CASE STUDY
支援事例
信託型ストック・オプションで社員がさらにモチベーション高く働ける環境を創る
ストックオプションで
スピード上場した会社の成功事例
『ストックオプション解体新書 22年下半期』
写真中央右:株式会社リョーケンホールディングス代表取締役社長 加藤良輔様
写真中央左:株式会社リョーケンホールディングス取締役経理部長 小田俊也様
写真左:株式会社リョーケンホールディングス経営企画室長 岡田孝之様
写真右:SOICO株式会社 本件主担当 大久保秀一
株式会社リョーケンをはじめとする不動産開発事業、不動産再生事業、土木工事業、建築工事業をそれぞれ担う事業会社4社をグループに持つ持株会社であり、お客様の暮らしまわりのお困り事を総合的に、且つきめ細やかな部分まで解決する株式会社リョーケンホールディングス。
平成31年3月には株式会社リョーケンネクスト(名古屋市)を設立し、愛知県及び名古屋市の建設業に進出するなど、止まることを知らない勢いで成長しております。
一方で、従業員に対するインセンティブ制度の導入には踏み込めておりませんでした。そんな中、株式会社リョーケンが選んだインセンティブ設計はタイムカプセルストック・オプション(以下、「信託型ストック・オプション」といいます。)の導入でした。
信託型ストック・オプションとは
SOICOは、株式報酬・資本政策・上場準備に特化したコンサルタントチームです。2016年に上場企業として日本で初めて信託型ストック・オプションを発行したKLab株式会社のメンバーを中心に設立され、累計100社以上(上場、未上場及び未上場時点導入後に新規上場した会社を含む)の信託型ストック・オプションの発行・運用支援を行っております。起業経験のあるメンバーや経営者、イグジット経験者、エンジェル投資家としても活躍するIPO経験者が、実際に経営者として体験した悩みをもとに、会計士・弁護士・税理士及び外資系投資銀行・監査法人・コンサルティングファーム出身の専門チームとともに効果的なソリューションを提供しています。
信託型ストック・オプションとは、将来の企業価値向上に備えて、良い条件のストック・オプションを信託に冷凍保存するという新しいタイプのストック・オプションです。通常のストック・オプションとは異なり、発行した後から貢献度に応じて付与することができるという点から、従来の課題を解決するインセンティブ制度として各方面から注目を浴びています。
SOICOは上記の「信託型」を含めた、あらゆるストックオプションの設計及び評価、株価算定業務に対応可能です。ストックオプションの発行支援においては、上場・未上場企業向けを問わず、国内随一の実績を持ち合わせています。また、導入企業のうち、2022年にはAnyMind Group株式会社、株式会社ティムスが東京証券取引所より上場承認を受けています。
詳細は下記をご覧ください。
・支援企業のAnyMind Group株式会社のマザーズ市場への上場承認に関するお知らせ (2022年3月15日)
・支援企業・株式会社ティムスの東証グロース市場への上場承認に関するお知らせ (2022年10月20日)
今回は、信託型ストック・オプションを導入した背景や想い、パートナーとしてSOICOを選んで頂いた理由等をお伺い致しました。なお、信託型ストック・オプションについて詳しく知りたい方は、以下の信託型ストック・オプションの基礎的な解説記事を参照ください。
⇒【経営者向け】話題の「信託型ストックオプション」を徹底解説
今回は、信託型ストック・オプションを導入した背景や想い、パートナーとしてSOICOを選んで頂いた理由等をお伺い致しました。
【課題・要望】
・社員の貢献度に応じて柔軟なインセンティブ設計をしたい。
【解決策】
・信託型ストック・オプション(タイムカプセルストック・オプション)の導入
【期待・成果】
・社員のやる気を鑑みて貢献度に応じて付与できる信託型を選択
信託型ストック・オプションの導入理由を教えて下さい
小田:まず最初に信託型ストック・オプションというスキーム自体を知ったのは、前職に在任中シェアリングCFOのサービスをSOICOさんのHPで知りまして一度問い合わせをし、貴社土岐様とお話をさせて頂いたのがきっかけでした。
また前職で、税制適格ストック・オプション及び有償ストック・オプションを検討・発行した経験がございまして、その検討中に、ストック・オプションの発行で実績のある会社をリサーチしている中でSOICOさんでシェアリングCFOだけでなくストック・オプションの発行支援をしていることを知りました。
