SBI証券のNISAの始め方|メリットと注意点を解説

楽天証券で投資信託の積立を始めたいけれど、クレジットカード決済の設定方法がよくわからない。
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
楽天カードのクレジット決済を使えば、事前入金の手間がなく、自動でポイントも貯まります。
この記事では、楽天証券のクレカ積立の具体的な設定手順から、ポイント還元率、メリット・デメリットまで、初心者にもわかりやすく解説します。
設定は5つのステップで完了し、月10万円までの積立が可能です。
楽天経済圏を活用して、お得に資産形成を始めましょう。
目次
楽天証券のクレカ積立とは?
楽天証券のクレカ積立は、投資信託の積立代金を楽天カードで決済できるサービスです。
証券口座への事前入金が不要で、決済額に応じて楽天ポイントが自動で貯まるのが特徴なんです。
2018年10月に業界で先駆けて開始されたこのサービスは、キャッシュレスで「ほったらかし投資」ができると多くの投資家から支持されています。
毎月決まった日に自動で買付が行われるため、投資のタイミングを考える必要がありません。
クレカ積立では、毎月12日までに設定を完了すると、翌月の買付日に自動で投資信託が購入されます。
引き落としは翌月27日に楽天カードの登録口座から行われる仕組みです。
利用できるのは楽天カード株式会社が発行するクレジットカードに限られ、楽天証券口座とカードの名義が一致している必要があります。支払方法は1回払いのみで、分割払いやリボ払いには対応していません。
楽天カードクレジット決済では、積立額に応じて楽天ポイントが付与されます。
ポイント還元率は、投資信託の代行手数料(販売会社が受け取る手数料)と楽天カードの種類によって決まる仕組みです。
代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドでは、決済額の1%~2%の楽天ポイントが付与されます。
一方、年率0.4%(税込)未満のファンドでは、決済額の0.5%~2%の還元率になります。
楽天プレミアムカードなら、低コストのインデックスファンドでも1%の還元率を維持できるのが強みです。
2024年4月積立分から、クレカ積立の上限額が月5万円から10万円に引き上げられました。
これは、内閣府令「金融商品取引業等に関する内閣府令」の改正を受けた対応です。
新NISAのつみたて投資枠は年間120万円(月10万円)なので、クレカ積立だけでつみたて投資枠の上限を満たせるようになりました。
さらに、楽天キャッシュ決済(月5万円まで)と併用すれば、月15万円までポイントを貯めながら積立投資ができます。
楽天証券のクレカ積立は、初心者でも簡単に設定できます。
ここでは、実際の設定手順を5つのステップに分けて詳しく解説します。
楽天証券の口座と楽天カードをお持ちであれば、数分で設定が完了します。
まず、楽天証券の公式サイトにアクセスし、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
スマートフォンアプリ「iSPEED」からも設定可能です。
ログイン後、画面上部のメニューから「投資信託」を選択します。
初めてクレカ積立を設定する方は、楽天カードの登録も必要になります。
投資信託の一覧から、積立したいファンドを検索します。
人気のインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」などがおすすめです。
ファンドの詳細ページで、信託報酬や運用実績を確認しましょう。
低コストのインデックスファンドは、代行手数料が年率0.4%未満のものが多く、楽天カード(一般カード)の場合はポイント還元率が0.5%になる点に注意が必要です。
ファンドの詳細ページから「積立注文」ボタンをクリックし、積立設定画面に進みます。
引落方法の選択肢が表示されるので、「楽天カードクレジット決済」を選択してください。
初めて利用する場合は、楽天カードの登録画面が表示されます。
楽天カード会員サイトの認証を経て、カード情報を登録します。
楽天証券口座とカードの名義が一致していることを確認しましょう。
積立金額は、月100円から10万円まで設定できます。
NISA口座で積立する場合は、「つみたて投資枠」または「成長投資枠」を選択します。
特定口座や一般口座でも設定可能です。
積立金額を入力したら、分配金の受取方法を選びます。
長期投資では「再投資型」を選ぶと、複利効果が期待できます。
ボーナス設定はクレカ積立では利用できません。
設定内容の確認画面で、ファンド名、積立金額、引落方法、口座区分を確認します。
間違いがなければ、取引暗証番号を入力して「注文を確定する」ボタンをクリックしてください。
設定完了後、登録したメールアドレスに確認メールが届きます。
