SBI証券の口座開設は何日かかる?手順と必要書類を解説

SBI証券の口座開設は何日かかる?手順と必要書類を解説

SBI証券で投資を始めたいけれど、口座開設にどれくらい時間がかかるのか気になっていませんか。

結論から言うと、SBI証券の口座開設は最短翌営業日から取引を開始できます。

ただし、申込方法や書類の準備状況によって、実際にかかる日数は変わってきます。

この記事では、SBI証券の口座開設にかかる日数を申込方法別に詳しく解説し、スムーズに手続きを進めるための具体的な手順と必要書類をご紹介します。

口座開設後の初期設定や、よくあるトラブルの対処法も含めて、初心者の方でも安心して投資を始められるよう、わかりやすく説明していきます。

この記事の要約
  • SBI証券の口座開設は、ネット申込なら最短翌営業日、郵送申込なら約3営業日で完了します
  • マイナンバーカードがあればスマホだけで手続きが完結し、最も早く口座を開設できます
  • 口座開設後はSBIハイブリッド預金やポイントサービスの設定をしておくと便利です

目次

SBI証券の口座開設にかかる日数|最短翌営業日から取引可能

SBI証券の口座開設にかかる日数は、申込方法によって大きく異なります。

ネット申込なら最短翌営業日、郵送申込なら約3営業日で取引を始められます。

ただし、これはあくまで最短の日数です。書類の不備や審査状況によっては、さらに時間がかかることもあります。

ここでは、申込方法別の所要時間と、各段階でどれくらい時間がかかるのかを詳しく見ていきましょう。

ネット申込なら最短翌営業日

SBI証券の「ネットで口座開設」を選択した場合、取引まで最短翌営業日となります。

これは、スマートフォンとマイナンバーカードを使って本人確認を完結できるためです。

ネット申込の最大のメリットは、郵送物のやり取りが一切不要な点です。申込から本人確認書類の提出、審査、口座開設完了通知の受け取りまで、すべてオンライン上で完結します。

平日の午前中に申し込めば、翌営業日には取引を始められる可能性が高くなります。

ただし、申込時間によっては審査が翌営業日に持ち越されることもあります。また、本人確認書類に不備があった場合は、再提出が必要になり、その分時間がかかってしまいます。

スムーズに進めるためには、事前に必要書類を準備しておくことが大切です。

SBI証券:口座開設までの日数を教えてください

郵送申込は約3営業日

郵送で口座開設を選択した場合、本人確認書類届出書をSBI証券に返送してから、当社に到着後、3営業日程度お時間を要します。

郵送申込は、スマートフォンを持っていない方や、マイナンバーカードがない方でも利用できる方法です。

郵送申込の流れは、まずSBI証券から口座開設に必要な書類が郵送で届きます。その書類に必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを添付して返送します。

SBI証券に書類が到着してから審査が始まり、審査完了後に口座開設完了通知が簡易書留で届く仕組みです。

郵送申込の場合、往復の郵送期間も考慮する必要があります。申込から口座開設完了まで、トータルで10日〜2週間程度かかると考えておくとよいでしょう。

急いで取引を始めたい方には、ネット申込の方が適しています。

SBI証券:口座開設までの日数を教えてください

口座開設の各段階でかかる時間

口座開設は複数の段階に分かれており、それぞれで所要時間が異なります。

全体の流れを把握しておくと、どの段階で時間がかかっているのか把握しやすくなります。

申込手続き自体は10〜20分程度で完了します。

メールアドレスの登録、個人情報の入力、口座開設方法の選択までは、スムーズに進めば15分ほどで終わります。ただし、入力内容に誤りがあると後の審査に影響するため、慎重に入力しましょう。

