マイニングは儲からない?2026年の収益性と取引所で換金する方法

マイニングは儲からない?2026年の収益性と取引所で換金する方法
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この記事の要約
  • 2026年現在、日本の電気代ではマイニングの収益性は極めて低く、赤字になる可能性が高い
  • マイニング報酬を換金するには金融庁登録の取引所を選び、送金手数料を最小化することが重要
  • マイニングより現物購入・積立投資・ステーキングの方が効率的な場合が多い

「マイニングを始めてみたいけど、本当に儲かるのだろうか」と不安に感じていませんか。

結論から言うと、2026年現在、日本で個人がマイニングで安定した収益を上げることは極めて困難です。

2024年4月の半減期によりマイニング報酬は3.125BTCまで減少し、マイナーが割に合わないと感じた場合、マイニングから撤退していくことが予想されます。

出典:ダイヤモンド・ザイ「ビットコイン半減期」

さらに日本の電気代の高さ、企業の大規模マイニングファームとの競争激化、イーサリアムのPoS移行など、個人マイナーにとって厳しい環境が続いています。

本記事では、マイニングの収益性を2026年最新データで検証し、もし収益が出た場合の換金方法、そしてマイニングより効率的な仮想通貨投資方法まで解説します。

この記事を読めば、マイニングを始めるべきか、それとも別の投資方法を選ぶべきかを冷静に判断できるようになります。

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

マイニングは儲からない?2026年最新の収益性を検証

マイニングの収益性を判断するには、実際の数字を見ることが不可欠です。

2026年現在、ビットコインやイーサリアムのマイニング環境は大きく変化しています。

ここでは最新のデータをもとに、マイニングの現実的な収支を検証します。

2026年のマイニング収支|実際の数字で見る現実

現在、1MWのマイニングプロジェクトでは約74万ドルの費用がかかり、今後4年間を見通すとビットコインに直接投資する方が、マイニングよりも高いリターンが得られる可能性が示唆されています。

個人レベルのマイニングではさらに厳しい状況

約10万円のNVIDIA RTX 3080を20個購入してマイニングをした場合、得られるビットコインよりも電気代の方が高く付いてしまい、いくらやっても収益をプラスにできない計算です。

マイニング収益は仮想通貨の価格変動に大きく左右されます。過去3年間のビットコインのマイニング収益の推移を見ると、2021年4月には一時6,000ドルを超えたのが最も高い時期でしたが、2023年4月には2,200ドル〜3,000ドル前後となり、2024年4月の半減期以降は1,000〜2,000ドル台に留まっています。

マイニング収益は年々減少傾向にある

このように、初期投資を回収できるかどうかは不透明な状況です。

電気代が収益を圧迫|日本でマイニングが難しい理由

日本でマイニングが難しい最大の理由は、世界的に見ても高い電気代です。

一般的に石油採掘が可能な国は電気代が安く、気温が低い国はハードウェアを冷却するためかかる電気消費量が小さくなるため、マイニングにかかる電気代が安くなる傾向にあります。具体的にはアメリカや中国は電気代が安くなり、同じ報酬でも多くの利益を生み出せます。一方で日本は、世界的に見ても電気代が高く、夏場の気温が高い地域であるため、マイニングを行うには電気代がかかってしまいやすいです。

実際の計算例を見てみましょう。アメリカの平均的な電力料金1キロワット時あたり0.1411ドルを想定した場合、RTX 3080などエヌビディアの新しめのグラフィックカードを使っていれば、1カ月に139ドルを生み出すことができます。しかしマイニング専用機器のAntMiner S19 Proを使っている場合、1日あたりの収益は17.79ドルですが、生み出す収益の約半分は電気代に消えます。

日本の電気代では多くのGPUで赤字になる

日本の電気代はアメリカよりさらに高いため、収益性はさらに悪化します。電気代を1kWhあたり40円で計算すると、多くのグラフィックボードでは電気代が収益を上回り、赤字になる計算です。

冷却費用も見逃せません。マイニング機材は24時間稼働するため大量の熱を発生させ、夏場はエアコンで冷却する必要があります。この追加コストも収益を圧迫する要因となります。

初期投資の回収期間|何ヶ月で元が取れる?

マイニングを始める際に最も気になるのが、初期投資の回収期間です。

RTX 3080の価格は約1400ドルで、1カ月に139ドルを生み出すことができる場合、10カ月で費用を取り戻すことができる計算になります。しかしビットコイン価格は非常に変動しやすいため、この期間で回収できる保証はありません。

2026年のマイニング環境では2-5年以上の回収期間が必要

マイニングは本業収入ではなく趣味収入として扱うべきです。

回収期間が長期化する理由は以下の通りです。

  • マイニング難易度の継続的な上昇
  • 半減期による報酬の減少
  • 電気代の高騰
  • 機材の陳腐化による効率低下
  • 仮想通貨価格の変動リスク

初期投資を回収する前に機材が故障したり、マイニングの収益性がさらに悪化したりするリスクも考慮する必要があります。

マイニングで儲からない3つの構造的理由

マイニングで個人が収益を上げにくい背景には、構造的な問題があります。

ここでは、マイニング業界の現状を理解するために、3つの構造的理由を解説します。

企業のマイニングファームに個人が勝てない

現在のマイニング業界は、大規模な企業が圧倒的な優位性を持っています。

マイニングには規模のメリットがあり、自宅マイナーは一般的に、マイニング企業よりもマイニング機器1台あたりの収益性は低くなります。マイニング事業者はしばしば、電力料金の安い地域を行き来したり、地元電力会社と特別な契約を結んだり、自ら発電を行ったり、驚くような頻度で旧式のマイニング機器を更新していきます。

