【2025年最新】NISA口座おすすめネット証券比較!迷わない選び方解説

【2025年最新】NISA口座おすすめネット証券比較!迷わない選び方解説

2024年に恒久化された新NISA制度は、最大で年間360万円(成長投資枠240万円+つみたて投資枠120万円)の非課税投資が可能になり、多くの投資家から注目を集めています。

「どこで口座を開設したらいいかわからない」「証券会社ごとの違いは?」など
疑問に思う方が多いです。

そこで本記事では、「取扱商品数」、「手数料」、「使いやすさ」、「ポイント還元サービス」など様々な観点から各ネット証券を徹底比較しています。

初心者の方から経験者でも、自分の投資スタイルに合ったNISA口座選びのお役に立てる情報を網羅的にまとめました。

この記事を参考に、あなたにぴったりのNISA口座を見つけて、お得に資産形成を始めましょう。

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新NISA制度とは?初心者でもわかる基本の仕組み

新NISA制度は、2024年からスタートした新しい個人向け少額投資非課税制度です。

これまでの一般NISAやつみたてNISAと異なり、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という2つの投資枠を併用できる仕組みに統一されました。

非課税投資枠の拡大や制度の恒久化など、初心者にも使いやすい内容に刷新され、資産形成を後押しする制度となっています。

ここでは、旧NISAとの違いや、それぞれの投資枠の特徴、非課税メリットについて、初心者にもわかりやすく解説します。

新NISA制度の特徴と旧NISAからの変更点

新NISAの最大の特徴は、非課税で投資できる総額の拡大制度の恒久化です。

旧NISA制度では、一般NISAで年間120万円、つみたてNISAで年間40万円までと限度額があり、非課税期間も5年または20年と制限されていました。

これに対し、新NISAでは年間最大360万円、生涯で1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)の非課税投資枠が設定され、さらに非課税期間は無期限となりました。

これにより、長期的な資産運用を目指す人にとって、より柔軟で利用価値の高い制度に生まれ変わっています。

また、従来のような「どちらか一方を選択」という制約がなく、つみたて枠と成長投資枠を併用できる点も大きな変更ポイントです。

成長投資枠とつみたて投資枠の違い

項目 成長投資枠 つみたて投資枠
対象商品 株式、投資信託、国内外の個別株式、ETFなど 金融庁認定の一定基準を満たす低コストの投資信託やETF
年間利用可能額 最大240万円 最大120万円
投資スタイル リスクを取りながら高いリターンを狙う 長期・積立・分散による安定的な資産形成
特徴 幅広い商品に自由に投資可能 少額からコツコツ積立でき初心者向き

新NISAでは、投資対象や目的に応じて「成長投資枠」と「つみたて投資枠」を使い分けることができます。

成長投資枠とつみたて投資枠は対象商品や年間投資可能額に違いがあるため、運用方針に合わせてバランス良く活用することが重要です。

新NISAで得られる非課税メリット

新NISA最大の魅力は、投資によって得られる利益が非課税になる点です。

通常、株式や投資信託の売却益・配当金には約20%の税金(所得税+住民税)がかかりますが、新NISA口座での運用益に対しては、この税金が一切かかりません。

さらに、従来制度と異なり非課税期間が無期限になったことで、長期間にわたり非課税効果を享受できるようになりました。

これにより、運用益をすべて再投資する「複利効果」がより高まるため、長期で資産を増やしたい人にとって非常に有利な制度と言えます。

たとえば、20年間運用する場合、課税口座では税金によって複利効果が大きく削られるのに対し、新NISAでは元本・利益を丸ごと運用に回すことが可能です。

また、新NISAでは売却後も非課税枠を再利用できるため、資金の流動性を保ちながら柔軟な資産運用が可能です。

NISA口座を選ぶ際のポイント

新NISA制度の開始により、多くのネット証券や銀行が非課税投資に対応したサービスを提供しています。

しかし、どの金融機関でNISA口座を開設するかによって、使い勝手や得られるメリットに大きな差が出ます。

ここでは、NISA口座を選ぶ際に特に押さえておきたい5つのポイントについて、初心者にもわかりやすく解説します。

取扱商品の豊富さをチェック

まず重要なのが、取扱商品のラインナップです。

成長投資枠を活用して幅広い商品に投資したい人は、国内株式・米国株式・投資信託・ETFなどの選択肢が豊富な証券会社を選ぶべきです。

特に注目したいのは、人気のインデックスファンド(例:eMAXIS SlimシリーズやS&P500連動型ETF)が揃っているかどうか。

また、海外株式や外国ETFの取り扱いが充実しているか、IPO(新規公開株)への申し込みが可能かといった点も比較材料になります。

自分が将来的に投資したい対象に応じて、商品数や商品ジャンルの幅をチェックしておきましょう。

手数料の比較方法

  • 海外株式の取引手数料(米国株・中国株など)
  • 投資信託の信託報酬(購入時手数料は基本無料)

