SBI証券で新NISAを始める方法|口座開設から運用まで完全ガイド

「いちよし証券ってどんな証券会社なんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
いちよし証券は、1944年創業の老舗証券会社で、対面取引に特化した独自のサービスを提供しています。
特に中小型成長株への投資やIPO(新規公開株)に強みを持ち、担当者から直接アドバイスを受けながら投資できる点が特徴です。
しかし、手数料の高さやインターネット取引に非対応という点で、向き不向きがはっきり分かれる証券会社でもあります。
この記事では、いちよし証券の評判や特徴、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人まで、徹底的に解説します。
対面証券を検討している方や、中小型株投資に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
いちよし証券とは
いちよし証券は、1944年に創業した歴史ある証券会社です。東証プライム市場に上場しており、全国に52店舗を展開しています。
最大の特徴は、対面取引に特化している点です。インターネット取引には対応していないため、担当者を通じて株式や投資信託の売買を行います。
また、中小型成長株への投資に強みを持ち、独自のリサーチ力と情報提供で知られています。IPO(新規公開株)の主幹事実績も豊富で、これまでに49社の主幹事、1,040社の幹事実績があります。
いちよし証券株式会社は、1944年(昭和19年)に創業され、80年近い歴史を持つ老舗証券会社です。本社は東京都中央区八丁堀に位置し、東証プライム市場に上場している上場企業です。
全国に52店舗を展開し、地域密着型のサービスを提供しています。資本金は約133億円、従業員数は約1,500名(2024年3月時点)と、中堅規模の証券会社として安定した経営基盤を持っています。
長年にわたり対面取引を中心としたビジネスモデルを貫き、顧客との信頼関係を重視した営業スタイルを特徴としています。金融商品取引業者として関東財務局に登録されており、日本証券業協会にも加入しています。
投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際には1,000万円まで補償される仕組みが整っています。
いちよし証券の最大の特徴は、対面取引に完全特化している点です。SBI証券や楽天証券などのネット証券とは異なり、インターネット上での株式売買には対応していません。
すべての取引は、店舗の担当者を通じて行われます。顧客は担当者に電話や対面で注文を出し、担当者が市場に発注する仕組みです。
対面取引のメリット
投資初心者でも安心して取引を始められる環境
担当者が顧客の投資目的やリスク許容度を理解した上で適切な商品を提案
市況の変化や保有銘柄の状況について定期的に連絡をもらえる
独自のレポートや市場分析を定期的に受け取れる
担当者は顧客の投資目的やリスク許容度を理解した上で、適切な商品を提案します。市況の変化や保有銘柄の状況についても定期的に連絡をくれるため、投資判断に迷った時にすぐに相談できるのが強みです。
いちよし証券は、中小型成長株への投資に特に強みを持っています。大型株や有名企業の株式だけでなく、将来性のある中小企業の株式を積極的に調査・分析しているのが特徴です。
同社のアナリストチームは、東証プライム市場やスタンダード市場、グロース市場に上場する中小型株を幅広くカバーしており、独自の企業調査レポートを定期的に発行しています。これらのレポートは、大手証券会社では注目されにくい銘柄の情報を含んでおり、投資機会の発掘に役立ちます。
中小型株は、大型株に比べて値動きが大きく、短期間で大きなリターンを得られる可能性がある一方で、リスクも高い特徴があります。
いちよし証券では、担当者が顧客のリスク許容度を確認しながら、適切な銘柄を提案してくれるため、中小型株投資が初めての方でも取り組みやすい環境です。
また、IPO(新規公開株)の取扱いも豊富で、主幹事実績49社、幹事実績1,040社という実績があります。特に成長性の高い中小型企業のIPOに強く、当選確率を高めたい投資家にとって魅力的な選択肢となっています。
いちよし証券の口コミ・評判
いちよし証券の実際の利用者からは、どのような評価を受けているのでしょうか。
口コミサイトやレビューを調査したところ、対面サポートの質やIPOの当選しやすさについては高評価が多い一方で、手数料の高さやネット取引非対応については不満の声も見られました。
