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イーサリアムクラシック(ETC)という暗号資産の名前を聞いたことはあるでしょうか。
イーサリアムと名前が似ていますが、実は全く異なる特徴を持つ暗号資産なんです。
この記事では、イーサリアムクラシックの基本から投資判断に必要な情報まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
THE DAO事件という歴史的な出来事から誕生した経緯、イーサリアムとの違い、そして将来性まで、投資を検討する上で知っておくべきポイントをすべてお伝えします。
暗号資産の取引にはリスクが伴います
正しい知識を身につけた上で判断することが大切です。
目次
イーサリアムクラシック(ETC)とは
イーサリアムクラシック(ETC)は、2016年にイーサリアムから分裂して誕生した暗号資産です。単なる派生通貨ではなく、ブロックチェーンの不変性という明確な理念を持って独立した存在として発展してきました。
イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)は、スマートコントラクト機能を備えたオープンソースのブロックチェーンプラットフォームです。ティッカーシンボルは「ETC」で、仮想通貨取引所で取引されています。
2016年7月にイーサリアムのハードフォーク(分岐)によって誕生しました。ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様変更によって永久に分岐することを指します。イーサリアムクラシックは、元々のイーサリアムのブロックチェーンを継承し、取引履歴を変更しない立場を貫いたことで生まれました。
「Code is Law」という理念を掲げる
一度ブロックチェーンに記録された取引は、いかなる理由があっても変更されないという姿勢を貫いています。この不変性の原則が、イーサリアムクラシックの最大の特徴となっています。
イーサリアムクラシックの基本スペックを確認しましょう。通貨単位は「ETC」で、最小単位は1 wei(0.000000000000000001 ETC)と表現されます。
コンセンサスアルゴリズムには、ビットコインと同様にPoW(Proof of Work:プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。PoWは、膨大な計算を要する代わりに、不正な取引や改ざんに強いという特性を持ちます。イーサリアムが2022年9月にPoS(Proof of Stake)へ移行した一方で、イーサリアムクラシックはPoWを維持し続けることを表明しています。
イーサリアムクラシックには、投資判断の際に知っておくべき3つの重要な特徴があります。
イーサリアムクラシックには約2億1,000万ETC〜約2億3,000万ETCの発行上限が定められています。
「Code is Law」という理念のもと、ブロックチェーンに記録された取引は変更しないという姿勢を貫いています。
IoT(Internet of Things:モノのインターネット)分野での活用に焦点を当てた開発を進めています。
出典:Coincheck「イーサリアムクラシック(ETC)の将来性は?」
発行上限があることで希少性が担保される
供給量に上限があることで、長期的な価値保存手段としての側面が強調されています。また、500万ブロックごとにマイニング報酬が20%減少する仕組みが導入されており、ビットコインの半減期に近い設計となっています。
THE DAO事件とハードフォーク
イーサリアムクラシックの誕生を理解するには、2016年に起きたTHE DAO事件を知る必要があります。この事件は暗号資産業界全体を震撼させ、ブロックチェーンの不変性について深い議論を巻き起こしました。
THE DAOとは、イーサリアムのプラットフォーム上に構築された分散型投資ファンドのプロジェクトです。ドイツのスタートアップ企業Slock.itによって開発され、管理者を置かなくても自律的に機能する組織(DAO:Decentralized Autonomous Organization)を目指していました。
2016年5月に実施されたICO(Initial Coin Offering)では、当時のICOで最高額となる約150億円もの資金を集めました。投資者はThe DAOトークンを購入し、投票によって投資先を決定する仕組みでした。
2016年6月17日、プログラムコードの脆弱性を突いたハッキング攻撃が発生
攻撃者は約360万ETH、当時の価格にして約52億円もの資金を盗み出しました。これは集めた資金の3分の1以上に相当する額でした。幸いなことに、スマートコントラクトの仕組みにより、盗まれた資金は28日間引き出せない仕様になっていたため、コミュニティには対策を講じる時間がありました。
