
マスターカードのクレジットカードおすすめ9選|VISAと2枚持ち比較

マイルを効率よく貯めるクレジットカード選びは、還元率の数字を並べる前に「どの路線の特典航空券に、いつまでに交換したいか」を決めるところから始まります。目標マイル数が決まれば、年間の決済額でどこまで埋まるかが計算でき、必要なカードの条件が自動的に絞られます。
この記事では、目標から逆算する手順、航空会社提携カードで直接マイルを積算する方式と汎用ポイントを後から移行する方式の違い、そして年会費の損益分岐までを整理しました。マイルの有効期限という時間の制約や、上位クラス特典に交換したときの1マイルの価値まで踏まえた設計図を示します。


目次
目標マイル数から逆算するカードの選び方
マイル目的のカード選びは、還元率の高い順に並べても答えが出ません。「どこへ、いつ、どのクラスで飛びたいか」で必要マイル数が変わり、必要マイル数が変われば適したカードも変わるからです。

順序としては、目標マイル数と期限を確定する、年間決済額で埋まる分を計算する、不足分の埋め方を決める、最後にカードの方式を選ぶ、という4段階になります。
この順序を守ると、年会費や還元率の比較が「自分の目標に対して足りるかどうか」という具体的な判断に変わります。逆に順序を飛ばしてカードから入ると、貯まったマイルが中途半端な数のまま失効する事態が起こりがちです。
最初に決めるのは、交換したい特典航空券の路線とクラス、そして搭乗したい時期です。国内線の近距離と国際線の長距離では、必要マイル数が数倍の開きになります。
同じ路線でも、エコノミーとビジネスクラスでは必要マイル数が大きく異なります。上位クラス狙いなら、貯めるスピード自体を設計し直す必要があるでしょう。
必要マイル数は各航空会社が公表する特典航空券のチャートで確認できます。シーズンや路線改定で変更されることがあるため、計画時点の最新値を公式サイトで確認してください。
次に、現在の保有マイル数を差し引いて不足分を出します。この「不足マイル数」と「残された期間」の2つが、以降のすべての判断の基準値になります。
不足分がわかったら、日常の決済でどこまで埋まるかを試算します。計算式は単純で、年間決済額×ポイント還元率×マイルへの移行レートです。
たとえば年間決済額120万円、ポイント還元率1.0%、ポイント→マイルの移行レートが1ポイント=0.5マイル相当なら、年間で6,000マイル前後という計算になります。
同じ決済額でも、移行レートが1ポイント=1マイルのプログラムなら12,000マイル前後です。還元率の数字が同じでも最終的な手元のマイル数は倍近く変わるため、移行レートまで含めて比べる必要があります。
試算は複数の決済規模で置いてみると判断しやすくなります。以下は還元率1.0%・移行レート1ポイント=1マイルを仮定した場合の目安です。
| 年間決済額 | 1年で貯まる目安 | 3年累計の目安 |
| 60万円(月5万円) | 約6,000マイル | 約18,000マイル |
| 120万円(月10万円) | 約12,000マイル | 約36,000マイル |
| 240万円(月20万円) | 約24,000マイル | 約72,000マイル |
| 360万円(月30万円) | 約36,000マイル | 約108,000マイル |
この表はあくまで計算の型を示すものです。
実際の還元率や移行レートはカード・プログラムごとに異なり、条件により変動します。
試算の結果、決済だけでは目標に届かないケースは珍しくありません。その場合、不足分をどこから持ってくるかを先に決めておきます。
手段は大きく3つ。搭乗によるフライトマイルとボーナスマイル、提携ショッピングモールやキャンペーン経由の上乗せ、そして支払いの集約による決済額そのものの底上げです。
搭乗機会が年に数回ある方なら、入会・継続ボーナスや搭乗ごとのボーナスマイルが効きます。ほとんど飛ばない場合は、決済の集約と提携モール経由が現実的な選択肢になるでしょう。
ここで注意したいのが、入会キャンペーンのボーナスマイルです。初年度限りの一時的な上乗せであり、恒常的な還元率とは分けて試算しないと、2年目以降の見通しを誤ります。
ここまで決めて、ようやくカードの比較に入ります。判断の軸は、航空会社提携カードで直接マイルを積算する方式か、汎用ポイントを貯めてから移行する方式かという二択です。
年間の搭乗回数が多く、貯めるマイルの銘柄が固まっている方は前者が向きます。搭乗が少なく決済中心で貯める場合は、後者のほうが使い道の自由度を残せます。
方式が決まれば、候補は自然に数枚まで絞られます。そのうえで年会費・移行手数料・年間移行上限を確認し、自分の決済額で元が取れるかを最後に検算する流れです。
提携カードと汎用ポイント移行、どちらが効率的?
クレジットカードでマイルを貯める方法は、決済で直接マイルが積算されるタイプと、カードのポイントを貯めてからマイルに移行するタイプの2系統に分かれます。
表面の還元率が同じでも、移行率・移行手数料・年間の移行上限によって、最終的に手元に残るマイル数は変わります。数字の見かけではなく、マイルに変わるまでの経路の構造で比べるのが確実です。

航空会社提携カードは、決済分がその航空会社のマイル(またはマイル移行を前提とした専用ポイント)として積算されます。移行操作を挟まないぶん、手間と時間のロスが少ない方式です。
加えて、入会時・継続時のボーナスマイルや、搭乗ごとのフライトボーナスが上乗せされます。年に数回でも飛行機に乗る方なら、この搭乗系のボーナスが効率を押し上げます。
たとえばANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は入会・継続ボーナスが各1,000マイル、JALカード 普通カードは入会搭乗ボーナス1,000マイルと毎年初回搭乗ボーナス1,000マイルが設定されています。
一方で、貯まる先が特定の航空会社のマイルに固定されます。
予定が変わって飛ばなくなったとき、使い道の転用が効きにくい点は弱みでしょう。
汎用ポイントを貯めてからマイルに移行する方式は、日常の決済で貯まるポイントをマイルの原資にする考え方です。JCB CARD WのJ-POINT、三井住友カード(NL)のVポイント、楽天カードの楽天ポイントなどが該当します。ポイントの移行先・交換先とレートはプログラムごとに異なるため、各公式サイトでご確認ください。
この方式の強みは、出口を後から選べることです。
飛ぶ予定が立たなければ支払い充当や他社ポイントへの交換に回せるため、貯めたものが無駄になりにくいでしょう。
また、日常の決済先で高還元が効くカードなら、そもそもの獲得ポイント数を伸ばせます。三井住友カード(NL)は基本のポイント還元率0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で最大7%(対象店舗・決済方法等の条件あり)まで上がります。
弱みは、マイルへの移行時にレートが目減りする場合があることと、移行手数料や年間の移行上限が設定されている場合があることです。移行条件はカード・プログラムにより異なるため、申込前に各公式サイトで確認してください。
2つの方式を比べるときは、次の観点をそろえて確認すると差が見えます。還元率の数字だけを並べても、実質の貯まり方は判断できません。
| 比較の観点 | 直接積算タイプ | ポイント移行タイプ |
| マイルになるまで | 決済で直接積算 | ポイント獲得後に移行手続き |
| レートの目減り | 発生しにくい | 移行レートにより目減りする場合あり |
| 移行手数料 | 不要な場合が多い | プログラムにより発生する場合あり |
| 年間の移行上限 | 実質的な上限は少ない | 上限が設定される場合あり |
| 使い道の自由度 | 特定航空会社のマイルに固定 | 支払い充当・他社交換にも転用可 |
| 搭乗ボーナス | 入会・継続・搭乗ごとに付与 | 原則なし |
移行レート・移行手数料・年間移行上限・移行完了までの日数は、カードおよびマイレージプログラムによって異なります。表は方式ごとの傾向を整理したもので、個別の条件は各公式サイトの記載が正となります。
特に見落とされやすいのが年間移行上限です。
決済額が大きい方ほど、上限に当たって想定どおりに積み増せない事態が起こりえます。
移行手数料が有料のプログラムでは、上位カードで手数料が免除されるケースがあります。ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードはマイル移行手数料が無料(通常6,600円)で、移行量が多い方ほどこの差が効いてきます。
方式の選択は、年間の搭乗回数と年間決済額の2軸で整理すると迷いません。搭乗が多いほど直接積算型、決済中心なら移行型が基本線です。
| 条件 | 向く方式 | 理由 |
| 年4回以上搭乗・決済額も大きい | 直接積算型(上位カード) | 搭乗ボーナスと積算率の上乗せが効く |
| 年1〜3回搭乗・決済額は中程度 | 直接積算型(一般カード) | 年会費を抑えつつ搭乗ボーナスを取れる |
| ほぼ飛ばない・決済額が大きい | ポイント移行型 | 決済で貯め、出口を後から選べる |
| ほぼ飛ばない・決済額も小さい | ポイント移行型(年会費無料) | マイルに固執せず汎用ポイントで消化 |
両方を組み合わせる選択もあります。日常決済は高還元の汎用ポイントカード、搭乗時は提携カードという分担にすれば、それぞれの強みを取れるでしょう。
ただし貯める先の航空会社は1つに固定するのが原則です。
組み合わせても、最終的な着地点が分散すればどちらも特典航空券に届きません。
ANA系とJAL系、どちらのマイルを貯める?
