九州FG証券とは|特徴と評判・口座開設方法を解説

「SBI証券はやばいって聞いたけど、本当に大丈夫?」と不安に感じていませんか。
SBI証券は国内最大級の口座数を誇るネット証券ですが、ネット上では「システムメンテナンスが多い」「取引画面が使いにくい」といった声も見られます。
しかし実際には、手数料の安さや商品ラインナップの豊富さから、投資初心者から上級者まで幅広く支持されている証券会社です。
この記事では、SBI証券の評判の真相を徹底検証し、実際の利用者の口コミをもとにメリット・デメリットを解説します。
楽天証券など他社との比較や、口座開設の手順も詳しく紹介するので、あなたに合った証券会社選びの参考にしてください。
投資を始める第一歩として、正確な情報をもとに判断していきましょう。
目次
SBI証券は、SBIホールディングス株式会社が運営する国内最大級のネット証券会社です。1999年に創業し、インターネット取引を中心に事業を展開してきました。口座開設数は約1,500万口座を超え、預かり資産も業界トップクラスを誇ります。
金融庁に登録された正規の金融商品取引業者(関東財務局長(金商)第44号)であり、日本投資者保護基金にも加入しています。万が一SBI証券が破綻した場合でも、顧客の資産は1,000万円まで補償される仕組みが整っているため、安全性は高いと言えます。
取扱商品は国内株式・投資信託・外国株式・債券・FX・先物オプションなど多岐にわたり、投資初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。
特に投資信託は約2,600本と豊富に取り揃えており、NISA口座での取引も可能です。
手数料面では、国内株式の現物・信用取引が原則無料(一部ETF・REIT信用取引を除く)となっており、コストを抑えた投資が実現できます。また、三井住友カードでのクレカ積立では最大5%のポイント還元を受けられるなど、ポイントサービスも充実しています。
SBI証券の特徴
豊富な商品ラインナップと低コスト
充実したポイントサービス
国内トップクラスのネット証券会社
SBI証券は「やばい」?やめたほうがいいと言われる理由
インターネット上で「SBI証券 やばい」「SBI証券 やめたほうがいい」といった検索ワードを目にすることがあります。これらの評判は本当なのでしょうか。実際の利用者の声をもとに、ネガティブな評判の真相を検証していきます。
結論から言えば、SBI証券が「やばい」証券会社というわけではありません。ただし、システムメンテナンスの頻度や取引画面の使いにくさなど、一部のユーザーが不満を感じている点があるのは事実です。これらの具体的な内容を見ていきましょう。
SBI証券に対する不満で最も多いのが、システムメンテナンスの頻度の高さです。定期的なメンテナンスは毎週土曜日の夜間に実施されるほか、臨時メンテナンスが入ることもあります。
メンテナンス中は取引ができないため、週末に相場の動きをチェックしたい人や、海外市場の動向を確認したい人にとっては不便に感じられます。特に、急な相場変動があった際にログインできないと、取引機会を逃してしまう可能性があります。
ただし、これはシステムの安定性や機能向上のために必要な作業です。メンテナンス情報は事前に公式サイトで告知されるため、スケジュールを確認しておけば対応できます。
また、平日の取引時間帯にメンテナンスが入ることはほとんどないため、実際の取引に大きな支障が出るケースは限定的です。
SBI証券の取引画面やスマホアプリについて、「操作が複雑で分かりにくい」という意見も見られます。特に投資初心者にとっては、どこから注文すればよいのか、どのメニューを選べばよいのか迷うことがあるようです。
SBI証券は機能が豊富な分、画面の情報量が多く、慣れるまでに時間がかかる傾向があります。PC版の取引画面は複数のツールに分かれており、用途に応じて使い分ける必要があります。スマホアプリも複数あり、どれを使えばよいか迷う人もいます。
一方で、慣れてしまえば必要な情報に素早くアクセスでき、高度な分析も可能になります。初心者向けには「かんたん積立アプリ」など、シンプルな操作で利用できるアプリも用意されています。使いこなすまでには学習コストがかかりますが、長期的に見れば多機能な環境は大きなメリットとなります。
SBI証券のカスタマーサポートに電話をかけても、なかなかつながらないという声があります。特に相場が大きく動いた日や、確定申告の時期など、問い合わせが集中するタイミングでは待ち時間が長くなる傾向があります。
