仮想通貨の短期取引で稼ぐコツ|初心者向け手法とおすすめ取引所5選【2026年】

仮想通貨の短期取引で稼ぐコツ|初心者向け手法とおすすめ取引所5選【2026年】

仮想通貨の短期取引に興味があるけれど、「どの手法が自分に合っているのか」「損をしないか不安」と感じていませんか。

短期取引は24時間365日いつでも取引でき、少額から始められるため、初心者にも人気の投資手法です。

しかし、価格変動が激しく、手数料が利益を圧迫するリスクもあるため、正しい知識と戦略が欠かせません。

この記事では、デイトレードやスキャルピングといった短期取引の手法から、リスク管理の実践ルール、取引所選びのポイントまで、初心者が安全に始めるための情報を網羅的に解説します。

最後まで読めば、自分に合った短期取引の方法が見つかり、安心して仮想通貨投資をスタートできるでしょう。

この記事の要約
  • 短期取引は24時間365日取引でき、少額から始められるが手数料とリスク管理が重要
  • デイトレード・スキャルピング・レバレッジ取引の3つの手法があり、それぞれ特徴が異なる
  • 流動性の高いBTC・ETH・XRPが短期取引に適しており、取引所選びでは手数料と流動性を重視すべき
結論

仮想通貨を始めるならGMOコインがおすすめ

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

仮想通貨の短期取引とは|3つの手法と特徴

仮想通貨の短期取引とは、数分から数日という短い期間で売買を繰り返し、価格変動から利益を得る投資手法です。長期保有と異なり、短期間で利益を確定できることから、多くの投資家に注目されています。

短期取引には主に3つの手法があり、それぞれ取引時間や必要なスキルが異なります。自分のライフスタイルやリスク許容度に合わせて、適切な手法を選ぶことが成功の鍵となるでしょう。

ここでは、短期取引の代表的な3つの手法について、特徴とメリット・デメリットを詳しく解説します。

デイトレード|1日で完結する取引

デイトレードは、1日のうちに売買を完結させる取引手法です。数分から数時間ポジションを保有し、その日のうちに決済することで、翌日に持ち越すリスクを避けられます。

仮想通貨は1日の中でも価格変動が激しいため、タイミングをうまくつかめば利益を上げやすいのが特徴です。株式投資やFXでもよく使われる手法ですが、仮想通貨市場では24時間365日取引できるため、自分の都合に合わせて取引時間を選べます。

寝ている間の暴落リスクを避けられる

一方で、相場を常に監視する必要があり、テクニカル分析の知識も求められます。仕事の合間や夜間に集中して取引したい方に向いている手法といえるでしょう。

スキャルピング|数秒〜数分の超短期売買

スキャルピングは、数秒から数分という極めて短い時間で売買を繰り返す手法です。1回あたりの利益は小さいものの、取引回数を重ねることで利益を積み上げていきます。

この手法は「頭皮の薄皮を剥ぐ」という意味の英語「scalp」が語源となっており、薄い利益を何枚も重ねるイメージから名付けられました。仮想通貨市場の小さな価格変動を捉えて運用するため、短期間で利益を確定できる点が魅力です。

隙間時間でも取引できる

取引回数が多いため手数料負担が大きい

高度な集中力と迅速な判断力が必要です。初心者よりも、ある程度経験を積んだ中級者以上に向いている手法といえます。

レバレッジ取引|証拠金で大きな取引

レバレッジ取引は、証拠金を担保に、手持ち資金以上の取引を行う手法です。国内取引所では最大2倍のレバレッジが認められており、少ない資金でも大きな利益を狙えます。

出典:金融庁「暗号資産交換業者登録一覧」

例えば、10万円の証拠金で20万円分の取引ができるため、価格変動による利益も2倍になります。短期間で効率的に資産を増やせる可能性がある一方、損失も拡大しやすいため注意が必要です。

少額資金でも大きな取引ができる

証拠金以上の損失が発生するリスクがある

国内取引所では最大2倍に制限されているため、海外取引所の高レバレッジと比べるとリスクは抑えられていますが、初心者は現物取引から始めることをおすすめします。

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短期取引のメリット5つ|なぜ選ばれるのか

仮想通貨の短期取引が多くの投資家に選ばれるのには、明確な理由があります。長期保有と比較して、短期取引ならではの利点が数多く存在するのです。

ここでは、短期取引が持つ5つの主要なメリットについて、具体的に解説していきます。これらのメリットを理解することで、自分に合った投資スタイルを見極める手助けとなるでしょう。

