【2025年最新】NISA口座おすすめネット証券比較!迷わない選び方解説

ネット証券の口座開設を検討しているけれど、スマホでの顔認証や書類アップロードに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。実は、SBI証券や楽天証券をはじめとする主要なネット証券では、従来通り郵送での口座開設も可能です。
オンライン手続きが主流となった今でも、郵送での申込みを選ぶ方は一定数存在します。その理由は、物理的な書類での手続きに安心感を覚える、スマホ操作が苦手、マイナンバーカードを持っていないなど様々です。
郵送での口座開設は、申込書の取り寄せから開設完了まで約1〜2週間かかりますが、自分のペースで確実に手続きを進められます。必要書類も、運転免許証やマイナンバーカードだけでなく、健康保険証と住民票の組み合わせなど、幅広い選択肢があります。
この記事では、ネット証券の郵送での口座開設について、具体的な手続きの流れ、必要書類の準備方法、各社の特徴と比較、さらに開設後の初期設定まで詳しく解説します。郵送手続きのメリット・デメリットも含めて、あなたに最適な方法を見つけるお手伝いをします。
2025年の新NISA制度を活用して資産形成を始めたい方にとって、口座開設は重要な第一歩です。オンラインが苦手でも、郵送なら安心して始められますので、ぜひ参考にしてください。
目次
ネット証券の郵送での口座開設とは、申込書類を取り寄せて記入し、必要書類のコピーと一緒に返送することで口座を開設する方法です。従来の証券会社で一般的だった手続き方法が、ネット証券でも利用できます。
一方、オンラインでの口座開設は、スマートフォンやパソコンから申込みフォームに入力し、本人確認書類を撮影してアップロードする方法です。最短で翌営業日には取引を開始できる速さが特徴となっています。
最も大きな違いは、口座開設完了までの所要時間です。オンライン手続きなら最短翌営業日から取引可能ですが、郵送では書類の往復があるため1〜2週間程度かかります。
本人確認の方法も異なります。オンラインではスマホカメラで顔認証や書類撮影を行いますが、郵送では書類のコピーを送付し、後日届く転送不要の簡易書留郵便を受け取ることで本人確認が完了します。
必要な機器にも違いがあります。オンライン手続きにはカメラ付きスマートフォンが必須ですが、郵送ならパソコンで申込書を請求し、あとは手書きで対応できるため、デジタル機器が苦手な方でも問題ありません。
使える本人確認書類の範囲も郵送の方が広くなっています。オンラインではマイナンバーカードや運転免許証が中心ですが、郵送なら健康保険証と住民票の組み合わせなども利用可能です。
手続きの確実性という点では、郵送は物理的な書類を自分の目で確認しながら進められるため、入力ミスや操作ミスの心配が少なく、着実に手続きを完了させることができます。
郵送での口座開設を選ぶ方の多くは、60代以上のシニア層です。スマートフォンの操作に不慣れで、顔認証や書類撮影といった手続きに不安を感じる方が、確実な方法として郵送を選択しています。
マイナンバーカードや運転免許証を持っていない方も郵送を選ぶ傾向があります。健康保険証や住民票など、より幅広い書類で本人確認ができるため、オンラインよりも柔軟に対応できるからです。
個人情報のセキュリティを重視する方も郵送を選んでいます。顔写真や本人確認書類の画像データをインターネット経由で送信することに抵抗を感じ、物理的な書類での手続きを好む方が一定数存在します。
家族のサポートを受けながら口座開設を進めたい方にも郵送は適しています。申込書の記入を一緒に確認したり、必要書類の準備を手伝ってもらったりしながら、自分のペースで手続きを進められます。
初めて投資を始める方の中にも、じっくりと書類を読み込み、納得してから手続きを進めたいという理由で郵送を選ぶケースがあります。重要な金融取引の第一歩として、慎重に進めたいという心理が働いています。
実際に、スマートフォンでの本人確認に不安を感じる方は少なくありません。特に、顔認証技術や生体情報の取り扱いについて、プライバシーの観点から懸念を持つ方が多く存在します。
フィッシング詐欺への警戒心も理由の一つです。偽のウェブサイトに誘導され、本人確認書類の画像を盗まれるリスクを心配し、公式サイトかどうかの判断に自信が持てない方もいます。
スマートフォンのカメラ機能の操作に不慣れな方にとっては、書類を正しく撮影できているか、画像が鮮明かどうかの判断が難しく、何度も撮り直すストレスから郵送を選ぶケースもあります。
データの送信経路におけるセキュリティへの不安も根強くあります。Wi-Fi環境でのデータ送信や、スマートフォン自体のセキュリティ対策が十分かどうか判断できず、物理的な郵送の方が安全と考える方もいます。
ただし、主要なネット証券各社は最新のセキュリティ技術を導入しており、オンライン本人確認も安全に実施されています。それでも心理的な安心感を求めて郵送を選ぶことは、決して間違った選択ではありません。
