ひろゆき氏が「つみたてNISAやめたほうがいい」と言った理由とは?

AI(人工知能)への投資に興味があるけれど、個別株を選ぶのは難しいと感じていませんか。
AI ETFなら、複数のAI関連企業に分散投資できるため、初心者でも手軽にAI市場の成長に参加できます。
この記事では、AI ETFの基本的な仕組みから、おすすめの銘柄、選び方のポイント、購入方法まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
AI市場は今後も大きな成長が見込まれており、長期的な投資を始めることで、資産形成につながる可能性があります。
ただし、AI ETFにはリスクもあるため、正しい知識を身につけて、自分に合った投資判断をすることが大切です。
目次
AI ETFとは
AI ETF(人工知能ETF)とは、AI技術を開発・活用する企業の株式に投資する上場投資信託です。
ETFは証券取引所に上場しているため、株式と同じように売買できます。個別株を選ぶ手間なく、AI関連企業全体の成長に投資できるのが最大の魅力です。
AIは今後も様々な産業で活用が広がると予測されており、その成長の恩恵を受けられる投資手段として注目されています。
ETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)は、複数の株式や債券などをまとめて1つの商品にしたものです。
証券取引所に上場しているため、株式と同じようにリアルタイムで売買できます。通常の投資信託は1日1回しか価格が決まりませんが、ETFは市場が開いている間、常に価格が変動します。
そのため、好きなタイミングで売買できる柔軟性があります。ETFには信託報酬という運用コストがかかりますが、一般的に通常の投資信託よりも低コストです。
AI ETFの場合、信託報酬は年率0.4%~0.75%程度が一般的で、長期保有する際のコスト負担を抑えられます。
AI ETFは、AI技術を開発する企業やAIを活用してビジネスを展開する企業の株式を組み合わせています。
例えば、半導体メーカー、クラウドサービス企業、ソフトウェア開発企業など、様々な業種のAI関連企業が含まれます。1つのAI ETFで数十社から数百社に分散投資できるため、特定の企業の業績悪化による影響を軽減できます。
個別株投資では、1社が大きく下落すると資産全体に大きな打撃を受けますが、ETFなら分散効果でリスクを抑えられます。
また、AI関連企業の選定や入れ替えは運用会社が行うため、投資家自身が銘柄を選ぶ手間がかかりません。AI市場の動向に合わせて構成銘柄が見直されるため、常に最新のAIトレンドに沿った投資ができます。
| 項目 | AI ETF | 個別株投資 |
| 分散効果 | 複数企業に自動分散 | 自分で複数銘柄を購入する必要 |
| 銘柄選定 | 運用会社が実施 | 自分で調査・選定 |
| 最低投資金額 | 1万円~3万円程度 | 数万円~数十万円(銘柄による) |
| リスク | 分散によりリスク低減 | 1社の業績に左右される |
| コスト | 信託報酬(年率0.4~0.75%) | 売買手数料のみ |
| リターン | 市場平均的なリターン | 大きく上昇する可能性もあるが下落リスクも大きい |
個別株投資は、成功すれば大きなリターンを得られる可能性がありますが、企業分析や市場動向の把握に時間と知識が必要です。
一方、AI ETFは専門家が銘柄選定を行うため、投資初心者でも手軽にAI市場に投資できます。
AI市場の成長性
AI市場は急速に拡大しており、今後も成長が続くと予測されています。
生成AIの登場により、AIの活用範囲が大きく広がり、様々な産業で変革が起きています。AI投資は、この成長市場に参加することで、長期的な資産形成につながる可能性があります。
調査会社の予測によると、世界のAI市場規模は2024年の約2,000億ドルから、2030年には1兆8,000億ドルを超えると見込まれています。
これは年平均成長率37%以上という高い成長率です。AI技術は、製造業での品質管理、医療分野での診断支援、金融業界でのリスク分析、小売業での需要予測など、あらゆる産業で活用が進んでいます。
特に生成AIの登場により、コンテンツ制作、カスタマーサポート、プログラミング支援など、新たな用途が次々と生まれています。
