SBI証券のクレカ積立|おすすめカードと設定方法

SBI証券のクレカ積立|おすすめカードと設定方法

SBI証券でクレジットカード積立を始めたいけれど、どのカードを選べばいいか迷っていませんか。

クレカ積立は投資信託を自動で買い付けながらポイントも貯まる便利な仕組みですが、カード選びを間違えると年会費で損をすることもあります。

この記事では、SBI証券で使えるクレジットカード8社の特徴と、三井住友カードを中心としたおすすめカード6選を比較します。年会費とポイント還元の損益分岐点や、楽天証券・マネックス証券との違いも解説するので、あなたに最適なカードが見つかるはずです。

設定方法は3ステップで完了するため、初めての方でも安心して始められます。

この記事の要約
  • SBI証券のクレカ積立は三井住友カードなど8社が対象で、新NISAにも対応
  • ゴールドカードの損益分岐点は月3万円、プラチナプリファードは月10万円
  • 設定は3ステップで完了、カード登録後に積立設定をするだけ

目次

SBI証券のクレカ積立とは?|ポイントが貯まる仕組み

SBI証券のクレカ積立は、クレジットカードで投資信託を毎月自動購入できるサービスです。積立額に応じてポイントが貯まるため、現金で積立するよりもお得に資産形成を進められます。

クレカ積立の基本的な仕組み

クレカ積立では、毎月決まった日にクレジットカードから投資信託の購入代金が引き落とされます。積立額は100円以上1円単位で設定でき、上限は月10万円までです。

購入代金に対してクレジットカードのポイント還元率が適用されるため、例えば月5万円を年率1.0%還元のカードで積立すると、年間6,000ポイントが自動で貯まります。貯まったポイントは投資に再利用したり、日常の買い物に使ったりできます。

積立日は毎月1日で、前月10日までに設定した内容が翌月1日に買い付けられます。クレジットカードの引き落とし日は各カード会社の規定に従うため、事前に確認しておくと安心です。

対象のクレジットカード8社

SBI証券のクレカ積立で使えるクレジットカードは、三井住友カード、Oliveフレキシブルペイ、東急カード、タカシマヤカード、アプラスカード、UCSカード、大丸松坂屋カード、高島屋カードの8社です。

このうち三井住友カードとOliveは直接SBI証券の口座で積立設定ができますが、その他のカードは各カード会社の仲介口座を経由する必要があります。

ポイント還元率はカードの種類によって0.5%から最大5.0%まで幅があるため、自分の積立額に合ったカードを選ぶことが大切です。

三井住友カードは6種類のラインナップがあり、年会費無料のカードから高還元率のプラチナカードまで選択肢が豊富です。

SBI証券:クレカ積立サービス

新NISAでも使える

SBI証券のクレカ積立は、2024年から始まった新NISA制度にも対応しています。つみたて投資枠(年間120万円まで)と成長投資枠(年間240万円まで)の両方でクレカ積立が利用できるため、非課税のメリットを受けながらポイントも貯められます。

新NISAの非課税保有限度額は1,800万円で、そのうち成長投資枠は1,200万円までです。クレカ積立の上限は月10万円(年間120万円)なので、つみたて投資枠の年間上限をちょうど使い切れる設計になっています。

金融庁:新しいNISA

おすすめのクレジットカード6選|三井住友カードを中心に比較

三井住友カードには6種類のラインナップがあり、それぞれ年会費とポイント還元率が異なります。ここでは各カードの特徴と、どんな人におすすめかを詳しく解説します。

三井住友カード(NL)|年会費無料で0.5%還元

三井住友カード(NL)は年会費が永年無料で、ポイント還元率は0.5%です。クレカ積立を初めて利用する方や、年会費をかけたくない方に最適なカードです。

三井住友カード(NL)の特徴

カード券面に番号が印字されていないナンバーレスデザインで、セキュリティ面でも安心

対象のコンビニや飲食店で最大7%ポイント還元

月5万円積立で年間3,000ポイント獲得

月5万円を積立した場合、年間で3,000ポイント(5万円×12ヶ月×0.5%)が貯まります。年会費がかからないため、少額から積立を始めたい方でも損をすることはありません。