本人確認書類の提出は、ネット申込の場合は5〜10分程度です。スマートフォンで書類を撮影してアップロードするだけなので、短時間で完了します。

郵送申込の場合は、書類のコピーを取って郵送する手間がかかります。

審査にかかる時間は、通常数時間〜1営業日程度です。ただし、申込が集中する時期や、書類に不備がある場合は、さらに時間がかかることがあります。

審査完了後、ネット申込ならメールで、郵送申込なら簡易書留で口座開設完了通知が届きます。

初期設定は口座開設完了後に行います。勤務先情報や出金先口座の登録など、10〜15分程度で完了します。

初期設定が完了すれば、すぐに取引を始められます。

SBI証券で口座開設する5つの手順|画像付きで解説

SBI証券の口座開設は、5つのステップで完了します。

各ステップを順番に進めていけば、初めての方でも迷わず手続きできます。ここでは、ネット申込を中心に、具体的な手順を詳しく解説していきます。

STEP1:メールアドレスを登録する

まず、SBI証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設にすすむ」ボタンをクリックします。

口座開設ページが表示されたら、メールアドレスを入力して送信しましょう。

入力したメールアドレス宛に、認証コードが記載されたメールが届きます。このメールは数分以内に届くはずです。

もし届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認してください。メールに記載された認証コードを、口座開設ページの入力欄に入力します。

認証コードの入力が完了すると、次の個人情報入力画面に進みます。

メールアドレスは、口座開設完了通知や今後の重要なお知らせを受け取るために使用されるため、普段使っているメールアドレスを登録することをおすすめします。

STEP2:個人情報を入力する

認証コードの入力後、個人情報の入力画面が表示されます。

ここでは、氏名、生年月日、住所、電話番号などの基本情報を入力していきます。

入力内容は本人確認書類と完全に一致している必要があるため、慎重に入力しましょう。特に注意が必要なのは、住所の表記です。本人確認書類に記載されている住所と一字一句同じになるよう入力してください。

マンション名や部屋番号の省略、番地の表記方法の違いなども、審査で引っかかる原因になります。

職業や勤務先情報、年収、投資経験なども入力します。これらの情報は、適合性の原則に基づいて、お客様に適した商品を提供するために使用されます。

正確な情報を入力することで、スムーズに審査が進みます。

納税方法の選択では、「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶと、SBI証券が税金の計算と納付を代行してくれるため、確定申告の手間が省けます。特別な理由がない限り、この選択肢をおすすめします。

STEP3:口座開設方法を選ぶ(ネット or 郵送)

個人情報の入力が完了すると、口座開設方法を選択する画面が表示されます。

「ネットで口座開設」と「郵送で口座開設」の2つから選択できます。

「ネットで口座開設」を選ぶと、最短翌営業日から取引を始められます。この方法を選択するには、スマートフォンとマイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)が必要です。

郵送物のやり取りが不要なため、最も早く口座を開設できる方法です。

「郵送で口座開設」は、スマートフォンを持っていない方や、マイナンバーカードがない方でも利用できます。

ただし、書類の往復に時間がかかるため、口座開設完了まで10日〜2週間程度かかります。

口座開設方法を選択すると、ユーザーネームとログインパスワードが発行されます。

これらは本人確認書類の提出や、今後のログインに必要になるため、必ずメモして保管しておきましょう。

SBI証券:口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!

STEP4:本人確認書類を提出する

口座開設方法の選択後、本人確認書類の提出に進みます。

ネット申込の場合は、発行されたユーザーネームとログインパスワードを使って口座開設状況画面にログインし、本人確認書類を提出します。

スマートフォンで撮影する場合、マイナンバーカードの表面と裏面、そして自分の顔を撮影します。撮影は画面の指示に従って進めれば問題ありません。

書類全体が写るように、明るい場所で撮影しましょう。文字がぼやけていたり、一部が切れていたりすると、再提出が必要になります。

マイナンバーカードがない場合は、通知カードと運転免許証など、複数の書類を組み合わせて提出します。

提出する書類の組み合わせによって、必要な枚数が変わるため、事前に確認しておきましょう。

郵送申込の場合は、SBI証券から届いた書類に本人確認書類のコピーを添付して返送します。

コピーは鮮明に写るようにし、マイナンバーが記載されている部分以外は黒塗りしないよう注意してください。

SBI証券:口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!