電話サポートの対応時間は平日8:00~17:00で、土日祝日は対応していません。口座開設数が多いため、オペレーターの数に対して問い合わせ件数が多く、つながりにくい状況が発生しています。
ただし、SBI証券ではチャットサポートやメールでの問い合わせも受け付けています。よくある質問はFAQページで詳しく解説されており、多くの疑問はここで解決できます。
緊急性が低い質問であれば、メールやチャットを活用することで、電話がつながらないストレスを軽減できます。
SBI証券の良い評判・口コミ
ネガティブな評判がある一方で、SBI証券には多くの満足している利用者がいます。実際の口コミサイトやSNSでの評価をもとに、利用者が評価しているポイントを紹介します。
「国内株式の売買手数料が無料なので、取引コストを気にせず投資できる」という声が多く見られます。SBI証券では、国内株式の現物取引・信用取引の手数料が原則無料(一部ETF・REIT信用取引を除く)となっており、頻繁に売買する人にとって大きなメリットです。
投資信託の購入時手数料も無料(ノーロード)の商品が多く、長期的な資産形成においてコスト面で有利です。少額投資から始めたい初心者にとっても、手数料負担が少ないのは安心材料となっています。
「投資信託が2,600本以上あり、自分に合った商品を選べる」「外国株が9カ国で取引できるのが魅力」といった評価が寄せられています。SBI証券は取扱商品の豊富さが大きな強みで、国内株式・投資信託・外国株式・債券・FX・先物オプションなど、あらゆる金融商品を一つの口座で取引できます。
特に米国株は約5,000銘柄を取り扱っており、AppleやAmazonなどの有名企業から新興企業まで幅広く投資可能です。投資スタイルや目的に応じて、多様な選択肢から最適な商品を選べる環境が整っています。
「三井住友カードでクレカ積立をすると、最大5%のポイントが貯まるのがお得」「貯まったポイントで投資ができるので、現金を使わずに資産運用できる」という声があります。SBI証券では、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類のポイントが貯まり、使えます。
特にクレカ積立のポイント還元率は業界トップクラスで、長期的な積立投資をする人にとって大きなメリットです。ポイント投資を活用すれば、実質的なコストをさらに抑えながら資産形成を進められます。
「IPO投資に挑戦したくてSBI証券を選んだ」「取扱銘柄数が多いので、当選チャンスが増える」といった評価があります。SBI証券のIPO取扱数は年間78銘柄(2024年実績)で、業界トップクラスです。主幹事を務めた案件も年間12社あり、配分される株数が多いため当選確率が高まります。
IPOチャレンジポイント制度があり、落選するたびにポイントが貯まり、次回以降の当選確率が上がる仕組みも好評です。IPO投資を本格的に行いたい人にとって、SBI証券は有力な選択肢となっています。
SBI証券の悪い評判・口コミ
良い評判がある一方で、実際に使ってみて不満を感じている利用者の声もあります。ここでは、SBI証券のデメリットとして挙げられることの多いポイントを紹介します。
「スマホアプリが複数あって、どれを使えばいいか分からない」「画面の情報量が多すぎて、初心者には難しい」という声があります。SBI証券には「SBI証券アプリ」「かんたん積立アプリ」「SBI証券 米国株アプリ」など、用途別に複数のアプリが用意されています。
機能が豊富な分、どのアプリをどう使い分けるべきか迷う人が多いようです。特に投資初心者にとっては、メニュー構成や専門用語が分かりにくく、慣れるまでに時間がかかります。ただし、一度使い方を覚えてしまえば、必要な情報に素早くアクセスでき、効率的な取引が可能になります。
「週末にメンテナンスが入ると、海外市場の動きを確認できない」「急な相場変動があった時にログインできず困った」という不満があります。定期メンテナンスは毎週土曜日の夜間に実施されるほか、システム更新のための臨時メンテナンスが入ることもあります。
メンテナンス中は取引画面にアクセスできないため、リアルタイムでの取引や情報確認ができません。ただし、平日の取引時間帯にメンテナンスが入ることはほとんどなく、事前に告知されるため、スケジュールを把握しておけば大きな問題にはなりません。
