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「つみたてNISAを始めたいけど、どの証券会社を選べばいいか分からない」と悩んでいませんか。
SBI証券は口座開設数1,500万超の国内最大手ネット証券で、つみたてNISAに最適な環境が整っています。
この記事では、SBI証券でつみたてNISAを始める具体的な手順と、知っておくべきメリット・注意点を初心者にも分かりやすく解説します。
口座開設から銘柄選び、積立設定まで、迷わず進められるようステップごとに説明していきます。読み終えるころには、自信を持ってSBI証券でつみたてNISAを始められるようになっているはずです。
目次
SBI証券のつみたてNISAとは?
SBI証券のつみたてNISAは、長期的な資産形成を目指す方に最適な投資サービスです。
つみたてNISAの制度を活用しながら、SBI証券ならではの充実したサービスを利用できます。
つみたてNISAは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。
2024年からの新NISA制度では「つみたて投資枠」として生まれ変わり、年間120万円まで投資でき、非課税保有期間は無期限となりました。
投資で得た利益(売却益や分配金)が非課税になるため、通常なら約20%かかる税金を支払う必要がありません。
金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象となっており、初心者でも安心して始められる仕組みになっています。
SBI証券がつみたてNISAで選ばれる理由は、圧倒的な商品ラインナップと使いやすさにあります。
SBI証券が選ばれる3つの理由
取扱銘柄数が271本と充実した品揃え
三井住友カードでのクレカ積立により最大5.0%のポイント還元
100円という少額から投資を始められる
これらの特徴により、投資経験のない方から上級者まで幅広く支持されています。
SBI証券は国内最大手のネット証券として、約1,500万もの口座開設数を誇ります。
この圧倒的な数字は、多くの投資家から信頼されている証といえるでしょう。長年の運営実績とサービスの充実度が評価され、つみたてNISAを始める方の多くがSBI証券を選んでいます。
システムの安定性やサポート体制も整っており、初めての投資でも安心して利用できる環境が整っています。
また、SBIホールディングス傘下の東証プライム上場企業という信頼性の高さも、多くの方に選ばれる理由の一つです。
SBI証券でつみたてNISAを始める7つのメリット
SBI証券には、他の証券会社にはない魅力的なメリットが数多くあります。
ここでは、特に重要な7つのメリットを詳しく解説していきます。
SBI証券のつみたてNISA対象銘柄数は約271本と、充実した品揃えを誇ります。
国内株式、米国株式、全世界株式、バランス型など、幅広い投資対象から自分の投資方針に合った商品を選べます。
人気の「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」や「eMAXIS Slim」シリーズなど、信託報酬の低い優良ファンドも豊富に取り揃えています。
選択肢が多いということは、自分のリスク許容度や投資目的に応じて最適な銘柄を見つけやすいということです。投資初心者から上級者まで、それぞれのニーズに応えられる商品ラインナップが整っています。
SBI証券では、三井住友カードを使ったクレカ積立により、積立額に応じて最大5.0%のVポイントが還元されます。
カード別還元率
通常の三井住友カード(NL):0.5%
ゴールドカード:1.0%
プラチナカード:2.0%
プラチナプリファード:5.0%
例えば、毎月10万円をプラチナプリファードで積立てると、年間6万円分のポイントが貯まる計算です。
このポイントは通常のショッピングにも使えるため、投資をしながら日常生活でもお得になります。長期的な積立投資では、このポイント還元が大きな差となって現れます。
SBI証券では、投資信託を保有しているだけで、保有残高に応じてポイントが自動的に貯まります。
通常銘柄なら年率0.1%~0.2%程度、SBIプレミアムチョイス銘柄なら年率0.15%~0.25%程度のポイントが付与されます。
例えば、100万円分の投資信託を保有していれば、年間1,000円~2,500円相当のポイントが貯まる計算です。
貯まったポイントはVポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの中から選べます。自分がよく使うポイントを選べるので、無駄なく活用できるのが魅力です。
