【2025年最新】NISA口座おすすめネット証券比較!迷わない選び方解説

「カブコム証券って実際どうなの?」と気になっていませんか。
三菱UFJグループの証券会社として信頼性が高く、Pontaポイントが貯まる・使えることで注目されています。
しかし、他のネット証券と比べて本当にお得なのか、自分に合っているのか迷っている方も多いでしょう。
この記事では、カブコム証券のメリット・デメリット、実際の利用者の評判、手数料比較、おすすめな人まで詳しく解説します。
記事を読めば、カブコム証券があなたに合った証券会社かどうか判断できるようになります。
目次
カブコム証券(旧auカブコム証券)は、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下のネット証券会社です。
1999年の設立以来、ネット証券の老舗として多くの投資家に利用されています。
2024年11月に「三菱UFJeスマート証券」へ社名変更し、MUFGグループの一員としてより強固な経営基盤を築いています。
口座数は約40万口座を超え、信頼性の高い証券会社として評価されています。
2024年11月1日、auカブコム証券は「三菱UFJeスマート証券」に社名変更しました。
これは三菱UFJフィナンシャル・グループとの連携を強化し、より幅広い金融サービスを提供するための戦略的な変更です。
社名変更後も、Pontaポイント投資やau経済圏との連携といった従来の強みは維持されています
むしろMUFGグループの総合力を活かし、サービスの拡充が期待されています。
既存のユーザーは特別な手続きなく、そのまま取引を継続できます。口座番号やログイン情報も変更ありません。
三菱UFJフィナンシャル・グループは、国内最大級の金融グループです。
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券などを傘下に持ち、総資産は400兆円を超えます。
カブコム証券はこのMUFGグループの一員として、強固な財務基盤と高い信頼性を誇ります。
万が一証券会社が破綻した場合でも、顧客の資産は分別管理されており、日本投資者保護基金により1,000万円まで補償されます
大手金融グループの傘下にあることで、システムの安定性やセキュリティ対策も充実しています。
初めて投資を始める方にとって、この安心感は大きなメリットです。
格付投資情報センター(R&I)による証券会社の格付けでは、カブコム証券は評価を受けています。
格付けは証券会社の財務健全性、経営の安定性、顧客サービスの質などを総合的に評価したものです。
特にMUFGグループの一員であることが、格付けにおいてプラスに評価されています。
親会社の強固な財務基盤が、カブコム証券の信用力を支えているためです。
投資において、証券会社の信用力は非常に重要です。長期的な資産形成を考えるなら、信頼できる証券会社を選ぶことが第一歩となります。
カブコム証券の5つのメリット
カブコム証券には、他のネット証券にはない独自の強みがあります。
ここでは主要な5つのメリットを詳しく解説します。
カブコム証券の手数料体系は、「一日定額手数料コース」と「ワンショット手数料コース」の2種類から選べます。
一日定額手数料コースでは、1日の約定代金合計が100万円以下なら現物取引・信用取引ともに無料です
少額で複数回取引する方や、デイトレードを行う方にとって非常にお得な料金設定となっています。
ワンショット手数料コースは、1回の取引ごとに手数料がかかる従来型のプランです。
現物取引は55円から、信用取引は無料から利用できます。取引頻度が少ない方や、1回の取引金額が大きい方に向いています。
さらに、シニア割(60歳以上)、女性割、NISA割などの割引制度も充実しており、条件に該当すれば手数料が最大15%割引になります。
カブコム証券の大きな特徴が、Pontaポイント(現在は三菱UFJポイント)が貯まる・使える点です。
投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが付与され、貯まったポイントは投資に使えます。
投資信託の月間平均保有残高に対して、年率最大0.24%のポイントが還元されます。
例えば100万円の投資信託を保有していれば、年間2,400ポイント(月200ポイント)が貯まる計算です。
貯まったポイントは1ポイント=1円として、投資信託の購入に使えます。
現金を使わずにポイントだけで投資を始めることも可能で、投資初心者のハードルを下げる仕組みとなっています。
au PAYカードでのクレカ積立にも対応しており、積立額に応じて最大1%のポイントが貯まります