三井住友カード ゴールド(NL)|条件付き無料で1.0%還元

三井住友カード ゴールド(NL)は通常年会費5,500円(税込)ですが、年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が永年無料になります。ポイント還元率は1.0%で、通常カードの2倍です。

年間100万円の利用条件には、クレカ積立や一部の支払いは含まれないため、日常的にカードを使う方に向いています。

空港ラウンジサービスや旅行傷害保険も付帯しており、ステータス性も兼ね備えています。

月5万円を積立した場合、年間で6,000ポイント(5万円×12ヶ月×1.0%)が貯まります。年会費5,500円を差し引いても500円分のプラスになるため、月3万円以上積立する方なら元が取れる計算です。

三井住友カード プラチナプリファード|最大3.0%還元

三井住友カード プラチナプリファードは年会費33,000円(税込)の高ステータスカードで、クレカ積立のポイント還元率は最大3.0%です。積立額が大きい方や、カードの付帯サービスを重視する方におすすめです。

プラチナプリファードの特典

プリファードストア(特約店)での利用で最大10%のポイント還元

継続特典として年間利用額に応じて最大40,000ポイント

コンシェルジュサービスや充実した旅行保険

月10万円を積立した場合、年間で36,000ポイント(10万円×12ヶ月×3.0%)が貯まります。年会費33,000円を差し引いても3,000円分のプラスになるため、上限額まで積立する方には非常にお得なカードです。

Oliveフレキシブルペイ(一般)|0.5%還元

Oliveフレキシブルペイ(一般)は、三井住友銀行のデジタル口座サービス「Olive」に紐づくカードで、年会費は永年無料です。ポイント還元率は0.5%で、三井住友カード(NL)と同等です。

1枚のカードでクレジット・デビット・ポイント払いを切り替えられる多機能性が特徴で、Oliveアカウントを開設すると対象のコンビニや飲食店で最大20%ポイント還元が受けられるキャンペーンもあります。

三井住友銀行をメインバンクにしている方や、デジタルバンキングを活用したい方に向いています。

Oliveゴールド|1.0%還元

Oliveゴールドは年会費5,500円(税込)で、年間100万円以上の利用で翌年以降永年無料になります。ポイント還元率は1.0%で、三井住友カード ゴールド(NL)と同じ水準です。

Oliveアカウントの特典として、対象のコンビニや飲食店での還元率がさらにアップする仕組みがあり、日常使いでもポイントが貯まりやすい設計です。空港ラウンジサービスや旅行保険も付帯しています。

Oliveプラチナプリファード|最大3.0%還元

Oliveプラチナプリファードは年会費33,000円(税込)で、クレカ積立のポイント還元率は最大3.0%です。三井住友カード プラチナプリファードと同等のサービス内容ですが、Oliveアカウントとの連携でさらに特典が充実します。

プリファードストアでの高還元率や継続特典、コンシェルジュサービスなど、プラチナカードならではの付帯サービスが魅力です。月10万円の上限額まで積立する方で、三井住友銀行を利用している方に最適です。

年会費とポイント還元の損益分岐点|どのカードがお得?

年会費がかかるゴールドカードやプラチナカードは、ポイント還元率が高い一方で、積立額が少ないと年会費の元が取れません。ここでは積立額別のシミュレーションと、損益分岐点を具体的に計算します。