毎月12日までに設定を完了すると、翌月の買付日から積立が開始されます。
設定状況は「積立設定一覧」からいつでも確認できます。
ポイント還元率の詳細
楽天証券のクレカ積立では、カードの種類と投資信託の代行手数料によってポイント還元率が変わります。
ここでは、カードランク別の還元率を詳しく見ていきましょう。
年会費無料の楽天カードは、代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドで1.0%、年率0.4%(税込)未満のファンドで0.5%のポイント還元率です。
人気のインデックスファンド「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の代行手数料は0.01925%なので、楽天カードでは0.5%の還元率になります。
月5万円を積み立てた場合、年間で3,000ポイントが貯まる計算です。
| 代行手数料 | 還元率 | 月5万円の年間ポイント |
| 年率0.4%以上 | 1.0% | 6,000ポイント |
| 年率0.4%未満 | 0.5% | 3,000ポイント |
年会費2,200円(税込)の楽天ゴールドカードは、代行手数料が年率0.4%(税込)以上のファンドで1.0%、年率0.4%(税込)未満のファンドで0.75%の還元率です。
楽天カードと比較すると、低コストファンドでの還元率が0.25%高くなります。
月5万円を積み立てた場合、年間で4,500ポイントが貯まり、年会費を差し引いても2,300円分のプラスになります。
月7万4千円以上積み立てる方は、楽天ゴールドカードの方がお得になる計算です。
| 代行手数料 | 還元率 | 月5万円の年間ポイント |
| 年率0.4%以上 | 1.0% | 6,000ポイント |
| 年率0.4%未満 | 0.75% | 4,500ポイント |
年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードは、代行手数料に関わらず一律1.0%の還元率です。
低コストのインデックスファンドでも最高還元率を維持できるのが最大の魅力なんです。
月10万円を積み立てた場合、年間で12,000ポイントが貯まり、年会費を差し引いても1,000円分のプラスになります。
プライオリティ・パスが無料で利用できるなどの特典もあるため、海外旅行が多い方には特におすすめです。
| 代行手数料 | 還元率 | 月10万円の年間ポイント |
| すべてのファンド | 1.0% | 12,000ポイント |
代行手数料は、毎月12日時点のファンドのデータに基づいて判定されます。
代行手数料が変動するタイプのファンドでは、積立購入の3ヶ月前の13日のデータが使われるため、設定時点と実際の積立時点でポイント還元率が変わる可能性があります。
楽天証券の公式サイトでは、毎月更新される「ポイント還元率対象ファンド一覧」が公開されています。
自分が積み立てているファンドの還元率を定期的に確認するのがおすすめです。
クレカ積立のメリット4つ
楽天証券のクレカ積立には、現金決済や銀行引落にはない魅力的なメリットがあります。
ここでは、特に注目すべき4つのメリットを詳しく解説します。
クレカ積立の最大のメリットは、証券口座への事前入金が不要な点です。
銀行引落や証券口座からの引落では、積立日までに口座残高を確認して入金する必要がありますが、クレカ決済ならその手間が一切ありません。
積立代金は翌月27日に楽天カードの登録口座から引き落とされるため、資金管理がシンプルになります。
忙しくて入金を忘れてしまい、積立が実行されなかったという失敗も防げます。
積立額に応じて楽天ポイントが自動で貯まるのも大きな魅力です。
楽天カード(一般カード)で月5万円を積み立てた場合、年間で3,000ポイント(還元率0.5%の場合)が貯まります。
貯まったポイントは、楽天市場でのショッピングや街中の加盟店で1ポイント=1円として利用できます。
さらに、楽天証券のポイント投資サービスを使えば、貯まったポイントで投資信託を購入することも可能です。投資で貯めたポイントを再投資に回せば、より効率的な資産形成ができます。
楽天証券のクレカ積立は、年間カード利用額に関係なくポイント還元率が固定されています。
これは、他社と比較した際の大きなアドバンテージです。
例えば、SBI証券では2024年11月買付分から、三井住友カードの年間カード利用額によってポイント還元率が変動する仕組みに変更されました。
年間カード利用額が10万円未満だとポイント還元率が0.0%になるため、クレカ積立以外でカードを使わない方には不利になります。
楽天証券なら、そうした心配がありません。
楽天カードクレジット決済は、NISA口座のつみたて投資枠と成長投資枠の両方で利用できます。
