SBI証券のクレカ積立|おすすめカードと選び方

積立NISAを始めたいけれど、どこで口座を開設すればいいのか迷っていませんか。
金融機関によって取扱商品数やポイント還元率が大きく異なるため、自分に合った証券会社や銀行を選ぶことが重要です。
この記事では、積立NISAの口座開設に必要な手順や書類、おすすめの金融機関を中立的な立場から詳しく解説します。2024年から始まった新NISA制度についても分かりやすく説明しますので、これから資産形成を始める方はぜひ参考にしてください。
口座開設後の運用開始手順まで丁寧に説明しますので、初心者の方でも安心して投資をスタートできます。
目次
積立NISAの口座開設とは?
積立NISAの口座開設について、まずは基本的な仕組みを理解しましょう。2024年から新しい制度に変わったため、最新の情報を正確に把握することが大切です。
積立NISAは、投資で得た利益が非課税になる少額投資非課税制度です。通常、株式や投資信託で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座内での運用益は非課税となります。
この制度は、長期・積立・分散投資を通じた資産形成を支援するために設けられました。毎月コツコツと少額から投資を始められるため、投資初心者にも適した制度です。
金融庁が厳選した投資信託のみが対象となっているため、比較的安全性の高い商品から選べる点も特徴です。販売手数料が無料で、信託報酬も低水準に抑えられた商品が中心となっています。
NISA口座は、全ての金融機関を通じて1人につき1口座しか開設できません。複数の証券会社や銀行でNISA口座を持つことはできないため、最初の金融機関選びが重要になります。
この制約は、税務署による管理のために設けられています。口座開設時には税務署の審査が行われ、他の金融機関で既にNISA口座を開設していないかが確認されます。
金融機関の変更は可能ですが、年単位での手続きが必要です。変更したい年の前年10月から当該年の9月末までに手続きを行う必要があり、既に投資を行っている年は変更できません。
そのため、最初から自分に合った金融機関を慎重に選ぶことをおすすめします。
2024年1月から、NISA制度が大幅に拡充されました。従来の「つみたてNISA」は「つみたて投資枠」という名称に変わり、新しいNISA制度の一部として統合されています。
新NISA制度では、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)の2つの枠を併用できるようになりました。非課税保有限度額は1,800万円に拡大され、非課税保有期間も無期限となっています。
2023年までにつみたてNISAを利用していた方は、2024年1月に自動的に新NISA口座が開設されています。新たに手続きをする必要はなく、つみたて投資枠と成長投資枠の両方が利用可能です。
これから口座を開設する方も、新NISA制度のもとで投資を始めることになります。
積立NISAの口座開設におすすめの金融機関5社
積立NISAの口座開設先を選ぶ際には、複数の金融機関を比較検討することが大切です。ここでは、中立的な立場から主要5社の特徴を詳しく紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、ネット証券最大手として約1,500万口座を突破した実績を持つ証券会社です。投資信託の取扱本数は約2,600本と業界トップクラスで、つみたて投資枠対象商品も約271本と豊富に揃っています。
SBI証券の特徴
三井住友カードでのクレカ積立に対応しており、最大5%のポイント還元
米国株式は約5,000銘柄、外国株式は8カ国に対応
取引ツールが充実(HYPER SBI 2、スマホアプリなど)
貯まるポイントは、Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントから選択できます。将来的に海外投資にも興味がある方に適しています。
口座開設は最短翌営業日と、スピーディーに取引を始められます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約13,000,000口座 ※2025年11月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄 ※2025年2月28日時点 ※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏を活用している方に特におすすめの証券会社です。約1,300万口座を突破しており、投資信託の取扱本数は約2,550本、つみたて投資枠対象商品は約200本となっています。
