SBIネオモバイル証券はなぜ終了?代わりの証券会社を比較【2026年】

SBIネオモバイル証券はなぜ終了?代わりの証券会社を比較【2026年】

SBIネオモバイル証券について調べていて、「あれ、口座開設できない?」と困惑していませんか。

実は、SBIネオモバイル証券は2024年1月にSBI証券と統合され、サービスが終了しています。

この記事では、ネオモバがどんなサービスだったのか、なぜ終了したのか、そして代わりにどの証券会社を選べばいいのかを詳しく解説します。Tポイントで株が買えた画期的なサービスの特徴を理解した上で、同じような投資スタイルを続けられる証券会社を見つけましょう。

ネオモバユーザーだった方も、これから少額投資を始めたい方も、最適な選択肢が見つかるはずです。

この記事の要約
  • SBIネオモバイル証券は2024年1月にSBI証券と統合されサービス終了
  • Tポイント投資・1株投資・月額制が特徴だった画期的なサービス
  • 代替サービスとしてSBI証券・楽天証券・マネックス証券がおすすめ
SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

目次

SBIネオモバイル証券は2024年1月にサービス終了|統合の経緯

SBIネオモバイル証券は、2024年1月9日にSBI証券と統合され、独立したサービスとしては終了しました。Tポイントで株が買えるという画期的なサービスとして人気を集めていましたが、約4年間の歴史に幕を閉じることになりました。

ここでは、サービス終了の具体的な日程と、統合による変更点、既存ユーザーの資産がどうなったのかを詳しく解説します。

サービス終了日と新規口座開設の停止時期

SBIネオモバイル証券の新規口座開設は、2022年10月7日に停止されました。その後、既存ユーザー向けのサービスは継続されていましたが、2024年1月9日をもって完全にSBI証券へ統合されました。

統合までのスケジュールは段階的に進められ、2023年9月にはSBI証券への移行手続きが開始されています。既存ユーザーには事前に通知が行われ、スムーズな移行が図られました。

新規口座開設の停止から完全統合まで約1年3ヶ月の期間が設けられたことで、ユーザーは十分な準備期間を持つことができました。

ただし、ネオモバの特徴的なサービスである月額220円の定額制やTポイント投資は、統合と同時に利用できなくなりました。

SBI証券との統合による変更点

統合により、ネオモバの口座はSBI証券の口座へ自動的に移行されました。保有していた株式や資産はそのまま引き継がれるため、資産が失われる心配はありません。

ただし、サービス内容には大きな変更がありました。最も大きな変更点は、月額220円の定額制が終了し、SBI証券の手数料体系に変わったことです。

SBI証券では1株投資(S株)の手数料は実質無料ですが、取引ごとに0.5%のスプレッドが発生します。[出典:SBI証券公式サイト:S株取引手数料]

また、Tポイントでの株式購入もできなくなりました。SBI証券ではVポイント・Pontaポイント・dポイントなど複数のポイントサービスに対応していますが、ネオモバのようにTポイントで直接株を買うことはできません。

アプリやツールも変更され、ネオモバ専用アプリは使えなくなり、SBI証券のアプリやツールを使用することになりました。

既存ユーザーの資産はどうなった?

ネオモバで保有していた株式や現金は、すべてSBI証券の口座に自動的に移管されました。移管手続きは証券会社側で行われるため、ユーザーが特別な手続きをする必要はありませんでした。

保有株式は同じ銘柄・同じ株数のままSBI証券の口座に引き継がれています。配当金の受取方法や特定口座の設定なども基本的に引き継がれました。

Tポイントの残高については注意が必要です。ネオモバで保有していたTポイントは、SBI証券では使用できないため、統合前にTポイントを使い切るか、他のTポイント加盟店で利用する必要がありました。

統合後に未使用のTポイントが残っている場合は、通常のTポイントとして他の用途で利用できます。また、ネオモバの月額サービス料(220円)は、サービス終了月まで課金され、その後は自動的に停止されました。

SBIネオモバイル証券とは|3つの特徴を解説

SBIネオモバイル証券は、SBI証券とCCCマーケティング(Tポイント運営会社)が共同で設立した証券会社でした。2019年4月にサービスを開始し、「Tポイントで株が買える」という画期的なコンセプトで投資初心者から大きな支持を集めました。

従来の証券会社にはなかった独自のサービス設計により、投資のハードルを大きく下げることに成功しました。ここでは、ネオモバが人気だった3つの特徴を詳しく見ていきます。