マイルは航空会社(および同じアライアンスの提携会社)ごとに別々に貯まり、原則として合算できません。だからこそ、カードを選ぶ前に貯めるマイルの銘柄を1つに固定する必要があります。

判断材料は、普段使う空港の就航路線、行きたい方面、そしてアライアンスの提携範囲です。生活条件から銘柄を先に決めるのが、遠回りに見えて最短になります。
最初に見るべきは、自分が使う空港からどちらの便が飛んでいるかです。地方空港では片方の航空会社しか就航していない路線も少なくありません。
次に、行きたい方面を確認します。ANAはスターアライアンス、JALはワンワールドに属しており、乗り継ぎで使える提携会社の顔ぶれが異なります。
特典航空券は自社便だけでなく提携会社便にも交換できるため、行きたい方面に強い提携会社を持つ側を選ぶと、使い道が広がるでしょう。
国内線が中心なら、就航路線と便数がそのまま使いやすさになります。国際線の長距離を狙うなら、提携ネットワークの広さが判断の中心です。
同じアライアンスに属する航空会社の便であれば、貯めたマイルを特典航空券に交換できます。つまり貯める銘柄を決めることは、使えるネットワークを決めることでもあります。
スターアライアンスとワンワールドでは、加盟社数と得意なエリアが異なります。北米・欧州・アジアのどこへ行きたいかで、有利な側は変わってきます。
加盟社の構成や提携条件は改定されることがあります。
長期で貯める前提なら、計画時点の加盟状況を各マイレージプログラムの公式サイトで確認しておくと安全です。
提携会社便の特典航空券は、必要マイル数の計算方法や予約可能な時期が自社便と異なる場合もあります。交換のルールまで含めて確認しておきましょう。
複数の航空会社にマイルを分散させると、どれも特典航空券の必要数に届かない状態が続きます。マイルには有効期限があるため、届かないまま失効するリスクが高まります。
たとえば3社に1万マイルずつ貯まっている状態は、合計3万マイルでも交換可能な特典は限られます。1社に3万マイル集めた場合とは、実際に取れる選択肢が大きく違うでしょう。
ANAとJALの両方のカードを持つこと自体は問題ありません。ただし決済のメインをどちらに寄せるかは決めておくべきです。
分散を避ける実務的な工夫として、家族カードや同一プログラムへの集約があります。積み上げのスピードを保つことが、期限内到達の条件になります。
ANA系・JAL系以外に、外資系航空会社のマイルを貯める選択肢もあります。ホテル系のポイントプログラムを経由して、複数の航空会社マイルへ移行できるタイプもその一つです。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは、100円につき2ポイントが貯まるMarriott Bonvoyポイントを軸にしたカードです。ホテル利用と航空マイルの双方に出口を持てる点が特徴でしょう。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのメンバーシップ・リワードも、移行先の提携航空会社を複数から選べる仕組みです。銘柄を後から決めたい方に向きます。
ただし移行先の選択肢が多いことと、実際に使えることは別です。
自分が使う空港から乗れる航空会社かどうかを、必ず確認してください。
マイル目的でカードを絞り込むときは、年会費・基本のポイント還元率・国際ブランド・海外旅行傷害保険の4点をそろえて見比べると判断しやすくなります。特に還元率は利用先や決済方法、キャンペーン適用等の条件によって変動し、獲得上限が設けられている場合もあるため、基本の数値を軸に比べるのが確実です。
| カード名 | 年会費(税込) | 基本のポイント還元率 | 国際ブランド | 海外旅行傷害保険 |
| JCB CARD W | 永年無料(39歳までの入会が条件) | 1%(200円につき2ポイント) | JCB | 最高2,000万円(死亡・後遺障害、利用付帯) |
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% | Visa/Mastercard | 最高2,000万円(利用付帯) |
| 楽天カード | 永年無料 | 1% | Visa/Mastercard/JCB/American Express | 最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害、利用付帯) |
| ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 初年度無料(2年目以降は公式サイトでご確認ください) | 0.5%(200円=1P) | JCB | 最高1,000万円(死亡・後遺障害の場合。付帯条件は公式サイトでご確認ください) |
| ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 15,400円(税込) | 200円=1P(実質還元率は変動) | Visa/Mastercard | 最高5,000万円(付帯条件は公式サイトでご確認ください) |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円(税込) | 100円=1P(実質変動) | American Express | 死亡・後遺障害 最高3,000万円(利用付帯) |
| JALカード 普通カード(Visa/Mastercard) | 本会員2,200円(税込)/家族会員1,100円(税込)(入会後1年間無料) | 200円=1P(実質変動) | Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 死亡1,000万円(付帯条件は公式サイトでご確認ください) |
| JAL CLUB-Aゴールドカード | 本会員17,600円(税込)/家族会員8,800円(税込) | 100円=1P(実質変動) | Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners | 死亡・後遺障害 最高5,000万〜1億円(提携ブランドにより異なる。付帯条件は公式サイトでご確認ください) |
| Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード | 34,100円(税込) | 100円につき2ポイント(実質変動) | American Express | 死亡・後遺障害 最高3,000万円(利用付帯) |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円(税込) | 100円=1P(実質変動) | American Express | 死亡・後遺障害 最高1億円(利用付帯) |
年会費は税込で比べ、初年度無料や条件付き無料のカードは2年目以降の金額と適用条件までセットで確認してください。そのうえで、直接積算型を選ぶなら搭乗ボーナスの有無、移行型を選ぶなら移行レートと手数料という、方式ごとの決め手を重ねて見ると候補が絞れます。
参考として、編集部で調査しているクレジットカード全50枚の年会費・基本還元率・国際ブランド・海外旅行保険なども一覧にまとめました。気になるカードがあれば行ごとに見比べてください。
| カード名 | 年会費 | 基本還元率 | 国際ブランド | 海外旅行保険 |
| JCB CARD W | 永年無料 ※39歳までの入会が条件。40歳以降も無料で継続可能 | 1% ※200円につき2ポイント | JCB | 最高2,000万円 ※死亡・後遺障害、利用付帯 |
| 三井住友カード(NL) | 永年無料 | 0.5% ※優待でコンビニ・飲食店等最大7〜10% | Visa/Mastercard | 最高2,000万円 ※利用付帯 |
| 楽天カード | 永年無料 ※利用金額等の条件なし | 1% ※楽天市場3%、公共料金等0.2% | Visa/Mastercard/JCB/American Express | 最高2,000万円(利用付帯) ※傷害死亡・後遺障害 |
| ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) | 初年度年会費無料 ※2年目以降の金額は本文に記載なし | 0.5% ※200円=1Pで還元 | JCB | 最高1,000万円 ※海外旅行傷害保険、死亡・後遺障害の場合 |
| ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード) | 15,400円(税込) | 実質変動(200円=2P) | JCB | 最高1億円 ※クレジットカード会社の条件により適用 |
