外での売上が円換算で増加するため、業績改善が期待できます。自動車メーカー(トヨタ自動車、ホンダ)や電機メーカー(ソニーグループ、パナソニック)など、輸出比率の高い企業に注目が集まっています。
円安が進むと、海外で稼いだドルやユーロを円に換算した際の金額が増えるため、輸出企業の利益が増加します。
円安は輸入コストの上昇も招くため、原材料を海外に依存している企業には注意が必要です。
日銀の金融政策正常化により、金利が上昇する局面では、銀行や保険会社などの金融株が恩恵を受けます。
金利が上昇すると、銀行は貸出金利と預金金利の差(利ざや)が拡大し、収益が改善します。
三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループなどのメガバンクは、金利上昇局面で注目される銘柄です。
また、生命保険会社(第一生命ホールディングス)も、運用利回りの改善が期待できます。
インフレが続く環境では、現金の価値が目減りするため、株式投資は資産を守る手段として有効です。
企業は物価上昇に応じて製品価格を引き上げることができるため、インフレ環境下でも利益を維持しやすい特徴があります。
インフレ対策として株式投資を行う場合は、価格転嫁力のある企業や、実物資産を持つ企業を選ぶことがポイントです。
業種別・テーマ別の投資戦略
日本株投資では、特定の業種やテーマに注目することで、成長機会を捉えやすくなります。
ここでは、2025年に注目される業種とテーマを紹介します。
AI(人工知能)の普及により、半導体やデータセンター関連の需要が急拡大しています。
東京エレクトロン(半導体製造装置)、SCREENホールディングス(ウエハ洗浄装置)、SUMCO(シリコンウエハ)など、半導体製造に必要な装置や材料を提供する企業が注目されています。
また、AIサーバー向けの電子部品を製造する村田製作所や、データセンターの電力需要増加で恩恵を受ける電力会社(九州電力)も投資対象として検討できます。
日本政府は防衛費をGDPの2%に引き上げる方針を示しており、2027年度までの5年間で43兆円を投入する計画です。
この政策により、防衛関連企業の業績拡大が期待されています。
三菱重工業、川崎重工業、IHI、日本製鋼所などが防衛関連の主要銘柄です。
これらの企業は、防衛装備品の製造に加え、航空機やエネルギー分野でも事業を展開しており、長期的な成長が見込まれます。
ヘルスケアセクターは、景気変動の影響を受けにくく、安定した需要が見込まれる分野です。
高齢化が進む日本では、医薬品や医療機器の需要が継続的に増加しています。
武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共などの大手製薬会社は、新薬開発や海外展開により成長を目指しています。
また、医療機器メーカー(テルモ、オリンパス)も、技術力を背景に安定した業績を維持しています。
電力、ガス、鉄道などのインフラ企業は、安定した収益基盤を持ち、長期投資に適しています。
これらの企業は、生活に欠かせないサービスを提供しているため、景気変動の影響を受けにくい特徴があります。
| 業種・テーマ | 主要銘柄例 | 投資のポイント |
| AI・半導体 | 東京エレクトロン、村田製作所 | AI需要拡大で成長期待 |
| 防衛 | 三菱重工業、川崎重工業 | 防衛費増額で業績拡大 |
| ヘルスケア | 武田薬品工業、テルモ | 高齢化で安定需要 |
| インフラ | 東京電力HD、JR東日本 | 生活必需サービスで安定 |
業種やテーマを分散させることで、特定のリスクを軽減し、安定したポートフォリオを構築できます。
日本株投資におすすめの証券会社5社
日本株投資を始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、初心者におすすめの証券会社5社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級のネット証券で、約1,500万口座を誇ります。
取扱銘柄数が豊富で、投資信託は約2,600本、米国株は約5,000銘柄を取り扱っています。
SBI証券の特徴
現物取引・信用取引の手数料は原則無料(一部ETF/REIT信用取引は有料)
Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントなど、複数のポイントサービスに対応
単元未満株取引「S株」で約3,500銘柄を1株から購入可能
NISA口座にも対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天グループのネット証券で、約1,200万口座を保有しています。
楽天ポイントを使って投資信託や国内株式を購入できる点が大きな特徴です。
楽天証券の特徴
現物取引の手数料は原則無料
取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は高機能で使いやすい
単元未満株取引「かぶミニ®」で約2,100銘柄を1株から購入可能
楽天カードでのクレカ積立でポイント還元

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富で、米国株投資に力を入れているネット証券です。
国内株式の現物取引手数料は55円~1,070円(税込)、信用取引は99円~385円(税込)です。
マネックス証券の特徴
投資信託は約1,800本、単元未満株取引「ワン株」で約1,500銘柄を1株から購入可能
マネックスポイントやdポイントが貯まり、ポイント投資にも対応
取引ツール「マネックストレーダー」をはじめ、17種類のPC向けツールと15種類のモバイルアプリを提供

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の投資家に対して、現物取引・信用取引の手数料を無料にしている点が特徴です。
また、1日の約定代金が50万円までであれば、年齢を問わず手数料無料で取引できます。
松井証券の特徴
投資信託は約1,900本、米国株は約4,900銘柄を取り扱い
NISA口座対応、つみたて投資枠では約250本の投資信託から選択可能
サポート体制が充実、電話やチャットでの問い合わせに対応

