楽天証券総合口座の開設方法|始め方と活用のコツ

積立NISAを始めたいけれど、何本の銘柄を買えばいいのか、どう組み合わせればいいのか迷っていませんか。
投資信託は1本でも十分に分散投資されているため、実は1〜2本で完結できます。
銘柄数よりも「何に投資するか」が重要で、全世界株式や米国株式のインデックスファンドを選べば、初心者でも安心して長期運用できます。
この記事では、積立NISAのおすすめ銘柄と具体的な組み合わせ方、リスク許容度に応じた選び方まで、初心者にもわかりやすく解説します。
証券会社選びのポイントや、暴落時の対処法も紹介していますので、これから積立NISAを始める方はぜひ参考にしてください。
目次
積立NISAで何本の銘柄を買うべきか迷う方は多いですが、結論は1〜2本で十分です。投資信託はそれ自体が複数の株式や債券に分散投資する仕組みになっているため、1本持つだけで数百〜数千の銘柄に投資していることになります。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は約3,000銘柄に分散投資しています。この1本だけで、日本を含む先進国と新興国の株式市場をカバーできるため、わざわざ複数の投資信託を組み合わせる必要はありません。
投資信託1本で十分に分散投資できるため、シンプルに資産形成できます。
むしろ、銘柄を増やしすぎると管理が複雑になり、リバランス(資産配分の調整)の手間も増えてしまいます。投資初心者の方は、シンプルに1本から始めることをおすすめします。運用に慣れてきて、より細かく資産配分を調整したい場合に、2本目の追加を検討すれば十分です。
金融庁も長期・積立・分散投資を推奨しており、積立NISAの対象商品はすでに分散投資に適した投資信託に限定されています。銘柄数を増やすことよりも、自分のリスク許容度に合った投資対象を選ぶことが重要です。
積立NISAで銘柄を選ぶときの3つのポイント
積立NISAで銘柄を選ぶ際は、「信託報酬」「純資産残高」「投資対象」の3つのポイントを押さえることが大切です。これらを確認することで、長期運用に適した銘柄を見つけることができます。
信託報酬とは、投資信託を保有している間に毎日差し引かれる運用管理費用のことです。年率で表示され、例えば信託報酬が0.1%の場合、100万円の投資に対して年間1,000円のコストがかかります。
長期運用では信託報酬の差が大きな影響を与えます。例えば、信託報酬が0.1%と0.5%の投資信託を20年間運用した場合、最終的なリターンに数十万円の差が生まれることもあります。インデックスファンドであれば、信託報酬0.1%台を目安に選ぶと良いでしょう。
「eMAXIS Slim」シリーズは業界最低水準の運用コストを目指し続けることを宣言しており、低コストで長期運用できます。
特に「eMAXIS Slim」シリーズは業界最低水準の運用コストを目指し続けることを宣言しており、信託報酬が低く抑えられています。同じ指数に連動する投資信託であれば、信託報酬が低いものを選ぶことで、より効率的に資産を増やせます。
純資産残高とは、その投資信託に集まっている資金の総額のことです。純資産残高が大きいほど、多くの投資家から支持されている証であり、運用の安定性も高まります。
純資産残高が少ない投資信託は、運用が非効率になったり、最悪の場合は繰上償還(運用終了)のリスクがあります。目安として、純資産残高が100億円以上ある投資信託を選ぶと安心です。人気の高い投資信託は数兆円規模の純資産残高を持っています。
純資産残高が少ない投資信託は繰上償還のリスクがあるため、100億円以上を目安に選びましょう。
また、純資産残高が増加傾向にあるかも確認しましょう。純資産残高が順調に増えている投資信託は、多くの投資家が新規に購入しており、今後も安定した運用が期待できます。証券会社のウェブサイトで純資産残高の推移をグラフで確認できます。
投資信託には、全世界株式、米国株式、先進国株式、国内株式、バランスファンドなど、さまざまな投資対象があります。自分のリスク許容度や投資方針に合った投資対象を選ぶことが重要です。
