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「有名企業の株を買いたいけど、数十万円も用意できない」「少額から株式投資を始めてみたい」そんな悩みを抱えていませんか。
ワン株(単元未満株)なら、1株数百円から有名企業の株主になれます。
トヨタやソニーといった大企業の株も、通常は数十万円必要ですが、ワン株なら数千円で購入可能です。
配当金も1株から受け取れるため、少額でも着実に資産形成を進められます。
この記事では、ワン株投資におすすめの銘柄20選と、失敗しない選び方を詳しく解説します。
初心者でも安心して始められる証券会社の選び方もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ワン株(単元未満株)とは
ワン株(単元未満株)は、通常100株単位でしか買えない株式を、1株から購入できるサービスです。
株式投資の新しい選択肢として、投資初心者を中心に注目を集めています。
通常の株式投資では、100株を1単元として売買するのが基本です。
例えば、1株3,000円の株を買う場合、100株で30万円の資金が必要になります。
しかし、ワン株なら1株3,000円から購入できるため、まとまった資金がなくても株式投資を始められます。
ワン株は証券会社が提供するサービスで、SBI証券では「S株」、楽天証券では「かぶミニ」、マネックス証券では「ワン株」と、それぞれ独自の名称で呼ばれています。
名称は異なりますが、基本的な仕組みはほぼ同じです。
2023年以降、主要ネット証券が相次いでワン株サービスを拡充したことで、取扱銘柄数が増え、手数料も大幅に引き下げられました。
現在では、東証プライム・スタンダード・グロース市場の多くの銘柄が1株から購入できるようになっています。
ワン株と通常の単元株には、いくつかの重要な違いがあります。
最も大きな違いは、購入できる株数と必要資金です。
単元株は100株単位での購入が基本ですが、ワン株は1株から購入できます。
取引時間にも違いがあります。
単元株は市場が開いている時間帯(9時~15時)にリアルタイムで売買できますが、多くのワン株サービスでは1日に数回の約定タイミングが決まっています。
楽天証券の「かぶミニ」は例外的にリアルタイム取引に対応していますが、スプレッド(実質的な手数料)が発生します。
株主としての権利にも差があります。
単元株を保有すると議決権が得られ、株主総会で企業経営に関する意見を表明できます。
一方、ワン株では配当金は受け取れますが、議決権は行使できません。
株主優待については、ほとんどの企業が100株以上の保有を条件としているため、ワン株では受け取れないケースが多いです。
ワン株でも配当金は保有株数に応じて受け取れます。
例えば、1株あたり年間50円の配当を出す企業の株を10株保有していれば、年間500円の配当金が得られます。
配当金は、NISA口座で保有していれば非課税で受け取れるため、長期的な資産形成に適しています。
株主優待については、基本的に100株以上の保有が条件となっているため、ワン株では受け取れないケースがほとんどです。
ただし、一部の企業では1株以上の保有で株主優待を提供しています。
上新電機やマルハニチロ、京セラなどが代表的な例です。こうした「端株優待」を実施している企業は限られていますが、数百円から数千円の投資で株主優待を楽しめるのは大きな魅力です。
なお、ワン株で株主優待をもらうには、自分名義で株を保有できる証券会社を選ぶ必要があります。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券などは自分名義での保有となるため、端株優待の対象になります。
ワン株投資は、少額から始められることに加え、リスク管理や資産形成の面でも多くのメリットがあります。
特に投資初心者にとって、株式投資の経験を積むのに最適な方法です。
ワン株投資の最大のメリットは、わずか数百円から有名企業の株主になれることです。
通常の株式投資では、トヨタ自動車なら約30万円、ソニーグループなら約45万円の資金が必要ですが、ワン株なら数千円で購入できます。