SBI証券のつみたてNISAは、最低100円から投資を始められます。
「いきなり大きな金額を投資するのは不安」という初心者の方でも、ワンコイン感覚で投資をスタートできます。
まずは少額で始めて、投資に慣れてきたら徐々に積立額を増やしていくという使い方も可能です。家計への負担を最小限に抑えながら、長期的な資産形成を始められるのは大きなメリットといえます。
SBI証券では、積立の頻度を毎日・毎週・毎月の3つから自由に選べます。
毎日積立を選べば、より細かく時間分散ができ、価格変動リスクを抑える効果が期待できます。毎週積立なら、給料日後に合わせて設定することも可能です。
自分のライフスタイルや投資戦略に合わせて、最適な積立頻度を選べるのは便利です。途中で変更することもできるので、状況に応じて柔軟に対応できます。
SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させると、資金管理がとても便利になります。
連携のメリット
SBIハイブリッド預金で銀行口座の残高を証券口座でそのまま使える
住信SBIネット銀行の普通預金金利が優遇される
自動入金サービスで給料日後に自動的に資金が移動
わざわざ資金を移動させる手間が省け、積立の資金準備を忘れる心配もありません。銀行と証券をシームレスに使えるのは、大きな利便性です。
SBI証券では、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントの5種類から、貯めるポイントを選べます。
普段使っているポイントサービスに合わせて選択できるため、ポイントを無駄なく活用できます。
例えば、コンビニでよくPontaポイントを使う方ならPontaポイント、マイルを貯めている方ならJALマイルを選ぶといった使い方ができます。一度選んだポイントは変更することも可能なので、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に対応できます。
SBI証券でつみたてNISAを始めるときの注意点3つ
SBI証券には多くのメリットがある一方で、利用前に知っておくべき注意点もあります。
ここでは、特に重要な3つの注意点を解説します。
SBI証券では、貯まったポイントを使った「ポイント投資」と、クレジットカードで積立てる「クレカ積立」を同時に利用することができません。
どちらか一方を選ぶ必要があるため、自分にとってどちらがお得かを考える必要があります。
一般的には、クレカ積立の方がポイント還元率が高いため、クレカ積立を優先する方が多いです。ただし、大量のポイントが貯まっている場合は、ポイント投資を活用するのも一つの方法です。
投資信託の保有で貯まるポイント還元率は、銘柄によって楽天証券の方が高い場合があります。
SBI証券の保有ポイント還元は年率0.1%~0.25%程度ですが、楽天証券では一部の銘柄で年率0.2%~0.4%程度の還元を受けられることがあります。
ただし、クレカ積立のポイント還元率はSBI証券の方が高い場合もあるため、総合的に判断することが大切です。
自分の投資スタイルに合わせて、どちらがお得かを比較検討しましょう。
SBI証券では、日本株、米国株、投資信託など、商品ごとに専用アプリが分かれています。
つみたてNISAには「かんたん積立アプリ」、日本株取引には「SBI証券アプリ」、米国株には「SBI証券 米国株アプリ」といった具合です。
一つのアプリですべての取引ができるわけではないため、慣れるまで少し戸惑うかもしれません。
ただし、それぞれのアプリは商品に特化した機能が充実しているため、慣れれば使いやすいという声もあります。最初は戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れていけば問題ありません。
SBI証券と楽天証券を比較
つみたてNISAを始める際、SBI証券と楽天証券のどちらを選ぶか迷う方は多いでしょう。
ここでは、両社の主要なポイントを比較し、選び方のヒントをお伝えします。
クレカ積立のポイント還元率は、使用するカードによって大きく異なります。
SBI証券では三井住友カードを使用し、通常カードで0.5%、ゴールドで1.0%、プラチナで2.0%、プラチナプリファードで5.0%の還元率です。
一方、楽天証券では楽天カードを使用し、通常カードで0.5%または1.0%(信託報酬0.4%未満の銘柄は0.5%)の還元率となります。
高還元率を狙うなら、三井住友カード プラチナプリファードを持っている方はSBI証券が圧倒的に有利です。