24時間365日いつでも取引できる

仮想通貨市場は、株式市場やFXと異なり、24時間365日休むことなく動いています。株式市場は平日の日中のみ、FXは土日が休場ですが、仮想通貨はいつでも取引が可能です。

この特徴により、仕事が終わった夜間や週末など、自分の都合に合わせて取引できます。世界中のどこかで常に市場が動いているため、時間帯によって値動きが活発になるタイミングを狙うことも可能です。

米国市場が開く夜間や欧州市場が開く夕方は取引量が増加

自分のライフスタイルに合わせて、最適な取引時間を選べるのは大きな魅力といえるでしょう。

少額から始められる(500円〜)

仮想通貨の短期取引は、500円程度の少額から始められます。株式投資では数万円から数十万円の資金が必要になることも多いですが、仮想通貨なら気軽にスタートできるのです。

国内の主要取引所では、最低取引額を500円〜1,000円程度に設定しているところが多く、初心者でも手を出しやすい環境が整っています。少額から始めることで、大きな損失を出すリスクを抑えながら、取引の経験を積むことができます。

余剰資金の範囲内で無理なく投資できる

また、短期取引では1回あたりの取引額を小さく保ちながら、取引回数で利益を積み上げる戦略も有効です。

短期間で利益を確定できる

短期取引の最大の魅力は、短期間で利益を確定できることです。長期保有では利益が出るまで数ヶ月から数年かかることもありますが、短期取引なら数時間から数日で結果が出ます。

仮想通貨市場は価格変動が大きいため、1日の中でも数%から10%以上の値動きが起こることも珍しくありません。この特性を活かせば、短期間で効率的に利益を狙えます。

また、利益を早期に確定することで、含み益を抱えたまま価格が下落するリスクを避けられます。資金を回転させながら、複数回の取引で利益を積み重ねることも可能です。

短期間で結果が出る分、損失も早く確定する可能性がある

相場の急変に素早く対応できる

短期取引では、常に相場を監視しているため、急激な価格変動にも素早く対応できます。長期保有の場合、急な暴落に気づくのが遅れることもありますが、短期取引なら即座に対処可能です。

仮想通貨市場は、重要なニュースや経済指標の発表により、短時間で大きく価格が動くことがあります。短期取引を行っていれば、こうした急変時にも柔軟に取引を控えたり、逆に価格変動を利用して利益を狙ったりできます。

相場を常に監視する必要があり時間的負担が大きい

自分のライフスタイルと相談しながら、取引スタイルを決めることが大切です。

下落相場でも利益を狙える(空売り)

レバレッジ取引を利用すれば、価格が下落する局面でも利益を狙えます。これは「空売り(ショート)」と呼ばれる手法で、先に売って後から買い戻すことで、下落幅が利益となります。

通常の現物取引では、価格が上昇する時しか利益を得られませんが、空売りを活用すれば相場の方向性に関係なく収益機会が生まれます。これにより、相場環境に左右されにくい柔軟な投資戦略が可能になります。

価格が予想と反対に上昇した場合、損失が拡大する

初心者は現物取引で経験を積んでから、レバレッジ取引に挑戦することをおすすめします。

短期取引で気をつけたい5つのこと

短期取引には魅力的なメリットがある一方で、注意すべきリスクも存在します。これらのリスクを理解せずに取引を始めると、思わぬ損失を被る可能性があります。

出典:金融庁「暗号資産の利用者のみなさまへ」

ここでは、短期取引を行う際に特に気をつけるべき5つのポイントについて解説します。リスクを正しく認識し、適切な対策を講じることが、安全な投資につながるでしょう。

手数料が利益を圧迫する可能性

短期取引では取引回数が多くなるため、手数料の負担が大きくなりやすい点に注意が必要です。1回あたりの手数料は小さくても、積み重なると利益を大きく圧迫します。

例えば、取引手数料が0.1%の場合、1日に10回取引すれば往復で2%の手数料がかかります。利益が2%未満であれば、手数料負けして損失となってしまうのです。

手数料の低い取引所を選ぶことが重要

特にスキャルピングのように取引回数が多い手法では、メイカー手数料がマイナス(報酬)になる取引所を利用すると、手数料負担を抑えられます。また、取引所形式(板取引)を利用することで、販売所のスプレッドによるコスト増加も避けられるでしょう。