いちよし証券の良い口コミで最も多いのが、「担当者のサポートが丁寧で安心できる」という声です。投資初心者の方からは、「分からないことをすぐに聞ける環境が助かる」「市況の変化について定期的に連絡をくれる」といった評価が寄せられています。
特に、退職金や相続資金などまとまった資産を運用する際に、一人で判断するのは不安という方にとって、対面でじっくり相談できる環境は大きなメリットとなっています。
担当者が顧客の投資目的やリスク許容度を理解した上で提案してくれるため、自分に合った投資戦略を立てやすいという意見が多く見られました。
また、IPO(新規公開株)の当選しやすさについても高評価です。「他のネット証券では全く当たらなかったIPOが、いちよし証券では当選した」という声や、「中小型株のIPOに強く、利益を出しやすい」という意見が複数ありました。
さらに、中小型成長株の情報提供についても好評です。「大手ネット証券では見つけられなかった有望銘柄を紹介してもらえた」「独自のレポートが参考になる」といった口コミが見られ、情報の質に満足している利用者が多いことが分かります。
一方で、いちよし証券の悪い口コミで最も多いのが「手数料が高い」という指摘です。ネット証券では株式売買手数料が無料の会社も増えている中、対面証券であるいちよし証券の手数料は割高に感じられるという声が目立ちます。
「少額取引では手数料負けしてしまう」「頻繁に売買すると手数料がかさむ」といった不満が多く、特に短期売買を繰り返す投資スタイルの方からは厳しい評価が寄せられています。
手数料の高さは、対面サポートやリサーチ費用のコストが反映されているためですが、コスト重視の投資家には向かないことが分かります。
また、「インターネット取引に対応していない」点も大きな不満として挙げられています。「仕事中に株価が気になっても、すぐに売買できない」「担当者が不在だと取引できない」といった口コミが見られ、即座に取引したい投資家にとっては不便さを感じる場面が多いようです。
さらに、「担当者からの営業電話が多い」という声もあります。「頻繁に新しい商品を勧められる」「断りづらい雰囲気がある」といった意見があり、担当者の営業姿勢に対しては賛否が分かれています。
ただし、これは担当者によって差があり、「押し売りは全くなく、相談しやすい」という正反対の評価もあるため、担当者との相性が重要であることが分かります。
口コミを総合すると、いちよし証券に向いている人と向いていない人の特徴が明確に見えてきます。
向いている人は、まず「投資初心者で対面サポートを重視する人」です。一人で投資判断するのが不安な方や、専門家のアドバイスを受けながら資産運用したい方にとって、担当者のサポートは大きな価値があります。
一方、向いていない人は「手数料を最小限に抑えたい人」です。ネット証券の手数料無料サービスと比較すると、いちよし証券の手数料は明らかに高く、コスト重視の投資家には不向きです。
いちよし証券の5つのメリット
いちよし証券には、対面証券ならではの独自のメリットがあります。ここでは、いちよし証券が選ばれる5つの理由を具体的に解説します。
いちよし証券の最大のメリットは、担当者と対面で相談しながら投資できる安心感です。投資初心者にとって、株式投資は専門用語が多く、どの銘柄を選べばよいか判断が難しいものです。
いちよし証券では、担当者が顧客の投資目的、リスク許容度、資産状況をヒアリングした上で、最適な投資プランを提案してくれます。分からないことがあればすぐに質問でき、市況の変化についても定期的に連絡をもらえるため、一人で悩む必要がありません。
また、相続や贈与、税金対策など、投資以外の資産管理についても相談できるのが強みです。ファイナンシャルプランナー資格を持つ担当者も多く、総合的な資産形成のアドバイスを受けられます。
いちよし証券は、中小型成長株への投資に強みを持っており、独自のリサーチ力が高く評価されています。大手証券会社が注目しない中小型株についても、詳細な企業調査レポートを定期的に発行しています。
同社のアナリストチームは、東証プライム、スタンダード、グロース市場に上場する幅広い銘柄をカバーしており、将来性のある成長企業を早期に発掘する能力に定評があります。
中小型株は、大型株に比べて情報が少なく、個人投資家が独自に調査するのは困難です。いちよし証券のリサーチ情報を活用することで、有望な銘柄を見つけやすくなり、投資機会を広げることができます。
