会社設立のミチシルベ

りそな銀行で口座を開設したいけれど、どうすればいいのか分からないとお悩みではありませんか。

りそな銀行の口座開設は、アプリまたは店舗の2つの方法で手続きができます。アプリなら最短翌営業日から口座番号が通知され、すぐに使い始められます。

この記事では、りそな銀行の口座開設方法を具体的に解説し、必要書類や注意点もまとめました。記事を読めば、自分に合った方法でスムーズに口座開設ができるようになります。

りそな銀行の口座開設とは？｜基本情報

りそな銀行の口座開設は、普通預金口座を新規に作る手続きのことです。口座を開設すると、キャッシュカードが発行され、預金・引き出し・振込などの銀行サービスが利用できるようになります。

りそな銀行は関西圏を中心に全国展開する都市銀行で、店舗でのサポートとデジタルサービスの両方が充実しています。

りそな銀行ってどんな銀行？

りそな銀行は、りそなホールディングスの中核を担う都市銀行です。大阪を本拠地とし、関西圏を中心に関東・中部地方にも店舗を展開しています。

りそなホールディングスは東証プライム市場に上場しており、信頼性の高い金融機関として知られています。

りそな銀行の特徴は、デジタルサービスと店舗サービスのバランスが取れている点です。アプリでの口座開設やインターネットバンキング「マイゲート」などのデジタルサービスが充実する一方で、全国に店舗網を持ち対面での相談も可能です。

口座開設の方法は2つ

りそな銀行の口座開設方法は、アプリで開設する方法と店舗で開設する方法の2つがあります。

店舗での口座開設は、りそな銀行の窓口で直接手続きする方法です。来店予約をすれば待ち時間を短縮でき、スタッフに相談しながら手続きを進められます。アプリの操作に不安がある方や、直接説明を聞きたい方におすすめです。

最短翌営業日から使える

りそな銀行の口座開設は、アプリで手続きした場合、最短翌営業日に口座番号が通知されます。口座番号が分かれば、すぐに振込の受取や各種サービスの登録が可能です。

キャッシュカードは申込完了後、約1週間で自宅に郵送されます。カードが届くまでの間も、口座番号を使って給与振込の登録や公共料金の引き落とし設定ができるため、新生活のスタートに間に合わせやすいのが特徴です。

店舗で口座開設した場合は、手続き完了後にその場で口座番号が分かります。キャッシュカードの郵送期間はアプリと同様に約1週間です。

アプリで口座開設する方法｜5つのステップ

りそな銀行のアプリを使った口座開設は、スマートフォンだけで完結する便利な方法です。ここでは、アプリでの口座開設手順を5つのステップに分けて詳しく解説します。

アプリをダウンロードする

まず、りそな銀行の公式アプリ「りそなグループアプリ」をスマートフォンにダウンロードします。App Store（iPhone）またはGoogle Play（Android）から無料でダウンロードできます。

アプリを起動したら、「口座開設」ボタンをタップして手続きを開始します。アプリでの口座開設は15歳以上の方が対象です。15歳未満の方は店舗での手続きが必要になります。

本人情報を入力する

口座開設の申込画面で、氏名・生年月日・住所・電話番号などの本人情報を入力します。

メールアドレスも登録します。このメールアドレスには、口座開設の進捗状況や口座番号の通知が届くため、普段使っているアドレスを登録しましょう。

マイナンバーカードで本人確認

本人確認は、マイナンバーカード・運転免許証・在留カードのいずれかを使って行います。アプリでの口座開設では、スマートフォンのカメラで本人確認書類を撮影します。

運転免許証を使う場合も同様に、表面・裏面・顔写真の撮影を行います。在留カードの場合は、カードの表面・裏面の撮影が必要です。

口座の種類を選ぶ

口座の種類を選択します。一般的な普通預金口座を開設する場合は「普通預金」を選びます。

りそな銀行では、キャッシュカードにデビットカード機能が自動で付帯します。デビットカードは、買い物の際に口座から直接引き落としされる機能で、クレジットカードのような審査は不要です。Visaデビットとして国内外の加盟店で利用できます。