価格変動が激しくリスクが高い

仮想通貨市場は価格変動が非常に激しく、短時間で大きな損失を被る可能性があります。株式市場にはサーキットブレーカー(値幅制限)がありますが、仮想通貨市場にはそのような制限がありません。

1日で10%以上の価格変動が起こることも珍しくなく、短期取引では予想と反対に動いた場合、損失が急速に拡大します。特にレバレッジ取引では、証拠金以上の損失が発生するリスクもあるため、慎重な判断が求められます。

損切りラインを事前に決めておくことが重要

また、投資資金は余剰資金の範囲内に留め、生活に必要な資金を投入しないようにしましょう。

感情的な取引で損失が拡大しやすい

短期取引では、感情的な判断によって損失が拡大しやすい傾向があります。価格が上昇すると「もっと上がるかも」と欲が出て、下落すると「損を取り戻したい」と焦りが生じるのです。

このような感情的な取引は、FOMO(Fear of Missing Out:取り残される恐怖)やFUD(Fear, Uncertainty, Doubt:恐怖・不安・疑念)と呼ばれ、投資家が陥りやすい心理状態です。冷静な判断ができなくなり、無計画な取引を繰り返してしまいます。

事前に明確なルールを設定し機械的に実行する

例えば、「利益が5%出たら利確する」「損失が3%に達したら損切りする」といった基準を決めておき、機械的に実行しましょう。取引記録をつけて振り返ることも、自分の失敗パターンを認識するのに役立ちます。

取引回数が多く税金計算が複雑

短期取引では取引回数が多くなるため、確定申告時の税金計算が複雑になります。仮想通貨の利益は雑所得として総合課税の対象となり、取引ごとに損益を計算する必要があるのです。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について」

特に、仮想通貨同士の交換も課税対象となるため、ビットコインでイーサリアムを購入した場合なども、その時点での円換算価格で損益を計算しなければなりません。取引回数が多いと、この計算作業が膨大になります。

税金計算ツール(CryptactやGtax)の活用がおすすめ

また、2025年12月に公表された2026年度税制改正大綱において申告分離課税への移行が正式に盛り込まれ、実現すれば税率が最大55%から約20%に下がる見込みです。施行時期は金融商品取引法の改正と連動し、2028年からの適用が見込まれています。

レバレッジで想定以上の損失リスク

レバレッジ取引では、証拠金以上の損失が発生する可能性があります。国内取引所では最大2倍に制限されていますが、それでも想定以上の損失を被るリスクは存在します。

例えば、10万円の証拠金で2倍のレバレッジをかけて20万円分の取引を行った場合、価格が10%下落すると2万円の損失となります。さらに価格が急落すると、証拠金が不足してロスカット(強制決済)が発動し、証拠金の大部分を失うこともあります。

損失が拡大する前に損切りを徹底する

また、レバレッジ倍率は低めに設定し、証拠金に余裕を持たせることで、急激な価格変動にも耐えられる体制を整えましょう。初心者は、まず現物取引で経験を積んでから、レバレッジ取引に挑戦することをおすすめします。

短期取引に向いている仮想通貨3選|流動性と値動きで選ぶ

短期取引で成功するためには、適切な銘柄選びが欠かせません。すべての仮想通貨が短期取引に向いているわけではなく、流動性や価格変動の特性を考慮する必要があります。

ここでは、短期取引に適した3つの主要銘柄について、それぞれの特徴と選ぶ理由を解説します。これらの銘柄は取引量が多く、売買がスムーズに行える点で共通しています。

ビットコイン(BTC)|取引量が多く流動性が高い

ビットコインは、仮想通貨市場で最も取引量が多く、流動性の高さから短期取引に最適な銘柄です。世界中の取引所で活発に売買されており、注文が通りやすいため、スムーズな取引が可能です。

ビットコインは時価総額が最も大きく、市場全体の動向を示す指標としても機能しています。そのため、他の銘柄と比較して価格変動が比較的安定しており、初心者でも値動きを予測しやすい特徴があります。

情報が豊富でテクニカル分析の材料が揃っている

短期取引を始めるなら、まずビットコインから取引を開始することをおすすめします。国内のほぼすべての取引所で取り扱われており、取引環境も整っているため、安心して取引できるでしょう。

イーサリアム(ETH)|アルトコインの代表格

イーサリアムは、ビットコインに次ぐ時価総額を誇る代表的なアルトコインです。スマートコントラクト機能を持ち、DeFi(分散型金融)やNFTなどの基盤として広く利用されています。