STEP5:口座開設完了通知を受け取る

本人確認書類の審査が完了すると、SBI証券から口座開設完了通知が届きます。

ネット申込でメール受け取りを選択した場合は、メールで取引パスワードの設定URLが送られてきます。URLをクリックして、任意の取引パスワードを設定しましょう。

郵送受け取りを選択した場合は、簡易書留で口座開設完了通知が届きます。

この郵送物には、ユーザーネーム、ログインパスワード、取引パスワードがすべて記載されているため、大切に保管してください。

口座開設完了通知を受け取ったら、初期設定に進みます。初期設定では、勤務先情報や出金先の金融機関口座を登録します。

この初期設定が完了すれば、すぐに取引を始められます。

初期設定は、SBI証券のウェブサイトにログインして行います。画面の案内に従って必要事項を入力していけば、10〜15分程度で完了します。

初期設定を完了させないと取引ができないため、口座開設完了通知を受け取ったら、できるだけ早く初期設定を済ませましょう。

口座開設に必要な書類|パターン別に紹介

SBI証券の口座開設には、マイナンバー確認書類と本人確認書類が必要です。

どの書類を組み合わせるかによって、提出する枚数や手続きの方法が変わります。

ここでは、パターン別に必要な書類を詳しく解説します。

マイナンバーカードがある場合

マイナンバーカードを持っている方は、最もスムーズに口座開設できます。

マイナンバーカード1枚だけで、マイナンバー確認と本人確認の両方を兼ねることができるためです。

スマートフォンで申し込む場合、マイナンバーカードの表面と裏面を撮影し、さらに自分の顔を撮影します。

これだけで本人確認が完了するため、他の書類を用意する必要はありません。最短翌営業日から取引を始められる最も早い方法です。

2024年6月以降、マイナンバーカードの読み取り機能を使った本人確認も可能になりました。この方法なら、自分の顔を撮影する必要がなく、より気軽に口座開設できます。

スマートフォンがマイナンバーカードの読み取りに対応していれば、この方法を利用できます。

マイナンバーカードを使う場合の注意点は、カードの有効期限が切れていないか確認することです。また、引越しなどで住所が変わっている場合は、事前に住所変更の手続きを済ませておく必要があります。

SBI証券:口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!

マイナンバーカードがない場合

マイナンバーカードを持っていない場合は、通知カードと本人確認書類を組み合わせて提出します。

通知カードを使う場合は、本人確認書類をいずれか2種類提出する必要があります。

本人確認書類として使えるのは、運転免許証、運転経歴証明書、日本国パスポート、住民票の写し、健康保険証、印鑑証明書、在留カード、特別永住者証明書などです。

この中から2種類を選んで提出します。

最も一般的な組み合わせは、通知カードと運転免許証です。運転免許証は顔写真付きの本人確認書類として広く認められているため、スムーズに審査が進みます。

運転免許証がない場合は、健康保険証と住民票の写しなどを組み合わせることもできます。

注意が必要なのは、通知カードに記載されている住所と現住所が一致していない場合です。この場合は、ネット申込ができず、郵送申込になります。郵送申込では、マイナンバー記載の住民票の写しと本人確認書類を提出する必要があり、審査完了まで2週間程度かかります。

SBI証券:口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!

郵送で申し込む場合の書類

郵送で口座開設を申し込む場合は、SBI証券から送られてくる「本人確認書類届出書」に必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを添付して返送します。

マイナンバーカードを持っている場合は、マイナンバーカードのコピー(表面と裏面)と、本人確認書類1種類のコピーを添付します。

本人確認書類には、運転免許証や健康保険証などが使えます。

マイナンバーカードがない場合は、通知カードのコピーと本人確認書類2種類のコピーを添付します。

通知カードの住所が現住所と異なる場合は、マイナンバー記載の住民票の写しを提出する必要があります。

書類のコピーを取る際は、文字が鮮明に写るようにしましょう。ぼやけていたり、一部が切れていたりすると、再提出が必要になり、口座開設が遅れてしまいます。

また、本人確認書類に記載されている住所が現住所と異なる場合は、最新の住所が記載された住民票の写しなども必要になります。

SBI証券:口座開設の流れ 簡単4ステップでお取引!