少額から始められるため、「まずは株式投資を体験してみたい」という初心者でも気軽にチャレンジできます。
実際に株主になることで、企業の業績や株価の動きに関心を持つようになり、自然と経済ニュースにも敏感になります。
投資の経験を積みながら、金融リテラシーを高められるのも大きな魅力です。
ワン株なら、限られた資金でも複数の銘柄に分散投資できます。
例えば、10万円の投資資金がある場合、単元株なら1銘柄しか買えませんが、ワン株なら10~20銘柄に分散投資できます。
分散投資は、投資の基本原則の一つです。
1つの銘柄に集中投資すると、その企業の業績悪化や株価下落の影響を大きく受けてしまいます。
しかし、複数の業種や企業に分散投資しておけば、一部の銘柄が下落しても、他の銘柄の上昇でカバーできる可能性が高まります。
特に、景気の影響を受けやすい業種と受けにくい業種、成長性の高い企業と安定配当の企業など、異なる特性を持つ銘柄を組み合わせることで、リスクを効果的に分散できます。
ワン株でも、保有株数に応じて配当金を受け取れます。
1株からでも配当金の対象となるため、少額投資でも着実に資産を増やせます。
高配当株を複数保有すれば、年に数回配当金が振り込まれます。
例えば、配当利回り4%の銘柄を10銘柄、それぞれ1万円分ずつ保有すれば、年間4,000円の配当収入が得られます。
少額に感じるかもしれませんが、配当金を再投資して株数を増やしていけば、複利効果で資産が加速度的に増えていきます。
配当金は企業の利益から支払われるため、業績が安定している企業を選べば、継続的な収入源として期待できます。
長期的な資産形成を目指す上で、配当金の積み重ねは大きな力になります。
ワン株は新NISA口座の成長投資枠で購入できます。
NISA口座で保有している株式の配当金や売却益は非課税となるため、税金を気にせず資産を増やせます。
通常、株式投資で得た利益には20.315%の税金がかかります。
例えば、1万円の配当金を受け取った場合、約2,000円が税金として差し引かれ、手元に残るのは約8,000円です。
しかし、NISA口座なら1万円がそのまま受け取れます。
新NISA制度では、成長投資枠の年間投資上限が240万円、非課税保有限度額が1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)に拡大されました。
ワン株で少額ずつ投資しながら、非課税枠を有効活用できるのは大きなメリットです。
ワン株は、毎月一定額を自動的に購入する積立投資にも対応しています。
例えば、毎月1万円ずつ、気になる銘柄を数株ずつ買い増していくことで、ドルコスト平均法の効果を得られます。
ドルコスト平均法とは、定期的に一定額を投資することで、株価が高い時は少なく、安い時は多く買うことができ、平均購入単価を抑える投資手法です。
株価の変動に一喜一憂せず、長期的に資産を積み上げられるため、投資初心者に特におすすめです。
SBI証券やマネックス証券では、ワン株の積立投資サービスを提供しています。
一度設定すれば自動的に買付が行われるため、忙しい方でも無理なく投資を続けられます。
ワン株投資で気をつけたい4つのこと
ワン株投資には多くのメリットがある一方で、いくつか注意すべき点もあります。
これらのデメリットを理解した上で、自分の投資スタイルに合っているか判断することが大切です。
ワン株投資では、取引金額が小さいため、手数料の影響を受けやすいという特徴があります。
例えば、楽天証券の「かぶミニ」ではスプレッド0.22%が実質的な手数料となるため、1万円の取引で22円のコストがかかります。
少額投資では、手数料が利益を圧迫する「手数料負け」のリスクがあります。特に短期売買を繰り返すと、手数料が積み重なって損失が膨らむ可能性があります。
ワン株投資は、短期売買よりも長期保有を前提とした投資スタイルに適しています。
手数料負けを避けるには、買付手数料が無料の証券会社を選ぶのが効果的です。
SBI証券やマネックス証券では、ワン株の買付手数料が無料となっているため、コストを抑えて投資できます。
多くのワン株サービスでは、リアルタイムでの取引ができず、1日に数回の約定タイミングが決まっています。