イーサリアムは取引量が多く、流動性も高いため、短期取引に適しています。ビットコインと比較すると価格変動がやや大きい傾向にあり、短期間で利益を狙いやすい特徴があります。

ビットコインとの相関性が高く戦略が立てやすい

国内の主要取引所でも広く取り扱われており、取引環境は整っています。ビットコインでの取引に慣れてきたら、イーサリアムにも挑戦してみると良いでしょう。

XRP(リップル)|価格変動が大きく短期向き

XRPは、国際送金に特化した仮想通貨で、価格変動が大きい特徴があります。短期的な価格の上げ下げが激しく、数分で大きな価格変動が起こる場合もあるため、短期取引で利益を狙いやすい銘柄です。

XRPは時価総額上位に位置し、取引量も多いため、流動性は十分に確保されています。ただし、価格変動が大きい分、リスクも高くなるため、損切りラインを明確に設定しておくことが重要です。

規制関連のニュースに敏感に反応する傾向

重要なニュースが出た際には、価格が大きく動く可能性があるため、情報収集を怠らないようにしましょう。ある程度取引に慣れた中級者以上におすすめの銘柄といえます。

手数料のしくみ|短期取引で知っておくべきコスト

短期取引では、手数料が利益に大きく影響します。取引回数が多いほど手数料の負担も増えるため、手数料のしくみを正しく理解することが重要です。

仮想通貨取引にかかる手数料には、いくつかの種類があります。それぞれの手数料がどのように発生し、どれくらいのコストになるのかを把握しておきましょう。

取引手数料(メイカー・テイカー)

取引手数料は、仮想通貨を売買する際に発生する手数料です。取引所形式(板取引)では、注文の出し方によって「メイカー手数料」と「テイカー手数料」に分かれます

メイカー手数料は、指値注文で板に並べる際にかかる手数料です。市場に流動性を提供する役割を果たすため、手数料が低く設定されており、取引所によってはマイナス手数料(報酬)となることもあります。

一方、テイカー手数料は、すぐに約定させる成行注文にかかる手数料です。既存の注文を消費するため、メイカー手数料よりも高く設定されています。

メイカー手数料がマイナスの取引所を選ぶと手数料負担を削減

スプレッド(売買価格差)

スプレッドとは、売値と買値の差のことで、販売所形式の取引で発生する実質的な手数料です。取引所形式では取引手数料が明示されますが、販売所形式ではスプレッドが手数料の役割を果たします。

例えば、ビットコインの買値が1,000万円、売値が990万円の場合、スプレッドは10万円(1%)となります。このスプレッドが実質的なコストとなり、利益を圧迫します。

販売所形式はスプレッドが広く短期取引に不向き

短期取引を行う際は、スプレッドが狭い取引所形式を利用することをおすすめします。取引所によってスプレッドの幅は異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

レバレッジ手数料(ポジション維持コスト)

レバレッジ取引では、ポジションを保有している間、日々手数料が発生します。これは「レバレッジ手数料」や「建玉管理料」と呼ばれ、ポジションを翌日に持ち越すたびにかかるコストです。

例えば、GMOコインでは翌営業日にポジションを持ち越した場合、前日終値の0.04%が建玉管理料として発生します。短期売買を行う場合はそれほど影響しませんが、数日間ポジションを保有する場合は、このコストも考慮する必要があります。

短期取引ではその日のうちに決済してこの手数料を回避

入出金手数料

入出金手数料は、日本円や仮想通貨を取引所に入金・出金する際にかかる手数料です。短期取引では頻繁に資金を動かすことは少ないですが、複数の取引所を使い分ける場合は注意が必要です。

日本円の入金手数料は、銀行振込の場合は振込手数料のみで、多くの取引所では無料です。ただし、出金手数料は取引所によって異なり、数百円かかる場合もあります。

仮想通貨の入出金手数料は、送金するブロックチェーンによって異なります。ビットコインの送金手数料は比較的高く、イーサリアムも時期によっては高額になることがあります。

短期取引では取引所内で完結させて手数料を抑える

取引所 取引手数料(メイカー) 取引手数料(テイカー) 日本円出金手数料
GMOコイン -0.01%〜-0.03% 0.05%〜0.09% 無料(大口400円)
bitbank -0.02% 0.12% 550円/770円(3万円以上)
SBI VCトレード -0.01% 0.05% 無料