口座開設後の初期設定|やっておきたい3つのこと

口座開設が完了したら、初期設定を行います。

初期設定では、勤務先情報や出金先口座の登録など、取引に必要な基本情報を入力します。さらに、SBI証券をより便利に使うための設定も済ませておきましょう。

ここでは、口座開設後にやっておきたい3つの設定を紹介します。

SBIハイブリッド預金の設定

SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行とSBI証券の口座を連携させるサービスです。

SBIハイブリッド預金の残高は、SBI証券の買付余力に自動で反映されます。そのため、SBI証券口座と当社口座間で資金移動を入出金操作をすることなく行えます。

この設定をしておくと、わざわざSBI証券の口座に入金しなくても、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に預けているお金で株式や投資信託を買えるようになります。

また、株式を売却した代金は自動的にSBIハイブリッド預金に振り替えられるため、資金管理が楽になります。

SBIハイブリッド預金の金利は、普通預金よりも高く設定されています。投資に使わない余剰資金を預けておくだけで、普通預金よりも多くの利息を受け取れます。

利息は毎月計算され、翌日に入金されます。

SBIハイブリッド預金を利用するには、住信SBIネット銀行の口座も必要です。SBI証券の口座開設時に同時に申し込むこともできますし、後から申し込むこともできます。

設定は簡単で、SBI証券のウェブサイトから申し込めば、数日で利用開始できます。

住信SBIネット銀行:SBIハイブリッド預金

ポイントサービスの選択

SBI証券では、取引に応じてポイントが貯まるサービスを提供しています。

貯めるポイントは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル、PayPayポイントの5種類から選べます。

ポイントは、投資信託の保有残高に応じて貯まる「投信マイレージ」や、株式の取引手数料に応じて貯まります。

貯まったポイントは、投資信託の購入に使えるほか、それぞれのポイントサービスの加盟店でも利用できます。

どのポイントを選ぶかは、普段使っているポイントサービスに合わせるのがおすすめです。

例えば、三井住友カードを持っている方はVポイント、ローソンやauのサービスを使っている方はPontaポイント、ドコモユーザーならdポイントを選ぶと、効率よくポイントを貯められます。

ポイントサービスは、口座開設時に選択できますが、後から変更することもできます。ただし、新規口座開設時に申し込むと、100ポイント(JALのマイルの場合は50マイル)がもらえる特典があるため、口座開設時に設定しておくことをおすすめします。

クレカ積立の設定

クレカ積立は、クレジットカードで投資信託の積立購入ができるサービスです。

SBI証券では、三井住友カードを使ったクレカ積立に対応しており、積立額に応じてVポイントが貯まります。

クレカ積立のメリットは、クレジットカードのポイントが貯まることです。通常の銀行口座からの引き落としではポイントが貯まりませんが、クレジットカード決済にすることで、積立額の0.5%〜5.0%のポイントが還元されます。

還元率はカードの種類によって異なります。

クレカ積立を利用するには、三井住友カードを持っている必要があります。まだ持っていない方は、SBI証券の口座開設後にカードを申し込むこともできます。

三井住友カード ゴールド(NL)なら、積立額の1.0%のポイントが貯まるため、長期的に見ると大きな差になります。

クレカ積立の設定は、SBI証券のウェブサイトから簡単に行えます。積立する投資信託を選び、積立額と決済カードを登録するだけです。

毎月自動的に積立が実行されるため、手間をかけずに資産形成を続けられます。

口座開設が遅れる原因と対処法|審査で気をつけたいこと

口座開設がスムーズに進まず、予想以上に時間がかかってしまうことがあります。

多くの場合、書類の不備や審査で引っかかることが原因です。ここでは、口座開設が遅れる主な原因と、その対処法を解説します。

書類不備で審査が止まるケース

口座開設が遅れる最も多い原因は、提出した書類に不備があることです。

本人確認書類の住所と申込時に入力した住所が一致していない、書類の有効期限が切れている、写真がぼやけているなどの理由で、審査が止まってしまいます。

よくある書類不備のパターンは、引越し後に住所変更をしていないケースです。運転免許証やマイナンバーカードの住所が旧住所のままになっていると、申込時に入力した現住所と一致せず、審査が進みません。