企業マイニングファームの優位性は以下の点にあります。

  • 大量購入による機材コストの削減
  • 電力会社との特別契約による電気代の大幅削減
  • 専用施設による効率的な冷却システム
  • 最新機材への迅速な切り替え
  • 専門スタッフによる24時間監視・メンテナンス

マイニングは常に難易度調整が行われており、ネットワーク参加者が多くなればなるほどマイニング報酬を受け取る難易度も難しくなっていきます。その競争に勝ち抜くためには何百台ものマシンを繋ぐマイニング工場も作られています。

規模の経済が働く業界では個人が企業に勝つことは極めて困難

個人が自宅で数台のグラフィックボードを使ってマイニングする場合、これらの企業と同じ土俵で競争することになります。

マイニング難易度の上昇が止まらない

ビットコインのマイニング難易度は、ネットワーク全体の計算能力に応じて自動的に調整される仕組みになっています。

ビットコインマイニングの難易度は誕生当初から約894億倍になりました。例えるならば、最初は小さな公園の砂場で目立つ色の宝物を探す程度の難易度でしたが、2024年のいまでは地球上のすべての砂浜と砂漠の中から特定の1粒の砂を見つけ出すような難易度です。

出典:Mediverse「仮想通貨マイニングはもう儲からないのか」

難易度が上昇し続ける理由は、以下の通りです。

  • 世界中でマイニングに参加する人が増加
  • 企業による大規模マイニングファームの増設
  • より高性能な専用機器(ASIC)の開発
  • ネットワークのセキュリティ維持のための自動調整

世界中でマイニングに参加する人が増えるほど、この難易度は上昇し続けます。難易度が上がると、同じ性能のマシンで得られる報酬の量は相対的に減少していくため、何もしなくても収益性は徐々に低下していくのです。

常に最新の機材に投資し続けなければ競争に取り残される

つまり、今日マイニングで得られる報酬は、1年後には同じ機材では得られなくなる可能性が高いということです。

2024年ビットコイン半減期の影響

ビットコインには約4年に1度、マイニング報酬が半分になる「半減期」があります。

2024年はビットコインの半減期の年であり、2024年4月20日頃に完了しました。これにより、新たに供給されるビットコインの量が減少するため、価格に影響を与える可能性があります。

出典:ダイヤモンド・ザイ「ビットコイン半減期」

4度目の半減期により、報酬額は6.25BTCから3.125BTCに減少しました。2024年4月20日時点で1BTCは約1,000万円であるため、3,125万円の報酬減です。

出典:bitbank「仮想通貨の半減期一覧表」

半減期がマイナーに与える影響は深刻です。半減期によってブロック報酬が半分になると、マイナーがマイニングから得ることができる報酬は大幅に減少します。マイニング報酬が減ると、コストの高い方法でマイニングを行っているマイナーは、効率化を進めるか、廃業を迫られる恐れがあります。

過去の半減期に比べ2024年の価格上昇率は控えめ

過去の半減期では価格が上昇することで報酬減少を相殺してきましたが、2024年の半減期から1年が経過した2025年4月時点でビットコインは83,671ドルで取引されており、半減期当日の63,762ドルから31%の上昇となりました。これは過去の半減期サイクル(2回目の半減期後1年で300%上昇、3回目は567%上昇)に比べると控えめな上昇率となっています。

次回の半減期は2028年に予定されており、報酬はさらに1.5625BTCまで減少します。マイニングの収益性は今後も厳しさを増していくと予想されます。

グラフィックボード別の収益比較|どのGPUが最適?

マイニングを始める場合、どのグラフィックボード(GPU)を選ぶかが収益性を大きく左右します。

ここでは2026年現在の主要なGPUの収益性を比較します。

RTX 4090の収益性|最新ハイエンドGPU

NVIDIA GeForce RTX 4090は24GBのGDDR6Xメモリを搭載し、高度な仮想通貨マイニングに比類のないハッシュレートを提供します。

RTX 4090は非常に安い電力またはソーラーパワーがある場合にのみ有効

Kaspaでは約240W、KawPoWでは約330〜360Wの電力を消費すると予想されます。

RTX 4090の特徴は以下の通りです。

  • ハッシュレート:非常に高い
  • 消費電力:240〜360W(アルゴリズムによる)
  • 価格:約30万円〜
  • 初期投資回収期間:2年以上(電気代次第)

高性能ですが、高額な初期投資と高い消費電力がネックです。日本の電気代では、投資回収が極めて困難と言えます。

RTX 3090の収益性|コスパ重視の選択肢

NVIDIA GeForce RTX 3090 Tiは24GB VRAMを搭載し、メモリ集約的なコインに最適なトップティアのグラフィックカードです。

RTX 3090の特徴は以下の通りです。

  • ハッシュレート:高い
  • 消費電力:約300〜350W
  • 価格:約15万円〜20万円(中古市場)
  • 初期投資回収期間:1.5年以上

RTX 4090より安価ですが、それでも日本の電気代では収益性は厳しい状況です。

RTX 3070の収益性|ミドルレンジの定番

中古市場ではRTX 3070シリーズが、優れた効率性と強力なゲーミング転売価値により好まれています。

RTX 3070の特徴は以下の通りです。

  • ハッシュレート:中程度
  • 消費電力:約200〜250W
  • 価格:約8万円〜12万円(中古市場)
  • 初期投資回収期間:1年以上

マイニングで赤字でもゲーム用途に転用しやすい

比較的バランスの取れたGPUです。

GTX 1660 SUPERの収益性|低予算でも可能?

