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住宅ローンを検討していると、住信SBIネット銀行の名前を目にすることが多いのではないでしょうか。
業界でも低水準の金利と充実した団信保障が魅力ですが、本当に自分に合った住宅ローンなのか不安に感じている方も多いはずです。
この記事では、住信SBIネット銀行の住宅ローンについて、最新の金利情報から団信の詳細、手数料、メリット・デメリットまで徹底的に解説します。
他のネット銀行との比較や審査の流れもわかりやすくまとめているので、住宅ローン選びの判断材料として活用してください。
この記事を読めば、住信SBIネット銀行の住宅ローンが自分に合っているかどうかが明確になります。
目次
住信SBIネット銀行の住宅ローンとは?
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利と充実した保障が特徴の住宅ローンです。
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資するネット銀行として、高い信頼性を持ちながらも、店舗を持たないことでコストを抑え、魅力的な金利を実現しています。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で設立したインターネット専業銀行です。
2007年に営業を開始し、預金や住宅ローン、カードローンなど幅広い金融サービスを提供しています。
住宅ローンの取扱実績は9兆円を超え、多くの利用者から支持されています。
ネット銀行でありながら、全国のSBIマネープラザで対面相談も可能な点が特徴です。
住信SBIネット銀行の住宅ローンには、大きく3つの特徴があります。
住信SBIネット銀行の3つの特徴
1. 低水準の金利
2. 「スゴ団信」と呼ばれる充実した団信保障が無料
3. WEBで手続きが完結する利便性
変動金利は年0.298%からと、他のネット銀行と比較しても低い水準を維持しています。
全疾病保障や3大疾病50%保障が金利上乗せなしで利用できるのは大きなメリットです。
仮審査から契約まで、すべてオンラインで完結できるため、忙しい方でも手軽に申し込めます。
住信SBIネット銀行の住宅ローン取扱実績は、累計で9兆円を超えています。
2023年度の新規貸出額も好調で、多くの方に選ばれている実績があります。
また、三井住友信託銀行という大手信託銀行とSBIホールディングスという金融大手が出資していることから、経営基盤も安定しています。
預金保険制度の対象でもあるため、万が一の場合でも1,000万円までの預金は保護されます。
住宅ローンを選ぶ上で最も重要なのが金利です。
住信SBIネット銀行では、変動金利、固定金利、フラット35(保証型)の3つの金利タイプを用意しており、それぞれに特徴があります。
住信SBIネット銀行の変動金利は、年0.298%からとなっています(WEB申込コース、2024年12月時点)。
これは低水準の金利で、他のネット銀行と比較しても非常に低い水準です。
変動金利は、市場金利の動向に応じて半年ごとに見直されるため、将来的に金利が上昇するリスクがあります。
ただし、現在の低金利環境では、固定金利よりも総返済額を抑えられる可能性が高いのが魅力です。
審査結果によっては金利が上乗せされる場合もあるため、実際の適用金利は審査後に確定します。
住信SBIネット銀行では、固定金利特約型の住宅ローンも提供しています。
固定期間は2年、3年、5年、7年、10年、15年、20年、30年、35年から選択可能です。
例えば、固定10年の金利は年1.5%程度(2024年12月時点)となっています。
固定金利は、一定期間金利が変わらないため、返済計画が立てやすく、金利上昇リスクを回避できるメリットがあります。
ただし、変動金利と比較すると金利水準は高めに設定されています。
住信SBIネット銀行は、フラット35(保証型)も取り扱っています。
フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期間固定金利の住宅ローンです。
保証型は、買取型と比較して金利が低く設定されているのが特徴です。
2024年12月時点で、年1.5%程度の金利水準となっています。
フラット35の最大のメリットは、借入時から完済まで金利が変わらない安心感です。
団信への加入が任意であるため、健康上の理由で団信に加入できない方でも利用できます。ただし、団信に加入しない場合、万が一の際の保障がないため注意が必要です。
住信SBIネット銀行では、WEB申込コースと対面相談コースの2つの申込方法があります。
WEB申込コースは、すべての手続きをオンラインで完結するコースで、最も低い金利が適用されます。