SBI証券の「S株」では、注文時間に応じて当日の後場始値、翌営業日の前場始値、後場始値のいずれかで約定します。
リアルタイム取引ができないため、株価が急変した時にすぐに売買できないというデメリットがあります。
特に、企業の決算発表や重要なニュースが出た直後など、株価が大きく動くタイミングでは、希望する価格で取引できない可能性があります。
楽天証券の「かぶミニ」は、ネット証券で初めてリアルタイム取引に対応しましたが、スプレッドが0.22%発生します。
リアルタイム取引を重視するか、手数料の安さを重視するか、自分の投資スタイルに合わせて証券会社を選びましょう。
株主優待は、多くの企業が100株以上の保有を条件としています。
そのため、ワン株では株主優待を受け取れないケースがほとんどです。
株主優待を目的に投資を考えている方は、この点に注意が必要です。
ただし、一部の企業では1株以上の保有で株主優待を提供しています。
こうした「端株優待」を実施している企業は限られていますが、上新電機(買物優待券)、マルハニチロ(自社製品詰め合わせ)、京セラ(自社製品)などが代表的な例です。
株主優待を重視する場合は、100株まで買い増すことを検討するのも一つの方法です。
ワン株で少しずつ買い増していき、最終的に100株に達すれば、単元株として株主優待の対象になります。
ワン株では、株主総会における議決権を行使できません。
議決権は、企業の経営方針や役員の選任などに関する重要事項を決定する権利ですが、単元株(100株以上)を保有している株主のみに与えられます。
配当金は1株から受け取れますが、議決権は単元株を保有しないと得られないため、企業経営に参加したい方には物足りなく感じるかもしれません。
ただし、投資初心者や少額投資を目的とする方にとっては、議決権の有無はそれほど重要ではないでしょう。
ワン株は、株主としての権利の一部が制限される代わりに、少額から投資できるというメリットを享受できるサービスだと理解しておくことが大切です。
ワン株におすすめの銘柄の選び方
ワン株投資で成功するには、銘柄選びが重要です。
投資の目的やリスク許容度に応じて、適切な銘柄を選ぶための5つの基準を解説します。
配当利回りは、株価に対する年間配当金の割合を示す指標です。
配当利回りが高い銘柄を選ぶことで、保有しているだけで定期的な収入を得られます。
一般的に、配当利回り3%以上が高配当株の目安とされています。
配当利回りの計算式は「年間配当金÷株価×100」です。
例えば、株価2,000円で年間配当金が80円の銘柄なら、配当利回りは4%となります。
ただし、配当利回りが極端に高い銘柄(7%以上など)は、株価が大きく下落している可能性があるため注意が必要です。
配当利回りだけでなく、配当の継続性も重要です。
連続増配を続けている企業や、配当性向(利益のうち配当に回す割合)が適正な企業を選ぶことで、安定した配当収入が期待できます。
三菱UFJフィナンシャル・グループ、KDDI、ソフトバンクなどが、高配当かつ安定配当の代表的な銘柄です。
業績が安定している企業は、景気変動の影響を受けにくく、株価の大幅な下落リスクが低い傾向があります。
特に、生活必需品や通信、金融など、景気に左右されにくい業種の企業は、長期保有に適しています。
業績の安定性を確認するには、過去数年間の売上高や営業利益の推移をチェックします。
売上高が右肩上がり、または横ばいで推移している企業は、安定した事業基盤を持っていると判断できます。
また、営業利益率が10%以上ある企業は、収益性が高く、競争力のあるビジネスモデルを持っている可能性が高いです。
企業の業績は、各社の決算短信や有価証券報告書で確認できます。
証券会社の銘柄分析ツールを活用すれば、過去の業績推移をグラフで視覚的に確認できるため、初心者でも判断しやすいでしょう。
複数の銘柄に投資する際は、業種(セクター)を分散させることが重要です。
同じ業種の銘柄ばかりに投資すると、その業種全体が不況に陥った時に、保有銘柄すべてが下落するリスクがあります。
例えば、金融株ばかりに投資していると、金利政策の変更や金融危機の影響を大きく受けてしまいます。