「電話サポートがなかなかつながらない」「メールで問い合わせても返信が遅い」という声があります。口座開設数が多いため、問い合わせが集中する時期や時間帯では、オペレーターにつながるまでに時間がかかることがあります。
特に確定申告の時期や、相場が大きく動いた日は問い合わせが殺到し、待ち時間が長くなります。緊急性の低い質問であれば、FAQページやチャットサポートを活用することで、スムーズに解決できる場合が多いです。
SBI証券のメリット7つ
SBI証券が国内最大級の口座数を誇る理由は、他社にはない多くのメリットがあるからです。ここでは、SBI証券を選ぶべき7つの理由を詳しく解説します。
SBI証券では、国内株式の現物取引・信用取引の手数料が原則無料となっています(一部ETF・REIT信用取引を除く)。これは「ゼロ革命」と呼ばれる手数料体系で、取引回数が多い人ほど大きなメリットを享受できます。
従来は取引ごとに数百円の手数料がかかっていましたが、無料化により気軽に売買できるようになりました。特に少額投資から始めたい初心者や、頻繁に売買するアクティブトレーダーにとって、コスト面で有利です。
SBI証券は投資信託の取扱本数が約2,600本と豊富です。国内株式型・外国株式型・バランス型・債券型など、あらゆる資産クラスの投資信託が揃っており、自分の投資目的やリスク許容度に合わせて選べます。
購入時手数料が無料(ノーロード)の商品も多く、長期的な資産形成に適しています。NISA口座での取引にも対応しており、非課税で運用できるメリットがあります。投資信託を中心に資産運用したい人にとって、選択肢の豊富さは大きな魅力です。
SBI証券では、米国・中国・韓国・ロシア・ベトナム・インドネシア・シンガポール・タイ・マレーシアの9カ国の株式を取引できます。特に米国株は約5,000銘柄を取り扱っており、AppleやMicrosoft、Teslaなどの有名企業に投資可能です。
外国株式への投資は、国内だけでなくグローバルに分散投資を行いたい人に適しています。為替リスクはありますが、成長性の高い海外企業に投資することで、より高いリターンを狙うことができます。
SBI証券のIPO取扱数は年間78銘柄(2024年実績)と多数の取り扱いがあります。主幹事を務めた案件も年間12社あり、配分される株数が多いため当選確率が高まります。
IPOチャレンジポイント制度があり、落選するたびにポイントが貯まり、ポイント数が多い人から優先的に配分される仕組みです。継続的に応募することで、いずれは必ず当選できる可能性があります。IPO投資に本格的に取り組みたい人にとって、SBI証券は最有力の選択肢です。
三井住友カードを使って投資信託の積立を行うと、積立額の0.5%~5.0%のVポイントが貯まります。還元率はカードの種類によって異なり、プラチナカードなら最大5%の還元を受けられます。
例えば、毎月5万円を積み立てた場合、年間で最大3万円分のポイントが貯まる計算です。貯まったポイントは投資信託の購入に使えるため、実質的なコストをさらに抑えながら資産形成を進められます。長期的な積立投資を行う人にとって、ポイント還元は大きなメリットです。
SBI証券では、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類のポイントが貯まり、使えます。自分が普段使っているポイントサービスを選べるため、効率的にポイントを貯められます。
投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるサービスもあり、長期保有するだけでポイントが増えていきます。貯まったポイントは投資信託の購入に使えるため、ポイント投資で現金を使わずに資産運用を始めることも可能です。
SBI証券はNISA口座での取引に対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を利用できます。NISA対象の投資信託は約271本と豊富で、国内株式・外国株式・投資信託など幅広い商品をNISA口座で取引できます。
NISA口座での取引手数料は無料で、非課税メリットを最大限活用できます。つみたて投資枠では毎月100円から積立可能で、少額から長期的な資産形成を始められます。NISA制度を活用して投資を始めたい人にとって、SBI証券は使いやすい環境が整っています。
SBI証券のデメリット3つ