一方、対面相談コースは、SBIマネープラザで専門スタッフに相談しながら手続きを進めるコースです。
対面相談コースの場合、WEB申込コースよりも金利が年0.2%程度上乗せされます。
例えば、WEB申込コースで年0.298%の場合、対面相談コースでは年0.5%程度になります。
金利差による総返済額の違いは大きいため、基本的にはWEB申込コースがおすすめですが、住宅ローンが初めてで不安な方は、対面相談コースも検討する価値があります。
スゴ団信の保障内容
住信SBIネット銀行の住宅ローンの大きな魅力の一つが、「スゴ団信」と呼ばれる充実した団信保障です。
他の銀行では有料オプションとなることが多い保障が、金利上乗せなしで利用できます。
基本の団信保障は、すべての住宅ローン利用者に付帯します。
死亡または所定の高度障害状態になった場合、住宅ローン残高が全額保険金で返済されます。
この基本保障は、ほぼすべての金融機関で提供されている標準的な内容です。
住信SBIネット銀行では、この基本保障に加えて、全疾病保障と3大疾病50%保障が無料で付帯するのが大きな特徴となっています。
3大疾病50%保障は、がん、急性心筋梗塞、脳卒中の3大疾病で所定の状態になった場合、住宅ローン残高の50%が保険金で返済される保障です。
がんと診断された場合は、診断確定時点で保障が適用されます。
急性心筋梗塞と脳卒中については、所定の状態が60日以上継続した場合、または所定の手術を受けた場合に保障されます。
50%の保障により、治療費や生活費の負担を軽減しながら、残りの住宅ローンを返済していくことができます。
この保障が金利上乗せなしで付帯するのは、住信SBIネット銀行の大きなメリットです。
全疾病保障は、8大疾病(3大疾病+5つの重度慢性疾患)やケガ・病気で就業不能状態が継続した場合に、住宅ローン残高が保険金で返済される保障です。
就業不能状態が12ヶ月を超えて継続した場合、住宅ローン残高の全額が保障されます。
また、就業不能状態が1ヶ月を超えた場合、毎月の返済額が最長11ヶ月間保障されます。
重要なのは「12ヶ月継続」という条件です。就業不能状態が11ヶ月で回復した場合や、断続的に就業不能になった場合は、全額保障の対象外となります。この適用条件のハードルは高く、実際に全額保障を受けられるケースは限定的と言えるでしょう。
スゴ団信には、年齢制限と健康状態による加入条件があります。
団信に加入できるのは、借入時の年齢が満18歳以上満65歳以下の方です。
また、健康状態について告知が必要で、過去の病歴や現在の健康状態によっては加入できない場合があります。
特に、がんや心疾患、脳血管疾患などの既往歴がある場合、審査が厳しくなる傾向があります。団信に加入できない場合、住宅ローン自体の利用が難しくなるため、事前に健康状態を確認しておくことが重要です。
フラット35を選択すれば、団信への加入は任意となるため、健康上の理由で団信に加入できない方でも住宅ローンを利用できます。
手数料と諸費用
住宅ローンを借りる際には、金利以外にもさまざまな手数料や諸費用がかかります。
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、どのような費用が必要で、どの費用が無料なのかを詳しく見ていきましょう。
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、事務手数料として借入金額の2.2%(税込)が必要です。
この事務手数料は、借入時に一括で支払う必要があります。
他のネット銀行も同様の手数料体系を採用しているケースが多く、業界標準と言えます。
メガバンクや地方銀行では、事務手数料が3万円~5万円程度で、代わりに保証料が必要になる場合があります。住信SBIネット銀行は保証料が無料なので、トータルで見ると諸費用を抑えられる可能性が高いです。
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、多くの費用が無料になっています。
無料になる費用
保証料:無料
一部繰上返済手数料:無料(1円から何度でも)
団信保険料:無料
返済口座への資金移動:無料(定額自動入金サービス利用時)
メガバンクでは、借入金額の2%程度の保証料がかかることが多いため、これは大きなメリットです。
1円から何度でも繰上返済ができるため、余裕資金ができたときに気軽に返済を進められます。
住宅ローンを借りる際には、銀行に支払う費用以外にも、さまざまな諸費用がかかります。
これらの諸費用を合計すると、借入金額の5%~10%程度になることが多いため、事前に資金計画に組み込んでおくことが重要です。
住信SBIネット銀行のメリット5つ
住信SBIネット銀行の住宅ローンには、他の金融機関にはない魅力的なメリットがあります。
ここでは、特に注目すべき5つのメリットを詳しく解説します。
住信SBIネット銀行の最大のメリットは、低水準の金利です。