郵送での口座開設は、オンラインでの申込書請求から始まり、書類の往復を経て完了まで進みます。各ステップを確実に進めることで、スムーズに口座を開設できます。
手続き全体の流れは、申込書の請求、書類の受領、記入と必要書類の準備、返送、審査、そして口座開設完了通知の受け取りという6つのステップで構成されています。各段階で注意すべきポイントを押さえながら進めましょう。
最初のステップは、開設したい証券会社の公式ウェブサイトから申込書を請求することです。トップページの「口座開設」ボタンから進み、「郵送で口座開設」や「申込書を取り寄せる」といった選択肢を選びます。
画面の案内に従って、氏名、住所、生年月日、メールアドレスなどの基本情報を入力します。この段階で入力した情報が申込書に印字されるため、正確に入力することが重要です。
証券会社によっては、口座の種類(特定口座・一般口座)やNISA口座の同時開設希望などを選択する場合もあります。特定口座の源泉徴収ありを選ぶと、確定申告が不要になるため初心者にはおすすめです。
申込書の請求は24時間いつでも可能で、入力自体は5〜10分程度で完了します。請求後、通常3〜5営業日で申込書類一式が自宅に届きます。
なお、一部の証券会社では電話での申込書請求も受け付けています。インターネットでの入力が不安な方は、カスタマーサポートに電話して郵送での手続きを希望する旨を伝えることも可能です。
申込書請求から数日後、「口座開設キット」と呼ばれる書類一式が普通郵便で届きます。封筒の中には、申込書、返信用封筒、記入例、必要書類の案内、各種規約などが同封されています。
まず最初に、同封物がすべて揃っているか確認します。申込書には請求時に入力した情報が印字されているので、氏名や住所に間違いがないか必ずチェックしてください。
記入例や必要書類の案内は、実際の記入前に熟読することが大切です。どの欄に何を記入すべきか、どんな書類を準備すべきかが詳しく説明されているため、後の手戻りを防げます。
規約や約款も重要な書類です。取引ルールや手数料、リスクについて記載されているため、理解できない部分があれば、記入前にカスタマーサポートに問い合わせることをおすすめします。
書類一式は大切に保管し、記入は落ち着いた環境で行えるよう準備を整えます。急いで記入すると記入ミスの原因となるため、時間に余裕を持って取り組むことが成功のポイントです。
申込書の記入は、黒のボールペンを使用し、楷書体で丁寧に記入します。印字された情報に間違いがなければ、署名欄に自筆でサインし、必要に応じて捺印します。
投資経験や金融資産の欄は、正直に記入することが大切です。これらの情報は、適切な投資商品の案内や取引制限の設定に使用されるため、虚偽の申告は避けてください。
本人確認書類は、鮮明なコピーを準備します。運転免許証なら表裏両面、マイナンバーカードも同様に両面のコピーが必要です。コピーが不鮮明だと再提出を求められる可能性があります。
健康保険証を使用する場合は、保険者番号や被保険者記号・番号を黒塗りでマスキングする必要があります。住民票を使用する場合は、発行から6か月以内のものを用意してください。
書類の準備が完了したら、チェックリストを作成して最終確認を行います。署名漏れ、必要書類の不足、コピーの鮮明さなど、一つ一つ確認することで、書類不備による手戻りを防止できます。
記入済みの申込書と必要書類のコピーを、同封されていた返信用封筒に入れて返送します。書類が多い場合は、クリアファイルなどに入れると折れ曲がりを防げます。
返信用封筒の宛先や料金が正しいか確認し、封をする前に再度、すべての必要書類が揃っているかチェックします。特に、マイナンバー確認書類の同封忘れは多いミスなので注意が必要です。
郵送方法は、同封の返信用封筒をそのままポストに投函することも可能ですが、重要書類であることを考慮し、郵便局の窓口から簡易書留や特定記録で送ることをおすすめします。
追跡番号がある郵送方法を選んだ場合は、番号を控えておくと安心です。万が一書類が届かない場合でも、配送状況を確認できるため、トラブル時の対応がスムーズになります。
返送後は、証券会社から書類受領の連絡が来ることもあります。メールや電話での連絡を見逃さないよう、申込時に登録した連絡先の確認頻度を上げておくとよいでしょう。
書類返送後、証券会社での審査期間を経て、通常1週間から10営業日程度で口座開設が完了します。審査では、提出書類の内容確認や法令に基づく本人確認が行われます。
審査が完了すると、「転送不要」の「簡易書留郵便」で口座開設完了通知が送付されます。この郵便物には、ログインIDや初期パスワードなど、取引開始に必要な重要情報が記載されています。
簡易書留は対面での受け取りが必要なため、不在の場合は不在票が投函されます。保管期間内に再配達を依頼するか、郵便局の窓口で受け取る必要があります。
受け取りの際に本人確認書類の提示は不要です。転送不要の簡易書留は同居家族などによる代理受領も可能です。