通帳の有無も選択できます。りそな銀行では無通帳口座を推奨しており、通帳を発行しない場合は環境保護にも貢献できます。取引履歴はアプリやインターネットバンキング「マイゲート」で確認できるため、通帳がなくても不便はありません。

申込完了後の流れ

申込が完了すると、りそな銀行で審査が行われます。審査には通常1～2営業日かかり、問題がなければ口座番号がメールで通知されます。

口座番号が通知されたら、すぐに給与振込の登録や公共料金の引き落とし設定が可能です。キャッシュカードは申込完了後、約1週間で簡易書留郵便で自宅に届きます。

店舗で口座開設する方法｜来店予約がおすすめ

店舗での口座開設は、りそな銀行の窓口で直接手続きする方法です。スタッフに相談しながら進められるため、アプリの操作に不安がある方や詳しい説明を聞きたい方に向いています。

来店予約の方法

店舗で口座開設する際は、来店予約をしておくと待ち時間を短縮できます。

公式サイトから予約する場合は、「来店予約」のページで希望する店舗・日時・手続き内容（口座開設）を選択します。予約完了後、確認メールが届くため、当日はそのメールを持参するとスムーズです。

電話で予約する場合は、口座を開設したい店舗に直接電話して予約します。店舗の電話番号は公式サイトの店舗検索で確認できます。

店舗での手続きの流れ

来店したら、受付で口座開設の手続きをしたい旨を伝えます。予約している場合は予約番号または確認メールを提示してください。

窓口で申込用紙に必要事項を記入します。氏名・住所・生年月日・電話番号・職業などの基本情報を記入し、本人確認書類を提示します。スタッフが記入内容を確認し、不明な点があればその場で質問できます。

口座の種類（普通預金・定期預金など）や通帳の有無、キャッシュカードの種類（デビットカード機能付きなど）を選択します。りそな銀行では、デビットカード機能が自動で付帯するキャッシュカードが標準です。

手続きが完了すると、その場で口座番号が通知されます。キャッシュカードは後日郵送されるため、約1週間で自宅に届きます。

手続きにかかる時間

店舗での口座開設手続きにかかる時間は、混雑状況にもよりますが、通常30分～1時間程度です。来店予約をしている場合は待ち時間が短縮されるため、スムーズに手続きできます。

混雑しやすい時間帯は、平日の午前中や給料日後の週末です。比較的空いている時間帯は、平日の14時～15時頃です。急ぎでない場合は、空いている時間帯を選ぶと待ち時間を減らせます。

口座開設に必要な書類｜3種類の本人確認書類

りそな銀行の口座開設には、本人確認書類が必要です。アプリでも店舗でも、以下のいずれかの書類を用意する必要があります。

マイナンバーカード

マイナンバーカードは、顔写真付きの公的な本人確認書類です。

マイナンバーカードを使う場合は、カードの表面（顔写真がある面）と裏面（マイナンバーが記載されている面）の両方を撮影または提示します。カードの有効期限が切れていないか、住所が最新のものになっているかを事前に確認してください。

マイナンバーカードをまだ持っていない方は、市区町村の窓口またはオンラインで申請できます。発行には通常1ヶ月程度かかるため、口座開設を急ぐ場合は他の本人確認書類を使いましょう。

運転免許証

運転免許証も本人確認書類として利用できます。顔写真付きの公的書類のため、マイナンバーカードと同様に信頼性の高い書類です。

運転免許証を使う場合は、表面と裏面の両方を撮影または提示します。裏面に住所変更の記載がある場合は、裏面も必ず提示してください。

運転免許証の有効期限が切れている場合は使用できません。有効期限を確認し、期限が近い場合は更新してから手続きを行ってください。

在留カード

在留カードは、外国籍の方が日本に中長期間滞在する際に発行される本人確認書類です。りそな銀行では在留カードを使って口座開設ができます。

在留カードを使う場合は、カードの表面と裏面の両方を撮影または提示します。在留期限が切れていないか、住所が最新のものになっているかを確認してください。在留期限が近い場合は、更新手続きを済ませてから口座開設を行うとスムーズです。