一方、金融、通信、製造業、小売業など、異なる業種に分散投資しておけば、一部の業種が不調でも他の業種がカバーしてくれる可能性が高まります。
景気の影響を受けやすい「景気敏感株」(自動車、機械、商社など)と、景気の影響を受けにくい「ディフェンシブ株」(食品、医薬品、通信など)をバランスよく組み合わせることで、リスクを効果的に分散できます。
銘柄の割安性や収益性を判断するには、PER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、ROE(自己資本利益率)といった財務指標をチェックします。
これらの指標を理解することで、より客観的に銘柄を評価できます。
PERは「株価÷1株あたり利益」で計算され、株価が利益の何倍で取引されているかを示します。
一般的に、PERが15倍以下なら割安、25倍以上なら割高と判断されます。
ただし、成長性の高い企業はPERが高くなる傾向があるため、業種平均と比較することが大切です。
PBRは「株価÷1株あたり純資産」で計算され、株価が企業の純資産の何倍で取引されているかを示します。
PBRが1倍を下回ると、理論上は企業を解散した時の清算価値よりも株価が安いことを意味し、割安と判断されます。
ROEは「当期純利益÷自己資本×100」で計算され、企業が株主資本をどれだけ効率的に活用して利益を生んでいるかを示します。
ROEが10%以上あれば優良企業の目安とされ、15%以上なら非常に高い収益性を持つ企業と評価できます。
財務指標や配当利回りも重要ですが、最終的には「自分が応援したい企業」を選ぶことも大切です。
普段使っている商品やサービスを提供している企業、社会貢献活動に積極的な企業など、共感できる企業に投資することで、長期保有のモチベーションが高まります。
自分がよく知っている企業なら、商品の人気動向や店舗の混雑状況など、身近な情報から業績を予測しやすいというメリットもあります。
例えば、よく利用するコンビニやファストフード店、愛用している家電メーカーなどの株を保有すれば、投資がより身近に感じられるでしょう。
ただし、感情だけで銘柄を選ぶのは危険です。応援したい企業を見つけたら、その企業の業績や財務状況もしっかり確認し、投資に値する企業かどうかを冷静に判断することが重要です。
高配当株のおすすめ銘柄7選
配当収入を重視する方におすすめの高配当株を7銘柄紹介します。
配当利回り3%以上の銘柄を中心に、業績の安定性や配当の継続性も考慮して選定しました。
※配当利回りは2024年12月時点の参考値です。最新情報は各証券会社でご確認ください。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行を中核とする国内最大級の金融グループです。
預金、融資、証券、資産運用など幅広い金融サービスを展開しており、安定した収益基盤を持っています。
配当利回りは約3.5%前後で推移しており、高配当株として人気があります。
金利上昇局面では銀行の利ざやが拡大するため、業績の改善が期待できます。
自己資本比率も高く、財務の健全性も優れています。
株価は1,000円前後で推移しているため、1株から気軽に投資できます。
JT(日本たばこ産業)は、たばこ事業を主力とする企業です。
国内たばこ市場は縮小傾向にありますが、海外事業や加熱式たばこの販売が好調で、安定した収益を確保しています。
配当利回りは5%前後と非常に高く、高配当株の代表格です。
配当性向は80%前後と高めですが、キャッシュフローが潤沢なため、配当の継続性は高いと評価されています。
ただし、たばこ規制の強化や健康志向の高まりなど、事業環境の変化には注意が必要です。
株価は4,000円前後で、1株から投資できます。
ソフトバンクは、国内大手の通信事業者です。
携帯電話サービスを中核に、インターネット回線、法人向けソリューションなど幅広い通信サービスを提供しています。
配当利回りは約4.5%前後で、高配当株として魅力的です。
通信事業は景気の影響を受けにくく、安定したキャッシュフローを生み出すため、配当の継続性も高いと評価されています。