完了通知を受け取ったら、すぐに中身を確認し、ログインIDとパスワードを安全な場所に保管します。これで口座開設は完了となり、初期設定を行えば取引を開始できる状態になります。
(出典:金融商品取引法について – 金融庁)
ネット証券の口座開設には、本人確認書類とマイナンバー確認書類の2種類が必要です。郵送手続きでは、オンラインよりも幅広い書類の組み合わせが認められているため、自分の状況に合わせて準備できます。
書類の組み合わせパターンは証券会社によって若干異なりますが、基本的な考え方は共通しています。顔写真付きの書類があれば手続きがシンプルになり、ない場合は複数の書類を組み合わせることで対応可能です。
マイナンバーカードを持っている場合、これ1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方が完了するため、最もシンプルな方法です。表面と裏面の両方をコピーして提出するだけで手続きが完了します。
マイナンバーカードの利点は、顔写真付きの公的身分証明書として最も信頼性が高いことです。証券会社の審査もスムーズに進み、書類不備で差し戻される可能性も低くなります。
コピーを取る際は、カードの四隅まで含めて鮮明に写るよう注意します。特に顔写真部分や氏名、住所、マイナンバーが読み取れることを確認してから提出してください。
有効期限にも注意が必要です。マイナンバーカードには有効期限があり、期限切れのカードでは手続きができません。申込前に有効期限を確認し、必要に応じて更新手続きを済ませておきましょう。
マイナンバーカードがあれば、将来的にオンラインでの手続きも可能になるため、まだ持っていない方は取得を検討する価値があります。ただし、発行には時間がかかるため、急ぐ場合は他の書類で対応します。
マイナンバーカードを持っていない場合でも、通知カードや住民票でマイナンバーを確認し、別途本人確認書類を用意することで口座開設が可能です。この組み合わせ方式は多くの方が利用しています。
最も一般的な組み合わせは、通知カードと運転免許証です。通知カードでマイナンバーを確認し、運転免許証で本人確認を行います。両方の書類をコピーして提出することで手続きが完了します。
通知カードは、マイナンバー制度開始時に全国民に送付された紙製のカードで、マイナンバー確認書類として使用できます。ただし、記載されている氏名や住所が現在のものと一致している必要があります。
引っ越しや結婚で氏名・住所が変わった場合、通知カードの裏面に変更事項が記載されていれば使用可能です。記載がない場合は、マイナンバー記載の住民票を取得する必要があります。
通知カードを紛失した場合は、市区町村の窓口でマイナンバー記載の住民票を取得できます。手数料は自治体により異なりますが、通常300円程度で発行可能です。
健康保険証は本人確認書類として使用できますが、顔写真がないため、追加で別の本人確認書類が必要になる場合があります。多くの証券会社では、住民票や公共料金の領収書との組み合わせを求めています。
健康保険証をコピーする際は、保険者番号や被保険者記号・番号を黒く塗りつぶしてマスキングする必要があります。これは個人情報保護の観点から必須の作業となっています。
有効期限がある健康保険証の場合は、期限内であることを確認します。国民健康保険証は毎年更新されるため、最新のものを使用することが重要です。
運転免許証やマイナンバーカードなど、顔写真付きの本人確認書類を持っていない場合でも、複数の書類を組み合わせることで口座開設が可能です。
最も確実な方法は、健康保険証と住民票の写しの組み合わせです。住民票は市区町村の窓口で取得でき、発行から6か月以内のものが有効です。マイナンバー記載の住民票なら、これ1枚でマイナンバー確認も同時に完了します。
年金手帳や印鑑登録証明書も、補助的な本人確認書類として認められる場合があります。ただし、証券会社によって認められる書類の組み合わせが異なるため、事前に確認することが大切です。
公共料金の領収書(電気・ガス・水道・電話)も、現住所を証明する書類として使用できる場合があります。ただし、発行から3か月以内で、本人名義のものに限られます。
書類の組み合わせが複雑になる場合は、申込前にカスタマーサポートに電話で相談することをおすすめします。自分の持っている書類で手続き可能か確認してから進めると、手戻りを防げます。
書類のコピーは鮮明であることが最も重要です。文字がぼやけていたり、影が入っていたりすると、再提出を求められる可能性があります。コンビニのコピー機を使用すると、高品質なコピーが取れます。
運転免許証や健康保険証など、カード型の書類は、A4用紙の中央に配置してコピーします。四隅が切れないよう注意し、実物と同じサイズでコピーすることが推奨されています。
両面に情報がある書類は、必ず両面をコピーします。運転免許証の裏面に住所変更の記載がある場合や、通知カードの裏面に変更事項が記載されている場合は、特に注意が必要です。