| ANA JCB一般カード | 本会員2,200円(税込) ※初年度年会費無料 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | JCB | 最高1,000万円 ※海外旅行傷害保険、死亡・後遺障害 |
| ANA JCB CARD FIRST | 初年度無料 ※本会員年会費明記なし・5年後自動切替後2,200円(税込) | 200円=1P ※実質変動 | JCB | 付帯なし |
| ANA JCBワイドカード | 本文に金額の記載なし ※参考:一般カードは2,200円/家族1,100円 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | JCB | 最高5,000万円 ※海外旅行傷害保険、ワイドカードのみ |
| ANA JCBワイドゴールドカード | 本文に金額の記載なし ※初年度無料は一般カードのみ対象 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | JCB | 最高1億円 ※カード支払い時のみ。支払いなしは最高5,000万円 |
| ANA JCB CARD Precious | 39,600円(税込) ※招待制カード | 200円=1P ※年間300万円以上利用でボーナスマイル1.2% | JCB | 最高1億円(死亡・後遺障害) |
| ANA JCBカード(学生用) | 本会員自体は記載なし ※切替後は本会員2,200円/家族1,100円(税込) | 200円=1P ※実質変動 | JCB | 最高1,000万円 ※海外旅行傷害保険 |
| ANA VISA/マスター 一般カード | 初年度無料/2年目以降2,200円 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | Visa/Mastercard | 最高1,000万円 |
| ANA VISA/マスター ワイドカード | 7,975円(税込) | 200円=1P ※実質還元率は変動 | Visa/Mastercard | 5,000万円 |
| ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード | 15,400円(税込) ※マイ・ペイすリボ登録で割引特典あり(詳細不明記) | 200円=1P ※実質還元率は変動 | Visa/Mastercard | 最高5,000万円 |
| ANA VISAプラチナ プレミアムカード | 96,800円(税込) ※年会費改定のお知らせあり | 200円=1P ※コンビニ・飲食店最大7%、セブンは条件達成時最大10%還元 | VISA | 傷害死亡・後遺障害 最高1億円 ※治療費用500万円等、自動付帯 |
| ANA VISA Suicaカード | 初年度無料/2年目以降2,200円 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | Visa | 最高1,000万円 |
| ANAカード(学生用)VISA/マスター | 在学期間中無料 | 200円=1P ※実質還元率は変動 | Visa/Mastercard | 最高1,000万円 |
| ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | 2,200円(税込) ※初年度年会費無料 | 200円=1P ※東急百貨店等で2.5%(食品等は1%) | Mastercard | 最高1,000万円 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・カード | 7,700円(税込) | 実質変動 ※100円=1ポイント | American Express | 死亡・後遺障害最高3,000万円 ※配偶者等は最高1,000万円。治療費用等も付帯。利用付帯 |
| ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 34,100円(税込) | 100円=1P ※実質変動 | American Express | 最高1億円 ※傷害死亡・後遺障害保険金(基本カード会員) |
| 楽天ANAマイレージクラブカード | 初年度無料、2年目以降550円 ※年1回利用で2年目以降も無料 | 1% | Visa/JCB/Mastercard/American Express | 最高2,000万円 ※死亡後遺障害、利用付帯 |
| JALカード 普通カード(Visa/Mastercard) | 本会員2,200円/家族会員1,100円 ※入会後1年間無料。JALアメックスは本会員6,600円 | 実質変動 ※200円=1ポイント | Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 死亡1,000万円 ※JALアメックスは最高3,000万円等、補償内容が異なる |
| JAL・JCBカード 普通カード | 2,200円(税込) ※新規入会後1年間無料、家族会員1,100円 | — | JCB | — |
| JAL アメリカン・エキスプレス・カード 普通カード | 6,600円(税込) ※入会後1年間無料、普通カードは2,200円 | 200円=1P ※実質変動 | Visa/Mastercard/JCB/American Express | 最高1,000万円~3,000万円 |
| JALカードSuica | 2,200円(税込) ※入会後1年間無料、再入会等は対象外 | 200円=1P ※実質変動 | JCB | 最高5,000万円 ※死亡・後遺障害 |
| JALカード navi(学生専用) | 在学期間中無料 ※卒業後は普通カード扱いで年会費2,200円 | 100円=1P ※実質変動 | JCB/Mastercard/Visa | 傷害死亡最高1,000万円 ※補償期間90日間、自動付帯 |
| JAL CLUB-Aカード | 11,000円(税込) ※入会後1年間無料、提携ブランドにより20,900円等 | 200円=1P ※実質変動 | Visa/Mastercard/JCB/AMEX | 傷害死亡5,000万円 ※本会員・家族会員、補償期間90日間 |
| JAL CLUB-Aゴールドカード | 本会員17,600円/家族会員8,800円 ※提携ブランドで異なる(Suica20,900円・ダイナース34,100円等) | 実質変動 ※100円=1ポイント | Visa/Mastercard/JCB/American Express/Diners | 死亡・後遺障害最高5,000万〜1億円 ※提携ブランドにより異なる |
| JALカード プラチナ(Visa/Mastercard) | 34,100円(税込) ※JALカードSuica/AMEXは20,900円 | 200円=1P ※実質変動 | Visa/Mastercard | 最高1億円 ※家族特約対象者は1,000万円 |
| JAL・JCBカード プラチナ | 34,100円(税込) ※JAL CLUB EST入会は年会費+2,200円 | — | JCB | 最高1億円 |
| JAL・JCBカード プラチナ Pro | 77,000円(税込) | 100円=1P ※実質変動 | JCB | 傷害死亡・後遺障害 最高1億円 ※自動付帯、治療費用等は別途限度額あり |
| TOKYU CARD ClubQ JMB | 初年度無料、2年目以降1,100円(税込) ※ClubQからの切替は初年度550円 | 東急百貨店で3%(食品等除く) ※食品・レストラン・サービス施設は1.5% | Visa/Mastercard | — |
| イオンJMBカード(JMB WAON一体型) | 無料 | 実質変動 ※200円=1ポイント | Visa/Mastercard/JCB | 記載なし |
| JMBローソンPontaカードVisa | 無料 ※入会月から翌年同月まで未利用で手数料1,650円 | 0.5% ※1000円=5P | Visa | 記載なし |
| MileagePlusセゾンカード | 3,300円(税込) | 1000円=5P相当 | American Express/Visa/Mastercard | 最高3,000万円 ※利用付帯 |
| MileagePlusセゾンゴールドカード | 33,000円(税込) | 1000円=15P相当 | Visa/Mastercard/American Express | 最高5,000万円 ※家族特約あり・利用付帯 |
| デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード | 13,200円(税込) | 100円=1P ※実質還元率は変動 | American Express | 記載なし |
| Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード | 34,100円(税込) ※2025年8月21日に年会費を改定 | 実質変動 ※100円につき2ポイント | American Express | 死亡・後遺障害 最高3,000万円 ※家族最高1,000万円、利用付帯 |
| Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 82,500円(税込) ※2025年8月21日に年会費を改定 | 実質変動 ※100円につき3ポイント | American Express | 死亡・後遺障害 最高1億円 ※うち自動付帯5,000万円 |
| ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード | 年会費16,500円(税込) | — | AMEX | 傷害死亡・後遺障害最高3,000万円 ※利用付帯、配偶者等は最高1,000万円 |
| ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード | 66,000円(税込) | — | American Express | 最高1億円(利用付帯) ※旅行代金をカード決済した場合に補償 |
| アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード | 月会費1,100円(税込) ※年額換算13,200円、月会費制 | 実質変動 ※100円=1ポイント | American Express | 死亡・後遺障害 最高5,000万円 ※利用付帯、配偶者等は最高1,000万円 |
| アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード | 39,600円(税込) | 実質変動 ※100円=1ポイント | American Express | 死亡・後遺障害 最高1億円 ※利用付帯、旅行代金カード決済が条件 |
| プラチナ・カード(アメリカン・エキスプレス) | 165,000円(税込) | 100円=1P ※実質変動 | American Express | 最高1億円(自動付帯5,000万円) ※カード決済で最高1億円に増額 |
| 三井住友カード プラチナプリファード | 33,000円(税込) | 100円=1P(1%) ※海外利用は外貨ショッピング特典2% | Visa | 最高5,000万円 ※利用付帯 |
| セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 33,000円(税込) | 1000円=2P ※実質還元率は変動 | AMEX | 最高1億円 |
| セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード | 初年度無料/2年目以降11,000円 | 0.1% | AMEX | 最高5,000万円 |
| スターフライヤーJCBカード | 記載なし | 200円=1P ※実質還元率は変動 | JCB | 記載なし |
| Solaseed Airカード | 1,375円(税込) ※初年度年会費無料 | 実質変動(200円=1P) | Visa | 最高2,000万円 ※利用付帯 |
| ダイナースクラブカード | 29,700円(税込) | 実質変動 | Diners Club | 最高1億円 ※利用条件付き |
※編集部調査時点の要約です。条件・詳細は本文の各紹介と公式サイトをご確認ください。
マイルを貯めたい人におすすめのクレジットカード10選
ここからは、マイルを貯める目的に適した主要なカードを個別に紹介します。年会費無料でポイント移行から始められるものから、搭乗ボーナスの厚い提携カードまで順に見ていきましょう。
各カードについて、マイルになるまでの経路と、どういう条件の方に向くかを中心に整理します。掲載内容は執筆時点のもので、最新の条件は各カード公式サイトでご確認ください。
| JCB CARD Wの基本情報 | |
| 年会費 | 永年無料。39歳までの入会で40歳以降も年会費無料 ※39歳までの入会(18歳以上39歳以下)・40歳以降も年会費無料のまま継続可能 |
| ポイント還元率 | 最大1%(獲得 200円=2P) |
| 貯まるポイント | J-POINT |
| 国際ブランド | JCB |
| 海外事務手数料 | JCB: 1.6% ※公式FAQ 基準レート+1.6% |
| 発行スピード | ナンバーレスなら最短5分でカード番号発行。最短3営業日で発行、申し込みから約1週間でカードお届け ※ナンバーレスの場合・即時判定の受付時間は9:00AM〜8:00PM。受付時間を過ぎた場合は翌日受付扱い |
| 申込条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。一部、申し込みできない学校があります。40歳以降も年会費無料のまま継続できます |
| 電子マネー・スマホ決済 | QUICPay/Apple Pay/Google Pay/Samsung Wallet/MyJCB Pay/タッチ決済 |
| 付帯保険 | 海外旅行: 最高2,000万円(死亡・後遺障害の場合)(利用付帯) 国内旅行: 付帯なし ショッピング: 海外:最高100万円(国内:―) |
| 追加カード | 家族カード: 無料 |
📌 JCB CARD Wの特徴
✓ J-POINTが通常の2倍(還元率1.0%)
✓ Amazon・スターバックス等でポイント最大21倍(還元率最大10.5%)
✓ 39歳以下限定の申込だが、40歳以降も年会費無料で継続利用可能
👤 こんな人におすすめ: Amazonやスタバをよく使い、年会費をかけずに高還元を狙いたい39歳以下の人
JCB CARD Wは年会費永年無料(39歳までの入会が条件で、40歳以降も無料で継続可能)のカードです。国際ブランドはJCBで、貯まるのはJ-POINTになります。
ポイント還元率は1%(200円につき2ポイント)と、年会費無料カードとしては高い水準です。日常の決済でポイントを貯め、ポイントの使い道を後から選ぶスタイルに向きます(マイルへの移行可否・移行レートは公式サイトでご確認ください)。
Amazon・スターバックス等の対象店舗ではポイントが最大21倍(対象店舗・条件により変動)まで上がります。これらの利用が多い方なら、獲得ポイント数の底上げが期待できるでしょう。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円(死亡・後遺障害、利用付帯)です。利用付帯のため、旅費をこのカードで決済しないと補償の対象になりません。
海外事務手数料は1.6%(JCB基準レート+1.6%)で、Visa・Mastercard系の3.63%と比べて低い水準です。海外決済でポイントを積み増したい方には効いてきます。
カード番号は最短5分で発行(ナンバーレス限定。通常は最短3営業日で発行)されます。申込資格は18歳以上39歳以下で、本人か配偶者に安定収入があること、学生も可(高校生を除く)です。
マイルへの移行を前提とする場合、移行の可否・移行レート・移行手数料・年間移行上限はJ-POINTのプログラム規定に従います。申込前に公式サイトで条件を確認しておいてください。
| 三井住友カード(NL)の基本情報 | |
| 年会費 | 永年無料 |
| ポイント還元率 | 最大0.5%(獲得 200円=1P)、優待: 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済またはモバイルオーダー7%、条件達成でセブン‐イレブン最大10%還元10%、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでのタッチ決済で7%還元7%、マネーフォワード ME のプレミアムサービスで10%還元10% |
| 貯まるポイント | Vポイント |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard |
| 海外事務手数料 | Visa/Mastercard: 3.63% ※2024年11月1日到着売上分より2.20%→3.63%に改定 |
| 発行スピード | 最短10秒でカード番号を表示、即時発行可能。夜間帯(19:31~翌8:59)申込の場合は一時的な仮のショッピング利用枠(買物枠5万円・1回払いのみ)で発行 ※即時発行とならない場合がある・毎週月曜1:00~7:45の申込等は即時発行とならない |
| 申込条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
