会社設立のミチシルベ

住信SBIネット銀行の金利が気になっていませんか。

メガバンクの普通預金金利が0.001%の中、ネット銀行なら数百倍の金利で預金できる可能性があります。

この記事では、住信SBIネット銀行の最新金利情報と、SBI証券連携で金利を最大化する方法を詳しく解説します。

他のネット銀行との比較や、スマートプログラムを活用した手数料無料化のコツもお伝えします。

記事を読めば、あなたの預金を最も効率よく増やす方法が分かります。

住信SBIネット銀行の金利はいくら？｜最新の金利一覧

住信SBIネット銀行の金利は、預金の種類によって大きく異なります。普通預金・SBIハイブリッド預金・定期預金・住宅ローンの4つに分けて、最新の金利情報をお伝えします。

まずは各預金の金利を一覧で確認しましょう。SBI証券との連携状況や預入期間によって、受け取れる利息が大きく変わります。

普通預金の金利

住信SBIネット銀行の普通預金金利は年0.001%です。これはメガバンク（三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行）と同水準で、100万円を1年間預けても利息はわずか10円（税引前）にしかなりません。

普通預金は日常的な入出金に使う口座として便利ですが、金利面でのメリットはほとんどないのが実情です。資産を効率よく増やしたいなら、次に紹介するSBIハイブリッド預金の活用がおすすめです。

SBIハイブリッド預金の金利

100万円を1年間預けると利息は200円（税引前）になり、普通預金より190円も多く受け取れます。

SBIハイブリッド預金は、SBI証券の口座と連携することで利用できる預金サービスです。預けたお金はSBI証券の買付余力として自動的に利用でき、株式や投資信託の購入にそのまま使えます。

普通預金と同じように入出金は自由で、いつでも引き出せる流動性の高さが魅力です。SBI証券で投資をしない人でも、口座を開設するだけで高金利の恩恵を受けられます。

住信SBIネット銀行:円預金金利

定期預金の金利（期間別）

住信SBIネット銀行の定期預金金利は、預入期間によって異なります。2025年12月時点の金利は以下のとおりです。

1年以上の定期預金なら、普通預金やSBIハイブリッド預金より高い金利で預けられます。5年定期預金は年0.20%と最も高金利ですが、途中解約すると中途解約利率が適用され、受け取れる利息が大幅に減る点に注意が必要です。

住信SBIネット銀行:円預金金利

住宅ローンの金利

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利は、変動金利と固定金利から選べます。2025年12月時点の主な金利は以下のとおりです。

変動金利は他のネット銀行と比較しても最低水準で、住宅ローンの借入コストを抑えたい人に人気です。全疾病保障が基本付帯しており、病気やケガで働けなくなった場合の保障も充実しています。

住信SBIネット銀行:住宅ローン金利

SBI証券と連携して金利を上げる方法｜ハイブリッド預金の仕組み

住信SBIネット銀行の金利を最大化するには、SBI証券との連携が欠かせません。ここでは、SBIハイブリッド預金の仕組みと具体的な設定方法を詳しく解説します。

SBI証券の口座を持っていない人でも、無料で開設できます。口座開設から連携設定まで、画像付きで分かりやすく説明するので、初めての人も安心して進められます。

SBIハイブリッド預金とは

SBIハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行とSBI証券が提供する連携サービスです。銀行口座に預けたお金が自動的にSBI証券の買付余力として利用でき、株式や投資信託の購入にそのまま使えます。

普通預金と同じように入出金は自由で、いつでも引き出せる流動性の高さが特徴です。SBI証券で実際に投資をしなくても、口座を開設して連携するだけで高金利の恩恵を受けられます。

住信SBIネット銀行:SBIハイブリッド預金

金利がどれだけ上がるのか

SBIハイブリッド預金の金利は年0.02%で、普通預金の年0.001%と比べて20倍の水準です。100万円を1年間預けた場合の利息を比較すると、その差は明らかです。