企業のAI投資も急増しており、大手テクノロジー企業は年間数兆円規模のAI関連投資を行っています。この投資は、データセンター、半導体、ソフトウェア開発など、AI関連企業全体の成長を後押ししています。
ChatGPTをはじめとする生成AIの登場は、AI市場に大きな転換点をもたらしました。
生成AIは、テキスト、画像、音声、動画など、様々なコンテンツを自動生成できるため、業務効率化や新サービス創出に活用されています。企業は生成AIを導入することで、カスタマーサポートの自動化、マーケティング資料の作成、プログラムコードの生成など、多くの業務を効率化できます。
これにより、人件費削減や生産性向上が期待でき、AI関連企業の収益拡大につながっています。
また、生成AIの普及により、AI開発に必要な高性能半導体やクラウドサービスの需要が急増しています。NVIDIA、Microsoft、Googleなど、AI関連企業の株価は生成AIブームを受けて大きく上昇しており、AI ETFのパフォーマンスにも好影響を与えています。
AI市場は成長が期待できる一方で、技術の進化が速いため、投資には長期的な視点が必要です。
短期的な値動きに一喜一憂せず、AI技術の発展を信じて長期保有することが、AI ETF投資の基本戦略となります。
おすすめAI ETF 5銘柄
AI ETFには様々な銘柄がありますが、それぞれ投資対象や運用方針が異なります。
ここでは、代表的なAI ETF 5銘柄の特徴を詳しく解説します。自分の投資目的やリスク許容度に合わせて、最適な銘柄を選ぶことが重要です。
iシェアーズ ベストAI ETFは、東京証券取引所に上場する日本で購入できるAI ETFです。
運用会社はブラックロックで、世界最大級の資産運用会社の一つです。この銘柄は、AI技術を開発・活用する企業に幅広く投資しています。
iシェアーズ ベストAI ETFの特徴
構成銘柄:NVIDIA、Microsoft、Alphabet(Google)、Metaなど、AI分野をリードする大手テクノロジー企業
信託報酬:年率0.4%程度(AI ETFの中では比較的低コスト)
購入方法:日本円で購入可能(為替手数料なし)
NISA対応:成長投資枠対象銘柄
長期保有を前提とした投資に適しており、AI市場全体の成長を取り込みたい投資家におすすめです。
グローバルX AI&ビッグデータ ETFは、AI技術とビッグデータ分析に特化した米国ETFです。
ティッカーシンボルはAIQで、米国市場で取引されています。この銘柄は、AI開発企業だけでなく、AIを活用してビジネスを展開する企業にも投資しています。
構成銘柄には、半導体メーカー、クラウドサービス企業、データ分析企業など、AI関連の幅広い企業が含まれます。
信託報酬は年率0.68%で、AI ETFとしては標準的な水準です。米国株として購入するため、為替リスクがある点には注意が必要ですが、米国市場の豊富な流動性により、売買がスムーズに行えます。
構成銘柄は定期的に見直されるため、AI市場の変化に柔軟に対応できる点が特徴です。
グローバルX ロボティクス&AI ETFは、ロボット技術とAI技術の両方に投資する米国ETFです。
ティッカーシンボルはBOTZで、2016年に設定された比較的歴史のある銘柄です。この銘柄は、産業用ロボット、自動運転技術、AIソフトウェア、半導体など、幅広い分野に投資しています。
構成銘柄には、日本のファナックやキーエンス、米国のNVIDIAやIntuitive Surgicalなど、グローバルな企業が含まれます。
信託報酬は年率0.68%で、ロボティクスとAIの両方に投資できる点が特徴です。製造業の自動化やロボット技術の発展にも投資したい投資家に適しています。
ラウンドヒル ジェネレーティブAI ETFは、生成AI技術に特化した米国ETFです。
ティッカーシンボルはCHATで、ChatGPTなどの生成AIブームを受けて2023年に設定された新しい銘柄です。この銘柄は、生成AI技術を開発する企業や、生成AIを活用してサービスを提供する企業に集中投資しています。
Microsoft、NVIDIA、Alphabet、Metaなど、生成AI分野をリードする企業が上位構成銘柄となっています。
信託報酬は年率0.75%で、AI ETFの中ではやや高めですが、生成AI分野に集中投資できる点が特徴です。
生成AIの成長に賭けたい投資家に適していますが、テーマが絞られている分、リスクも高い点には注意が必要です。
| 銘柄名 | ティッカー | 上場市場 | 信託報酬 | 投資対象 | NISA対応 |
