ネット証券の相続でパスワードがわからない!正しい手続き方法と各社の対応を徹底解説

「楽天証券って本当にお得なの?」「ポイント改悪が続いているけど大丈夫?」そんな疑問をお持ちではないでしょうか。
楽天証券は、楽天ポイントが貯まる・使える点や手数料の安さで人気のネット証券です。
しかし、近年のポイント制度改悪やIPO投資の弱さなど、気になる点があるのも事実です。
この記事では、楽天証券の最新の評判やメリット・デメリット、SBI証券との比較まで詳しく解説します。
楽天証券が自分に合っているか、この記事を読めば判断できるようになります。
目次
楽天証券は、楽天グループが運営する大手ネット証券会社です。口座開設数は約1,200万口座を突破し、SBI証券に次ぐ主要ネット証券の一つです。
最大の特徴は、楽天ポイントとの連携です。株式や投資信託の取引で楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントで投資もできます。楽天カードや楽天銀行など、楽天経済圏のサービスを利用している方には特に相性が良い証券会社です。
金融庁に登録された第一種金融商品取引業者であり、日本投資者保護基金にも加入しています。顧客資産は適切に分別管理されており、万が一の場合でも1,000万円までは補償される仕組みになっています。
取扱商品は、国内株式、投資信託、米国株、NISA、iDeCoなど幅広く対応しています。特に投資信託は約2,550本と豊富で、初心者から中級者まで幅広いニーズに応えられる品揃えです。
取引ツールも充実しており、PC向けの「MARKET SPEED Ⅱ」やスマホアプリ「iSPEED」は、多くの投資家に利用されています。口座開設は最短翌営業日と、スピーディーに取引を始められる点も魅力です。
楽天証券が多くの投資家に選ばれているのには、明確な理由があります。ここでは、楽天証券の代表的な5つのメリットを詳しく解説します。
楽天証券の最大の魅力は、楽天ポイントとの連携です。投資信託の保有残高に応じて、毎月楽天ポイントが自動的に貯まります。貯まったポイントは、投資信託や国内株式の購入に1ポイント=1円として利用できます。
特に注目したいのが「ポイント投資」です。現金を使わずに楽天ポイントだけで投資を始められるため、投資初心者でもリスクを抑えて投資体験ができます。楽天市場での買い物で貯まったポイントを、そのまま資産運用に回せるのは大きなメリットです。
楽天ポイントのメリット
楽天証券でのポイント利用実績があると、楽天市場でのポイント還元率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」の対象になります
楽天経済圏をフル活用している方にとっては、相乗効果が期待できます
楽天証券では、国内株式の取引手数料が原則無料の「ゼロコース」を提供しています。これにより、頻繁に取引する方でも手数料を気にせず投資できます。
従来の「超割コース」も選択でき、こちらは取引金額に応じた手数料体系ですが、取引するたびに楽天ポイントが貯まる仕組みになっています。自分の取引スタイルに合わせてコースを選べる柔軟性があります。
投資信託の購入手数料も、多くの商品で無料(ノーロード)です。特につみたてNISA対象の投資信託は、すべて購入手数料が無料なので、長期的な資産形成に適しています。
楽天証券では、楽天カードを使った投資信託の積立投資(クレカ積立)が可能です。毎月最大10万円まで、楽天カードのクレジット決済で投資信託を自動購入できます。
クレカ積立を利用すると、決済額に応じて楽天ポイントが還元されます。還元率は楽天カードの種類によって異なりますが、通常の楽天カードでも0.5%のポイント還元があります。投資しながらポイントも貯まるため、実質的な利回りが向上します。
クレジットカードの引き落としは翌月以降になるため、実質的に1ヶ月程度の猶予期間が生まれる点もメリットです。ただし、ポイント還元率は以前より低下しているため、最新の条件は公式サイトで確認することをおすすめします。
楽天証券と楽天銀行の口座を連携させる「マネーブリッジ」は、非常に便利な機能です。マネーブリッジを設定すると、楽天証券での取引時に必要な資金が、自動的に楽天銀行から入金されます。
わざわざ入金手続きをする必要がなく、取引のタイミングを逃しません。また、楽天証券で使わなかった資金は、自動的に楽天銀行に戻る「自動スイープ」機能もあります。
さらに、マネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます。通常の金利よりも高い金利が適用されるため、待機資金を効率的に運用できます。楽天銀行と楽天証券の両方を持っている方は、必ず設定しておきたい機能です。
楽天証券は、投資信託を約2,550本取り扱っており、業界トップクラスの品揃えです。つみたてNISA対象の投資信託も約200本あり、初心者でも選びやすいラインナップになっています。