5G関連の設備投資が一巡すれば、さらなる増配も期待できます。
株価は200円前後と手頃で、少額から投資できます。
KDDIは、auブランドで知られる通信大手企業です。
携帯電話事業に加え、光回線、電力・ガス、金融サービスなど、生活インフラ全般に事業を拡大しています。
配当利回りは約3.5%前後で、連続増配も続けています。
通信事業の安定した収益に加え、新規事業からの収益も拡大しており、今後も増配が期待できます。
自己資本比率も高く、財務の健全性も優れています。
株価は4,500円前後で、1株から投資できます。
オリックスは、リース、不動産、金融、環境エネルギーなど多角的な事業を展開する総合金融サービス企業です。
景気敏感株ですが、事業の多角化によりリスク分散が図られています。
配当利回りは約4%前後で、株主還元に積極的な企業として知られています。
自己株式取得も積極的に実施しており、総還元性向は100%を超えることもあります。
景気回復局面では業績の伸びが期待できるため、配当と値上がり益の両方を狙えます。
株価は2,500円前後で、1株から投資できます。
日本郵船は、海運大手企業です。
コンテナ船、自動車船、ドライバルク船など多様な船舶を運航し、世界中の物流を支えています。
海運市況に業績が左右されやすい特徴があります。
配当利回りは約4%前後で推移しています。
海運市況が好調な時期には高配当が期待できますが、市況悪化時には減配のリスクもあります。
長期的には世界経済の成長に伴う物流需要の拡大が見込まれるため、タイミングを見て投資するのがおすすめです。
株価は4,000円前後で、1株から投資できます。
三井住友フィナンシャルグループは、三井住友銀行を中核とする大手金融グループです。
国内外で銀行業務、証券業務、リース業務など幅広い金融サービスを展開しています。
配当利回りは約4%前後で、高配当株として人気があります。
金利上昇局面では業績の改善が期待でき、増配の可能性も高まります。
自己資本比率も高く、財務の健全性に優れています。
株価は3,000円前後で、1株から気軽に投資できます。
株主優待がもらえるおすすめ銘柄8選
株主優待を目的にワン株投資を始める方におすすめの銘柄を8つ紹介します。
これらの企業は、1株以上の保有で株主優待を受け取れる「端株優待」を実施しています。
※株主優待の内容は変更される可能性があります。最新情報は各企業の公式サイトでご確認ください。
ニップンは、製粉大手企業で、小麦粉や家庭用食品を製造販売しています。
1株以上の保有で、自社グループ製品の優待割引販売を受けられます。
パスタやパンケーキミックスなど、日常的に使える商品を割引価格で購入できるため、実用性の高い優待です。
株価は1,500円前後で、少額から投資できます。
マルハニチロは、水産大手企業です。
1株以上の保有で、500円相当のUmiosオリジナルギフトカードなどがもらえます。
冷凍食品や缶詰など、保存が利く商品が中心なので、家庭で重宝します。
株価は3,000円前後で、1株から優待を受け取れるのが魅力です。
上新電機は、関西を中心に展開する家電量販店です。
1株以上の保有で、5,000円分の買物優待券がもらえます。
家電製品の購入だけでなく、公式通販サイト「Joshin web」でも利用できるため、近くに店舗がなくても活用できます。
株価は2,000円前後で、1株の投資で5,000円分の優待券がもらえるのは非常にお得です。
京セラは、電子部品や通信機器、太陽光発電システムなどを手がける総合電機メーカーです。
1株以上の保有で、自社製品の優待販売を受けられます。
キッチン用品やホテル宿泊券など、幅広い商品が対象となっています。
株価は2,000円前後で、1株から優待を受け取れます。
大和ハウス工業は、住宅建設や商業施設開発を手がける総合建設会社です。
1株以上の保有で、オリジナルカレンダーや手帳がもらえます。
実用的な優待として人気があります。
株価は4,000円前後で、1株から優待を受け取れます。
アサヒグループホールディングスは、ビールや飲料を製造販売する大手企業です。
1株以上の保有で、自社製品の詰め合わせがもらえることがあります。