THE DAO事件への対応をめぐり、イーサリアムコミュニティでは大きく3つの対処法が提案されました。1つ目は何もせずハッカーに資金を渡すこと、2つ目はソフトフォークによりハッカーのアドレスを無効化すること、3つ目はハードフォークにより不正送金をなかったことにすることでした。
ソフトフォークは口座凍結のようなもので、ハッカーも被害者も資金を取り出せなくなります。一方、ハードフォークは取引履歴を遡ってハッキング自体を無効化し、被害者に資金を返還する方法です。
約97%の支持を得てハードフォークが実行されました
2016年7月20日、ハードフォークが実施され、ハッキング以前の状態に戻されました。盗まれた資金は回収され、被害者に返還されました。この新しいブロックチェーンが現在のイーサリアム(ETH)となり、イーサリアムの考案者であるヴィタリック・ブテリン氏を中心に「ワールドコンピューターを実現する」という目的に向かって開発が進められています。
しかし、ハードフォークに反対する一部のコミュニティメンバーは、「管理者によって送金の記録を取り消すためにハードフォークを行うことは、中央集権的な組織の行動であり、イーサリアムプラットフォームの本来の目的であった分散型組織としての在り方と矛盾する」と主張しました。
「Code is Law」プログラムコードこそが法律である
THE DAO事件の原因はあくまでThe DAOのコードに脆弱性があって悪用されただけであり、イーサリアムのコア技術であるスマートコントラクトに問題があったわけではないという考え方です。
ハードフォークを拒否したグループは、元の取引履歴を維持する旧バージョンのブロックチェーンを継続することを選択しました。この旧バージョンが「イーサリアムクラシック(ETC)」として独立し、ハッキングの記録も含めた全ての取引履歴を保持し続けています。イーサリアムクラシックのブロックチェーン上には、現在でもハッキングデータがそのまま残されており、非中央集権的な運営を象徴するものとなっています。
イーサリアムとイーサリアムクラシックの違い
イーサリアムとイーサリアムクラシックは元々同じブロックチェーンでしたが、現在では明確な違いがあります。投資判断の際に重要な4つのポイントを比較しましょう。
イーサリアムには発行上限が設定されていません。イーサをユーティリティトークン的な位置づけとしているため、通貨の発行上限を定めていないことが特徴です。一方、イーサリアムクラシックには約2億1,000万ETC〜約2億3,000万ETCの発行上限が定められています。
発行上限がある通貨は価値が上がりやすい
一般的に、発行上限がない通貨は市場の供給量が増え続けることで価値は下がりやすく、発行上限がある通貨は市場の供給量が限られることで価値が上がりやすいとされています。この点で、イーサリアムクラシックはビットコインと同様にデフレ型の資産としての性質を持ちます。
ただし、イーサリアムの考案者ヴィタリック・ブテリン氏は、イーサリアムにおいても今後発行上限を設定する可能性について言及しており、注目を集めています。発行上限の有無は、長期的な価値保存手段としての評価に影響を与える重要な要素です。
イーサリアムは2022年9月に「The Merge」と呼ばれる大型アップデートを実施し、PoWからPoSへ移行しました。この移行により、エネルギー消費量が大幅に削減され、環境負荷の低いネットワークとなりました。
出典:あたらしい経済「イーサリアム(ETH)メインネット『The Merge』成功、PoSへアップグレード完了」
対照的に、イーサリアムクラシックは従来のPoWを維持し続けています。PoWによるマイニングは、より分散化されたセキュリティモデルを提供する一方で、エネルギー消費が大きいという側面も持っています。イーサリアムクラシックは、セキュリティ性能を重視して、PoWを堅持する方針を表明しています。
イーサリアムのマイナーがイーサリアムクラシックへ移動中
イーサリアムがPoSに移行したことで、イーサリアムのマイナーがイーサリアムクラシックへと活躍の場を移す動きが見られています。マイニングの需要が増えることで、ハッシュレートが上昇し、イーサリアムクラシックのネットワークの安全性や信頼性向上につながる可能性があります。
イーサリアムは、コミュニティの意見を反映させながら開発を進める実利重視の姿勢を取っています。問題が発生した際には、必要に応じてハードフォークを実施し、ネットワークの改善を図ります。開発者コミュニティも世界最大級の規模を誇り、継続的なアップデートと機能改善が行われています。
