SBI証券のメンテナンス時間|確認方法と対策まとめ

SBI証券のメンテナンス時間|確認方法と対策まとめ

SBI証券を利用していて、取引したいときにメンテナンス中で困った経験はありませんか。

特に週末や夜間に取引しようとすると、システムメンテナンスのため利用できないことがあります。

SBI証券では、サービスの安定性を保つため定期的にメンテナンスを実施していますが、サービスごとに時間帯が異なるため把握しにくいのが実情です。

この記事では、SBI証券のメンテナンス時間を詳しく解説し、メンテナンス情報の確認方法や取引に支障をきたさないための対策をご紹介します。

メンテナンス時間を事前に把握しておけば、大切な取引機会を逃すことなく、安心して投資を続けられます。

この記事の要約
  • SBI証券は定期メンテナンスを毎日実施しており、サービスごとに時間帯が異なる
  • メンテナンス情報は公式サイトの「メンテナンス情報ページ」で確認できる
  • メンテナンス時間を避けた取引計画や予約注文の活用で対策が可能

SBI証券のメンテナンス時間はいつ?

SBI証券では、システムの安定稼働と安全性を保つため、定期的にメンテナンスを実施しています。メンテナンス中は一部またはすべてのサービスが利用できなくなるため、事前に時間帯を把握しておくことが大切です。

定期メンテナンスの基本時間

SBI証券の定期メンテナンスは、オンラインでの口座開設が火曜日から土曜日の1時から4時、お客さま情報のご登録も同じく火曜日から土曜日の1時から4時に実施されます。

メインサイト(PCサイト)やスマートフォンサイトは、基本的に24時間利用可能ですが、システム全体のメンテナンス時はログイン自体ができなくなります。

毎月第1・第3月曜日の2時から6時、およびハッピーマンデー前日21時から当日6時まではシステムメンテナンスが実施されます。

この時間帯は、多くのサービスが停止するため注意が必要です。また、月末最終営業日はメンテナンスの終了時間が遅れる可能性があることも覚えておきましょう。

定期メンテナンスは主に深夜から早朝にかけて行われるため、日中の取引には影響しません。ただし、夜間取引(PTS取引)を利用する方は、メンテナンス時間を事前に確認しておく必要があります。

臨時メンテナンスとは

臨時メンテナンスは、システムの緊急対応や大規模なアップデート時に実施される不定期のメンテナンスです。定期メンテナンスと異なり、実施日時が事前に告知されるものの、通常とは異なるタイミングで行われます。

臨時メンテナンスの例として、12月6日(土)20時から12月7日(日)7時までといった週末の長時間メンテナンスが実施されることがあります。

臨時メンテナンスは、新NISA対応などの制度変更や、システム統合に伴う大規模な作業が必要な場合に実施されます。

臨時メンテナンス中は、メインサイトを含むすべてのサービスが利用できなくなることが多く、注文や入出金、各種手続きができません。週末に取引を予定している場合は、公式サイトで臨時メンテナンスの予定を必ず確認しておきましょう。

サービス別のメンテナンス時間一覧

SBI証券では、サービスやツールごとに異なるメンテナンス時間が設定されています。自分が利用するサービスのメンテナンス時間を把握しておくことで、取引計画を立てやすくなります。

メインサイト(PCサイト)

メインサイト(PCサイト)は、SBI証券の基本となるWebサイトです。株式の売買、投資信託の購入、口座情報の確認など、ほとんどの操作がこのサイトから行えます。

メインサイトは原則24時間利用可能ですが、システム全体のメンテナンス時はログインができなくなります。毎月第1・第3月曜日の2時から6時は、システムメンテナンスのためログイン自体が停止されます。また、日曜日13時から18時には一時的にエラーとなる場合があります。

HYPER SBI 2(取引ツール)

HYPER SBI 2は、SBI証券が提供する高機能トレーディングツールです。リアルタイムの株価情報や高度なチャート分析機能を備え、アクティブトレーダーに人気のツールです。

HYPER SBI 2の毎日のメンテナンス(接続停止)時は、システム再起動に伴い約10分間、情報の更新が一時停止します。再ログイン後、その間の情報を含め更新されます。SBI PTSナイトタイムセッションの取引をする場合は、銘柄情報更新のため16時から17時の間にHYPER SBI 2の再起動が必要です。