リスクを取って高いリターンを狙いたい方は株式100%の投資信託、リスクを抑えて安定運用したい方は株式と債券を組み合わせたバランスファンドが適しています。投資対象の地域も重要で、全世界に分散したいか、成長性の高い米国に集中したいかで選択肢が変わります。
投資信託の目論見書には、どの国・地域にどれくらいの割合で投資しているかが記載されています。証券会社のウェブサイトでも確認できるので、購入前に必ず投資対象を確認しましょう。自分が納得できる投資対象を選ぶことが、長期運用を続けるコツです。
インデックス・アクティブ・バランスファンドの違いと選び方
投資信託には大きく分けて「インデックスファンド」「アクティブファンド」「バランスファンド」の3種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったタイプを選びましょう。
インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの株価指数(インデックス)に連動することを目指す投資信託です。市場平均と同じ成績を目指すため、運用コストが低く抑えられるのが最大の特徴です。
信託報酬は年率0.1%前後と非常に低く、長期運用に適しています。市場全体の成長を享受できるため、特定の銘柄選びに自信がない初心者にもおすすめです。積立NISAの対象商品の多くはインデックスファンドで、全世界株式や米国株式のインデックスファンドが人気です。
アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選定し、市場平均を上回る成績を目指す投資信託です。専門家の知識と経験を活用できる一方、信託報酬は年率1〜2%程度と高めに設定されています。
市場平均を上回る成績を出せる保証はなく、実際には多くのアクティブファンドがインデックスファンドに負けているというデータもあります。高いコストを支払う価値があるかどうか、過去の運用実績をしっかり確認することが重要です。投資経験が浅い方は、まずインデックスファンドから始めることをおすすめします。
アクティブファンドは信託報酬が高く、多くが市場平均に負けています。初心者はインデックスファンドから始めましょう。
バランスファンドは、株式と債券などの複数の資産を組み合わせた投資信託です。1本で資産分散ができ、自動的にリバランスも行ってくれるため、初心者でも管理しやすいのが特徴です。
株式100%の投資信託に比べてリスクが低く、値動きが穏やかです。ただし、リターンも抑えられる傾向があります。リスクを抑えて安定運用したい方や、退職が近い50代以降の方に適しています。eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)などが代表的な商品です。
初心者におすすめの銘柄5選
積立NISAで初心者におすすめの銘柄を5つ紹介します。いずれも低コストで純資産残高が大きく、長期運用に適した投資信託です。
全世界の株式市場に分散投資できる投資信託で、「オルカン」の愛称で親しまれています。日本を含む先進国と新興国の約3,000銘柄に投資しており、この1本で世界中に分散投資できます。信託報酬は年率0.05775%以内と業界最低水準です。
eMAXIS Slim 全世界株式の特徴
1本で世界中に分散投資できる
信託報酬0.05775%以内と業界最低水準
初心者が最初に選ぶ1本として最適
どの国の株式が今後成長するかわからないため、全世界に分散投資することでリスクを抑えられます。初心者が最初に選ぶ1本として最もおすすめの銘柄です。純資産残高も数兆円規模と非常に大きく、安定した運用が期待できます。
米国の代表的な株価指数S&P500に連動する投資信託です。AppleやMicrosoft、Amazonなど、米国の主要500社に投資できます。信託報酬は年率0.09372%以内と低コストで、長期的に高いリターンが期待できます。
米国経済の成長性に期待する方に適しています。過去のデータを見ると、S&P500は長期的に右肩上がりの成長を続けてきました。ただし、米国市場に集中投資するため、全世界株式よりもリスクは高めです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