米国株も約4,500銘柄を取り扱っており、AppleやAmazon、Teslaなどの人気銘柄はもちろん、ETF(上場投資信託)も豊富です。米国株の取引手数料も比較的安く、為替手数料も抑えられています。
さらに、米国株の取引時間も長く、リアルタイム取引が可能です。米国市場の動きに素早く対応できるため、本格的に米国株投資をしたい方にも適しています。
楽天証券の4つのデメリット
楽天証券にはメリットが多い一方で、いくつか気をつけたい点もあります。ここでは、楽天証券の主なデメリットを正直に解説します。
楽天証券の大きなデメリットとして、近年ポイント制度の改悪が続いている点が挙げられます。以前は楽天カードでのクレカ積立のポイント還元率が1%でしたが、現在は通常カードで0.5%に引き下げられています。
また、投資信託の保有残高に対するポイント付与率も、一部の商品で引き下げられました。楽天経済圏全体でのポイント改悪の流れもあり、「以前ほどお得ではなくなった」という声も多く聞かれます。
ただし、それでも楽天ポイントが貯まる・使えるという基本的なメリットは健在です。楽天市場や楽天カードを日常的に利用している方であれば、まだ十分に魅力的な選択肢と言えます。今後の制度変更には注意が必要です。
楽天証券は、IPO(新規公開株)投資においては他社に劣ります。2024年のIPO取扱実績は56銘柄で、SBI証券の78銘柄やSMBC日興証券の52銘柄と比べると中程度です。
さらに問題なのは、主幹事実績がほとんどない点です。主幹事証券会社には多くの株式が配分されるため、当選確率が高まります。しかし、楽天証券は主幹事になることがほとんどないため、配分される株数が少なく、当選確率も低くなります。
IPO投資を積極的に行いたい方は、SBI証券やSMBC日興証券など、IPOに強い証券会社を併用することをおすすめします。楽天証券だけでIPO投資をカバーするのは難しいのが現状です。
楽天証券は米国株には強いものの、外国株の取扱国数は6カ国と限定的です。米国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシアの株式を取り扱っていますが、欧州株やその他の新興国株は取り扱っていません。
SBI証券は8カ国、マネックス証券は2カ国(米国・中国)ですが、より幅広い国の株式に投資したい場合は、楽天証券だけでは不十分です。特に欧州株(ドイツ、フランス、イギリスなど)に投資したい方は、他の証券会社を検討する必要があります。
ただし、多くの個人投資家にとって、米国株と中国株の取扱があれば十分なケースも多いです。自分の投資スタイルに合わせて判断しましょう。
楽天証券のカスタマーサポートについては、「電話がつながりにくい」「対応が遅い」といった不満の声も見られます。特に相場が大きく動く時期や、確定申告シーズンなどは、問い合わせが集中してつながりにくくなることがあります。
チャットサポートやメールでの問い合わせも可能ですが、複雑な質問には対応しきれない場合もあります。投資初心者で手厚いサポートを求める方には、やや物足りないと感じるかもしれません。
一方で、公式サイトには充実したFAQや解説動画が用意されており、自分で調べれば解決できることも多いです。ある程度自分で情報を調べられる方であれば、大きな問題にはならないでしょう。
楽天証券の評判・口コミ
楽天証券を実際に利用している人たちは、どのような評価をしているのでしょうか。ここでは、SNSや口コミサイトで見られる生の声を紹介します。
楽天証券の良い評判として最も多いのは、「楽天ポイントが貯まる・使えて便利」という声です。楽天市場での買い物で貯まったポイントを投資に回せるため、現金を使わずに投資体験ができる点が高く評価されています。
「スマホアプリが使いやすい」という意見も多く見られます。特に「iSPEED」は、直感的な操作性と豊富な情報量で人気があります。外出先でも気軽に取引できる点が、多くの投資家に支持されています。
「手数料が安くて助かる」という声も多数あります。国内株式の取引手数料が無料のゼロコースや、投資信託の購入手数料無料は、コストを抑えたい投資家にとって大きなメリットです。「楽天銀行との連携が便利」「マネーブリッジで入金の手間が省ける」といった、楽天経済圏との連携を評価する声も目立ちます。
一方で、悪い評判として最も多いのは「ポイント改悪が続いている」という不満です。クレカ積立の還元率引き下げや、投資信託保有ポイントの改悪により、「以前ほどお得ではなくなった」と感じている利用者が多いようです。
「IPOに当選しない」という声も多く見られます。IPO取扱数が少なく、主幹事実績もほとんどないため、IPO投資目的で楽天証券を選ぶと期待外れに終わる可能性が高いです。