| iシェアーズ ベストAI ETF | 408A | 東京証券取引所 | 年率0.4%程度 | AI関連企業全般 | 成長投資枠対応 |
| グローバルX AI&ビッグデータ ETF | AIQ | 米国市場 | 年率0.68% | AI・ビッグデータ企業 | 成長投資枠対応 |
| グローバルX ロボティクス&AI ETF | BOTZ | 米国市場 | 年率0.68% | ロボット・AI企業 | 成長投資枠対応 |
| ラウンドヒル ジェネレーティブAI ETF | CHAT | 米国市場 | 年率0.75% | 生成AI特化企業 | 成長投資枠対応 |
各銘柄の特徴を理解し、自分の投資方針に合った銘柄を選ぶことが重要です。
信託報酬だけでなく、投資対象や運用実績も考慮して選択しましょう。
AI ETFの選び方
AI ETFを選ぶ際は、複数の観点から比較検討することが大切です。
ここでは、AI ETF選びで重視すべき4つのポイントを解説します。
信託報酬は、ETFを保有している間、継続的にかかるコストです。
年率0.4%と0.7%では、長期保有すると大きな差になります。例えば、100万円を10年間保有した場合、信託報酬0.4%なら約4万円、0.7%なら約7万円のコストがかかります。
この差は運用成績に直接影響するため、できるだけ信託報酬の低い銘柄を選ぶことが基本です。
ただし、信託報酬が安いだけで選ぶのは危険です。運用方針や投資対象が自分の目的に合っているか、運用実績はどうかなど、総合的に判断する必要があります。
AI ETFには、インデックス型とアクティブ型の2種類があります。
インデックス型は、特定の指数に連動するように運用されるため、信託報酬が低い傾向があります。一方、アクティブ型は、運用会社が独自の判断で銘柄を選定するため、信託報酬は高めですが、市場平均を上回るリターンを目指します。
インデックス型は、AI市場全体の成長を取り込みたい投資家に適しています。
運用コストが低く、市場平均的なリターンが期待できます。一方、アクティブ型は、運用会社の銘柄選定能力に期待する投資家に適していますが、必ずしも市場平均を上回るとは限りません。
AI ETFによって、投資対象の範囲が異なります。
AI関連企業全般に投資する銘柄もあれば、生成AIに特化した銘柄、ロボティクスとAIの両方に投資する銘柄など、様々です。投資対象が広い銘柄は、分散効果が高く、リスクが低い傾向があります。
一方、投資対象が絞られた銘柄は、特定分野の成長を取り込める可能性がありますが、その分野が不調になるとパフォーマンスが悪化するリスクがあります。
初心者は、投資対象が広く、分散効果の高い銘柄から始めることをおすすめします。
ただし、過去の実績は将来のリターンを保証するものではありません。
運用実績は参考情報として活用し、投資対象や運用方針など、他の要素も総合的に判断することが重要です。
AI ETFの種類
AI ETFは、投資対象によっていくつかのタイプに分類できます。
それぞれの特徴を理解し、自分の投資目的に合ったタイプを選ぶことが重要です。
生成AI特化型は、ChatGPTなどの生成AI技術を開発・活用する企業に集中投資するETFです。
Microsoft、OpenAI(非上場)、Google、NVIDIAなど、生成AI分野をリードする企業が主な投資対象となります。このタイプは、生成AI市場の急成長を取り込める可能性がありますが、生成AIブームが落ち着くとパフォーマンスが悪化するリスクもあります。
生成AI技術の発展を信じる投資家に適していますが、リスクが高い点には注意が必要です。
代表的な銘柄として、ラウンドヒル ジェネレーティブAI ETF(CHAT)があります。
AIインフラ特化型は、AI技術を支える半導体、データセンター、クラウドサービスなどのインフラ企業に投資するETFです。
NVIDIA、AMD、Intel、TSMCなどの半導体メーカーや、Amazon Web Services、Microsoft Azureなどのクラウドサービス企業が主な投資対象です。AI技術が普及するためには、高性能な半導体や大規模なデータセンターが不可欠です。
AIインフラ特化型は、AI市場の成長を間接的に取り込む戦略で、比較的安定したリターンが期待できます。
ただし、半導体市場は景気変動の影響を受けやすいため、経済状況によってはパフォーマンスが悪化する可能性があります。
| タイプ | 投資対象 | リスク | 期待リターン | 向いている投資家 |
