投資信託でおすすめしない銘柄|避けたい5つのタイプと選び方

「サクソバンク証券って、外国株投資に本当に強いの?」
「手数料が安いって聞くけど、実際どうなんだろう?」
外国株投資を検討している方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。
サクソバンク証券は、デンマーク発のオンライン証券会社の日本法人で、5,800銘柄以上の米国株式をはじめ、11,000銘柄以上の外国株式を取り扱っています。
業界トップクラスの低水準の手数料、米ドル口座での取引、時間外取引、配当金再投資(DRIP)など、外国株投資家にとって魅力的なサービスが揃っています。
ただし、NISA非対応、初心者には使いづらいツール、国内株式の取扱いがないなど、注意すべき点もあります。
この記事では、サクソバンク証券のメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたに向いているかどうかを判断できる情報をお届けします。
目次
サクソバンク証券とは
サクソバンク証券は、外国株式投資に特化した証券会社として、多くの投資家から注目を集めています。親会社はデンマークのコペンハーゲンに本社を構えるサクソバンクA/Sで、1992年に創業したオンライン銀行です。
日本では2008年から金融サービスを提供しており、金融庁に登録された第一種金融商品取引業者として、信頼性の高い投資環境を提供しています。
サクソバンク証券の最大の特徴は、圧倒的な外国株式の取扱銘柄数です。米国株、中国株、欧州株、アジア株など、世界180か国以上の取引所に上場する11,000銘柄以上の株式に投資することができます。
これは国内証券会社の中でも最多水準であり、他社では買えない銘柄にもアクセスできるのが大きな魅力です。
サクソバンク証券の親会社であるサクソバンクA/Sは、格付会社S&Pグローバル・レーティングより「A-」格付を取得しており、高い信用力と安定性を誇ります。
グローバルでは世界170ヵ国100万人を超える顧客に金融サービスを提供し、欧州では120以上の銀行を含む機関投資家もプラットフォームを利用しています。
日本国内では、金融庁への登録(第一種金融商品取引業)、日本証券業協会への加入、投資者保護基金への加入など、投資家保護の仕組みが整っています。
顧客資産は法令に基づき日証金信託銀行に信託財産として預け入れられ、分別管理されているため、万が一サクソバンク証券が破綻した場合でも、顧客の資産は保護されます。
サクソバンク証券の3つの特徴
1. 外国株式の圧倒的な品揃え
2. 業界トップクラスの低水準の取引手数料
3. プロ仕様の高機能取引ツール
外国株式の圧倒的な品揃えが第一の特徴です。米国株式は5,800銘柄以上、NYSEやNasdaqのみならず、小型株主力のNYSEアメリカン市場の取扱銘柄が充実しています。
大型株・中型株だけでなく、IPO直後の小型株まで幅広く取引でき、未来のテンバガー(10倍株)を狙った先行投資も可能です。
業界トップクラスの低水準の取引手数料が第二の特徴です。2024年4月の手数料改定により、米国株取引の手数料は業界トップクラスの低水準となりました。
クラシックステージでも約定代金の0.088%(最低手数料1.10米ドル)で取引でき、大手証券会社(楽天証券、マネックス証券、SBI証券)の約定代金×0.495%と比較すると、5分の1から最大15分の1の手数料となります。
プロ仕様の高機能取引ツールが第三の特徴です。数々の受賞歴を誇るSaxoTraderGOとSaxoTraderPROの2種類の取引ツールを提供しており、初心者から上級者まで幅広い投資家のニーズに対応しています。
60種類以上のテクニカル指標、22種類の描画ツール、オートチャーティストによる取引シグナルなど、充実した分析機能を搭載しています。
サクソバンク証券の7つのメリット
サクソバンク証券には、外国株投資家にとって魅力的な7つのメリットがあります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
サクソバンク証券の最大の強みは、外国株式の取扱銘柄数です。米国株式はもちろん、中国株、欧州株、アジア株など、世界180か国以上の取引所に上場する11,000銘柄以上の株式に投資できます。