ポイント投資と合わせて、効率的にポイントを活用できます。
カブコム証券が提供する取引ツール「kabuステーション」は、中級者から上級者まで幅広く支持される高機能ツールです。
Windows版とMac版があり、リアルタイムの株価情報、高度なチャート分析、素早い注文執行が可能です。
kabuステーションの最大の特徴は、カスタマイズ性の高さです。
画面レイアウトを自由に変更でき、自分の取引スタイルに合わせた環境を構築できます。
複数銘柄の同時監視や、テクニカル指標を組み合わせた高度な分析も行えます。
さらに、自動売買機能「kabuロボ」も搭載されており、あらかじめ設定した条件に従って自動的に売買を行えます。
感情に左右されない機械的な取引が可能で、特にデイトレーダーに人気の機能です。
スマホアプリも充実しており、外出先でも本格的な取引が可能です。
PCツールとスマホアプリを使い分けることで、いつでもどこでも取引チャンスを逃しません。
カブコム証券は信用取引の条件が非常に有利で、特に信用取引を活用したい投資家におすすめです。
一日定額手数料コースなら、信用取引の手数料が無料になります。
信用取引の金利も競争力があり、制度信用取引の買方金利は年率2.99%(2024年12月時点)です。
大手ネット証券と比較しても遜色ない水準となっています。
さらに、「信用ロボアド」という独自サービスがあり、AIが信用取引の銘柄選定をサポートしてくれます。
信用取引に慣れていない方でも、AIのアドバイスを参考にしながら取引できます。
代用有価証券サービスも充実しており、保有株式を担保に新たな取引を行えます。
資金効率を高めたい中級者以上の投資家にとって、大きなメリットとなります。
auユーザーにとって、カブコム証券はau経済圏との連携によるメリットが大きいです。
au PAYカードでのクレカ積立、au PAYとの連携、auじぶん銀行との自動入出金サービスなど、au関連サービスとシームレスに連携できます。
au PAYカードでのクレカ積立では、積立額の最大1%がPontaポイントとして還元されます。
毎月5万円積み立てれば、年間6,000ポイント(500ポイント×12ヶ月)が貯まる計算です。
auじぶん銀行との連携では、自動入出金サービス「まいにち銀行」が利用できます。
証券口座と銀行口座の資金移動が自動化され、入出金の手間が省けます。さらに、auじぶん銀行の普通預金金利が優遇される特典もあります。
au経済圏でポイントを貯めている方にとって、カブコム証券は非常に相性の良い証券会社と言えます。
カブコム証券の3つのデメリット
カブコム証券にはメリットが多い一方で、いくつか注意すべきデメリットもあります。
ここでは主要な3つのデメリットを正直に解説します。
カブコム証券の投資信託取扱本数は約1,800本で、SBI証券(約2,600本)や楽天証券(約2,550本)と比べるとやや少なめです。
特に海外株式型やテーマ型の投資信託で、選択肢が限られる場合があります。
米国株も同様で、取扱銘柄数は約1,050銘柄です。
SBI証券(約5,000銘柄)やマネックス証券(約5,000銘柄)と比較すると大きな差があります。
米国の中小型株や新興企業への投資を考えている方には、物足りなく感じるかもしれません。
ただし、主要なインデックスファンドや人気の高い投資信託は一通り揃っています。
初心者が長期・分散投資を行う分には、十分な品揃えと言えます。
多様な銘柄に投資したい中級者以上の方は、他の証券会社との併用も検討すると良いでしょう。
一日定額手数料コースの100万円以下無料は魅力的ですが、100万円を超えると手数料が発生します。
大口取引を頻繁に行う場合、SBI証券や楽天証券と比べて手数料負担が大きくなる可能性があります。
例えば、1日の約定代金が300万円の場合、カブコム証券では3,300円(税込)の手数料がかかります。
一方、SBI証券のアクティブプランでは同条件で3,300円(税込)と同水準ですが、取引量が増えるほど差が出てきます。
また、米国株取引の手数料も約定代金の0.495%(税込)で、最低手数料は0米ドルですが、他社と比較して特別安いわけではありません。
少額取引や100万円以下の取引がメインなら問題ありませんが、大口取引を頻繁に行う方は手数料を比較検討することをおすすめします。
カブコム証券のWeb画面は、他の大手ネット証券と比べて操作性にやや課題があるとの声があります。
特に初心者にとって、画面の構成が分かりにくい、必要な情報にたどり着きにくいと感じる場合があります。
取引ツール「kabuステーション」は高機能ですが、初心者には操作が難しく感じられることもあります。