コピーした後は、すべての文字が読み取れるか、顔写真が鮮明に写っているか確認します。不鮮明な部分があれば、コピーし直すことで、後の手続きがスムーズに進みます。
複数の書類をコピーする場合は、それぞれを別の用紙にコピーすることが基本です。1枚の用紙に複数の書類をまとめてコピーすると、審査時に見落とされる可能性があります。
(出典:No.1476 特定口座制度 – 国税庁)
主要なネット証券各社は、すべて郵送での口座開設に対応していますが、手続きの日数やサポート体制には違いがあります。ここでは、口座数上位5社の郵送対応を詳しく比較します。
各社とも、郵送手続きの基本的な流れは同じですが、書類の審査スピードやサポートの充実度、初心者向けのサービスなどに特色があります。自分の優先事項に合わせて選ぶことが大切です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約14,000,000口座 ※2025年3月10日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 |
【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円 【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円 ※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は国内最大手のネット証券で、1,400万口座を超える圧倒的な実績があります。郵送での口座開設も多くの方が利用しており、手続きのノウハウが蓄積されています。
郵送手続きの特徴として、申込書の記入例が詳しく、初めての方でも迷わず記入できる工夫がされています。必要書類の案内も分かりやすく、書類不備による差し戻しが少ないのが特徴です。
SBI証券の郵送での口座開設は、申込書返送後、通常7〜10営業日程度で完了します。書類に不備がなければ、1週間程度で口座開設完了通知が届くケースも多くあります。
繁忙期(年度末や新NISA開始時期など)は、通常より時間がかかる場合があります。余裕を持って2週間程度を見込んでおくと安心です。
SBI証券の口座開設サポートデスクは、平日8:00〜17:00まで対応しています。朝早い時間から対応しているため、出勤前に問い合わせることも可能です。
土日祝日は電話サポートが休みですが、AIチャットボットは24時間365日利用可能です。よくある質問については、チャットボットでも十分な回答が得られます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、楽天グループのネット証券として、楽天ポイントとの連携が大きな特徴です。郵送での口座開設でも、開設後は楽天ポイントを使った投資が可能になります。
郵送手続きにおいても、楽天会員の方は基本情報の一部が自動入力されるため、申込書の請求がスムーズです。楽天銀行との同時申込みも可能で、資金移動が便利になります。
楽天証券の郵送手続きは、書類返送後5営業日程度で完了することが多く、業界でも比較的速い部類に入ります。書類の電子化が進んでおり、審査プロセスが効率化されているためです。
ただし、これはあくまで書類に不備がない場合の目安です。必要書類の不足や記入ミスがあると、追加で時間がかかるため、提出前の確認が重要です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,670,000口座 ※2025年3月時点 |
| 取引手数料 | 【ボックスレート(1日定額制)】 1日の約定代金合計50万円まで:0円 50万円超:1,000円(税込1,100円)~※25歳以下なら約定代金に関わらず手数料無料 |
| NISA対応 | 〇(日本株、米国株、投資信託すべて売買手数料無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(約1,800本以上) |
| 投資信託 | 約1,900本以上(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約4,900銘柄(2025年4月23日時点) |
| 取引ツール(PC) | ネットストック・ハイスピード(無料) |
| スマホアプリ | 日本株アプリ / 投信アプリ / 米国株アプリ(すべて無料) |
| 提携銀行口座 | MATSUI Bank(松井証券専用銀行) |
| ポイント投資・付与 | 松井証券ポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短即日(スマートフォンによるオンライン申込) |
松井証券は1918年創業の老舗証券会社で、ネット証券としても20年以上の実績があります。長い歴史に裏打ちされた信頼性と、きめ細かなサポートが特徴です。