金額だけを見ると小さく感じるかもしれませんが、預金額が増えるほど差は大きくなります。500万円なら年950円、1,000万円なら年1,900円の差です。長期間預けることを考えれば、無視できない金額といえます。

SBI証券との連携設定方法（画像付き）

SBI証券との連携設定は、以下の手順で進めます。初めての人でも10分程度で完了できます。

連携設定が完了すれば、翌日から高金利が適用されます。SBI証券で投資をしない場合でも、口座を開設するだけで金利優遇を受けられるのが大きなメリットです。

連携するときの注意点

SBI証券との連携には、いくつかの注意点があります。事前に確認しておくと、スムーズに利用できます。

また、SBIハイブリッド預金からの出金には、一定の時間がかかる場合があります。急な資金需要に備えて、普通預金にも一定額を残しておくと安心です。

SBI証券で株式や投資信託を購入した場合、買付余力として使われた資金は一時的に引き出せなくなる点にも注意が必要です。

他のネット銀行と金利を比較｜どこが一番お得？

住信SBIネット銀行の金利は、他のネット銀行と比べてどの程度の水準なのでしょうか。ここでは、主要なネット銀行との金利比較を行い、どの銀行を選ぶべきかを解説します。

楽天銀行・PayPay銀行・auじぶん銀行・ソニー銀行の4行と比較し、それぞれの特徴とメリットをお伝えします。

普通預金金利の比較表

主要ネット銀行の普通預金金利を比較すると、証券会社との連携サービスの有無で大きな差があります。2025年12月時点の金利は以下のとおりです。

楽天銀行のマネーブリッジは、楽天証券との連携で普通預金金利が年0.10%になります。住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金（年0.02%）より5倍高く、100万円を1年間預けると利息は1,000円（税引前）です。

auじぶん銀行は、au PAYやau PAYカードとの連携で最大年0.20%の金利優遇を受けられます。ただし、複数のサービスを組み合わせる必要があり、条件達成のハードルは高めです。

PayPay銀行とソニー銀行は証券連携がなくても年0.02～0.03%の金利が適用され、シンプルに使いたい人に向いています。

定期預金金利の比較表

定期預金金利も、銀行によって大きな差があります。1年・3年・5年の期間別に比較すると、以下のとおりです。

auじぶん銀行の定期預金金利は、1年0.20%・3年0.30%・5年0.30%と、他行より高い水準です。100万円を3年間預けると利息は約9,000円（税引前）になり、住信SBIネット銀行（約4,500円）の2倍です。

住信SBIネット銀行とソニー銀行は同水準で、5年定期預金なら年0.20%の金利が適用されます。楽天銀行とPayPay銀行は定期預金金利が低めで、普通預金の優遇金利を活用する方がお得です。

どの銀行を選ぶべき？

どの銀行を選ぶかは、あなたの利用目的や資産状況によって異なります。以下の基準を参考に、自分に合った銀行を選びましょう。

スマートプログラムでさらにお得に｜ランクアップの方法

住信SBIネット銀行には、利用状況に応じて手数料無料回数が増える「スマートプログラム」があります。ここでは、スマートプログラムの仕組みと、効率的にランクを上げる方法を解説します。

ランクが上がれば、ATM手数料や振込手数料が月最大20回まで無料になります。銀行コストを削減したい人は、ぜひ活用しましょう。

スマートプログラムとは

スマートプログラムは、住信SBIネット銀行の利用状況に応じて優遇を受けられるサービスです。預金残高や取引回数に応じてランクが決まり、ランクが高いほどATM手数料・振込手数料の無料回数が増えます。

住信SBIネット銀行:スマートプログラム

ランク別の優遇内容

スマートプログラムは、ランク1からランク4までの4段階に分かれています。ランクごとの優遇内容は以下のとおりです。

口座を開設しただけでランク1が適用され、ATM手数料が月2回・振込手数料が月1回無料になります。預金残高30万円以上でランク2に上がり、ATM手数料が月5回・振込手数料が月3回無料になるため、多くの人はランク2を目指すと良いでしょう。