積立額別のポイント獲得シミュレーション

月1万円、月3万円、月5万円、月10万円の4パターンで、各カードの年間獲得ポイントと年会費を差し引いた実質的なお得度を比較します。

月積立額 三井住友カード(NL)
0.5%還元・年会費無料
ゴールド(NL)
1.0%還元・年会費5,500円
プラチナプリファード
3.0%還元・年会費33,000円
月1万円 600ポイント 1,200ポイント
(実質-4,300円)
3,600ポイント
(実質-29,400円)
月3万円 1,800ポイント 3,600ポイント
(実質-1,900円)
10,800ポイント
(実質-22,200円)
月5万円 3,000ポイント 6,000ポイント
(実質+500円)
18,000ポイント
(実質-15,000円)
月10万円 6,000ポイント 12,000ポイント
(実質+6,500円)
36,000ポイント
(実質+3,000円)

この表から、積立額が少ないうちは年会費無料の三井住友カード(NL)が最もお得で、積立額が増えるにつれて高還元率カードの優位性が高まることが分かります。

ゴールドカードの損益分岐点は月3万円

三井住友カード ゴールド(NL)の年会費5,500円を回収するには、通常カードとの還元率の差(0.5%)で年会費分を稼ぐ必要があります。計算式は「5,500円 ÷ 0.5% = 1,100,000円」となり、年間110万円、つまり月約9.2万円の積立が必要です。

ゴールドカードは通常カードよりも還元率が0.5%高いため、月3万円(年間36万円)の積立で年間1,800ポイントの差が生まれます。年会費5,500円を考慮すると、月5万円程度から実質的にプラスになります。

年間100万円以上カードを利用する方は翌年以降年会費が永年無料になるため、日常的にカードを使う方ならゴールドカードを選ぶメリットは大きいです。

プラチナプリファードの損益分岐点は月10万円

三井住友カード プラチナプリファードの年会費33,000円を回収するには、通常カードとの還元率の差(2.5%)で計算すると、年間132万円、つまり月11万円の積立が必要です。クレカ積立の上限は月10万円なので、積立だけで元を取るのは難しい計算になります。

プラチナプリファードには継続特典として年間利用額に応じて最大40,000ポイントがもらえる仕組みがあります。クレカ積立以外の日常利用も含めて年間500万円以上使う方なら、継続特典と合わせて十分に元が取れます。

月10万円を積立する場合、年間36,000ポイントが貯まり、年会費を差し引いても3,000円分のプラスです。さらに日常利用で継続特典を狙える方や、空港ラウンジ・コンシェルジュサービスなどの付帯特典を重視する方には価値のあるカードです。

三井住友カード以外のカードも使える|4社の特徴

SBI証券のクレカ積立では、三井住友カード以外にも東急カード、タカシマヤカード、アプラスカード、UCSカードの4社が利用できます。ただし、これらのカードは各カード会社の仲介口座を経由する必要があり、設定方法が少し異なります。

東急カード(TOKYU POINT)

東急カードは東急グループのクレジットカードで、TOKYU POINTが貯まります。ポイント還元率は0.25%~0.5%で、東急線沿線に住んでいる方や、東急百貨店・東急ストアをよく利用する方に向いています。

SBI証券で東急カードを使うには、東急カード専用の仲介口座を開設する必要があります。貯まったTOKYU POINTは、東急グループでの買い物やPASMOへのチャージに使えます。

タカシマヤカード

タカシマヤカードは高島屋のクレジットカードで、タカシマヤポイントが貯まります。ポイント還元率は0.1%~0.2%と低めですが、高島屋での買い物では最大10%のポイント還元が受けられます。

クレカ積立でのポイント還元率は他社と比べて低いため、高島屋を頻繁に利用する方以外にはあまりおすすめできません。仲介口座の開設が必要です。

アプラスカード

アプラスカードは新生銀行グループのクレジットカードで、ポイント還元率は0.5%です。特定の提携店舗での優待や、Tポイントとの交換ができる点が特徴です。

三井住友カードと比べて特別なメリットは少ないですが、すでにアプラスカードを持っている方なら、新たにカードを作らずにクレカ積立を始められます。仲介口座の開設が必要です。

UCSカード

UCSカードはユニー・ファミリーマートホールディングスのクレジットカードで、Uポイントが貯まります。ポイント還元率は0.5%で、アピタ・ピアゴでの買い物で優待が受けられます。