GTX 1660 SUPERは低予算でマイニングを始めたい人向けのGPUです。

GTX 1660 SUPERの特徴は以下の通りです。

  • ハッシュレート:低い
  • 消費電力:約120〜150W
  • 価格:約3万円〜5万円(中古市場)
  • 初期投資回収期間:2年以上

日本の電気代では赤字になる可能性が高い

消費電力は低いものの、ハッシュレートも低いため、収益性は期待できません。

電気代込みの実質利益を計算する方法

マイニングの収益性を正確に判断するには、電気代を含めた実質利益の計算が必須です。

計算方法は以下の通りです。

1.マイニング収益シミュレーターを使用(NiceHash、Minerstatなど)
2.使用するGPUの種類と枚数を入力
3.電気代単価を入力(日本の平均は約30〜40円/kWh)
4.1日あたりの収益と電気代を確認
5.実質利益=マイニング収益−電気代−その他コスト

重要なポイントは、電気代単価を正確に把握することです。契約プランや時間帯によって単価が異なる場合があるため、電力会社の明細を確認しましょう。

冷却費用や機材の減価償却費も考慮が必要

また、冷却のためのエアコン代、機材の減価償却費、メンテナンス費用なども考慮する必要があります。これらを含めると、多くの場合で赤字になる可能性が高いのが現実です。

イーサリアムPoS移行後のマイニング対象|何を掘るべき?

2022年9月、イーサリアムはマイニングからステーキングへと移行しました。

日本時間2022年9月15日15時43分頃に完了したアップグレード「The Merge(ザ・マージ)」によって、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムは、PoWからPoSに移行しました。そのため、2024年5月時点では、イーサリアムのマイニングで稼ぐことはできません。

出典:Crypto Manage「現在はイーサリアムのマイニングで稼ぐことは不可能」

イーサリアムのマイニングができなくなった今、GPUマイナーは代替通貨を探す必要があります。

Ravencoin(RVN)|GPU向けの代替通貨

Ravencoin(RVN)は2018年にローンチされ、ビットコインマイニングが初心者には手の届かないものとなり、イーサリアムがPoSに切り替わったことで、RVNのようなコインが次の宝石であることが証明されています。

Ravencoinの特徴は以下の通りです。

  • ASIC耐性アルゴリズム(KawPoW)を採用
  • GPUマイニングに特化
  • ブロック報酬:5,000 RVN
  • 最大供給量:210億RVN

現在、マイナーは有効なブロックをブロックチェーンに追加するごとに5,000 RVNを獲得

ただし、Ravencoinなどの対象コインはイーサリアムマイニングがProof-of-Stakeで終了したため、現在の選択肢となっていますが、収益性は依然として低い状況です。

FLUX|分散型クラウドサービス通貨

FLUXは分散型クラウドインフラを提供するプロジェクトの通貨です。

FLUXの特徴は以下の通りです。

  • ZelHash(Equihash-125,4)アルゴリズムを使用
  • 6〜8GB以上のVRAMを推奨
  • GPUマイニングに対応

Flux(ZelHash/Equihash-125,4)には従来のDAGがありません。6〜8GB以上で動作し、安定性とパフォーマンスのために8GB以上を推奨します。

FLUXは実用的なプロジェクトに裏付けられているため、将来性に期待する声もありますが、マイニング収益自体は限定的です。

Ergo(ERG)|PoWを継続する注目銘柄

Ergoは、Proof-of-Workを継続する注目の仮想通貨です。

Ergoの特徴は以下の通りです。

  • Autolykos v2アルゴリズムを使用
  • メモリハードな設計
  • 3〜4GBのVRAMで動作可能(6〜8GB推奨)

Ergo(Autolykos v2)はメモリハードです。3〜4GBで歴史的に動作してきましたが、データセットが成長するにつれて6〜8GBがより安全な余裕を提供します。

Ergoはスマートコントラクト機能を持ち、DeFiプロジェクトとしての側面もあります。ただし、マイニング収益性は他の代替通貨と同様に低い水準です。

代替通貨マイニングの収益性比較

イーサリアム以外の代替通貨をマイニングする場合、収益性は以下のような状況です。

2026年のGPUマイニングは死んでいませんが、より狭く、よりスマートになっています。イーサリアムのMergeによりETHはProof-of-Stakeに移行し、ETH GPUマイニングは終了しました。GPUはまだKaspa、Ravencoin、Flux、Ergoで重要です。

代替通貨マイニングの現実は以下の通りです。

  • 収益性:イーサリアム時代と比べて大幅に低下
  • 電気代:日本の電気代では赤字になる可能性が高い
  • 初期投資回収期間:2〜5年以上
  • 価格変動リスク:メジャー通貨より大きい

マイニングは本業収入ではなく趣味収入として扱うべき

代替通貨のマイニングを検討する場合は、電気代が非常に安い環境(ソーラーパネル設置など)か、マイニングを趣味として楽しむ覚悟が必要です。

マイニングで得た仮想通貨を換金する方法|取引所の選び方

マイニングで仮想通貨を獲得した場合、日本円に換金するには国内の仮想通貨取引所を利用します。

ここでは、マイニング報酬を効率的に換金する方法を解説します。

マイニングプールから取引所への送金手順

マイニングプール(NiceHash、2Minersなど)からマイニング報酬を受け取る基本的な流れは以下の通りです。

1.マイニングプールで最低出金額に到達するまでマイニングを続ける
2.出金先として国内取引所のウォレットアドレスを指定
3.マイニングプールから取引所へ送金
4.取引所で仮想通貨を日本円に売却
5.日本円を銀行口座へ出金