楽天証券の特徴
楽天カードでのクレカ積立により、最大1%の楽天ポイントが貯まる
貯まったポイントは投資信託の購入にも使える
スマホアプリ「iSPEED」の使いやすさに定評
初心者でも直感的に操作できる設計になっています。米国株式は約4,500銘柄を取り扱っており、外国株投資にも対応しています。
口座開設は最短翌営業日で完了し、すぐに取引を始められます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つ証券会社として知られています。投資信託の取扱本数は約1,800本、つみたて投資枠対象商品は約217本を揃えています。
マネックス証券の特徴
マネックスカードでのクレカ積立では、業界最高水準の1.1%のポイント還元率
米国株式は約5,000銘柄、外国株式は2カ国に対応
貯まったマネックスポイントは、dポイントやPontaポイントなど他社ポイントに交換可能
年間120万円を1.1%還元で積立した場合、年間13,200円分のポイントが貯まる計算です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点)※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、創業100年を超える老舗証券会社として信頼性の高いサービスを提供しています。投資信託の取扱本数は約1,900本、つみたて投資枠対象商品は約250本となっています。
松井証券の特徴
電話サポートは平日8:30~17:00まで対応、投資初心者の疑問にも丁寧に回答
HDI格付けベンチマークで最高評価の三つ星を獲得
25歳以下は現物取引・信用取引の手数料が無料
1日の約定代金50万円までは誰でも手数料無料で取引できます。口座開設は最短即日で完了し、すぐに投資を始められます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数(残あり口座) | 約105.3万口座 ※2025年3月末時点 |
| 取引手数料 | 【国内株式】 約定代金 × 最大1.265%(税込) ※最低手数料2,750円(税込) 【米国株式】 約定代金 × 0.495%(税込) ※最低手数料22米ドル(税込) ※手数料は取引チャネルや銘柄により異なります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA:つみたて投資枠・成長投資枠ともに対応)※現物取引のみ |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 29銘柄 ※2025年時点 ※現物取引のみ |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式(約4,000銘柄) / 米国株式 / 投資信託(約285本)※現物取引のみ |
| 投資信託 | 約4,054本 ※2025年7月時点 |
| 外国株 | 米国株:約4,500銘柄 その他外国株:取扱限定的 ※現物取引のみ |
| 取引ツール(PC) | オンライントレード(WEB) 専用取引アプリ(PC版) |
| スマホアプリ | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券アプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行(即時入出金サービス対応) |
| ポイント投資・付与 | なし(ポイント投資制度は未対応) |
| 口座開設スピード | 通常2〜3営業日 ※オンライン申込後、書類提出状況により変動 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループの証券会社として、約105万口座を有しています。メガバンク系ならではの信頼性と安定性が魅力です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の特徴
投資信託の取扱本数は約750本、つみたて投資枠対象商品は約30本と厳選されたラインナップ
対面での相談を希望する方や、総合的な資産運用アドバイスを受けたい方に適している
Pontaポイントが貯まり、ポイント投資にも対応
IPO取扱実績も豊富で、2024年は21銘柄を取り扱いました。口座開設は最短2営業日で完了します。
主要5社の特徴を一覧表で比較します。自分の投資スタイルや重視するポイントに合わせて選びましょう。
| 証券会社 | 投資信託本数 | つみたて投資枠対象 | クレカ積立還元率 | 口座開設日数 | 主な特徴 |