新NISA口座内での売買手数料は、ほとんどのネット証券で無料となっています。

しかし、NISA対象外の取引や、特定口座での取引を行う場合には、各社で手数料体系が異なる点に注意が必要です。

特に、海外株式取引では約定代金に応じた手数料が発生したり、為替手数料が別途かかる場合もあります。

また、投資信託の場合は購入時手数料が無料であっても、保有中に発生する「信託報酬」(運用管理費用)が商品ごとに異なります。

口座開設後、長期にわたって資産形成を続けることを考えると、NISA対象外の商品を取引する場合のコストまでしっかり把握しておくことが重要です。

各金融機関の公式サイトでは、手数料体系が一覧表で公開されているので、必ず事前に確認しておきましょう。

スマホアプリの使いやすさ

  • アプリの直感的な操作性(初心者でも迷わないか)
  • チャートや資産推移の確認機能
  • 積立設定や購入手続きのしやすさ
  • スマホだけで本人確認や口座開設手続きが完結できるか

日々の資産管理や取引をスムーズに行うためには、スマホアプリの使いやすさも重視すべきポイントです。

特に初心者にとっては、アプリの操作が直感的かどうか、資産の状況を簡単に確認できるかは重要なチェック項目です。

例えば、楽天証券やSBI証券などは、初心者でも迷わず利用できるアプリデザインで高い評価を得ています。

各社のアプリは無料でダウンロード可能なので、口座開設前に一度インストールして、使い勝手を確かめておくのもおすすめです。

ポイント還元サービスの比較

証券会社 対象サービス 付与されるポイント
SBI証券 クレジットカード積立、投信保有 Vポイント、Pontaポイント、dポイント、e JALポイント、PayPayポイント
楽天証券 楽天カード積立、投信保有 楽天ポイント
松井証券 クレジットカード積立 松井証券ポイント

ネット証券では投資信託の購入や保有に応じたポイント還元サービスが充実しています。

NISA口座を開設する際には、これらのポイント施策をしっかり比較しておきましょう。

例えば、楽天証券では「楽天カード+楽天キャッシュ」の併用により、最大1%のポイント還元を受けることが可能です。

一方、SBI証券では「Vポイント」「Tポイント」「Pontaポイント」など複数のポイントから選択できるため、自分のライフスタイルに合わせて使い分けができます。

普段利用しているポイント経済圏(楽天経済圏・Tポイント経済圏など)に合わせて、最もお得にポイントが貯まる証券会社を選ぶことが、長期的な資産形成にもプラスになります。

初心者向けサポート体制

  • 口座開設マニュアルやNISA制度の解説コンテンツ
  • よくある質問(FAQ)の充実
  • チャットサポートや電話サポートの有無
  • 投資初心者向けの無料セミナーや動画講座

