会社設立のミチシルベ

2024年から始まった新NISAで資産運用を始めたいけれど、どの証券会社を選べばいいか迷っていませんか。

SBI証券は国内最大手のネット証券として、新NISAでの投資に必要な環境がすべて揃っています。

投資信託の取扱本数は業界最多クラスの約2,600本、取引手数料は無料、さらにクレカ積立で最大5%のポイント還元が受けられます。

この記事では、SBI証券で新NISAを始めるための口座開設方法から、つみたて投資枠・成長投資枠の具体的な使い方、おすすめの投資信託まで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

SBI証券なら、少額から始められて、スマホアプリでかんたんに管理できるので、投資が初めての方でも安心してスタートできます。

SBI証券の新NISAとは｜基本情報と特徴

SBI証券の新NISAは、2024年から始まった少額投資非課税制度を活用できるサービスです。

投資で得た利益が非課税になるため、効率的に資産を増やせます。SBI証券は国内最大手のネット証券として、新NISAに必要な商品ラインナップとサービスをすべて提供しています。

新NISA制度の概要

非課税保有限度額は1,800万円（うち成長投資枠1,200万円）で、非課税保有期間は無期限です。

従来のつみたてNISAや一般NISAと違い、2つの枠を併用できるため、より柔軟な資産運用が可能になりました。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

SBI証券が選ばれる3つの理由

SBI証券が新NISAで選ばれる理由は、圧倒的な商品ラインナップと使いやすさにあります。

初心者向けのインデックスファンドから上級者向けのアクティブファンドまで幅広く揃っています。

さらに、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類から選べる点も魅力です。

口座開設数は約1,500万口座を超え、多くの投資家から信頼されています。

つみたて投資枠と成長投資枠の違い

つみたて投資枠は毎月決まった金額を自動的に積み立てる方式ですが、成長投資枠では積立投資に加えて好きなタイミングで一括購入も可能です。

投資初心者の方はつみたて投資枠から始めて、慣れてきたら成長投資枠も活用するのがおすすめです。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

SBI証券で新NISAを始める5つのメリット

SBI証券で新NISAを始めると、他の証券会社にはない多くのメリットがあります。

手数料の安さ、商品の豊富さ、ポイント還元の充実度など、資産形成を有利に進められる環境が整っています。ここでは、SBI証券の具体的なメリットを5つ紹介します。

取引手数料が無料

通常の証券口座では1回の取引ごとに数百円の手数料がかかりますが、新NISA口座ならコストゼロで売買できます。

特に投資信託は購入時手数料が無料（ノーロード）の銘柄が約2,600本すべてで、長期投資に最適です。頻繁に売買する方や、少額から投資を始めたい方にとって、手数料無料は大きなメリットになります。

投資信託の取扱本数が業界最多クラス

SBI証券の投資信託取扱本数は約2,600本で、ネット証券の中でトップクラスです。

つみたて投資枠の対象商品は約271本、成長投資枠では約1,600本以上の投資信託から選べます。全世界株式型（オール・カントリー）、米国株式型（S&P500）、先進国株式型、バランス型など、初心者から上級者まで自分の投資方針に合った商品を見つけられます。

他の証券会社では取り扱っていない投資信託もあるため、選択肢の広さが魅力です。

クレカ積立で最大5%のポイント還元

2024年4月から積立設定上限額が月5万円から10万円に引き上げられ、より多くのポイントを獲得できるようになりました。

例えば、三井住友カード プラチナプリファードで月10万円を積み立てた場合、年間カード利用額が一定以上なら最大5%還元となり、年間で最大6万円相当のポイントが貯まります。

複数のポイントが貯まる・使える

SBI証券では、Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの5種類から貯めるポイントを選べます。

投資信託の保有残高に応じて毎月ポイントが貯まる「投信マイレージ」サービスもあり、保有しているだけでポイントが自動的に貯まります。

貯まったポイントは投資信託の購入に使えるため、現金を使わずにポイントだけで投資を始めることも可能です。普段使っているポイントサービスと連携できるので、無駄なくポイントを活用できます。