Tポイントで株が買えた画期的なサービス

ネオモバ最大の特徴は、貯めたTポイントを使って実際の株式が購入できたことです。1ポイント=1円として株式投資に利用でき、現金を使わずに投資体験ができました。

Tポイントは日本で最も普及しているポイントサービスの一つで、コンビニやドラッグストア、飲食店など様々な場所で貯めることができます。日常の買い物で貯まったポイントを投資に回せるため、「投資資金がない」という初心者の悩みを解決しました。

月額220円のサービス料を支払うと、毎月200ポイントのTポイントが付与される仕組みもありました。実質的な負担は月20円程度で、取引し放題というコストパフォーマンスの高さも魅力でした。

ポイント投資の特徴は以下の通りです。

  • Tポイント1ポイント=1円として利用可能
  • 期間固定ポイントも一部利用可能
  • 現金との併用も可能
  • ポイントで買った株式も配当金や売却益が得られる

1株から購入できる少額投資

通常、株式投資では100株単位(単元株)での購入が基本ですが、ネオモバでは1株から購入できる単元未満株取引に対応していました。これにより、数百円から株式投資を始めることができました。

例えば、株価が3,000円の銘柄なら、通常は30万円(3,000円×100株)必要ですが、ネオモバでは3,000円で1株から購入できました。この少額投資の仕組みにより、資金が少ない投資初心者でも有名企業の株主になれました。

1株から買えるメリットは、複数の銘柄に分散投資しやすいことです。10万円の資金があれば、30銘柄以上に分散投資することも可能でした。リスクを抑えながら投資経験を積むことができる点が、初心者に支持された理由の一つです。

また、1株でも配当金を受け取る権利があるため、少額投資でも実際の株主としての恩恵を受けられました。高配当株を複数保有することで、定期的な配当収入を得る投資スタイルも実践できました。

月額220円で取引し放題の料金体系

ネオモバの料金体系は、他の証券会社とは大きく異なる月額制でした。月間の約定代金が50万円以下の場合、月額220円(税込)のサービス利用料で何度でも取引できました。

通常の証券会社では、取引のたびに手数料が発生します。例えば、1回の取引で数百円の手数料がかかる場合、月に何度も取引すると手数料負担が大きくなります。しかし、ネオモバでは月額220円で取引回数を気にせず投資できました。

さらに、毎月200ポイントのTポイントが付与されるため、実質的な負担は月20円程度でした。少額で複数銘柄に分散投資したい人や、定期的に買い増しを行いたい人にとって、非常にコストパフォーマンスの高い料金体系でした。

月額制の料金プランは以下の通りでした。

  • 月間約定代金50万円以下:月額220円(税込)
  • 月間約定代金300万円以下:月額1,100円(税込)
  • 月間約定代金500万円以下:月額3,300円(税込)
  • 以降、100万円ごとに1,100円加算

ただし、取引をしない月でも月額料金が発生する点には注意が必要でした。一時的に取引を休止する場合は、サービスの一時停止手続きをする必要がありました。

ネオモバのメリットは5つ|人気だった理由

SBIネオモバイル証券が多くの投資初心者から支持された理由は、従来の証券会社にはない独自のメリットにありました。特に、投資を始めるハードルを下げる工夫が随所に見られ、「投資に興味はあるけど怖い」という人にとって理想的なサービスでした。

ここでは、ネオモバが人気だった5つのメリットを詳しく解説します。これらのメリットを理解することで、代替サービスを選ぶ際の判断基準にもなります。

ポイント投資で気軽に投資体験ができた

Tポイントを使った投資は、「自分のお金を失うリスク」を感じずに投資体験ができる点が最大のメリットでした。現金を投資に回すことに抵抗がある初心者でも、ポイントなら気軽に始められました。

日常の買い物で貯まったTポイントを投資に回せるため、特別に投資資金を用意する必要がありませんでした。例えば、コンビニやドラッグストアで貯めた数千ポイントを使って、実際の株式を購入できました。

ポイント投資で購入した株式も、現金で購入した株式と全く同じ扱いです。配当金を受け取ることもできますし、株価が上がれば売却して利益を得ることもできました。

また、投資で損失が出てもポイントの範囲内であれば、精神的なダメージが少ないという利点もありました。投資の仕組みやリスクを学ぶための「練習」として活用できた点が、初心者に支持された理由です。

