SEI(仮想通貨)とは|DeFi特化の高速チェーン完全ガイド【2026年】

「INJ(Injective)って何だろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
仮想通貨市場には数千の銘柄がありますが、INJはDeFi(分散型金融)に特化した独自の強みを持つプロジェクトです。
この記事では、INJの基本概要から技術的な特徴、購入方法、投資リスクまで、初心者にも分かりやすく解説します。
DeFi投資を検討している方や、INJの将来性が気になる方は、ぜひ最後までご覧ください。
国内取引所での直接購入はできませんが、安全な購入ルートもご紹介します。
目次
INJ(Injective)とは
INJ(Injective)は、分散型金融(DeFi)アプリケーションに特化したレイヤー1ブロックチェーンです。2018年に設立され、Eric ChenとAlbert Chonによって創業されました。従来の中央集権型取引所とは異なり、ユーザーが自分の資産を完全にコントロールしながら取引できる環境を提供しています。
Injectiveは、分散型取引所(DEX)、デリバティブ取引、レンディングプロトコルなど、さまざまな金融アプリケーションを構築できる基盤として設計されています。Cosmos SDKをベースに構築され、TendermintベースのProof-of-Stake(PoS)コンセンサスメカニズムを採用することで、高速かつ低コストな取引を実現しています。
Injectiveは、従来のDEXとは異なるアプローチを採用しています。多くのDEXがAMM(自動マーケットメイカー)モデルを使用する中、Injectiveは完全にオンチェーンで動作するオーダーブック方式を実装しています。これにより、中央集権型取引所のような効率的な取引体験を、分散型の透明性と組み合わせることに成功しています。
オーダーブック方式の採用により、トレーダーは指値注文や成行注文を自由に設定でき、より細かい価格設定が可能になります。また、MEV(Maximal Extractable Value)耐性を持つ設計により、フロントランニング攻撃のリスクを軽減しています。
完全オンチェーンのオーダーブック方式を採用
Injectiveは独自のレイヤー1ブロックチェーンとして動作しており、他のブロックチェーンに依存せずに独立した運用が可能です。ブロック生成時間は約0.64秒と非常に高速で、1秒あたり25,000トランザクション以上を処理できる能力を持っています。取引手数料は平均で約0.0003ドルと極めて低く、ユーザーにとってコスト効率の良い環境を提供しています。
出典:CoinMarketCap「Injective price today, INJ to USD live price, marketcap and chart」
Cosmos SDKをベースとしているため、IBC(Inter-Blockchain Communication)プロトコルを通じて他のブロックチェーンとの相互運用性を実現しています。これにより、Ethereum、Solana、Cosmosエコシステム内の他のチェーンとシームレスに接続できます。
取引手数料は平均で約0.0003ドルと極めて低コスト
INJトークンは、Injectiveエコシステム内で複数の重要な役割を果たしています。
出典:CoinMarketCap AI「What Is Injective (INJ) And How Does It Work?」
落札者はINJで入札し、落札に使用されたINJは永久にバーン(焼却)されます。これにより、INJの総供給量が継続的に減少する仕組みとなっています。出典:CoinMarketCap「Injective price today, INJ to USD live price, marketcap and chart」
INJの5つの特徴
INJは、他のDEXトークンと比較して独自の技術的特徴を持っています。ここでは、INJが競合プロジェクトと差別化される5つの主要な特徴を詳しく解説します。
Injectiveの最大の強みの一つは、高度なクロスチェーン機能です。IBC(Inter-Blockchain Communication)プロトコルを通じて、Cosmosエコシステム内の他のブロックチェーンと直接通信できるだけでなく、Ethereum、Solana、Moonbeamなどの非Cosmosチェーンともブリッジを介して接続できます。
これにより、ユーザーは異なるブロックチェーン上の資産を一つのプラットフォーム上で取引できるようになります。例えば、Ethereum上のERC-20トークンをInjectiveに転送し、Solana上の資産と交換することも可能です。このような柔軟性は、流動性の向上と取引機会の拡大につながっています。