郵送での口座開設においても、電話サポートの評判が特に高く、書類の記入方法から投資の基礎知識まで、親身になって相談に乗ってくれます。初心者の方には特におすすめの証券会社です。
申込書返送後、最短1週間程度で口座開設が完了します。審査体制が整っており、書類に不備がなければスムーズに手続きが進みます。
25歳以下の方は、国内株式の取引手数料が完全無料になる特典があります。若い世代の資産形成を応援する姿勢が、郵送手続きのサポートにも表れています。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株取引に強みを持つネット証券です。郵送での口座開設後も、豊富な米国株銘柄と充実した投資情報を活用できます。
郵送手続きは、申込書返送後1週間程度で完了します。外国株式の取引を考えている方向けに、口座開設と同時に外国証券取引口座の申込みも可能です。
投資教育コンテンツが充実しており、口座開設後の学習サポートが手厚いのも特徴です。オンラインセミナーや動画コンテンツで、投資の基礎から実践まで学べます。
電話サポートは平日8:00〜17:00まで対応しており、米国株に関する専門的な質問にも答えてくれます。為替レートや取引時間など、海外投資特有の疑問も解消できます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約1,800,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【ワンショット手数料コース】 約定代金5万円以下:55円(税込) 約定代金50万円超:1,070円(税込)【一日定額手数料コース】 1日100万円まで:0円 1日300万円まで:2,750円(税込) 以降300万円ごとに:2,750円(税込)加算 |
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 251銘柄(2025年4月時点) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 投資信託(1,155銘柄) |
| 投資信託 | 約1,853本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 米国株:約1,050銘柄(2025年4月時点) |
| 取引ツール(PC) | kabuステーション / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | 三菱UFJ eスマート証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | 三菱UFJ銀行 / auじぶん銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | 最短翌営業日(スマートフォンによるオンライン申込) |
auカブコム証券は、三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券です。メガバンクグループの安心感と、KDDIとの連携によるPontaポイントサービスが特徴です。
郵送での口座開設は、最短7営業日程度で完了します。三菱UFJ銀行の口座を持っている方は、連携サービスの利用で資金移動がスムーズになります。
プチ株(単元未満株)取引に力を入れており、少額から株式投資を始めたい方に適しています。郵送で口座開設した後も、1株から購入できるため、投資初心者でも始めやすい環境です。
システムの安定性に定評があり、取引時のトラブルが少ないのも特徴です。MUFGグループの技術力を活かした、信頼性の高い取引環境を提供しています。
郵送での口座開設には、オンライン手続きにはない利点がある一方で、時間がかかるなどのデメリットも存在します。両面を理解した上で、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
メリットとデメリットは表裏一体の関係にあり、何を重視するかによって評価が変わります。セキュリティと確実性を重視する方には郵送が適していますが、スピードを求める方には向いていません。
郵送手続きの最大のメリットは、物理的な書類を自分の目で確認しながら進められる安心感です。申込書に自筆で署名し、捺印する行為は、重要な契約を結ぶ実感を与えてくれます。
デジタルデータと違い、紙の書類は手元に控えを残せるため、後から内容を確認することも容易です。申込内容に不安がある時も、書類を見返すことで安心できます。
オンラインでの情報漏洩リスクを回避できる点も大きなメリットです。顔写真や本人確認書類の画像データをインターネット経由で送信することに抵抗がある方にとって、郵送は安全な選択肢となります。
転送不要の簡易書留で完了通知を受け取るプロセスも、なりすましを防ぐ確実な本人確認方法として機能します。第三者が勝手に口座を開設するリスクを物理的に排除できる仕組みです。