この場合は、事前に住所変更の手続きを済ませるか、現住所が記載された住民票の写しを追加で提出する必要があります。

写真の不備も多いトラブルです。スマートフォンで撮影する際、光の反射で文字が読めなかったり、書類の一部が切れていたりすると、再提出が必要になります。

撮影する際は、明るい場所で書類全体が写るように注意しましょう。

書類不備が見つかった場合、SBI証券からメールで連絡が来ます。メールの指示に従って、不備のある書類を再提出すれば、審査が再開されます。メールを見落とさないよう、こまめにメールをチェックしましょう。

審査に落ちる理由と対策

SBI証券の口座開設審査に落ちることは稀ですが、いくつかの理由で審査に通らないことがあります。

主な理由は、反社会的勢力に該当する、申込内容に虚偽がある、過去に口座開設を断られた履歴があるなどです。

申込内容の虚偽は、絶対に避けなければなりません。年収や職業、投資経験などを実際よりも良く見せようとして虚偽の情報を入力すると、審査で引っかかる可能性があります。正確な情報を入力することが、スムーズな審査通過の基本です。

過去に他の金融機関で問題を起こした履歴がある場合も、審査に影響することがあります。

例えば、信用取引で多額の損失を出して返済できなかった、口座を不正利用したなどの履歴があると、審査に通りにくくなります。

審査に落ちた場合、SBI証券はその理由を開示しません。もし審査に落ちてしまった場合は、申込内容に誤りがなかったか確認し、時間を置いてから再度申し込むか、他の証券会社を検討することになります。

審査が遅い場合の問い合わせ方法

通常、審査は数時間〜1営業日程度で完了しますが、申込が集中する時期や、書類の確認に時間がかかる場合は、それ以上かかることがあります。

3営業日以上経っても連絡がない場合は、SBI証券に問い合わせることをおすすめします。

問い合わせは、SBI証券のカスタマーサービスセンターに電話するか、ウェブサイトの問い合わせフォームから行えます。

電話の場合は、平日8時〜17時に受け付けています。問い合わせの際は、申込時に発行されたユーザーネームを手元に用意しておくと、スムーズに対応してもらえます。

ネット申込の場合は、口座開設状況画面で現在の審査状況を確認できます。ログイン後、「口座開設状況の確認」をクリックすると、どの段階まで進んでいるかが表示されます。

書類の再提出が必要な場合も、この画面で指示が表示されます。

郵送申込の場合は、書類がSBI証券に到着してから審査が始まります。書類を返送した後、1週間以上経っても連絡がない場合は、書類が届いているか確認の問い合わせをしてみましょう。

郵便事故で書類が届いていない可能性もあります。

口座開設後すぐにできること|初心者向けの始め方

口座開設が完了し、初期設定も済ませたら、いよいよ投資を始められます。

しかし、初めて投資をする方は、何から始めればよいか迷ってしまうかもしれません。ここでは、口座開設後すぐにできることと、初心者におすすめの始め方を解説します。

入金方法の選び方

取引を始めるには、まずSBI証券の口座に資金を入金する必要があります。

SBI証券では、複数の入金方法が用意されており、それぞれ特徴が異なります。

最も便利なのは、即時入金サービスです。インターネットバンキングを利用して、リアルタイムで入金できます。手数料は無料で、24時間いつでも入金できるため、急いで取引したいときに便利です。

対応している金融機関は、住信SBIネット銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行など、主要な銀行をカバーしています。

SBIハイブリッド預金を設定している場合は、住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金に入金するだけで、自動的にSBI証券の買付余力に反映されます。

わざわざSBI証券の口座に入金する手間が省けるため、最もスムーズな方法です。

銀行振込での入金も可能ですが、振込手数料がかかることと、入金が反映されるまでに時間がかかることがデメリットです。

初心者の方には、即時入金サービスまたはSBIハイブリッド預金の利用をおすすめします。

初めての取引におすすめの商品

投資初心者の方には、まず投資信託から始めることをおすすめします。

投資信託は、少額から分散投資ができ、専門家が運用してくれるため、初心者でも始めやすい商品です。

特におすすめなのは、インデックスファンドです。インデックスファンドは、日経平均株価やS&P500などの指数に連動するように運用される投資信託で、手数料が安く、長期的に安定したリターンが期待できます。