| 電子マネー・スマホ決済 | iD/Apple Pay/Google Pay/Google ウォレット/Samsung Wallet/タッチ決済 |
| 付帯保険 | 海外旅行: 最高2,000万円(利用付帯) 国内旅行: 公式に記載なし(確認済み) ショッピング: 付帯なし |
| 追加カード | 家族カード: 永年無料 |
📌 三井住友カード(NL)の特徴
✓ ナンバーレスデザインでカード番号盗み見を防止、高いセキュリティ性
✓ 対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済で最大7%ポイント還元
✓ 最短10秒でカード番号発行、届く前からネットショッピングに利用可能
👤 こんな人におすすめ: コンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済が日常で、番号レスの安心感と発行スピードも重視する人
三井住友カード(NL)は年会費永年無料、国際ブランドはVisaとMastercardから選べます。貯まるのはVポイントで、日常の決済を集約してポイントを積み上げる汎用ポイント型の代表格です(Vポイントの移行先・移行レートは公式サイトでご確認ください)。
基本のポイント還元率は0.5%ですが、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使うと最大7%(対象店舗・決済方法等の条件あり、上限あり)まで上がります。日常決済の集約に向くカードでしょう。
ナンバーレスデザインでカード券面に番号がなく、盗み見のリスクを抑えられます。決済手段はiD、Apple Pay、Google Pay、Google ウォレット、Samsung Wallet、タッチ決済に対応。
カード番号は最短10秒で表示・即時発行されます(夜間帯の申込は仮枠発行の場合あり)。有効期限が迫っていて早く貯め始めたい場合には、この発行スピードが効きます。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円(利用付帯)です。海外事務手数料は3.63%(2024年11月改定、旧2.20%)で、海外決済の比率が高い方は差額を考慮してください。
年間100万円の利用でゴールド(NL)への無料アップグレード案内があり、家族ポイントは最大+5%が上乗せされます。申込資格は18歳以上(高校生を除く)です。
| 楽天カードの基本情報 | |
| 年会費 | 永年無料。「年間○○円以上ご利用いただいた場合に限る。」などの条件は一切ありません。 |
| ポイント還元率 | 1%(獲得 100円=1P)、優待: 楽天市場でのお買い物(SPU 楽天カード通常分+特典分)3%、公共料金(電気・ガス・水道等)・税金・国民年金等0.2% |
| 貯まるポイント | 楽天ポイント |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard/JCB/American Express |
| 海外事務手数料 | Visa/Mastercard/JCB: 3.63%/American Express: 3.63% ※公式FAQ 3.63%(税込)。2025年3月改定 |
| 発行スピード | 約1週間でお届け |
| 申込条件 | 18歳未満、海外在住の方は申し込み不可。カード発行には所定の審査あり。 |
| 電子マネー・スマホ決済 | 楽天Edy/Apple Pay/Google Pay/タッチ決済 |
| 付帯保険 | 海外旅行: 最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害)(利用付帯) 国内旅行: 付帯なし ショッピング: 付帯なし |
| 追加カード | ETCカード: 550円(税込み)。楽天会員の会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員は無料。 |
📌 楽天カードの特徴
✓ ポイント還元率1.0%で日常の買い物でも効率よくポイントが貯まる
✓ 楽天市場でポイント最大3倍、楽天経済圏でメリット大
✓ 新規入会キャンペーン実施中(条件・進呈ポイント数は時期により変動)
👤 こんな人におすすめ: 楽天市場や楽天のサービスを日常的に使い、ポイントを楽天経済圏に集約したい人
楽天カードは年会費永年無料(利用金額等の条件なし)で、国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・American Expressの4種から選べます。国際ブランドの選択肢が広い点は、海外事務手数料や加盟店の都合で選び分けたい方に有利です。
ポイント還元率は1%で、楽天市場では3%、公共料金等は0.2%と利用先により変わります。貯まる楽天ポイントは支払い充当にも他社ポイント等への交換にも回せる汎用性が強みでしょう(楽天ポイントの交換先・交換レートは公式サイトでご確認ください)。
毎月5と0のつく日は楽天市場でポイント4倍(要エントリー等の条件あり)、楽天トラベルの事前決済は2.5倍(要エントリー)といった上乗せがあります。旅行の予約自体をポイント獲得の機会にできます。
海外旅行傷害保険は最高2,000万円(傷害死亡・後遺障害、利用付帯)です。国内旅行傷害保険とショッピング保険は付帯していません。
海外事務手数料は3.63%(2025年3月改定、税込)で、これは全ブランド共通です。ETCカードは550円(税込)で、楽天会員のランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員なら無料になります。
新規入会キャンペーンが実施される場合がありますが、条件や進呈ポイント数は時期により変動します。恒常的な還元率とは分けて考えてください。
カードは約1週間で届きます。申込資格は18歳以上の国内在住者で、海外在住の方は申し込めません(審査あり)。
ソラチカカードは、ANAマイル・J-POINT・東京メトロのメトポを1枚に集約できるカードです。国際ブランドはJCBで、初年度年会費は無料となっています(2年目以降の金額は公式サイトでご確認ください)。
ポイント還元率は0.5%(200円=1ポイント)です。数字だけ見れば控えめですが、入会・継続ボーナスが各1,000マイル付与されるため、保有し続けるだけでマイルが積み上がります。
東京メトロの乗車でメトポが付与されます(所定の手続きが必要)。通勤で地下鉄を使う方なら、決済とは別のルートでマイルの原資を増やせるでしょう。
PASMOのオートチャージと定期券機能を搭載しており、交通費の支払いを1枚にまとめられます。決済額の集約という観点でも効率的です。
海外旅行傷害保険は最高1,000万円(死亡・後遺障害の場合。付帯条件は公式サイトでご確認ください)、国内航空傷害保険も最高1,000万円(死亡・後遺障害の場合。付帯条件は公式サイトでご確認ください)です。ショッピング保険は付帯していません。
海外事務手数料は1.6%(JCB基準レート+1.6%)と低めの水準。発行は最短3営業日(申込方法により異なり、お届けまで1週間程度)です。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは年会費15,400円(税込)のゴールドカードです(マイ・ペイすリボ登録による割引特典があります)。国際ブランドはVisaとMastercardから選べます。
ポイントは200円=1ポイントで、ANAマイレージ移行可能ポイントとして貯まります。実質の還元率は移行条件により変動するため、公式の移行レートを確認してください。
このカードの要はマイル移行手数料が無料(通常6,600円)である点です。年間の移行量が多い方ほど、この免除が実質年会費を押し下げます。
入会時に2,000マイル、毎年の継続時にも2,000マイルが加算されます。搭乗ボーナスと合わせて、決済以外の積み上げルートを確保できるでしょう。
旅行傷害保険は海外・国内ともに最高5,000万円(付帯条件は公式サイトでご確認ください)、ショッピング保険は年間300万円まで(補償条件あり)です。ゴールドカード特典として空港ラウンジサービスも利用できます。
海外事務手数料は3.63%(2024年11月1日到着売上分より改定、旧2.20%)。家族カードは年会費4,400円(税込)です。
申込資格は満18歳以上で安定継続収入のある方となっており、ゴールドカード独自の審査基準が設けられています。所定の審査があるため、申込条件を満たしていても発行が確約されるものではありません。
ANAアメリカン・エキスプレス・カードは年会費7,700円(税込)で、国際ブランドはAmerican Expressです。貯まるのはメンバーシップ・リワードで、ANAマイルへの移行を前提に設計されています(移行上限・移行手数料の条件は公式サイトでご確認ください)。