送金先のアドレスを間違えると仮想通貨が永久に失われる可能性がある

重要なポイントは、送金先のアドレスを間違えないことです。必ずコピー&ペーストで正確に入力し、少額でテスト送金を行うことをおすすめします。

また、取引所によって対応している仮想通貨が異なります。マイニングしている通貨が取引所で取り扱われているか、事前に確認しましょう。

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送金手数料を最小化するコツ

マイニング報酬を換金する際、送金手数料が収益を圧迫することがあります。

送金手数料を最小化するコツは以下の通りです。

  • 最低出金額まで貯めてから送金する(頻繁な送金を避ける)
  • 送金手数料が無料または低額の取引所を選ぶ
  • ネットワークが混雑していない時間帯に送金する
  • マイニングプールの出金手数料を比較する

2MinersではRVNでの出金は完全に無料(0ドル)

2Minersなどのマイニングプールでは、ビットコイン(BTC)、Toncoin(TON)またはRavencoin(RVN)で報酬を受け取ることができます。BTCとTONの出金手数料は低く(それぞれ0.2ドル未満、0.02ドル未満)、RVNでの出金は完全に無料(0ドル)です。

少額のマイニング報酬の場合、送金手数料が収益の大部分を占めてしまうことがあります。可能な限り、ある程度の金額になるまで貯めてから送金することをおすすめします。

取引所での売却タイミング|価格変動リスクへの対処

仮想通貨の価格は常に変動しているため、売却タイミングによって手取り額が大きく変わります。

市場が暴落すれば資産価値も半減する可能性がある

1ヶ月かけて10万円相当のビットコインをマイニングで獲得したとしても、その直後に市場が暴落して価値が半減すれば、あなたの手元に残る資産価値も5万円になってしまいます。

価格変動リスクへの対処方法は以下の通りです。

  • 定期的に売却して日本円に換金する(価格変動リスクを分散)
  • 価格が大きく上昇したタイミングで売却する(利益を最大化)
  • 一定の価格以下では売却しないルールを設定する(損切りライン)
  • 長期保有を前提とする場合は、取引所ではなくハードウェアウォレットで保管する

マイニング報酬を受け取った時点で課税対象になる

マイニング報酬を受け取った時点で、すでに所得として課税対象になります。価格が下落してから売却しても、受け取った時点の価値で税金が計算されるため、注意が必要です。

金融庁登録業者を選ぶ重要性

マイニング報酬を換金する取引所は、必ず金融庁登録業者を選びましょう。

国内で暗号資産交換業を営むには金融庁への登録が必要です。無登録業者の利用はトラブルの原因となります。

金融庁登録業者を選ぶメリットは以下の通りです。

  • 法令に基づいた運営で安全性が高い
  • 顧客資産と自己資産の分別管理が義務付けられている
  • コールドウォレットでの資産管理が義務付けられている
  • トラブル発生時に金融庁への相談が可能
  • 倒産時でも一定の資産保全が期待できる

海外の無登録業者は出金トラブルのリスクが高い

海外の無登録業者を利用すると、出金トラブルや突然のサービス停止などのリスクがあります。マイニングで苦労して得た報酬を失わないためにも、必ず金融庁登録業者を選びましょう。

出典:金融庁「暗号資産関連」

マイニング報酬の換金におすすめの仮想通貨取引所6社

マイニング報酬を効率的に換金するには、手数料が低く、セキュリティが高い取引所を選ぶことが重要です。

ここでは、マイニング報酬の換金に適した国内取引所を5社紹介します。

取引所銘柄数手数料最低額特徴
Coincheck31種類無料500円アプリDL数No.1・取扱通貨数国内最大級
bitFlyer44種類Maker 0.01%〜0.15%1円ビットコイン取引量10年連続国内No.1※ JVCEA および暗号資産交換業者各社が公表するデータを基に当社調べ (差金決済取引および先物取引を含む年間出 来高、2016~2025年)
GMOコイン24種類無料100円各種手数料が無料
bitbank44種類-0.02%〜0.12%銘柄によるMaker手数料がマイナス
SBI VCトレード34種類-0.01%〜0.05%500円入出金手数料が完全無料

当サイト運営者の見解

口座は2つ持って使い分ける

2社は買える銘柄と得意分野が違います。
両方の口座があると選択肢が広がります。

1口座目

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2口座目

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限定銘柄・送付に

最低購入額

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片方の口座でしか買えない銘柄がある

bitFlyerだけ(14銘柄)

ATOMGRAM(TON)XDCRNDRXTZBATMKRほか7銘柄

コインチェックだけ(6銘柄)

SUIIOSTFNCTBRILFPLWBTC

※2社の選定と使い分けは当サイト運営者の見解です。取扱銘柄・手数料は2026年10月2日時点の各社公式サイトの情報に基づきます。送付手数料は暗号資産を外部へ送るときの手数料です。取扱銘柄は変更される場合があります。

Coincheck|取扱通貨数国内最大級

Coincheck 公式サイト

出典: Coincheck公式サイト

Coincheckの基本情報
取扱銘柄数35種類
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジなし
取引手数料(Maker)無料
※銘柄による。BTCは無料、一部銘柄は0.05%~0.1%
取引手数料(Taker)無料
※銘柄による。BTCは無料、一部銘柄は0.05%~0.1%
日本円入金手数料無料(銀行振込)/ 770円〜(コンビニ・クイック入金)
日本円出金手数料407円
最小注文金額500円
口座開設最短5分
登録番号関東財務局長 第00014号

📌 Coincheckの特徴

✓ アプリダウンロード数国内No.1※

※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年1月〜2023年12月、データ協力:AppTweak