「カスタマーサポートがつながりにくい」という不満も一定数あります。特に電話サポートの待ち時間が長く、急ぎの問い合わせに対応してもらえないことがあるようです。「取引ツールが重い時がある」「システムエラーが発生することがある」といった、システム面での不満も見られます。
口コミを総合すると、楽天証券が向いているのは「楽天経済圏を活用している人」「楽天ポイントを投資に活用したい人」「手数料を抑えて投資したい人」です。楽天カードや楽天市場を日常的に利用している方であれば、ポイント連携のメリットを最大限に享受できます。
一方、向いていないのは「IPO投資をメインにしたい人」「手厚いサポートを求める人」「欧州株など幅広い外国株に投資したい人」です。これらのニーズがある場合は、他の証券会社を検討するか、複数の証券会社を併用することをおすすめします。
楽天証券とSBI証券を比較
楽天証券を検討する際、最も比較されるのがSBI証券です。ここでは、両社の違いを詳しく比較していきます。
国内株式の取引手数料は、両社とも原則無料です。楽天証券は「ゼロコース」、SBI証券は「ゼロ革命」として、現物取引の手数料を無料化しています。この点では大きな差はありません。
投資信託の購入手数料も、両社とも多くの商品で無料(ノーロード)です。ただし、投資信託の保有残高に対するポイント付与率は、商品や残高によって異なります。
米国株の取引手数料は、楽天証券が約定代金の0.495%(税込)、SBI証券も同様の水準です。為替手数料も両社とも1ドルあたり25銭程度と、ほぼ同じ条件です。手数料面では、両社に大きな差はないと言えます。
投資信託の取扱本数は、楽天証券が約2,550本、SBI証券が約2,600本と、SBI証券がやや多いです。ただし、実際に投資する商品を選ぶ上では、両社とも十分な品揃えと言えます。
米国株の取扱銘柄数は、楽天証券が約4,500銘柄、SBI証券が約5,000銘柄と、SBI証券の方が多いです。外国株の取扱国数も、楽天証券が6カ国、SBI証券が8カ国と、SBI証券の方が充実しています。
国内株式の単元未満株取引(ミニ株)は、楽天証券が「かぶミニ®」で約2,100銘柄、SBI証券が「S株」で約3,500銘柄を取り扱っています。この点でもSBI証券の方が選択肢が多いです。
楽天証券は楽天ポイント、SBI証券はVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントなど、複数のポイントプログラムから選択できます。ポイントの選択肢の多さではSBI証券が有利です。
クレカ積立のポイント還元率は、楽天証券が楽天カードで0.5%~1.0%、SBI証券が三井住友カードで0.5%~5.0%です。カードのグレードによって還元率が変わるため、自分が持っているクレジットカードとの相性で判断しましょう。
楽天経済圏を活用している方は楽天証券、三井住友カードを持っている方はSBI証券が有利になる傾向があります。
IPO取扱実績は、SBI証券が圧倒的に優位です。2024年の実績では、SBI証券が78銘柄、楽天証券が56銘柄と、SBI証券の方が多くのIPOを取り扱っています。
主幹事実績も、SBI証券が12社、楽天証券が0社と、大きな差があります。主幹事証券会社には多くの株式が配分されるため、当選確率も高まります。IPO投資を重視するなら、SBI証券の方が明らかに有利です。
実際には、両方の口座を開設して使い分けるのも有効な戦略です。楽天証券で投資信託の積立を行い、SBI証券でIPO投資や個別株取引を行うなど、それぞれの強みを活かした使い方ができます。
楽天証券の手数料を解説
楽天証券の手数料体系は、投資家にとって本当にお得なのでしょうか。ここでは、主な商品の手数料を詳しく解説します。
楽天証券の国内株式取引には、「ゼロコース」と「超割コース」の2つの手数料プランがあります。ゼロコースは、現物取引の手数料が原則無料です。信用取引の手数料も、一部条件付きで無料になります。
超割コースは、取引金額に応じた手数料体系です。ただし、取引するたびに楽天ポイントが貯まります。頻繁に取引しない方や、ポイント還元を重視する方は超割コースを選ぶメリットもあります。
多くの投資家にとっては、手数料無料のゼロコースが有利です。ただし、自分の取引スタイルに合わせて、どちらのコースが得かを計算してみることをおすすめします。
楽天証券では、多くの投資信託の購入手数料が無料(ノーロード)です。特につみたてNISA対象の投資信託は、すべて購入手数料が無料なので、長期的な資産形成に適しています。
投資信託には、購入手数料のほかに「信託報酬」という運用管理費用がかかります。これは投資信託を保有している間、毎日差し引かれる費用です。信託報酬は商品によって異なり、年率0.1%程度の低コスト商品から、1%を超える商品まであります。