変動金利は年0.298%からと、他のネット銀行と比較しても非常に低い水準を維持しています。
例えば、3,000万円を35年返済で借り入れた場合、金利が0.1%違うだけで総返済額に約60万円の差が生まれます。
低金利により、毎月の返済額を抑えられるだけでなく、総返済額も大幅に削減できます。
住信SBIネット銀行では、全疾病保障と3大疾病50%保障が金利上乗せなしで利用できます。
他の銀行では、全疾病保障を付けるために金利が年0.2%~0.3%上乗せされることが多いため、これは大きなメリットです。
がんと診断された場合の50%保障や、就業不能状態が12ヶ月継続した場合の全額保障など、万が一の際の安心感があります。
住信SBIネット銀行では、保証料が無料です。
メガバンクでは借入金額の2%程度の保証料がかかることが多いため、3,000万円の借入で約60万円の節約になります。
また、一部繰上返済手数料も無料で、1円から何度でも繰上返済ができます。
他の銀行では、繰上返済に数千円~数万円の手数料がかかることもあるため、余裕資金ができたときに気軽に返済を進められるのは大きなメリットです。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、仮審査から契約まですべてWEBで手続きが完結します。
店舗に行く必要がないため、平日に仕事を休んで銀行に行く手間が省けます。
必要書類もスマホで撮影してアップロードするだけで提出できるため、郵送の手間もかかりません。
対面での相談を希望する方は、SBIマネープラザでの対面相談コースも選択できます。
住信SBIネット銀行では、AI審査を導入しており、審査がスピーディーに進みます。
仮審査は最短当日、本審査は1週間程度で結果が出るため、急いで住宅購入を進めたい方にも適しています。
AI審査により、従来の人手による審査よりも客観的で透明性の高い審査が行われます。
審査に不安がある方は、事前に仮審査を受けて、借入可能額や適用金利を確認しておくことをおすすめします。
住信SBIネット銀行の住宅ローンには多くのメリットがありますが、一方でデメリットや注意点もあります。
契約前に必ず確認しておきたい3つのポイントを解説します。
住信SBIネット銀行の住宅ローンでは、事務手数料として借入金額の2.2%が必要です。
3,000万円の借入で66万円、5,000万円で110万円と、初期費用としては大きな金額になります。
メガバンクや地方銀行では、事務手数料が3万円~5万円程度で、代わりに保証料が必要になるケースが多いです。保証料は金利に上乗せされる形で支払うこともできるため、初期費用を抑えたい方にとっては、事務手数料2.2%は負担に感じるかもしれません。
ただし、住信SBIネット銀行は保証料が無料なので、長期的に見ればトータルコストは抑えられる可能性が高いです。
住信SBIネット銀行のスゴ団信には全疾病保障が付帯しますが、全額保障を受けるには「就業不能状態が12ヶ月を超えて継続」という条件があります。
この条件は想像以上に厳しく、11ヶ月で回復した場合や、断続的に就業不能になった場合は対象外となります。実際に12ヶ月もの長期間、完全に働けない状態が継続するケースは限定的です。
全疾病保障があるからといって過度に安心せず、貯蓄や他の保険でもリスクに備えることが重要です。
ただし、就業不能状態が1ヶ月を超えた場合は毎月の返済額が最長11ヶ月間保障されるため、短期的なサポートとしては有効です。
住信SBIネット銀行はインターネット専業銀行のため、対面相談ができる店舗は限られています。
対面相談を希望する場合は、全国のSBIマネープラザを利用する必要がありますが、店舗数は少なく、地方にお住まいの方は利用しづらい場合があります。
また、対面相談コースを選択すると、WEB申込コースよりも金利が年0.2%程度上乗せされます。
住宅ローンが初めてで不安な方や、専門家に相談しながら進めたい方にとっては、対面サポートの限定性はデメリットと言えるでしょう。
ただし、電話やメールでのサポートは充実しているため、WEB申込でも十分にサポートを受けられます。
他のネット銀行と比較
住信SBIネット銀行の住宅ローンが自分に合っているかを判断するには、他のネット銀行との比較が重要です。
ここでは、主要なネット銀行との違いを詳しく見ていきましょう。
auじぶん銀行も、住信SBIネット銀行と同様に低金利と充実した団信保障が魅力の住宅ローンです。
変動金利は年0.319%からと、住信SBIネット銀行とほぼ同水準です。
団信保障では、がん50%保障と全疾病保障が無料で付帯します。
さらに、au回線やじぶんでんきを利用している方は、金利優遇を受けられるのが特徴です。
auユーザーで金利優遇を受けられる方は、auじぶん銀行を検討する価値があります。