最後に見逃せないのが、初心者向けサポート体制の充実度です。

ネット証券では、対面サポートが受けられない分、上記のようなサポートコンテンツが整っているかどうかを必ずチェックしましょう。

特に、新NISAに関する制度変更点や手続きに疑問が生じた際、すぐに解決できる環境が整っているかどうかは、安心して長期運用を続けるために欠かせません。

また、多くの証券会社の公式サイトには「初心者向けサポートページ」や「よくある質問集」が用意されています。

事前に比較して自分に合ったサポート体制を持つ証券会社を選ぶことをおすすめします。

2025年最新!おすすめネット証券ランキングTOP5

証券会社 株式売買手数料(税込) 投資信託取扱数 外国株取扱国/取扱銘柄数 つみたて投資枠対応 IPO取扱銘柄数(年間) 取引ツール(PC) スマホアプリ 付与ポイント種別
SBI証券
SBI証券
現物・信用取引:原則無料 約2,550本 8カ国 / 米国約5,000銘柄 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) 年間78銘柄(2024年実績) HYPER SBI 2 SBI証券アプリ Vポイント、Pontaポイント、dポイント、e JALポイント、PayPayポイント
楽天証券
楽天証券
現物取引:原則無料 約2,550本 6カ国 / 米国約4,500銘柄 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) 年間56銘柄(2024年実績) MARKET SPEEDⅡ iSPEEDアプリ 楽天ポイント
マネックス証券
マネックス証券
現物取引:55円~1,070円(税込) 約1,800本 2カ国 / 米国約5,000銘柄 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) 年間54銘柄(2024年実績) マネックストレーダー マネックス証券アプリ マネックスポイント、dポイント
松井証券
松井証券
現物取引:25歳以下無料、50万円/日までは無料 約1,900本 米国のみ / 約4,900銘柄 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) 年間54銘柄(2024年実績) マーケットラボ 日本株アプリ 松井証券ポイント
三菱UFJ eスマート証券
三菱UFJ eスマート証券
取引手数料無料(ネット専業型) 約1800本 米国のみ / 約1050銘柄 対応(つみたて投資枠・成長投資枠) 年間21銘柄(2024年実績) WEBアプリ WEBアプリ Pontaポイント

1位SBI証券

SBI証券の画像

SBI証券の特徴

✔ 手数料無料の範囲が広い

✔ ポイント投資の種類が豊富

✔ NISA・つみたてNISAのサポートが充実

SBI証券では、現物株式や信用取引の売買手数料が原則無料となっており、初心者でもコストを抑えて取引を始めやすい環境が整っています。

特に新NISA対象の取引も手数料がかからないため、資産形成を効率的にスタートできます。

さらに、Vポイント・dポイント・Pontaポイント・PayPayポイントといった複数のポイントサービスに対応しています。
普段の買い物などで貯めたポイントを使って投資にチャレンジできる点も魅力です。

また、NISA・つみたてNISAに対応した商品ラインナップが豊富で、口座開設や運用をサポートする初心者向けコンテンツも充実しています。

初めて資産運用に取り組む人にとって、安心して長期的に活用できる証券会社です。

SBI証券:NISA口座のメリット・デメリット

メリット デメリット
現物株式・信用取引の手数料が原則無料 外国株式の取引では為替手数料が発生する
ポイント投資が可能(Vポイント・dポイント・Ponta・PayPayポイント) 一部アプリ機能が限定的(銘柄によって操作できるアプリが分かれる)
新NISAの成長投資枠・つみたて投資枠に幅広く対応 投資信託のラインナップが多すぎて初心者は迷う可能性がある
口座開設・管理手数料は完全無料 人気銘柄へのアクセス集中により、注文が通りにくい場合がある

SBI証券のNISA口座は、現物株式や信用取引における売買手数料が原則無料となっており、コストを抑えながら幅広い投資商品にチャレンジできる点が大きなメリットです。

さらに、ポイント投資への対応や新NISA制度への柔軟な適用範囲も、投資初心者から経験者まで高く評価されています。

一方で、外国株式取引に伴う為替手数料や、初心者には選択肢が多すぎることによる「銘柄選びの難しさ」といったデメリットも存在します。

また、アプリによって取扱い商品が異なるため、複数アプリを使い分ける必要が出る場面もあります。

総合的には、コストを抑えつつ幅広い選択肢を持ちたい投資家にとって、非常に魅力的なNISA口座であると言えるでしょう。

2位楽天証券

楽天証券の画像

楽天証券の特徴

✔ クレジットカード積立でポイント還元率が高い(最大1%)

✔ 投資信託の取扱数が豊富(約2,550本)

✔ 楽天ポイントを使った投資が可能

✔ アプリが使いやすく、初心者でも直感的に操作できる

✔ 新NISA対象商品のラインナップが充実

楽天証券では、楽天カードによるクレジットカード積立が可能で、最大1%のポイント還元を受けながら投資を進めることができます。

さらに、投資信託の取扱数は約2,550本と非常に豊富で、幅広い投資ニーズに対応しています。

楽天ポイントを使った投資にも対応しており、日常生活で貯まったポイントを資産形成に活用できるのも大きな魅力です。

アプリの操作性も高く、初心者でも直感的に取引を行える設計になっています。

新NISA制度に対応した商品ラインナップも充実しており、成長投資枠・つみたて投資枠の両方をバランス良くカバーできる点も、楽天証券の大きな強みです。

楽天証券:NISA口座のメリット・デメリット

メリット デメリット
クレカ積立で最大1%の楽天ポイント還元が受けられる 米国株式の為替手数料が発生する
楽天ポイントを使った投資が可能 クレカ積立に月5万円の上限がある
投資信託の取扱本数が多く、商品選択肢が豊富 人気商品に注文が集中すると受付制限がかかる場合がある
スマホアプリが直感的で初心者でも使いやすい 一部アプリ機能がPC版より限定されている