| SBI証券 | 約2,600本 | 約271本 | 最大5% | 最短翌営業日 | 商品数No.1、多様なポイント対応 |
| 楽天証券 | 約2,550本 | 約200本 | 最大1% | 最短翌営業日 | 楽天ポイント、アプリが使いやすい |
| マネックス証券 | 約1,800本 | 約217本 | 1.1% | 最短2営業日 | 米国株に強い、高還元率 |
| 松井証券 | 約1,900本 | 約250本 | – | 最短即日 | サポート充実、25歳以下無料 |
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 約750本 | 約30本 | – | 最短2営業日 | メガバンク系、対面相談可能 |
この表を参考に、自分の投資目的や利用したいサービスに合った証券会社を選びましょう。商品数の多さを重視するならSBI証券、楽天経済圏を活用するなら楽天証券、米国株投資に興味があるならマネックス証券がおすすめです。
NISA口座を開設する金融機関を選ぶ際には、複数の観点から比較検討することが重要です。ここでは、4つの選び方のポイントを詳しく解説します。
投資信託の取扱本数は、金融機関によって大きく異なります。商品の選択肢が多いほど、自分の投資方針に合った商品を見つけやすくなります。
ネット証券大手のSBI証券や楽天証券は約2,500本以上の投資信託を取り扱っており、つみたて投資枠対象商品も200本以上と豊富です。一方、銀行や対面型の証券会社は数十本から数百本程度と、厳選されたラインナップになっています。
初心者の方は、選択肢が多すぎると迷ってしまうこともあります。その場合は、厳選された商品を提供している金融機関や、おすすめ商品の提案サービスがある金融機関を選ぶのも一つの方法です。
将来的に投資の幅を広げたい方は、最初から商品数の多い証券会社を選んでおくと安心です。
クレジットカードで積立投資を行うと、カード会社のポイントが貯まる「クレカ積立」サービスは、長期投資において大きなメリットとなります。
SBI証券は三井住友カードで最大5%、マネックス証券はマネックスカードで1.1%、楽天証券は楽天カードで最大1%のポイント還元を受けられます。年間120万円を1%還元で積立した場合、年間12,000円分のポイントが貯まる計算です。
ポイントの使い道も重要な選択基準です。楽天ポイントは楽天市場などで幅広く使えますし、dポイントやPontaポイントも日常生活で使いやすいポイントです。
既に利用しているポイントサービスと連携できる証券会社を選ぶと、ポイントを効率的に活用できます。
投資初心者にとって、スマホアプリの使いやすさは重要なポイントです。直感的に操作できるアプリなら、投資への心理的なハードルも下がります。
楽天証券の「iSPEED」は、シンプルで分かりやすいデザインが特徴です。SBI証券も複数のアプリを提供しており、用途に応じて使い分けられます。マネックス証券や松井証券も、それぞれ独自の使いやすいアプリを開発しています。
実際にアプリストアのレビューを確認したり、口座開設前にデモ画面を見られる場合は試してみることをおすすめします。毎日使うツールだからこそ、自分にとって使いやすいと感じるアプリを選びましょう。
投資初心者にとって、困ったときに相談できるサポート体制は非常に重要です。特にNISA制度や投資信託の仕組みについて分からないことがあったときに、気軽に質問できる環境があると安心です。
松井証券は、電話サポートの品質が高く評価されており、HDI格付けベンチマークで最高評価を獲得しています。平日の営業時間内であれば、投資に関する疑問を丁寧に答えてもらえます。
SBI証券や楽天証券もコールセンターを設置していますが、ネット証券は基本的にオンラインでの情報提供が中心です。対面での相談を希望する方は、店舗を持つ三菱UFJモルガン・スタンレー証券や銀行を選ぶとよいでしょう。
チャットサポートやFAQの充実度も確認しておくと、より安心して投資を始められます。
証券会社と銀行の違い
NISA口座は証券会社でも銀行でも開設できますが、それぞれに特徴があります。自分の投資スタイルや重視するポイントに応じて選びましょう。
証券会社の最大のメリットは、取扱商品の豊富さと手数料の安さです。特にネット証券は、投資信託だけでなく、国内株式や外国株式、ETF、REITなど幅広い商品を取り扱っています。
投資信託の取扱本数は、SBI証券や楽天証券で2,000本以上あり、自分の投資方針に合った商品を選びやすい環境が整っています。また、クレカ積立によるポイント還元や、取引ツールの充実度も証券会社の強みです。
| メリット | デメリット |