複数ブロックチェーンの資産を統合プラットフォームで取引可能
Injectiveはレイヤー1ブロックチェーンでありながら、レイヤー2的なスケーラビリティを実現しています。Tendermintベースのコンセンサスメカニズムにより、ブロック生成時間は約0.64秒と極めて高速です。これは、Ethereumの約12秒、Bitcoinの約10分と比較すると圧倒的な速さです。
取引手数料も非常に低く抑えられており、平均で0.0003ドル程度です。Ethereumのガス代が数ドルから数十ドルになることもある中、この低コスト性はユーザーにとって大きなメリットとなります。高速かつ低コストな取引環境は、頻繁に取引を行うトレーダーや、少額取引を行いたいユーザーにとって特に魅力的です。
Injectiveは、スポット取引だけでなく、デリバティブ取引や先物取引もネイティブにサポートしています。これは、多くのDEXが提供していない高度な金融機能です。ユーザーは、パーペチュアル(無期限先物)、オプション、予測市場など、さまざまな金融商品を利用できます。
オンチェーンオーダーブックを活用することで、中央集権型取引所と同等の取引体験を分散型環境で実現しています。また、実世界資産(RWA)のトークン化もサポートしており、株式や商品などの伝統的な金融商品もInjectiveプラットフォーム上で取引できるようになっています。
デリバティブ取引や実世界資産のトークン化に対応
INJは単なる取引手数料の支払い手段ではなく、強力なガバナンストークンとしての機能を持っています。INJ保有者は、プロトコルのあらゆる側面について提案を行い、投票することができます。これには、新しい取引ペアの追加、手数料構造の変更、技術的なアップグレードなどが含まれます。
ガバナンス提案が否決された場合、提案に必要なINJデポジットはバーンされる仕組みになっており、これもINJのデフレーション圧力の一因となっています。このような仕組みにより、真剣な提案のみが行われ、コミュニティ主導の健全な意思決定が促進されています。
Injectiveの最も革新的な機能の一つが、バーンオークションメカニズムです。プロトコル上のすべてのdAppsから集められた手数料の60%が、毎週開催されるオークションの資金プールに投入されます。参加者はINJトークンを使ってこのプールに入札し、最高入札者が全額を獲得します。
重要なのは、落札に使用されたINJトークンが永久にバーン(焼却)され、総供給量から削除されることです。INJの最大供給量は1億トークンですが、これまでに約685万INJ以上がバーンされています。エコシステムが成長し、取引量が増加するにつれて、バーンされるINJの量も増加し、長期的な供給削減が加速する設計となっています。
出典:CoinMarketCap AI「What Is Injective (INJ) And How Does It Work?」
このデフレーションメカニズムにより、供給量が減少する設計となっています。ただし、価格は需要と供給のバランスによって決まるため、供給削減が必ずしも価格上昇につながるわけではありません。
供給削減が価格上昇を保証するものではありません
INJの価格推移と時価総額
INJの価格は、DeFi市場全体の動向と密接に関連しながら、独自の値動きを示してきました。ここでは、過去の価格推移を振り返りながら、現在の市場での位置づけを確認します。
INJは2020年10月にローンチされ、初期価格は約1.26ドルでした。ローンチ直後から注目を集め、2020年末には約4.07ドルまで上昇し、年間で約300%以上の成長を記録しました。この初期の成長は、DeFi市場全体のブームと、Injectiveの革新的なアプローチへの期待によるものでした。
2021年から2022年にかけては、仮想通貨市場全体の調整局面に入り、INJも影響を受けました。2022年7月には約1.13ドルまで下落し、過去最安値を記録しています。しかし、2023年に入ると市場が回復し始め、INJは大きく反発しました。2023年の平均価格は約9.04ドルで、年末には約35.76ドルまで上昇しています。
2023年は年間で大幅な価格回復を記録しました
INJは2024年3月14日に過去最高値である約52.87ドルを記録しました。この急騰の背景には、いくつかの要因が考えられます。まず、Injectiveエコシステムの急速な拡大があります。2024年初頭には、プラットフォーム上のdAppsとコミュニティメンバーが大幅に増加しました。