SBI証券では、「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」などが人気です。

積立投資を活用すると、毎月一定額を自動的に投資できるため、投資のタイミングを考える必要がありません。

少額から始められるため、まずは月1,000円や月5,000円から始めてみるのもよいでしょう。慣れてきたら、徐々に積立額を増やしていけます。

個別株に興味がある方は、まず少額から始めることをおすすめします。SBI証券では、S株(単元未満株)を利用すれば、1株から株式を購入できます。

有名企業の株を少額で購入して、株式投資の感覚を掴んでから、本格的に投資を始めるのもよいでしょう。

NISA口座の開設タイミング

NISA口座は、投資で得た利益が非課税になる制度です。

2024年から新NISA制度が始まり、非課税保有限度額が1,800万円に拡大され、より多くの資産を非課税で運用できるようになりました。

NISA口座は、総合口座(通常の証券口座)とは別に開設する必要があります。総合口座の開設と同時に申し込むこともできますし、後から申し込むこともできます。

ただし、NISA口座は開設に時間がかかることがあるため、早めに申し込んでおくことをおすすめします。

NISA口座を開設するには、税務署での審査が必要です。通常、申込から1〜2週間程度で開設が完了します。

ただし、簡易NISA口座開設制度を利用すれば、税務署の審査完了を待たずに、仮開設状態で取引を始められます。

投資を始めるなら、できるだけ早くNISA口座を開設して、非課税枠を活用することをおすすめします。通常の口座で取引すると、利益に対して約20%の税金がかかりますが、NISA口座なら税金がかからないため、同じ利益でも手元に残る金額が大きく変わります。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

SBI証券で口座開設するメリット|選ばれる理由

SBI証券は、国内最大手のネット証券として、多くの投資家に選ばれています。

口座開設数は1,500万口座を超え、国内株式個人取引シェアNo.1を誇ります。

ここでは、SBI証券が選ばれる理由を3つ紹介します。

手数料が業界最安水準

SBI証券の大きな魅力は、取引手数料が業界最安水準であることです。

国内株式の現物取引と信用取引は、原則無料となっています。

手数料が安いほど、投資で得た利益を多く手元に残せます。

特に、頻繁に取引する方や、少額で取引する方にとって、手数料の安さは重要なポイントです。

例えば、1回の取引で数百円の手数料がかかる場合、年間で数万円の差になることもあります。SBI証券なら、手数料を気にせず取引できます。

投資信託の購入時手数料も、多くの銘柄で無料(ノーロード)となっています。また、保有残高に応じてポイントが貯まる投信マイレージサービスもあり、長期保有するほどお得になります。

投資信託の取扱本数が多い

SBI証券では、約2,600本の投資信託を取り扱っています。

これは、ネット証券の中でもトップクラスの品揃えです。選択肢が多いほど、自分の投資方針に合った商品を見つけやすくなります。

特に、新NISA対応の投資信託も豊富に揃っています。つみたて投資枠で購入できる投資信託は約271本、成長投資枠で購入できる投資信託も多数あります。

インデックスファンドからアクティブファンドまで、幅広い選択肢から選べます。

海外の株式市場に投資できる投資信託も充実しています。米国株、欧州株、新興国株など、世界中の市場に分散投資できる商品が揃っているため、グローバルな資産運用が可能です。

ポイント投資ができる

SBI証券では、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル、PayPayポイントの5種類のポイントサービスに対応しています。

投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントで投資信託を購入できます。

ポイント投資のメリットは、現金を使わずに投資を始められることです。普段の買い物で貯まったポイントを使えば、投資のハードルが下がります。

投資に不慣れな方でも、まずはポイントで少額から始めてみることで、投資の感覚を掴めます。

さらに、三井住友カードでクレカ積立をすると、積立額に応じてVポイントが貯まります。貯まったポイントをまた投資に回すことで、複利効果を得られます。

長期的に見ると、ポイント還元だけでも大きな差になります。

SBI証券の口座開設でよくある質問

SBI証券の口座開設に関して、よく寄せられる質問をまとめました。

疑問点を解消してから、安心して口座開設を進めましょう。

口座開設に費用はかかりますか?