家族と一緒に書類を確認しながら進められるのも利点です。投資経験のある家族からアドバイスを受けながら、納得して手続きを進めることができます。
郵送手続きなら、スマートフォンの操作が苦手な方でも問題なく口座開設できます。カメラでの撮影や、アプリのダウンロード、顔認証などの複雑な操作は一切必要ありません。
パソコンで申込書を請求した後は、手書きで対応できるため、デジタル機器の操作に自信がない方でも安心です。記入は自分のペースで進められ、途中で中断することも可能です。
マイナンバーカードを持っていない方や、運転免許証がない方でも、健康保険証と住民票など、幅広い書類の組み合わせで対応できます。オンラインより柔軟性が高いのが特徴です。
視力が弱い方や手が不自由な方でも、家族のサポートを受けながら手続きを進められます。オンラインの小さな画面での操作より、紙の書類の方が扱いやすい場合があります。
電話でのサポートを受けやすいのも郵送手続きの利点です。書類を手元に置きながら、不明点を電話で確認できるため、確実に手続きを進められます。
郵送手続きの最大のデメリットは、口座開設まで1〜2週間かかることです。オンラインなら最短翌営業日から取引可能なことを考えると、大きな時間差があります。
相場が大きく動いている時期に申込むと、取引機会を逃す可能性があります。特定の銘柄を買いたいタイミングがある場合、郵送では間に合わないことがあります。
ただし、長期投資を前提とするなら、1〜2週間の遅れは大きな問題になりません。むしろ、焦らずじっくり準備できることで、計画的な投資を始められるという見方もできます。
新NISA制度のように、年間投資枠が決まっている制度を利用する場合は、早めに手続きを始めることが重要です。年末に申込むと、翌年からしか投資できない可能性があります。
急いで口座開設したい場合は、オンライン手続きを選ぶか、郵送でも比較的早い楽天証券などを選ぶことで、多少は時間を短縮できます。
郵送手続きでは、書類の記入ミスや必要書類の不足により、手続きが大幅に遅れることがあります。不備があると、書類が返送され、修正して再提出する必要があります。
よくある不備として、署名漏れ、住所の相違、本人確認書類のコピー不鮮明、マイナンバー確認書類の同封忘れなどがあります。これらは事前の確認で防げるミスです。
最も多い記入ミスは、本人確認書類と申込書の住所表記の相違です。「1丁目2番3号」と「1-2-3」のような表記の違いでも、審査で問題になることがあります。
署名欄への記入漏れも頻発するミスです。複数箇所に署名が必要な場合、一箇所でも漏れがあると差し戻されます。提出前に全ての署名欄を確認することが重要です。
投資経験や金融資産の欄を空欄のまま提出してしまうケースもあります。これらは必須項目のため、正直に記入する必要があります。不明な場合は「なし」や「0」と記入します。
口座開設完了通知を受け取った後は、実際に取引を始めるための初期設定が必要です。この設定を完了させることで、株式や投資信託の売買が可能になります。
初期設定は複雑に見えるかもしれませんが、画面の案内に従って進めれば、30分程度で完了します。不明な点があれば、カスタマーサポートに相談しながら進めることも可能です。
届いた書類に記載されているログインIDと初期パスワードを使って、証券会社のウェブサイトにログインします。初回ログイン時は、必ずパスワードの変更を求められます。
新しいパスワードは、英数字と記号を組み合わせた推測されにくいものに設定します。他のサイトで使用しているパスワードの使い回しは避け、証券口座専用のパスワードを作成してください。
ログイン後は、利用規約への同意や、投資に関する確認事項のチェックが必要です。内容をよく読んで理解した上で、同意ボタンをクリックして進みます。
メールアドレスの登録も重要な作業です。取引の約定通知や重要なお知らせが届くため、普段使用しているメールアドレスを登録します。迷惑メール設定の解除も忘れずに行います。
初回ログインの画面は通常と異なるため、戸惑うかもしれませんが、案内に従って一つずつ進めれば問題ありません。焦らずに確実に設定を完了させることが大切です。
取引を開始する前に必要な初期設定として、まず出金先金融機関の登録があります。株式を売却した代金を受け取る銀行口座を登録する重要な設定です。
勤務先情報の登録も必要です。インサイダー取引を防ぐため、上場企業に勤務している場合は会社名を正確に入力します。主婦や年金生活者の方は、その旨を選択します。
配当金の受取方法も設定します。証券口座で受け取る「株式数比例配分方式」を選ぶと、NISA口座での配当金も非課税になるため、この方式がおすすめです。
特定口座の源泉徴収について、「源泉徴収あり」を選択すると、証券会社が税金の計算と納付を代行してくれるため、確定申告が不要になります。初心者には便利な選択です。