楽天証券のNISA口座は、クレジットカード積立による最大1%の楽天ポイント還元や、楽天ポイントを使った投資ができる点が大きなメリットです。

さらに、投資信託の取扱数が非常に多く、スマホアプリも使いやすいため、初心者から中級者まで幅広く支持されています。

一方で、米国株式取引にかかる為替手数料や、クレカ積立に上限(月5万円)が設定されている点には注意が必要です。

また、人気商品への注文集中や、アプリとPC版ツールで機能差がある点もデメリットとして考慮しておくとよいでしょう。

3位マネックス証券

マネックス証券の画像

マネックス証券の特徴

✔ 米国株式の取扱銘柄数が豊富(約5,000銘柄)

✔ 1株単位(ワン株)から米国株投資ができる

✔ 手数料が業界最低水準(米国株取引手数料:定額プランあり)

✔ 投資情報ツールが豊富(マネックストレーダーなど)

✔ マネックスポイントを使った投資が可能

マネックス証券は、米国株式の取扱数が約5,000銘柄と豊富で、1株単位から少額投資が可能です。

米国株取引手数料は業界最低水準で、取引量が増えてもコストを抑えられます。

マネックストレーダーなど情報ツールも充実しており、分析重視の中上級者にも対応。

貯めたマネックスポイントを使った投資も可能で、初心者から経験者まで幅広く利用できるネット証券です。

マネックス証券:NISA口座のメリット・デメリット

メリット デメリット
米国株式の取扱銘柄数が豊富(約5,000銘柄) 国内株式の売買手数料が無料ではない
1株単位で米国株投資が可能(ワン株) 取引ツールが高機能ゆえに初心者には難しく感じる場合がある
米国株取引手数料が業界最低水準(定額プランあり) ポイント付与対象が一部に限られる
マネックスポイントを投資に利用できる 人気サービスにアクセス集中時の操作遅延がある

マネックス証券は、コストを抑えつつ米国株投資に取り組みたい人に適した証券会社です。

米国株式の取扱数が多く、1株単位の取引や業界最低水準の手数料で運用できる点が強みです。

一方で、国内株取引の手数料無料化には対応しておらず、初心者には高機能ツールがやや難しく感じる場面もあります。

それでも、米国株を中心に低コスト運用を重視するなら、十分に選ぶ価値があるネット証券です。

4位松井証券

松井証券の画像

松井証券の特徴

✔ 25歳以下は株式売買手数料が無料

✔ 少額取引(1日50万円まで)は手数料無料

✔ 投資信託の取扱本数が約1,900本

✔ 米国株式にも対応(約4,900銘柄)

✔ シンプルで使いやすいスマホアプリ

松井証券は、25歳以下なら株式売買手数料が無料で、若年層に優しいサービス設計が特徴です。

1日50万円までの取引も手数料がかからないため、少額投資を続けたい初心者に向いています。

投資信託の取扱数は約1,900本、米国株式も対応しており、選択肢も豊富です。

スマホアプリも使いやすく、投資未経験者でも安心して利用できるネット証券と言えます。

松井証券:NISA口座のメリット・デメリット

メリット デメリット
25歳以下なら株式売買手数料が無料 25歳以上は手数料無料の対象外
1日50万円以下の取引で手数料が無料 取引額が大きい場合は通常の手数料がかかる
投資信託の取扱数が豊富(約1,900本) IPO取扱実績が少ない
シンプルなアプリで操作がわかりやすい アプリの機能が他社に比べて限定的