通常カードなら両社ともほぼ同じですが、楽天カードを既に持っている方は楽天証券の方が手軽に始められます。
投資信託を保有しているだけで貯まるポイントも、比較ポイントの一つです。
SBI証券は年率0.1%~0.25%程度のポイント還元ですが、楽天証券は一部の銘柄で年率0.2%~0.4%程度と高めに設定されています。
ただし、楽天証券のポイント還元対象銘柄は限定的で、すべての銘柄が対象ではありません。
長期保有を前提とするなら、保有ポイント還元率の高さは重要です。自分が投資したい銘柄が楽天証券の高還元対象かどうかを確認してから決めるとよいでしょう。
つみたてNISA対象の投資信託の取扱本数は、両社ともに充実しています。
SBI証券は約271本、楽天証券は約200本と、SBI証券の方がやや多い品揃えです。
ただし、人気の主要銘柄(eMAXIS Slimシリーズなど)は両社とも取り扱っているため、実質的な差は小さいといえます。より多くの選択肢から選びたい方や、マイナーな銘柄にも興味がある方はSBI証券が向いています。
SBI証券と楽天証券、どちらを選ぶべきかは、あなたの状況によって異なります。
どちらも優れた証券会社なので、自分のライフスタイルに合った方を選べば間違いありません。
SBI証券の口座開設方法
SBI証券の口座開設は、オンラインで完結し、最短翌営業日から取引を始められます。
ここでは、口座開設の流れを8つのステップに分けて詳しく解説します。
まず、SBI証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。
メールアドレスを入力すると、認証コードが記載されたメールが届きます。届いたメール内の認証コードを入力画面に入力すれば、メールアドレスの登録が完了です。
このメールアドレスは、今後のログインや重要なお知らせを受け取るために使用されるので、普段使っているアドレスを登録しましょう。
次に、本人確認書類を提出します。
マイナンバーカードを持っている方は、スマートフォンで撮影するだけで本人確認が完了します。マイナンバーカードがない場合は、通知カード+運転免許証、または通知カード+健康保険証などの組み合わせでも提出できます。
書類をスマホで撮影してアップロードするだけなので、郵送の手間がかかりません。マイナンバーカードを使えば、最短翌営業日に口座開設が完了します。
本人確認書類の提出後、氏名、住所、生年月日、職業などの基本情報を入力します。
入力内容は本人確認書類と一致している必要があるため、正確に入力しましょう。特に住所は、書類に記載されている通りに入力することが重要です。
また、勤務先情報や年収、投資経験なども入力しますが、これは金融商品取引法で定められた確認事項です。正直に入力すれば問題ありません。
基本情報の入力後、NISA口座の申込み画面が表示されます。
つみたてNISAを始めたい方は、ここで「NISA口座を申し込む」を選択しましょう。NISA口座は一人一口座しか開設できないため、他の証券会社でNISA口座を持っている場合は、金融機関変更の手続きが必要です。
NISA口座の開設には税務署の審査があるため、通常の証券口座よりも開設まで時間がかかります(通常1~2週間程度)。
口座の種類(特定口座・一般口座)や、配当金の受取方法などを設定します。
特定口座(源泉徴収あり)を選べば、確定申告が不要になるため、初心者の方にはこちらがおすすめです。配当金の受取方法は「株式数比例配分方式」を選ぶと、NISA口座での配当金も非課税になります。
この初期設定は後から変更することも可能ですが、最初に適切な設定をしておくと、後の手間が省けます。
申込み内容の審査が完了すると、口座開設完了のメールが届きます。
メールには、ログインに必要なユーザーネームと初期パスワードが記載されています。このメールは大切に保管しておきましょう。
マイナンバーカードで申込んだ場合は、最短翌営業日にこのメールが届きます。NISA口座の開設完了は、通常の証券口座開設から1~2週間後に別途通知されます。
口座開設完了メールに記載されたユーザーネームと初期パスワードを使って、SBI証券のサイトにログインします。
初回ログイン時には、セキュリティ強化のため、パスワードの変更が求められます。推測されにくい、英数字と記号を組み合わせた強固なパスワードを設定しましょう。
また、取引パスワードも別途設定します。これは、実際に取引を行う際に必要なパスワードで、ログインパスワードとは別に管理されます。
通常の証券口座は、マイナンバーカードを使った申込みなら最短翌営業日に開設されます。
ただし、NISA口座は税務署の審査があるため、申込みから開設まで通常1~2週間程度かかります。