多くのメリットがあるSBI証券ですが、利用する上で注意すべきデメリットもあります。ここでは、実際に利用している人が感じている不便な点を3つ紹介します。
SBI証券には複数のスマホアプリがあり、用途に応じて使い分ける必要があります。「SBI証券アプリ」は国内株式・投資信託・外国株式などを総合的に取引できるアプリですが、機能が豊富な分、初心者には操作が複雑に感じられます。
「かんたん積立アプリ」は投資信託の積立に特化したシンプルなアプリですが、他の商品は取引できません。「SBI証券 米国株アプリ」は米国株専用で、国内株式は取引できません。このように、目的に応じてアプリを切り替える必要があり、慣れるまでに時間がかかります。
一方で、機能が豊富なため、慣れてしまえば効率的な取引が可能です。初心者はまず「かんたん積立アプリ」から始めて、徐々に他のアプリの使い方を覚えていくのがおすすめです。
SBI証券では定期メンテナンスが毎週土曜日の夜間に実施されるほか、システム更新のための臨時メンテナンスが入ることがあります。メンテナンス中は取引画面にアクセスできないため、週末に相場の動きを確認したい人や、海外市場の情報を見たい人にとっては不便です。
ただし、メンテナンス情報は事前に公式サイトで告知されるため、スケジュールを確認しておけば対応できます。平日の取引時間帯にメンテナンスが入ることはほとんどないため、実際の取引に大きな支障が出るケースは限定的です。
SBI証券にはデモ口座(練習用の仮想取引口座)がありません。そのため、実際に口座を開設して取引を始める前に、操作感を試すことができません。投資初心者にとっては、いきなり本番の取引を始めるのは不安に感じられるかもしれません。
ただし、SBI証券の公式サイトには操作マニュアルや動画解説が豊富に用意されており、事前に取引の流れを確認できます。また、少額から取引を始められるため、実際の取引で少しずつ慣れていくことも可能です。最初は少額の投資信託の積立から始めて、徐々に取引の幅を広げていくのがおすすめです。
SBI証券と楽天証券を比較
SBI証券と楽天証券は、国内の2大ネット証券として常に比較されます。どちらも手数料が安く、商品ラインナップが豊富ですが、細かな違いがあります。ここでは、4つの観点から両社を比較し、どちらを選ぶべきか解説します。
国内株式の売買手数料は、SBI証券・楽天証券ともに原則無料です。投資信託の購入時手数料も両社ともに無料(ノーロード)の商品が多く、手数料面での大きな差はありません。
ただし、信用取引の手数料体系には違いがあります。SBI証券は信用取引も原則無料ですが、楽天証券は取引金額に応じて0円~1,385円(税込)の手数料がかかります。信用取引を頻繁に行う人は、SBI証券の方が有利です。
SBI証券は、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類から選べます。三井住友カードでのクレカ積立では、最大5%のポイント還元を受けられます。
楽天証券は楽天ポイントのみですが、楽天経済圏を活用している人にとっては効率的にポイントを貯められます。楽天カードでのクレカ積立では、最大1%のポイント還元があります。ポイント還元率ではSBI証券が優位ですが、楽天ポイントを普段から使っている人は楽天証券の方が便利です。
投資信託の取扱本数は、SBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本とほぼ同等です。外国株式の取扱国数は、SBI証券が9カ国、楽天証券が6カ国で、SBI証券の方が多いです。特に新興国株式に投資したい人は、SBI証券の方が選択肢が豊富です。
IPO取扱数は、SBI証券が年間78銘柄、楽天証券が年間56銘柄(2024年実績)で、SBI証券の方が多いです。IPO投資に力を入れたい人は、SBI証券の方が有利です。
楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」は、シンプルで直感的な操作ができると評価されています。初心者でも迷わず使える設計で、取引画面の見やすさでは楽天証券が優位です。
SBI証券は機能が豊富な分、操作が複雑に感じられることがあります。ただし、慣れてしまえば高度な分析や効率的な取引が可能です。投資初心者で使いやすさを重視する人は楽天証券、多機能なツールを使いこなしたい人はSBI証券が向いています。
SBI証券がおすすめな人
