楽天証券マネーブリッジとは|メリットと注意点を解説

「ネオモバイル証券で投資を始めようと思っていたのに、サービスが終了していた…」そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。
ネオモバイル証券は、Tポイントで株が買えるユニークなサービスとして人気を集めていましたが、2024年にSBI証券と統合され、新規口座開設ができなくなりました。
しかし、ネオモバイル証券が提供していた「少額投資」や「ポイント投資」は、現在も他の証券会社で実現できるんです。
この記事では、ネオモバイル証券のサービス終了の経緯と、同じような投資スタイルを実現できる代替証券会社を詳しく解説します。あなたに最適な証券会社選びの参考にしてください。
目次
ネオモバイル証券とは?サービスの特徴と終了の経緯
ネオモバイル証券は、SBIネオモバイル証券株式会社が運営していたスマートフォン専用の証券サービスです。2019年4月にサービスを開始し、Tポイントで株式投資ができる画期的なサービスとして注目を集めました。
ネオモバイル証券の特徴
Tポイントで1株から株式投資が可能
月額220円(税込)で月50万円まで実質無料
毎月200ポイントのTポイント付与
実質的な負担は月20円程度
ネオモバイル証券の最大の特徴は、Tポイントを使って1株単位で株式を購入できる「S株(単元未満株)」サービスでした。通常の株式投資では100株単位での購入が基本ですが、ネオモバでは数百円から投資を始められる点が魅力でした。
また、月額220円(税込)のサービス利用料で、月50万円までの取引が実質無料になる料金体系も初心者に優しい設計でした。毎月200ポイントのTポイントが付与されるため、実質的な負担は月20円程度という低コストも人気の理由でした。
2024年、ネオモバイル証券はSBI証券と統合されることが発表されました。これは、SBIグループ全体の経営効率化とサービス品質向上を目的とした戦略的な判断でした。
既存のネオモバイル証券ユーザーは、SBI証券への口座移管手続きを行うことで、引き続き投資を継続できる仕組みが用意されました。ただし、新規での口座開設は受け付けていません。
ネオモバイル証券の代替となる証券会社の選び方
ネオモバイル証券が提供していたサービスは、現在も他の証券会社で同様に利用できます。代替証券会社を選ぶ際は、以下のポイントを確認しましょう。
SBI証券の「S株」、楽天証券の「かぶミニ®」、マネックス証券の「ワン株」などが代表的なサービスです。
ネオモバイル証券の「S株」のように、1株単位で株式を購入できるサービスを提供している証券会社を選びましょう。
単元未満株サービスを利用すれば、数百円から有名企業の株式に投資できるため、初心者や少額投資を希望する方に最適です。取扱銘柄数も証券会社によって異なるため、投資したい銘柄が取引できるか確認しておきましょう。
ネオモバイル証券のTポイント投資のように、ポイントを活用した投資ができる証券会社を選ぶのも一つの方法です。SBI証券ではVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALポイント・PayPayポイントの5種類、楽天証券では楽天ポイントを投資に利用できます。
ポイント投資は、現金を使わずに投資体験ができるため、リスクを抑えて投資を始めたい方におすすめです。また、日常の買い物で貯まったポイントを有効活用できる点も魅力です。
SBI証券と楽天証券は、現物取引の手数料が原則無料です。
ネオモバイル証券は月額220円で月50万円まで実質無料という料金体系でしたが、現在の主要ネット証券では現物取引の手数料が原則無料になっているケースが多くなっています。
単元未満株取引の手数料も、証券会社によって異なるため、取引スタイルに合わせて比較検討しましょう。
ネオモバイル証券のサービス内容を引き継ぐ形で、同様の投資スタイルを実現できる証券会社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券の特徴
口座数約1,500万口座と国内最大級
「S株」サービスで約3,500銘柄の単元未満株取引が可能
5種類のポイントが貯まる・使える
現物取引の手数料は原則無料
SBI証券は、ネオモバイル証券と統合した証券会社であり、ネオモバユーザーの受け皿としても機能しています。口座数は約1,500万口座と国内最大級で、取扱商品の豊富さと使いやすさが特徴です。
「S株」サービスでは約3,500銘柄の単元未満株取引が可能で、ネオモバイル証券の「S株」と同じ名称・同じ仕組みで投資できます。現物取引の手数料は原則無料で、コストを抑えた投資が実現できます。
また、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALポイント・PayPayポイントの5種類のポイントが貯まる・使えるため、ポイント投資の選択肢も豊富です。投資信託は約2,600本、米国株は約5,000銘柄と取扱商品も充実しており、投資の幅を広げたい方にも最適です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約13,000,000口座 ※2025年11月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄 ※2025年2月28日時点 ※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券の特徴
楽天経済圏を活用したポイント投資が魅力
「かぶミニ®」サービスで約2,100銘柄の単元未満株取引が可能
楽天ポイントを使った投資が可能
現物取引の手数料は原則無料
楽天証券は、楽天経済圏を活用したポイント投資が魅力の証券会社です。口座数は約1,300万口座で、SBI証券に次ぐ国内第2位の規模を誇ります。