NISA口座の開設を待たずに、通常の証券口座で投資信託の購入を始めることも可能ですが、非課税のメリットを受けるにはNISA口座の開設完了を待つ必要があります。
余裕を持って早めに申込みを済ませておくと、投資を始めたいタイミングで確実にスタートできます。
つみたてNISAの銘柄選び
つみたてNISAで成功するには、適切な銘柄選びが重要です。
ここでは、初心者でも失敗しにくい銘柄選びの3つのポイントを解説します。
つみたてNISAでは、インデックスファンドを選ぶのが基本です。
インデックスファンドとは、日経平均株価やS&P500などの指数に連動するように運用される投資信託のことです。
インデックスファンドは、市場全体に分散投資できるため、個別企業の倒産リスクを避けられます。また、運用コストが低く、長期的に安定したリターンが期待できるため、初心者に最適です。
一方、アクティブファンドは、ファンドマネージャーが銘柄を選んで運用しますが、手数料が高く、必ずしも市場平均を上回るとは限りません。長期投資ではインデックスファンドの方が有利とされています。
信託報酬とは、投資信託を保有している間、毎日差し引かれる運用コストのことです。
年率で表示され、例えば信託報酬0.1%の投資信託を100万円分保有していれば、年間1,000円のコストがかかります。
長期投資では、この信託報酬の差が大きな影響を与えます。例えば、信託報酬0.1%と0.5%の差は、30年間で数十万円の差になることもあります。
そのため、できるだけ信託報酬の低い銘柄を選ぶことが重要です。eMAXIS Slimシリーズや、SBI・Vシリーズなどは、信託報酬が業界最低水準で設定されており、長期投資に適しています。
純資産総額とは、その投資信託に集まっている資金の総額のことです。
純資産総額が大きいほど、ファンドの安定性が高く、運用が継続される可能性が高いといえます。
純資産総額が小さすぎる(目安として30億円未満)と、運用効率が悪くなったり、最悪の場合、繰上償還(運用終了)のリスクがあります。
長期投資を前提とするつみたてNISAでは、純資産総額が100億円以上ある銘柄を選ぶと安心です。人気の銘柄は純資産総額が数千億円規模になっており、長期的に安定した運用が期待できます。
SBI証券でおすすめの投資信託5選
SBI証券で取り扱っている投資信託の中から、初心者におすすめの5つの銘柄を紹介します。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った銘柄を選びましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンドは、全世界の株式市場に分散投資できる銘柄です。
米国の大手運用会社バンガード社のETFを通じて、先進国から新興国まで約8,000銘柄に投資します。信託報酬は年率0.1338%程度と業界最低水準で、長期投資に最適です。
「どの国が成長するか分からない」という方は、全世界に分散投資するこの銘柄を選べば、世界経済全体の成長の恩恵を受けられます。
地域を限定せず、幅広く投資したい方におすすめです。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、通称「オルカン」と呼ばれる人気銘柄です。
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動し、全世界の株式市場に投資します。信託報酬は年率0.05775%以内と非常に低く、純資産総額も数兆円規模と圧倒的な人気を誇ります。
SBI・V・全世界株式と同様に全世界に分散投資できますが、こちらの方が信託報酬がさらに低いのが特徴です。コストを最小限に抑えたい方に最適な選択肢です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、米国株式市場に投資する銘柄です。
S&P500指数に連動し、米国の代表的な500社に投資します。信託報酬は年率0.0938%程度と低コストで、米国経済の成長に投資したい方に向いています。
米国は世界最大の経済大国であり、AppleやMicrosoft、Amazonなどの世界的企業が含まれます。米国経済の成長を信じる方には、この銘柄が最適です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、S&P500指数に連動する人気銘柄です。
信託報酬は年率0.09372%以内と業界最低水準で、純資産総額も数兆円規模と非常に人気があります。