| 生成AI特化型 | 生成AI開発企業 | 高い | 高い可能性 | 生成AIの成長に賭けたい投資家 |
| AIインフラ特化型 | 半導体・データセンター | 中程度 | 中程度 | 安定したリターンを求める投資家 |
| 幅広いAI関連企業型 | AI関連企業全般 | 低め | 市場平均的 | 分散効果を重視する投資家 |
幅広いAI関連企業型は、AI技術を開発する企業だけでなく、AIを活用してビジネスを展開する企業にも投資します。
製造業、医療、金融、小売など、様々な産業のAI活用企業が含まれるため、分散効果が高く、リスクが低い傾向があります。このタイプは、AI市場全体の成長を取り込みたい投資家に適しています。
特定分野のリスクを避けたい初心者にもおすすめです。代表的な銘柄として、iシェアーズ ベストAI ETFやグローバルX AI&ビッグデータ ETFがあります。
AI ETFを購入するには、証券会社で口座を開設する必要があります。
ここでは、AI ETF投資におすすめの証券会社5社を紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大級のネット証券で、AI ETFの取扱銘柄数も豊富です。
国内ETFだけでなく、米国ETFも幅広く取り扱っており、AI ETF投資に最適な証券会社の1つです。現物取引の手数料は原則無料で、コストを抑えてAI ETFに投資できます。
SBI証券の特徴
NISA対応:成長投資枠に対応しており、非課税でAI ETFを購入できる
ポイント還元:Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントなど、複数のポイントプログラムから選択可能
取引ツール:PC向けの「HYPER SBI 2」やスマホアプリ「SBI証券アプリ」で、リアルタイムの株価チェックや注文が可能
初心者から上級者まで、幅広い投資家に対応しています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天経済圏を活用したい投資家におすすめの証券会社です。
AI ETFの取扱銘柄数も多く、米国ETFも豊富に取り揃えています。現物取引の手数料は原則無料で、コストを抑えた投資が可能です。
楽天ポイントを使って投資できる点も特徴で、普段の買い物で貯めたポイントをAI ETF投資に活用できます。
楽天証券のNISA口座は、楽天カードでクレジット決済すると、最大1%の楽天ポイントが貯まります。
取引ツール「MARKET SPEED II」は、高機能でありながら無料で利用できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つ証券会社です。
米国ETFの取扱銘柄数が多く、AI ETF投資にも適しています。米国株の買付時の為替手数料が無料(売却時は25銭)で、米国ETFを購入する際のコストを抑えられます。
また、米国株の情報提供が充実しており、AI ETF選びに役立つ情報を得られます。
マネックス証券のNISA口座は、米国株の買付手数料が実質無料(キャッシュバック)です。米国上場のAI ETFをNISA口座で購入する際に、手数料負担なく投資できる点が大きなメリットです。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は、25歳以下の投資家や少額投資家に優しい証券会社です。
25歳以下は株式取引手数料が無料で、若年層のAI ETF投資を応援しています。また、1日の約定代金が50万円以下なら、年齢に関わらず手数料無料です。
少額からAI ETFに投資したい初心者にとって、コストを気にせず投資できる点が魅力です。
松井証券のサポート体制は充実しており、電話やチャットで投資の相談ができます。AI ETF投資が初めての方でも、安心して始められる環境が整っています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 非公開 |
| 取引手数料 | 【米国株】 ベーシックコース:約定代金 × 0.132%(税込) アドバンスコース:200株まで一律2.18米ドル(税込)【日本株】 取引手数料:無料 |
| NISA対応 | 〇(成長投資枠のみ対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 非対応 |