慣れるまでに時間がかかり、最初のうちは戸惑うかもしれません。
スマホアプリも、SBI証券や楽天証券のアプリと比較すると、デザインや操作性で劣ると感じるユーザーもいます。
アプリストアの評価でも、使いやすさに関する改善要望が見られます。
ただし、これは慣れの問題でもあります。使い続けることで操作に慣れ、効率的に取引できるようになります。
公式サイトにはチュートリアルやマニュアルも用意されているので、活用すると良いでしょう。
カブコム証券の実際の評判・口コミ
実際にカブコム証券を利用している人たちは、どのような評価をしているのでしょうか。
良い評判と悪い評判の両方を見ていきます。
カブコム証券の良い評判として最も多いのが、Pontaポイント投資の使いやすさです。
「ポイントで投資を始められるので、現金を使わずに投資デビューできた」「au PAYカードのクレカ積立でポイントが貯まるのが嬉しい」といった声が多く見られます。
取引ツールに関しても高評価が目立ちます。
「kabuステーションは高機能で、チャート分析がしやすい」「自動売買機能が便利で、感情に左右されずに取引できる」など、特に中級者以上のユーザーから支持されています。
信用取引の条件についても好意的な意見が多く、「手数料無料で信用取引ができるのは大きい」「信用ロボアドのアドバイスが参考になる」といった評価があります。
三菱UFJグループの信頼性を評価する声も多く、「大手金融グループの証券会社なので安心して資産を預けられる」「システムが安定していて、取引で困ったことがない」といったコメントが見られます。
一方で、悪い評判として多いのが取扱銘柄数の少なさです。
「投資信託の選択肢が少なく、欲しいファンドがなかった」「米国株の銘柄数が少なく、中小型株に投資できない」といった不満が見られます。
手数料についても、「100万円を超えると手数料が高くなる」「米国株の手数料がもう少し安ければ良いのに」といった意見があります。
特に大口取引を行うユーザーからは、手数料の高さを指摘する声が目立ちます。
Web画面やアプリの操作性に関しては、「画面が分かりにくく、慣れるまで時間がかかった」「SBI証券や楽天証券のアプリの方が使いやすい」といった評価があります。
特に初心者からは、操作性の改善を求める声が多いです。
カスタマーサポートについても、「電話がつながりにくい時間帯がある」「問い合わせへの回答が遅い」といった不満が一部で見られます。
14年間カブコム証券を利用している長期ユーザーのレビューによると、「長く使っているが、大きなトラブルは一度もない」「システムの安定性は抜群で、取引で困ったことがない」と高く評価しています。
一方で、「他社と比べてサービスの進化が遅い」「新しい機能の追加がもう少し早ければ良い」といった改善要望も述べています。
特に、スマホアプリの機能拡充やUI改善を期待する声が強いようです。
それでも総合的には「信頼性が高く、長期的に使い続けられる証券会社」と評価しており、MUFGグループの安心感を重視する投資家には適していると結論づけています。
カブコム証券の手数料を他社と比較
カブコム証券の手数料は、他の主要ネット証券と比べてどうなのでしょうか。
現物取引と信用取引の手数料を比較します。
カブコム証券の一日定額手数料コースでは、1日の約定代金合計が100万円以下なら無料です。
これはSBI証券、楽天証券、松井証券と同じ水準で、少額取引には非常に有利な条件となっています。
100万円を超える取引では、カブコム証券は100万円超で2,200円(税込)、200万円超で3,300円(税込)となります。
SBI証券のアクティブプランでは100万円超で1,238円(税込)、200万円超で2,475円(税込)なので、大口取引ではSBI証券の方が有利です。
ワンショット手数料コースでは、5万円以下の取引で55円(税込)、10万円以下で99円(税込)です。
楽天証券の超割コースでは5万円以下が55円(税込)、10万円以下が99円(税込)と同水準ですが、SBI証券のスタンダードプランでは現物取引が原則無料となっており、よりお得です。
少額取引や100万円以下の取引がメインなら、カブコム証券の手数料は十分競争力があります。
ただし、大口取引を頻繁に行う場合は、他社との比較検討が必要です。
カブコム証券の信用取引手数料は、一日定額手数料コースなら100万円以下が無料です。
これはSBI証券、楽天証券と同じで、少額の信用取引には非常に有利です。
ワンショット手数料コースでは、信用取引が無料から385円(税込)となります。
SBI証券のスタンダードプランでは信用取引が原則無料なので、頻繁に信用取引を行う場合はSBI証券の方が有利です。