✓ 取扱銘柄数が豊富

✓ マネックスグループの子会社

✓ Coincheckつみたて対応

Coincheck(コインチェック)は、マネックスグループ傘下の仮想通貨取引所です。取り扱い通貨数は31種類と国内最大級で、マイニングで得たアルトコインの換金先としても幅広く対応しています。

取引所の取引手数料が無料のため、マイニング報酬を売却する際のコストを抑えられます。また、500円から購入可能なので、少額から取引を始めたい方にも利用しやすい設計です。

最大年率5%の貸暗号資産サービスがあり、マイニングで得た仮想通貨を売却せずに運用することもできます。

東証プライム上場企業グループが運営しており、セキュリティ面の信頼性も高い取引所です。アプリDL数は国内暗号資産取引アプリで No.1(※2019年1月〜2023年12月)を記録しており、操作性にも定評があります。

500円から・つみたては30銘柄

コインチェックで口座開設

口座開設は無料|当サイト限定で1,000円相当のBTC

※特典には条件があります。2027年2月までの期間限定

bitFlyer|1円から買える・取扱44種類

bitFlyer 公式サイト

出典: bitFlyer公式サイト

bitFlyerの基本情報
取扱銘柄数44種類
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)0.01%〜0.15%
取引手数料(Taker)0.01%〜0.15%
日本円入金手数料無料(ドコモSMTBネット銀行)/ 330円(その他)
日本円出金手数料220円〜770円
最小注文金額1円
口座開設最短9分
※お手続きがスムーズに進んだ場合のbitFlyer社実績(2025年7月〜2026年6月)
登録番号関東財務局長 第00003号

📌 bitFlyerの特徴

✓ ビットコイン取引量10年連続国内No.1※

※ JVCEA および暗号資産交換業者各社が公表するデータを基に当社調べ (差金決済取引および先物取引を含む年間出 来高、2016~2025年)

✓ 創業以来ハッキング被害ゼロ

出典:海外暗号資産取引所 Bybit ハッキング被害報道を受けた当社対応 2025年2月22日

✓ Vポイントをビットコインに交換可能

✓ bitFlyer クレカでBTC還元

bitFlyerは、1円から仮想通貨を売買できる国内大手の仮想通貨取引所です。2014年創業で、関東財務局長 第00003号の登録を受けており、300万人以上のユーザーが利用しています。

少額から始められる柔軟な取引環境

  • 最低取引額1円から
  • 取扱銘柄数44種類
  • 販売所手数料無料
  • ドコモSMTBネット銀行からの入金手数料無料
  • 取引所形式と販売所形式の両方に対応
  • 最短9分(※お手続きがスムーズに進んだ場合のbitFlyer社実績、2025年7月〜2026年6月)で口座開設完了

マイニング報酬を少額ずつ換金したい場合でも、1円から取引できるため無駄なく売買できます。また、取引所形式(Maker手数料0.01%〜0.15%、Taker手数料0.01%〜0.15%)と販売所形式の両方に対応しているため、相場状況や取引量に応じて最適な方法を選択可能です。ドコモSMTBネット銀行を利用すれば入金手数料も無料になり、コストを抑えながら運用できます。

少額のマイニング報酬を効率的に換金したい方や、柔軟な取引方法を求める方におすすめの取引所です。

1円から・取扱44種類

bitFlyerで口座開設

アカウント作成・維持手数料は無料|最短9分で口座開設※

※お手続きがスムーズに進んだ場合のbitFlyer社実績(2025年7月〜2026年6月)

BitTrade|取扱銘柄数国内最多級

BitTrade 公式サイト

出典: BitTrade公式サイト

BitTradeの基本情報
取扱銘柄数47種類
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)無料(取引所・板取引 0.0000%)
取引手数料(Taker)0.1%(取引所・板取引 0.1000%)
日本円入金手数料無料(クイック入金/ドコモSMTBネット銀行・PayPay銀行)
日本円出金手数料330円
最小注文金額2円
口座開設最短5分
登録番号関東財務局長 第00007号

📌 BitTradeの特徴

✓ 取扱銘柄数国内最多級(47銘柄)

✓ 取引所手数料無料

✓ 2円から取引可能

✓ 旧Huobi Japan

BitTradeは、旧Huobi Japanから名称変更した取引所で、取扱銘柄数47種類と国内最多級を誇ります。2円から取引可能で、超少額から始めたい初心者に向いています。

2円から取引可能で超少額投資ができる

取引所形式のMaker手数料は無料で、販売所のスプレッドも比較的狭いため、コストを抑えた取引が可能です。クイック入金はドコモSMTBネット銀行・PayPay銀行からなら手数料無料で即時反映されます。

セキュリティ対策として、顧客資産の100%をコールドウォレットで管理しており、24時間365日の監視体制が整っています。レバレッジ取引は最大2倍まで対応しており、資金効率を高めた取引も可能です。

GMOコイン|入出金手数料が完全無料

GMOコイン 公式サイト

出典: GMOコイン公式サイト

GMOコインの基本情報
取扱銘柄数24種類
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)-0.01%〜-0.03%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.05%〜0.09%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料無料(大口400円)
最小注文金額100円
口座開設最短10分
登録番号関東財務局長 第00006号(暗号資産交換業)
関東財務局長(金商)第3188号