SBI・V・S&P500と同様に米国株式に投資しますが、こちらの方が純資産総額が大きく、より安定した運用が期待できます。米国株式に投資したい方で、コストと安定性を両立させたい方には、この銘柄がおすすめです。
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)は、株式だけでなく債券やREITにも分散投資する銘柄です。
国内株式、先進国株式、新興国株式、国内債券、先進国債券、新興国債券、国内REIT、先進国REITの8つの資産に均等に投資します。信託報酬は年率0.143%以内と、バランス型としては低コストです。
株式だけに投資するのはリスクが高いと感じる方や、より安定した運用を求める方には、この銘柄が向いています。ただし、リターンは株式100%の銘柄よりも控えめになる傾向があります。
積立設定の方法
口座開設と銘柄選びが完了したら、実際に積立設定を行います。
ここでは、PCとスマホアプリの両方での設定方法を解説します。
PCでの積立設定は、SBI証券のウェブサイトから行います。
ログイン後、「投資信託」→「投信積立」→「銘柄検索」の順にクリックし、積立てたい銘柄を選択します。銘柄のページで「つみたてNISA買付」ボタンをクリックし、積立金額、積立頻度(毎日・毎週・毎月)、積立日を設定します。
クレカ積立を利用する場合は、決済方法で「クレジットカード」を選択し、登録済みの三井住友カードを選びます。設定内容を確認し、取引パスワードを入力すれば、積立設定が完了です。
設定後は、指定した日に自動的に買付が行われるため、特に操作は不要です。積立設定の変更や停止も、同じ画面から簡単に行えます。
スマホで積立設定を行う場合は、「かんたん積立アプリ」をダウンロードして使用します。
アプリを起動してログインし、「銘柄を探す」から積立てたい銘柄を検索します。銘柄を選択したら、「積立設定」ボタンをタップし、積立金額、積立頻度、積立日を入力します。
クレカ積立を利用する場合は、決済方法で「クレジットカード」を選び、登録済みのカードを選択します。設定内容を確認して「設定する」をタップすれば完了です。
アプリでは、積立状況の確認や設定変更も簡単に行えるため、外出先でも管理しやすいのが魅力です。
つみたてNISAで気をつけたいこと
つみたてNISAは長期投資に適した制度ですが、いくつか注意すべき点もあります。
ここでは、初心者が陥りやすい5つの注意点を解説します。
つみたてNISAは非課税制度ですが、元本保証ではありません。投資信託は市場の動きによって価格が変動するため、元本割れする可能性があります。
特に投資を始めたばかりの時期は、市場の下落により含み損が出ることもあります。
しかし、長期的に見れば、世界経済は成長を続けてきた歴史があります。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが大切です。
つみたてNISAの年間投資枠は120万円(月額10万円)ですが、必ずしも上限いっぱいまで投資する必要はありません。
家計に無理のない範囲で積立額を設定することが、投資を長く続けるコツです。生活費や緊急時の資金を確保した上で、余裕資金から投資を始めましょう。
最初は月1万円や2万円から始めて、収入が増えたら積立額を増やすという方法もあります。無理な積立を続けると、途中で解約せざるを得なくなり、長期投資のメリットを享受できなくなります。
株式市場は日々変動するため、保有している投資信託の評価額も毎日変わります。
評価額が増えたり減ったりするのは、投資では当たり前のことです。短期的な値動きに一喜一憂して、頻繁に売買を繰り返すのは避けましょう。
つみたてNISAは、長期・積立・分散投資を前提とした制度です。20年、30年という長期的な視点で資産形成を考えることが大切です。
市場が下落した時こそ、安く買えるチャンスと捉え、積立を継続することが成功への近道です。
つみたてNISAの年間投資枠は120万円ですが、使い切れなかった分は翌年に繰り越せません。
ただし、無理に投資枠を使い切ろうとする必要はありません。自分の家計状況に合わせて、無理のない範囲で投資を続けることが最も重要です。
年間投資枠を使い切ることよりも、長期的に投資を継続することの方がはるかに大切です。焦って無理な投資をするよりも、着実に積立を続けることで、長期的には大きな資産を築くことができます。
一度積立設定をしたら、完全に放置するのではなく、定期的に見直すことも大切です。
年に1回程度、自分の投資状況を確認し、積立額や銘柄が今の自分に合っているかをチェックしましょう。収入が増えたら積立額を増やす、ライフステージが変わったらリスク配分を見直すなど、状況に応じた調整が必要です。