ビールや清涼飲料水など、日常的に楽しめる商品が中心です。
株価は5,000円前後で、1株から優待を受け取れます。
キリンホールディングスは、ビールや飲料、医薬品事業を展開する企業です。
1株以上の保有で、自社製品の詰め合わせがもらえることがあります。
ビールや清涼飲料水など、家族で楽しめる商品が届きます。
株価は2,000円前後で、1株から優待を受け取れます。
ヤマダホールディングスは、家電量販店大手のヤマダデンキを展開する企業です。
1株以上の保有で、買物優待券がもらえることがあります。
家電製品の購入時に利用でき、実用性の高い優待です。
株価は500円前後と手頃で、少額から投資できます。
成長性が期待できるおすすめ銘柄5選
将来的な株価上昇を期待する方におすすめの成長株を5銘柄紹介します。
配当利回りは高くありませんが、長期的な値上がり益を狙える銘柄です。
トヨタ自動車は、世界最大級の自動車メーカーです。
ハイブリッド車で培った技術を活かし、電気自動車(EV)や燃料電池車の開発を加速させています。
電動化への転換が進む中、トヨタの技術力と生産能力が競争優位性を発揮すると期待されています。
株価は3,000円前後で、1株から投資できます。
ソニーグループは、エレクトロニクス、エンターテインメント、金融など多角的な事業を展開する企業です。
PlayStation事業や映画・音楽事業が好調で、安定した収益を生み出しています。
また、イメージセンサーなど半導体事業も強みを持ち、今後の成長が期待されます。
株価は4,500円前後で、1株から投資できます。
キーエンスは、工場自動化(FA)機器のトップメーカーです。
センサーや測定器など高付加価値製品を開発・販売し、高い営業利益率を誇っています。
製造業のデジタル化が進む中、キーエンスの製品需要は拡大が見込まれます。
株価は70,000円前後と高額ですが、ワン株なら1株から投資できます。
信越化学工業は、塩化ビニルや半導体シリコンウエハーで世界トップシェアを持つ化学メーカーです。
半導体需要の拡大に伴い、シリコンウエハーの需要も増加が見込まれます。
財務体質も強固で、長期的な成長が期待できます。
株価は5,000円前後で、1株から投資できます。
東京エレクトロンは、半導体製造装置の大手メーカーです。
半導体需要の拡大に伴い、製造装置の需要も増加しています。
技術力が高く、世界の半導体メーカーから信頼されています。
株価は30,000円前後と高額ですが、ワン株なら1株から投資できます。
ワン株におすすめの証券会社3社
ワン株投資を始めるには、証券口座の開設が必要です。
手数料の安さ、取扱銘柄数、取引の利便性などを総合的に比較して、自分に合った証券会社を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の「S株」は、買付手数料が無料で、取扱銘柄数が約3,500銘柄と業界最多クラスです。
東証プライム・スタンダード・グロース市場のほぼ全銘柄を取引できるため、選択肢が非常に豊富です。
S株では、1日3回の約定タイミングがあり、当日の後場始値、翌営業日の前場始値・後場始値で約定します。
リアルタイム取引はできませんが、手数料無料で幅広い銘柄に投資できるのが最大の魅力です。
NISA口座にも対応しており、非課税で資産形成を進められます。
また、Vポイント、Pontaポイント、dポイントなど、複数のポイントサービスに対応しており、ポイントを使った投資も可能です。
口座開設数は約1,500万口座と国内最多で、初心者から上級者まで幅広く利用されています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の「かぶミニ」は、ネット証券で初めてリアルタイム取引に対応した単元未満株サービスです。
市場が開いている時間帯(9時~15時)に、リアルタイムで売買できるため、株価の動きを見ながら取引したい方におすすめです。
売買手数料は無料ですが、スプレッド0.22%が実質的な手数料として発生します。
例えば、1万円分の株を買う場合、22円のコストがかかります。
リアルタイム取引の利便性を考えれば、許容範囲のコストと言えるでしょう。