少額から分散投資を実践できた

1株から購入できる仕組みにより、少額の資金でも複数の銘柄に分散投資できました。投資の基本である「分散投資」を、資金が少ない段階から実践できた点が大きなメリットでした。

例えば、10万円の資金があれば、20〜30銘柄に分散投資することも可能でした。業種や企業規模の異なる銘柄に分散することで、特定の企業や業界の不調による影響を抑えられます。

また、高額な銘柄にも1株から投資できたため、通常なら数十万円必要な有名企業の株式も、数千円から購入できました。任天堂やトヨタ自動車など、日本を代表する企業の株主になることも少額から可能でした。

分散投資のメリットは、リスクを抑えながら投資経験を積めることです。複数の銘柄を保有することで、株価の動きや配当金の仕組みを実際に体験しながら学べました。

月額制で取引回数を気にせず投資できた

月額220円の定額制により、取引手数料を気にせず投資できた点も大きなメリットでした。毎月少しずつ買い増しを行う「積立投資」のスタイルに最適でした。

通常の証券会社では、取引のたびに手数料が発生するため、少額の取引を頻繁に行うと手数料負担が大きくなります。しかし、ネオモバでは月額料金内で何度でも取引できるため、「今月は3銘柄を買い増そう」といった柔軟な投資が可能でした。

特に、定期的に少額ずつ投資する「ドルコスト平均法」を実践しやすい料金体系でした。毎月決まった金額を複数の銘柄に分けて投資することで、購入タイミングを分散し、リスクを抑えた投資ができました。

また、配当金を再投資する際にも手数料を気にする必要がなかったため、複利効果を最大限に活かせました。少額の配当金でも気軽に再投資できる点が、長期的な資産形成に適していました。

ひとかぶIPOで少額からIPO投資が可能だった

ネオモバ独自のサービス「ひとかぶIPO」は、1株からIPO(新規公開株)に申し込めるサービスでした。通常のIPO投資では100株単位での申し込みが必要で、当選すると数十万円の資金が必要になります。

しかし、ひとかぶIPOでは1株から申し込めるため、数千円の資金でIPO投資にチャレンジできました。IPO株は公開価格より初値が高くなることが多く、利益を得やすい投資手法として人気があります。

ひとかぶIPOの特徴は、若年優遇という独自の抽選制度でした。20代・30代の投資家には当選確率が優遇される仕組みがあり、若い世代の投資を後押ししていました。

また、1株単位での申し込みのため、複数のIPO銘柄に同時に申し込むことも可能でした。当選確率を上げるために複数の銘柄に申し込む戦略も取りやすく、IPO投資の入門として最適でした。

スマホアプリが使いやすかった

ネオモバ専用のスマホアプリは、投資初心者でも直感的に操作できるシンプルなデザインでした。複雑な機能を省き、「株を買う」「保有状況を確認する」という基本的な操作に特化していました。

アプリの主な特徴は以下の通りです。

  • 銘柄検索がシンプルで分かりやすい
  • 1株単位での注文がスムーズ
  • ポイント残高と現金残高が一目で確認できる
  • 保有銘柄の損益が視覚的に分かりやすい
  • 配当金の受取履歴も確認しやすい

特に、Tポイントでの購入がアプリ内で完結する点が便利でした。ポイント残高を確認しながら、そのまま株式を購入できるため、ポイント投資のハードルが非常に低くなっていました。

また、通知機能により、配当金の入金や約定の完了などをリアルタイムで確認できました。投資初心者にとって、取引の状況が分かりやすく通知される点は安心材料になっていました。

ネオモバのデメリットは3つ|利用時の注意点

SBIネオモバイル証券には多くのメリットがありましたが、一方でデメリットや注意点も存在しました。これらのデメリットが、一部のユーザーにとっては利用を躊躇する理由になっていました。

ここでは、ネオモバの主なデメリット3つを解説します。これらを理解することで、代替サービスを選ぶ際に「何を重視すべきか」が明確になります。

NISA口座に対応していなかった

ネオモバ最大のデメリットは、NISA口座に対応していなかったことです。NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度で、長期的な資産形成には非常に有利な制度です。

通常、株式投資で得た利益には約20%の税金がかかります。例えば、10万円の利益が出た場合、約2万円が税金として差し引かれます。しかし、NISA口座で投資すれば、この税金がかかりません。