| 成長投資枠対象商品 | 米国株 / 日本株 |
| 投資信託 | 取扱あり |
| 外国株 | 3カ国/米国株:約7,000銘柄 |
| 取引ツール(PC) | moomooアプリ(Windows / Mac対応) |
| スマホアプリ | moomooアプリ(iOS / Android対応) |
| 提携銀行口座 | 非公開 |
| ポイント投資・付与 | なし |
| 口座開設スピード | 最短即日(オンライン申込) |
moomoo証券は、米国株取引に特化した証券会社で、AI ETFの取扱銘柄数も豊富です。
米国株の現物取引手数料が原則無料で、コストを抑えて米国上場のAI ETFに投資できます。moomoo証券の最大の特徴は、高機能な取引アプリです。
リアルタイムの株価情報、詳細なチャート分析、企業の財務情報など、投資判断に必要な情報が充実しています。
また、moomoo証券のアプリには、投資家コミュニティ機能があります。他の投資家の意見や分析を参考にできるため、AI ETF投資の情報収集に役立ちます。
AI ETFの買い方
AI ETFの購入は、証券口座を開設すれば簡単に始められます。
ここでは、AI ETFを購入するまでの具体的な手順を解説します。
まず、証券会社のウェブサイトから口座開設の申し込みを行います。
本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード)とマイナンバーを準備し、オンラインで申し込みます。最近では、スマホで本人確認書類を撮影してアップロードするだけで、最短即日~翌営業日に口座開設が完了する証券会社も増えています。
口座開設時には、特定口座(源泉徴収あり)を選択することをおすすめします。
特定口座を選ぶと、証券会社が税金の計算と納付を代行してくれるため、確定申告が不要になります。また、NISA口座も同時に開設しておくと、非課税でAI ETFに投資できます。
口座開設が完了したら、証券会社のウェブサイトまたはアプリにログインします。
検索欄に「AI ETF」や銘柄名、ティッカーシンボルを入力すると、該当する銘柄が表示されます。購入したい銘柄を選び、注文画面に進みます。
注文方法には「成行注文」と「指値注文」があります。
成行注文は、現在の市場価格で即座に購入する方法で、確実に購入できます。指値注文は、希望する価格を指定して注文する方法で、指定価格になったら自動的に購入されます。
初心者は、成行注文から始めることをおすすめします。
証券会社のウェブサイトまたはアプリで、積立設定画面に進みます
積立投資したいAI ETFを選択します
毎月の積立金額を設定します。最低金額は証券会社により異なりますが、1,000円程度から設定できます
毎月の積立日を選択します。給料日の翌日など、資金に余裕がある日を選ぶと良いでしょう
証券口座からの引き落としか、クレジットカード決済かを選択します。クレジットカード決済を選ぶと、ポイント還元を受けられる場合があります
設定内容を確認し、問題がなければ積立設定を完了します
積立投資は、ドルコスト平均法により、価格変動のリスクを軽減できます。
毎月一定額を投資することで、価格が高い時は少なく、価格が安い時は多く購入できるため、平均購入単価を抑える効果があります。
AI ETFで気をつけたい5つのこと
AI ETFには魅力的な投資機会がある一方で、注意すべきリスクもあります。
ここでは、AI ETF投資で気をつけたい5つのポイントを解説します。
AI ETFは、テクノロジー関連の銘柄が中心のため、値動きが大きい傾向があります。
市場全体が下落する局面では、AI ETFも大きく下落する可能性があります。短期間で20%以上下落することも珍しくありません。
値動きが大きいことは、リターンが大きい可能性がある一方で、損失も大きくなるリスクがあります。短期的な値動きに一喜一憂せず、長期的な視点で投資することが重要です。
米国上場のAI ETFを購入する場合、為替リスクがあります。
円高になると、ETFの価格が上昇していても、円換算すると損失が出る可能性があります。例えば、1ドル=150円の時に購入し、1ドル=130円に円高が進むと、ETFの価格が変わらなくても、円換算では約13%の損失となります。
為替リスクを避けたい場合は、国内上場のAI ETFを選ぶことをおすすめします。
AI技術は現在、大きな注目を集めていますが、将来的にブームが落ち着く可能性もあります。