SBI証券アプリ

SBI証券アプリ(株アプリ)は、スマートフォンで株式取引ができる公式アプリです。外出先でも手軽に取引できるため、多くのユーザーが利用しています。

SBI証券アプリは、メインサイトと同様のメンテナンス時間が適用されます。システム全体のメンテナンス時はアプリからもログインできなくなります。また、アプリ独自のアップデートやメンテナンスが実施される場合もあり、その際は事前に通知されます。

FX取引サイト

SBI証券のFX取引サイトは、外国為替証拠金取引(FX)専用のサービスです。為替市場は24時間動いているため、メンテナンス時間の把握が特に重要です。

FX取引のメンテナンス時間

夏時間(3月第2日曜日~11月第1日曜日)
月曜日6時30分~7時、火曜日~土曜日5時30分~6時

冬時間(11月第1日曜日~3月第2日曜日)
月曜日6時30分~7時、火曜日~土曜日6時30分~7時

メンテナンス時間中は取引画面にログインできず、注文は約定しません。

先物・オプション取引サイト

先物・オプション取引サイトは、日経225先物やオプション取引を行うための専用サイトです。レバレッジを効かせた取引ができるため、リスク管理とともにメンテナンス時間の確認が重要です。

先物・オプション取引サイトは、メインサイトと同様のメンテナンス時間に加え、取引所の営業時間外にもメンテナンスが実施されます。特に週末は長時間のメンテナンスが行われることがあるため、金曜日の取引終了後に翌週の注文を出す際は注意が必要です。

外国株式取引サイト

外国株式取引サイトは、各国株式の取引終了後にメンテナンスが行われます。また国を問わず、毎日19時から19時30分にメンテナンスが実施されます。

米国株式、中国株式、韓国株式など、各国の市場時間に合わせてメンテナンスが設定されているため、取引する市場ごとに確認が必要です。

米国株式の場合、日本時間の早朝から午前中に取引時間が設定されているため、その前後にメンテナンスが行われます。米国株アプリを利用する場合も、同様のメンテナンス時間が適用されます。

メンテナンス情報を確認する3つの方法

SBI証券のメンテナンス情報を効率的に確認する方法を知っておけば、突然の取引停止に慌てることがありません。ここでは、メンテナンス情報を確認する3つの具体的な方法をご紹介します。

公式サイトの「メンテナンス情報」ページ

SBI証券のWebサイトでは、定期・臨時メンテナンスのお知らせ画面でメンテナンス情報が確認できます。

このページには、定期メンテナンスのスケジュールと臨時メンテナンスの予定が一覧で表示されています。

メンテナンス情報ページには、サービスごとのメンテナンス時間が詳細に記載されており、どのサービスがいつ利用できないかが一目で分かります。このページをブックマークしておくと、取引前に素早く確認できて便利です。URLは「https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/pop6040_maintenance.html」です。

SBI証券:定期・臨時システムメンテナンスのお知らせ

ログイン後のお知らせ

SBI証券にログインすると、トップページに重要なお知らせが表示されます。臨時メンテナンスの予定や、システム障害の情報などがここに掲載されるため、ログイン時は必ず確認する習慣をつけましょう。

お知らせには、メンテナンスの実施日時、対象サービス、メンテナンス中にできないことなどが具体的に記載されています。特に週末の大規模メンテナンスは、数日前から告知されることが多いため、週の前半にログインして確認しておくと安心です。

メール通知の設定方法

SBI証券では、重要なお知らせをメールで受け取る設定ができます。メンテナンス情報や新サービスの案内などが自動的にメールで届くため、わざわざサイトを確認しに行く手間が省けます。

メール通知の設定は、ログイン後の「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「メール配信サービス」から行えます。メンテナンス情報だけでなく、約定通知や入出金通知なども設定できるため、自分に必要な情報を選択して登録しましょう。メールアドレスは複数登録できるため、パソコンとスマートフォンの両方に届くよう設定しておくと便利です。

メンテナンス中にできること・できないこと

メンテナンス中にできること・できないこと

SBI証券のメンテナンス中は、すべてのサービスが停止するわけではありません。メンテナンスの種類や対象サービスによって、利用できる機能が異なります。ここでは、メンテナンス中にできることとできないことを整理します。