前職では、スケジュールの関係もあり、支援会社についてあまり比較検討をできずストック・オプションを発行いたしましたが、今回は信託型ストック・オプションの発行を検討していたため、信託型ストック・オプションでの発行支援で実績のあるSOICOさんを思い出して今回お問い合わせをさせて頂きました。
今回信託型ストック・オプションを検討した理由としては、税制適格ストック・オプションは事前に付与対象者及びストック・オプションの割り当て数を決めなければならないので、インセンティブ制度として柔軟性が乏しいということ、有償ストック・オプションは事前にオプション料を負担する必要があることがネックでした。一方で、信託型ストック・オプションは付与対象者の貢献度に応じてストック・オプションを付与できるので、従業員のモチベーションアップやコミットメント強化につながりやすいと考えました。
SOICOをパートナーに選んでいただいた理由及び、SOICOで信託型ストック・オプションを発行して良かったと感じた点を教えてください
加藤:SOICOさんをパートナーに選んだ主な理由は3点あります。
1つ目は価格がリーズナブルなこと、2つ目が事前に貴社の専門性を理解していたこと、3つ目が対応が迅速なことです。また後で知ったことですが、弊社主幹事証券のアイザワ証券さんと緊密な関係がおありであったことも決め手になりました。
SOICOさんで信託型ストック・オプションを発行してよかった点は、導入にあたって詳細な手続きのサポートをいただいたことです。ただ制度を作って終わりにするのではなく、会社に文化が定着するまで徹底的に向き合ってくださいました。向き合ってくださった例としましては、社外役員に理解していただくまで説明してくださったことが挙げられますね。社外役員にとっても経験したことがない制度でしたので、導入イメージが湧きにくい状況でした。そういった中で実際にSOICOの社員の方も間に入って頂き、会計上のルールなど詳細まで丁寧に説明していただいたことで、最終的には社外役員にも納得していただけました。また、公認会計士の立場からの会計上の細かな質問に対しても的確に対応いただきました。
信託型ストック・オプションに期待している事は何でしょうか?
加藤:社員のモチベーションアップに期待しております。
実際に社員に対して信託型ストック・オプションの導入の説明をしてすぐに、導入や信託型ストック・オプションの仕組みに関する質問を多くもらい、ストック・オプションという制度が社員に対して大きな影響を与えていることを肌で感じました。この説明会を通じより業務に邁進し、会社をみんなで大きくしていこうという意識付けはできたと考えております。
信託型ストック・オプション導入がきっかけとなりさらに社員がモチベーション高く働ける環境を作れればと考えております。幹部だけでなく一般の社員までを巻き込んで、モチベーションを上げられるインセンティブ設計は、信託型ストック・オプションならではだと考えます。事前に付与対象者及びストック・オプションの割り当て数を決めなければならない税制適格ストック・オプションや、事前にオプション料を負担する必要がある有償ストック・オプションでは実現できなかったことです。
貴社の今後の目標やビジョンを教えて下さい!
加藤:弊社は、株式会社リョーケンをはじめとする不動産開発事業、不動産再生事業、土木工事業、建築工事業をそれぞれ担う事業会社4社をグループに持つ持株会社であります。
2017年7月にグループ各社の強みを一つにし、サービスの向上、業務の効率化を目指すべく経営統合し、持株会社を設立いたしました。そして、そのタイミングで上場準備をはじめ、現在直前期に入り、上場準備も本格的になっております。まずはネクスト上場以後早い時期に、名証メイン市場・東証スタンダード市場に重複上場を考えております。ゆくゆくは東証プライム市場も念頭に事業拡大をはかってまいります。
弊社の強みである商品やサービスをワンストップでお客様にご提供ができる総合力、また、業務の内製化と公共事業で培った技術と品質管理による品質力、グループ会社のシナジーによる納期の短縮や、またあらゆる変化にも対応する機動力を最大限に生かし、皆様のお役に立てますよう最善の努力を尽くす所存でございます。
▼株式会社リョーケンホールディングスのHPはこちら
https://ryokenholdings.jp/
また、ストックオプションのご導入を検討をするには、プロの専門家に聞くのが一番です。
そこでSOICOでは、ストックオプション個別の無料相談会を実施しております。
・他社はどのぐらいSOを付与している?
・実際にどうやって導入を進めたらいいの?
そんなお悩みを抱える経営者の方に、要望をしっかりヒアリングさせていただき、
適切な情報をお伝えさせていただきます。
ぜひ下のカレンダーから相談会の予約をしてみてくださいね!