出典:Bybit「Injective Price: INJ Live Price Today | Market Cap & Chart Analysis」
また、バーンオークションの効果が顕著になり始めた時期でもあります。エコシステムの成長に伴い、バーンされるINJの量が増加し、供給減少による価格上昇圧力が強まりました。さらに、2026年1月にはINJ Supply Squeezeアップグレードが発表され、デフレーション率が2倍になる見込みとなったことも、市場の期待を高めました。
しかし、その後は仮想通貨市場全体の調整とともに価格は下落し、2026年2月時点では約3〜5ドル程度で推移しています。過去最高値から約94%下落していますが、これは仮想通貨市場では珍しくない値動きです。
過去最高値から大幅に下落している点に注意が必要です
2026年2月時点で、INJの時価総額は約3〜5億ドル程度で推移しています。流通供給量は約1億INJで、最大供給量と同じです。時価総額ランキングでは、主要な仮想通貨取引情報サイトによると、概ね100位前後に位置しています。
出典:CoinMarketCap「Injective price today, INJ to USD live price, marketcap and chart」
DeFi関連トークンの中では、Uniswap(UNI)やAave(AAVE)などの大手と比較すると時価総額は小さいものの、特化型DEXプロトコルとしては注目度の高いプロジェクトです。24時間取引高は約4,000万〜7,000万ドル程度で、一定の流動性が維持されています。
ステーキング率は約58%と高く、これは多くの保有者が長期保有を志向していることを示唆しています。また、ステーキング時価総額は約2〜3億ドルで、ネットワークのセキュリティが一定水準で維持されていることが確認できます。
INJの将来性を評価する際には、技術的な優位性だけでなく、市場環境や競合状況も考慮する必要があります。ここでは、INJが今後も注目される可能性がある3つの理由を客観的に分析します。
分散型金融(DeFi)市場は、2020年以降急速に成長してきました。中央集権型取引所に対する懸念や、自己管理型資産への需要が高まる中、DEXの利用は今後も増加する可能性があります。特に、規制当局による中央集権型取引所への監視強化が進む中、分散型プラットフォームの重要性は増しています。
Injectiveは、単なるスポット取引だけでなく、デリバティブ取引や実世界資産のトークン化など、幅広い金融サービスを提供しています。従来の金融市場とDeFiの橋渡しとなる機能を持つことで、より広範なユーザー層を取り込める可能性があります。
Injectiveは、オンチェーンオーダーブックを活用したスポット取引に加えて、パーペチュアル(無期限先物)、オプション、予測市場など、多様な金融商品をサポートしています。これは、多くのDEXが提供していない高度な機能です。
特に注目すべきは、実世界資産(RWA)のトークン化機能です。株式や商品などの伝統的な金融商品をトークン化し、24時間365日取引可能にすることで、新しい市場を開拓する可能性があります。実績も出始めています。
実世界資産のトークン化で新市場を開拓
INJの独自のバーンオークションメカニズムは、長期的な供給削減を実現する設計となっています。プロトコルの手数料収入の60%が毎週バーンに使用されるため、エコシステムが成長し取引量が増加するほど、バーンされるINJの量も増加します。
2026年1月のINJ Supply Squeezeアップグレードにより、デフレーション率が2倍になる見込みとなっており、供給削減のペースが加速しています。これまでに約685万INJ以上がバーンされており、最大供給量の約6.85%が既に市場から削除されています。
ただし、価格上昇は需要と供給のバランスによって決まるため、供給削減だけで価格が上昇するわけではありません。エコシステムの成長と実際の利用増加が伴って初めて、バーンメカニズムの効果が発揮されると考えられます。
供給削減だけでは価格上昇は保証されません
INJの購入方法
INJは2026年2月時点で、日本国内の金融庁登録済み取引所では直接取り扱いがありません。そのため、国内取引所でビットコインなどの主要通貨を購入し、海外取引所に送金してからINJを購入する必要があります。ここでは、安全な購入ルートを段階的に解説します。
まず、金融庁に登録された国内取引所で口座を開設します。主要な選択肢としては、GMOコイン、Coincheck、bitFlyer、SBI VCトレードなどがあります。これらはすべて金融庁に正式に登録されており、安全性が担保されています。