損失を防ぐリスク管理|5つの実践ルール

短期取引で成功するためには、利益を狙うだけでなく、損失を最小限に抑えるリスク管理が不可欠です。感情的な取引や無計画な売買は、大きな損失につながります。

ここでは、初心者が陥りやすい失敗を避けるための、5つの実践的なリスク管理ルールを紹介します。これらのルールを守ることで、安全に短期取引を続けられるでしょう。

損切りラインを事前に決める

損切りラインとは、「ここまで損失が出たら必ず決済する」という基準のことです。事前に損切りラインを決めておくことで、感情に流されずに損失を確定できます。

例えば、「購入価格から3%下落したら損切りする」というルールを設定しておけば、損失が拡大する前に撤退できます。損切りは心理的に辛いものですが、小さな損失で済ませることが、長期的に資産を守る鍵となります。

ストップロス注文を活用すると機械的に損切りを実行できる

投資資金は余剰資金の範囲内に

仮想通貨投資に使う資金は、必ず余剰資金の範囲内に留めましょう。生活費や緊急時のための資金を投資に回すと、損失が出た際に生活に支障をきたします。

余剰資金とは、「失っても生活に影響がない資金」のことです。例えば、毎月の収入から生活費や貯蓄を差し引いた残りの資金を投資に回すことで、精神的な余裕を持って取引できます。

投資資金の全額を一度に投入しない

価格が下落した際に追加投資できる余力を残しておくことで、柔軟な対応が可能になります。

感情的な取引を避ける(FOMO・FUD対策)

感情的な取引は、短期取引で最も避けるべき行動です。価格が急上昇すると「今買わないと損する」と焦り(FOMO)、急落すると「もっと下がるかも」と恐怖(FUD)を感じるのは自然なことです。

しかし、こうした感情に流されて取引すると、高値掴みや安値売りを繰り返し、損失が拡大します。感情的な取引を避けるためには、事前に明確なルールを設定し、そのルールに従って機械的に取引することが重要です。

価格が急騰している時は買わない

また、取引記録をつけて振り返ることで、自分の感情的な失敗パターンを認識し、改善につなげられます。

複数銘柄に分散しない(短期は集中)

長期投資では複数銘柄に分散することがリスク管理の基本ですが、短期取引では逆に集中投資が有効です。複数の銘柄を同時に監視するのは難しく、判断が遅れる原因となります。

短期取引では、1〜2銘柄に集中して値動きを追うことで、タイミングを逃さず取引できます。特に初心者は、まずビットコインやイーサリアムといった主要銘柄に絞って取引することをおすすめします。

銘柄を絞ることで価格変動パターンを深く理解できる

取引記録をつけて振り返る

取引記録をつけることは、自分の失敗パターンを認識し、改善するために欠かせません。どのような状況で利益が出たのか、どのような判断ミスで損失を出したのかを記録しておくことで、次回の取引に活かせます。

記録する内容は、取引日時、銘柄、売買価格、損益、取引の理由などです。特に、「なぜその取引をしたのか」を記録しておくことで、感情的な取引だったのか、計画的な取引だったのかを振り返れます。

税金計算ツールを利用すれば自動的に取引履歴が記録される

定期的に記録を振り返ることで、自分の取引スキルを着実に向上させられるでしょう。

時間帯別の取引戦略|いつ取引すべきか

仮想通貨市場は24時間365日動いていますが、時間帯によって値動きの特性が異なります。取引量が多い時間帯は価格変動も大きく、短期取引のチャンスが増えます。

ここでは、時間帯別の市場の特徴と、それぞれの時間帯に適した取引戦略を解説します。自分のライフスタイルに合わせて、最適な取引時間を見つけましょう。

日本時間の深夜(米国市場の開場)

日本時間の深夜、特に21時〜翌朝6時頃は、米国市場が開いている時間帯です。この時間帯は、1日の中で最も取引量が多く、価格変動も激しくなる傾向があります。

米国は仮想通貨市場の中心地であり、機関投資家や大口トレーダーの参加も多いため、トレンドが発生しやすい時間帯です。特に、米国株式市場が開く22時30分以降は、ビットコインの価格が大きく動くことがあります。

米国の重要な経済指標の発表時は価格が急変する可能性があります

この時間帯は、短期取引で大きな利益を狙えるチャンスが多い反面、リスクも高いため、損切りラインを明確にしておくことが重要です。

夕方〜夜(欧州市場の開場)

日本時間の16時〜22時頃は、欧州市場が開いている時間帯です。特にロンドン市場は世界的な金融センターであり、取引量が増加し始めるタイミングです。

この時間帯は、ユーロやポンドなどの欧州通貨に関連したニュースが価格に影響を与えることがあります。また、欧州の重要な経済指標の発表がある場合、価格が大きく動くことがあるため、注意が必要です。