取引ツールとアプリが充実

SBI証券は、初心者から上級者まで使いやすい取引ツールとスマホアプリを提供しています。

スマホアプリ「SBI証券アプリ」では、投資信託の積立設定、保有資産の確認、銘柄検索がかんたんにできます。PC向けには高機能取引ツール「HYPER SBI 2」があり、リアルタイムで株価をチェックしながら売買できます。

米国株専用の「SBI証券 米国株アプリ」もあり、外国株投資もスムーズです。どのツールも無料で使えるため、自分のスタイルに合わせて選べます。

SBI証券の新NISAで気をつけたい3つのこと

SBI証券は多くのメリットがある一方で、利用する前に知っておきたい注意点もあります。

デメリットを事前に理解しておくことで、より快適に新NISAを活用できます。ここでは、実際のユーザーから寄せられる声をもとに、気をつけたいポイントを3つ紹介します。

サイトの使い方に慣れるまで時間がかかる

SBI証券のウェブサイトは機能が豊富な分、初心者の方は最初は使い方に戸惑うことがあります。

メニュー項目が多く、どこから積立設定をすればいいのか、どこで保有資産を確認できるのか迷う場合があります。

問い合わせが混雑する時期がある

新NISA開始直後や確定申告の時期など、問い合わせが集中する時期はカスタマーサポートへの電話がつながりにくくなることがあります。

口座開設の審査も通常より時間がかかる場合があります。急ぎの用件がある場合は、チャットサポートやメールでの問い合わせを活用するとスムーズです。

また、よくある質問はFAQページで解決できることが多いので、まずは公式サイトのヘルプページを確認するのがおすすめです。

成長投資枠の外国株は一部制限あり

また、外国株の取引には為替手数料がかかるため、円貨決済の場合は為替コストも考慮する必要があります。

外国株に投資する場合は、事前に対象銘柄を確認し、為替手数料も含めたコスト計算をしておきましょう。

SBI証券の新NISA口座を開設する方法｜8つのステップ

SBI証券で新NISA口座を開設する手順は、オンラインで完結できます。

マイナンバーカードがあれば最短翌営業日から取引可能です。ここでは、口座開設の流れを8つのステップに分けて詳しく解説します。

メールアドレスを登録する

SBI証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。

メールアドレスを入力すると、認証コードが記載されたメールが届きます。このメールアドレスは、今後のログインや重要なお知らせの受信に使用されるため、普段使っているアドレスを登録しましょう。

認証コードを入力する

届いたメールに記載されている認証コードを入力画面に入力します。

認証コードの有効期限は30分なので、メールが届いたらすぐに入力しましょう。認証が完了すると、次の基本情報入力画面に進みます。

基本情報を入力する

氏名、生年月日、住所、電話番号などの基本情報を入力します。

職業や勤務先の情報も入力が必要です。すべて入力が完了したら、次のステップに進みます。

特定口座の種類を選ぶ

特定口座は「源泉徴収あり」「源泉徴収なし」「開設しない」の3種類から選べます。

NISA口座の申込をする

「NISA口座を申し込む」にチェックを入れます。

すでに他の証券会社でNISA口座を開設している場合は、金融機関変更の手続きが必要です。初めてNISA口座を開設する場合は、そのまま申込を進められます。

住信SBIネット銀行の同時申込（任意）

住信SBIネット銀行の口座を同時に申し込むことができます。

住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させる「SBIハイブリッド預金」を利用すると、普通預金金利が優遇され、証券口座への入出金も即座に反映されます。必須ではありませんが、資金管理がスムーズになるため、同時申込がおすすめです。

貯めるポイントを選ぶ

Vポイント・Pontaポイント・dポイント・JALマイル・PayPayポイントの中から、貯めたいポイントを1つ選びます。

普段使っているポイントサービスを選ぶと、貯まったポイントを日常生活で活用しやすくなります。後から変更することも可能ですが、変更には一定期間かかるため、最初によく考えて選びましょう。

本人確認書類を提出する

マイナンバーカードをスマホで撮影してアップロードします。

マイナンバーカードがない場合は、通知カード+運転免許証などの組み合わせでも提出できます。オンラインで提出すれば最短翌営業日に口座開設が完了し、郵送よりも早く取引を始められます。