信用取引の金利は、制度信用取引の買方金利が年率2.99%です。
SBI証券は年率2.80%、楽天証券は年率2.80%なので、わずかにカブコム証券の方が高めです。ただし、この差は取引金額や期間によって影響が変わります。
信用取引を積極的に活用したい方は、手数料だけでなく金利や貸株料も含めて総合的に比較することをおすすめします。
カブコム証券には独自の割引制度があり、条件に該当すれば手数料が最大15%割引になります。
これは他の大手ネット証券にはない、カブコム証券ならではのメリットです。
これらの割引は併用可能で、例えば60歳以上の女性でNISA口座を持っている場合、最大15%の割引が適用されます。
100万円の取引で通常2,200円の手数料が1,870円になるなど、長期的には大きな節約になります。
該当する方は、ぜひこの割引制度を活用してください。申し込みは公式サイトから簡単に行えます。
カブコム証券のNISA・つみたてNISA活用法
2024年から始まった新NISA制度では、カブコム証券でも「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の両方を利用できます。
ここでは、カブコム証券でのNISA活用法を解説します。
成長投資枠では、個別株式や投資信託など幅広い商品に投資できます。
年間投資上限は240万円、非課税保有限度額は1,200万円(つみたて投資枠と合わせて1,800万円)です。
カブコム証券では、国内株式、投資信託、ETF、REITなどが成長投資枠の対象となります。
個別株式に投資したい方や、アクティブファンドで運用したい方に適しています。
成長投資枠の活用方法としては、配当利回りの高い株式に投資して配当金を非課税で受け取る戦略があります。
例えば、配当利回り4%の株式に100万円投資すれば、年間4万円の配当金が非課税で受け取れます。通常なら約8,000円の税金がかかるところ、NISAなら全額手元に残ります。
また、成長が期待される個別株式に投資して、値上がり益を非課税で得る戦略も有効です。
将来有望な企業の株式を長期保有することで、大きな資産形成を目指せます。
つみたて投資枠では、金融庁が認めた長期・積立・分散投資に適した投資信託が対象となります。
年間投資上限は120万円、非課税保有期間は無期限です。
カブコム証券のつみたて投資枠対象商品は約250本で、主要なインデックスファンドは一通り揃っています。
eMAXIS Slimシリーズ、楽天・バンガードシリーズ、SBI・Vシリーズなど、人気の低コストファンドも選べます。
つみたて投資枠の活用方法としては、毎月一定額を自動積立する「ドルコスト平均法」が基本です。
例えば、毎月3万円ずつ全世界株式インデックスファンドに積立投資すれば、年間36万円の投資となり、長期的に資産を増やせます。
市場の上下に関係なく機械的に積み立てることで、高値掴みのリスクを減らし、平均取得単価を下げる効果があります。
感情に左右されない投資ができるため、初心者にもおすすめの方法です。
カブコム証券では、au PAYカードを使ったクレカ積立が利用できます。
毎月の積立額に応じて、最大1%のPontaポイントが還元されます。
例えば、毎月5万円をクレカ積立すれば、月500ポイント、年間6,000ポイントが貯まります。
このポイントは投資信託の購入に使えるため、実質的に投資元本を増やすことができます。
クレカ積立の設定は簡単で、公式サイトから数分で完了します。
au PAYカードを持っていない方は、カード発行から始める必要がありますが、カード発行自体も比較的スムーズです。
NISAのつみたて投資枠でクレカ積立を利用すれば、ポイント還元と非課税のメリットを同時に享受できます。
長期的な資産形成において、非常に効率的な方法です。
カブコム証券の取引ツール・アプリの使い方
カブコム証券は、PCとスマホの両方で充実した取引ツールを提供しています。
ここでは、主要なツールの特徴と使い方を解説します。
kabuステーションは、カブコム証券が提供するPC向けの高機能取引ツールです。
Windows版とMac版があり、リアルタイムの株価情報、高度なチャート分析、素早い注文執行が可能です。
最大の特徴は、画面レイアウトを自由にカスタマイズできる点です。
複数の銘柄を同時に監視したり、チャートと板情報を並べて表示したり、自分の取引スタイルに合わせた環境を構築できます。
テクニカル指標も豊富で、移動平均線、ボリンジャーバンド、MACD、RSIなど主要な指標はすべて利用できます。
複数の指標を組み合わせた高度な分析も可能で、中級者以上の投資家に人気です。