できないこと

システム全体のメンテナンス時は、ログイン自体ができなくなります。この場合、株式の売買、投資信託の購入、入出金指示、口座情報の確認など、すべての操作ができません。毎月第1・第3月曜日の2時から6時は、このような全面的なメンテナンスが実施されます。

サービス別のメンテナンス時は、対象となるサービスのみが利用できなくなります。たとえば、外貨建MMF取引のメンテナンス中(毎日19時から19時30分)は、外貨建MMFの売買ができませんが、国内株式の取引は可能です。また、FX取引のメンテナンス中は、FXの新規注文や決済ができず、既存のポジションも確認できなくなります。

メンテナンス中は、予約注文の取り消しもできません。メンテナンス前に出した注文を取り消したい場合は、メンテナンス開始前に手続きを済ませる必要があります。また、メンテナンス中に相場が急変しても、損切りや利益確定の注文を出すことができないため、リスク管理には注意が必要です。

できること

サービス別のメンテナンス時は、対象外のサービスは通常どおり利用できます。たとえば、国内株式のメンテナンス中でも、外国株式の取引は可能です。また、投資信託のメンテナンス中でも、株式の売買はできます。

メンテナンス前に出した予約注文は、メンテナンス中でも有効です。たとえば、週末のメンテナンス前に月曜日の寄り付きで買う注文を出しておけば、メンテナンス中でもその注文は維持され、市場が開いたら自動的に執行されます。これは、メンテナンス時間を気にせず取引できる便利な機能です。

また、メンテナンス対象外のツールやアプリは利用できる場合があります。たとえば、メインサイトがメンテナンス中でも、HYPER SBI 2は利用できることがあります。複数のツールを使い分けることで、メンテナンスの影響を最小限に抑えられます。

SBI証券のメンテナンスが多い3つの理由

SBI証券のメンテナンスが多いと感じるユーザーは少なくありません。特に週末のメンテナンスは、取引機会を逃す原因になることもあります。しかし、メンテナンスが多いのには明確な理由があります。

システム統合・機能追加のため

SBI証券は、国内最大級のネット証券として、常に新しいサービスや機能を追加しています。新しい取引ツールのリリース、取引画面のリニューアル、新商品の取り扱い開始など、システムのアップデートには大規模なメンテナンスが必要です。

また、SBI証券は複数の取引サイトやツールを提供しており、それぞれが独立したシステムとして稼働しています。これらのシステムを統合したり、連携を強化したりする作業も、メンテナンスの一環として行われます。ユーザーにとって便利な機能を追加するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。

新NISA対応などの制度変更対応

2024年から開始された新NISA制度のように、税制や金融制度が変更されると、証券会社のシステムも対応が必要になります。新NISA対応では、非課税枠の管理システム、口座開設手続き、取引画面の表示など、多岐にわたる変更が必要でした。

このような制度変更対応は、通常のメンテナンス時間内では完了しないことが多く、週末の長時間メンテナンスとして実施されます。法令遵守のため、制度変更の施行日までにシステム対応を完了させる必要があり、そのためのメンテナンスは避けられません。

安全性・安定性を重視したシステム保守

SBI証券は、国内最大級のネット証券です。膨大な数のユーザーが同時にアクセスし、取引を行うため、システムの安定性と安全性の維持が最優先課題となっています。

定期的なメンテナンスでは、サーバーの点検、セキュリティパッチの適用、データベースの最適化などが行われます。これらの作業は、システム障害を未然に防ぎ、ユーザーの資産を守るために不可欠です。メンテナンスを怠ると、取引中にシステムがダウンしたり、セキュリティ上の脆弱性が生じたりするリスクが高まります。

また、SBI証券はPTS取引(夜間取引)を提供しているため、夜間もシステムが稼働しています。そのため、メンテナンスを実施できる時間帯が限られ、週末に集中せざるを得ない事情があります。ユーザーの利便性と安全性のバランスを取りながら、最適なメンテナンス計画を立てているのです。

週末のメンテナンスはどのくらいの頻度?

週末のメンテナンスはどのくらいの頻度?