口座開設には、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)が必要です。最短で即日から数日で口座開設が完了します。口座開設後、日本円を入金し、ビットコイン(BTC)またはイーサリアム(ETH)を購入します。これらの通貨は海外取引所への送金に使用します。
購入する際は、販売所ではなく取引所形式を利用すると、スプレッドが狭く有利なレートで購入できます。ただし、取引所形式は指値注文などの知識が必要になるため、初心者の方は販売所形式から始めても問題ありません。
取引所形式を利用すると手数料を抑えられます
INJを取り扱っている主要な海外取引所には、Binance、Gate.io、KuCoinなどがあります。※Coinbaseは2023年2月に日本市場から撤退済みです。これらの取引所でアカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを設定し、二段階認証(2FA)を必ず有効化してください。
多くの海外取引所では、本人確認(KYC)を完了しないと出金制限がかかる場合があります。パスポートや運転免許証などの本人確認書類を提出し、KYCプロセスを完了させておくことをおすすめします。
なお、海外取引所の利用は日本の法規制の対象外となるため、利用は自己責任となります。取引所の選定には十分注意し、実績のある大手取引所を選ぶことが重要です。
海外取引所の利用は自己責任となります
国内取引所で購入したビットコインを、海外取引所のウォレットアドレスに送金します。まず、海外取引所でビットコインの入金アドレスを確認します。このアドレスは、長い英数字の文字列で表示されます。
国内取引所の送金画面で、海外取引所の入金アドレスを正確にコピー&ペーストします。アドレスを手入力すると間違える可能性が高いため、必ずコピー&ペーストを使用してください。アドレスが間違っていると、送金した資産が永久に失われる可能性があります。
送金額を入力し、送金を実行します。ビットコインの送金には通常10分から1時間程度かかります。ネットワークの混雑状況によって時間が変動するため、余裕を持って送金を行いましょう。
アドレスの入力ミスは資産喪失につながります
海外取引所にビットコインが着金したら、いよいよINJを購入します。取引所の取引画面で「INJ/BTC」または「INJ/USDT」の取引ペアを選択します。ビットコインを直接INJに交換する場合は「INJ/BTC」を、一度USDTなどのステーブルコインに交換してから購入する場合は「INJ/USDT」を選びます。
購入方法は、成行注文(マーケット注文)または指値注文(リミット注文)を選べます。成行注文は現在の市場価格ですぐに購入できますが、スプレッドが広い場合があります。指値注文は希望価格を指定して注文を出し、その価格に達したら自動的に購入される方法です。
送金時には、以下の点に特に注意してください。
初回送金時は少額でテストすることを推奨します
INJのステーキング方法
INJを保有している方は、ステーキングを通じて追加の報酬を得ることができます。ここでは、ステーキングの仕組みと具体的な方法、そして税務上の扱いについて解説します。
INJのステーキングは、Proof-of-Stake(PoS)コンセンサスメカニズムに基づいています。INJ保有者は、自分のトークンをバリデーター(またはバリデーターに委任)にステーキングすることで、ネットワークのセキュリティに貢献し、その対価として報酬を受け取ります。
2026年2月時点での年間利回り(APY)は、約6〜16%程度で推移しています。利回りは、ネットワーク全体のステーキング率やインフレーション率によって変動します。現在、INJの約58%がステーキングされており、これは比較的高いステーキング率と言えます。
報酬は新規発行トークンと取引手数料から支払われます
報酬は、新規発行されるINJトークン(ブロック報酬)と、取引手数料の一部から支払われます。INJ Supply Squeezeアップグレード以降、インフレーション率は段階的に低下し、長期的には年間2%程度まで下がる見込みです。
INJのステーキングを始めるには、以下の手順に従います。
アンステーク時は21日間のロック期間があります
なお、ステーキングを解除(アンステーク)する場合、21日間のアンボンディング期間があります。この期間中は報酬が発生せず、トークンも動かせないため、計画的に行う必要があります。
日本の税法上、ステーキング報酬は原則として雑所得に分類されます。雑所得は総合課税の対象となり、他の所得と合算して課税されます。税率は所得額に応じて5%から45%まで累進的に上がり、さらに住民税10%が加算されるため、最大で55%の税率となります。