米国株式市場全体に投資する投資信託で、S&P500よりも幅広く約4,000銘柄に分散投資しています。大型株だけでなく中小型株も含まれるため、米国市場全体の成長を取り込めます。信託報酬は年率0.162%程度です。
楽天証券で人気の高い銘柄で、米国株式に幅広く投資したい方におすすめです。S&P500との違いは、中小型株も含まれる点です。どちらを選ぶかは好みの問題ですが、より広く分散したい方はこちらを選ぶと良いでしょう。
日本を除く先進国の株式に投資する投資信託です。米国を中心に欧州やオーストラリアなどの先進国株式に分散投資できます。信託報酬は年率0.09889%以内と低コストで、長期運用に適しています。
日本株は別で保有している方や、個別株で日本企業に投資している方に適しています。日本を除く先進国に投資したい場合に選ぶと良いでしょう。純資産残高も大きく、安定した運用実績があります。
国内外の株式・債券・不動産(REIT)の8つの資産に均等に分散投資するバランスファンドです。信託報酬は年率0.143%以内で、バランスファンドとしては低コストです。
株式だけでなく債券や不動産にも分散投資するため、値動きが穏やかで初心者でも安心して保有できます。リスクを抑えて安定運用したい方や、株式100%の値動きに不安を感じる方におすすめです。ただし、株式100%の投資信託に比べるとリターンは控えめになります。
積立NISAでは、自分のリスク許容度に応じて銘柄を組み合わせることが大切です。ここでは3つのパターンを紹介します。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本だけに投資するパターンです。最もシンプルで、初心者に最もおすすめの方法です。この1本で世界中の株式市場に分散投資でき、管理の手間もかかりません。
リバランスも自動的に行われるため、何もする必要がありません。長期的に世界経済の成長を享受できます。投資に時間をかけたくない方、シンプルに資産形成したい方に最適です。月々1万円から始められ、余裕ができたら積立額を増やすだけでOKです。
全世界株式1本なら、リバランス不要でシンプルに長期運用できます。
デメリットは、特定の国や地域に集中投資できない点です。例えば「米国株式にもっと投資したい」と考える場合は、次のパターン2を検討すると良いでしょう。それでも、多くの投資家にとってはこのパターン1で十分です。
成長性の高い米国株式を中心に、先進国株式も組み合わせるパターンです。eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)70%、ニッセイ外国株式インデックスファンド30%といった配分が考えられます。
米国経済の成長性に期待しつつ、欧州やオーストラリアなどの先進国にも分散投資できます。全世界株式よりも米国の比率を高めたい方に適しています。ただし、米国市場の影響を強く受けるため、米国株が下落した場合の影響も大きくなります。
このパターンは投資経験がある程度ある方や、米国経済の動向を定期的にチェックできる方におすすめです。初心者の方は、まずパターン1から始めて、慣れてきたらこのパターンに変更することも検討できます。
株式100%の投資信託50%とバランスファンド50%を組み合わせるパターンです。例えば、eMAXIS Slim 全世界株式50%、eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)50%といった配分です。
株式だけでなく債券や不動産にも分散投資することで、値動きを抑えながら資産形成できます。株式市場が大きく下落した場合でも、債券や不動産が下支えしてくれる可能性があります。リスクを抑えて安定運用したい方や、50代以降で退職が近い方に適しています。
デメリットは、株式100%のパターンに比べてリターンが控えめになることです。長期的には株式100%の方が高いリターンが期待できますが、値動きの大きさに耐えられない方はこのパターンを選ぶと良いでしょう。自分の性格やリスク許容度に合わせて選択してください。
月々の積立額に応じた具体的な投資プランを紹介します。自分の予算に合わせて無理のない範囲で始めましょう。