金融庁:NISA特設ウェブサイト

ネオモバではNISA口座が開設できなかったため、利益に対して通常通り税金がかかりました。少額投資であっても、長期的に見れば税金の負担は無視できない金額になります。

特に、2024年から新NISA制度が始まり、非課税保有限度額が1,800万円に拡大されたことで、NISA口座の重要性はさらに高まりました。長期的な資産形成を考える場合、NISA対応の証券会社を選ぶことが重要です。

取引しなくても月額料金が発生した

ネオモバの月額制は、取引回数を気にせず投資できるメリットがある一方で、取引をしない月でも料金が発生するデメリットがありました。月額220円という金額は少額ですが、年間で2,640円の固定費になります。

投資を一時的に休止したい場合や、数ヶ月間取引をしない場合でも、サービス利用料は継続して発生しました。この点は、取引した時だけ手数料が発生する他の証券会社と比べて不利でした。

一時停止の手続きをすれば月額料金の発生を止められましたが、手続きを忘れると無駄な支払いが続いてしまいます。また、一時停止中は取引ができないため、急に投資したくなった時にすぐに対応できないという不便さもありました。

特に、投資初心者が「とりあえず口座を開設してみた」という場合、実際にはあまり取引をせず、月額料金だけが発生し続けるケースもありました。定期的に取引をする人にはメリットが大きい料金体系でしたが、不定期に取引する人には向いていませんでした。

投資信託や外国株の取扱がなかった

ネオモバで取引できたのは、国内株式(現物取引)とFXのみでした。投資信託や外国株式の取扱がなかったため、投資の選択肢が限られていました。

投資信託は、少額から分散投資ができる金融商品で、投資初心者に適した商品です。特に、つみたてNISAで投資できる投資信託は、長期的な資産形成に最適です。しかし、ネオモバでは投資信託を購入できませんでした。

また、外国株式、特に米国株への投資もできませんでした。近年、米国株への投資人気が高まっており、AppleやAmazonなどの有名企業に投資したいというニーズがありますが、ネオモバでは対応していませんでした。

取扱商品の限定性により、投資の幅を広げたい場合は、他の証券会社を併用する必要がありました。以下のような投資商品には対応していませんでした。

  • 投資信託(つみたてNISA対象商品を含む)
  • 外国株式(米国株、中国株など)
  • 債券
  • REIT(不動産投資信託)
  • 先物・オプション取引

投資経験を積んで、より多様な商品に投資したくなった時に、ネオモバだけでは対応できないという制約がありました。

ネオモバの評判・口コミ|実際の利用者の声

SBIネオモバイル証券の実際の評判はどうだったのでしょうか。サービス終了前に利用していたユーザーの声を見ると、メリットとデメリットの両面で様々な意見がありました。

ここでは、実際の利用者の評判を「良い評判」と「悪い評判」に分けて紹介します。リアルな声を知ることで、ネオモバがどんな人に向いていたのか、そして代替サービスを選ぶ際の参考になります。

良い評判|ポイント投資と少額投資が好評

ネオモバの良い評判で最も多かったのは、「Tポイントで投資できる手軽さ」と「1株から買える少額投資」に関するものでした。投資初心者にとって、これらの特徴は非常に魅力的でした。

実際の利用者からは、以下のような肯定的な意見が多く見られました。

利用者の良い評判

「Tポイントで株が買えるので、現金を使わずに投資体験ができた」

「1株から買えるので、少額で複数の銘柄に分散投資できた」

「月額220円で取引し放題なので、毎月コツコツ買い増しできた」

「高額な銘柄も1株から買えるので、憧れの企業の株主になれた」

「ひとかぶIPOで少額からIPO投資にチャレンジできた」

「アプリが使いやすく、投資初心者でも迷わず操作できた」

「配当金を受け取れるので、投資の実感が得られた」

特に、「投資に興味はあったけど、まとまった資金がなくて始められなかった」という人にとって、ネオモバは投資を始めるきっかけになりました。ポイント投資という仕組みが、心理的なハードルを大きく下げた点が高く評価されていました。

