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【導入インタビュー】株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス ~タイムカプセルストックオプションで今、そして未来の従業員に恩恵を~

 
右:株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス 代表取締役社長 富永邦昭氏
左:株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス 取締役 音吉元樹氏

1974年に創業して以来、約半世紀に渡ってITというツールを通じて、人としてのあり方を追求してきたグループ会社、株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス(証券コード:7361)。

メインビジネスは、正規雇用の従業員を各IT会社に派遣するという技術者派遣で、グループ会社6社が連携することで、上流工程のコンサルティングから実際の運用まで一気通貫で対応できることを強みとされています。コンサルティング・受託分野が急拡大していることに加えて、M&A等によりグループ全体の機能強化にも注力されています。

そして、2021年11月に、業務執行取締役全員が手許資金を拠出して、全従業員のためのインセンティブとして、タイムカプセルストックオプション(以下、「信託型ストック・オプション」ともいいます。)を導入されました。
(詳細はこちらの適時開示をご覧ください。)

タイムカプセルストックオプションとは、将来の企業価値向上に備えて、良い条件のストック・オプションを信託に冷凍保存するという新しいタイプのストック・オプションです。通常のストック・オプションとは異なり、発行した後から貢献度に応じて付与することができるという点から、従来の課題を解決するインセンティブ制度として注目を浴びています。


信託型ストックオプションについて詳しく知りたい方は、以下の信託型ストックオプションの基礎的な解説記事を参照ください。
⇒【経営者向け】話題の「信託型ストックオプション」を徹底解説

今回は、タイムカプセルストックオプションを導入した背景や想い、パートナーとしてSOICOを選んで頂いた理由等をお伺い致しました。



右:株式会社
ヒューマンクリエイションホールディングス 代表取締役社長 富永邦昭氏
左:SOICO株式会社 代表取締役社長 茅原淳一

信託型ストック・オプションの導入理由を教えて下さい。

導入の目的は二つあります。

一つ目は、想いを形にするためです。私たちには誰か一人とか特定の人が恩恵を授かる形ではなく 、関わった人達全てが恩恵を分かち合える会社でありたい、という想いがありました。一緒に過ごしてきた仲間や、入社のタイミング等によらず、一人一人の貢献度に応じて、企業価値向上の果実を後からでも受け取ることができる信託型ストック・オプションでならその想いを実現できると思いました。

二つ目は、採用力を強化するためです。もともと採用で苦労をしているということは無いのですが、一定の競争力を持っている上で、今よりもさらに採用競争力を高めるための新しい施策を探していました。良い条件のストック・オプションを保存しておいて、後から入社する方に渡すことができるという特徴を持つ信託型ストック・オプションが効果的と考えました。

一言で申し上げれば、全従業員が心身ともに、心も体も豊かになってほしいという想いがあり、その手段として信託型ストック・オプションの導入を決定したという背景がありました

目的や想いを達成するために他に並行して比較されたものはございますか?

ストック・オプションで目標や想いを実現できることはもともとイメージをしていて、その中で他社や他のストック・オプションと比較検討しました。最終的になぜ、信託型ストック・オプションにしたかと申しますと、今在籍している社員だけでなく、今後入ってくる社員にも同じように恩恵を分かち合うことができるからです。

また、SOICOさんを選んだ理由は、SOICOの皆さんと実際にお話をする中で、こういう方々と一緒ならいいものを作れると実感したからです。実際の契約を結んでいない段階からかなり踏み込んだ提案までまとめてくれていましたし、テクニカルな質問にもスピーディに返答して頂いていたことも好印象でした。



右:
株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス 代表取締役社長 富永邦昭氏
左:株式会社ヒューマンクリエイションホールディングス 取締役 音吉元樹氏

SOICOで信託型ストック・オプションを発行して良かったと感じた点はございますか?

信託型のストック・オプションを発行する上で必要な関連書類(適時開示、取締役会公告、有価証券届出書等)のドラフトからお手伝い頂いたことはすごく助かりました。 信託型ストック・オプションに関しての知識が多くはない中で、自分達だけで書類をゼロから作成することは困難だったと思います。

叩き台を作って頂いて、我々の必要な形式に都度微修正することが出来たことで、業務の省力化をはかることが出来ました。 信託型ストック・オプションは最新型であるがゆえに、何となく理解はしていても、概念から発行に関わる事務手続きまで完璧に理解している人は多くはありません。

我々のリソースだけではすぐに限界が来たと予想されるので、SOICOの皆さんに手厚いサポートを頂いている状態は、とてもありがたいです。



右:SOICO株式会社 代表取締役社長 茅原淳一
左:SOICO株式会社 本件主担当 大門弘和

信託型ストック・オプションに期待している事は何でしょうか?

先ほど申し上げた、企業価値を大きくし、その果実を関係者全員で分かち合うため、そして採用の競争力を一層高めるという目的を達成し、最大限に活用していきたいと思っています。現従業員にとっても、これから入社する人達にとっても大きな魅力となると思うので、有効に活用したいですね。

信託型ストック・オプションを導入する上で困難だったことは何ですか?

今後の話になりますが、従業員のストックオプションに対する理解の浸透です。信託型ストック・オプションというものは、社員にとって馴染みのないもので、具体的にどのようなメリットがあるのか、仕組みはどのようなものなのかを理解しきれていないのが現状だと思います。

口頭で説明はしていますが、資料を作って説明したり、採用募集要項に記載したりする必要性を感じています。信託型ストック・オプションを有効活用する上で、従業員の理解度を上げていきたいと思っています。

また、SOICOさんの場合は、従業員向けの説明資料作成や説明会開催までサポートされているので、その点も期待しています。

貴社の今後の目標やビジョンを教えて下さい!

まだまだ抱えている課題はたくさんありますが、将来的にはプライム市場を目指しています。その上で今、信託型ストック・オプションという有力な武器を一つ持ちました。 信託型ストック・オプションを有効に活用することで、採用力強化、更には事業成長を加速させて、プライムに届くまでの時間を少しでも短くできると考えています。

会社の成長と共に、身も心も豊かになれる人たちの数を増やす手段である信託型ストック・オプションを存分に活用していきたいと思います。

▼株式会社ヒューマンクリエイションホールディングスのHPはこちら

この記事を書いた人

早稲田大学政治経済学部卒業後、東証一部上場化学メーカーの管理部門にて、予算策定・決算業務等に従事。その後、日系コンサルティング会社を経て、SOICO(株)に入社。世界13カ国に展開するグローバルスタートアップの株式報酬制度設計(付与対象者に外国居住者を含む)、NASDAQへの直接上場を果たした日本企業のストック・オプション設計などを主担当。米国公認管理会計士。