取扱銘柄数は約2,100銘柄で、SBI証券よりは少ないものの、主要な銘柄はほぼカバーしています。
楽天ポイントを使った投資も可能で、普段から楽天サービスを利用している方には特に便利です。
NISA口座にも対応しており、非課税で資産形成を進められます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の「ワン株」は、買付手数料が無料で、売却時のみ約定代金の0.55%(最低52円)の手数料がかかります。
NISA口座なら売却手数料もキャッシュバックされるため、実質無料で取引できます。
ワン株の特徴は、貸株サービスに対応している点です。
保有している株を証券会社に貸し出すことで、貸株金利を受け取れます。
配当金と貸株金利の両方を得られるため、効率的に資産を増やせます。
取扱銘柄数は約1,500銘柄で、SBI証券や楽天証券よりは少ないですが、主要銘柄はカバーしています。
また、マネックスポイントやdポイントを使った投資も可能です。
口座開設数は約270万口座で、使いやすいツールと充実したサポート体制が評価されています。
ワン株投資を始めるための具体的な手順を、口座開設から銘柄購入まで順を追って解説します。
初心者でも迷わず始められるよう、各ステップを詳しく説明します。
まず、ワン株サービスを提供している証券会社で口座を開設します。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券のいずれかがおすすめです。
口座開設はオンラインで完結し、最短で翌営業日から取引を始められます。
口座開設には、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)とマイナンバー確認書類が必要です。
スマホで本人確認書類を撮影してアップロードすれば、郵送の手間なく口座開設できます。
口座開設費用や口座維持手数料は無料なので、複数の証券会社で口座を開設して使い分けることも可能です。
NISA口座を開設する場合は、証券口座と同時に申し込むとスムーズです。NISA口座は1人1口座しか開設できないため、どの証券会社で開設するか慎重に選びましょう。
口座開設後、証券会社から送られてくるログイン情報を使って、取引サイトやアプリにログインします。
口座開設が完了したら、投資したい銘柄を検索します。
証券会社の取引サイトやアプリには、銘柄検索機能が用意されており、企業名や証券コードで検索できます。
また、配当利回りやPERなどの条件で絞り込む「スクリーニング機能」を使えば、自分の投資方針に合った銘柄を効率的に見つけられます。
気になる銘柄が見つかったら、企業の業績や財務状況、配当の推移などを確認します。
証券会社のサイトには、企業の基本情報や株価チャート、アナリストレポートなどが掲載されているので、これらを参考に投資判断を行います。
複数の銘柄を比較検討し、最終的に投資する銘柄を決定します。
投資する銘柄が決まったら、注文画面で購入株数を指定します。
ワン株は1株から購入できるため、予算に応じて株数を決めましょう。
例えば、1株3,000円の銘柄を5株購入する場合、15,000円(+手数料)が必要になります。
ワン株の注文は成行注文のみで、指値注文はできません。
成行注文とは、株価を指定せず、次の約定タイミングの価格で購入する注文方法です。
注文を確定すると、証券会社が定めた約定タイミング(前場始値、後場始値など)で取引が成立します。
NISA口座で購入する場合は、注文画面で「NISA口座」を選択します。NISA口座で購入すれば、配当金や売却益が非課税になるため、長期保有を前提とする場合は積極的に活用しましょう。
注文が約定すると、証券会社から約定通知メールが届きます。
取引サイトやアプリの保有残高画面で、購入した株が反映されているか確認しましょう。
約定価格や手数料も確認し、想定通りの取引が行われたかチェックします。
配当金は、企業が定める権利確定日に株を保有していれば、2~3カ月後に証券口座に振り込まれます。
配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」に設定しておくと、証券口座に自動的に振り込まれるため便利です。