SBI証券の週末メンテナンスは、ユーザーから「多い」という声が上がることがあります。実際にどのくらいの頻度で実施されているのか、具体的なデータを見てみましょう。

週末メンテナンスの実施状況

SBI証券の週末メンテナンスは、定期メンテナンスと臨時メンテナンスの2種類があります。定期メンテナンスは、毎月第1・第3月曜日の深夜から早朝にかけて実施されるため、月に2回は確実にメンテナンスが行われます。

臨時メンテナンスは、システムの大規模アップデートや制度変更対応のため、土曜日の夜から日曜日にかけて実施されることが多くなっています。特に2024年は新NISA対応など、大規模なシステム変更が多かったため、臨時メンテナンスの頻度が高くなりました。

週末のメンテナンスは、株式市場が休場しているため取引への影響が少ないタイミングで実施されます。ただし、週末に米国株式や暗号資産の取引を予定しているユーザーにとっては、メンテナンス時間の確認が重要です。

2024年の実績データ

2024年は、新NISA制度の開始に伴い、SBI証券では例年以上にメンテナンスが実施されました。特に1月から3月にかけては、新NISA対応のための臨時メンテナンスが複数回行われ、週末のメンテナンス頻度が高くなりました。

具体的には、2024年1月には週末の臨時メンテナンスが3回実施され、うち2回は土曜日の夜から日曜日の午前中まで続く長時間メンテナンスでした。また、5月や12月にも大規模な臨時メンテナンスが実施されています。

定期メンテナンスと臨時メンテナンスを合わせると、2024年は月に3〜4回程度、週末に何らかのメンテナンスが実施された計算になります。これは、新制度対応という特殊事情があったためで、通常年は月に2〜3回程度が平均的な頻度です。メンテナンスの多さは、システムの改善とサービス向上のための投資と捉えることもできます。

メンテナンスで困らないための5つの対策

SBI証券のメンテナンスは避けられませんが、事前に対策を講じておけば、取引への影響を最小限に抑えられます。ここでは、メンテナンスで困らないための実践的な対策を5つご紹介します。

メンテナンス時間を避けた取引計画を立てる

最も基本的な対策は、メンテナンス時間を事前に確認し、その時間を避けて取引計画を立てることです。定期メンテナンスは毎月決まった時間に実施されるため、カレンダーに記入しておくと便利です。

毎月第1・第3月曜日の深夜2時から6時は、システム全体のメンテナンスが実施されます。この時間帯は、すべてのサービスが利用できなくなるため、日曜日の夜までに翌週の取引準備を済ませておきましょう。また、外貨建MMFや為替取引のメンテナンス時間(毎日19時から19時30分)も覚えておくと、取引タイミングを逃しません。

予約注文を活用する

予約注文(指値注文・逆指値注文)を活用すれば、メンテナンス中でも取引機会を逃しません。メンテナンス前に注文を出しておけば、市場が開いたときに自動的に執行されます。

たとえば、週末のメンテナンス前に月曜日の寄り付きで買う指値注文を出しておけば、メンテナンス中でも注文は有効です。また、保有株に逆指値注文を設定しておけば、急な価格下落時にも自動的に損切りされます。予約注文を使いこなせば、メンテナンス時間を気にせず、計画的な取引ができます。

複数の証券口座を持つ

SBI証券以外にも証券口座を開設しておけば、SBI証券がメンテナンス中でも他の証券会社で取引できます。特に、楽天証券やマネックス証券など、メンテナンス時間が異なる証券会社を選ぶと効果的です。

複数口座を持つことで、メンテナンスリスクを分散できるだけでなく、各社の強みを活かした取引も可能になります。たとえば、SBI証券でIPO投資、楽天証券で米国株投資というように使い分けることで、投資の幅が広がります。口座開設や維持に手数料はかからないため、リスク分散の観点からも複数口座の保有はおすすめです。

メンテナンスカレンダーをチェックする習慣

SBI証券の公式サイトには、メンテナンス情報が掲載されています。このページを定期的にチェックする習慣をつけておけば、臨時メンテナンスにも対応できます。

毎週月曜日にメンテナンス情報ページを確認し、その週のメンテナンス予定を把握しておきましょう。特に、週末に取引を予定している場合は、金曜日にもう一度確認すると安心です。スマートフォンのリマインダー機能を使って、毎週決まった曜日にチェックするよう設定しておくのも効果的です。

メンテナンス通知を設定する

SBI証券のメール配信サービスを設定しておけば、メンテナンス情報が自動的にメールで届きます。わざわざサイトを確認しに行く手間が省け、重要なメンテナンス情報を見逃すこともありません。