ポイントは100円=1ポイントで、実質の還元率は移行条件により変動します。ANAグループの利用ではポイントが1.5倍になるため、搭乗や関連サービスの決済を集約する価値があります。
ANA搭乗ごとにボーナスマイルが付与され、空港ラウンジも利用可能です。飛行機に乗る機会が定期的にある方に噛み合う構成でしょう。
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高3,000万円(配偶者等は最高1,000万円、治療費用等も付帯、利用付帯)。国内旅行傷害保険は死亡2,000万円・後遺障害最高2,000万円(配偶者・親族は最高1,000万円、利用付帯)です。
いずれも利用付帯のため、旅行代金をこのカードで決済することが補償の条件になります。ショッピング保険は年間最高200万円(購入日から90日間補償)です。
海外事務手数料は3.5%(2025年8月改定)。家族カードは2,750円(税込)です。
JALカード 普通カードは年会費が本会員2,200円(税込)・家族会員1,100円(税込)(入会後1年間無料)で、JALマイル(JMB)が直接貯まる提携カードです。JALアメックスの場合は本会員6,600円(税込)となります。
国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・AMEXから選べます。ポイントは200円=1ポイントで、実質の還元率はコース選択や移行条件により変動します。
入会搭乗ボーナス1,000マイル、毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル、さらに搭乗ごとにフライトマイルが+10%上乗せされます。年に数回でも飛ぶなら、この搭乗系ボーナスが効いてきます。
旅行傷害保険は海外・国内ともに死亡1,000万円(付帯条件は公式サイトでご確認ください)です(JALアメックスは最高3,000万円など、ブランドにより補償内容が異なります)。
海外事務手数料はブランドにより異なり、Visa・Mastercardが3.63%、JCBが1.6%、Amexが2.0%です。海外決済が多い方はブランド選択で差がつきます。
申込資格は18歳以上(高校生を除く)で、日本に生活基盤があることが条件です。JALアメックスには安定収入要件等の別条件があります。
JAL CLUB-Aゴールドカードは年会費が本会員17,600円(税込)・家族会員8,800円(税込)のゴールドカードです(提携ブランドにより異なり、Suicaは20,900円(税込)、ダイナースは34,100円(税込))。
国際ブランドはVisa・Mastercard・JCB・American Express・Dinersから選べます。ポイントは100円=1ポイントで、普通カードの200円=1ポイントより積算のペースが上がります。
入会搭乗ボーナスは5,000マイル、毎年初回搭乗ボーナスは2,000マイル、搭乗ごとのフライトボーナスは+25%です。搭乗回数が多い方ほど、年会費との差を埋めやすくなります。
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高5,000万〜1億円(提携ブランドにより異なる。付帯条件は公式サイトでご確認ください)、国内旅行傷害保険は死亡5,000万円(付帯条件は公式サイトでご確認ください)です。空港ラウンジも利用できます(対象空港は提携ブランドにより異なり、航空会社ラウンジとは別のサービスです)。
海外事務手数料はブランドにより3.63%(Visa・Mastercard)/1.6%(JCB)/2.0%(Amex)と分かれます。家族会員は8,800円(税込)(JALダイナースカードは12,100円(税込))です。
申込資格は日本に生活基盤のある方で、提携ブランドにより年齢・収入等の条件が異なります。所定の審査があります。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カードは年会費34,100円(税込)で、2025年8月21日に年会費が改定されています。国際ブランドはAmerican Expressです。
100円につき2ポイントのMarriott Bonvoyポイントが貯まり、複数の航空会社マイルへ移行できます。貯める銘柄を後から選びたい方や、ホテルと航空券の双方に出口を持ちたい方に向く構成でしょう。
入会でゴールドエリート会員資格が自動付与され、入会・更新時に宿泊実績5泊分がプレゼントされます。年間250万円の利用で無料宿泊特典1泊分も加わります。
旅行代金の一部をホテルポイントで賄えると、その分の現金支出をマイル獲得の決済に回せます。旅行全体のコスト設計で考えると、マイル一本足より効率が出るケースもあります。
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高3,000万円(家族は最高1,000万円、利用付帯)、国内旅行傷害保険は死亡2,000万円・後遺障害最高2,000万円(利用付帯)です。ショッピング保険は年間最高200万円(購入日から90日間補償)。
海外事務手数料は3.5%(2025年8月1日改定)。家族カードは1枚目無料、2枚目以降17,050円(税込)です。
申込にはMarriott Bonvoy会員番号が必要になります。カードは本人限定受取郵便で郵送され、約3週間経過しても届かない場合は問い合わせが必要です。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは年会費39,600円(税込)です。国際ブランドはAmerican Expressで、100円=1ポイントのメンバーシップ・リワードが貯まります。
メンバーシップ・リワードは提携航空会社の選択肢が広く、複数のマイレージプログラムへ移行できます。行き先や航空会社を状況に応じて選び直したい方に噛み合うでしょう。
年間200万円以上の利用で無料宿泊券が継続特典として付与され、プライオリティ・パスや空港ラウンジ、手荷物無料宅配サービスも利用できます。旅行の頻度が高い方ほど、年会費に対する回収率が上がります。
海外旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高1億円(利用付帯、旅行代金のカード決済が条件)、国内旅行傷害保険は死亡・後遺障害で最高5,000万円(同条件)です。
ショッピング保険は年間最高500万円(購入日から90日間、1回1万円の免責あり)。海外事務手数料は3.5%(2025年8月1日改定)です。
家族カードは2枚まで無料、3枚目以降は19,800円(税込)となります。家族の決済を集約してポイントをまとめたい場合、この無料枠が効いてきます。
年会費は本当に元が取れる?決済額別の損益分岐
マイル目的でカードを選ぶとき、「年会費が高いカードほどマイルが貯まる」と考えるのは早計です。年会費は空港ラウンジ・手厚い保険・搭乗ボーナス・移行手数料の免除といった特典を実際に使い切って、はじめて元が取れます。

判断に必要なのは、自分の年間決済額と搭乗回数という実額です。ここでは、無料カードでどこまで届くか、有料カードで何が上乗せされるかを順に整理します。
年会費無料でもポイント還元率1%のカードは複数あり、決済分のポイントをマイルに移行できるプログラムであれば十分に積み上がります。JCB CARD W・楽天カードはいずれも還元率1%(利用先により変動)です。
年間120万円を還元率1%で決済すれば12,000ポイント。移行レートが1ポイント=1マイル相当なら、年会費ゼロで12,000マイル相当が積み上がる計算になります。
この水準で国内線の特典航空券に手が届くケースはあります。
初めてマイルを貯める方や、搭乗機会が年1回程度の方なら、無料カードで足りることが多いでしょう。
一方、無料カードには搭乗ボーナスがなく、移行レートが目減りする場合や年間移行上限が設定される場合があります。目標が国際線の長距離や上位クラスに及ぶと、この制約が効いてきます。
有料カードで上乗せされるのは、還元率だけではありません。金額換算できる要素を分けて数えると、損益が見えてきます。
| 上乗せ要素 | 内容の例 | 金額換算の考え方 |
| 移行手数料の免除 | ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは移行手数料無料(通常6,600円) | 年6,600円相当 |
| 入会・継続ボーナス | 同カードは入会時+2,000マイル、継続時+2,000マイル | マイル価値×2,000 |
| 搭乗ボーナス | JAL CLUB-Aゴールドカードはフライトボーナス+25% | 年間フライトマイル×0.25 |
| 積算率の向上 | JALカード普通200円=1P → CLUB-Aゴールド100円=1P | 決済額×レート差 |