他の大手ネット証券では取り扱っていない欧州株やアジア株にもアクセスでき、真のグローバル分散投資が実現できます。
米国株だけでなく、欧州の優良企業やアジアの成長企業にも投資したい方にとって、サクソバンク証券は理想的な選択肢となるでしょう。
取引手数料の安さは、長期投資において無視できない重要なポイントです。サクソバンク証券では、米国株、中国株、香港株、欧州株のいずれも0.033%〜0.088%の手数料率で取引できます。
例えば、4,000ドル相当の米国株式を取引した場合、大手証券会社では19.8ドルかかるところ、サクソバンク証券のクラシックステージでは3.52ドルで済みます。
この差額は取引回数が増えるほど大きくなり、長期的には大きな資金効率の向上につながります。
米ドル口座で取引できるため、為替の変動を意識せずに取引できるのは大きなメリットです。
通常の証券会社では、外国株を買うたびに日本円から外貨への両替が発生し、その都度為替手数料がかかります。
しかし、サクソバンク証券では米ドル口座を利用することで、売買の都度両替コストが発生せず、好きなタイミングで日本円と米ドルを交換できます。これにより、為替レートが有利なタイミングを選んで両替でき、トータルのコストを大幅に削減できます。
米国株式を通常の取引時間外(プレマーケット・アフターマーケット)に取引できます。米国の企業のほとんどは立会時間外に決算発表を行うため、時間外に株価が大きく動くことがよくあります。
時間外取引を利用することで、決算発表や重要なニュースによる価格変動に即座に対応でき、投資機会を逃しません。
日本時間では、プレマーケットは21:00〜23:30(夏時間20:00〜22:30)、アフターマーケットは6:00〜7:00(夏時間5:00〜6:00)に取引できます。
配当金を現金で受け取るのではなく、再投資して追加の株式を購入できるDRIP(配当金再投資)サービスを提供しています。
自動的に配当金を再投資することで、複利効果を活用し、資産を効率的に増やすことができます。DRIPは取引手数料無料で利用でき、米国株式などへの長期投資を通じた資産形成に最適です。
ただし、DRIPは端株に対応していないため、端株分は現金で受け取ることになります。また、銘柄によってはDRIP非対応の場合もあるため、対象銘柄リストを事前に確認することが重要です。
「SaxoTraderGO」はマルチデバイス対応で、情報収集・銘柄分析から売買まですべてこなせるため、複数のアプリをダウンロードする必要はありません。
60種類以上のテクニカル指標、22種類の描画ツール、オートチャーティストによる取引シグナル、アナリスト予想、企業業績情報など、充実した分析機能を無料で利用できます。
さらに、上級者向けの「SaxoTraderPRO」は完全カスタマイズ可能なプロフェッショナルツールで、複数チャートの同時表示、板取引、バニラオプション取引など、高度な機能を備えています。
サクソバンク証券では、外国株式だけでなく、FX、CFD、債券、オプションなど、1万種類以上の豊富な金融商品を取り扱っています。
FXでは通貨ペア150以上を提供し、CFDでは8,600銘柄以上の個別株CFD、株価指数CFD、商品CFDを取引できます。
また、FXオプション(バニラオプション)や米国株オプション取引にも対応しており、高度な投資戦略を組み立てることができます。1つの口座ですべての金融商品を取引できるため、多様な投資手法を試したい方に最適です。
サクソバンク証券の5つのデメリット
サクソバンク証券には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。投資判断の前に、これらのデメリットをしっかり理解しておきましょう。
サクソバンク証券ではNISAの取扱はありません。
2024年から始まった新NISA制度では、つみたて投資枠年間120万円、成長投資枠年間240万円、非課税保有限度額1,800万円という大きな非課税枠が用意されています。
この非課税メリットを活用できないのは、サクソバンク証券の最大のデメリットと言えるでしょう。外国株投資でもNISA口座を利用したい場合は、SBI証券、楽天証券、マネックス証券など、NISA対応の証券会社を選ぶ必要があります。