いちよし証券は、IPO(新規公開株)の主幹事実績が豊富で、IPO当選を狙う投資家にとって魅力的な証券会社です。主幹事実績49社、幹事実績1,040社という実績があり、特に中小型株のIPOに強みを持っています。
IPOとは、企業が新たに株式市場に上場する際に発行する株式のことで、公募価格より初値が高くなることが多く、利益を得やすい投資手法として人気があります。
いちよし証券が主幹事を務めるIPOでは、配分される株数が多いため、当選確率が高まります。また、対面証券であるため、担当者との取引実績や預かり資産額によって、優遇される可能性もあります。
いちよし証券では、「ファンドラップ」というサービスを提供しており、資産運用をプロに一任できます。ファンドラップとは、顧客の投資方針に基づいて、証券会社が投資信託の選定から売買、リバランスまでを代行するサービスです。
投資の知識や時間がない方、複数の投資信託を自分で管理するのが面倒な方にとって、ファンドラップは便利な選択肢です。
ただし、ファンドラップには運用管理費用(ラップフィー)がかかり、投資信託の信託報酬と合わせて二重にコストが発生します。手数料が割高になる点は理解した上で、運用を任せる価値があるかを判断することが重要です。
いちよし証券は、東証プライム市場に上場している上場企業であり、経営の透明性と信頼性が高い点もメリットです。上場企業は、財務情報の開示義務があり、経営状況が定期的に公開されるため、顧客は会社の健全性を確認できます。
また、金融商品取引業者として関東財務局に登録されており、日本証券業協会にも加入しています。投資者保護基金にも加入しているため、万が一いちよし証券が破綻した場合でも、顧客の資産は1,000万円まで補償されます。
いちよし証券の4つのデメリット
いちよし証券にはメリットがある一方で、デメリットも存在します。ここでは、利用前に知っておくべき4つの注意点を正直に解説します。
いちよし証券の最大のデメリットは、手数料が高いことです。対面証券であるため、ネット証券と比較すると株式売買手数料が割高に設定されています。
ネット証券では、SBI証券や楽天証券など、株式売買手数料が無料の会社が増えています。一方、いちよし証券では、約定代金に応じた手数料が発生し、頻繁に売買すると手数料が積み重なります。少額取引では、手数料が利益を圧迫する「手数料負け」のリスクもあります。
ただし、手数料が高い理由は、担当者のサポート費用やリサーチコストが含まれているためです。対面でのアドバイスや独自の投資情報に価値を感じる方にとっては、手数料を払う価値があります。
いちよし証券は、インターネット取引に対応していないため、リアルタイムでの売買ができません。すべての取引は、担当者を通じて行う必要があり、即座に売買したい場面では不便です。
株価が急変した時にすぐに売買したい、仕事の休憩時間にスマホで取引したい、といったニーズには応えられません。また、担当者が不在の時間帯(昼休みや営業時間外)には注文を出せないため、タイミングを逃すリスクもあります。
短期売買を繰り返すデイトレーダーや、自分のタイミングで売買したい投資家には、いちよし証券は向いていません。対面証券の特性を理解し、長期保有を前提とした投資スタイルに適していることを認識する必要があります。
いちよし証券は全国に52店舗を展開していますが、野村證券やSMBC日興証券などの大手証券会社と比べると店舗数が少なく、地域によっては最寄り店舗が遠い場合があります。
対面証券のメリットは、店舗で直接相談できることですが、店舗が近くにないと、このメリットを十分に活用できません。
特に地方在住の方は、最寄りの店舗が県外にある場合もあり、定期的に訪問するのが難しいケースがあります。口座開設前に、最寄り店舗の場所とアクセスを確認し、実際に訪問できる距離かを検討することが重要です。
いちよし証券の口コミでは、担当者の営業姿勢について賛否が分かれています。「丁寧で親身になってくれる」という好意的な評価がある一方で、「営業電話が多い」「新しい商品を頻繁に勧められる」という不満の声もあります。
対面証券では、担当者が定期的に連絡を取り、新しい投資商品や市況情報を提供するのが一般的です。これを「手厚いサポート」と感じる人もいれば、「押し売り」と感じる人もいます。
もし担当者の営業姿勢に不満がある場合は、はっきりと自分の投資方針を伝え、不要な提案は断る姿勢を持つことが大切です。また、担当者の変更を依頼することも可能です。
手数料はいくら?