メール配信サービスの設定は、ログイン後の「口座管理」→「お客さま情報 設定・変更」→「メール配信サービス」から行えます。メンテナンス情報だけでなく、約定通知や入出金通知なども設定できるため、自分に必要な情報を選択して登録しましょう。メールは複数のアドレスに配信できるため、パソコンとスマートフォンの両方で受信できるよう設定しておくと便利です。

他のネット証券とメンテナンス頻度を比較

SBI証券のメンテナンスが本当に多いのか、他のネット証券と比較してみましょう。各社のメンテナンス頻度を知ることで、自分に合った証券会社を選ぶ参考になります。

主要ネット証券5社の比較

主要ネット証券5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、松井証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券)のメンテナンス頻度を比較すると、各社で特徴が異なります。

証券会社 定期メンテナンス頻度 主なメンテナンス時間 週末メンテナンス
SBI証券 月2回以上 毎月第1・第3月曜2:00〜6:00 臨時メンテナンスが比較的多い
楽天証券 毎営業日 営業日翌3:00〜6:00、15:30〜17:00 日曜2:30〜3:30
マネックス証券 不定期 サービスごとに異なる 大規模メンテナンスは事前告知
松井証券 不定期 深夜から早朝が中心 臨時メンテナンスは少なめ
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 不定期 深夜から早朝が中心 大規模メンテナンスは事前告知

楽天証券は毎日メンテナンスを実施していますが、時間が短く、取引への影響は限定的です。一方、SBI証券は月2回の定期メンテナンスに加え、臨時メンテナンスが比較的多い傾向があります。

マネックス証券や松井証券は、定期メンテナンスの頻度が少なく、大規模なメンテナンスは事前に告知されます。ただし、メンテナンス頻度が少ないからといって、サービスの質が低いわけではありません。各社のシステム構成や運用方針の違いによるものです。

SBI証券を選ぶべき人・他社を検討すべき人

SBI証券は、メンテナンスが比較的多いものの、その分システムの改善とサービス向上に積極的です。新機能の追加や取扱商品の拡充が早く、常に最新のサービスを利用したい人に向いています。また、口座数・取扱商品数ともに国内最大級で、IPO投資や外国株投資など幅広い投資ニーズに対応できます。

SBI証券を選ぶべき人

予約注文を活用して計画的に取引する人

複数口座を持ってリスク分散する人

新サービスや新機能を積極的に使いたい人

IPOや外国株など幅広い商品に投資したい人

メンテナンス時間を事前に確認し、対策を講じられる人であれば、SBI証券の総合力を最大限に活かせます。

一方、他社を検討すべき人は、週末や夜間に頻繁に取引する人、メンテナンスの影響を最小限に抑えたい人、シンプルなサービスで十分な人などです。楽天証券やマネックス証券は、メンテナンス時間が異なるため、SBI証券と併用することで相互補完できます。また、松井証券は25歳以下の手数料が無料など、独自のサービスを提供しています。

最終的には、自分の投資スタイルと各社のサービス内容を比較し、最適な証券会社を選ぶことが大切です。複数の証券口座を開設し、それぞれの強みを活かして使い分けるのも賢い選択です。

まとめ

SBI証券のメンテナンスは、システムの安定性と安全性を保つために不可欠なものです。定期メンテナンスは毎月第1・第3月曜日の深夜2時から6時に実施され、サービスごとに異なる時間帯でもメンテナンスが行われます。臨時メンテナンスは、新NISA対応などの制度変更や大規模なシステムアップデートのため、週末に実施されることが多くなっています。

メンテナンス情報は、公式サイトの「メンテナンス情報ページ」、ログイン後のお知らせ、メール配信サービスの3つの方法で確認できます。メンテナンス時間を事前に把握し、予約注文の活用や複数口座の保有などの対策を講じることで、取引への影響を最小限に抑えられます。

SBI証券は、メンテナンスが比較的多いものの、その分システムの改善とサービス向上に積極的です。国内最大級の口座数と取扱商品数を誇り、IPO投資や外国株投資など幅広い投資ニーズに対応できます。メンテナンス時間を確認する習慣をつけ、適切な対策を講じることで、SBI証券の総合力を最大限に活かした投資が可能です。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。メンテナンス時間や取引条件の詳細は、SBI証券の公式サイトでご確認ください。

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