月1万円の積立なら、1銘柄で十分です。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に月1万円を積み立てるのがシンプルでおすすめです。年間12万円の投資となり、積立NISAの年間上限120万円には達しませんが、無理のない範囲で続けることが重要です。
月1万円でも20年間続ければ、元本は240万円になります。年率5%で運用できた場合、約410万円に成長する計算です。少額からでも長期間続けることで、複利効果により資産を増やせます。余裕ができたら積立額を増やすことも検討しましょう。
1銘柄に集中することで、管理もシンプルになり、投資に時間をかけずに済みます。投資初心者の方は、まず月1万円から始めて、投資に慣れることを優先しましょう。
月3万円の積立なら、1銘柄でも2銘柄でもどちらでも構いません。1銘柄の場合は、eMAXIS Slim 全世界株式に月3万円を積み立てます。2銘柄に分散する場合は、eMAXIS Slim 米国株式2万円+ニッセイ外国株式1万円といった配分が考えられます。
年間36万円の投資となり、10年間で元本360万円、20年間で元本720万円になります。年率5%で運用できた場合、20年後には約1,230万円に成長する計算です。月3万円の積立は、多くの方にとって現実的な金額であり、長期的に大きな資産を築けます。
2銘柄に分散する場合は、米国株式と先進国株式、または株式とバランスファンドの組み合わせが考えられます。自分のリスク許容度に応じて配分を調整しましょう。
月5万円以上の積立が可能な場合、積立NISAのつみたて投資枠だけでなく、成長投資枠の併用も検討できます。つみたて投資枠は年間120万円(月10万円)が上限ですが、成長投資枠を使えば年間240万円まで投資できます。
例えば、つみたて投資枠で月10万円を積み立て、ボーナス時に成長投資枠で一括投資するといった方法があります。成長投資枠では個別株にも投資できるため、投資の幅が広がります。ただし、個別株はリスクが高いため、投資経験がある方におすすめです。
月5万円を積み立てる場合、年間60万円の投資となり、つみたて投資枠の上限120万円の半分を使うことになります。余裕があれば積立額を増やすか、成長投資枠で追加投資することで、非課税枠をより有効活用できます。
積立NISAにおすすめの証券会社5社
積立NISAを始めるには証券会社で口座を開設する必要があります。ここでは、つみたて投資枠の取扱商品が多く、サービスが充実している証券会社を5社紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、つみたてNISA対象商品の取扱数が業界最多水準の約271本です。口座数は約1,500万口座と国内トップクラスで、多くの投資家から支持されています。三井住友カードでクレカ積立をすると、最大3%のポイント還元が受けられるのも大きなメリットです。
SBI証券の特徴
つみたてNISA対象商品約271本と業界最多
クレカ積立で最大3%ポイント還元
投信マイレージで保有残高に応じてポイント付与
投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる「投信マイレージ」もあり、長期保有するほどお得になります。取扱商品が豊富なため、自分に合った銘柄を見つけやすいでしょう。初心者から上級者まで幅広くおすすめできる証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、つみたてNISA対象商品を約200本取り扱っています。楽天ポイントで投資信託を購入できるため、楽天経済圏を利用している方に特におすすめです。楽天カードでクレカ積立をすると、積立額に応じて楽天ポイントが貯まります。
楽天証券の特徴
楽天ポイントで投資信託を購入可能
楽天カードのクレカ積立でポイント還元
楽天経済圏利用者に最適
口座数は約1,200万口座と、SBI証券に次ぐ規模です。楽天市場や楽天カードを利用している方は、ポイントを投資に回すことで効率的に資産形成できます。取引ツールも使いやすく、初心者でも安心して利用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、つみたてNISA対象商品を約217本取り扱っています。マネックスカードでクレカ積立をすると、ポイント還元率が1.1%と高水準です。米国株の取扱銘柄数も約5,000銘柄と豊富で、将来的に米国株投資も検討している方におすすめです。