また、月額制の料金体系も、頻繁に取引する人からは好評でした。「手数料を気にせず、思い立った時に買い増しできる」という自由度の高さが支持されていました。

悪い評判|NISA非対応と月額料金への不満

一方で、ネオモバの悪い評判として目立ったのは、「NISA口座に対応していない」という点と、「取引しなくても月額料金が発生する」という点でした。

実際の利用者からは、以下のような否定的な意見が見られました。

利用者の悪い評判

「NISA口座が使えないので、利益に税金がかかるのが残念」

「取引しない月も220円かかるので、気づいたら無駄な支払いになっていた」

「投資信託が買えないので、つみたてNISAができない」

「外国株が買えないので、米国株に投資したくなった時に困った」

「SBI証券と統合されて、ネオモバの良さが失われた」

「一時停止の手続きが面倒で、放置してしまった」

「取扱商品が少ないので、投資の幅が広げられない」

特に、NISA非対応という点は、長期投資を考えるユーザーにとって大きなデメリットでした。「ネオモバで投資を始めたけど、NISA口座を使いたくなって他の証券会社も開設した」という声も多くありました。

また、月額料金については、「少額だから気にならない」という人と「取引しない月も払うのは無駄」という人で意見が分かれました。定期的に取引する人には問題ありませんでしたが、不定期に取引する人には不向きな料金体系でした。

サービス終了に関しては、「便利なサービスだったのに残念」という声が多く見られました。特に、Tポイント投資という独自性の高いサービスが失われたことを惜しむ声が目立ちました。

ネオモバ終了後の代わりになる証券会社3社

SBIネオモバイル証券のサービス終了後、「同じような投資スタイルを続けたい」と考える人のために、代わりになる証券会社を3社厳選しました。ネオモバの特徴である「ポイント投資」「1株投資」「低コスト」を引き継げる証券会社を選んでいます。

それぞれの証券会社の特徴を詳しく解説しますので、ご自身の投資スタイルに合った証券会社を見つけてください。

SBI証券|統合先で1株投資を継続できる

SBI証券の画像
項目 内容
口座数 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む)
取引手数料 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。
NISA対応 〇※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点)※現物取引のみ
投資信託 約2,550本 ※2025年3月3日時点
外国株 8カ国/米国株式(5,000銘柄)※現物取引のみ
取引ツール(PC) HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー
スマホアプリ SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD
提携銀行口座 SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行
ポイント投資・付与 Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立)※現物取引のみ
口座開設スピード 最短 翌営業日

SBI証券は、ネオモバの統合先であり、ネオモバユーザーが最もスムーズに移行できる証券会社です。1株投資(S株)のサービスがあり、ネオモバと同様の投資スタイルを継続できます。

SBI証券の最大の特徴は、取扱商品の豊富さと手数料の安さです。国内株式の現物取引手数料は原則無料で、S株(1株投資)も実質無料で取引できます。投資信託も約2,600本と業界最多水準で、NISA口座にも対応しています。

SBI証券の特徴

ポイント投資はVポイント・Pontaポイント・dポイント・JALポイント・PayPayポイントの5種類に対応

IPO取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラス

投資信託約2,600本と業界最多水準の取扱商品

Tポイントは使えませんが、他のポイントを貯めている人なら同様にポイント投資が可能です。また、IPO取扱実績も年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラスで、ネオモバの「ひとかぶIPO」に代わるIPO投資の機会も豊富です。

SBI証券が向いている人は以下の通りです。

  • ネオモバから移行したユーザー
  • 1株投資を継続したい人
  • NISA口座で非課税投資をしたい人
  • 投資信託や外国株にも投資したい人
  • 取扱商品の豊富さを重視する人

楽天証券|ポイント投資と1株投資の両方が可能

楽天証券LP画像
項目 内容
口座数 約13,000,000口座 ※2025年11月時点
取引手数料 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。
NISA対応 〇(新NISA対応)※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 251銘柄 ※2025年2月28日時点 ※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄)※現物取引のみ
投資信託 約2,550本 ※2025年4月24日時点
外国株 6カ国/米国株式(約4,500銘柄)※現物取引のみ
取引ツール(PC) マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4
スマホアプリ iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物
提携銀行口座 楽天銀行(マネーブリッジ)
ポイント投資・付与 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>)※現物取引のみ
口座開設スピード 最短 翌営業日