2024年から始まった新NISA制度では、つみたて投資枠の年間投資上限額が120万円(月10万円)に拡大されました。
クレカ積立の上限も月10万円に引き上げられたため、つみたて投資枠の上限をすべてクレカ決済で満たすことが可能になりました。
非課税で運用しながらポイントも貯まるので、NISA制度を最大限活用したい方にぴったりです。
クレカ積立で気をつけたいこと5つ
メリットが多い楽天証券のクレカ積立ですが、利用する前に知っておくべき注意点もあります。
ここでは、特に重要な5つのポイントを正直にお伝えします。
楽天証券のクレカ積立で利用できるのは、楽天カード株式会社が発行するクレジットカードに限られます。三井住友カードやdカードなど、他社のクレジットカードは一切使えません。
また、楽天証券口座とカードの名義が一致している必要があります。
楽天銀行デビットカードも対象外なので、必ず楽天カードを用意しましょう。
楽天カードをお持ちでない方は、クレカ積立を始める前にカードを申し込む必要があります。
楽天カードの家族カードは、クレカ積立には利用できません。これは、家族カードを利用すると贈与とみなされ、納税が必要になる可能性があるためです。
配偶者やお子さんの名義で積立をしたい場合は、それぞれの名義で楽天証券口座と楽天カード(本会員カード)を用意する必要があります。
税制に関する詳細は、税理士や所轄の税務署に相談することをおすすめします。
楽天カードクレジット決済では、買付日を自分で選ぶことができません。
買付日は、クレカ決済を初めて利用した時期によって決まります。
2024年8月25日以降に初めて設定した方は、毎月12日が買付日になります(休業日の場合は翌営業日)。
銀行引落や証券口座からの引落では、毎月1日から28日の中から好きな日を選べますが、クレカ決済ではその柔軟性がありません。
ただし、長期的な積立投資では買付日による有利・不利はほとんどないとされているので、過度に気にする必要はありません。
楽天証券のクレカ積立は、過去にポイント還元率の変更が複数回ありました。
2022年9月には、低コストファンドのポイント還元率が1%から0.2%に引き下げられ、多くの利用者から批判を受けました。
その後、2023年6月にはカードランクに応じて0.5%~1%に改善され、2024年3月には上限額が月10万円に引き上げられるなど、改善の動きも見られます。
しかし、ポイント制度は証券会社にとってコストになるため、今後も変更される可能性があることは認識しておきましょう。
クレカ積立では、クレジットカードの与信枠(利用可能枠)を使います。
月10万円を積み立てる場合、カードの利用可能枠が10万円分減ることになります。
他のカード利用と合わせて与信枠を超えてしまうと、積立が実行されない可能性があります。
特に、利用可能枠が少ないカードを使っている方は、定期的に利用状況を確認しましょう。
与信枠に余裕を持たせるために、不要な買い物を控えるか、カードの限度額引き上げを検討するのも一つの方法です。
申込スケジュール
楽天証券のクレカ積立には、申込締切日、買付日、引落日という3つの重要な日程があります。
スケジュールを正しく理解しておくことで、計画的な積立投資ができます。
クレカ積立の申込締切日は、毎月12日です。
正確には、12日の翌日午前3時頃(システムメンテナンス以前)の設定状況が有効になります。
例えば、4月の積立を開始したい場合は、3月12日までに設定を完了する必要があります。
12日を過ぎてから設定した場合は、翌々月からの積立開始になってしまうので注意しましょう。
設定変更や解除も同様に、毎月12日が締切日になります。
| 設定完了日 | 買付月 | 引落月 |
| 3月12日まで | 4月 | 5月27日 |
| 4月12日まで | 5月 | 6月27日 |
| 5月12日まで | 6月 | 7月27日 |
買付日は、クレカ決済を初めて利用した時期によって異なります。
2021年6月19日以前に初めて利用した方は毎月1日、2021年6月20日以降2024年8月24日以前に初めて利用した方は毎月8日、2024年8月25日以降に初めて利用する方は毎月12日が買付日になります。
これから新しくクレカ積立を始める方は、毎月12日が買付日です。
買付日が休業日の場合は、翌営業日に買付が行われます。
買付日は自分で選べませんが、ドルコスト平均法の観点からは、特定の日に固定されていることに大きな問題はありません。
積立代金の引落日は、買付月の翌月27日です。
例えば、4月12日に買付が行われた場合、引落は5月27日になります。
27日が休業日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
引落日までに楽天カードの登録口座に十分な残高を用意しておきましょう。残高不足で引落ができなかった場合、楽天カードから督促の連絡が来ることになります。