住宅ローンを利用している人は、預金残高に関係なくランク3が適用されます。ATM手数料が月10回・振込手数料が月7回無料になり、日常的な銀行利用のコストをほぼゼロにできます。

住信SBIネット銀行:スマートプログラム

ランクを効率的に上げる方法

スマートプログラムのランクを効率的に上げるには、以下の方法がおすすめです。預金残高を増やすだけでなく、取引回数でもランクアップできます。

ランクアップの条件は毎月判定されるため、一時的に残高が減ってもすぐに戻せば問題ありません。無理に高いランクを維持しようとせず、自分の資産状況に合ったランクを目指すことが大切です。

金利シミュレーター｜預金額と期間で利息を計算

預金の利息がどのくらいになるのか、具体的な金額で確認したい人も多いでしょう。ここでは、利息の計算方法と、税引後の実質利回りについて解説します。

預金額別のシミュレーション表も用意したので、自分の状況に当てはめて利息を確認してみてください。

利息の計算方法

預金の利息は、以下の計算式で求められます。

例えば、100万円を金利0.02%で1年間預けた場合の利息は、以下のとおりです。

100万円×0.02%×1年＝200円（税引前）

定期預金の場合、預入期間が1年未満でも、日割りで利息が計算されます。6ヶ月定期預金なら、1年分の利息の半分が受け取れます。

税引後の実質利回りとは

預金の利息には、20.315%の税金（所得税15.315%+住民税5%）がかかります。これを源泉分離課税といい、利息が支払われる時点で自動的に差し引かれます。

100万円を金利0.02%で1年間預けた場合、税引前の利息は200円ですが、税引後の実際の受取額は約159円です。

200円×（100%－20.315%）＝約159円

国税庁:預貯金の利子と税金

預金額別の利息シミュレーション

預金額別に、SBIハイブリッド預金（金利0.02%）と定期預金1年（金利0.15%）の利息を比較します。税引後の受取額で計算しています。

定期預金1年の方が、SBIハイブリッド預金より7.5倍高い利息を受け取れます。ただし、定期預金は途中で引き出せないため、流動性を重視する人にはSBIハイブリッド預金が向いています。

住信SBIネット銀行の金利で気をつけたい4つのこと

住信SBIネット銀行の金利には、注意すべきポイントがいくつかあります。ここでは、定期預金の中途解約ペナルティ・金利変動リスク・預金保険制度・インフレ率との関係について解説します。

リスクやデメリットを理解した上で、賢く預金を活用しましょう。

定期預金の中途解約ペナルティ

例えば、金利0.15%の1年定期預金を6ヶ月で解約した場合、中途解約利率が0.001%なら、受け取れる利息は約5円（100万円の場合・税引後）です。満期まで預けていれば約598円受け取れるため、約593円も損をすることになります。

定期預金は、満期まで引き出す予定のない余裕資金で利用することが大切です。急な資金需要に備えて、普通預金やSBIハイブリッド預金にも一定額を残しておきましょう。

金利変動のリスク

住信SBIネット銀行の普通預金・SBIハイブリッド預金の金利は、経済情勢や日本銀行の金融政策によって変動します。現在の金利が将来も続く保証はなく、金利が下がる可能性もあります。

一方、定期預金は満期まで金利が固定されるため、金利変動の影響を受けません。金利上昇局面では、定期預金より普通預金の方が有利になる場合もあります。

預金保険制度の適用範囲（1000万円まで）

住信SBIネット銀行は預金保険制度の対象であり、万が一金融機関が破綻しても元本1,000万円とその利息は保護されます。ただし、1,000万円を超える部分は保護されないため、大きな金額を預ける場合は注意が必要です。

例えば、1,500万円を預けている場合、保護されるのは1,000万円とその利息のみで、残りの500万円は破綻処理の状況によって一部または全部が戻らない可能性があります。

預金保険機構:預金保険制度

インフレ率と金利の関係

物価上昇率（インフレ率）が金利を上回ると、預金の実質的な価値は目減りします。例えば、金利0.02%で預金を増やしても、インフレ率が2%なら、実質的な購買力は約1.98%減少することになります。