楽天証券は、楽天ポイントを使った投資ができる証券会社です。楽天経済圏を利用している人なら、日常の買い物で貯まった楽天ポイントを投資に回せます。

1株投資に関しては、「かぶミニ®」というサービスがあり、約2,100銘柄に1株から投資できます。ネオモバと同様に、少額から分散投資を実践できます。

楽天証券の特徴

楽天カードでのクレカ積立で最大1%のポイント還元

取引ツール「MARKET SPEED Ⅱ」は高機能で使いやすい

スマホアプリ「iSPEED」も直感的な操作が可能

楽天証券の大きな特徴は、楽天カードでのクレカ積立で最大1%のポイント還元が受けられることです。投資信託の積立をするだけでポイントが貯まり、そのポイントをまた投資に回せるという好循環が生まれます。

楽天証券が向いている人は以下の通りです。

  • 楽天経済圏を利用している人
  • 楽天ポイントを貯めている人
  • クレカ積立でポイント還元を受けたい人
  • 1株投資とNISA投資を両方やりたい人
  • 使いやすいツールを重視する人

マネックス証券|ワン株で少額投資を実現

マネックス証券のLP画像
項目 内容
口座数 約2,700,000口座 ※2025年2月時点
取引手数料 【取引毎手数料コース】
  • 5万円以下:55円(税込)

  • 5万超~10万円以下:99円

  • 10万超~20万円以下:115円

  • 20万超~50万円以下:275円

  • 50万超~100万円以下:535円

  • 100万超~150万円以下:640円

  • 150万超~3,000万円以下:1,013円

  • 3,000万円超:1,070円

NISA対応 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料)※現物取引のみ
つみたて投資枠取扱銘柄数 〇(銘柄数は公式サイトで確認)※現物取引のみ
成長投資枠対象商品 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上)※現物取引のみ
投資信託 約1,800本(購入時手数料すべて無料)
外国株 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点)※現物取引のみ
取引ツール(PC) マネックストレーダー / 銘柄スカウター
スマホアプリ マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ
提携銀行口座 マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認)
ポイント投資・付与 マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能)※現物取引のみ
口座開設スピード オンライン申込で最短翌営業日

マネックス証券は、「ワン株」という1株投資サービスを提供しています。約1,500銘柄に1株から投資でき、ネオモバと同様の少額投資が可能です。

マネックス証券の特徴は、米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と非常に多いことです。国内株だけでなく、米国株にも1株から投資したい人に最適です。為替手数料も業界最安水準で、米国株投資のコストを抑えられます。

マネックス証券の特徴

マネックスカードでの投信積立で1.1%のポイント還元[出典:マネックス証券公式サイト:マネックスカード投信積立サービス]

IPO投資で完全平等抽選を採用

米国株の取扱銘柄数が約5,000銘柄と豊富

また、マネックスカードでの投信積立で1.1%のポイント還元が受けられます(一部商品を除く)。これは業界最高水準の還元率で、長期的な積立投資で大きなメリットになります。

マネックス証券が向いている人は以下の通りです。

  • 米国株にも投資したい人
  • クレカ積立の還元率を重視する人
  • IPO投資に公平に参加したい人
  • 投資信託の積立を中心に考えている人
  • 長期的な資産形成を目指す人

ネオモバの代替サービスを選ぶ3つのポイント

ネオモバの代わりとなる証券会社を選ぶ際には、ご自身の投資スタイルや重視するポイントを明確にすることが重要です。すべての証券会社がネオモバと同じサービスを提供しているわけではないため、何を優先するかで選ぶべき証券会社が変わります。

ここでは、証券会社を選ぶ際の3つの重要なポイントを解説します。これらを基準に比較検討することで、最適な証券会社が見つかります。

1株投資(単元未満株)の取扱があるか

ネオモバの最大の特徴だった「1株から買える」という点を引き継ぎたいなら、単元未満株取引に対応している証券会社を選ぶ必要があります。すべての証券会社が1株投資に対応しているわけではありません。

1株投資のサービス名は証券会社によって異なります。SBI証券では「S株」、楽天証券では「かぶミニ®」、マネックス証券では「ワン株」と呼ばれています。サービス名は違っても、基本的な仕組みは同じです。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 1株投資の対応銘柄数(多いほど選択肢が広がる)
  • 1株投資の手数料(無料または低コストが理想)
  • 注文可能な時間帯(リアルタイム注文か、翌営業日の寄付・引けか)
  • 最低投資金額(数百円から投資できるか)

1株投資を中心に投資したい場合は、対応銘柄数が多く、手数料が安い証券会社を選びましょう。SBI証券・楽天証券・マネックス証券は、いずれも1株投資に強い証券会社です。