引落日の前日までに口座残高を確認する習慣をつけるのがおすすめです。
楽天キャッシュとの違いと使い分け
楽天証券では、クレカ積立のほかに「楽天キャッシュ」を使った積立サービスも提供しています。
両者の違いを理解して、自分に合った方法を選びましょう。
楽天キャッシュは、楽天グループのオンライン電子マネーです。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージし、そのチャージ残高を使って投資信託を購入する仕組みです。
楽天キャッシュ決済での投信積立は、月5万円まで設定できます。
ポイント還元率は一律0.5%で、楽天カードからのチャージ時に0.5%のポイントが付与されます。
クレカ積立とは別枠なので、併用すれば月15万円までポイントを貯めながら積立投資ができます。
クレカ決済と楽天キャッシュ決済の主な違いをまとめました。
それぞれの特徴を理解して、自分の投資スタイルに合った方法を選びましょう。
| 項目 | クレカ決済 | 楽天キャッシュ決済 |
| 月間上限額 | 10万円 | 5万円 |
| ポイント還元率 | 0.5%~2.0% | 0.5%(一律) |
| 対応カード | 楽天カード限定 | 楽天カードでチャージ |
| 買付日 | 毎月1日/8日/12日 | 毎月1日~28日から選択可 |
| 申込締切日 | 毎月12日 | 毎月12日 |
| 引落日 | 翌月27日 | 13日~15日にチャージ残高から引落 |
クレカ決済(月10万円)と楽天キャッシュ決済(月5万円)を併用すれば、合計で月15万円までポイントを貯めながら積立投資ができます。
新NISAのつみたて投資枠(月10万円)をクレカ決済で満たし、成長投資枠を楽天キャッシュ決済で積み立てるという使い分けが可能です。
楽天キャッシュ決済では買付日を1日~28日から選べるため、クレカ決済と異なる日に設定すれば、時間分散の効果も期待できます。
ただし、月15万円も積立に回せる方は限られているので、無理のない範囲で投資額を決めることが大切です。
設定後の変更・解除方法
クレカ積立は一度設定したら変更できないわけではありません。
積立金額の変更や一時停止、解除はいつでも可能です。
ここでは、設定変更の方法を詳しく解説します。
積立金額を変更したい場合は、楽天証券にログインし、「投資信託」→「積立設定一覧」から変更したいファンドを選択します。
「変更」ボタンをクリックすると、積立金額の変更画面が表示されます。
新しい積立金額を入力し、取引暗証番号を入力して確定します。
変更の締切日は毎月12日なので、12日までに変更すれば翌月の積立から新しい金額が適用されます。13日以降に変更した場合は、翌々月からの適用になるので注意しましょう。
積立を一時停止したい場合は、「積立設定一覧」から該当するファンドの「解除」ボタンをクリックします。
解除すると、次回以降の積立が停止されます。
すでに発注済みの積立はキャンセルできないので、解除のタイミングに注意が必要です。
相場が下落している時に積立を止めたくなる気持ちはわかりますが、長期投資では下落時こそ積立を継続することが重要です。一時的な値動きに惑わされず、積立を継続する方が良い結果につながることが多いんです。
どうしても止めたい場合は、積立金額を減額するという選択肢も検討しましょう。
積立設定の変更・解除は、毎月12日が締切日です。
12日の翌日午前3時頃の設定状況が有効になるため、12日中に変更を完了させる必要があります。
例えば、4月の積立から金額を変更したい場合は、3月12日までに変更手続きを完了させましょう。
締切日を過ぎてしまうと、変更が翌々月からの適用になってしまいます。
スマートフォンのリマインダー機能を使って、毎月11日に設定内容を確認する習慣をつけるのがおすすめです。
他社証券とのクレカ積立比較
楽天証券以外にも、クレカ積立サービスを提供している証券会社があります。
ここでは、主要なネット証券とのポイント還元率や条件を比較します。
SBI証券では、三井住友カードやOliveフレキシブルペイを使ったクレカ積立が可能です。
2024年11月買付分から、年間カード利用額とカードランクによってポイント還元率が変動する仕組みに変更されました。
三井住友カード(一般カード)の場合、年間カード利用額が10万円未満だとポイント還元率が0.0%、10万円以上で0.5%、100万円以上で1.0%になります。
クレカ積立以外でカードを使わない方には不利な条件です。
一方、楽天証券は年間カード利用額に関係なく還元率が固定されているため、シンプルでわかりやすいのが魅力です。
| 証券会社 | 対応カード | 基本還元率 | 条件 |
| 楽天証券 | 楽天カード | 0.5%~1.0% | 年間カード利用額の条件なし |