一方、イーサリアムクラシックは、ブロックチェーンの不変性を最重要視しています。「Code is Law」という理念のもと、プロトコルレベルの修正は重大な問題がない限り実施しないと公言しています。開発コミュニティの規模はイーサリアムほど大きくありませんが、明確な理念のもとに堅実な開発を続けています。
開発方針の違いは将来性評価の重要ポイント
この開発方針の違いは、両者の将来性を評価する上で重要なポイントです。イーサリアムは柔軟性と実用性を重視し、イーサリアムクラシックは原則と不変性を重視するという、対照的なアプローチを取っています。
イーサリアムは、DApps(分散型アプリ)の開発プラットフォームとして圧倒的な存在感を誇っています。DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)など、多様なユースケースが実装され、エコシステムは急速に拡大しています。スマートコントラクト分野では完全にイーサリアムが主導権を握っていると言えます。
イーサリアムクラシックはIoT分野に方向転換
イーサリアムクラシックは、IoT(Internet of Things)分野という新しい分野へ方向転換を行いました。IoT分野では多様なセンサーを接続して膨大な量のデータを処理するため、高速処理能力と低コストが求められます。
イーサリアムではデータの処理数が増えるとネットワーク使用の手数料(ガス代)が高騰するため、IoTのような小さな処理を多数行う場合には不向きです。その点、手数料が比較的安いイーサリアムクラシックを活用しようという考えになっています。
現時点ではIoT分野での目ぼしい成果は見られていません
今後の開発状況が注目されています。
イーサリアムクラシックの技術的特徴
イーサリアムクラシックの技術的な仕組みを理解することは、その将来性を評価する上で重要です。初心者の方にも分かりやすく、専門用語を丁寧に説明します。
スマートコントラクトとは、あらかじめ設定された条件が満たされた時に、自動的に契約を実行する技術のことです。例えば、「Aさんが商品を発送したら、自動的にBさんの口座から代金が支払われる」といった取引を、第三者の仲介なしに実行できます。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムと同様にスマートコントラクト機能を備えています。基本的な仕様はイーサリアムと大きな差はありませんが、ブロックチェーンの不変性という付加価値を提供している点で独自性があります。
スマートコントラクト実行には手数料(Gas)が必要
スマートコントラクトを実行する際には、手数料が必要になります。この手数料はGas(ガス)という単位で算出され、イーサリアムクラシックで支払われます。ガスはビットコインの送金手数料に似たもので、分散管理されたシステムを円滑に動作させるために必要な仕組みです。
DApps(Decentralized Applications:分散型アプリケーション)とは、中央管理者が存在せず、ブロックチェーン上で動作するアプリケーションのことです。イーサリアムクラシックは、DAppsを構築するためのプラットフォームを提供しています。
DAppsの開発は、金融、ゲーム、NFTなどの幅広いジャンルで活発に行われています。イーサリアムクラシックで構築されたDAppsは、スマートコントラクトによって、煩雑な手続きや第三者による監視・介入なしにサービスを提供する機能を持たせることができます。
DApps開発プラットフォームの競争は熾烈です
DAppsの開発プラットフォームは、イーサリアムとイーサリアムクラシック以外にも数多くあり、競争は熾烈です。しかし、魅力的なDAppsが生まれることがあれば、新規ユーザーを引き込んで需要を拡大していける可能性があります。
EVM(Ethereum Virtual Machine:イーサリアム仮想マシン)とは、スマートコントラクトを実行するための環境のことです。イーサリアムクラシックは、イーサリアムと同じEVMを使用しているため、基本的にはイーサリアム用に開発されたスマートコントラクトをイーサリアムクラシック上でも実行できます。
この互換性により、開発者はイーサリアムとイーサリアムクラシックの両方で同じコードを使用できる可能性があります。ただし、完全な互換性が保たれているわけではなく、一部の機能には違いがあるため、実際の開発では注意が必要です。
不変性という付加価値を提供
イーサリアムクラシックは、イーサリアムと同等のプログラム可能性を持ちながら、不変性という付加価値を提供しています。この特性が、特定のユースケースにおいて優位性を発揮する可能性があります。
イーサリアムクラシックの将来性
投資判断において最も重要なのが将来性の評価です。イーサリアムクラシックの将来性を、客観的なデータと現在の開発状況から分析します。