いちよし証券の手数料は、具体的にどのくらいかかるのでしょうか。ここでは、手数料体系を詳しく解説し、他の対面証券会社との比較も行います。
いちよし証券の株式売買手数料は、約定代金に応じた従量制となっています。具体的な手数料は、約定代金の一定割合に固定額を加えた形式で設定されており、取引金額が大きくなるほど手数料率は下がります。
例えば、100万円の株式を購入する場合、手数料は数千円から1万円程度が目安となります。一方、ネット証券では同じ取引が無料または数百円で済むため、手数料の差は明確です。
また、投資信託の購入時には、販売手数料(購入時手数料)がかかる銘柄もあります。ノーロード(販売手数料無料)の投資信託も取り扱っていますが、選択肢はネット証券より少なめです。
ファンドラップを利用する場合は、運用管理費用(ラップフィー)が年率で発生します。これは預かり資産額に対して一定率がかかる仕組みで、投資信託の信託報酬とは別に発生するため、二重にコストがかかる点に注意が必要です。
いちよし証券の手数料を、同じ対面証券である野村證券、大和証券と比較してみましょう。
| 証券会社 | 手数料水準 | 特徴 |
| いちよし証券 | 同水準 | 中小型株・IPOに強み |
| 野村證券 | 同水準〜やや高め | 店舗数約150と多い、オンライン専用サービスあり |
| 大和証券 | 同水準 | ダイワ・ダイレクトコースでネット取引可能 |
野村證券は、国内最大手の証券会社で、対面取引の手数料はいちよし証券と同水準かやや高めです。ただし、野村證券にはオンライン専用サービス「野村ネット&コール」があり、こちらを利用すると手数料を抑えられます。
大和証券も、大手対面証券として手数料は同水準です。大和証券の特徴は、ダイワ・コンサルティングコースとダイワ・ダイレクトコースの2つから選べる点です。
対面証券の手数料は、ネット証券と比べると明らかに高いですが、担当者のサポートやリサーチ情報の価値を考慮すると、一概に高いとは言えません。まとまった資産を運用し、専門家のアドバイスを受けたい方にとっては、手数料を払う価値があります。
対面証券とネット証券の違い
いちよし証券のような対面証券と、SBI証券や楽天証券などのネット証券は、何が違うのでしょうか。それぞれのメリット・デメリットを理解し、使い分けることで、投資効率を高めることができます。
対面証券の最大のメリットは、担当者と直接相談しながら投資できる点です。投資初心者や、まとまった資産を運用する際に、専門家のアドバイスを受けられるのは大きな安心材料となります。
対面証券のメリット
担当者と直接相談しながら投資できる安心感
相続や贈与、税金対策など総合的なサポート
IPOの当選確率が高い
独自のリサーチ情報を得られる
一方、デメリットは手数料が高いことです。ネット証券と比較すると、株式売買手数料が数倍から数十倍になることもあります。また、インターネット取引に対応していない場合が多く、即座に売買できない不便さがあります。
ネット証券の最大のメリットは、手数料が安いことです。SBI証券や楽天証券では、株式売買手数料が無料となっており、コストを最小限に抑えられます。また、24時間いつでもインターネット上で取引でき、スマホアプリで簡単に売買できる利便性も魅力です。
ネット証券のメリット
手数料が安い(無料の会社も多い)
24時間いつでも取引可能
投資信託の取扱本数が多い
情報収集ツールや分析ツールが充実
一方、デメリットは、すべて自分で判断しなければならない点です。投資初心者にとって、どの銘柄を選べばよいか、いつ売買すればよいかを自分で決めるのは難しく、不安を感じることがあります。
対面証券とネット証券は、必ずしもどちらか一方を選ぶ必要はありません。両方の口座を持ち、使い分けることで、それぞれのメリットを最大限に活用できます。
例えば、いちよし証券では、IPO投資や中小型株投資に活用し、担当者のアドバイスを受けながら長期保有する銘柄を選びます。一方、SBI証券や楽天証券では、NISA口座での積立投資や、短期売買を行うといった使い分けが効果的です。