「かぶミニ®」サービスでは約2,100銘柄の単元未満株取引が可能で、楽天ポイントを使った投資もできます。楽天カードや楽天市場を日常的に利用している方なら、貯まったポイントを投資に回すことで効率的な資産形成が可能です。
現物取引の手数料は原則無料で、投資信託は約2,550本、米国株は約4,500銘柄と取扱商品も充実しています。楽天経済圏のユーザーには特におすすめの証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券の特徴
米国株取引に強み
「ワン株」サービスで約1,500銘柄の単元未満株取引が可能
マネックスポイントやdポイントが貯まる・使える
米国株は約5,000銘柄と国内トップクラス
マネックス証券は、米国株取引に強みを持つ証券会社です。「ワン株」サービスでは約1,500銘柄の単元未満株取引が可能で、少額投資を始めたい方に適しています。
マネックスポイントやdポイントが貯まる・使えるポイントプログラムも用意されており、ポイント投資も可能です。米国株は約5,000銘柄と国内トップクラスの取扱数で、米国株投資に興味がある方には特におすすめです。
投資信託は約1,800本、IPO実績は年間54銘柄(2024年実績)と、幅広い投資ニーズに対応できる証券会社です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券の特徴
25歳以下の株式取引手数料が無料
50万円/日までは無料の料金体系
初心者向けのサポート体制が充実
松井証券ポイントが貯まる
松井証券は、25歳以下の株式取引手数料が無料という独自のサービスを提供している証券会社です。若年層の投資デビューを応援する姿勢が特徴で、初心者向けのサポート体制も充実しています。
現物取引は50万円/日までは無料、信用取引も50万円/日までは無料という料金体系で、少額投資を始めたい方に適しています。投資信託は約1,900本、米国株は約4,900銘柄と取扱商品も豊富です。
松井証券ポイントが貯まるポイントプログラムもあり、ポイントを投資信託の購入に充てることができます。サポート体制が充実しているため、投資初心者にもおすすめです。
ネオモバイル証券ユーザーがSBI証券に移行する際の注意点
ネオモバイル証券の既存ユーザーがSBI証券に移行する場合、いくつかの注意点があります。
移管手続き中は取引ができない期間が発生する可能性があるため、保有株式の状況や市場環境を考慮してタイミングを決めることが大切です。
ネオモバイル証券からSBI証券への口座移管は、SBI証券が用意した専用の手続きに従って行います。移管手続きには一定の期間がかかるため、余裕を持って手続きを進めましょう。
手続きの詳細は、SBI証券の公式サイトで最新情報を確認してください。
ネオモバイル証券は月額220円(税込)のサービス利用料で月50万円までの取引が実質無料でしたが、SBI証券では現物取引の手数料が原則無料となっています。
単元未満株(S株)の取引には別途手数料がかかる場合があるため、取引スタイルに応じた手数料体系を事前に確認しておきましょう。
月額固定の料金ではなくなるため、取引頻度によってはコストが変わる可能性があります。
ネオモバイル証券ではTポイントが貯まる・使えるサービスでしたが、SBI証券ではVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALポイント・PayPayポイントの5種類から選択できます。
Tポイント(現在はVポイントに統合)も引き続き利用できますが、ポイントプログラムの仕組みが変わるため、どのポイントを貯めるか事前に決めておくとスムーズです。
少額投資・ポイント投資を始める際のポイント
ネオモバイル証券の代替証券会社で少額投資やポイント投資を始める際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
少額投資を始める前に、投資の目的を明確にしましょう。「投資の練習をしたい」「長期的な資産形成を目指したい」「配当金を受け取りたい」など、目的によって適した投資スタイルが変わります。
目的が明確になれば、どの銘柄に投資すべきか、どのくらいの期間保有すべきかが見えてきます。金融庁も、長期・積立・分散投資の重要性を推奨しています。
少額投資であっても、複数の銘柄に分散して投資することでリスクを軽減できます。単元未満株サービスを活用すれば、少額でも複数の銘柄に投資できるため、分散投資を実践しやすくなります。
業種や地域を分散させることで、特定の企業や市場の影響を受けにくくなります。投資信託を活用すれば、1つの商品で自動的に分散投資ができる点も初心者には魅力です。
2024年から新NISA制度がスタートし、非課税保有限度額が1,800万円に拡大されました。つみたて投資枠と成長投資枠の2種類があり、年間投資枠はつみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円となっています。
NISA口座で投資すれば、運用益が非課税になるため、効率的な資産形成が可能です。少額投資を始める際は、NISA口座の開設も検討しましょう。
ネオモバイル証券は2024年にSBI証券と統合され、新規口座開設はできなくなりましたが、少額投資やポイント投資は他の証券会社でも十分に実現できます。
SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券など、単元未満株サービスとポイント投資を提供している証券会社を選べば、ネオモバイル証券と同じような投資スタイルを継続できます。
証券会社選びでは、単元未満株の取扱銘柄数、ポイントプログラムの種類、手数料体系、取扱商品の充実度などを比較検討し、ご自身の投資スタイルに合った証券会社を選びましょう。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。
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