📌 GMOコインの特徴

✓ 各種手数料が無料

✓ GMOインターネットグループ運営

✓ ステーキング対応

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する国内大手の仮想通貨取引所です。

GMOコインの特徴は以下の通りです。

各種手数料が無料で、最低100円から取引可能

  • 日本円の入出金手数料が無料
  • 仮想通貨の送金手数料が無料
  • 取扱銘柄数24種類
  • 最低取引額100円から
  • ステーキング対応

マイニング報酬を換金する際、入出金手数料が無料なのは大きなメリットです。特に頻繁に日本円を出金する場合、手数料負担を大幅に削減できます。

また、ステーキングに対応しているため、マイニング以外の収益機会も検討できます。

bitbank|Maker手数料がマイナス報酬

bitbank 公式サイト

出典: bitbank公式サイト

bitbankの基本情報
取扱銘柄数40種類以上
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジなし
取引手数料(Maker)-0.02%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.12%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料550円/770円(3万円以上)
最小注文金額銘柄による
口座開設最短即日
登録番号関東財務局長 第00004号

📌 bitbankの特徴

✓ 取引所の取扱銘柄数が40種類以上

✓ Maker手数料がマイナス(報酬)

✓ 高いセキュリティ評価

✓ 板取引に強い

bitbankは、取引所形式での取引に強みを持つ仮想通貨取引所です。

bitbankの特徴は以下の通りです。

Maker手数料が-0.02%で報酬がもらえる

  • 取引所の取扱銘柄数が国内最多級の44種類
  • Maker手数料が-0.02%(報酬がもらえる)
  • Taker手数料は0.12%
  • 高いセキュリティ評価
  • 板取引に強い

Maker手数料がマイナスということは、指値注文で取引すると手数料を支払うのではなく、逆に報酬を受け取れるということです。マイニング報酬を売却する際、急いで売る必要がない場合は、指値注文で売却することで手数料を節約できます。

日本円の出金手数料は550円または770円かかります

ただし、日本円の出金手数料は550円または770円(3万円以上)かかるため、出金頻度を減らす工夫が必要です。

SBI VCトレード|ステーキングで追加収益

SBI VCトレード 公式サイト

出典: SBI VCトレード公式サイト

SBI VCトレードの基本情報
取扱銘柄数40種類
取引所(板取引)〇
販売所〇
レバレッジ2倍
取引手数料(Maker)-0.01%(Maker報酬)
取引手数料(Taker)0.05%
日本円入金手数料無料
日本円出金手数料無料
最小注文金額1円
口座開設最短翌営業日
登録番号関東財務局長 第00011号

📌 SBI VCトレードの特徴

✓ SBIグループ運営の安心感

✓ 入出金手数料が完全無料

✓ ステーキング17銘柄対応

✓ レンディングサービス対応

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。

SBI VCトレードの特徴は以下の通りです。

入出金手数料が完全無料でステーキング対応

  • 入出金手数料が完全無料
  • 取扱銘柄数34種類
  • ステーキング14銘柄対応
  • レンディングサービス対応
  • 最低取引額500円から

SBI VCトレードは、入出金手数料が完全無料なのが最大の魅力です。マイニング報酬を頻繁に換金して出金する場合、手数料負担がゼロになります。

また、ステーキングやレンディングサービスに対応しているため、マイニング以外の収益機会も豊富です。マイニングの収益性が低下した場合、これらのサービスへの切り替えも検討できます。

マイニングより効率的な仮想通貨投資方法3つ

マイニングの収益性が低い現在、他の投資方法を検討する価値があります。

ここでは、マイニングより効率的な可能性がある仮想通貨投資方法を3つ紹介します。

現物購入|マイニングと同額投資した場合の比較

マイニング機材に投資する代わりに、同じ金額で仮想通貨を直接購入した場合の収益性を比較してみましょう。

現在の状況において、今後4年間を見通すと、ビットコインに直接投資する方が、マイニングよりも高いリターンが得られる可能性が示唆されています。1BTCあたりのリターンは234%であるのに対し、マイニング事業では62%にとどまっています。

具体的な比較例は以下の通りです。

マイニングに30万円投資した場合

  • グラフィックボード購入:20万円
  • その他機材:10万円
  • 電気代:月1万円
  • マイニング収益:月5,000円(電気代を引くと月5,000円の赤字)
  • 1年後:60,000円の赤字+機材の価値下落

ビットコインを30万円分購入した場合

  • 購入時の価格:1BTC = 1,000万円と仮定
  • 購入量:0.03 BTC
  • 1年後に価格が20%上昇した場合:36万円(6万円の利益)
  • 追加コストなし

この比較から、現物購入の方が以下の点で優れていることがわかります。

  • 初期投資のみで追加コストが不要
  • 機材の故障リスクがない
  • 電気代がかからない
  • メンテナンスが不要
  • 価格上昇の恩恵を直接受けられる

現物購入にも価格下落リスクがあります

ただし、現物購入にも価格下落リスクがあります。マイニングと同様に、投資は自己責任で行う必要があります。

積立投資|ドルコスト平均法でリスク分散

仮想通貨の価格変動リスクを抑える方法として、積立投資があります。

積立投資の特徴は以下の通りです。

  • 毎月一定額を自動購入
  • 価格が高い時は少なく、安い時は多く購入できる
  • ドルコスト平均法により平均購入価格を平準化
  • 長期的な価格上昇を狙う
  • 感情に左右されない機械的な投資

積立投資のメリットは、少額から始められる(月1,000円〜)点と、タイミングを気にする必要がない点です。

  • 少額から始められる(月1,000円〜)
  • タイミングを気にする必要がない
  • 価格変動リスクを時間分散できる
  • 手間がかからない
  • 長期的な資産形成に適している