イーサリアムクラシックは、IoT(Internet of Things)分野での活用に焦点を当てた開発を進めています。IoTとは、家具・家電などさまざまなモノをインターネット上のクラウドサービスに接続して、相互に情報の交換ができる仕組みのことです。
高いセキュリティ性能がIoTの要求にマッチ
IoT分野では、個人情報を守るための高いセキュリティ性能が求められており、「Code is Law」を掲げるイーサリアムクラシックは、その要求にマッチしています。また、IoTは小規模な取引が多数行われるため、高速かつネットワーク手数料の安いシステムが必要です。イーサリアムクラシックは取引速度が早く、手数料も安く抑えられているため、IoTを開発するのに適したプラットフォームとされています。
サイドチェーンの実装を目指しています
さらに、イーサリアムクラシックはサイドチェーンの実装を目指しています。サイドチェーンとは、メインチェーンとは別のブロックチェーンを利用することで様々な機能を実現したり、手数料を下げようとする技術です。サイドチェーンが実装されれば、これまで以上にスマートコントラクトをスムーズに使用できるようになります。
イーサリアムクラシックの開発は、ETC Labs(ETCラボ)やETC Cooperative(ETCコーポラティブ)といった組織によってサポートされています。2021年7月には、イーサリアムの共同設立者の1人でカルダノの創設者でもあるチャールズ・ホスキンソン氏がETC Cooperativeの役員に就任し、注目を集めました。
開発コミュニティの規模は相対的に小規模です
開発コミュニティの規模は、イーサリアムと比較すると相対的に小規模です。開発活動もイーサリアムほど活発ではありませんが、明確な理念のもとに堅実な開発を続けています。過去には「Phoenix(フェニックス)」や「Magneto(マグネトー)」といったハードフォークを実施し、セキュリティ向上や手数料の削減を目指してきました。
開発力の乏しさも課題として指摘されています
移り変わりの激しい暗号資産の世界において、開発力の高さは順応性の高さにも直結しているため、今後の展開次第ではイーサリアムクラシックが他の暗号資産から取り残されてしまう恐れもあります。
2026年2月時点で、イーサリアムクラシックは暗号資産の時価総額ランキングで上位に位置しています。時価総額ランキングは常に変動しますが、主要銘柄の一つとして認識されています。
流動性の高さがメリット
イーサリアムクラシックは、分裂当初から流通量が多かったため、売買が成立しやすいという流動性の高さがメリットとなっています。国内の多くの仮想通貨取引所でも取り扱われており、日本人投資家にとっても馴染み深い存在です。
価格動向を見ると、2017年の仮想通貨ブームでは高値を更新し、分裂当初の価格から40倍以上にまで価格が高騰しました。その後は暗号資産市場全体の冷え込みとともに価格の下落トレンドが続きましたが、長期的な視点で復調を期待する投資家も存在します。
イーサリアムクラシック投資のリスクと注意点
暗号資産投資には必ずリスクが伴います
イーサリアムクラシックに投資する前に、必ず知っておくべきリスクと注意点を正直にお伝えします。
イーサリアムクラシックは過去に複数回の51%攻撃を受けました
51%攻撃とは、悪意を持ったグループが全体の50%を超えてマイニングすることで、不正な取引も承認できてしまう攻撃手法です。
2019年1月には初めての51%攻撃が発生し、約5,000万円弱の被害が出ました。さらに2020年8月には、1ヶ月の間に3度の51%攻撃を受けました。1回目の攻撃では約560万ドル(約6億円)、2回目では約168万ドル、3回目では2日間のマイニング量に相当する7,000超のブロックが再編成される事態となりました。
出典:CoinPost「イーサリアムクラシックが51%攻撃受け、5千万円弱の被害」
主要取引所が一時停止や承認時間延長の対策を実施
これらの攻撃を受けて、主要な取引所がイーサリアムクラシックの取り扱いを一時停止したり、入出金の承認時間を大幅に延長するなどの対策を取りました。OKExは上場廃止を検討すると述べ、Coinbaseは預け入れの承認時間を約2週間に延長しました。イーサリアムクラシックのハッシュレートが相対的に低いため、攻撃者が計算能力の過半数を掌握しやすいという脆弱性が指摘されています。
1日で数十%単位で大きく価格変動することがあります
暗号資産は株式と異なり、ストップ高・ストップ安の制限がなく、1日で数十%単位で大きく価格変動することがあります。イーサリアムクラシックも例外ではなく、急落や急騰により大きな損失を被る可能性があります。
投資元本を割り込む可能性があります