SBI証券は多くのメリットがある一方で、すべての人に最適というわけではありません。ここでは、SBI証券が特におすすめな人の特徴を4つのタイプに分けて紹介します。
SBI証券は国内最大級の口座数を誇り、初心者向けのサポート体制が充実しています。投資信託は100円から購入でき、少額から資産形成を始められます。NISA口座にも対応しており、非課税で運用できるメリットがあります。
公式サイトには投資の基礎知識を学べるコンテンツが豊富に用意されており、初心者でも安心して始められます。「かんたん積立アプリ」を使えば、シンプルな操作で積立投資を始められるため、投資経験がない人でも迷わず利用できます。
SBI証券は国内株式の売買手数料が原則無料で、投資信託の購入時手数料も無料(ノーロード)の商品が多いです。取引コストを最小限に抑えたい人にとって、SBI証券は最適な選択肢です。
特に頻繁に売買する人や、少額投資を繰り返す人にとって、手数料無料のメリットは大きいです。長期的に見れば、手数料の差が運用成績に大きく影響するため、コストを重視する人にはSBI証券がおすすめです。
SBI証券は投資信託が約2,600本、外国株式が9カ国で取引できるなど、商品ラインナップが豊富です。国内株式・外国株式・投資信託・債券・FX・先物オプションなど、あらゆる金融商品を一つの口座で取引できます。
投資スタイルや目的に応じて、多様な選択肢から最適な商品を選びたい人にとって、SBI証券は理想的な環境です。特に米国株や新興国株式に投資したい人、IPO投資に挑戦したい人には、SBI証券が最有力の選択肢となります。
SBI証券のIPO取扱数は年間78銘柄(2024年実績)で業界トップクラスです。主幹事を務めた案件も年間12社あり、配分される株数が多いため当選確率が高まります。
IPOチャレンジポイント制度があり、落選するたびにポイントが貯まり、ポイント数が多い人から優先的に配分される仕組みです。継続的に応募することで、いずれは必ず当選できる可能性があります。IPO投資に本格的に取り組みたい人にとって、SBI証券は必須の口座です。
SBI証券のNISA口座
2024年から新NISA制度が始まり、非課税で投資できる枠が大幅に拡大されました。SBI証券ではNISA口座を開設でき、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用できます。ここでは、それぞれの枠の特徴と使い方を解説します。
つみたて投資枠は、長期的な資産形成を目的とした積立投資専用の枠です。年間120万円まで投資でき、金融庁が定めた基準を満たす投資信託(約271本)から選べます。毎月100円から積立可能で、少額から始められます。
つみたて投資枠で購入した投資信託は、売却益や分配金が非課税になります。非課税保有期間は無期限で、長期的に保有することで複利効果を最大限活用できます。ドルコスト平均法により、価格変動リスクを抑えながら資産を増やせるため、投資初心者に適しています。
成長投資枠は、より幅広い商品に投資できる枠です。年間240万円まで投資でき、国内株式・外国株式・投資信託・ETF・REITなどが対象です。つみたて投資枠と異なり、一括購入も可能で、自由度の高い投資ができます。
成長投資枠で購入した商品も、売却益や配当金が非課税になります。非課税保有期間は無期限で、長期保有することで税制メリットを最大限享受できます。個別株式に投資したい人や、まとまった資金を一括で投資したい人に適しています。
NISA口座で商品を選ぶ際は、自分の投資目的とリスク許容度を明確にすることが重要です。投資初心者や長期的な資産形成を目指す人は、つみたて投資枠で低コストのインデックスファンドを積み立てるのがおすすめです。
ある程度投資経験があり、個別株式にも挑戦したい人は、成長投資枠を活用して国内株式や米国株式に投資するのも良いでしょう。つみたて投資枠と成長投資枠は併用できるため、積立投資をベースにしつつ、一部を個別株式に振り向けるといった使い方も可能です。
SBI証券の口座開設方法
SBI証券の口座開設はオンラインで完結し、最短翌営業日から取引を始められます。ここでは、口座開設に必要な書類と具体的な手順を解説します。
スマートフォンで本人確認を行う場合は、マイナンバーカードまたは運転免許証があれば、その場で撮影して提出できます。郵送で本人確認を行う場合は、書類のコピーを郵送する必要があり、口座開設までに時間がかかります。