日本の会社員や学生にとっても取引しやすい時間帯です

夕方〜夜の時間帯は、仕事や学業が終わった後に、落ち着いて取引できるため、初心者にもおすすめの時間帯といえるでしょう。

週末の値動きの特徴

週末は、平日と比較して市場参加者が少なくなる傾向があります。そのため、取引量が減少し、価格変動が落ち着くことが多いです。一方で、流動性が低くなるため、大口の注文が価格を大きく動かすこともあります。

特に日曜日は、「Sunday Effect(サンデー・エフェクト)」と呼ばれる現象があり、価格が下がりやすい傾向があります。週末に積み上がった売り注文が執行されることや、機関投資家の参加が少なくなることが理由とされています。

週明けの月曜日は週末の動きを受けて価格が変動しやすいため注意が必要です

週末は、短期取引のチャンスが少ない一方で、比較的穏やかな値動きを利用して、長期保有のポジションを調整するのに適しています。

重要経済指標発表時の注意点

米国の雇用統計やCPI(消費者物価指数)、FOMC(米国連邦公開市場委員会)の金融政策発表など、重要な経済指標の発表時には、仮想通貨市場も大きく動くことがあります。

これらの指標は、米国株式市場や為替市場に影響を与えるため、仮想通貨市場にも波及します。指標発表前後は、市場が様子見の状態に入りやすく、価格が比較的安定することもありますが、発表後には急激な値動きが発生する可能性があります。

ボラティリティが急激に高まるため初心者は取引を控えるのも一つの選択肢です

取引を行う場合は、損切りラインを厳格に設定し、リスク管理を徹底しましょう。経済指標の発表スケジュールは、事前に確認しておくことをおすすめします。

短期取引におすすめの仮想通貨取引所5社

短期取引を成功させるためには、適切な取引所選びが欠かせません。手数料の低さ、流動性の高さ、使いやすいツールなど、短期取引に適した条件を満たす取引所を選ぶことが重要です。

ここでは、短期取引におすすめの国内取引所5社を紹介します。それぞれの特徴を理解し、自分の取引スタイルに合った取引所を選びましょう。

取引所 銘柄数 手数料 最低額 特徴
GMOコイン 22種類 -0.01%〜-0.03%(Maker報酬) 100円 各種手数料が無料
bitbank 44種類 -0.02%(Maker報酬) 銘柄による Maker手数料マイナス
SBI VCトレード 34種類 -0.01%(Maker報酬) 500円 入出金手数料完全無料

GMOコイン|各種手数料が無料でコスト重視

GMOコイン 公式サイト

出典: GMOコイン公式サイト

GMOコインの基本情報
取扱銘柄数 22種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%〜-0.03%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%〜0.09%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料(大口400円)
最小注文金額 100円
口座開設 最短10分
登録番号 関東財務局長 第00006号

📌 GMOコインの特徴

各種手数料が無料

GMOインターネットグループ運営

ステーキング対応

GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する仮想通貨取引所です。各種手数料が無料に設定されており、コストを抑えて取引したい方に最適です。

日本円の入出金手数料、仮想通貨の入出金手数料が無料

取引手数料もメイカー報酬があるため、短期取引でのコスト負担を大幅に削減できます。また、即時入金サービスに対応しており、GMOあおぞらネット銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行などから手数料無料で即時入金が可能です。

GMOコインは、取引ツールも充実しており、スマホアプリは初心者でも使いやすい設計になっています。また、ステーキングサービスにも対応しており、保有している仮想通貨で報酬を得ることも可能です。短期取引だけでなく、中長期の投資にも対応できる総合的な取引所といえるでしょう。

bitbank|Maker手数料マイナスで取引回数が多い方向け

bitbank 公式サイト

出典: bitbank公式サイト

bitbankの基本情報
取扱銘柄数 44種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ なし
取引手数料(Maker) -0.02%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.12%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 550円/770円(3万円以上)
最小注文金額 銘柄による
口座開設 最短即日
登録番号 関東財務局長 第00004号

📌 bitbankの特徴

取引所の取扱銘柄数が国内最多級

Maker手数料がマイナス(報酬)

高いセキュリティ評価

板取引に強い

bitbankは、取引所形式に特化した仮想通貨取引所です。Maker手数料が-0.02%とマイナスに設定されており、指値注文を活用することで取引するたびに報酬を受け取れます。