暗号資産の価格は変動するため、損失が生じる場合があります。投資元本を割り込む可能性があることを十分に理解した上で、ご自身のリスク許容度に合わせて投資判断を行うことが重要です。短期・中期・長期などの投資期間を明確にし、リスク管理を徹底することが必要です。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムと比較すると取引量が少なく、流動性が低い傾向にあります。流動性が低いということは、大口の取引を行う際に希望する価格で売買できない可能性があるということです。
売却したくても買い手が見つからない可能性
また、市場の状況によっては、売却したくても買い手が見つからず、資産を現金化できない事態に陥る可能性もあります。このような流動性リスクは、投資判断において考慮すべき重要な要素です。
開発コミュニティの規模や資金力でイーサリアムに劣ります
イーサリアムクラシックは、イーサリアムから分裂した少数派チェーンです。開発コミュニティの規模や資金力において、イーサリアムに大きく劣っています。イーサリアムと似た機能を持つ新しいブロックチェーンが台頭してきているため、現状維持のままでは価格が上昇しづらい状況です。
IoT分野での目ぼしい成果が見られていません
DApps開発プラットフォームとしての競争は熾烈であり、イーサリアムクラシックが他のプラットフォームに取り残される可能性も否定できません。IoT分野での活用という独自の路線を打ち出していますが、現時点では目ぼしい成果が見られていないことも懸念材料です。
取引所が売買を停止した事例があります
過去には、取引所がイーサリアムクラシックの売買を停止した事例があります。例えば、Coincheckは2021年9月1日時点で、イーサリアムクラシックの売買を停止していました。このような売買停止は、51%攻撃などのセキュリティ上の問題が発生した際に実施されることがあります。
売買停止中は保有通貨を売却できません
売買停止中は、保有しているイーサリアムクラシックを売却できないため、価格が下落しても損切りができません。また、取引所が上場廃止を決定すれば、他の取引所に送金する必要が生じ、送金手数料や時間的なコストがかかります。取引所のセキュリティ対策や方針も、投資判断において確認すべきポイントです。
イーサリアムクラシックにおすすめの仮想通貨取引所5社
イーサリアムクラシックを購入するには、金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者を利用することをおすすめします。ここでは、信頼性の高い取引所を5社ご紹介します。
| GMOコインの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 22種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | 2倍 |
| 取引手数料(Maker) | -0.01%〜-0.03%(Maker報酬) |
| 取引手数料(Taker) | 0.05%〜0.09% |
| 日本円入金手数料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 無料(大口400円) |
| 最小注文金額 | 100円 |
| 口座開設 | 最短10分 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00006号 |
📌 GMOコインの特徴
✓ 各種手数料が無料
✓ GMOインターネットグループ運営
✓ ステーキング対応
GMOコインは、GMOインターネットグループが運営する暗号資産取引所です。最大の特徴は、各種手数料が無料である点です。入金手数料、出金手数料、送金手数料が無料なので、コストを抑えて取引できます。
取扱銘柄数は22種類で最低取引額は100円から
取扱銘柄数は22種類で、イーサリアムクラシックも取引可能です。最低取引額は100円からと少額から始められるため、初心者の方にもおすすめです。Maker手数料が-0.01%〜-0.03%とマイナスになっており、取引するほど報酬を得られる仕組みも魅力です。
GMOコインは金融庁への暗号資産交換業者登録番号が「関東財務局長 第00006号」で、二段階認証、コールドウォレット、マルチシグ、24時間監視などのセキュリティ対策も充実しています。ステーキング対応もしており、保有しているだけで報酬を得られる可能性があります。
| bitbankの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 44種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | なし |