1. SBI証券の公式サイトから「口座開設」ボタンをクリックし、メールアドレスを登録します。登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、入力して次に進みます。
2. 氏名・住所・生年月日などの基本情報を入力します。NISA口座を同時に開設するか、特定口座を開設するかなどを選択します。投資初心者は、確定申告が不要になる「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶのがおすすめです。
3. 本人確認書類とマイナンバー確認書類をスマートフォンで撮影してアップロードします。スマートフォンがない場合は、書類のコピーを郵送することも可能です。
4. 審査が完了すると、メールで通知が届きます。スマートフォンで本人確認を行った場合は、最短翌営業日に口座開設が完了します。郵送で本人確認を行った場合は、1週間程度かかります。
5. 口座開設が完了したら、ログインIDとパスワードが記載された書類が郵送またはメールで届きます。これを使ってログインし、取引を開始できます。
口座開設が完了したら、まず入金を行います。SBI証券では、銀行振込・即時入金・リアルタイム入金の3つの方法があります。即時入金やリアルタイム入金を使えば、手数料無料で即座に反映されます。
入金後は、投資信託の積立設定や、国内株式の購入などを行います。投資初心者は、まず少額の投資信託から始めて、徐々に取引の幅を広げていくのがおすすめです。NISA口座を開設した場合は、非課税枠を活用して効率的に資産形成を進めましょう。
投資を始めたい人におすすめの証券会社5社
SBI証券以外にも、投資初心者におすすめの証券会社があります。ここでは、手数料の安さ・商品ラインナップ・使いやすさなどの観点から、おすすめの証券会社5社を紹介します。それぞれの特徴を比較して、自分に合った証券会社を選んでください。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は国内最大級の口座数約1,500万を誇り、投資信託約2,600本、外国株式9カ国など、商品ラインナップが豊富です。国内株式の売買手数料が原則無料で、クレカ積立では最大5%のポイント還元を受けられます。
IPO取扱数も年間78銘柄と多数の取り扱いがあり、IPO投資に挑戦したい人に最適です。NISA口座にも対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方を活用できます。手数料の安さ・商品の豊富さ・ポイント還元の高さを重視する人におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は楽天経済圏を活用している人に最適な証券会社です。楽天カードでのクレカ積立では、最大1%のポイント還元があり、貯まった楽天ポイントで投資信託を購入できます。楽天市場や楽天モバイルなど、楽天のサービスを普段から使っている人にとって、効率的にポイントを貯められます。
スマホアプリ「iSPEED」はシンプルで使いやすく、投資初心者でも迷わず操作できます。投資信託の取扱本数は約2,550本、外国株式は6カ国で取引可能です。楽天ポイントを活用して投資を始めたい人におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は米国株投資に強みがあり、約5,000銘柄を取り扱っています。米国株の取引手数料は約定代金の0.495%(税込)で、最低手数料は0米ドルです。米国株の情報提供が充実しており、銘柄分析ツールやレポートが豊富に用意されています。
投資信託の取扱本数は約1,800本で、NISA口座にも対応しています。マネックスポイントが貯まり、投資信託の購入に使えます。米国株投資を中心に資産運用したい人におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の人は国内株式の売買手数料が無料になる独自のサービスを提供しています。26歳以上でも、1日の約定代金が50万円までは無料で取引できます。投資初心者や若年層にとって、コストを抑えて投資を始められる魅力があります。
投資信託の取扱本数は約1,900本で、NISA口座にも対応しています。サポート体制が充実しており、電話やチャットで気軽に相談できます。投資初心者で手厚いサポートを受けたい人におすすめです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