| 空港ラウンジ | ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード等で利用可 | 1回あたりの利用料×回数 |
| 旅行傷害保険 | ゴールド帯は補償額が大きい(利用付帯が中心) | 別途保険加入時の保険料相当 |
保険はほとんどが利用付帯です。
旅行代金をそのカードで決済しなければ補償されないため、使い方まで含めて価値を見積もってください。
年会費の元が取れるかは、決済額と搭乗回数の掛け算で決まります。おおまかな目安として、次のように整理できます。
| 年間決済額 | 年間搭乗回数 | 選択の目安 |
| 〜100万円 | 0〜1回 | 年会費無料カードで十分 |
| 〜100万円 | 2回以上 | 年会費2,200円(税込)前後の提携一般カード |
| 100〜300万円 | 0〜1回 | 年会費無料カード+移行条件の良い1枚 |
| 100〜300万円 | 2回以上 | ゴールド帯(移行手数料免除・搭乗ボーナスで回収) |
| 300万円〜 | 4回以上 | ゴールド以上(積算率・ラウンジ・保険まで使い切る) |
この表は考え方の型であり、実際の損益はカードごとの条件で変わります。自分の決済額と搭乗回数を当てはめて検算するのが確実でしょう。
特に見落としがちなのが、特典を使わなければ価値がゼロになる点です。
ラウンジも無料宿泊特典も、使わなければ年会費は純粋な支出になります。
ポイント移行に手数料がかかるプログラムでは、年会費に手数料を足した額が実質のコストになります。移行を毎年行う前提なら、この足し算を忘れないでください。
ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードは年会費15,400円(税込)ですが、通常6,600円のマイル移行手数料が無料です。手数料のかかる下位カードとの実質差は、年会費の額面差より縮まります。
逆に、年会費が安くても毎年6,600円の移行手数料を払うなら、実質コストはその分上がります。額面の年会費だけで比べると判断を誤るポイントです。
移行手数料の有無と金額はプログラムにより異なります。申込前に、自分が使う移行ルートの手数料条件を公式サイトで確認しておきましょう。
有効期限までに目標マイルへ届く?時間から考える貯め方
マイルには有効期限があり、貯まるスピードだけでなく「期限内に届くか」という時間軸の判断が必要です。特に期限が迫っている場合、移行の実務が足かせになることがあります。

ここでは、期限のしくみと、駆け込みで詰まりやすい移行日数・最低移行単位を整理します。
マイルは一般に、積算された月から一定期間が経過すると失効します。期限は積算の都度カウントされるため、古いマイルから順に消えていく形です。
つまり「合計は目標に近いのに、古い分から失効して届かない」という事態が起こりえます。残高の合計だけでなく、いつ失効する分がいくらあるかを把握してください。
有効期限のルールは航空会社およびプログラムごとに異なり、上位会員資格の有無で扱いが変わる場合もあります。自分のプログラムの規定を公式サイトで確認するのが確実です。
カードのポイント側にも有効期限があります。
ポイントのまま置いておくとポイント側が先に失効するケースもあるため、両方の期限を並べて管理しましょう。
ポイントからマイルへの移行は即時ではありません。申請から実際にマイル口座へ反映されるまで、一定の日数がかかるのが一般的です。
期限直前に移行を申請しても、反映が期限後になれば間に合いません。特典航空券の予約時期から逆算して、余裕を持ったスケジュールを組んでください。
もう一つの壁が最低移行単位です。
「1,000ポイント単位」のような刻みがある場合、端数のポイントは移行できず残ります。
年間の移行上限が設定されているプログラムでは、まとめて移行しようとしても上限で止まります。移行レート・移行手数料・年間移行上限・所要日数はカードとプログラムにより異なるため、事前に条件を確認しておきましょう。
入会時のボーナスマイルやキャンペーン特典は、所定の条件達成が必要な期間限定の上乗せです。恒常的な還元率とは分けて試算する必要があります。
たとえば入会ボーナス2,000マイルは初年度のみで、2年目以降の積み上げペースには含まれません。初年度の数字だけで「この調子なら届く」と判断すると、翌年に計算が崩れます。
継続ボーナスは毎年付与されるため、こちらは恒常的な要素として計上できます。ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードの継続時2,000マイルなどが該当します。
試算するときは、初年度と2年目以降を分けた表を作ると見通しが立ちます。キャンペーンの内容・実施有無は時期により変動する点も踏まえてください。
期限が迫っている場合の手順は、まず失効する分と不足分を正確に数えることから始まります。数字が出ないまま焦って動くと、手数料や上限で無駄が出ます。
次に、移行に必要な日数を差し引いた「実質のタイムリミット」を出します。ここが本当の締切です。
そのうえで、すでに保有しているポイントで移行できる分を先に確定させます。新規入会よりも、手元の資産を動かすほうが速いケースは多いでしょう。
新たにカードを作る場合は、発行スピードが効きます。三井住友カード(NL)は最短10秒でカード番号を表示・即時発行(夜間帯申込は仮枠発行の場合あり)、JCB CARD Wは最短5分でカード番号発行(ナンバーレス限定。通常は最短3営業日で発行)です。
最後に、提携モールやキャンペーンで上乗せできる分を確認します。ただし特典航空券は座席数に限りがあり、必要マイル数を保有していても希望の日程・路線・クラスで予約できるとは限りません。
飛行機に乗らずにマイルを積み増す方法
搭乗実績に頼らずマイルを積み増す手段は複数あります。不足分をどう埋めるかという設計において、これらを組み合わせるかどうかで到達スピードが変わります。

それぞれ獲得効率と手間のバランスが異なるため、自分が続けられる範囲で選ぶのが現実的でしょう。
各カード会社やマイレージプログラムは、提携のオンラインモールを運営しています。モールを経由してネット通販を利用すると、通常のポイントに加えて上乗せ分が獲得できる仕組みです。
普段の買い物の入口を変えるだけなので、追加の支出は発生しません。
ネット通販の利用が多い方ほど効果が出やすい手段です。
上乗せ率はショップやキャンペーン時期によって変動します。高い倍率が常に適用されるわけではないため、購入前に条件を確認してください。
経由の記録が残らないと上乗せが付かない場合があります。
ブラウザの設定や別アプリからの遷移には注意が必要です。
決済額そのものを増やせないなら、分散している支払いを1枚にまとめる方法があります。公共料金・通信費・保険料・サブスクリプションなどの固定費が対象です。
固定費は毎月自動で発生するため、一度設定すれば手間なく積み上がります。年間で見ると無視できない額になるでしょう。
ただし公共料金や一部の支払いは、通常より還元率が下がる場合があります。楽天カードは公共料金等が0.2%(通常は1%)となっており、還元率の扱いはカードにより異なります。
税金の納付にカード決済を使う場合、決済手数料がかかることがあります。
獲得マイルの価値と手数料を比べて判断してください。
家族カードを使うと、家族の決済分も本会員のポイント口座に集約できます。分散を避けて1つの銘柄に積み上げるという原則にも合致する手段です。
年会費無料の家族カードなら、追加コストなしで決済額を増やせます。
JCB CARD Wの家族カードは無料、三井住友カード(NL)の家族カードは永年無料です。
有料カードでも無料枠があるケースがあります。アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは家族カード2枚まで無料(3枚目以降は19,800円(税込))です。
三井住友カード(NL)には家族ポイントとして最大+5%の上乗せもあります。家族単位で1枚に寄せる価値は小さくありません。
カード会社やマイレージプログラムは、期間限定のキャンペーンを実施することがあります。エントリー制のものが多く、事前登録を忘れると対象外になります。
楽天カードの「毎月5と0のつく日は楽天市場でポイント4倍」や、楽天トラベル事前決済2.5倍(要エントリー)などが例です。実施条件や倍率は時期により変動します。
キャンペーンによる上乗せは一時的なものです。
恒常的な還元率と混ぜて年間の試算に入れると、見通しが甘くなります。
クレカ積立をポイント獲得の手段に使う場合もありますが、投資には元本損失のリスクがあります。ポイント獲得だけを目的に投資額を決めるのは避けてください。
マイルは1マイル=いくらと固定されたポイントではありません。何に交換するかで、1マイルあたりの価値が大きく変動します。