楽天証券では、低コストのインデックスファンドを多数取り扱っています。長期投資では信託報酬の差が大きな影響を与えるため、できるだけ低コストの商品を選ぶことが重要です。
楽天証券の米国株取引手数料は、約定代金の0.495%(税込)です。最低手数料は0米ドル、上限は22米ドル(税込)となっています。他の主要ネット証券と比較しても、ほぼ同水準の手数料です。
為替手数料は、1ドルあたり25銭です。円貨決済の場合、この為替手数料が往復でかかるため、実質的なコストとして考慮する必要があります。外貨決済を利用すれば、為替手数料を片道分に抑えることも可能です。
米国株の配当金には、米国で10%の源泉徴収税がかかります。さらに日本でも課税されますが、確定申告で外国税額控除を受けることで、二重課税を軽減できます。米国株投資では、こうした税金面のコストも理解しておくことが大切です。
楽天証券がおすすめな人・向いていない人
ここまでの情報を踏まえて、楽天証券がどんな人に向いているのか、向いていないのかをまとめます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券以外も検討したい人におすすめの証券会社5社
楽天証券以外にも、優れた証券会社は多数あります。ここでは、目的別におすすめの証券会社を5社紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、口座開設数約1,500万口座を誇る国内最大手のネット証券です。投資信託約2,600本、米国株約5,000銘柄と、取扱商品の豊富さが魅力です。
特にIPO投資に強く、2024年は78銘柄を取り扱い、主幹事実績も12社と業界トップクラスです。IPO投資を重視するなら、SBI証券は外せません。また、外国株の取扱国数も8カ国と多く、幅広い投資ニーズに応えられます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つネット証券です。米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄と豊富で、米国株の情報提供や分析ツールも充実しています。
特に注目したいのが、米国株の取引ツール「トレードステーション」です。高機能なチャート分析や自動売買機能を備えており、本格的な米国株投資をしたい方に適しています。また、IPO抽選が完全平等抽選なので、資金量に関係なく当選チャンスがあります。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年以上の歴史を持つ老舗証券会社です。最大の特徴は、25歳以下の株式取引手数料が完全無料という点です。若い世代の投資家にとって、非常に魅力的な条件と言えます。
また、1日の約定代金が50万円以下なら、年齢に関係なく手数料無料です。少額投資を中心に行う方には、コスト面で大きなメリットがあります。サポート体制も手厚く、初心者でも安心して利用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約400万口座 |
| 取引手数料 | ダイレクトコース:137円~27,500円 総合コース:1,925円〜192,500円 |
| 投資信託 | 約1,000本 |
| ミニ株(単元未満株) | 非対応 |
| NISA対応 | 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) |
| 外国株 | 2カ国以上 米国株:約2,200銘柄 |
| IPO取扱実績 | 年間52銘柄(2024年実績) |
| IPO主幹事件数 | 年間22社(2024年実績) |
| ポイントサービス | Vポイント / dポイント |
| 口座開設スピード | 最短即日 |
| 取引ツール(PC) | パワートレーダー / BRiSK |
| スマホアプリ | SMBC日興証券アプリ |
SMBC日興証券は、大手証券会社の一角で、IPO投資に強いことで知られています。2024年のIPO取扱実績は52銘柄、主幹事実績は22社と、業界トップクラスです。
主幹事証券会社には多くの株式が配分されるため、当選確率が高まります。IPO投資を本格的に行いたい方は、SMBC日興証券の口座開設を検討する価値があります。また、店舗でのサポートも受けられるため、対面での相談を希望する方にも適しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 非公開 |
| 取引手数料 | 【米国株】 ベーシックコース:約定代金 × 0.132%(税込) アドバンスコース:200株まで一律2.18米ドル(税込)【日本株】 取引手数料:無料 |
| NISA対応 | 〇(成長投資枠のみ対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 非対応 |