ポイント投資ができるか

ネオモバのTポイント投資に代わるポイント投資サービスがあるかも重要なポイントです。日常の買い物で貯まったポイントを投資に回せれば、現金を使わずに投資体験ができます。

主要な証券会社が対応しているポイントは以下の通りです。

  • SBI証券:Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALポイント、PayPayポイント
  • 楽天証券:楽天ポイント
  • マネックス証券:マネックスポイント、dポイント
  • 三菱UFJeスマート証券:三菱UFJポイント

ご自身が普段貯めているポイントに対応している証券会社を選ぶことで、ポイント投資を継続できます。楽天経済圏を利用している人なら楽天証券、Pontaポイントを貯めている人ならSBI証券が最適です。

また、ポイント投資の対象商品も確認しましょう。株式だけでなく、投資信託もポイントで購入できる証券会社が多くあります。

NISA口座に対応しているか

長期的な資産形成を考えるなら、NISA口座への対応は必須条件です。ネオモバの大きなデメリットだったNISA非対応を解消できる証券会社を選びましょう。

2024年から始まった新NISA制度では、年間投資枠が大幅に拡大され、つみたて投資枠120万円、成長投資枠240万円の合計360万円まで投資できます。非課税保有限度額は1,800万円で、長期的な資産形成に非常に有利です。

金融庁:新しいNISA

NISA口座で確認すべきポイントは以下の通りです。

  • つみたて投資枠と成長投資枠の両方に対応しているか
  • つみたて投資枠の対象商品数(多いほど選択肢が広がる)
  • 成長投資枠で1株投資ができるか
  • クレカ積立でポイント還元が受けられるか

SBI証券・楽天証券・マネックス証券は、いずれも新NISA制度に完全対応しており、つみたて投資枠と成長投資枠の両方で投資できます。特に、クレカ積立でポイント還元を受けられる点が大きなメリットです。

ネオモバからSBI証券への移行手続き

ネオモバの既存ユーザーは、2024年1月の統合により自動的にSBI証券の口座に移行されました。ここでは、移行後の資産確認方法と、SBI証券のS株サービスの利用開始手順を解説します。

移行手続き自体は証券会社側で行われるため、ユーザーが特別な手続きをする必要はありませんでしたが、移行後の確認は重要です。

自動移行された資産の確認方法

ネオモバからSBI証券への移行後、まず最初に行うべきことは、保有資産が正しく移管されているかの確認です。SBI証券のウェブサイトまたはアプリにログインして、保有株式と現金残高を確認しましょう。

確認すべき項目は以下の通りです。

  • 保有株式の銘柄と株数が正しく移管されているか
  • 現金残高が正しく引き継がれているか
  • 特定口座の設定が引き継がれているか
  • 配当金受取方法の設定が引き継がれているか

SBI証券のウェブサイトにログインするには、移行時に送付された書類に記載されているユーザーネームとパスワードを使用します。初回ログイン時には、パスワードの変更を求められる場合があります。

もし、保有資産に相違がある場合や、ログインできない場合は、SBI証券のカスタマーサポートに問い合わせましょう。移行に関する問い合わせは、専用の窓口が用意されています。

S株サービスの利用開始手順

SBI証券のS株サービスは、ネオモバの1株投資と同様に、1株から株式を購入できるサービスです。移行後、すぐにS株での取引が可能です。

S株サービスの利用開始手順は以下の通りです。

1.SBI証券のウェブサイトまたはアプリにログイン
2.「国内株式」メニューから「S株」を選択
3.購入したい銘柄を検索
4.株数(1株から)と注文方法を指定
5.注文内容を確認して発注

S株の注文は、リアルタイムでの約定ではなく、翌営業日の寄付または引けでの約定となります。注文のタイミングによって約定時間が異なるため、注意が必要です。

また、S株の手数料は実質無料ですが、買付時に0.5%のスプレッドが発生します。[出典:SBI証券公式サイト:S株取引手数料] ネオモバの月額制とは異なる料金体系のため、取引頻度によってコストが変わります。

SBI証券では、S株以外にも投資信託や外国株など、ネオモバでは取り扱っていなかった商品にも投資できます。NISA口座も開設できるため、非課税投資も可能です。移行を機に、投資の幅を広げることを検討してみましょう。

よくある質問

SBIネオモバイル証券のサービス終了に関して、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。移行手続きや代替サービスについての疑問を解消しましょう。

ネオモバのTポイントはどうなった?