自動売買機能「kabuロボ」も搭載されており、あらかじめ設定した条件に従って自動的に売買を行えます。
例えば「株価が○○円になったら買い、△△円になったら売り」といった条件を設定しておけば、自動的に取引が実行されます。感情に左右されない機械的な取引が可能です。
カブコム証券のスマホアプリ「三菱UFJeスマート証券アプリ」は、外出先でも本格的な取引が可能です。
iOS版とAndroid版があり、どちらも無料でダウンロードできます。
アプリの主な機能は、株価検索、チャート表示、注文、ポートフォリオ管理などです。
直感的な操作で注文できるため、初心者でも使いやすい設計となっています。
プッシュ通知機能も充実しており、株価アラート、約定通知、重要なお知らせなどをリアルタイムで受け取れます。
取引チャンスを逃さないために、プッシュ通知の設定をおすすめします。
ただし、アプリストアの評価では「操作性に改善の余地がある」「画面が見づらい」といった意見も見られます。
SBI証券や楽天証券のアプリと比較すると、デザインや使い勝手で劣ると感じるユーザーもいるようです。
EVERチャートは、カブコム証券が提供する高機能チャートツールです。
過去の株価データを詳細に分析でき、テクニカル分析に役立ちます。
EVERチャートの特徴は、複数銘柄の比較チャートが作成できる点です。
例えば、トヨタとホンダの株価推移を重ねて表示することで、業界内での相対的な強さを判断できます。
カブナビは、銘柄選定をサポートするスクリーニングツールです。
業種、時価総額、PER、PBR、配当利回りなど様々な条件で銘柄を絞り込めます。初心者が銘柄を探す際に便利なツールです。
これらのツールを活用することで、より精度の高い投資判断が可能になります。
最初は使い方が分からなくても、公式サイトのマニュアルやチュートリアル動画を見れば、すぐに使いこなせるようになります。
カブコム証券がおすすめな人・向いていない人
カブコム証券は万能な証券会社ではありません。向いている人と向いていない人がいます。
ここでは、どんな人におすすめか、どんな人には向いていないかを整理します。
カブコム証券がおすすめなのは、以下のような人です。
特にauユーザーにとっては、au経済圏との連携によるメリットが大きいです。
au PAYカードのクレカ積立、auじぶん銀行との自動入出金、Pontaポイント投資など、シームレスに連携できます。
また、三菱UFJグループの信頼性を重視する方にもおすすめです。
大手金融グループの証券会社という安心感は、長期的な資産形成において重要な要素となります。
信用取引を活用したい方にとっても、手数料無料や信用ロボアドなどのサービスは魅力的です。
信用取引の条件が有利なため、積極的に取引したい中級者以上に適しています。
一方で、カブコム証券が向いていないのは以下のような人です。
投資信託や米国株の取扱銘柄数は、SBI証券や楽天証券と比べて少なめです。
多様な銘柄に投資したい方は、他社との併用を検討した方が良いでしょう。
大口取引を頻繁に行う方も、手数料の面で不利になる可能性があります。
1日の取引金額が100万円を大きく超える場合は、SBI証券や楽天証券の方が手数料が安くなることが多いです。
スマホアプリの使いやすさを最優先する方も、SBI証券や楽天証券のアプリの方が評価が高い傾向にあります。
アプリで頻繁に取引する予定の方は、実際にダウンロードして使い勝手を確認することをおすすめします。
カブコム証券の口座開設方法
カブコム証券の口座開設は、オンラインで完結します。
ここでは、口座開設の流れと必要書類を解説します。
カブコム証券の口座開設は、以下の手順で進めます。
口座開設にかかる期間は、通常3~5営業日です。
マイナンバーカードを使った「スマホで本人確認」を利用すれば、最短2営業日で口座開設が完了します。
NISA口座を同時に開設する場合は、追加で1~2週間程度かかることがあります。
NISA口座は税務署での審査が必要なため、通常の口座開設より時間がかかります。
口座開設費用や口座維持費は一切かかりません。無料で口座を開設できるため、まずは口座を作ってみて、実際に使いながら判断するのも良いでしょう。
口座開設に必要な書類は、以下の2種類です。
本人確認方法は、「スマホで本人確認」と「画像アップロード」の2種類があります。
スマホで本人確認は、マイナンバーカードをスマホで撮影し、顔写真も撮影する方法です。
最短2営業日で口座開設が完了し、郵送物の受け取りも不要です。最も簡単で早い方法なので、マイナンバーカードを持っている方はこちらをおすすめします。
画像アップロードは、本人確認書類とマイナンバー確認書類をスマホやPCで撮影し、アップロードする方法です。