| 取扱商品数が豊富(2,000本以上) | 対面での相談がしにくい(ネット証券の場合) |
| 手数料が安い・無料の場合も多い | 投資初心者は最初戸惑う可能性がある |
| クレカ積立でポイント還元が受けられる | 基本的にオンライン取引が中心 |
| 取引ツールが充実している |
デメリットとしては、対面での相談がしにくい点が挙げられます。ただし、最近はチャットサポートや電話サポートも充実してきており、オンラインでも十分なサポートを受けられるようになっています。
銀行でNISA口座を開設するメリットは、対面での相談がしやすく、既存の銀行口座と一体で管理できる点です。普段から利用している銀行の窓口で相談できるため、投資が初めての方にとっては心理的なハードルが低くなります。
また、預金口座と投資口座を同じ金融機関で管理できるため、資金移動がスムーズです。給与振込口座と同じ銀行でNISA口座を開設すれば、自動積立の設定も簡単に行えます。
| メリット | デメリット |
| 対面での相談がしやすい | 取扱商品数が少ない(数十本~数百本) |
| 預金口座と一体管理できる | 投資信託のみの取扱(株式は購入不可) |
| 資金移動がスムーズ | クレカ積立などのサービスが限定的 |
| 投資初心者に心理的ハードルが低い | 手数料が証券会社より高い場合がある |
デメリットは、取扱商品数が証券会社に比べて少ない点です。銀行では投資信託のみを取り扱っており、その本数も数十本から数百本程度にとどまります。また、クレカ積立によるポイント還元などのサービスも、証券会社に比べると限定的です。
自分のタイプに合わせて、証券会社と銀行のどちらを選ぶべきか判断しましょう。
積立NISAの口座開設手順
NISA口座の開設は、オンラインで簡単に手続きできます。ここでは、具体的な手順を4つのステップに分けて解説します。
まず、NISA口座を開設する金融機関を決めましょう。前述した比較ポイントを参考に、自分の投資スタイルに合った証券会社や銀行を選びます。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、慎重に選ぶことが重要です。取扱商品数、ポイント還元率、サポート体制、アプリの使いやすさなど、自分が重視するポイントを明確にしてから選びましょう。
金融機関の変更は可能ですが、年単位での手続きが必要で、既に投資を行っている年は変更できません。そのため、最初から長く付き合える金融機関を選ぶことをおすすめします。
各社の公式サイトで詳細な情報を確認し、比較検討してから決定しましょう。
金融機関が決まったら、口座開設の申し込みを行います。ほとんどの証券会社では、スマホやPCから簡単にオンライン申し込みができます。
スマホのカメラで撮影してそのままアップロードできるため、郵送の手間がかかりません。マイナンバーカードがあれば、本人確認とマイナンバー確認が一度に完了するため便利です。
口座開設の申し込みが完了すると、証券会社から税務署へNISA口座開設の申請が行われます。税務署では、他の金融機関で既にNISA口座を開設していないかを確認します。
税務署の審査には、通常1~2週間程度かかります。ただし、2019年1月からは「簡易NISA口座開設制度」が導入されており、税務署の審査完了を待たずに取引を開始できる場合があります。
初めてNISA口座を開設する方は、審査中でも仮開設された口座で取引を始められます。
万が一審査の結果、他社で既にNISA口座を持っていることが判明した場合、取引は課税口座に移管されるため注意が必要です。
税務署の審査が完了すると、証券会社から口座開設完了の通知が届きます。メールや郵送で通知されるため、必ず確認しましょう。
口座開設が完了したら、いよいよ投資を始められます。まずは積立設定を行いましょう。投資信託を選び、毎月の積立金額や積立日、引落方法を設定します。
つみたて投資枠では、年間120万円まで投資できるため、月額10万円まで積立可能です。無理のない金額から始めて、慣れてきたら徐々に増額していくのがおすすめです。
クレジットカード決済を選択すれば、ポイント還元を受けながら自動的に積立投資が続けられます。
口座開設に必要な書類
NISA口座の開設には、いくつかの書類が必要です。事前に準備しておくことで、スムーズに手続きを進められます。
NISA口座の開設には、マイナンバー(個人番号)の提出が法律で義務付けられています。以下のいずれかの書類を用意しましょう。
最も便利なのはマイナンバーカードです。マイナンバーカード1枚で、マイナンバー確認と本人確認の両方が完了します。スマホで撮影してアップロードするだけで手続きが進められるため、最短で口座開設できます。