取引暗証番号の設定も重要です。ログインパスワードとは別に、実際の売買注文時に使用する暗証番号を設定します。この番号も他人に推測されないものにしてください。
口座の安全性を高めるため、二段階認証の設定は必須です。ログイン時にパスワードだけでなく、スマートフォンに送られる認証コードの入力が必要になり、不正アクセスを防げます。
ログイン通知メールの設定も有効です。自分がログインした時以外にアクセスがあった場合、すぐに気付くことができ、早期の対処が可能になります。
二段階認証は、絶対に設定すべきセキュリティ対策です。パスワードが万が一漏洩しても、認証コードがなければログインできないため、口座の安全性が格段に向上します。
設定方法は簡単で、携帯電話番号を登録するだけです。ログイン時にSMSで送られてくる6桁の数字を入力することで、本人確認が完了します。
証券口座への入金方法は、主に3つあります。即時入金(ネットバンキング経由)、銀行振込、そして提携銀行からの自動引落しです。それぞれに特徴があります。
即時入金は、提携銀行のネットバンキングを利用して、リアルタイムで入金できる方法です。手数料無料で、すぐに取引資金として使えるため、最も便利な方法です。
銀行振込は、ATMや銀行窓口から証券会社指定の口座に振り込む方法です。振込手数料は自己負担となりますが、ネットバンキングを使わない方でも利用できます。
定期的に投資する予定がある方は、提携銀行からの自動引落し設定が便利です。毎月決まった金額を自動で入金できるため、積立投資に適しています。
初めての入金は少額から始めることをおすすめします。操作に慣れてから、本格的な投資資金を入金する方が安全です。
郵送での口座開設では、書類の不備や配送上の問題など、様々なトラブルが発生する可能性があります。事前に対処法を知っておくことで、スムーズに解決できます。
トラブルが発生しても、慌てずに証券会社のサポートデスクに相談することが大切です。ほとんどの問題は、適切な対応で解決可能です。
証券会社から書類不備の連絡が来た場合は、まず不備の内容を正確に把握します。メールや郵送で具体的な不備内容が通知されるので、内容をよく確認してください。
不備の内容が分からない場合は、遠慮せずにカスタマーサポートに電話で問い合わせます。担当者が丁寧に説明してくれるため、確実に修正できます。
再提出の際は、不備があった箇所だけでなく、全体を再度チェックすることが重要です。一箇所の修正に気を取られて、他の部分でミスをしないよう注意します。
書類を再送する際は、「再提出」であることを明記し、前回の申込番号や受付番号を記載すると、証券会社側の処理がスムーズになります。
不備による再提出でも、追加料金は発生しません。焦らずに正確な書類を準備して、確実に手続きを完了させることを優先してください。
引っ越し後に本人確認書類の住所変更を忘れていた場合、申込書の住所と一致せず、審査で問題になります。この場合、まず本人確認書類の住所変更を行う必要があります。
運転免許証の場合は、警察署や運転免許センターで住所変更手続きを行います。即日変更が可能で、裏面に新住所が記載されます。変更後の免許証で再度申込みます。
健康保険証の住所変更は、勤務先の人事部や市区町村の窓口で行います。変更に数日かかる場合があるため、急ぐ場合は住民票で対応することも可能です。
現住所を証明する書類として、公共料金の領収書や住民票を追加で提出することで対応できる場合もあります。証券会社に相談して、最適な方法を確認してください。
今後のトラブルを避けるため、引っ越しの際は各種証明書の住所変更を忘れずに行うことが大切です。特に金融取引では、住所の一致が重要な確認事項となります。
口座開設完了通知の簡易書留を受け取れなかった場合、郵便局で一定期間保管された後、証券会社に返送されます。この場合、再送の手続きが必要になります。
不在票を見つけたら、すぐに再配達を依頼するか、保管期限内に郵便局の窓口で受け取ります。保管期限は通常7日間ですが、延長申請も可能です。
証券会社に返送されてしまった場合は、カスタマーサポートに連絡して再送を依頼します。本人確認のため、申込時の情報を聞かれることがあります。
長期不在の予定がある場合は、事前に証券会社に連絡して、送付時期を調整してもらうことも可能です。確実に受け取れる時期に送付してもらうよう相談してください。
簡易書留は本人確認の重要なプロセスのため、必ず申込者本人が受け取る必要があります。家族であっても代理受領できない場合があるので注意が必要です。
郵送手続きを開始した後で、オンライン手続きに変更したいと思っても、多くの証券会社では途中変更ができません。一度申込みをキャンセルして、最初からやり直す必要があります。
キャンセルの手続きは、カスタマーサポートに電話で依頼します。申込番号や本人確認のための情報を伝えて、キャンセル処理を進めてもらいます。
キャンセル後、すぐにオンラインで新規申込みが可能です。ただし、審査は最初から行われるため、以前の申込情報は引き継がれません。