| 取引手数料(Maker) | -0.02%(Maker報酬) |
| 取引手数料(Taker) | 0.12% |
| 日本円入金手数料 | 無料 |
| 日本円出金手数料 | 550円/770円(3万円以上) |
| 最小注文金額 | 銘柄による |
| 口座開設 | 最短即日 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00004号 |
📌 bitbankの特徴
✓ 取引所の取扱銘柄数が国内最多級
✓ Maker手数料がマイナス(報酬)
✓ 高いセキュリティ評価
✓ 板取引に強い
bitbankは、取引所形式での取扱銘柄数が国内最多級の44種類を誇る暗号資産取引所です。イーサリアムクラシックも取引所形式で購入できるため、販売所よりも有利な価格で取引できる可能性があります。
Maker手数料が-0.02%とマイナスで指値注文で報酬
Maker手数料が-0.02%とマイナスになっており、指値注文で板に並べると報酬を得られます。Taker手数料は0.12%です。高いセキュリティ評価を受けており、板取引に強いという特徴もあります。
bitbankは金融庁への暗号資産交換業者登録番号が「関東財務局長 第00004号」で、二段階認証、コールドウォレット、マルチシグなどのセキュリティ対策を実施しています。入金手数料は無料ですが、出金手数料は550円(3万円以上は770円)かかります。
| BitTradeの基本情報 | |
| 取扱銘柄数 | 47種類 |
| 取引所(板取引) | 〇 |
| 販売所 | 〇 |
| レバレッジ | 2倍 |
| 取引手数料(Maker) | 無料 |
| 取引手数料(Taker) | 無料 |
| 日本円入金手数料 | 無料(クイック入金/住信SBI・PayPay銀行) |
| 日本円出金手数料 | 330円 |
| 最小注文金額 | 2円 |
| 口座開設 | 最短5分 |
| 登録番号 | 関東財務局長 第00007号 |
📌 BitTradeの特徴
✓ 取扱銘柄数国内最多級(47銘柄)
✓ 取引所手数料無料
✓ 2円から取引可能
✓ 旧Huobi Japan
BitTrade(旧Huobi Japan)は、取扱銘柄数が47種類と国内最多級の暗号資産取引所です。イーサリアムクラシックをはじめ、多様な暗号資産に投資したい方におすすめです。
取引所形式の手数料が無料で最低取引額は2円から
取引所形式の手数料が無料で、最低取引額は2円からと非常に少額から始められます。口座開設は最短5分で完了し、スマホアプリも使いやすいと評判です。レバレッジ取引も最大2倍まで可能です。
BitTradeは金融庁への暗号資産交換業者登録番号が「関東財務局長 第00007号」で、コールドウォレット100%管理、24時間365日監視などのセキュリティ対策を実施しています。入金手数料は無料(クイック入金/住信SBI・PayPay銀行)、出金手数料は330円です。
イーサリアムクラシックの購入方法
イーサリアムクラシックを購入するための具体的な手順を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
暗号資産取引所で口座を開設するには、本人確認が必要です。運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなど、身分を証明できる書類を手元に準備しましょう。
最短10分程度で完了する取引所もあります
口座開設の所要時間は取引所によって異なりますが、最短10分程度で完了する取引所もあります。審査には数時間から数日かかる場合がありますので、余裕を持って申し込むことをおすすめします。
口座開設が完了したら、日本円を入金します。主な入金方法は、銀行振込とクイック入金(インターネットバンキング)の2種類です。
銀行振込は、取引所が指定する銀行口座に振り込む方法です。振込手数料は利用者負担となることが多いですが、取引所によっては入金手数料が無料の場合もあります。振込が反映されるまでには、数時間から1営業日程度かかります。
クイック入金は24時間365日利用可能で即時反映
クイック入金は、インターネットバンキングを利用して即時入金する方法です。24時間365日利用でき、入金がすぐに反映されるため便利です。ただし、一部の取引所ではクイック入金に手数料がかかる場合があります。
暗号資産を購入する方法には、販売所形式と取引所形式の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
イーサリアムクラシックのセキュリティ対策
暗号資産を安全に保管するためのセキュリティ対策は非常に重要です。取引所のセキュリティ対策と、個人でできる対策の両方を確認しましょう。