書類準備の注意点

本人確認書類を準備する際は、以下の点に注意してください。

りそな銀行の口座開設で気をつけたいこと

りそな銀行の口座開設は比較的簡単ですが、いくつかの注意点があります。事前に知っておくことで、スムーズに手続きを進められます。

アプリの撮影がうまくいかないとき

アプリで本人確認書類を撮影する際、うまく撮影できないことがあります。よくある原因は、光の反射・ピンぼけ・書類が画面に収まっていないことです。

スマートフォンのカメラレンズが汚れていると、ピントが合わなくなります。撮影前にレンズを柔らかい布で拭いておくと、鮮明な写真が撮れます。

何度撮影してもエラーになる場合は、アプリを一度終了して再起動するか、スマートフォン自体を再起動してみてください。それでも解決しない場合は、店舗での口座開設に切り替えるのも一つの方法です。

住所・氏名の記載ミスに注意

住所や氏名の記載ミスは、口座開設の審査が遅れる原因になります。特に住所は、本人確認書類に記載されているものと完全に一致させる必要があります。

氏名の漢字も正確に入力してください。「高」と「髙」、「崎」と「﨑」のような似た漢字の間違いもよくあるミスです。旧字体や異体字を使っている方は特に注意が必要です。

転居・転送サービス利用者の注意点

りそな銀行から郵送されるキャッシュカードは、転送不要郵便で送られます。郵便局に転送届を出している場合でも、転送されずに元の住所に届く仕組みです。

住所変更が間に合わない場合は、店舗で口座開設し、事情を説明して対応してもらう方法もあります。

15歳未満はアプリが使えない

りそな銀行のアプリでの口座開設は、15歳以上の方が対象です。15歳未満の方は、アプリでの口座開設ができないため、店舗での手続きが必要になります。

店舗で手続きする際は、親権者の同意書や親権者の本人確認書類も必要になる場合があるため、事前に店舗に確認しておくと安心です。

りそな銀行の口座開設のメリット｜3つの特徴

りそな銀行で口座を開設すると、さまざまなメリットがあります。ここでは代表的な3つの特徴を紹介します。

りそなクラブポイントが貯まる

りそな銀行では、「りそなクラブ」というポイントプログラムがあります。給与振込・公共料金の引き落とし・投資信託の保有などの取引内容に応じてポイントが貯まる仕組みです。

りそなクラブのステータスは、取引内容によって「スタンダード」「パール」「ルビー」「ダイヤモンド」の4段階に分かれています。ステータスが上がるほど、ATM手数料の優遇回数が増えるなどの特典があります。

デビットカード機能が自動でつく

りそな銀行のキャッシュカードには、Visaデビットカード機能が自動で付帯します。デビットカードは、買い物の際に口座から直接引き落としされる仕組みで、クレジットカードのような審査は不要です。

Visa加盟店であれば国内外で利用でき、ネットショッピングでも使えます。使いすぎを防ぎやすく、口座残高の範囲内でしか使えないため、クレジットカードよりも安心して利用できます。

デビットカードの利用額に応じて、キャッシュバックやポイント還元もあります。普段の買い物でキャッシュカードをそのまま使えるため、財布の中のカードを減らせるのもメリットです。

無通帳で環境にやさしい

りそな銀行では、無通帳口座を推奨しています。通帳を発行しない代わりに、取引履歴はアプリやインターネットバンキング「マイゲート」でいつでも確認できます。

無通帳口座にすることで、紙の使用量を減らし環境保護に貢献できます。また、通帳を持ち歩く必要がなくなるため、紛失のリスクも減ります。過去の取引履歴もデジタルで管理されるため、通帳記帳の手間もかかりません。