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)も、ネット銀行ならではの低金利が魅力です。
変動金利は年0.270%からと、住信SBIネット銀行よりもやや低い水準です。
ただし、団信保障は基本保障のみで、全疾病保障を付けるには金利が年0.3%上乗せされます。
PayPay銀行の特徴は、がん50%保障団信を無料で付帯できる点です。
また、審査スピードが早く、最短5営業日で融資実行が可能です。
楽天銀行の住宅ローンは、楽天グループのサービスを利用している方にとってメリットが大きいです。
変動金利は年0.550%からと、住信SBIネット銀行よりもやや高めです。
ただし、楽天会員ランクに応じて金利優遇があり、最大で年0.3%の優遇を受けられます。
事務手数料は借入金額の1.1%と、住信SBIネット銀行の半額です。
初期費用を抑えたい方や、楽天ポイントを貯めたい方は楽天銀行を検討する価値があります。
主要なネット銀行の住宅ローンを比較表でまとめました。
| 銀行名 | 変動金利 | 事務手数料 | 団信保障 | 特徴 |
| 住信SBIネット銀行 | 年0.298%~ | 借入金額の2.2% | 全疾病保障・3大疾病50%保障無料 | 団信保障が充実 |
| auじぶん銀行 | 年0.319%~ | 借入金額の2.2% | がん50%保障・全疾病保障無料 | auユーザーは金利優遇 |
| PayPay銀行 | 年0.270%~ | 借入金額の2.2% | がん50%保障無料 | 金利が低い |
| 楽天銀行 | 年0.550%~ | 借入金額の1.1% | 基本保障のみ | 事務手数料が安い |
各銀行にはそれぞれ特徴があるため、自分の優先順位に合わせて選ぶことが重要です。
金利の低さを最優先するならPayPay銀行、団信保障の充実度を重視するなら住信SBIネット銀行、初期費用を抑えたいなら楽天銀行がおすすめです。
審査の流れと期間
住信SBIネット銀行の住宅ローンを利用するには、審査を通過する必要があります。
ここでは、審査の流れと期間、必要書類について詳しく解説します。
仮審査は、WEBサイトから必要事項を入力して申し込みます。
年収、勤務先、勤続年数、借入希望額などの基本情報を入力し、本人確認書類と収入証明書をアップロードします。
AI審査により、最短当日で仮審査結果が通知されます。
仮審査では、借入可能額と適用金利の目安が提示されます。
この段階では正式な契約ではないため、複数の銀行に仮審査を申し込んで条件を比較することも可能です。
本審査では、より詳細な書類の提出が求められます。
住民票、印鑑証明書、課税証明書、物件関連書類(売買契約書、重要事項説明書など)をアップロードします。
また、団信の健康告知書も提出します。
本審査には1週間程度かかり、審査結果が通知されます。
本審査に通過したら、金銭消費貸借契約を締結します。
契約書類は郵送またはWEBで手続きが可能です。
契約後、融資実行日に借入金が振り込まれます。
申込から融資実行までの期間は、通常1ヶ月~1ヶ月半程度です。
住宅ローンの審査には、さまざまな書類が必要です。
書類の準備には時間がかかるため、早めに揃えておくことをおすすめします。
審査に通りやすくするには、いくつかのポイントがあります。
こんな人におすすめ
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、どのような方に向いているのでしょうか。
ケース別におすすめの人を紹介します。
初めて住宅ローンを組む方にとって、住信SBIネット銀行は非常におすすめです。
低水準の金利により、毎月の返済額を抑えられるため、無理のない返済計画が立てられます。
また、全疾病保障と3大疾病50%保障が無料で付帯するため、万が一の際の安心感があります。
WEBで手続きが完結するため、平日に仕事を休んで銀行に行く必要もありません。
初めての住宅ローンで不安がある方は、電話やメールでのサポートも充実しているため、安心して手続きを進められます。
現在他の銀行で住宅ローンを返済中で、金利が高いと感じている方は、住信SBIネット銀行への借り換えを検討する価値があります。
例えば、現在の金利が年1.0%で、住信SBIネット銀行に借り換えて年0.3%になった場合、3,000万円の残債で総返済額が約200万円削減できる可能性があります。
借り換えには事務手数料などの諸費用がかかりますが、金利差が大きければ十分にメリットが出ます。
繰上返済手数料も無料なので、余裕資金ができたときに気軽に返済を進められます。
万が一の際の保障を重視する方には、住信SBIネット銀行のスゴ団信が非常に魅力的です。
全疾病保障と3大疾病50%保障が金利上乗せなしで利用できるため、他の銀行よりも充実した保障を低コストで得られます。
特に、がんと診断された場合の50%保障は、治療費や生活費の負担を軽減する上で大きな助けになります。