三菱UFJeスマート証券(旧auカブコム証券)は、au経済圏を活用している人に最適な証券会社です。auカブコムFXとの連携で、取引に応じてPontaポイントが貯まります。auじぶん銀行と連携すると、普通預金金利が優遇されるメリットもあります。
国内株式の売買手数料は、一日定額手数料コースなら100万円まで無料です。投資信託の取扱本数は約1,800本で、NISA口座にも対応しています。au経済圏を活用している人におすすめです。
はい、SBI証券は投資初心者でも使えます。投資信託は100円から購入でき、少額から資産形成を始められます。「かんたん積立アプリ」を使えば、シンプルな操作で積立投資を始められます。公式サイトには投資の基礎知識を学べるコンテンツが豊富に用意されており、初心者でも安心して始められます。
いいえ、SBI証券の口座開設は無料です。口座開設費用や口座維持費用は一切かかりません。取引を行わなくても、口座を持っているだけで費用が発生することはありません。
SBI証券は金融庁に登録された正規の金融商品取引業者であり、日本投資者保護基金に加入しています。万が一SBI証券が破綻した場合でも、顧客の資産は分別管理されており、1,000万円まで補償される仕組みが整っています。顧客の資産は証券会社の資産とは別に管理されているため、証券会社が倒産しても顧客の資産は保護されます。
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携すると、SBIハイブリッド預金が利用でき、普通預金金利が優遇されます。また、銀行口座と証券口座の間で資金を自動的に移動できるため、入出金の手間が省けます。証券取引に必要な資金を銀行口座に預けておけば、取引時に自動的に証券口座に振り替えられるため、効率的な資金管理が可能です。
特定口座(源泉徴収あり)を選択している場合は、確定申告は不要です。証券会社が自動的に税金を計算して源泉徴収してくれるため、手間がかかりません。一般口座や特定口座(源泉徴収なし)を選択している場合は、年間の利益が20万円を超えると確定申告が必要です。NISA口座で取引した分は非課税のため、確定申告は不要です。
システム障害が発生した場合は、まずSBI証券の公式サイトで障害情報を確認してください。障害の内容や復旧見込み時間が掲載されています。緊急時は電話サポートに連絡することも可能ですが、障害時は電話が混み合うため、つながりにくい場合があります。
はい、他の証券会社からSBI証券に乗り換えることは可能です。保有している株式や投資信託をSBI証券に移管する手続きを行えば、売却せずに移すことができます。ただし、移管には手数料がかかる場合があり、移管元の証券会社によって条件が異なります。NISA口座の場合は、年に1回だけ金融機関を変更できますが、既に投資した分は移管できないため、新たに投資する分から新しい証券会社で運用することになります。
SBI証券は国内最大級の口座数約1,500万を誇り、手数料の安さ・商品ラインナップの豊富さ・ポイント還元の高さが大きな魅力です。国内株式の売買手数料が原則無料で、投資信託は約2,600本、外国株式は9カ国で取引できます。クレカ積立では最大5%のポイント還元を受けられ、IPO取扱数も年間78銘柄と多数の取り扱いがあります。
一方で、システムメンテナンスの頻度が高い、スマホアプリの操作が複雑、サポートの電話がつながりにくいといったデメリットもあります。ただし、これらは使い方を工夫することで対応可能です。メンテナンス情報を事前に確認し、初心者向けの「かんたん積立アプリ」から始めれば、スムーズに投資をスタートできます。
SBI証券は、手数料を抑えたい人、豊富な商品から選びたい人、IPO投資に挑戦したい人に特におすすめです。楽天証券と比較すると、ポイント還元率や外国株式の取扱国数でSBI証券が優位ですが、使いやすさでは楽天証券が評価されています。自分の投資スタイルや重視するポイントに応じて、最適な証券会社を選んでください。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認いただき、不明な点があれば専門家にご相談されることをおすすめします。
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