この性質を理解すると、「必要マイル数が多いから不利」という見方が変わります。上位クラス狙いなら、必要数の多さが実質価値の高さと表裏一体になるからです。
マイルの交換先には、特典航空券のほか、座席のアップグレード、提携ポイントへの交換、商品や電子マネーへの交換などがあります。
一般に、特典航空券への交換が最も価値を引き出しやすい使い道とされます。
特に国際線の長距離路線で、この傾向が強くなります。
逆に、商品交換や電子マネーへの交換は、1マイルあたりの価値が下がる傾向にあります。使い道に困って交換すると、貯めた労力に見合わない結果になりがちです。
実際の価値は、同じ区間の航空券の販売価格を必要マイル数で割ると概算できます。自分が狙う路線で一度計算しておくと、貯める価値の判断がつきます。
ビジネスクラスやファーストクラスの特典航空券は、必要マイル数がエコノミーの数倍になります。ただし航空券の販売価格はそれ以上の差があるため、1マイルの実質価値は上がります。
この前提に立つと、貯め方の設計も変わります。年間の目標マイル数が大きくなるため、年会費が高くても積算率や移行条件の良いカードが有利になりやすいでしょう。
JAL CLUB-Aゴールドカードの100円=1ポイント、ANAアメリカン・エキスプレス・カードの100円=1ポイントのように、積算の刻みが細かいカードは決済額が大きいほど差が出ます。
移行上限の有無も重要になります。年間で大量のマイルを積む前提なら、上限に当たらない経路を選んでおかないと計画が止まります。
マイルを必要数貯めても、特典航空券は座席数に限りがあります。希望の日程・路線・クラスで予約できるとは限りません。
特に長期休暇の時期や人気路線は、予約開始と同時に枠が埋まることもあります。上位クラスの特典枠は、そもそも設定数が少ない傾向にあります。
対策としては、予約開始日を把握して早めに動くこと、日程に幅を持たせること、提携航空会社便も選択肢に入れることが挙げられます。
この制約があるため、「必要マイル数ちょうど」を目標にすると身動きが取れません。多少の余裕を見込んで貯めておくと、日程の選択肢が広がります。
ここまでの前提が崩れるのが、飛行機にほとんど乗らない場合です。マイルは失効リスクがあり、使い道が航空関連に偏るため、通常のポイントより不利になることがあります。
年に1回も飛ばない、行き先も決まっていないという状況なら、支払いに充当できる汎用ポイントのほうが確実に使い切れるでしょう。
楽天カードの楽天ポイントや三井住友カード(NL)のVポイントは、支払い充当をはじめ複数の使い道を選べます。出口を後から決められる点が保険になります(交換先・交換レートは公式サイトでご確認ください)。
ポイントの実質価値は、還元率だけでなく有効期限と交換のしやすさで決まります。使い切れるかどうかという出口の視点で選ぶと、判断を誤りにくくなります。
マイル目的でカードを選ぶときに気をつけたいこと
マイルの計算に集中していると見落としがちな注意点があります。申込前に確認しておきたい項目を整理しました。
ポイント・マイルの還元率は、利用先や決済方法、キャンペーンの適用状況によって変動します。表示されている高い数値が、すべての決済に適用されるわけではありません。
三井住友カード(NL)は基本のポイント還元率0.5%で、対象のコンビニ・飲食店でスマホのタッチ決済を使った場合に上限まで上乗せされます。楽天カードは基本1%ですが、公共料金等は0.2%です。
多くの優遇には獲得上限が設けられています。
上限を超えた分は基本還元率に戻るため、試算には基本還元率を使うほうが安全でしょう。
ポイントには有効期限が設定されている場合があります。貯めっぱなしにせず、期限内に移行または利用する計画を立ててください。
年会費が「初年度無料」「条件付き無料」となっているカードでは、2年目以降の金額と適用条件を必ず確認してください。
JCB CARD Wの年会費永年無料には、39歳までの入会という条件があります(40歳以降も無料で継続可能)。JALカード 普通カードは入会後1年間が無料で、その後は本会員2,200円(税込)です。
リボ払いの登録を条件とする年会費割引もあります。ANA VISA/マスター ワイドゴールドカードのマイ・ペイすリボ登録による割引特典がこれにあたります。
リボ払いは利用残高に対して手数料(実質年率)が発生し、支払回数が延びるほど支払総額が増えます。実質年率は各社・各コースで異なるため、割引額と支払う手数料を比べたうえで判断し、申込前に公式サイトの手数料率を必ずご確認ください。
クレジットカードの申込には、年齢・収入等の条件および所定の審査があります。条件を満たしていても、発行が確約されるものではありません。
JCB CARD Wは18歳以上39歳以下(本人か配偶者に安定収入、学生可・高校生を除く)、三井住友カード(NL)は18歳以上(高校生を除く)といった具合に、カードごとに条件が異なります。
楽天カードは18歳以上の国内在住者が対象で、海外在住の方は申し込めません。ゴールド帯には安定継続収入などの独自基準が設けられています。
申込フォームの記入方法(年収欄の定義など)はカード会社ごとに異なります。
各社の申込画面の案内に従って入力してください。
複数の航空会社マイルに分散して貯めると、原則として合算できず、どれも特典航空券の必要数に届かない状態になりがちです。
ANA系とJAL系の両方のカードを持つこと自体は可能ですが、決済のメインは1つに寄せるのが基本方針になります。
ポイント移行型のカードを複数持つ場合も同様です。最終的な移行先を1つに揃えれば、分散のデメリットは避けられます。
また、移行の年間上限により想定どおり積み増せない場合があります。複数カードで補う設計にするなら、それぞれの上限も確認しておきましょう。
貯まります。年会費無料でもポイント還元率1%のカードがあり、貯めたポイントをマイルへ移行できるプログラムであれば積み上げられます。
ただし搭乗ボーナスは付かず、移行レートや年間移行上限に制約がある場合があります。国際線の長距離や上位クラスを狙う場合は、有料カードとの差が出やすくなります。
同一のマイレージプログラムに移行すれば、最終的に1つの口座にまとまります。異なる航空会社のマイルは原則として合算できません。
複数カードを使う場合は、移行先を1つの銘柄に揃えるのが前提です。それぞれの移行条件と年間上限も確認しておいてください。
移行は即時ではなく、申請から反映まで一定の日数がかかります。所要日数はカードとプログラムにより異なります。
期限直前の申請は間に合わないおそれがあります。最低移行単位や移行手数料の条件と併せて、各公式サイトで事前に確認しましょう。
持つこと自体は可能です。ただしマイルは合算できないため、決済のメインをどちらに寄せるかは決めておくべきでしょう。
就航路線の都合で両方使う場合でも、貯める銘柄は一方に固定し、もう一方は搭乗時のフライトマイル獲得に絞るといった役割分担が現実的です。
まず、いつ失効する分がいくらあるかを確認します。合計残高ではなく、期限別の内訳を見るのが要点です。
必要数に届かない場合は、提携ポイントや商品への交換で使い切る選択もあります。1マイルの価値は下がりますが、失効よりは実利が残るでしょう。
座席のアップグレード、提携ポイントへの交換、商品や電子マネーへの交換などがあります。使い道はプログラムにより異なります。
ただし特典航空券以外は1マイルあたりの価値が下がる傾向にあります。飛ぶ予定が立たない場合は、そもそも汎用ポイントで貯めるほうが確実です。
マイル目的のカード選びは、行きたい路線と時期から必要マイル数を出すところから始まります。目標が決まれば、年間決済額でどこまで埋まるかが計算できます。
次に、貯める銘柄をANA系・JAL系のどちらか一方に固定します。マイルは航空会社ごとに別々に貯まるため、分散させるとどれも使える水準に届きません。
そのうえで、搭乗ボーナスの効く直接積算型か、出口の自由度が残るポイント移行型かを選びます。年に数回でも飛ぶなら前者、決済中心なら後者が基本線です。
最後に、自分の年間決済額で年会費の元が取れるかを検算してください。移行手数料の免除や継続ボーナスまで足し合わせると、額面の年会費だけで比べたときとは違う答えが出ることがあります。
特典航空券には座席数の制約があり、必要マイル数を保有していても希望どおり予約できるとは限りません。余裕を持った計画と、期限の管理をセットで進めましょう。掲載情報は執筆時点のもので、最新の条件は各カード公式サイトでご確認ください。

※本記事に記載の料金は2026年8月5日時点のものです(特記なき限り税込)。最新の料金・条件は各カード会社公式サイトをご確認ください。
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