審査が完了すると、ログイン情報が記載されたメールが届き、取引開始です。

つみたて投資枠の始め方｜買い方と積立設定

つみたて投資枠は、毎月自動的に投資信託を購入する仕組みです。

一度設定すれば手間がかからず、長期的な資産形成に最適です。ここでは、SBI証券でつみたて投資枠を始める具体的な手順を解説します。

投資信託を検索する

SBI証券のウェブサイトまたはスマホアプリにログインし、「投信」メニューから「投資信託を探す」を選びます。

「つみたてNISA対象」や「ランキング」「新NISA対象」などの条件で絞り込むと、人気の銘柄を見つけやすくなります。銘柄名や運用会社名で直接検索することも可能です。

目論見書を確認する

気になる投資信託を見つけたら、必ず目論見書を確認しましょう。

目論見書には、投資信託の運用方針、投資対象、手数料（信託報酬）、リスクなどが記載されています。特に信託報酬は毎年かかるコストなので、低コストの銘柄を選ぶことが長期運用では重要です。

目論見書の内容に納得したら、次のステップに進みます。

積立金額と決済方法を設定する

毎月の積立金額を設定します。SBI証券では100円から積立が可能なので、少額から始められます。

決済方法は「証券口座」「銀行引落」「クレジットカード」の3種類から選べます。

積立コースを選ぶ（毎日・毎週・毎月）

積立のタイミングを「毎日」「毎週」「毎月」から選べます。

毎月コースが一般的ですが、毎日コースを選ぶとさらに時間分散の効果が高まり、価格変動のリスクを抑えられます。クレカ積立の場合は毎月コースのみ対応しています。

積立日は自由に設定できるため、給料日の直後に設定すると資金管理がしやすくなります。

設定内容を確認して完了

積立金額、決済方法、積立コースをすべて入力したら、最終確認画面で内容をチェックします。

間違いがなければ「設定する」ボタンをクリックして完了です。設定が完了すると、次回の積立日から自動的に投資信託が購入されます。

積立設定はいつでも変更・停止できるので、ライフスタイルに合わせて調整しましょう。

成長投資枠の使い方｜個別株・ETFの買い方

成長投資枠は、つみたて投資枠よりも幅広い商品に投資できる自由度の高い枠です。

個別株やETFに投資したい方、まとまった資金を一括で投資したい方に適しています。ここでは、成長投資枠の具体的な使い方を解説します。

成長投資枠で買える商品

つみたて投資枠の対象商品も成長投資枠で購入可能です。

SBI証券では、成長投資枠の対象商品を公式サイトで確認できるため、投資前に必ずチェックしましょう。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

国内株式の買い方

国内株式を購入する場合は、「国内株式」メニューから銘柄を検索します。

銘柄コードまたは会社名で検索し、気になる銘柄の詳細ページを開きます。「NISA買付」ボタンをクリックし、「成長投資枠」を選択します。

購入株数を入力し、注文方法（成行・指値）を選んで注文を確定します。SBI証券では単元未満株（S株）も成長投資枠で購入できるため、1株から少額で投資を始められます。

米国株・外国株の買い方

米国株を購入する場合は、「外国株式」メニューから「米国株式」を選びます。

ティッカーシンボル（例：AAPL、MSFT）で検索し、銘柄詳細ページを開きます。「NISA買付」を選択し、購入株数を入力します。

米国株は1株から購入できるため、少額でも有名企業の株主になれます。為替手数料がかかるため、円貨決済と外貨決済のどちらが有利か確認しましょう。

ETFの買い方

ETF（上場投資信託）は、株式と同じように証券取引所で売買できる投資信託です。

国内ETFは「国内株式」メニューから、海外ETFは「外国株式」メニューから検索できます。ETFは投資信託よりも信託報酬が低い傾向があり、コストを抑えて分散投資ができます。

成長投資枠でETFを購入する場合も、「NISA買付」を選択して注文を進めます。

SBI証券の新NISAでおすすめの投資信託5選

新NISAで投資信託を選ぶ際は、長期的に安定した運用が期待できる銘柄を選ぶことが大切です。

ここでは、初心者から中級者まで幅広く支持されている投資信託を5つ紹介します。

全世界株式型（オール・カントリー）

全世界株式型は、日本を含む世界中の株式に分散投資できる投資信託です。

代表的な銘柄に「eMAXIS Slim 全世界株式（オール・カントリー）」があります。この1本で先進国・新興国を含む約3,000銘柄に投資でき、地域や国の偏りを気にせず世界経済の成長を取り込めます。