| 成長投資枠対象商品 | 米国株 / 日本株 |
| 投資信託 | 取扱あり |
| 外国株 | 3カ国/米国株:約7,000銘柄 |
| 取引ツール(PC) | moomooアプリ(Windows / Mac対応) |
| スマホアプリ | moomooアプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 非公開 |
| ポイント投資・付与 | なし |
| 口座開設スピード | 最短即日(オンライン申込) |
moomoo証券は、米国株投資に特化した新興ネット証券です。最大の特徴は、米国株の情報提供が非常に充実している点です。リアルタイムの株価情報、企業分析、投資家の意見など、豊富な情報を無料で閲覧できます。
米国株の取扱銘柄数は約7,000銘柄以上と業界最多クラスで、取引手数料も原則無料です。米国株投資をメインに考えている方には、非常に魅力的な選択肢です。ただし、投資信託の取扱がないため、幅広い投資をしたい方は他社との併用が必要です。
楽天証券の口座開設方法
楽天証券の口座開設は、オンラインで簡単に完了します。ここでは、口座開設の手順を分かりやすく解説します。
「楽天証券はやめたほうがいい」という意見は、主にポイント制度の改悪を理由にしています。確かに、以前と比べるとポイント還元率は下がっていますが、それでも楽天経済圏を活用している方にはメリットがあります。
楽天カードや楽天市場を日常的に利用している方であれば、楽天ポイントを投資に回せる点は大きな魅力です。ただし、楽天グループのサービスを全く使わない方は、他の証券会社の方が適している場合もあります。自分の利用状況に合わせて判断しましょう。
楽天ポイント投資は、現金を使わずに投資体験ができるため、投資初心者にとって非常にお得です。楽天市場での買い物で貯まったポイントを、そのまま資産運用に回せるのは大きなメリットです。
ただし、ポイント投資だけで大きな資産を築くのは難しいです。あくまで投資の入口として活用し、慣れてきたら現金での投資も組み合わせることをおすすめします。また、ポイントには有効期限があるため、失効前に使い切ることも意識しましょう。
楽天証券のNISA口座は、使いやすさに定評があります。つみたて投資枠対象の投資信託が約200本あり、初心者でも選びやすいラインナップです。また、楽天カードでのクレカ積立も利用できるため、自動的に積立投資を続けられます。
スマホアプリ「iSPEED」でもNISA口座の管理ができるため、外出先でも気軽に確認できます。ただし、IPO投資をNISA口座で行いたい方は、SBI証券やSMBC日興証券の方が有利です。
楽天証券は、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者であり、日本投資者保護基金にも加入しています。顧客資産は適切に分別管理されており、万が一楽天証券が破綻した場合でも、1,000万円までは補償される仕組みになっています。
楽天グループの経営状況を心配する声もありますが、証券会社の資産と顧客の資産は別々に管理されているため、直接的な影響は受けにくい構造になっています。セキュリティ対策も充実しており、二段階認証などで不正アクセスを防ぐ仕組みがあります。
楽天証券と楽天銀行の連携(マネーブリッジ)は、ぜひ設定することをおすすめします。自動入出金機能により、資金管理の手間が大幅に省けます。取引のたびに入金手続きをする必要がなく、スムーズに投資できます。
また、マネーブリッジを設定すると、楽天銀行の普通預金金利が優遇されます。通常の金利よりも高い金利が適用されるため、待機資金を効率的に運用できます。楽天証券を利用するなら、楽天銀行も合わせて開設し、マネーブリッジを設定するのが賢い選択です。
楽天証券は、楽天ポイントが貯まる・使える点や手数料の安さが魅力のネット証券です。楽天経済圏を活用している方であれば、ポイント連携のメリットを最大限に享受できます。
一方で、ポイント制度の改悪が続いている点や、IPO投資に弱い点は気をつけたいポイントです。自分の投資スタイルや利用状況に合わせて、楽天証券が適しているかを判断しましょう。
楽天カードや楽天市場を日常的に利用している方、投資信託や米国株をメインに投資したい方には、楽天証券はおすすめの選択肢です。逆に、IPO投資を重視する方や、欧州株など幅広い外国株に投資したい方は、他の証券会社との併用を検討しましょう。
投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しい情報は楽天証券の公式サイトでご確認いただき、不明点があれば専門家にご相談されることをおすすめします。
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