ステーキング報酬の計算方法は、報酬を受け取った時点での時価(円換算)が所得金額となります。例えば、1INJを報酬として受け取り、その時点でのINJ価格が500円だった場合、500円の雑所得が発生します。
年間雑所得20万円以下なら確定申告は不要です
給与所得者の場合、年間の雑所得が20万円以下であれば確定申告は不要ですが、20万円を超える場合は確定申告が必要です。また、ステーキング報酬を売却した際には、売却価格と取得価格(報酬受取時の価格)の差額が譲渡所得として課税される可能性があります。
税務処理が複雑になる場合は、仮想通貨の税務計算ツール(Cryptact、Gtaxなど)を利用するか、税理士に相談することをおすすめします。
INJ投資で気をつけたい5つのリスク
INJへの投資を検討する際には、潜在的なリスクを十分に理解しておく必要があります。ここでは、投資判断の参考となる主要なリスクを正直に開示します。
仮想通貨市場全体に共通するリスクですが、INJの価格は非常に大きく変動する可能性があります。過去の実績を見ると、2024年3月には約52.87ドルの過去最高値を記録しましたが、2026年2月時点では約3〜5ドル程度まで下落しており、約94%の下落となっています。
短期間で投資元本を大きく割り込むリスクがあります
このような大幅な価格変動は、仮想通貨市場では珍しくありません。短期間で大きな利益を得られる可能性がある一方で、投資元本を大きく割り込むリスクも存在します。特に、レバレッジ取引を行う場合は、価格変動リスクがさらに増幅されるため注意が必要です。
INJの24時間取引高は約4,000万〜7,000万ドル程度で、主要な仮想通貨と比較すると流動性は限定的です。特に、急激な市場変動時には、希望する価格で売却できない可能性があります。
国内取引所では直接取引できないため注意が必要です
また、国内取引所では直接取引できないため、売却時にも海外取引所を経由し、ビットコインなどに交換してから国内取引所に送金する必要があります。この過程で時間がかかり、希望するタイミングで現金化できないリスクがあります。
Injectiveはスマートコントラクトベースのプラットフォームであり、コードにバグや脆弱性が存在する可能性があります。過去には、他のDeFiプロトコルでスマートコントラクトの脆弱性を突かれたハッキング事件が複数発生しています。
新機能実装直後やアップグレード時は特に注意
Injectiveはセキュリティ監査を実施しており、バグバウンティプログラムも運営していますが、完全にリスクをゼロにすることはできません。特に、新機能の実装直後や、アップグレード時には注意が必要です。
INJを海外取引所に預けている場合、その取引所が破綻すると、預けていた資産を失う可能性があります。2022年のFTX破綻事件では、多くのユーザーが資産を失いました。海外取引所は日本の金融庁の監督下にないため、万が一の際の保護制度がありません。
自己管理型ウォレットへの移管を推奨します
リスクを軽減するためには、取引所に資産を長期間預けず、自己管理型のウォレット(ハードウェアウォレットなど)に移すことが推奨されます。ただし、ウォレットの秘密鍵を紛失すると資産にアクセスできなくなるため、適切な管理が必要です。
日本では、仮想通貨に関する規制が段階的に強化されています。金融庁は、資金決済法や金融商品取引法に基づき、暗号資産交換業者を監督しています。将来的に、DeFiやDEXに関する規制が強化される可能性もあります。
最新の規制動向は金融庁サイトで確認できます
また、海外取引所の利用に関する規制も変更される可能性があります。規制環境の変化により、INJの取引や保有が制限される、または税制が不利に変更されるリスクがあります。最新の規制動向については、金融庁のウェブサイトなどで定期的に確認することをおすすめします。
INJと他のDEXトークンの比較
INJの特徴をより深く理解するために、他の主要なDEXトークンと比較してみましょう。ここでは、Uniswap(UNI)とPancakeSwap(CAKE)との違いを中心に解説します。
Uniswapは、Ethereum上で動作する最大規模のDEXです。AMM(自動マーケットメイカー)モデルを採用しており、流動性プールを通じて取引が行われます。一方、Injectiveはオンチェーンオーダーブック方式を採用しており、中央集権型取引所に近い取引体験を提供します。
Injectiveの取引手数料は平均0.0003ドルと極めて低額