マイナンバーカードを持っていない場合は、通知カードまたはマイナンバー記載の住民票の写しを使用します。ただし、通知カードの場合は、記載された住所・氏名が現在の情報と一致している必要があります。
引っ越しなどで住所が変わっている場合は、住民票の写しを取得しましょう。
マイナンバーカードを使わない場合は、別途本人確認書類が必要になります。以下の書類が本人確認書類として利用できます。
顔写真付きの本人確認書類は1点、顔写真なしの場合は2点必要になります。運転免許証やパスポートなど顔写真付きの書類があれば、1点で本人確認が完了するため便利です。
健康保険証を使う場合は、住民票の写しなど別の書類と組み合わせる必要があります。
基本的な必要書類は上記の通りですが、金融機関によっては追加の書類が必要になる場合があります。
他の金融機関からNISA口座を変更する場合は、変更前の金融機関から発行される「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が必要です。この書類がないと、新しい金融機関でNISA口座を開設できません。
銀行でNISA口座を開設する場合は、銀行印や通帳が必要になることがあります。また、郵送で手続きする場合は、印鑑証明書が必要になる場合もあります。
事前に各金融機関の公式サイトで必要書類を確認しておくと安心です。
口座開設にかかる日数
NISA口座の開設にかかる日数は、金融機関や申し込み方法によって異なります。できるだけ早く投資を始めたい方は、開設スピードも重要な選択基準になります。
ネット証券の中には、非常にスピーディーに口座開設できる会社があります。松井証券は最短即日、SBI証券と楽天証券は最短翌営業日でNISA口座の開設が可能です。
これは、2019年から導入された「簡易NISA口座開設制度」によるものです。税務署の審査完了を待たずに、仮開設された口座で取引を始められるため、申し込みから数日で投資をスタートできます。
ただし、これは初めてNISA口座を開設する方に限られます。他の金融機関からの変更や、過去にNISA口座を開設したことがある方の再開設の場合は、税務署の審査完了後にしか取引できません。その場合は、申し込みから1~2週間程度かかります。
マネックス証券や三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、口座開設に最短2営業日程度かかります。また、野村證券やみずほ証券などの対面型証券会社は、3~5営業日程度が目安です。
銀行でNISA口座を開設する場合は、さらに時間がかかることがあります。ゆうちょ銀行の場合、申し込みから口座開設まで約1か月程度要すると案内されています。
窓口での手続きが必要な場合や、郵送で書類をやり取りする場合は、さらに時間がかかる可能性があります。
年末年始やゴールデンウィークなどの大型連休期間中は、通常より時間がかかるため注意が必要です。特定の時期に投資を始めたい場合は、余裕を持って早めに申し込むことをおすすめします。
通常の日数よりも審査が長引く場合、いくつかの原因が考えられます。最も多いのは、提出書類の不備です。
また、他の金融機関で既にNISA口座を開設している場合、税務署の審査で開設不可となります。過去にNISA口座を開設したことを忘れている場合もあるため、心当たりがある方は事前に確認しましょう。
審査状況が気になる場合は、申し込んだ金融機関のカスタマーサポートに問い合わせることができます。進捗状況を確認できる場合もあるため、不安な方は連絡してみましょう。
書類に不備がないように、申し込み時に入力内容や添付書類をしっかり確認することが、スムーズな口座開設の鍵となります。
口座開設後の運用開始手順
NISA口座の開設が完了したら、いよいよ投資を始めます。ここでは、実際に運用を開始するまでの具体的な手順を解説します。
つみたて投資枠で投資できるのは、金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみです。販売手数料が無料で、信託報酬も低水準に抑えられた商品が対象となっています。
初心者の方は、まずバランス型ファンドや全世界株式インデックスファンドから始めるのがおすすめです。バランス型ファンドは、国内外の株式と債券に分散投資するため、リスクを抑えながら運用できます。
全世界株式インデックスファンドは、世界中の株式に幅広く投資できるため、長期的な資産形成に適しています。
人気の高い商品としては、「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」などがあります。これらは信託報酬が0.1%台と非常に低く、長期投資に向いています。