郵送とオンラインで迷っている場合は、最初によく検討してから申込方法を選ぶことが重要です。両方の特徴を理解した上で、自分に合った方法を選択してください。
急いで口座開設したい事情が生じた場合は、郵送手続きを続けながら、別の証券会社でオンライン口座を開設することも一つの選択肢です。
郵送での口座開設で困った時は、各証券会社のサポート窓口が頼りになります。電話やチャットなど、複数の相談方法が用意されており、初心者でも安心して利用できます。
証券会社以外にも、公的機関の相談窓口があります。トラブルが解決しない場合や、中立的な立場からのアドバイスが欲しい時に活用できます。
電話サポートの繋がりやすさは、時間帯によって大きく異なります。朝一番(8:00〜9:00)と夕方(16:00〜17:00)は比較的繋がりやすい時間帯です。
月曜日の朝と金曜日の午後は混雑する傾向があります。可能であれば、火曜日から木曜日の午前中に電話すると、待ち時間が少なくスムーズに相談できます。
フリーダイヤルを提供している証券会社も多く、通話料を気にせず相談できます。ただし、携帯電話からは有料の場合もあるので、事前に確認してください。
電話が繋がりにくい場合は、コールバック予約サービスを利用できる証券会社もあります。希望の時間帯を指定すると、担当者から電話がかかってくる便利なサービスです。
口座開設に関する質問は、専用のサポートデスクが設けられている場合が多く、一般の問い合わせより優先的に対応してもらえることがあります。
チャットサポートは、電話が苦手な方や、文字でやり取りしたい方に便利なサービスです。画面を見ながら質問できるため、操作方法の確認などに適しています。
AIチャットボットは24時間365日利用可能で、よくある質問には即座に回答が得られます。深夜や早朝でも利用できるため、時間を問わず疑問を解決できます。
有人チャットは、より複雑な質問に対応できます。営業時間内であれば、専門スタッフがリアルタイムで回答してくれるため、電話と同等のサポートが受けられます。
チャットの履歴は保存されるため、後から見返すことができます。電話と違って聞き逃しがなく、重要な情報を確実に記録できるメリットがあります。
画像やファイルの送信も可能な場合があり、書類の不備箇所を画像で確認してもらうなど、視覚的なサポートも受けられます。
金融庁の「金融サービス利用者相談室」は、証券会社とのトラブルや金融商品に関する相談を無料で受け付けています。中立的な立場からアドバイスがもらえる公的窓口です。
日本証券業協会の「証券・金融商品あっせん相談センター」では、証券会社との紛争解決を支援しています。話し合いで解決しない場合は、あっせん手続きも利用できます。
国民生活センターの消費者ホットライン(188)も、金融商品のトラブル相談に対応しています。地域の消費生活センターにつながり、専門の相談員がアドバイスしてくれます。
これらの公的窓口は、証券会社の対応に納得できない場合の相談先として重要です。ただし、まずは証券会社に直接相談することが基本となります。
相談の際は、申込書の控えや証券会社とのやり取りの記録を準備しておくと、スムーズに相談が進みます。具体的な経緯を説明できるよう整理しておくことが大切です。
ネット証券の郵送での口座開設は、オンライン手続きに不安がある方や、スマートフォンの操作が苦手な方にとって、確実で安心できる方法です。時間はかかりますが、着実に手続きを完了できます。
手続きの流れは、オンラインで申込書を請求し、届いた書類に記入して必要書類と一緒に返送、審査を経て口座開設完了通知を受け取るという基本的なステップで進みます。所要期間は1〜2週間程度です。
必要書類は、マイナンバーカードがあれば1枚で済みますが、なくても通知カードや住民票と、運転免許証や健康保険証の組み合わせで対応可能です。書類のコピーは鮮明に取ることが重要です。
主要ネット証券5社(SBI証券、楽天証券、松井証券、マネックス証券、auカブコム証券)はすべて郵送対応しており、それぞれサポート体制や開設スピードに特徴があります。
郵送のメリットは、物理的な書類での安心感、幅広い本人確認書類への対応、デジタル機器が不要な点です。一方、開設まで時間がかかること、書類不備のリスクがあることがデメリットです。
口座開設後は、初期設定として出金先口座の登録、セキュリティ設定、入金方法の選択などが必要です。特に二段階認証の設定は、口座の安全性を高めるため必須の作業です。
トラブルが発生した場合は、各社のサポートデスクが電話やチャットで対応してくれます。公的機関の相談窓口もあるため、困った時は積極的に活用することが大切です。
2025年の新NISA制度を活用した資産形成を始めるにあたり、郵送での口座開設は決して時代遅れの方法ではありません。自分のペースで確実に手続きを進められる選択肢として、多くの方に利用されています。
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