口座数は約270万口座で、中堅規模の証券会社ですが、サービスの質は高く評価されています。投資情報も充実しており、投資の勉強をしながら資産形成したい方に適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、つみたてNISA対象商品を約250本取り扱っています。電話やチャットでのサポート体制が充実しており、投資初心者でも安心して利用できます。25歳以下は国内株式の売買手数料が無料になるなど、若年層向けのサービスも充実しています。
口座数は約160万口座で、老舗の証券会社として長年の実績があります。初めて投資をする方や、サポートを重視する方におすすめです。シンプルで使いやすい取引画面も好評です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、つみたてNISA対象商品を約250本取り扱っています。au PAYカードでクレカ積立をすると、Pontaポイントが貯まります。au経済圏を利用している方に特におすすめです。
三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、信頼性も高い証券会社です。口座数は約40万口座と中堅規模ですが、サービスの質は高く、初心者でも使いやすい取引ツールが揃っています。
銘柄を組み合わせるときの3つの注意点
複数の銘柄を組み合わせる場合、いくつかの注意点があります。失敗を防ぐために、以下の3つのポイントを押さえましょう。
複数の銘柄を組み合わせる際、投資先が重複しないように注意しましょう。例えば、eMAXIS Slim 全世界株式とeMAXIS Slim 米国株式を組み合わせる場合、全世界株式にはすでに米国株式が約60%含まれています。そのため、米国株式を追加すると、米国への投資比率が過度に高くなってしまいます。
投資先が重複すると分散投資の効果が薄れます。各投資信託の投資先を必ず確認しましょう。
投資先が重複すると、分散投資の効果が薄れてしまいます。銘柄を組み合わせる場合は、各投資信託の投資先を確認し、重複を避けるようにしましょう。例えば、全世界株式とバランスファンドの組み合わせや、米国株式と先進国株式(除く米国)の組み合わせなどが考えられます。
証券会社のウェブサイトや目論見書で、各投資信託の投資先を確認できます。購入前に必ず確認し、意図しない重複投資を避けましょう。
銘柄を増やしすぎると、管理が複雑になり、リバランスの手間も増えてしまいます。3本以上の銘柄を組み合わせる場合、各銘柄の値動きを追うのが大変になり、投資に時間を取られてしまいます。
積立NISAは長期運用が基本なので、シンプルな構成にして、ほったらかしで運用できるようにすることが大切です。銘柄数が多いほど良いというわけではありません。1〜2本のシンプルな構成でも、十分に分散投資の効果を得られます。
投資に慣れていない方は、まず1本から始めて、運用に慣れてきたら2本目の追加を検討する程度で十分です。複雑にしすぎて続かなくなるよりも、シンプルに長く続けることを優先しましょう。
積立NISAは長期運用が前提の制度です。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で運用を続けることが重要です。株式市場は短期的には上下しますが、長期的には右肩上がりの成長を続けてきた歴史があります。
含み損が出た場合でも、慌てて売却せず、積立を続けることが大切です。むしろ、価格が下がった時に積立を続けることで、平均購入単価を下げることができます(ドルコスト平均法)。短期的な値動きを気にしすぎると、感情的な判断で損をしてしまうことがあります。
投資の基準価額を毎日チェックする必要はありません。年に1〜2回程度の確認で十分です。
投資の基準価額を毎日チェックする必要はありません。年に1〜2回程度、運用状況を確認する程度で十分です。長期的な視点を持ち、市場の一時的な変動に惑わされないようにしましょう。
暴落したときはどうする?