日本のインフレ率は2023年以降、2～3%台で推移しています。預金だけで資産を保有していると、物価上昇に追いつかず、実質的に資産が減る可能性があります。

住宅ローンの金利を詳しく｜変動と固定どちらがお得？

住信SBIネット銀行の住宅ローンは、業界最低水準の金利で人気です。ここでは、変動金利と固定金利の特徴、他行との比較を詳しく解説します。

住宅ローンは人生で最も大きな借入になるため、金利の違いが総返済額に大きく影響します。自分に合った金利タイプを選びましょう。

変動金利の特徴とリスク

住信SBIネット銀行の変動金利（通期引下げプラン）は、年0.298%と業界最低水準です。3,000万円を35年返済で借りた場合、毎月の返済額は約7.8万円（元利均等返済・ボーナス払いなし）になります。

例えば、金利が1%上昇して年1.298%になった場合、毎月の返済額は約8.5万円に増え、総返済額は約300万円増加します。金利上昇リスクを抑えたい人は、固定金利を検討しましょう。

変動金利は、金利が低い時期に借りて、繰上返済で早期に完済する戦略が有効です。収入に余裕があり、金利上昇時にも対応できる人に向いています。

住信SBIネット銀行:住宅ローン金利

固定金利の特徴とメリット

固定金利は、借入時の金利が一定期間または全期間固定されるため、金利上昇リスクを回避できます。住信SBIネット銀行の固定金利10年（当初引下げプラン）は年1.203%で、変動金利より約0.9%高い水準です。

3,000万円を35年返済で借りた場合、毎月の返済額は約8.7万円（元利均等返済・ボーナス払いなし）になります。変動金利より約9,000円高いですが、10年間は金利が変わらないため、返済計画が立てやすいメリットがあります。

固定期間が終了した後は、再度変動金利または固定金利を選べます。その時点の金利水準を見て、最も有利な金利タイプを選びましょう。

他行との住宅ローン金利比較

主要なネット銀行と住宅ローン金利を比較すると、住信SBIネット銀行は変動金利で最も低い水準です。2025年12月時点の金利は以下のとおりです。

住信SBIネット銀行の変動金利0.298%は、他行より0.02～0.25%低い水準です。3,000万円を35年返済で借りた場合、金利0.1%の差で総返済額が約60万円変わります。

固定35年金利は、楽天銀行が年2.150%と最も低く、住信SBIネット銀行より0.44%低い水準です。全期間固定を希望する人は、楽天銀行も検討すると良いでしょう。

価格.com:住宅ローン金利比較

ATM・振込手数料はいくら？｜無料回数と条件

住信SBIネット銀行のATM手数料・振込手数料は、スマートプログラムのランクによって無料回数が変わります。ここでは、手数料の詳細と、無料回数を増やすコツを解説します。

手数料を賢く抑えれば、年間で数千円の節約になります。

ATM手数料の無料回数

住信SBIネット銀行は、セブン銀行・ローソン銀行・イーネット・イオン銀行のATMで入出金できます。スマートプログラムのランクに応じて、以下の無料回数が適用されます。

ランク2以上なら、月5回以上ATMを無料で利用できます。無料回数を超えた場合は、1回110円（税込）の手数料がかかります。

住信SBIネット銀行:ATM手数料

振込手数料の無料回数

住信SBIネット銀行から他行への振込手数料は、スマートプログラムのランクに応じて以下の無料回数が適用されます。

住信SBIネット銀行同士の振込は、回数制限なく無料です。家族や友人も住信SBIネット銀行を使っていれば、手数料を気にせず送金できます。

他行への振込は、無料回数を超えると1回77円または157円の手数料がかかります。メガバンクの振込手数料（220～550円）より安いですが、無料回数内で済ませる方がお得です。