クレカ積立でのポイント還元率は標準的ですが、東海地方を中心にアピタ・ピアゴを利用する方には日常使いとの相性が良いカードです。仲介口座の開設が必要です。

SBI証券:クレカ積立サービス

SBI証券のクレカ積立のメリット3つ

SBI証券のクレカ積立には、ポイントが貯まる以外にもいくつかのメリットがあります。ここでは主な3つのメリットを解説します。

ポイントが自動で貯まる

クレカ積立の最大のメリットは、投資をしながら自動でポイントが貯まることです。現金で積立する場合はポイントが付きませんが、クレジットカードを使うことで積立額の0.5%~3.0%がポイントとして還元されます。

貯まったポイントは投資信託の購入に充てることもできるため、ポイント投資でさらに資産を増やせます。例えば月5万円を年率1.0%還元のカードで10年間積立すると、累計で60,000ポイント(5万円×12ヶ月×10年×1.0%)が貯まる計算です。

毎月自動で積立できる

クレカ積立は一度設定すれば、毎月自動で投資信託が買い付けられます。買い忘れる心配がなく、積立投資の基本である「継続」を無理なく実現できます。

積立日は毎月1日で、前月10日までに設定した内容が反映されます。積立額の変更や一時停止もWebサイトから簡単にできるため、ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に調整できます。

新NISAに対応している

SBI証券のクレカ積立は新NISA制度に対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で利用できます。非課税のメリットを受けながらポイントも貯められるため、資産形成の効率が大幅に向上します。

新NISAのつみたて投資枠は年間120万円まで、成長投資枠は年間240万円までです。クレカ積立の上限は月10万円(年間120万円)なので、つみたて投資枠をちょうど使い切れる設計になっています。

金融庁:新しいNISA

クレカ積立で気をつけたい3つのこと

クレカ積立には多くのメリットがある一方で、注意すべき点もいくつかあります。ここでは特に気をつけたい3つのポイントを解説します。

カード登録に手間がかかる

クレカ積立を始めるには、SBI証券の口座開設とクレジットカードの登録が必要です。三井住友カード以外のカードを使う場合は、各カード会社の仲介口座も開設しなければならず、手続きに時間がかかります。

また、クレジットカードの審査に通る必要があるため、新たにカードを作る場合は申し込みから利用開始まで数週間かかることもあります。余裕を持って準備を進めることが大切です。

ポイント還元率に条件がある

三井住友カードのポイント還元率は、カードの種類だけでなく、積立設定の内容によっても変わります。例えば、プラチナプリファードの最大3.0%還元は、特定の条件を満たした場合のみ適用されます。

また、ポイント還元率は将来変更される可能性があります。実際に、2023年には一部のカードで還元率が引き下げられた事例もあるため、定期的に最新情報を確認することをおすすめします。

クレジットカードの引き落とし日を確認

クレカ積立では、毎月1日に投資信託が買い付けられ、その代金が後日クレジットカードから引き落とされます。三井住友カードの場合、引き落とし日は翌月10日または26日です。

引き落とし口座の残高不足で支払いが遅れると、積立が停止されるだけでなく、クレジットカードの利用停止や信用情報への影響が出る可能性もあります。引き落とし日と口座残高は必ず確認しておきましょう。

楽天証券・マネックス証券と比較|どこがお得?