株式市場は定期的に暴落することがあります。暴落時の対処法を事前に知っておくことで、冷静に対応できます。
過去の株式市場を見ると、リーマンショックやコロナショックなど大きな暴落がありましたが、長期的には回復し、さらに成長を続けてきました。例えば、S&P500はリーマンショック後に約50%下落しましたが、その後5年程度で元の水準に回復し、現在はリーマンショック前の数倍の水準に達しています。
過去のデータでは、15年以上の長期投資でほとんどの期間でプラスのリターンが得られています。
暴落は一時的なものであり、長期的には市場は成長を続ける傾向があります。過去のデータを見ると、15年以上の長期投資では、ほとんどの期間でプラスのリターンが得られています。短期的な暴落に動揺せず、長期的な視点を持つことが重要です。
暴落時には「もう回復しないのではないか」と不安になりますが、歴史的に見れば必ず回復してきました。この事実を知っておくことで、暴落時にも冷静に対応できます。
暴落時に積立を止めてしまうと、回復時の上昇を逃してしまいます。むしろ、暴落時は安く買えるチャンスと捉え、積立を継続することが重要です。ドルコスト平均法により、価格が下がった時に多く購入できるため、平均購入単価を下げることができます。
感情的に売却してしまうと、損失を確定させてしまうことになります。暴落時に売却せず、積立を継続した人の方が、長期的には高いリターンを得られたというデータがあります。暴落時こそ、積立投資の真価が発揮される場面です。
暴落時の対処法として最も重要なのは「何もしないこと」。淡々と積立を続けましょう。
暴落時の対処法として最も重要なのは「何もしないこと」です。慌てて売却したり、積立を止めたりせず、淡々と積立を続けることが、長期的な資産形成につながります。事前にこの心構えを持っておくことで、実際に暴落が起きた時にも冷静に対応できるでしょう。
はい、銘柄は途中で変更できます。現在積み立てている銘柄を売却し、別の銘柄を新たに購入することが可能です。ただし、売却すると非課税枠が復活するのは翌年からなので、頻繁に変更するのはおすすめしません。長期的に保有できる銘柄を最初から選ぶことが大切です。
どちらが良いかは一概には言えません。全世界株式は世界中に分散投資できるため、リスクが分散されます。米国株式は成長性が高い一方、米国市場に集中投資するためリスクも高めです。初心者や分散を重視する方は全世界株式、米国経済の成長性に期待する方は米国株式を選ぶと良いでしょう。
複数の銘柄を組み合わせている場合、定期的にリバランス(資産配分の調整)を行うことが推奨されます。ただし、1銘柄のみの場合や、全世界株式のような自動的にリバランスされる銘柄の場合は不要です。リバランスは年に1回程度で十分です。
NISA口座は1人1口座しか開設できません。複数の証券会社でNISA口座を持つことはできませんが、年に1回、証券会社を変更することは可能です。ただし、変更手続きには時間がかかるため、最初から自分に合った証券会社を選ぶことが重要です。
つみたて投資枠は長期・積立・分散投資に適した投資信託に限定されており、初心者におすすめです。成長投資枠は個別株にも投資でき、より自由度が高い一方、リスクも高めです。初心者はまずつみたて投資枠から始め、慣れてきたら成長投資枠の活用を検討すると良いでしょう。両方の枠を併用することも可能です。
元本割れは投資につきもののリスクです。短期的に元本割れしても、長期的には回復する可能性が高いため、慌てて売却せず、積立を継続することが重要です。積立NISAは長期運用が前提の制度なので、短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点を持ちましょう。
積立NISAのおすすめ銘柄と組み合わせ方について解説してきました。重要なポイントをまとめます。
積立NISAでは1〜2本の銘柄で十分です。投資信託はそれ自体が分散投資されているため、複数持つ必要はありません。初心者にはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)1本がシンプルでおすすめです。
銘柄を選ぶ際は、信託報酬が低く、純資産残高が大きく、自分のリスク許容度に合った投資対象を選ぶことが重要です。インデックスファンドは低コストで長期運用に適しており、初心者にもおすすめです。
リスク許容度に応じて、全世界株式1本、米国株式と先進国株式の組み合わせ、株式とバランスファンドの組み合わせなど、自分に合ったパターンを選びましょう。月々の積立額も無理のない範囲で設定し、長期的に続けることが大切です。
証券会社はSBI証券や楽天証券など、取扱商品が多くサービスが充実しているところを選ぶと良いでしょう。クレカ積立を活用すればポイントも貯まり、よりお得に資産形成できます。
暴落時には慌てて売却せず、積立を継続することが重要です。過去のデータを見ると、長期的には市場は回復し成長を続けてきました。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点を持ちましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社にご確認ください。
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