ネオモバで保有していたTポイントは、SBI証券では使用できません。統合前にTポイントを使い切るか、他のTポイント加盟店で利用する必要がありました。

統合後に未使用のTポイントが残っている場合は、通常のTポイントとして他の用途で利用できます。Tポイント自体が失効することはありませんので、Tポイントアプリやウェブサイトで残高を確認し、他の加盟店で使用しましょう。

ネオモバで保有していた株式は売却すべき?

ネオモバからSBI証券に移管された株式を売却する必要はありません。そのまま保有を継続することも、売却することも可能です。

判断のポイントは、ご自身の投資方針と保有株式の状況です。長期投資を目的として購入した株式なら、そのまま保有を続けるのが基本です。一方、短期的な利益確定を考えている場合や、NISA口座での投資に切り替えたい場合は、売却を検討しても良いでしょう。

ただし、売却時には利益に対して約20%の税金がかかる点に注意してください。

ネオモバのひとかぶIPOの代わりはある?

ネオモバの「ひとかぶIPO」のような、1株単位でIPOに申し込めるサービスは、現在のところ他の証券会社では提供されていません。通常のIPO投資は100株単位での申し込みが基本です。

ただし、SBI証券ではIPO取扱実績が年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラスで、IPO投資の機会は豊富です。また、マネックス証券は完全平等抽選を採用しているため、資金量に関係なく当選のチャンスがあります。

少額でIPO投資をしたい場合は、資金量に応じて申込株数を調整することで対応できます。

統合後の手数料はどうなった?

ネオモバの月額220円の定額制は終了し、SBI証券の手数料体系に変わりました。SBI証券では、国内株式の現物取引手数料は原則無料です。

S株(1株投資)の手数料も実質無料ですが、買付時に0.5%のスプレッドが発生します。例えば、株価1,000円の銘柄を1株購入する場合、5円のスプレッドがかかります。

取引頻度が少ない人にとっては、月額制よりもコストが抑えられる可能性があります。一方、毎月頻繁に取引する人にとっては、月額制の方が有利だった場合もあります。ご自身の取引頻度に応じて、コストを比較してみましょう。

ネオモバと同じように月額制の証券会社はある?

現在、ネオモバのような月額定額制で取引し放題の証券会社は、ほとんどありません。多くの証券会社は、取引ごとに手数料が発生する従量制、または1日の約定代金合計に応じた定額制を採用しています。

松井証券では、1日の約定代金合計が50万円までなら手数料無料というプランがあります。また、SBI証券や楽天証券でも、1日定額制のプランがあり、一定金額までなら手数料無料で取引できます。

月額制にこだわらず、ご自身の取引スタイルに合った手数料プランを選ぶことをおすすめします。

まとめ

SBIネオモバイル証券は、Tポイントで株が買える画期的なサービスとして、2019年から2024年まで多くの投資初心者に支持されました。1株から購入できる少額投資と月額220円の定額制により、投資のハードルを大きく下げることに成功しました。

2024年1月にSBI証券と統合され、独立したサービスとしては終了しましたが、ネオモバの特徴を引き継げる代替サービスは複数あります。

SBI証券
ネオモバの統合先として1株投資を継続でき、取扱商品が豊富
楽天証券
楽天ポイント投資と1株投資の両方が可能、楽天経済圏との相性が良い
マネックス証券
ワン株サービスと高還元率のクレカ積立が魅力

代替サービスを選ぶ際は、1株投資の対応状況、ポイント投資の可否、NISA口座への対応を重視しましょう。特に、ネオモバでは対応していなかったNISA口座を活用することで、長期的な資産形成がより有利になります。

ご自身の投資スタイルや重視するポイントに合わせて、最適な証券会社を選んでください。なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行ってください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。

SOICO株式会社 共同創業者・取締役COO 土岐彩花
共同創業者&取締役COO 土岐 彩花(どきあやか)
SOICO株式会社
慶應義塾大学在学中に19歳で起業し、2社のベンチャー創業を経験。大学在学中に米国UCバークレー校(Haas School of Business, University of California, Berkeley)に留学し、経営学、マーケティング、会計、コンピュータ・サイエンスを履修。新卒でゴールドマン・サックス証券の投資銀行本部に就職し、IPO含む事業会社の資金調達アドバイザリー業務・引受業務に従事。2018年よりSOICO株式会社の取締役COOに就任。

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