各証券会社のサイトでは、つみたて投資枠対象商品の一覧や、ランキング、おすすめ商品の紹介があるため、参考にしながら選びましょう。
投資信託を選んだら、積立設定を行います。毎月の積立金額、積立日、引落方法を決めていきます。
つみたて投資枠の年間投資上限額は120万円なので、月額10万円まで積立可能です。ただし、無理のない金額から始めることが長期投資を続けるコツです。
月1万円や3万円など、家計に負担のかからない範囲で設定しましょう。慣れてきたら、徐々に増額していくこともできます。
一般的には毎月積立が最も利用されていますが、ドルコスト平均法の効果をより高めたい方は、毎日積立を選ぶのも一つの方法です。
クレジットカード決済で積立投資を行うと、カード会社のポイントが貯まります。この「クレカ積立」は、長期投資において非常に大きなメリットとなります。
SBI証券では三井住友カード、楽天証券では楽天カード、マネックス証券ではマネックスカードを使ってクレカ積立ができます。年間120万円を1%還元で積立した場合、年間12,000円分のポイントが貯まる計算です。
10年間続ければ12万円分のポイントになるため、見逃せないメリットです。
ポイント投資を活用すれば、現金を使わずに投資額を増やすこともできるため、積極的に活用しましょう。
積立NISAで気をつけたいこと
NISA制度には多くのメリットがありますが、注意すべき点もあります。投資を始める前に、デメリットやリスクをしっかり理解しておきましょう。
投資信託は元本保証の商品ではありません。株式や債券の価格変動により、投資した金額を下回る可能性があります。特に短期的には大きく値下がりすることもあるため、心理的な準備が必要です。
ただし、長期・積立・分散投資を続けることで、リスクを軽減できることが金融庁の調査でも示されています。20年間の積立投資を行った場合、元本割れする確率は大幅に低下するというデータもあります。
短期的な価格変動に一喜一憂せず、長期的な視点で投資を続けることが大切です。定期的に積立を続けることで、価格が下がったときには多くの口数を購入でき、価格が上がったときには少ない口数を購入する「ドルコスト平均法」の効果が得られます。
NISA口座は、全ての金融機関を通じて1人につき1口座しか開設できません。複数の証券会社でNISA口座を持つことはできないため、金融機関選びは慎重に行う必要があります。
金融機関を変更したい場合は、年単位での手続きが必要です。変更したい年の前年10月から当該年の9月末までに手続きを行います。
変更したい年に既に投資を行っている場合は、その年の変更はできません。
金融機関を変更しても、以前の金融機関で購入した商品は引き続き非課税で保有できます。ただし、他の金融機関へ移管することはできないため、複数の金融機関に資産が分散することになります。
管理が煩雑になる可能性があるため、最初から長く付き合える金融機関を選ぶことをおすすめします。
つみたて投資枠の年間投資上限額は120万円です。この枠は、その年の1月から12月までの間に使い切る必要があり、翌年に繰り越すことはできません。
非課税保有限度額は1,800万円ですが、年間に投資できる金額には上限があるため、できるだけ毎年の投資枠を有効活用することが長期的な資産形成につながります。
月額10万円の積立であれば、年間120万円の枠を使い切ることができます。
途中で積立を停止したり、金額を減らしたりすると、その年の投資枠を使い切れない可能性があります。一度使わなかった枠は戻ってこないため、計画的に投資を続けることが重要です。
ただし、無理な投資は禁物です。家計に余裕がない場合は、無理のない範囲で投資を続けましょう。
新NISA制度では、非課税保有期間が無期限となりました。そのため、2024年以降に購入した商品は、いつまでも非課税で保有できます。
ただし、2023年までの旧NISA制度で購入した商品については、従来通りの非課税期間が適用されます。つみたてNISAで購入した商品は20年間、一般NISAで購入した商品は5年間が非課税期間です。
非課税期間が終了すると、その商品は課税口座に移管されます。移管後に売却して利益が出た場合は、通常通り約20%の税金がかかります。
ただし、新NISA制度への移管(ロールオーバー)はできないため、注意が必要です。旧NISA制度で購入した商品と新NISA制度で購入した商品は、別々に管理されることを理解しておきましょう。
NISA口座は、全ての金融機関を通じて1人につき1口座のみ開設できます。複数の証券会社や銀行でNISA口座を持つことはできません。