取引回数が多いほどMaker手数料の恩恵が大きくなります

短期取引では取引回数が多くなるため、Maker手数料がマイナスの取引所を利用することで、手数料負担を大幅に削減できます。特にスキャルピングのように超短期で取引を繰り返す手法では、この恩恵が大きくなります。

bitbankは、取扱銘柄数が44種類と国内最多級で、板取引に強い取引所です。高いセキュリティ評価も受けており、安心して取引できる環境が整っています。取引に慣れてきた中級者以上におすすめの取引所といえるでしょう。

SBI VCトレード|入出金手数料完全無料

SBI VCトレード 公式サイト

出典: SBI VCトレード公式サイト

SBI VCトレードの基本情報
取扱銘柄数 34種類
取引所(板取引)
販売所
レバレッジ 2倍
取引手数料(Maker) -0.01%(Maker報酬)
取引手数料(Taker) 0.05%
日本円入金手数料 無料
日本円出金手数料 無料
最小注文金額 500円
口座開設 最短翌営業日
登録番号 関東財務局長 第00011号

📌 SBI VCトレードの特徴

SBIグループ運営の安心感

入出金手数料が完全無料

ステーキング14銘柄対応

レンディングサービス対応

SBI VCトレードは、SBIグループが運営する仮想通貨取引所です。日本円の入出金手数料が完全無料で、資金の出し入れにコストがかからない点が大きな魅力です。

ステーキングサービスが14銘柄に対応しています

取引手数料もメイカー報酬があり、短期取引でのコスト負担を抑えられます。また、ステーキングサービスが14銘柄に対応しており、保有している仮想通貨で報酬を得ることも可能です。

SBI VCトレードは、SBIグループの信頼性と安定した経営基盤が強みです。初心者から上級者まで幅広く利用できる取引所で、長期的に安心して取引を続けられるでしょう。

税金と確定申告|短期取引で知っておくべきこと

仮想通貨の短期取引で利益を得た場合、確定申告が必要になることがあります。税金の仕組みを理解しておかないと、申告漏れによるペナルティを受ける可能性があるため、注意が必要です。

ここでは、仮想通貨の税制の基本と、短期取引特有の税金計算の注意点について解説します。正しく申告して、安心して取引を続けましょう。

総合課税(雑所得)の仕組み

仮想通貨取引の利益は、所得税法上「雑所得」として扱われ、総合課税の対象となります。総合課税とは、給与所得や事業所得など、他の所得と合算して税率が決まる仕組みです。

出典:国税庁「暗号資産等に関する税務上の取扱い及び計算書について」

所得税の税率は、所得金額に応じて5%〜45%の累進課税となっており、所得が多いほど税率が高くなります。さらに住民税10%が加わるため、最大で55%の税負担となります。

高所得者ほど税負担が重くなる仕組みです

例えば、給与所得が500万円、仮想通貨の利益が300万円の場合、合計800万円に対して税率が適用されます。株式投資の利益が一律約20%の申告分離課税であるのに対し、仮想通貨は総合課税のため、高所得者ほど税負担が重くなる仕組みです。

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取引履歴の保存方法

確定申告を行うためには、1年間の取引履歴を正確に記録しておく必要があります。取引所から取引履歴をダウンロードし、保存しておくことが重要です。

短期取引では取引回数が多いため、手動で計算するのは非常に困難です。そのため、税金計算ツール(CryptactやGtaxなど)を利用することをおすすめします。これらのツールは、取引所の取引履歴をアップロードするだけで、自動的に損益を計算してくれます。

取引履歴は原則として7年間保存する必要があります

税務調査が入った際に、正確な記録を提示できるよう、しっかりと保管しておきましょう。

税金計算ツールの活用

短期取引では、取引回数が多く、仮想通貨同士の交換も課税対象となるため、税金計算が非常に複雑になります。手動で計算すると、ミスが発生しやすく、申告漏れのリスクもあります。

税金計算ツールを利用すれば、取引所の取引履歴をアップロードするだけで、自動的に損益を計算してくれます。主要な税金計算ツールには、Cryptact、Gtax、Koinlyなどがあり、複数の取引所の履歴を統合して計算できます。

無料プランから有料プランまで取引量に応じて選べます

確定申告の負担を大幅に軽減できるため、短期取引を行う方は、ぜひ活用してみましょう。

確定申告の期限と手続き

確定申告は、毎年2月16日〜3月15日の期間に行う必要があります。給与所得者の場合、仮想通貨などの給与所得以外の所得が年間20万円を超える場合に申告が必要です。

確定申告は、税務署に直接提出するほか、e-Taxを利用してオンラインで申告することも可能です。e-Taxを利用すれば、自宅から簡単に申告でき、還付金の受け取りも早くなります。

申告漏れがあると追徴課税やペナルティが課される可能性があります

正確に申告するためには、税理士に相談するのも一つの方法です。特に、取引量が多い場合や複雑な取引を行っている場合は、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

よくある質問(Q&A)

初心者でも短期取引はできますか?