国内の登録業者は、顧客の暗号資産の95%以上をコールドウォレット(インターネットに接続していない環境)で管理することが義務付けられています。コールドウォレットで管理することで、ハッキングによる資産流出のリスクを大幅に軽減できます。
また、マルチシグ(マルチシグネチャ)という技術を採用している取引所も多くあります。マルチシグとは、複数の秘密鍵を使って暗号資産を管理する仕組みで、1つの鍵が漏洩しても資産を守ることができます。
コールドウォレット管理率やマルチシグ採用状況を確認
取引所を選ぶ際には、コールドウォレット管理の実施率、マルチシグの採用、24時間監視体制、定期的なセキュリティ監査の実施状況などを確認することをおすすめします。
取引所の口座開設後は、必ず二段階認証(2FA:Two-Factor Authentication)を設定しましょう。二段階認証とは、パスワードに加えて、スマホアプリで生成されるワンタイムパスワードを入力する認証方法です。
二段階認証で不正ログインを防止できます
二段階認証を設定することで、パスワードが漏洩しても、第三者による不正ログインを防ぐことができます。Google AuthenticatorやAuthyなどの認証アプリを使用するのが一般的です。SMS認証よりも認証アプリの方がセキュリティが高いため、可能であれば認証アプリを使用しましょう。
パスワードは他のサービスと使い回さないこと
また、パスワードは推測されにくい複雑なものに設定し、他のサービスと使い回さないことも重要です。パスワード管理ツールを使用すると、複雑なパスワードを安全に管理できます。
取引所に置きっぱなしは資産流出リスクがあります
取引所に暗号資産を置きっぱなしにすることには、一定のリスクがあります。取引所がハッキングされたり、破綻したりした場合、預けていた資産が戻ってこない可能性があります。過去には、マウントゴックス事件(2014年)やコインチェック事件(2018年)など、大規模な暗号資産流出事件が発生しています。
長期保有を目的とする場合は、ウォレット(暗号資産を保管するための財布)に移動させることを検討しましょう。ウォレットには、ハードウェアウォレット(専用のUSBデバイス)とソフトウェアウォレット(スマホやPCのアプリ)があります。
ハードウェアウォレットは、秘密鍵をオフラインで管理するため、最も安全な保管方法とされています。ただし、デバイスの購入費用がかかり、操作がやや複雑です。ソフトウェアウォレットは無料で使用でき、操作も比較的簡単ですが、スマホやPCがウイルスに感染すると資産を失うリスクがあります。
イーサリアムクラシックの税金と確定申告
暗号資産の取引で利益が出た場合、税金の申告が必要になります。税務の基本を理解して、適切に申告しましょう。
暗号資産取引の利益は、原則として「雑所得」に分類され、最大で55%の税金がかかります。雑所得は総合課税の対象となり、給与所得などの他の所得と合算して税率が決まります。所得税の税率は5%〜45%の累進課税で、住民税10%を加えると、最大で55%の税金がかかります。
暗号資産の売却益だけでなく、暗号資産同士の交換(例:イーサリアムクラシックをビットコインに交換)も課税対象となります。また、暗号資産で商品やサービスを購入した場合も、その時点で利益が確定したとみなされ、課税対象となります。
損失の繰越控除は認められていません
損失の繰越控除は認められていません。つまり、ある年に損失が出ても、翌年以降の利益と相殺することはできません。この点は、株式投資とは大きく異なるため注意が必要です。
給与所得者の場合、年間20万円以下の雑所得は確定申告不要です。ただし、これは給与所得以外の所得が年間20万円以下の場合に限られます。暗号資産取引以外にも副業などで収入がある場合は、それらを合算して判断します。
自営業者やフリーランスの方は、所得金額にかかわらず確定申告が必要です。また、給与所得者でも、医療費控除やふるさと納税などで確定申告をする場合は、20万円以下の雑所得も申告する必要があります。
期限内に申告しないとペナルティが課されます
確定申告の期間は、毎年2月16日から3月15日までです。期限内に申告しないと、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課される可能性がありますので、必ず期限内に申告しましょう。
暗号資産の税金計算では、取得価額の計算が重要です。取得価額の計算方法には、「総平均法」と「移動平均法」の2種類があります。一度選択した方法は継続適用が原則となりますので、最初に慎重に選びましょう。
売却時の所得は、「売却価額 – 取得価額 – 手数料」で計算します。複数の取引所を利用している場合も、暗号資産の種類ごとに一括して計算する必要があります。取引履歴は必ず保存しておき、取得価額や売却価額を正確に把握できるようにしましょう。