住信SBIネット銀行:振込手数料

手数料を無料にするコツ

ATM手数料・振込手数料を無料にするには、以下のコツを活用しましょう。

よくある質問（Q&A）

住信SBIネット銀行の金利は他行より高い？

住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は年0.02%で、メガバンクの20倍の金利です。ただし、楽天銀行のマネーブリッジ（年0.10%）やauじぶん銀行のau PAY連携（最大年0.20%）の方が高金利です。SBI証券で投資をする人には、資金移動の手間がないSBIハイブリッド預金が便利です。

SBI証券の口座を持っていないと金利優遇は受けられない？

SBIハイブリッド預金の金利優遇を受けるには、SBI証券の口座が必要です。ただし、SBI証券で実際に投資をする必要はなく、口座を開設して連携するだけで年0.02%の金利が適用されます。口座開設は無料で、最短翌営業日に完了します。

定期預金は途中で解約できる？

定期預金は途中解約できますが、中途解約利率が適用され、受け取れる利息が大幅に減ります。中途解約利率は普通預金と同水準（年0.001%）になることもあり、満期まで預けた場合と比べて数百円～数千円の損失になる可能性があります。定期預金は、満期まで引き出す予定のない余裕資金で利用しましょう。

預金保険制度で保護される金額は？

住信SBIネット銀行は預金保険制度の対象であり、元本1,000万円とその利息が保護されます。1,000万円を超える部分は保護されないため、大きな金額を預ける場合は複数の金融機関に分散することをおすすめします。

金利はいつ改定される？

普通預金・SBIハイブリッド預金の金利は、経済情勢や日本銀行の金融政策に応じて随時改定されます。定期預金の金利は、預入時の金利が満期まで適用されます。最新の金利は、住信SBIネット銀行の公式サイトで確認できます。

外貨預金の金利はどう？

住信SBIネット銀行の外貨預金は、米ドル・ユーロ・豪ドルなど9通貨を取り扱っています。米ドル普通預金の金利は年0.01%程度で、円預金より低い水準です。外貨預金は為替リスクがあり、円高になると元本割れする可能性があるため、内容を十分理解してから利用しましょう。

口座開設にかかる日数は？

住信SBIネット銀行の口座開設は、最短翌営業日に完了します。本人確認書類（マイナンバーカードや運転免許証）をスマホで撮影してアップロードすれば、郵送手続きなしで開設できます。SBI証券の口座と同時開設も可能で、手続きは約10分で完了します。

まとめ

住信SBIネット銀行の金利は、SBI証券と連携することで最大20倍にアップします。普通預金の年0.001%に対し、SBIハイブリッド預金なら年0.02%の金利が適用され、100万円を1年間預けると約159円（税引後）の利息を受け取れます。

定期預金は1年0.15%・5年0.20%の金利で、まとまった資金を確実に増やしたい人に向いています。ただし、途中解約すると中途解約利率が適用され、受け取れる利息が大幅に減る点に注意が必要です。

スマートプログラムを活用すれば、ATM手数料や振込手数料を月最大20回まで無料にできます。預金残高30万円以上でランク2になり、ATM手数料が月5回・振込手数料が月3回無料になるため、多くの人はランク2を目指すと良いでしょう。

他のネット銀行と比較すると、楽天銀行のマネーブリッジ（年0.10%）やauじぶん銀行のau PAY連携（最大年0.20%）の方が高金利です。ただし、SBI証券で投資をする人には、資金移動の手間がないSBIハイブリッド預金が便利です。

住宅ローンの変動金利は年0.298%と業界最低水準で、3,000万円を35年返済で借りた場合、毎月の返済額は約7.8万円になります。金利上昇リスクを抑えたい人は、固定金利も検討しましょう。

預金の利息には20.315%の税金がかかり、税引後の実質利回りは表示金利より低くなります。また、インフレ率が金利を上回ると、預金の実質的な価値は目減りします。長期的な資産形成を考える場合は、預金だけでなく、株式や投資信託などの資産運用も検討することが大切です。

なお、預金保険制度で保護されるのは元本1,000万円とその利息までです。金利は経済情勢により変動する可能性があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。