国内の主要取引所では、自動積立サービスが提供されています。マイニングのように機材の管理や電気代の心配をすることなく、仮想通貨投資を続けられます。

積立投資も価格下落リスクはあります

ただし、積立投資も価格下落リスクはあります。長期的な価格上昇を信じられる銘柄を選ぶことが重要です。

レンディング・ステーキング|年利1〜10%の不労所得

保有している仮想通貨を貸し出したり、ステーキングしたりすることで、利息収入を得る方法があります。

レンディング

レンディングは、保有している仮想通貨を取引所に貸し出し、利息を受け取るサービスです。

  • 年利:1〜5%程度
  • 貸出期間:14日〜365日など選択可能
  • リスク:取引所の倒産リスク、途中解約できない場合がある

ステーキング

ステーキングは、Proof-of-Stake方式の仮想通貨を保有し、ネットワークの検証作業に参加することで報酬を得る仕組みです。

  • 年利:3〜10%程度(銘柄による)
  • 対応銘柄:イーサリアム、カルダノ、ポルカドットなど
  • リスク:価格下落リスク、ロック期間がある場合がある

ステーキングは難しい知識やマシンの準備がなくても参加できる点が魅力です。またステーキング利率は最大年率15%を超えるものがあります。

レンディングやステーキングのメリットは以下の通りです。

  • 保有しているだけで収益が得られる
  • マイニングのような機材投資や電気代が不要
  • 手間がかからない
  • 少額から始められる

取引所の倒産リスクや価格下落リスクは常に存在します

ただし、取引所の倒産リスクや価格下落リスクは常に存在します。また、ステーキングの報酬も雑所得として課税対象になるため、確定申告が必要です。

マイニングの収益性が低い現在、これらの方法を組み合わせて仮想通貨投資を行う方が、効率的な場合が多いと言えます。

マイニングで気をつけたい5つのリスク

マイニングを始める前に、必ず理解しておくべきリスクがあります。

ここでは、マイニングで気をつけたい5つのリスクを解説します。

価格暴落リスク|含み損を抱える可能性

仮想通貨の価格は非常に変動しやすく、マイニング報酬の価値が大きく変動します。

2025年に1,800万円台の到達をしているが12月は一時1,300万円台までの急落を見せています。半減期前後は高騰を見せるも、高騰後は大きな下落をしたという不安定な価格変動の歴史も、マイニングが稼ぎにくいと言われる要因と言えるでしょう。

価格暴落時は税金負担が重くなる可能性があります

価格暴落のリスクは以下の通りです。

  • マイニング報酬を受け取った時点では高値でも、換金時には暴落している可能性
  • 初期投資を回収する前に価格が暴落すると、大きな損失になる
  • 機材の価値も価格暴落と連動して下落する
  • マイニング報酬の税金は受け取った時点の価値で計算されるため、価格下落後に売却しても税金は減らない

価格暴落リスクへの対策は、定期的に利益確定を行うことです。マイニング報酬を受け取ったら、できるだけ早く日本円に換金することで、価格変動リスクを最小化できます。

機材の故障・陳腐化リスク

マイニング機材は24時間フル稼働するため、故障のリスクが高くなります。

機材リスクは以下の通りです。

  • グラフィックボードの故障(高負荷による寿命短縮)
  • 電源ユニットの故障
  • 冷却ファンの故障
  • マザーボードの故障
  • 新しい高性能機材の登場による陳腐化

現在所有しているマシンが、わずか数ヶ月後には「型落ち」となり、収益性が大幅に低下するリスクがあります。最新鋭の機材を大量に導入する企業的なマイニングファームとの競争に勝つことは、ますます難しくなっています。

機材の故障は突然発生し、追加コストがかかります

機材の故障は突然発生し、修理や買い替えに追加コストがかかります。また、新しい高性能機材が登場すると、既存の機材では競争力が低下し、収益性が悪化します。

機材リスクへの対策は、定期的なメンテナンスと、機材の転用可能性を考慮することです。グラフィックボードはゲームや動画編集にも使えるため、マイニングで赤字になった場合でも、他の用途に転用できます。

マイニング報酬の税金|雑所得の計算方法

マイニング報酬は税法上「雑所得」に分類され、確定申告が必要です。

暗号資産の売却益は原則として雑所得に分類され、総合課税の対象となります。年間20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要です。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い」

最高税率は所得税45%+住民税10%=55%です

マイニング報酬の税金計算の注意点は以下の通りです。

  • マイニング報酬を受け取った時点で所得として計上
  • 受け取った時点の時価(日本円換算)が所得金額
  • 総合課税のため、給与所得など他の所得と合算して税率が決まる
  • 最高税率は所得税45%+住民税10%=55%
  • 損失の繰越控除は認められていない

例えば、マイニング報酬として1BTCを受け取った時点で1BTC=1,000万円だった場合、1,000万円の所得として計上されます。その後、価格が500万円に下落してから売却しても、税金は1,000万円に対して課税されます。

このため、マイニング報酬を受け取ったら、税金分を確保するためにも、早めに日本円に換金することをおすすめします。

取引所のハッキング・倒産リスク

マイニング報酬を取引所に保管している場合、取引所のリスクも考慮する必要があります。

取引所のリスクは以下の通りです。

  • ハッキングによる資産の流出
  • 取引所の倒産による資産の凍結
  • 出金停止や出金遅延
  • システム障害による取引不能

国内の登録業者は顧客の暗号資産の95%以上をコールドウォレット(インターネットに接続していない環境)で管理することが義務付けられています。

出典:金融庁「暗号資産関連」

大きな金額を取引所に保管し続けることは避けましょう

それでも、取引所のリスクはゼロではありません。大きな金額を取引所に保管し続けることは避け、定期的に日本円に換金して銀行口座に出金することをおすすめします。

また、金融庁未登録の海外取引所を利用することは、さらに高いリスクを伴います。必ず金融庁登録業者を利用しましょう。

クラウドマイニング詐欺への注意

「機材不要でマイニングできる」というクラウドマイニングサービスには、詐欺的なものが多く存在します。

「高利回り保証」「元本保証」は詐欺の可能性が高いです

クラウドマイニング詐欺の特徴は以下の通りです。

  • 「高利回り保証」「元本保証」などの甘い言葉
  • 「紹介報酬」で友人を勧誘させるマルチ商法的な仕組み
  • 運営会社の実態が不明
  • 突然のサービス停止や出金停止
  • SNSでの過度な勧誘