信託報酬も年0.05775%と低コストで、長期投資に最適です。どの銘柄を選べばいいか迷ったら、まずはこの銘柄から始めるのがおすすめです。

米国株式型（S&P500）

米国株式型は、米国の主要企業500社で構成されるS&P500指数に連動する投資信託です。

「eMAXIS Slim 米国株式（S&P500）」や「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」が人気です。アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、世界をリードする企業に投資できます。

先進国株式型

先進国株式型は、日本を除く先進国の株式に投資する投資信託です。

「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」などが代表的な銘柄です。米国を中心に、欧州やオーストラリアなどの先進国株式に分散投資できます。

全世界株式型よりも新興国の比率が低いため、リスクを抑えながら先進国の成長を取り込みたい方に適しています。

バランス型（株式+債券）

バランス型は、株式と債券を組み合わせた投資信託で、リスクとリターンのバランスが取れています。

「eMAXIS Slimバランス（8資産均等型）」などが人気です。株式だけでなく債券や不動産（REIT）も含まれているため、株式市場が下落したときでも損失を抑えやすくなります。

リスクを抑えながら安定的に資産を増やしたい方におすすめです。

新興国株式型

新興国株式型は、中国、インド、ブラジルなどの新興国株式に投資する投資信託です。

「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」などがあります。新興国は経済成長率が高く、将来的に大きなリターンが期待できる一方、価格変動が大きいためリスクも高めです。

全体の資産の一部（10〜20%程度）を新興国株式に配分することで、ポートフォリオの成長性を高められます。

SBI証券と他社を比較｜楽天証券・マネックス証券との違い

新NISAを始める際、SBI証券が本当に自分に合っているか気になる方も多いでしょう。

ここでは、SBI証券と主要なネット証券である楽天証券・マネックス証券を比較し、それぞれの特徴を解説します。

手数料・コストの比較

新NISA口座での取引手数料は、SBI証券・楽天証券・マネックス証券のいずれも国内株式・米国株式・投資信託が無料です。

ただし、外国株の為替手数料には違いがあります。SBI証券は米ドルで1ドルあたり25銭、楽天証券も同様に25銭、マネックス証券は買付時無料（売却時25銭）となっています。

為替手数料を重視するなら、マネックス証券が有利です。

クレカ積立のポイント還元率

高還元率を狙うならSBI証券の三井住友カード プラチナプリファードが有利ですが、年会費33,000円がかかります。

年会費無料のカードで比較すると、マネックス証券のマネックスカードが1.1%と最も高い還元率です。

投資信託・米国株の取扱本数

投資信託の取扱本数は、SBI証券が約2,600本、楽天証券が約2,550本、マネックス証券が約1,800本です。

米国株の取扱銘柄数は、SBI証券が約5,000銘柄、楽天証券が約4,500銘柄、マネックス証券が約5,000銘柄となっています。

商品ラインナップの豊富さでは、SBI証券と楽天証券の取扱本数が多くなっています。

どんな人にどの証券会社が向いているか

どの証券会社も新NISA口座の開設・維持費用は無料なので、自分のライフスタイルに合った証券会社を選びましょう。

よくある質問（Q&A）

まとめ

SBI証券の新NISAは、投資信託約2,600本という業界最多クラスの商品ラインナップ、国内株式・米国株式・投資信託の取引手数料無料、クレカ積立で最大5%のポイント還元など、資産形成に有利な環境が整っています。

口座開設は最短翌営業日で完了し、100円から投資を始められるため、初心者の方でも気軽にスタートできます。

つみたて投資枠で毎月コツコツ積み立てながら、成長投資枠で個別株やETFに投資するなど、自分のスタイルに合わせた運用が可能です。

新NISAは非課税保有期間が無期限で、生涯で1,800万円まで非課税で投資できる制度です。早く始めるほど複利効果が大きくなるため、まずは少額からでも投資をスタートすることをおすすめします。

投資には元本割れのリスクがあります。ご自身の投資目的やリスク許容度に合わせて、慎重にご検討ください。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくはSBI証券公式サイトでご確認ください。