松井証券は、手数料を抑えたい初心者に向いたネット証券です。

25歳以下の手数料無料や、少額取引(1日50万円以下)の無料サービスにより、コスト負担を気にせず投資を始められます。

例えば、少額投資をコツコツ続けたい若年層にとって、非常に利用しやすい環境が整っています。

取引額が大きくなると手数料が発生しますが、少額から資産形成を始めるなら十分選択肢に入る証券会社です。

5位三菱UFJ eスマート証券

三菱UFJ eスマート証券の画像

三菱UFJ eスマート証券の特徴

✔ 取引手数料が完全無料(現物株取引)

✔ 三菱UFJフィナンシャル・グループの安心感

✔ 投資信託の取扱数は約1800本と豊富

✔ シンプルなWEBアプリで完結できる

✔ Pontaポイントでの投資にも対応

三菱UFJ eスマート証券は、現物株式取引の手数料が完全無料で、初心者でもコストを抑えて投資を始められます。

大手金融グループの信頼感に加え、取扱商品は約1800本と豊富で、商品選びに幅があります。

WEBアプリだけで完結できる利便性も高く、少額から気軽に資産形成を進めたい層に向いているネット証券です。

マネックス証券:NISA口座のメリット・デメリット

メリット デメリット
現物株式取引の手数料が完全無料 取り扱い商品の数が限られている(約750本)
三菱UFJグループ傘下で安心感が高い リアル店舗でのサポートは受けられない
WEBアプリだけで資産管理が完結できる 上級者向けの高度な分析ツールは少ない
Pontaポイントを使った投資が可能 投資信託以外の商品ラインナップはやや少なめ

三菱UFJ eスマート証券は、コストを抑えて投資を始めたい初心者に適したネット証券です。

現物株式取引の手数料が完全無料で、安心感の高い三菱UFJグループ傘下という点も魅力です。

例えば、少額から資産形成をスタートしたい人にとって、コストと信頼性を両立できる環境が整っています。

商品数やツール面では制限がありますが、無駄なコストをかけずシンプルに投資を進めたい人に向いています。

目的別!おすすめネット証券の選び方

ここからは、目的別におすすめのネット証券を紹介していきます。

自分の目的に応じて、参考にしてみてください。

初心者におすすめのネット証券

証券会社 NISA対応状況 NISA口座開設のしやすさ 手数料(新NISA内取引) 初心者サポート
SBI証券
SBI証券
成長・つみたて両方対応 スマホ完結可 原則無料 FAQ・チャット対応あり
楽天証券
楽天証券
成長・つみたて両方対応 スマホ完結可 原則無料 マニュアル・動画講座あり
松井証券
松井証券
成長・つみたて両方対応 スマホ完結可 50万円/日まで無料 FAQ・電話サポートあり

初心者がネット証券を選ぶ際は、まず「NISA対応状況」と「手数料」を重視することが大切です。

成長投資枠とつみたて投資枠の両方に対応しているか、取引手数料が無料または低コストかを確認しましょう。

加えて、スマホ完結で口座開設できるか、投資信託や株式の商品数が十分に揃っているかも重要なポイントです。

初心者サポートやFAQの充実度も、長く安心して取引を続けるためには欠かせません。比較表を参考に、自分に合った証券会社を選んでください。

個別株投資重視の人におすすめのネット証券

証券会社 株式売買手数料 取扱株式数(国内・米国) 米国株対応状況 取引ツール(PC/スマホ)
SBI証券
SBI証券
現物・信用取引:原則無料 国内:約3,500銘柄
米国:約5,000銘柄
8カ国対応(米国・中国など) HYPER SBI 2 / SBI証券アプリ
楽天証券
楽天証券
現物取引:原則無料 国内:約2,100銘柄
米国:約4,500銘柄
6カ国対応(米国・中国など) MARKET SPEEDⅡ / iSPEEDアプリ
マネックス証券
マネックス証券
現物取引:55円〜1,070円(税込) 国内:約1,500銘柄
米国:約5,000銘柄
2カ国対応(米国中心) マネックストレーダー / マネックス証券アプリ