はい、初心者でも短期取引は可能です。ただし、価格変動が激しく、損失リスクも高いため、まずは少額から始めることをおすすめします。

デイトレードは、スキャルピングやレバレッジ取引と比較して、初心者にも取り組みやすい手法です。最初は現物取引で経験を積み、市場の動きに慣れてから、より高度な手法に挑戦すると良いでしょう。また、損切りラインを明確にし、感情的な取引を避けることが重要です。

短期取引に必要な資金はいくらですか?

短期取引は、500円〜1,000円程度の少額から始められます。国内の主要取引所では、最低取引額を低く設定しているため、初心者でも気軽にスタートできます。

ただし、少額すぎると手数料負けするリスクもあるため、数万円程度の資金があると、より柔軟な取引が可能です。投資資金は必ず余剰資金の範囲内に留め、生活に必要な資金を投入しないようにしましょう。

取引所と販売所はどちらを使うべきですか?

短期取引では、取引所形式(板取引)を利用することをおすすめします。販売所形式は操作が簡単ですが、スプレッドが広く、取引回数が多い短期取引では手数料負担が大きくなります。

取引所形式では、メイカー手数料がマイナスの取引所を選ぶことで、取引するたびに報酬を受け取れます。初心者は最初、販売所で慣れてから、取引所形式に移行するのも良いでしょう。

レバレッジ取引は初心者に向いていますか?

レバレッジ取引は、証拠金以上の損失が発生するリスクがあるため、初心者にはおすすめできません。まずは現物取引で市場の動きに慣れ、リスク管理のスキルを身につけてから挑戦しましょう。

レバレッジ取引を行う場合は、低めのレバレッジ倍率から始め、損切りラインを厳格に設定することが重要です。また、証拠金に余裕を持たせることで、急激な価格変動にも耐えられる体制を整えましょう。

短期取引で利益を出すコツは?

短期取引で利益を出すためには、流動性の高い銘柄を選び、手数料の低い取引所を利用することが基本です。また、損切りラインを事前に決めておき、感情的な取引を避けることが重要です。

取引記録をつけて振り返ることで、自分の失敗パターンを認識し、改善につなげられます。最初は少額から始め、経験を積みながら、徐々に取引額を増やしていくことをおすすめします。

短期取引を始める際に、多くの方が疑問に感じるポイントをまとめました。ここでは、よくある質問に対して、分かりやすく回答します。

まとめ

仮想通貨の短期取引は、24時間365日いつでも取引でき、少額から始められる魅力的な投資手法です。デイトレード、スキャルピング、レバレッジ取引という3つの手法があり、それぞれ特徴が異なります。自分のライフスタイルやリスク許容度に合わせて、適切な手法を選ぶことが成功の鍵となるでしょう。

短期取引では、手数料が利益を圧迫しやすいため、メイカー手数料がマイナスの取引所を選ぶことが重要です。また、流動性の高いビットコイン、イーサリアム、XRPといった銘柄を選ぶことで、スムーズな取引が可能になります。損切りラインを事前に決め、感情的な取引を避けることで、損失を最小限に抑えられます。

2026年度税制改正大綱において申告分離課税への移行が正式に盛り込まれました

税金面では、仮想通貨の利益は雑所得として総合課税の対象となり、最大55%の税負担が発生します。ただし、2025年12月に公表された2026年度税制改正大綱において申告分離課税への移行が正式に盛り込まれ、実現すれば税率が最大55%から約20%に下がる見込みです。施行時期は金融商品取引法の改正と連動し、2028年からの適用が見込まれています。取引履歴を正確に保存し、税金計算ツールを活用することで、確定申告の負担を軽減できるでしょう。

リスクとリターンが表裏一体であることを忘れずに

短期取引は、リスクとリターンが表裏一体です。まずは少額から始め、経験を積みながら、自分に合った取引スタイルを見つけてください。安全な投資を心がけ、長期的に資産を増やしていきましょう。

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SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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