また、まとまった資産の一部を対面証券で運用し、残りをネット証券で自分で運用するという方法もあります。対面証券では、担当者に相談しながら慎重に運用し、ネット証券では、自分の判断で機動的に売買するといった戦略です。
IPO投資では、複数の証券会社に口座を持つことで、当選確率を高めることができます。いちよし証券、野村證券、SMBC日興証券などの対面証券と、SBI証券、楽天証券などのネット証券の両方に口座を持ち、IPO申込を行うのが効率的です。
いちよし証券が向いている人・向いていない人
いちよし証券は、すべての投資家に向いているわけではありません。自分の投資スタイルや目的に合っているかを確認しましょう。
いちよし証券は、以下のような方に特におすすめです。
特に、退職金や相続で得た資金を運用する際には、一人で判断するのは不安という方が多いです。いちよし証券では、担当者が顧客の状況を理解した上で、適切な投資プランを提案してくれるため、安心して資産運用を始められます。
一方、以下のような方には、いちよし証券は向いていません。
ネット証券では株式売買手数料が無料の会社も多い中、いちよし証券の手数料は割高です。コスト重視の投資家や、頻繁に売買する短期トレーダーには、手数料が大きな負担となります。
中小型株投資とIPO
いちよし証券の強みを最大限に活用するには、中小型株投資とIPO投資を実践することがポイントです。ここでは、具体的な活用方法を解説します。
中小型株とは、時価総額が比較的小さい企業の株式のことで、東証スタンダード市場やグロース市場に上場している企業が中心です。大型株に比べて知名度は低いですが、成長性が高く、短期間で株価が大きく上昇する可能性があります。
中小型株投資の魅力は、大きなリターンを狙える点です。成長段階にある企業の株式を早期に購入できれば、数年で株価が数倍になることもあります。
いちよし証券では、中小型株の企業調査レポートを定期的に発行しており、担当者から有望銘柄の情報を得られます。独自のリサーチ力を活用することで、投資機会を見つけやすくなります。
一方、中小型株投資にはリスクもあります。株価の変動が大きく、短期間で大きく下落することもあります。また、流動性が低い銘柄も多く、売りたい時に買い手がつかないリスクもあります。分散投資とリスク管理が重要です。
IPO(新規公開株)は、企業が新たに株式市場に上場する際に発行する株式のことで、公募価格より初値が高くなることが多く、利益を得やすい投資手法です。しかし、人気のIPOは抽選倍率が高く、当選するのは容易ではありません。
いちよし証券でIPO当選確率を高めるには、いくつかのポイントがあります。まず、主幹事のIPOを狙うことです。主幹事証券会社には、配分される株数が多いため、当選確率が高まります。
また、預かり資産額を増やすことも重要です。対面証券では、取引実績や預かり資産額が多い顧客に対して、IPOの配分が優遇される場合があります。
対面証券を利用する際には、担当者との良好な関係を築くことが重要です。担当者との付き合い方次第で、投資の満足度が大きく変わります。
まず、自分の投資方針を明確に伝えることが大切です。リスク許容度、投資期間、投資目的を最初にしっかり伝えることで、担当者は適切な提案をしやすくなります。
また、不要な提案ははっきり断る姿勢も必要です。担当者から新しい商品を勧められることがありますが、自分の投資方針に合わない場合は、遠慮せずに断りましょう。
いちよし証券で口座を開設する方法を、具体的に解説します。
いちよし証券の口座開設は、以下の手順で行います。
いちよし証券は対面証券のため、口座開設には店舗への来店が必要です。ネット証券のようにオンラインで完結することはできませんが、その分、担当者と直接会って相談できるメリットがあります。
いちよし証券の口座開設に必要な書類は、以下の通りです。
本人確認書類(以下のいずれか1点)