ただし、頻繁に銘柄を変更したり、市場の動きに合わせて売買を繰り返すのは避けましょう。基本的には長期保有を前提とし、大きな変化があった時だけ見直すというスタンスが理想的です。
はい、初心者でも安心して始められます。SBI証券は100円から投資できるため、少額から始められます。また、銘柄選びに迷った場合は、人気ランキングや初心者向けのおすすめ銘柄を参考にできます。サポート体制も充実しているため、分からないことがあれば問い合わせることも可能です。
クレカ積立を利用するには、まず三井住友カードを登録する必要があります。SBI証券のウェブサイトまたはアプリから、「クレジットカード登録」を選択し、カード情報を入力します。登録後、積立設定の際に決済方法で「クレジットカード」を選べば、クレカ積立が利用できます。
はい、積立額の変更や停止はいつでも可能です。ウェブサイトまたはアプリから、「積立設定変更」を選択し、新しい積立額を入力するか、積立を停止することができます。変更は次回の積立日から反映されます。一時的に積立を止めたい場合も、設定を削除せず停止するだけで対応できます。
はい、他の証券会社からSBI証券にNISA口座を移すことができます。ただし、NISA口座は一人一口座しか持てないため、金融機関変更の手続きが必要です。現在利用している証券会社で「金融機関変更届出書」を取り寄せ、SBI証券に提出します。手続きには1~2ヶ月程度かかる場合があります。
つみたてNISA口座での利益は非課税のため、確定申告は不要です。また、特定口座(源泉徴収あり)を選択していれば、NISA以外の取引についても確定申告は基本的に不要です。ただし、複数の証券会社で取引している場合や、損失の繰越控除を受けたい場合は、確定申告が必要になることもあります。
つみたてNISAは、いつでも解約(売却)できます。ただし、一度売却した分の非課税枠は復活しないため、長期保有を前提に考えることをおすすめします。緊急でお金が必要になった場合は、必要な分だけ売却し、残りは保有し続けるという方法もあります。
はい、つみたてNISAとiDeCoは併用できます。つみたてNISAは運用益が非課税、iDeCoは掛金が所得控除の対象になるという異なるメリットがあります。ただし、iDeCoは60歳まで引き出せないため、流動性を考慮して両方のバランスを考えることが大切です。
いいえ、必須ではありません。ただし、住信SBIネット銀行の口座を持っていると、SBIハイブリッド預金や自動入金サービスなど、便利な機能を利用できます。資金管理がスムーズになるため、開設しておくことをおすすめします。
ポイント投資は、貯まったポイントを使って投資信託を購入する方法です。一方、クレカ積立は、クレジットカードで積立代金を支払い、ポイント還元を受ける方法です。クレカ積立の方がポイント還元率が高いため、一般的にはクレカ積立の方がお得です。ただし、両方を同時に利用することはできません。
含み損が出ても、慌てて売却する必要はありません。つみたてNISAは長期投資を前提としているため、短期的な値動きは気にせず、積立を継続することが大切です。市場が下落している時は、安く買えるチャンスでもあります。長期的には、世界経済の成長とともに資産が増えていく可能性が高いため、落ち着いて投資を続けましょう。
SBI証券のつみたてNISAは、取扱銘柄数271本、クレカ積立で最大5.0%還元、100円から始められるなど、初心者から上級者まで幅広く対応できる充実したサービスです。
口座開設は最短翌営業日で完了し、オンラインで簡単に手続きできます。
銘柄選びでは、インデックスファンドを中心に、信託報酬の低い銘柄を選ぶことが長期投資で成功するポイントです。eMAXIS Slimシリーズや、SBI・Vシリーズなど、業界最低水準の信託報酬を誇る銘柄が揃っています。
積立設定はPCでもアプリでも簡単に行え、一度設定すれば自動的に買付が行われるため、忙しい方でも無理なく続けられます。ただし、ポイント投資とクレカ積立は併用できない、アプリが商品ごとに分かれているなど、いくつかの注意点もあります。
つみたてNISAは長期投資を前提とした制度です。短期的な値動きに一喜一憂せず、20年、30年という長期的な視点で資産形成を考えることが大切です。家計に無理のない範囲で積立額を設定し、着実に投資を続けることで、将来の資産を築くことができます。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくはSBI証券の公式サイトでご確認ください。
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