個別株投資においては、豊富な銘柄数と低手数料が最も重要なポイントです。

例えば、SBI証券楽天証券は、国内外の株式やETFを幅広く取り扱い、手数料が低く設定されています。

米国株に特化したマネックス証券も、個別株投資を重視する中級者以上におすすめです。

取引ツールやアプリも充実しており、スマホでリアルタイムに取引できるため、どこでも投資が可能です。

投資信託積立重視の人におすすめのネット証券

証券会社 株式売買手数料 つみたて投資枠対象銘柄数 投資信託取扱数 つみたてNISA対応 口座開設日数 スマホアプリ
楽天証券
楽天証券
現物取引:原則無料 約200本 約2,550本 対応 最短翌営業日 iSPEEDアプリ
SBI証券
SBI証券
現物・信用取引:原則無料 約271本 約2,550本 対応 最短翌営業日 SBI証券アプリ
松井証券
松井証券
25歳以下無料、50万円/日まで無料 約250本 約1,900本 対応 最短即日 松井証券アプリ

投資信託積立を重視する人には、つみたて投資枠対応商品数手数料スマホアプリの使いやすさが重要です。

例えば、SBI証券は、つみたて投資枠対象銘柄数が最も多く、2,550本の投資信託を取り扱っています。

また、手数料が原則無料で、スマホアプリも充実しており、積立投資を手軽に始めることができます。

楽天証券2,550本の投資信託を取り扱い、特に楽天ポイントを使った投資が可能です。

さらに、最短翌営業日で口座開設ができ、初心者にも使いやすいiSPEEDアプリが提供されています。

松井証券は、つみたてNISA対応銘柄数250本と豊富で、口座開設も最短即日でスピーディ。手数料の無料枠もあり、シンプルな操作性のアプリで積立が行いやすいです。

ポイント投資でお得に資産形成!クレカ積立比較

証券会社 クレカ積立対応 対応クレジットカード 手数料 ポイント還元率 積立最低金額
SBI証券
SBI証券
可能 三井住友カード、APLUS CARD、majicaシリーズ 無料 0.5%~3%(カード種類による) 月100円から
楽天証券
楽天証券
可能 楽天カード 無料 1% 月100円から
マネックス証券
マネックス証券
可能 マネックスカード、dカード、dカード GOLD 無料 最大2.1%(NISA口座利用時は1.1%) 月100円から
松井証券
松井証券
2025年5月サービス開始予定 JCBカード 無料 一般カード:0~0.5%
ゴールドカード以上:0.5~1.0%
月100円から
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
可能 au PAYカード 無料 au PAYゴールドカード:1% 要確認

クレジットカード積立(クレカ積立)は、毎月の投資信託積立をクレジットカード決済で行うサービスです。

上記の比較表を見ると、主要なネット証券各社が月々100円という少額から始められるサービスを提供しています。

このサービスの最大のメリットは、積立投資によって得られる運用益だけでなく、クレジットカード利用によるポイント還元も同時に受けられる「二重のメリット」が得られることにあります。

NISA口座開設の流れと必要な準備

NISA口座開設に必要な書類・情報

NISA口座開設に必要な書類・情報

本人確認書類
  • 運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、住民票の写しなどのいずれか
  • 顔写真付きの場合は1点、顔写真なしの場合は2点必要な場合もあります
マイナンバー確認書類
  • マイナンバーカード、マイナンバー通知カード+本人確認書類、住民票の写し(マイナンバー記載)+本人確認書類のいずれか
銀行口座情報
  • 入出金に使用する銀行口座情報(銀行名、支店名、口座番号、口座名義)
  • 本人名義の口座である必要があります
基本情報
  • 氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス
  • 職業や年収などの情報(証券会社によって異なります)
既存NISA口座の情報
(金融機関変更の場合)
  • 現在のNISA口座開設金融機関名
  • 口座廃止届出書(現在の金融機関から入手)