マイナンバー確認書類(以下のいずれか1点)
マイナンバーカードを持っている場合は、これ1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができるため便利です。
その他の準備
店舗に来店する際には、これらの書類を忘れずに持参しましょう。不明な点があれば、事前に店舗に電話で確認しておくとスムーズです。
はい、いちよし証券は安全です。東証プライム市場に上場している上場企業であり、金融商品取引業者として関東財務局に登録されています。日本証券業協会にも加入しており、投資者保護基金にも加入しているため、万が一の際には1,000万円まで補償されます。1944年創業の老舗証券会社として、80年近い歴史と実績があり、信頼性の高い証券会社です。
いちよし証券は全国に52店舗を展開していますが、地域によっては最寄り店舗が遠い場合があります。店舗が近くにない場合でも、電話での相談や取引は可能です。ただし、対面証券のメリットである直接相談がしづらくなるため、定期的に店舗を訪問できる距離でない場合は、ネット証券の利用も検討する価値があります。
ファンドラップは、運用管理費用(ラップフィー)が年率でかかり、投資信託の信託報酬と合わせて二重にコストが発生します。一般的に、ファンドラップの総コストは年率1.5%〜2.5%程度となり、自分で投資信託を選んで運用する場合と比べると割高です。ただし、運用をプロに一任でき、リバランスや銘柄選定の手間が省けるメリットがあります。
担当者によって営業スタイルが異なるため、一概には言えません。口コミでは、「頻繁に新しい商品を勧められる」という声がある一方で、「押し売りは全くなく、相談しやすい」という正反対の評価もあります。対面証券では、担当者が定期的に連絡を取り、投資情報や商品提案を行うのが一般的です。もし営業電話が多いと感じる場合は、自分の投資方針を明確に伝え、不要な提案は断る姿勢を持つことが大切です。
はい、いちよし証券の口座解約や、保有株式の他社への移管は可能です。口座を解約する場合は、担当者または店舗に連絡し、解約手続きを依頼します。保有している株式や投資信託がある場合は、すべて売却するか、他社に移管する必要があります。移管には手数料がかかる場合があるため、事前に確認しましょう。
いちよし証券では、NISA口座の開設が可能です。2024年から始まった新NISA制度にも対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用できます。ただし、インターネット取引に対応していないため、NISA口座での取引も担当者を通じて行う必要があります。一方、iDeCo(個人型確定拠出年金)については、いちよし証券では取り扱っていません。
いちよし証券は、対面取引に特化した老舗証券会社で、担当者のサポートを受けながら投資できる点が最大の特徴です。特に、中小型成長株への投資やIPO投資に強みを持ち、独自のリサーチ力と主幹事実績が魅力となっています。
投資初心者やまとまった資産を運用したい方、対面で相談しながら投資したい方には、いちよし証券は適した選択肢です。一方で、手数料が高く、インターネット取引に非対応という点は、コスト重視の投資家や短期トレーダーには向きません。
対面証券とネット証券は、それぞれにメリット・デメリットがあり、必ずしもどちらか一方を選ぶ必要はありません。両方の口座を持ち、目的に応じて使い分けることで、投資効率を高めることができます。
自分の投資スタイルと目的を明確にし、いちよし証券のサービスが自分に合っているかを慎重に判断しましょう。店舗が近くにある方、担当者のサポートを重視する方は、一度店舗を訪問して相談してみることをおすすめです。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。
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