りそな銀行と他の銀行を比較｜どちらを選ぶべき？

りそな銀行と他の銀行を比較することで、自分に合った銀行を選びやすくなります。ここでは、都市銀行とネット銀行との違いを解説します。

都市銀行との比較

りそな銀行は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行と並ぶ都市銀行の一つです。都市銀行同士を比較すると、基本的なサービス内容は似ていますが、店舗の立地やポイントプログラムに違いがあります。

一方、三菱UFJ銀行やみずほ銀行は全国により広く店舗を展開しているため、転勤が多い方には向いています。

ATM手数料や振込手数料は、各銀行で大きな差はありませんが、りそなクラブのステータスによって優遇を受けられる点がりそな銀行の強みです。給与振込や公共料金の引き落としを設定すれば、手数料の優遇回数が増えます。

ネット銀行との比較

ネット銀行（楽天銀行・住信SBIネット銀行など）は、店舗を持たずインターネット上で取引を行う銀行です。りそな銀行とネット銀行を比較すると、それぞれにメリット・デメリットがあります。

ネット銀行のデメリットは、対面での相談ができないことです。住宅ローンや相続などの複雑な手続きが必要な場合、店舗がないと不便に感じることがあります。

りそな銀行は、デジタルサービスと店舗サービスの両方を提供しているため、バランスが取れています。アプリやインターネットバンキングで日常的な取引を行いつつ、必要なときは店舗で相談できる安心感があります。

どんな人にりそな銀行がおすすめ？

口座開設後の活用方法｜ポイントを貯めるコツ

りそな銀行の口座を開設したら、上手に活用してポイントを貯めましょう。ここでは、具体的な活用方法を紹介します。

給与振込でポイントを貯める

りそな銀行を給与振込口座に設定すると、りそなクラブのポイントが貯まります。毎月自動的にポイントが付与されるため、特別な手続きをしなくても継続的にポイントを獲得できます。

給与振込を設定するには、勤務先の給与担当者に「給与振込依頼書」を提出します。りそな銀行の口座番号と支店名を記入するだけで手続きは完了です。会社によっては給与振込口座の変更に時間がかかる場合もあるため、早めに手続きを始めましょう。

公共料金の引き落としでポイントを貯める

電気・ガス・水道などの公共料金をりそな銀行の口座から引き落とすと、りそなクラブのポイントが貯まります。複数の公共料金を設定すれば、それだけ多くのポイントを獲得できます。

公共料金の引き落とし設定は、各事業者の公式サイトまたは電話で行えます。口座番号と支店名を伝えるだけで手続きできるため、給与振込と合わせて設定しておくとポイントが効率的に貯まります。

マイゲートの活用方法

りそな銀行のインターネットバンキング「マイゲート」を活用すると、24時間いつでも残高照会や振込ができます。スマートフォンやパソコンから利用でき、店舗やATMに行かなくても取引が完結します。

マイゲートでは、振込手数料がATMよりも安く設定されている場合があります。また、振込予約機能を使えば、指定した日時に自動で振込を実行できるため、支払い忘れを防げます。

マイゲートの初回登録には、口座番号とキャッシュカードの暗証番号が必要です。登録後は、自分で設定したIDとパスワードでログインできるようになります。

よくある質問（Q&A）

まとめ

りそな銀行の口座開設は、アプリまたは店舗の2つの方法で手続きできます。アプリなら最短翌営業日に口座番号が通知され、すぐに使い始められます。本人確認にはマイナンバーカード・運転免許証・在留カードのいずれかが必要です。

りそな銀行の特徴は、りそなクラブポイントが貯まること、デビットカード機能が自動で付帯すること、無通帳口座で環境にやさしいことです。関西圏に住んでいる方や、店舗での相談も利用したい方に向いています。

口座開設後は、給与振込や公共料金の引き落としを設定することで、効率的にポイントを貯められます。インターネットバンキング「マイゲート」を活用すれば、24時間いつでも取引が可能です。

なお、口座開設の条件やサービス内容は変更される可能性があります。最新情報はりそな銀行の公式サイトでご確認ください。口座の売買・譲渡は犯罪です。絶対に行わないでください。