クレカ積立はSBI証券以外にも、楽天証券とマネックス証券で利用できます。ここでは3社のポイント還元率やサービス内容を比較し、どの証券会社が自分に合っているかを判断する材料を提供します。

楽天証券のクレカ積立(楽天カード)

楽天証券では楽天カードを使ったクレカ積立ができ、ポイント還元率は0.5%~1.0%です。楽天カード(一般)は年会費無料で0.5%還元、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)は1.0%還元です。

楽天証券の特徴は、楽天経済圏との連携です。楽天市場や楽天モバイルを利用している方は、楽天ポイントが貯まりやすく、貯まったポイントを投資に回すこともできます。楽天ポイントの使い道が豊富な点も魅力です。

ただし、SBI証券の三井住友カード プラチナプリファード(3.0%還元)と比べると、最大還元率は低めです。楽天経済圏をメインで使っている方には楽天証券が、ポイント還元率を重視する方にはSBI証券が向いています。

楽天証券:クレカ積立

マネックス証券のクレカ積立(マネックスカード)

マネックス証券ではマネックスカードを使ったクレカ積立ができ、ポイント還元率は一律1.1%です。年会費は初年度無料、2年目以降は550円ですが、年1回以上の利用で無料になります。

マネックス証券の特徴は、還元率が1.1%で固定されている点です。カードのグレードに関係なく一律の還元率なので、シンプルで分かりやすい仕組みです。年会費も実質無料で維持できるため、コストを抑えたい方に向いています。

ただし、SBI証券の三井住友カード ゴールド(1.0%還元)やプラチナプリファード(3.0%還元)と比べると、積立額が大きい方にとっては還元率で劣ります。月5万円以下の積立なら、マネックス証券が最もお得な選択肢になります。

マネックス証券:クレカ積立

ポイント還元率と使い道で選ぶ

3社を比較すると、ポイント還元率の最大値はSBI証券(3.0%)が最も高く、次いでマネックス証券(1.1%)、楽天証券(1.0%)となります。ただし、SBI証券の3.0%還元は年会費33,000円のプラチナカードが必要なので、積立額が月10万円未満の方には実質的なメリットが少ないです。

ポイントの使い道も重要な判断基準です。楽天ポイントは楽天市場や楽天トラベルで使いやすく、Vポイント(三井住友カード)はコンビニや飲食店で使えます。マネックスポイントは投資信託の購入や他社ポイントへの交換に使えます。

楽天経済圏を使っている方
楽天証券がおすすめ
月5万円以下の積立でシンプルな高還元率を求める方
マネックス証券がおすすめ
月10万円の上限まで積立する方や三井住友カードを日常使いする方
SBI証券がおすすめ

クレカ積立の設定方法|3ステップで完了

SBI証券のクレカ積立は、3つのステップで簡単に設定できます。ここでは実際の画面を参考にしながら、設定手順を詳しく解説します。

STEP1:クレジットカードを登録する

まず、SBI証券のWebサイトにログインし、「取引」→「投資信託」→「投信(積立買付)」→「クレジットカード」の順に進みます。クレジットカード登録画面で「カード番号」「有効期限」「セキュリティコード」を入力し、本人認証(3Dセキュア)を完了させます。

三井住友カードの場合、本人認証はVpassアプリまたはSMSで行います。カード登録が完了すると、登録完了メールが届きます。登録したカードは「クレジットカード情報」画面で確認できます。

カード登録は月1回まで変更可能ですが、変更した場合は翌月の積立から新しいカードが適用されます。複数のカードを登録することはできないため、メインで使いたいカードを選びましょう。

STEP2:積立設定をする

カード登録が完了したら、積立したい投資信託を選びます。「投資信託」→「銘柄検索・取扱一覧」から積立したいファンドを検索し、「積立買付」ボタンをクリックします。

積立設定画面で「クレジットカード」を選択し、積立額(100円以上10万円以下)を入力します。NISA口座を開設している方は、「つみたて投資枠」または「成長投資枠」を選択できます。積立日は毎月1日で固定です。

ボーナス月設定や増額設定も可能で、年2回まで積立額を増やすことができます。設定内容を確認し、「設定する」ボタンをクリックすれば積立設定が完了します。

STEP3:設定内容を確認する

積立設定が完了したら、「投資信託」→「積立買付」→「積立設定一覧」で設定内容を確認します。積立額、積立日、決済方法(クレジットカード)が正しく表示されているか確認しましょう。

設定内容は毎月10日まで変更可能で、翌月1日の積立から反映されます。積立を一時停止したい場合は、「積立設定一覧」から「停止」ボタンをクリックすれば、次回以降の積立を停止できます。

初回の積立は、設定した翌月1日に実行されます。積立が実行されると、登録したメールアドレスに通知が届くため、必ず確認しておきましょう。

SBI証券:クレカ積立サービス

よくある質問(Q&A)

よくある質問
カードは後から変更できる?