忙しくて銀行に行く時間がない方や、近くに店舗がない方には、WEBで手続きが完結する住信SBIネット銀行が最適です。
仮審査から契約まで、すべてオンラインで完結するため、自宅にいながら手続きを進められます。
必要書類もスマホで撮影してアップロードするだけで提出できるため、郵送の手間もかかりません。
AI審査により審査がスピーディーに進むため、急いで住宅購入を進めたい方にも適しています。
住信SBIネット銀行の審査は、他のネット銀行と同程度の水準です。AI審査を導入しているため、客観的で透明性の高い審査が行われます。ただし、信用情報に問題がある場合や、返済負担率が高い場合は審査に通りにくくなります。審査に不安がある方は、まず仮審査を受けて、借入可能額を確認することをおすすめします。
変動金利は、市場金利の動向に応じて半年ごとに見直されるため、将来的に金利が上昇するリスクがあります。例えば、現在の金利が年0.3%から年1.0%に上昇した場合、3,000万円の借入で毎月の返済額が約1万円増加します。金利上昇リスクに備えるには、余裕を持った返済計画を立てることや、繰上返済を活用して元本を減らすことが重要です。
全疾病保障の全額保障を受けるには、就業不能状態が12ヶ月を超えて継続する必要があります。この条件は厳しく、実際に全額保障を受けられるケースは限定的です。ただし、就業不能状態が1ヶ月を超えた場合は、毎月の返済額が最長11ヶ月間保障されるため、短期的なサポートとしては有効です。全疾病保障があるからといって過度に安心せず、貯蓄や他の保険でもリスクに備えることが大切です。
現在の住宅ローン金利が高い場合、住信SBIネット銀行への借り換えで大きなメリットが出る可能性があります。一般的に、金利差が0.5%以上、残債が1,000万円以上、残存期間が10年以上ある場合、借り換えのメリットが出やすいと言われています。借り換えには事務手数料などの諸費用がかかるため、事前にシミュレーションを行い、トータルでメリットが出るかを確認することが重要です。
住信SBIネット銀行では、全国のSBIマネープラザで対面相談が可能です。ただし、店舗数は限られているため、地方にお住まいの方は利用しづらい場合があります。また、対面相談コースを選択すると、WEB申込コースよりも金利が年0.2%程度上乗せされます。電話やメールでのサポートも充実しているため、WEB申込でも十分にサポートを受けられます。
住信SBIネット銀行では、ペアローンの取り扱いがあります。ペアローンは、夫婦それぞれが住宅ローンを組む形式で、借入可能額を増やせるメリットがあります。また、それぞれが住宅ローン控除を受けられるため、税制面でも有利です。ただし、どちらかが働けなくなった場合でも、それぞれの返済義務は残るため、リスク管理が重要です。
住信SBIネット銀行では、WEBサイトから簡単に繰上返済ができます。1円から何度でも繰上返済が可能で、手数料は無料です。繰上返済には、毎月の返済額を減らす「返済額軽減型」と、返済期間を短縮する「期間短縮型」の2種類があります。総返済額を削減する効果が高いのは期間短縮型です。余裕資金ができたときに、積極的に繰上返済を活用することをおすすめします。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、低水準の金利と充実した団信保障が魅力です。
変動金利は年0.298%からと非常に低く、全疾病保障と3大疾病50%保障が金利上乗せなしで利用できます。
保証料や繰上返済手数料も無料で、WEBで手続きが完結する利便性も高く評価できます。
一方で、事務手数料が借入金額の2.2%と高めであることや、全疾病保障の適用条件が厳しいこと、対面相談が限定的であることなどのデメリットもあります。
特に全疾病保障は、12ヶ月継続という条件があるため、過度に期待せず、他の保険や貯蓄でもリスクに備えることが重要です。
他のネット銀行と比較すると、金利の低さではPayPay銀行が優れていますが、団信保障の充実度では住信SBIネット銀行が一歩リードしています。
初期費用を抑えたい方は楽天銀行、auユーザーはauじぶん銀行も検討する価値があります。
住信SBIネット銀行の住宅ローンは、金利の低さと団信保障のバランスを重視する方、WEBで手軽に手続きを進めたい方、繰上返済を積極的に活用したい方におすすめです。
借り換えを検討している方にも、金利差によって大きなメリットが出る可能性があります。
なお、住宅ローンには審査があり、必ず借入できるわけではありません。金利は市場動向により変動する可能性があります。詳しくは住信SBIネット銀行公式サイトでご確認ください。最終的な借入判断はご自身の責任で行ってください。
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