NISA口座を開設するには、いくつかの必要書類と情報が必要になります。

ほとんどの証券会社ではオンラインでの申し込みが可能ですが、準備しておくべき書類・情報は上記の通りです。

重要なポイントとして、NISA口座は1人1口座のみ開設可能で、開設する年の1月1日時点で18歳以上の日本国内居住者であることが条件です。

また、すでに他の金融機関でNISA口座を開設している場合は、金融機関変更の手続きが必要になります。

ネット証券でのNISA口座開設手順

総合口座の開設
  • NISA口座を開設するには、まずその証券会社の総合口座が必要です
  • すでに口座をお持ちの場合はこのステップは不要です
口座開設申込フォームへアクセス
  • 証券会社の公式サイトから「NISA口座開設」のページへ進みます
  • スマホアプリからも申し込み可能な場合が多いです
申込情報の入力
  • 必要事項(氏名、住所、生年月日、職業情報など)を入力します
  • 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の選択や、配当金の受取方法などを設定します
本人確認書類のアップロード
  • 運転免許証やマイナンバーカードなどの画像をアップロードします
  • スマホのカメラで撮影してそのままアップロードすることも可能です
マイナンバー情報の提供
  • マイナンバーカードや通知カードの画像をアップロードします
  • 既に総合口座を持っていて、マイナンバーを登録済みの場合は不要です
申込内容の確認と申請完了
  • 入力内容を最終確認の上、申請を完了させます
  • 電子署名や電子契約で完了する場合もあります
審査と口座開設完了のお知らせ
  • 証券会社による審査が行われ、1〜2週間程度で完了します
  • 審査完了後、メールや郵送で口座開設完了の通知が届きます
NISA口座での取引開始
  • 口座開設完了後は、すぐにNISA口座での投資が可能になります
  • 「つみたて投資枠」での積立設定や「成長投資枠」での株式・投資信託の購入ができます

現在は多くのネット証券でスマホだけで完結する口座開設フローを提供しており、最短で数日、長くても2週間程度で口座開設が完了します。

早めに申し込むことで、年間の非課税投資枠を有効に活用することができます。

NISA口座の注意点

変更先の金融機関で口座開設申込
  • 変更先の証券会社や銀行のウェブサイトで金融機関変更を含めたNISA口座開設を申し込みます
  • 申込フォームの「NISA口座の有無」の質問で「他の金融機関に口座あり」を選択します
現在の金融機関への届出
  • 現在NISA口座を開設している金融機関に「金融機関変更届出書」を提出します
  • 多くの場合、変更先の金融機関が代行して手続きを行ってくれます
書類の確認と手続き
  • 税務署での手続きが完了するまで、1〜2ヶ月程度かかることがあります
  • 変更手続きが完了すると、変更先の金融機関から通知が届きます

金融機関変更は手続きに時間がかかるため、年末に近づくほど混雑します。

変更を検討されている場合は、早めに手続きを始めることをおすすめします。

また、NISA制度の利用状況や保有商品によって最適な変更時期が異なるため、必要に応じて変更先の金融機関に相談することも有効です。

NISAに関するよくある質問と対処法

NISA・ネット証券に関するよくある質問
NISA口座開設に関する疑問
新NISA口座を開設するには?
ネット証券の公式サイトから、総合口座+NISA口座の同時申込みが可能です。
開設にかかる期間は?
最短翌営業日から利用可能。本人確認や税務署への登録手続きが完了次第です。
NISA枠はいつから使える?
口座開設完了通知が届き次第、すぐに非課税枠での取引が可能です。
ネット証券選びに関する疑問
初心者におすすめの証券会社は?
取扱商品が豊富でアプリが使いやすいSBI証券、楽天証券が特に人気です。
手数料はどれくらい?
新NISA口座での株式取引は、ほとんどのネット証券で売買手数料無料です。
スマホだけで取引できる?
各社専用アプリを用意しており、口座開設から取引までスマホ完結が可能です。
投資商品・投資スタイルに関する疑問
つみたて投資枠と成長投資枠の違いは?
つみたて投資枠は長期積立に適した投資信託、成長投資枠は株式や幅広い投資が対象です。
おすすめの投資信託は?
低コストで分散投資できるインデックスファンドが初心者に人気です。
ポイント投資・クレカ積立に関する疑問
クレカ積立とは?
クレジットカード決済で投資信託を積立でき、カード利用に応じたポイント還元も得られます。
どのクレカ積立が一番お得?
楽天証券(楽天カード)やSBI証券(三井住友カード)の組み合わせが高還元で人気です。

まとめ

本記事では、取扱商品数、手数料、使いやすさ、ポイント還元などの観点から各ネット証券を徹底比較しました。

初心者に特におすすめなのはSBI証券と楽天証券で、豊富な商品ラインナップとスマホアプリの使いやすさが特徴です。

また、マネックス証券は米国株投資に強く、松井証券は25歳以下の手数料無料が魅力です。

口座開設はネットで完結し、最短で数日で利用可能になります。

それぞれの投資スタイルに合わせて、クレジットカード積立やポイント投資などのサービスも活用しながら、お得に資産形成を始めましょう。

もう一度NISAおすすめネット証券を見たい方はこちら!

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