クレジットカードは後から変更できます。SBI証券のWebサイトで「クレジットカード情報」画面から変更手続きを行い、新しいカードを登録すれば、翌月の積立から新しいカードが適用されます。

ただし、カード変更は月1回までしかできないため、頻繁に変更することはできません。また、変更手続きは毎月10日までに完了させる必要があります。変更後は必ず設定内容を確認しましょう。

家族カードでクレカ積立はできる?

家族カードではクレカ積立ができません。SBI証券のクレカ積立は、本会員カードのみが対象です。配偶者や子供の分も積立したい場合は、それぞれが本会員カードを作り、個別にSBI証券の口座を開設する必要があります。

ただし、家族カードで貯まったポイントは本会員のポイントと合算されるため、家族全体でポイントを効率的に貯めることは可能です。

ポイントはいつ付与される?

三井住友カードの場合、ポイントは積立月の翌月末頃に付与されます。例えば、1月1日に積立が実行された場合、ポイントは2月末頃に付与される仕組みです。

ポイント付与のタイミングはカード会社によって異なるため、詳しくは各カード会社の公式サイトで確認してください。ポイント付与状況は、Vpassアプリや各カード会社のWebサイトで確認できます。

クレジットカードの審査に通るか不安

クレジットカードの審査基準は各カード会社によって異なりますが、一般的には安定した収入があれば審査に通る可能性が高いです。三井住友カード(NL)は年会費無料の一般カードなので、比較的審査に通りやすいとされています。

ゴールドカードやプラチナカードは審査基準が厳しくなりますが、年収や勤続年数が安定していれば問題ありません。審査に不安がある方は、まず年会費無料の一般カードから始めて、利用実績を積んでからゴールドカードに切り替える方法もあります。

積立額の上限は?

SBI証券のクレカ積立の上限は月10万円までです。これは全てのクレジットカードに共通するルールで、複数のカードを使って上限を超えることはできません。

月10万円以上積立したい場合は、クレカ積立以外の方法(銀行引き落とし、証券口座からの振替など)を併用する必要があります。また、楽天証券やマネックス証券でも別途クレカ積立を設定すれば、合計で月30万円まで積立できます。

ポイント還元率が改悪されることはある?

ポイント還元率は将来変更される可能性があります。実際に、2023年には一部のカードで還元率が引き下げられた事例があります。カード会社は事前に告知を行いますが、長期的に同じ還元率が続く保証はありません。

ポイント還元率の変更リスクを分散するには、複数の証券会社でクレカ積立を分散させる方法があります。SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社を併用すれば、1社の還元率が下がっても影響を最小限に抑えられます。

まとめ

SBI証券のクレカ積立は、投資信託を自動で買い付けながらポイントも貯まる便利な仕組みです。三井住友カードを中心に8社のクレジットカードが対象で、新NISA制度にも対応しています。

カード選びでは、年会費とポイント還元率のバランスが重要です。月5万円以下の積立なら年会費無料の三井住友カード(NL)、月5万円以上ならゴールドカード、月10万円の上限まで積立するならプラチナプリファードが最適です。楽天証券やマネックス証券との比較では、楽天経済圏を使う方は楽天証券、シンプルな高還元率を求める方はマネックス証券が向いています。

設定は3ステップで完了し、クレジットカード登録後に積立設定をするだけです。カード変更や積立額の調整も柔軟にできるため、ライフスタイルに合わせて無理なく続けられます。

なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。ポイント還元率や年会費は変更される可能性があるため、詳しくは各証券会社・カード会社の公式サイトでご確認ください。

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