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本) |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の証券会社で、大手ならではの安心感があります。
約1,800万口座を保有しており、対面サービスとオンラインサービスの両方を提供しています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴
投資信託は約750本、米国株は約650銘柄を取り扱い
IPO(新規公開株)の取扱実績が豊富、2024年は年間21銘柄を取り扱い、主幹事実績も9社
Pontaポイントが貯まり、投資信託の購入にポイントを利用可能
日本株投資を始めるには、証券会社で口座を開設し、実際に株式を購入する必要があります。
ここでは、口座開設から取引までの流れを5つのステップで解説します。
まず、自分に合った証券会社を選びましょう。
手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、使いやすさ、サポート体制などを比較して決定します。初心者には、手数料が安く、取扱商品が豊富なネット証券がおすすめです。
NISA口座を利用したい場合は、NISA対応の証券会社を選ぶ必要があります。また、ポイント投資を活用したい場合は、自分が利用しているポイントサービスに対応している証券会社を選びましょう。
証券会社の公式サイトから、口座開設の申し込みを行います。
オンラインで手続きが完結する証券会社が多く、最短で翌営業日に口座開設が完了します。
口座開設時には、氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。
また、特定口座(源泉徴収あり・なし)または一般口座を選択します。初心者には、確定申告が不要な「特定口座(源泉徴収あり)」がおすすめです。
口座開設には、本人確認書類とマイナンバーの提出が必要です。
本人確認書類としては、運転免許証、健康保険証、パスポートなどが利用できます。マイナンバーカードがあれば、1枚で本人確認とマイナンバー登録が完了します。
書類の提出方法は、スマートフォンで撮影してアップロードする方法が一般的です。
郵送での提出も可能ですが、時間がかかるため、オンライン提出がおすすめです。
口座開設が完了したら、証券口座に資金を入金します。
入金方法は、銀行振込、即時入金(リアルタイム入金)、ATM入金などがあります。即時入金を利用すれば、手数料無料で即座に入金が反映されます。
入金後、投資したい銘柄を選定します。
証券会社の取引ツールやスクリーニング機能を使って、条件に合った銘柄を検索できます。銘柄選びでは、PER・PBR・ROEなどの投資指標を参考にしましょう。
銘柄が決まったら、注文を出して株式を購入します。
注文方法には、「成行注文」と「指値注文」の2種類があります。
初心者は、少額から始めて取引に慣れることが大切です。
単元未満株取引を利用すれば、1株から購入できるため、リスクを抑えながら投資経験を積めます。
日本株投資で失敗しないための注意点
日本株投資では、失敗を避けるために注意すべきポイントがあります。
ここでは、初心者が陥りやすい失敗パターンと、その対策を解説します。
以下のような特徴を持つ銘柄は、初心者には避けた方が無難です。
銘柄選びでは、企業の決算資料や会社四季報を確認し、業績や財務状況をチェックすることがおすすめです。
株価は日々変動しますが、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが大切です。
市場が一時的に下落しても、企業の業績が健全であれば、株価は回復する可能性が高いです。
特に初心者は、株価が下がると不安になり、損切りしてしまいがちです。しかし、焦って売却すると、損失を確定させてしまうことになります。投資前に、自分のリスク許容度を確認し、長期保有を前提とした銘柄を選びましょう。
1つの銘柄に集中投資すると、その企業の業績悪化や株価下落の影響を大きく受けてしまいます。
複数の銘柄や業種に分散投資することで、リスクを軽減できます。
分散投資は、リスク管理の基本です。
特定のリスクに偏らないよう、バランスの取れたポートフォリオを構築しましょう。
はい、少額から始められます。
通常、株式は100株単位で取引されますが、単元未満株取引を利用すれば1株から購入できます。例えば、株価1,000円の銘柄であれば、1,000円から投資を始められます。SBI証券の「S株」、楽天証券の「かぶミニ®」、マネックス証券の「ワン株」などのサービスを利用しましょう。
NISA(少額投資非課税制度)を利用すると、投資で得た利益が非課税になります。
通常、株式投資で得た利益には20.315%の税金がかかりますが、NISA口座で取引すれば税金がかかりません。2024年から始まった新NISAでは、非課税保有限度額が1,800万円に拡大され、より多くの資産を非課税で運用できるようになりました。
配当金は、企業が決算を行った後、株主総会で承認されてから支払われます。
多くの日本企業は年2回(中間配当と期末配当)配当を実施しており、3月決算の企業であれば、中間配当は12月頃、期末配当は6月頃に受け取れます。配当金を受け取るには、権利確定日に株式を保有している必要があります。
株価が下がった場合、まず冷静に状況を分析しましょう。
一時的な市場の変動であれば、長期保有を続けることで回復する可能性があります。一方、企業の業績が悪化している場合は、損切りを検討する必要があります。投資前に、自分の損切りラインを決めておくことがおすすめです。また、分散投資をしていれば、1つの銘柄の下落が全体に与える影響を抑えられます。
特定口座(源泉徴収あり)で取引している場合、証券会社が自動的に税金を源泉徴収するため、原則として確定申告は不要です。
ただし、複数の証券会社で取引している場合や、損失を繰り越したい場合は、確定申告をすることで税金の還付を受けられる可能性があります。NISA口座で取引している場合は、利益が非課税のため確定申告は不要です。
この記事では、初心者向けに日本株のおすすめ銘柄15選と、銘柄選びのポイント、投資の始め方を解説しました。
高配当株・成長株・バリュー株・株主優待株など、自分の投資目的に合ったタイプの銘柄を選ぶことがおすすめです。
銘柄選びでは、PER・PBR・ROEなどの投資指標を活用し、企業の業績や財務状況を確認しましょう。
また、2025年の経済環境を踏まえ、円安環境で恩恵を受ける輸出関連株や、金利上昇で収益改善が期待される金融株に注目することもポイントです。
証券会社選びでは、手数料の安さ、取扱商品の豊富さ、使いやすさを比較し、自分に合った証券会社を選びましょう。
口座開設から取引までは、5つのステップで進められます。
投資を始める際は、少額から始めて、分散投資を心がけることが大切です。
短期的な値動きに振り回されず、長期的な視点で投資を続けましょう。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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