過去には、インターネットバブルやフィンテックブームなど、一時的に過熱した後に調整が入った事例があります。AIブームが終わると、AI ETFの価格も大きく下落する可能性があります。
ただし、AI技術自体は今後も発展が続くと考えられるため、長期的な視点で投資することが重要です。
AI ETFだけに資産を集中させると、AI市場が不調になった時に大きな損失を被る可能性があります。
ポートフォリオ全体の中で、AI ETFの比率を適切にコントロールすることが重要です。一般的には、ポートフォリオ全体の10%~20%程度をテーマ型ETF(AI ETFなど)に配分し、残りは株式インデックスファンドや債券などに分散投資することが推奨されます。
AI ETFの信託報酬は、一般的なインデックスファンドよりも高い傾向があります。
年率0.4%~0.75%程度が一般的で、長期保有するとコスト負担が大きくなります。信託報酬が高い銘柄を選ぶ場合は、その分のリターンが期待できるかを慎重に検討する必要があります。
コストとリターンのバランスを考えて、銘柄を選びましょう。
NISA成長投資枠でAI ETFを買う方法
NISA成長投資枠を活用すると、AI ETFの投資で得た利益が非課税になります。
ここでは、NISA成長投資枠でAI ETFを購入する方法を解説します。
NISA成長投資枠は、2024年から始まった新しいNISA制度の一部です。
年間240万円まで投資でき、非課税保有限度額は1,200万円(つみたて投資枠と合わせて1,800万円)です。
NISA成長投資枠では、個別株、ETF、投資信託など、幅広い金融商品に投資できます。
AI ETFも対象となっており、非課税で投資できる点が大きなメリットです。通常、株式やETFの売却益や配当金には、20.315%の税金がかかります。
しかし、NISA口座で購入すれば、これらの税金が一切かかりません。長期保有するほど、税制優遇のメリットが大きくなります。
多くのAI ETFは、NISA成長投資枠の対象銘柄となっています。
国内上場のAI ETFはほぼすべて対応しており、米国上場のAI ETFも多くが対象です。ただし、すべての米国ETFがNISA対応しているわけではないため、購入前に証券会社のウェブサイトで確認することをおすすめします。
銘柄詳細ページに「NISA対応」と表示されていれば、NISA口座で購入できます。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、複数の証券会社でNISA口座を持つことはできません。メインで使う証券会社でNISA口座を開設し、そこでAI ETFを購入しましょう。
証券会社でNISA口座を開設します。口座開設時にNISA口座も同時に申し込むとスムーズです
NISA口座専用の入金方法がある場合は、それに従って入金します
AI ETFの注文画面で、口座区分を「NISA成長投資枠」に設定します
注文内容を確認し、問題がなければ注文を確定します
注文が成立すると、NISA口座の保有銘柄として表示されます
NISA口座で購入したAI ETFは、売却時に利益が出ても税金がかかりません。
長期保有を前提とした投資に最適です。
AI ETF投資の戦略
AI ETFは、長期保有と積立投資を組み合わせることで、リスクを抑えながら資産形成を目指せます。
ここでは、AI ETF投資の具体的な戦略を解説します。
ドルコスト平均法とは、定期的に一定額を投資する方法です。
価格が高い時は少なく、価格が安い時は多く購入できるため、平均購入単価を抑える効果があります。例えば、毎月3万円をAI ETFに積立投資する場合、価格が1万円の時は3口、価格が5,000円の時は6口購入できます。
このように、価格変動に関わらず一定額を投資することで、高値掴みのリスクを軽減できます。
ドルコスト平均法は、投資タイミングを気にせず、機械的に投資を続けられる点がメリットです。市場の短期的な変動に惑わされず、長期的な資産形成を目指せます。
AI ETFは、ポートフォリオ全体の一部として位置づけることが重要です。
AI ETFだけに集中投資すると、AI市場が不調になった時に大きな損失を被る可能性があります。一般的には、ポートフォリオ全体の10%~20%程度をテーマ型ETF(AI ETFなど)に配分し、残りは株式インデックスファンドや債券などに分散投資することが推奨されます。
例えば、投資資金が100万円の場合、10万円~20万円をAI ETFに、残りを他の資産に配分するイメージです。