この制約は、税務署による管理のために設けられています。口座開設時には税務署の審査が行われ、他の金融機関で既にNISA口座を開設していないかが確認されます。もし複数の金融機関に申し込んでしまった場合、後から申し込んだ口座は開設できません。
NISA口座の開設に手数料は一切かかりません。また、口座の維持管理費用も無料です。
投資信託の購入時にも、つみたて投資枠対象商品は販売手数料が無料です。ただし、投資信託の保有中には信託報酬(運用管理費用)がかかります。信託報酬は商品によって異なりますが、つみたて投資枠対象商品は低水準に抑えられています。
税務署の審査で不承認になる主な理由は、既に他の金融機関でNISA口座を開設している場合です。1人1口座の原則があるため、重複して開設することはできません。
過去にNISA口座を開設したことを忘れている場合や、家族が代理で開設していた場合などに、不承認となることがあります。不承認となった場合、NISA口座での取引は課税口座に移管されます。心当たりがある方は、事前に国税庁のe-Taxで開設状況を確認できます。
NISA口座の金融機関変更は可能です。変更したい年の前年10月から当該年の9月末までに手続きを行う必要があります。
ただし、変更したい年に既に投資を行っている場合は、その年の変更はできません。また、変更前の金融機関で購入した商品は、新しい金融機関に移管できません。以前の金融機関で引き続き非課税で保有することになるため、資産が複数の金融機関に分散します。
2024年からの新NISA制度では、従来の「つみたてNISA」は「つみたて投資枠」に、「一般NISA」は「成長投資枠」に名称が変わりました。新制度では、両方の枠を併用できるようになっています。
つみたて投資枠は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円まで投資できます。つみたて投資枠は金融庁が定めた基準を満たす投資信託のみが対象ですが、成長投資枠は上場株式やETFなども投資対象となります。
つみたてNISA(つみたて投資枠)とiDeCo(個人型確定拠出年金)は、併用できます。両方とも税制優遇のある制度ですが、それぞれ異なる特徴があります。
iDeCoは掛金が全額所得控除の対象となり、運用益も非課税です。ただし、原則60歳まで引き出せないという制約があります。一方、NISAはいつでも引き出せますが、所得控除はありません。老後資金はiDeCo、それ以外の資産形成はNISAと使い分けるのが効果的です。
口座開設ができなかった場合、まず不承認の理由を確認しましょう。提出書類に不備がある場合は、追加書類を提出することで開設できる可能性があります。
既に他の金融機関でNISA口座を開設している場合は、現在の口座を廃止するか、金融機関変更の手続きを行う必要があります。どこで口座を開設しているか分からない場合は、国税庁のe-Taxで確認できます。不明な点があれば、申し込んだ金融機関のカスタマーサポートに問い合わせましょう。
積立NISAの口座開設は、2024年から始まった新NISA制度のつみたて投資枠を利用した資産形成の第一歩です。年間120万円まで非課税で投資でき、非課税保有期間は無期限となったため、長期的な資産形成に最適な制度となっています。
金融機関選びでは、取扱商品数、ポイント還元率、サポート体制、アプリの使いやすさなど、自分が重視するポイントを明確にすることが重要です。SBI証券は商品数の豊富さ、楽天証券は楽天ポイント、マネックス証券は米国株と高還元率、松井証券はサポート体制、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は対面相談がそれぞれの強みです。
口座開設の手順は、金融機関を選び、オンラインで申し込み、税務署の審査を経て完了します。本人確認書類とマイナンバー確認書類を事前に準備しておけば、スムーズに手続きを進められます。多くのネット証券では、最短翌営業日から取引を始められます。
口座開設後は、投資信託を選び、積立設定を行います。クレジットカード決済を利用すれば、ポイント還元を受けながら自動的に積立投資を続けられます。初心者の方は、バランス型ファンドや全世界株式インデックスファンドなど、分散投資ができる商品から始めるのがおすすめです。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、不明な点があれば専門家や金融機関にご相談ください。
この記事のキーワード
キーワードがありません。
この記事を見た方はこんな記事も見ています
この記事と同じキーワードの記事
まだ記事がありません。
キーワードから探す
カンタン1分登録で、気になる資料を無料でお取り寄せ
そんなお悩みをお持ちの方は、まずはお問い合わせください!