技術面では、UniswapはEthereum上で動作するため、ガス代が高額になることがあります。Injectiveは独自のレイヤー1チェーンで動作し、取引手数料は平均0.0003ドルと極めて低く抑えられています。また、Injectiveはクロスチェーン機能を持ち、複数のブロックチェーン上の資産を取引できる点も大きな違いです。
トークノミクスの面では、UNIは主にガバナンストークンとしての役割が中心ですが、INJはガバナンス、ステーキング、バーンオークションなど、より多機能な設計となっています。
PancakeSwapは、BNB Chain(旧Binance Smart Chain)上で動作するDEXで、Uniswapと同様にAMMモデルを採用しています。低コストで高速な取引が特徴ですが、Ethereum以外のエコシステムに限定されています。
複数のブロックチェーンと相互運用できる点が優位性
Injectiveは、Ethereum、BNB Chain、Solana、Cosmosなど、複数のブロックチェーンと相互運用できる点で優位性があります。また、PancakeSwapは主にスポット取引に特化していますが、Injectiveはデリバティブ取引や実世界資産のトークン化など、より高度な金融商品をサポートしています。
トークンの供給面では、CAKEは供給上限がなく、継続的に発行されるインフレーションモデルですが、INJは最大供給量が1億トークンに固定されており、バーンメカニズムによってデフレーション圧力がかかる設計です。
| 項目 | INJ | UNI | CAKE |
| 取引方式 | オーダーブック | AMM | AMM |
| チェーン | 独自L1(クロスチェーン対応) | Ethereum | BNB Chain |
| 取引手数料 | 約0.0003ドル | 数ドル〜数十ドル | 約0.1〜0.3ドル |
| デリバティブ | 対応 | 非対応 | 非対応 |
| 供給モデル | デフレーション(バーン) | 固定供給 | インフレーション |
| 時価総額 | 約3〜5億ドル | 約50〜100億ドル | 約5〜10億ドル |
INJの強みは、高速・低コストな取引環境、デリバティブ取引のサポート、クロスチェーン機能、そしてデフレーションメカニズムです。一方、弱みとしては、時価総額や流動性が大手DEXと比較して小さいこと、国内取引所で直接購入できないことなどが挙げられます。
INJ(Injective)は、DeFi特化の分散型取引所プロトコルとして、独自のレイヤー1ブロックチェーン上で動作しています。オンチェーンオーダーブック方式、クロスチェーン機能、デリバティブ取引のサポートなど、他のDEXトークンとは異なる技術的特徴を持ち、高速かつ低コストな取引環境を実現しています。
特に注目すべきは、バーンオークションによる独自のデフレーションメカニズムです。プロトコル手数料の60%が毎週バーンオークションの資金プールに投入され、落札に使用されたINJが永久にバーンされることで、エコシステムの成長とともに供給削減が加速する設計となっています。ステーキングを通じて年間約6〜16%の報酬を得ることも可能で、長期保有者にとって魅力的な選択肢となっています。
投資は余裕資金の範囲内で自己責任で行いましょう
ただし、INJへの投資には複数のリスクが伴います。価格変動リスク、流動性リスク、スマートコントラクトリスク、取引所破綻リスク、規制リスクなど、仮想通貨投資特有のリスクを十分に理解した上で、自己責任で判断する必要があります。また、国内取引所では直接購入できないため、海外取引所を経由する必要がある点も考慮すべきです。
仮想通貨投資は、余裕資金の範囲内で行い、一つの銘柄に集中投資せず分散投資を心がけることが重要です。最新の市場動向や規制情報を定期的に確認し、冷静な判断を保ちながら投資を行いましょう。投資判断は必ずご自身の責任で行い、不明な点がある場合は専門家に相談することをおすすめします。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 特徴 | 口座開設 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GMOコイン | 無料 | 26種類 |
|
口座開設 |
| 2 | コインチェック | 無料 | 29種類 |
|
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| 3 | SBI VCトレード | 無料 | 23種類 |
|
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PR | 情報は2026年2月時点
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