取引履歴をCSV形式でダウンロードして保存しましょう
多くの取引所では、取引履歴をCSV形式でダウンロードできる機能を提供しています。定期的にダウンロードして保存しておくことをおすすめします。また、暗号資産の損益計算ツールを利用すると、複雑な計算を自動化できて便利です。
どちらに投資すべきかは、投資目的やリスク許容度によって異なります。イーサリアムは時価総額が大きく、開発コミュニティも活発で、DeFiやNFTなど多様なユースケースがあります。一方、イーサリアムクラシックは発行上限があり、希少性が担保されていますが、開発力や流動性ではイーサリアムに劣ります。両方の特徴を理解した上で、ご自身の投資方針に合った選択をすることが重要です。
将来の価格を予測することはできません。イーサリアムクラシックには、発行上限による希少性やIoT分野での活用という期待材料がありますが、51%攻撃を受けた歴史や開発力の乏しさという懸念材料もあります。投資判断は、これらのメリットとリスクを総合的に考慮して、ご自身の責任で行ってください。
国内では、GMOコイン、bitbank、BitTradeなど、金融庁に登録された暗号資産交換業者で購入できます。海外取引所でも購入できますが、金融庁の規制対象外であり、トラブルが発生した際に保護されない可能性があるため、国内の登録業者を利用することをおすすめします。
イーサリアムクラシックの発行上限は、約2億1,000万ETC〜約2億3,000万ETCです。500万ブロックごとにマイニング報酬が20%減少する仕組みが導入されており、最終的にこの範囲に収束する予定です。発行上限があることで、ビットコインと同様にデフレ型の資産としての性質を持ちます。
51%攻撃とは、悪意を持ったグループがネットワークの計算能力(ハッシュレート)の過半数を掌握し、不正な取引を承認したり、取引履歴を書き換えたりする攻撃手法です。イーサリアムクラシックは過去に複数回の51%攻撃を受けており、セキュリティ上の懸念材料となっています。ハッシュレートが低いブロックチェーンほど、51%攻撃を受けやすいとされています。
イーサリアムクラシックは、51%攻撃を受けた歴史があり、価格変動も大きいため、初心者の方にはリスクが高い銘柄と言えます。まずはビットコインやイーサリアムなど、時価総額が大きく流動性の高い銘柄から始めることをおすすめします。イーサリアムクラシックに投資する場合は、リスクを十分に理解した上で、少額から始めることが大切です。
イーサリアムクラシックは、2016年のTHE DAO事件をきっかけにイーサリアムから分裂して誕生した暗号資産です。「Code is Law」という理念のもと、ブロックチェーンの不変性を重視し、元の取引履歴を維持し続けています。発行上限があり、PoWを維持し続ける点で、イーサリアムとは明確に異なる特徴を持ちます。
IoT分野での活用という独自の路線を打ち出しており、手数料の安さや高速処理能力が強みです。イーサリアムがPoSに移行したことで、イーサリアムのマイナーがイーサリアムクラシックに移行する動きも見られ、ネットワークの安全性向上につながる可能性があります。
過去に51%攻撃を受けたセキュリティ懸念があります
一方で、過去に複数回の51%攻撃を受けた歴史があり、セキュリティ上の懸念が残ります。開発コミュニティの規模も小さく、IoT分野での目ぼしい成果もまだ見られていません。流動性もイーサリアムと比較すると低く、取引所が売買を停止するリスクもあります。
投資は余裕資金の範囲内で自己責任で行いましょう
イーサリアムクラシックへの投資を検討する際は、これらのメリットとリスクを総合的に考慮することが重要です。暗号資産の価格は変動するため、損失が生じる場合があります。投資判断はご自身の責任で行い、余裕資金の範囲内で取引することをおすすめします。まずは金融庁に登録された国内の暗号資産交換業者で口座を開設し、少額から始めてみてはいかがでしょうか。
| 順位 | 取引所 | 手数料 | 通貨数 | 特徴 | 口座開設 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GMOコイン | 無料 | 26種類 |
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口座開設 |
| 2 | コインチェック | 無料 | 29種類 |
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| 3 | SBI VCトレード | 無料 | 23種類 |
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