NISA口座で保有している場合、配当金は非課税で受け取れます。
株価の変動や配当金の受け取り状況は、定期的に確認しましょう。
長期保有を前提とする場合でも、企業の業績や市場環境に大きな変化があった時は、保有を継続するか見直すことも大切です。
よくある質問(Q&A)
ワン株投資を始める際によく寄せられる質問をまとめました。
初心者が疑問に思うポイントを中心に、分かりやすく回答します。
ワン株は1株から購入できます。
通常の株式投資では100株単位での購入が基本ですが、ワン株なら1株から自由に購入できるため、少額から投資を始められます。
例えば、株価3,000円の銘柄なら、3,000円(+手数料)で購入可能です。
予算に応じて、1株ずつ買い増していくこともできます。
ワン株は新NISA口座の成長投資枠で購入できます。
NISA口座で保有している株式の配当金や売却益は非課税となるため、税金を気にせず資産を増やせます。
ただし、つみたて投資枠では個別株を購入できないため、ワン株を購入する場合は成長投資枠を利用します。
年間投資上限は240万円、非課税保有限度額は1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円)です。
配当金は、企業が定める権利確定日に株を保有していれば、2~3カ月後に証券口座に振り込まれます。
多くの企業は3月末や9月末を権利確定日としているため、配当金は6月頃や12月頃に受け取れます。
配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」に設定しておくと、証券口座に自動的に振り込まれます。
NISA口座で保有している場合、配当金は非課税で受け取れます。
ワン株を買い増して100株に達すると、自動的に単元株として扱われます。
単元株になると、株主総会への出席権や議決権を得られるだけでなく、株主優待の対象になる企業も多いため、株主としての権利が一気に広がります。
ワン株で少しずつ買い増していき、最終的に100株を目指すのも一つの戦略です。
ワン株の売却時の手数料は証券会社によって異なります。
SBI証券は売却時も手数料無料、楽天証券はスプレッド0.22%が発生、マネックス証券は約定代金の0.55%(最低52円)です。
NISA口座で保有している場合、マネックス証券では売却手数料がキャッシュバックされるため、実質無料で取引できます。
手数料は利益に直結するため、証券会社選びの際は必ず確認しましょう。
ワン株で損をしないためには、長期保有を前提とした投資スタイルが基本です。
短期売買を繰り返すと手数料がかさみ、手数料負けするリスクが高まります。
また、業績が安定している企業や高配当株を選ぶことで、株価下落時のリスクを軽減できます。
複数の銘柄に分散投資し、一つの銘柄に資金を集中させないことも重要です。
定期的に企業の業績や市場環境を確認し、必要に応じてポートフォリオを見直すことで、損失を最小限に抑えられます。
ワン株(単元未満株)は、1株数百円から有名企業の株主になれる画期的なサービスです。
少額から投資を始められるため、投資初心者でも気軽にチャレンジできます。
配当金も1株から受け取れるため、着実に資産を増やせます。
銘柄選びでは、配当利回り、業績の安定性、セクター分散、財務指標などを総合的に判断することが大切です。
高配当株、株主優待株、成長株の中から、自分の投資目的に合った銘柄を選びましょう。
SBI証券、楽天証券、マネックス証券なら、買付手数料無料で始められるため、コストを抑えて投資できます。
ワン株投資は、長期保有を前提とした投資スタイルに適しています。
短期売買を繰り返すと手数料がかさむため、じっくりと資産を育てる気持ちで取り組みましょう。
NISA口座を活用すれば、配当金や売却益が非課税になるため、効率的に資産形成を進められます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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