SBI証券の口座開設は、完全無料です。口座開設手数料、口座維持手数料、年会費などは一切かかりません。

口座を開設して放置していても、費用が発生することはないため、安心して開設できます。

ただし、取引を行う際には、商品によって手数料や費用がかかる場合があります。国内株式の現物取引や投資信託の購入は手数料無料ですが、信用取引の一部や外国株式の取引には手数料がかかります。

取引前に手数料を確認しておきましょう。

未成年でも口座開設できますか?

SBI証券では、未成年の方も口座開設できます。ただし、親権者の同意が必要です。

未成年口座を開設するには、まず親権者がSBI証券の口座を持っている必要があります。

未成年口座の開設手続きは、親権者のSBI証券口座から申し込みます。必要書類は、未成年者の本人確認書類とマイナンバー確認書類、親権者との続柄を証明する書類(戸籍謄本など)です。

審査完了後、未成年者名義の口座が開設されます。

複数の証券口座を持てますか?

複数の証券会社で口座を開設することは可能です。

SBI証券の口座を持ちながら、楽天証券やマネックス証券など、他の証券会社の口座を同時に持つことができます。

複数の口座を持つメリットは、それぞれの証券会社の強みを活かせることです。例えば、SBI証券でIPO投資、楽天証券で楽天ポイントを貯めるといった使い分けができます。

ただし、口座が増えると管理が煩雑になるため、最初は1〜2社に絞ることをおすすめします。

他社からSBI証券に乗り換えできますか?

他の証券会社からSBI証券に乗り換えることは可能です。

保有している株式や投資信託を、他社からSBI証券に移管(振替)できます。移管手続きは、SBI証券のウェブサイトから申し込めます。

移管には、通常1〜2週間程度かかります。移管中は、その銘柄の売却ができないため、タイミングに注意が必要です。

また、移管元の証券会社で移管手数料がかかる場合があります。SBI証券では、移管手数料を全額キャッシュバックするキャンペーンを実施していることがあるため、確認してみましょう。

口座開設後に放置するとどうなりますか?

SBI証券の口座を開設後、取引せずに放置しても、特にペナルティはありません。

口座維持手数料もかからないため、費用が発生することはありません。

ただし、長期間取引がない口座は、休眠口座として扱われることがあります。休眠口座になると、一部のサービスが制限される場合があります。

また、セキュリティの観点から、定期的にログインしてパスワードを変更することをおすすめします。

NISA口座は同時に開設すべきですか?

NISA口座は、総合口座の開設と同時に申し込むことができます。

投資を始めるなら、できるだけ早くNISA口座を開設しておくことをおすすめします。

NISA口座は税務署での審査が必要なため、開設に1〜2週間程度かかります。総合口座が開設されてから申し込むと、その分取引開始が遅れてしまいます。

同時に申し込んでおけば、総合口座で取引を始めながら、NISA口座の開設を待つことができます。

ただし、NISA口座は1人1口座しか開設できません。他の金融機関でNISA口座を持っている場合は、まず金融機関変更の手続きが必要です。

変更手続きには時間がかかるため、計画的に進めましょう。

まとめ

SBI証券の口座開設は、ネット申込なら最短翌営業日、郵送申込なら約3営業日で完了します。

マイナンバーカードとスマートフォンがあれば、最も早く口座を開設できます。

口座開設の手順は、メールアドレス登録、個人情報入力、口座開設方法の選択、本人確認書類の提出、口座開設完了通知の受け取りの5ステップです。

各ステップを順番に進めていけば、初めての方でも迷わず手続きできます。

口座開設後は、SBIハイブリッド預金の設定、ポイントサービスの選択、クレカ積立の設定をしておくと、より便利にSBI証券を活用できます。

初めて投資をする方は、まず投資信託の積立投資から始めることをおすすめします。

SBI証券は、手数料の安さ、投資信託の取扱本数の多さ、ポイント投資ができる点が魅力です。

これから投資を始める方にとって、使いやすい証券会社と言えるでしょう。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。

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