こちらは3~5営業日で口座開設が完了します。
どちらの方法でも、手続きはオンラインで完結します。郵送での書類提出は不要なので、手間をかけずに口座開設できます。
カブコム証券と比較したいおすすめの証券会社5社
カブコム証券以外にも、優れた証券会社は多数あります。
ここでは、カブコム証券と比較検討したいおすすめの証券会社を5社紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券で、口座数は約1,500万口座を誇ります。
取扱商品数、手数料、サービス内容のすべてにおいて業界トップクラスです。
投資信託は約2,600本、米国株は約5,000銘柄と、カブコム証券を大きく上回ります。
手数料も競争力があり、現物・信用取引が原則無料です。
Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイントの5種類のポイントから選べる柔軟性も魅力です。
総合力で選ぶなら、SBI証券が最有力候補となります。
IPO取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と業界トップで、IPO投資を考えている方にもおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏との連携が最大の強みです。
楽天ポイントが貯まる・使える、楽天カードでのクレカ積立、楽天銀行との連携など、楽天ユーザーにとって非常に使いやすい証券会社です。
投資信託は約2,550本、米国株は約4,500銘柄と、カブコム証券より充実しています。
手数料も競争力があり、現物取引は原則無料です。
取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は高機能で、中級者以上にも人気です。
スマホアプリ「iSPEED」も使いやすく、アプリストアでの評価も高いです。
楽天経済圏でポイントを貯めている方は、楽天証券との相性が抜群です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強い証券会社として知られています。
米国株の取扱銘柄数は約5,000銘柄で、カブコム証券の約5倍です。
米国株の取引ツールも充実しており、リアルタイムの株価情報、詳細なチャート分析、米国株専用アプリなど、米国株投資に必要な環境が整っています。
投資信託も約1,800本と豊富で、NISA・つみたてNISAにも対応しています。
IPO取扱実績も年間54銘柄(2024年実績)と多く、多様な投資機会を提供しています。
米国株投資を本格的に行いたい方は、マネックス証券が最適です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の手数料が完全無料という独自のサービスを提供しています。
若年層の資産形成を応援する姿勢が特徴です。
25歳以下でなくても、1日の約定代金が50万円以下なら現物・信用取引ともに無料です。
少額取引がメインの初心者にとって、非常に使いやすい証券会社と言えます。
投資信託は約1,900本、米国株は約4,900銘柄と、取扱商品も充実しています。
カスタマーサポートも手厚く、電話やチャットで丁寧に対応してくれます。
25歳以下の方や、少額から投資を始めたい方には松井証券がおすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 非公開 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 ~5万円:55円 ~10万円:88円 ~20万円:106円 ~50万円:198円 ~100万円:374円 ~150万円:440円 ~300万円:660円 300万円超:880円※信用取引手数料は0円、25歳以下は実質手数料0円(キャッシュバック) |
| NISA対応 | 〇(新NISA・成長投資枠/国内株・米国株、取引手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 取扱なし |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 |
| 投資信託 | 取扱なし |
| 外国株 | 米国株:約1,950銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | DMM株 PRO+ / DMM株 STANDARD |
| スマホアプリ | DMM株アプリ(かんたんモード/ノーマルモード) |