「必ず儲かる」「元本保証」をうたう投資詐欺に注意が必要です。SNSを通じた投資勧誘トラブルが増加傾向にあり、高齢者を狙った暗号資産投資詐欺が社会問題化しています。トラブル時は消費者ホットラインに相談できます。

出典:国民生活センター「暗号資産に関する消費者トラブル」

正規のマイニングは、実際の機材と電気代が必要であり、高利回りを保証することはできません。クラウドマイニングサービスを利用する場合は、運営会社の実態を十分に調査し、怪しいと感じたら利用を避けましょう。

よくある質問(Q&A)

マイニングは今からでも儲かりますか?

2026年現在、日本で個人がマイニングで安定した収益を上げることは極めて困難です。電気代の高さ、半減期による報酬減少、企業との競争激化などの理由から、多くの場合で赤字になる可能性が高いです。電気代が非常に安い環境(ソーラーパネル設置など)がある場合を除き、マイニングより現物購入や積立投資の方が効率的です。

マイニングに必要な初期費用はいくらですか?

マイニングの初期費用は、規模によって大きく異なります。最小構成(グラフィックボード1枚)で約10万円〜20万円、本格的な構成(グラフィックボード複数枚)で50万円〜100万円以上が目安です。さらに電気代が月数千円〜数万円かかります。初期投資の回収期間は2年以上かかる場合が多く、回収できない可能性もあります。

マイニングで得た仮想通貨の確定申告は必要ですか?

マイニング報酬は雑所得として課税対象になり、確定申告が必要です。給与所得者の場合は年間20万円を超える雑所得、専業の場合は年間48万円を超える雑所得がある場合に確定申告が必要になります。マイニング報酬を受け取った時点の時価が所得金額となり、総合課税のため他の所得と合算して税率が決まります。最高税率は所得税45%+住民税10%=55%です。

マイニングをやめるべきタイミングは?

以下のような状況になった場合、マイニングをやめることを検討すべきです。電気代が収益を上回る状態が3ヶ月以上続いている場合、初期投資の回収見込みが2年以上先になった場合、機材の故障や陳腐化で追加投資が必要になった場合、仮想通貨の価格が大きく下落した場合などです。損益分岐点を明確にし、赤字が続く場合は早めに撤退することが賢明です。

マイニング機材は中古で売れますか?

グラフィックボードは中古市場で売却可能です。ゲームや動画編集にも使えるため、一定の需要があります。ただし、長時間マイニングで使用した機材は劣化しているため、購入価格の30%〜50%程度での売却になることが多いです。ASIC機器はマイニング専用のため、転用できず売却価格も低くなります。

クラウドマイニングは詐欺ですか?

すべてのクラウドマイニングサービスが詐欺というわけではありませんが、詐欺的なサービスが多く存在するのも事実です。「高利回り保証」「元本保証」「紹介報酬」などを謳うサービスは詐欺の可能性が高いです。正規のマイニングは機材と電気代が必要であり、高利回りを保証することはできません。利用する場合は運営会社の実態を十分に調査し、怪しいと感じたら利用を避けましょう。

マイニングに関するよくある質問に回答します。

まとめ

2026年現在、日本で個人がマイニングで安定した収益を上げることは極めて困難です。2024年の半減期によりマイニング報酬は3.125BTCまで減少し、日本の高い電気代、企業の大規模マイニングファームとの競争激化、イーサリアムのPoS移行など、個人マイナーにとって厳しい環境が続いています。

電気代が収益を上回り、赤字になる可能性が高いです

マイニングの収益性を判断する際は、電気代込みの実質利益を正確に計算することが不可欠です。多くの場合、電気代が収益を上回り、赤字になる可能性が高いのが現実です。初期投資の回収期間も2〜5年以上かかる場合が多く、その間に機材の故障や陳腐化、仮想通貨価格の暴落などのリスクも存在します。

マイニング報酬を換金する場合は、金融庁登録の取引所を選び、送金手数料を最小化することが重要です。GMOコイン、bitbank、SBI VCトレードなどの国内取引所は、手数料が低く、セキュリティも高いためおすすめです。

マイニングより効率的な仮想通貨投資方法として、現物購入、積立投資、レンディング、ステーキングなどがあります。これらの方法は、マイニングのような機材投資や電気代が不要で、手間もかかりません。特に現物購入は、マイニングと同額を投資した場合、より高いリターンが得られる可能性が示唆されています。

投資は自己責任で、余裕資金の範囲内で行いましょう

マイニングを検討する場合は、価格暴落リスク、機材の故障・陳腐化リスク、税金の負担、取引所のリスク、クラウドマイニング詐欺などのリスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが重要です。電気代が非常に安い環境がある場合や、マイニングを趣味として楽しむ場合を除き、他の投資方法を優先することをおすすめします。

仮想通貨投資には価格変動リスクが常に存在します。投資は自己責任で行い、余裕資金の範囲内で行うようにしましょう。

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PR | 情報は2026年10月時点

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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