リスク許容度が高い投資家は、AI ETFの比率を高めることもできますが、その分リスクも高まることを理解しておく必要があります。
AI ETFは長期保有を前提とした投資が基本ですが、状況に応じて柔軟に対応することも大切です。
ただし、短期的な値動きに一喜一憂せず、冷静に判断することが成功の鍵となります。
はい、AI ETFは初心者でも購入できます。証券口座を開設すれば、株式と同じように簡単に売買できます。個別株を選ぶ必要がなく、専門家が銘柄選定を行うため、投資知識が少ない方でも始めやすい商品です。
AI ETFは、1万円~3万円程度から投資できます。銘柄や価格によって異なりますが、少額から始められる点が魅力です。積立投資なら、月1,000円程度から始められる証券会社もあります。
米国ETFは銘柄数が多く選択肢が豊富ですが、為替リスクがあります。国内ETFは為替リスクがなく、日本円で購入できるため、初心者には国内ETFがおすすめです。慣れてきたら、米国ETFも検討すると良いでしょう。
AI市場は今後も成長が見込まれるため、今から投資しても遅くはありません。ただし、短期的には価格が高騰している可能性もあるため、積立投資でリスクを分散することをおすすめします。
AI ETFの中には、分配金を出す銘柄もあります。ただし、分配金の有無や金額は銘柄によって異なります。成長を重視する銘柄は分配金が少なく、その分株価上昇を目指す傾向があります。
特定口座(源泉徴収あり)で購入した場合、確定申告は不要です。証券会社が税金の計算と納付を代行してくれます。NISA口座で購入した場合も、利益が非課税のため確定申告は不要です。
AI ETFは、AI技術を開発・活用する企業全般に投資します。半導体ETFは、半導体メーカーに特化して投資します。AI ETFには半導体企業も含まれますが、ソフトウェア企業やクラウドサービス企業なども含まれるため、投資対象が広い点が違いです。
はい、複数のAI ETFを組み合わせることもできます。ただし、構成銘柄が重複している場合が多いため、分散効果は限定的です。異なるタイプのAI ETF(生成AI特化型とインフラ特化型など)を組み合わせると、より効果的に分散できます。
AI ETFは、5年以上の長期保有を前提とした投資が基本です。短期的には値動きが大きいため、長期的な視点で保有することで、AI市場の成長を取り込めます。ただし、投資方針や市場環境に応じて、柔軟に判断することも大切です。
短期的な損失で慌てて売却するのは避けましょう。AI市場は長期的な成長が見込まれるため、一時的な下落は買い増しのチャンスと捉えることもできます。ただし、投資方針が変わった場合や、大きな損失に耐えられない場合は、損切りも検討する必要があります。
AI ETFは、AI関連企業に分散投資できる金融商品で、初心者でも手軽にAI市場の成長に参加できます。
個別株を選ぶ手間がなく、専門家が銘柄選定を行うため、投資知識が少ない方でも始めやすい点が魅力です。AI市場は今後も大きな成長が見込まれており、生成AIの登場により、さらに活用範囲が広がっています。
長期的な資産形成を目指す投資家にとって、AI ETFは有力な選択肢の1つです。
AI ETFを選ぶ際は、信託報酬、運用方針、投資対象の範囲、運用実績などを比較検討することが重要です。自分の投資目的やリスク許容度に合った銘柄を選び、長期保有を前提とした投資を心がけましょう。
NISA成長投資枠を活用すれば、AI ETFの投資で得た利益が非課税になります。
税制優遇を最大限に活用し、効率的な資産形成を目指しましょう。AI ETF投資は、ドルコスト平均法による積立投資と組み合わせることで、リスクを抑えながら長期的な資産形成が可能です。
ポートフォリオ全体の10%~20%程度をAI ETFに配分し、残りは株式インデックスファンドや債券などに分散投資することをおすすめします。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。AI ETFは値動きが大きく、為替リスクもあるため、リスクを十分に理解した上で投資することが大切です。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社や運用会社にご確認ください。
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