| 提携銀行口座 | 約340行に対応(ゆうちょ、みずほ、三菱UFJ、住信SBIなど) |
| ポイント投資・付与 | 取引手数料の1%をDMM株ポイントで還元(1pt=1円で現金化可) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマホでスピード本人確認) |
DMM株は、シンプルで使いやすいことが特徴のネット証券です。
画面デザインが洗練されており、初心者でも直感的に操作できます。
現物取引の手数料は55円から880円で、25歳以下は実質無料です。
信用取引の手数料は0円と、非常にリーズナブルです。
ただし、投資信託の取扱はなく、つみたて投資枠にも対応していません。
個別株式の取引がメインで、シンプルに取引したい方に向いています。
米国株は約1,950銘柄と、主要銘柄は一通り揃っています。
シンプルな取引環境を求める方は、DMM株を検討してみてください。
カブコム証券が万が一破綻した場合でも、顧客の資産は保護されます。証券会社は法律により、顧客の資産と会社の資産を分別管理することが義務付けられているためです。
さらに、日本投資者保護基金に加入しているため、分別管理が適切に行われていなかった場合でも、1人あたり1,000万円まで補償されます。
カブコム証券は三菱UFJグループの一員であり、財務基盤も強固です。破綻のリスクは極めて低いと考えられます。
au経済圏外のユーザーでも、カブコム証券はお得に使えます。一日定額手数料コースの100万円以下無料、高機能な取引ツール、信用取引の有利な条件など、au経済圏と関係ないメリットも多数あります。
ただし、Pontaポイント投資やau PAYカードのクレカ積立といった、au経済圏との連携メリットは享受できません。これらのメリットを重視しない方であれば、十分に価値のある証券会社です。
三菱UFJグループの信頼性や、kabuステーションの高機能さを評価するユーザーは、au経済圏外でも満足できるでしょう。
他社からカブコム証券へ乗り換える場合、株式や投資信託を移管する手続きが必要です。移管手続きは、カブコム証券の公式サイトから「口座振替依頼書」を請求し、必要事項を記入して提出します。
移管には通常1~2週間程度かかります。移管元の証券会社によっては、移管手数料がかかる場合があるため、事前に確認してください。
なお、複数の証券会社を併用することも可能です。すべてを移管せず、用途に応じて使い分けるのも一つの方法です。
カブコム証券でもIPO投資は可能です。2024年の取扱実績は年間20銘柄で、主要ネット証券と比べるとやや少なめですが、一定の機会は提供されています。
IPOの抽選方式は、申込株数に応じた抽選です。申込株数が多いほど当選確率が上がる仕組みとなっています。
IPO投資を本格的に行いたい方は、SBI証券やSMBC日興証券など、取扱実績の多い証券会社との併用をおすすめします。
特定口座(源泉徴収あり)で取引している場合、確定申告は原則不要です。証券会社が自動的に税金を計算し、源泉徴収してくれるためです。
ただし、複数の証券口座で損益通算したい場合、損失を翌年以降に繰り越したい場合、特定口座(源泉徴収なし)や一般口座で取引している場合、医療費控除など他の控除と合わせて申告する場合は、確定申告が必要または有利になることがあります。
確定申告が必要かどうか判断に迷う場合は、税理士や税務署に相談することをおすすめします。
カブコム証券は、三菱UFJグループの信頼性とPontaポイント投資が魅力のネット証券です。
一日定額手数料コースの100万円以下無料、高機能な取引ツール「kabuステーション」、信用取引の有利な条件など、多くのメリットがあります。
一方で、投資信託や米国株の取扱銘柄数は大手ネット証券より少なめで、Web画面の操作性にも改善の余地があります。
大口取引を頻繁に行う方には、手数料面で不利になる可能性もあります。
auユーザーやPontaポイントを貯めている方、三菱UFJグループの信頼性を重視する方、信用取引を積極的に活用したい方には、カブコム証券がおすすめです。
一方で、投資信託や米国株の選択肢を重視する方、大口取引がメインの方は、他社との併用を検討すると良いでしょう。
自分の投資スタイルや重視するポイントに合わせて、最適な証券会社を選んでください。
複数の証券会社を併用することで、それぞれの強みを活かした効率的な投資が可能になります。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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