| SBI証券 | 三井住友カード | 0.0%~1.0% | 年間カード利用額で変動 |
マネックス証券では、マネックスカードまたはdカードを使ったクレカ積立が可能です。
積立額によってポイント還元率が変動する仕組みで、月5万円までは1.1%、5万円超~7万円は0.6%、7万円超~10万円は0.2%の還元率になります。
月5万円までの1.1%還元は、年会費無料カードでは最高水準です。少額から積立を始める方には、マネックス証券が有利になります。
一方、月10万円を積み立てる場合の平均還元率は0.73%なので、楽天プレミアムカード(1.0%)の方がお得になります。
| 証券会社 | 対応カード | 基本還元率 | 特徴 |
| 楽天証券 | 楽天カード | 0.5%~1.0% | 楽天経済圏との連携 |
| マネックス証券 | マネックスカード/dカード | 0.2%~1.1% | 月5万円までは最高還元 |
楽天カードをお持ちでない方は、まず楽天カードを申し込む必要があります。楽天カードは年会費無料で、審査も比較的スピーディーです。楽天証券の口座開設と同時に楽天カードを申し込むこともできます。
カードが手元に届いたら、楽天証券にログインしてクレカ積立の設定を行います。楽天カードの申込から発行まで通常1週間程度かかるので、早めに申し込んでおくのがおすすめです。
はい、楽天カードクレジット決済は、NISAのつみたて投資枠と成長投資枠の両方で利用できます。つみたて投資枠の対象銘柄は約200本あり、低コストのインデックスファンドも豊富に揃っています。
NISA口座で積立設定する際は、口座区分で「つみたて投資枠」または「成長投資枠」を選択するだけです。非課税で運用しながらポイントも貯まるので、NISA制度を最大限活用したい方にぴったりです。
毎月12日までに設定を完了すれば、翌月の買付日から積立が開始されます。例えば、3月12日までに設定した場合、4月12日(2024年8月25日以降に初めて設定する方の場合)に初回の買付が行われます。
13日以降に設定した場合は、翌々月からの積立開始になります。早く積立を始めたい方は、毎月12日の締切日を意識して設定を完了させましょう。
楽天ポイントは、楽天カードの利用代金が確定した後に付与されます。通常、買付月の翌月15日頃に楽天カードの利用明細が確定し、その後ポイントが付与される流れです。
例えば、4月12日に買付が行われた場合、5月15日頃に利用明細が確定し、その後ポイントが付与されます。ポイント付与のタイミングは楽天カードの処理状況によって多少前後することがあります。
相場が下落している時に積立を止めるのは、長期投資の観点からはおすすめできません。積立投資の強みは、価格が下がっている時にも買い続けることで、平均購入単価を抑えられる点にあります。
下落時に積立を止めてしまうと、その後の上昇局面で利益を得る機会を逃してしまいます。一時的な値動きに惑わされず、長期的な視点で積立を継続することが、資産形成の成功につながります。どうしても不安な場合は、積立金額を減額するという選択肢も検討しましょう。
NISA口座で積立した場合、運用益は非課税なので確定申告は不要です。特定口座(源泉徴収あり)で積立した場合も、証券会社が自動で税金を計算・納付してくれるため、原則として確定申告は不要です。
一般口座や特定口座(源泉徴収なし)で積立した場合は、年間の利益が20万円を超えると確定申告が必要になります。また、複数の証券口座で取引している場合、損益通算や繰越控除のために確定申告をした方が有利になることもあります。詳しくは税理士や税務署に相談することをおすすめします。
楽天証券のクレカ積立は、楽天カードで投資信託を自動購入できる便利なサービスです。
事前入金の手間がなく、積立額に応じて最大1.0%の楽天ポイントが貯まるのが大きな魅力です。
設定は5つのステップで完了し、月10万円まで積立可能です。
楽天キャッシュと併用すれば、月15万円までポイントを貯めながら投資できます。
NISAのつみたて投資枠にも対応しているため、非課税で運用しながらポイントも貯められます。
一方で、楽天カード以外は使えない、家族カードは対象外、買付日は指定できないなどの注意点もあります。
ポイント還元率が過去に改悪された履歴もあるため、制度変更の可能性は認識しておきましょう。
楽天経済圏を活用している方や、シンプルな仕組みでクレカ積立を始めたい方には、楽天証券のクレカ積立がおすすめです。
毎月12日の締切日を意識して、計画的に積立投資を始めましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは楽天証券公式サイトでご確認ください。
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