ただし、サクソバンク証券では特定口座(源泉徴収あり・なし)に対応しているため、税務処理の手間は軽減できます。
サクソバンク証券の取引ツールは高機能である反面、初心者には情報量が多すぎて使いづらいと感じることがあります。
60種類以上のテクニカル指標、多彩な注文方法、カスタマイズ可能な画面レイアウトなど、プロ仕様の機能が豊富に搭載されているため、投資初心者は何から始めればよいか迷ってしまうかもしれません。
また、一部のマーケット情報が英語表記であることも、初心者にとってはハードルとなります。ただし、デモ口座が用意されているため、実際の資金を使う前にツールの操作感を試すことができます。
サクソバンク証券では、国内株式の現物取引を取り扱っていません。日本株に投資したい場合は、CFD(差金決済取引)を利用する必要があります。
CFDはレバレッジをかけた取引や売りからの取引ができるメリットがある一方で、オーバーナイト金利などのコストが発生し、現物株式とは異なるリスク特性を持ちます。
国内株式と外国株式の両方に投資したい場合は、他の証券会社との併用が必要になるでしょう。
サクソバンク証券は欧州銀行系のグローバル証券会社であるため、一部のマーケット情報やニュースが英語表記となっています。
取引ツールの基本的な操作は日本語化されていますが、詳細な企業情報やアナリストレポートなどは英語のままの場合があります。英語に抵抗がある方にとっては、情報収集の面でハードルとなる可能性があります。
ただし、主要な機能やサポートは日本語対応しているため、基本的な取引には支障ありません。
サクソバンク証券は外国株式やCFD、FXに特化しているため、投資信託の取扱いはありません。
投資信託を通じて分散投資を行いたい場合や、少額からコツコツ積立投資を始めたい場合は、他の証券会社を利用する必要があります。
SBI証券やマネックス証券では2,000本以上の投資信託を取り扱っており、つみたてNISAにも対応しているため、投資信託メインの運用を考えている方は、そちらを検討するとよいでしょう。
サクソバンク証券の手数料体系は、取引量や保有資産額に応じてステージが変わる「サクソ優待プログラム」を採用しています。賢く活用することで、さらにお得に取引できます。
米国株の取引手数料は0.033%〜0.088%で、最低手数料は1.10米ドルです。
クラシックステージでは0.088%、プラチナステージでは0.055%、VIPステージでは0.033%の手数料率が適用されます。
例えば、1万ドル(約150万円)の米国株を購入する場合、クラシックステージでは8.8ドル(約1,320円)、プラチナステージでは5.5ドル(約825円)、VIPステージでは3.3ドル(約495円)の手数料となります。
中国株(上海・深セン)、香港株、欧州株(ロンドン、ユーロネクスト・パリ)の手数料も0.033%〜0.088%と、米国株と同じ手数料率が適用されます。
欧州株や中国株に投資する場合でも、業界トップクラスの低水準の手数料で取引できるのは大きなメリットです。
ただし、取引する市場や銘柄によって最低手数料が異なる場合があるため、取引前に取引条件を確認することをおすすめします。
サクソ優待プログラムは、保有資産額や取引で得られるポイント数に応じて、クラシック、プラチナ、VIPの3つのステージに分かれています。
ポイントは、現物株式の取引では5,000円相当の取引ごとに1ポイント、取引口座の純資産額では2,000円ごとに1ポイントが付与されます。プラチナステージには120,000ポイント、VIPステージには500,000ポイントが必要です。
| ステージ | 必要ポイント | 米国株手数料率 | 手数料例(1万ドル取引) |
| クラシック | 0ポイント | 0.088% | 8.8ドル |
| プラチナ | 120,000ポイント | 0.055% | 5.5ドル |
| VIP | 500,000ポイント | 0.033% | 3.3ドル |
大手ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券)の米国株取引手数料は、約定代金の0.495%(税込)が一般的です。
一方、サクソバンク証券のクラシックステージでは0.088%と、約5.6分の1の手数料率となります。具体的に比較すると、4,000ドル(約60万円)の米国株を取引した場合、大手ネット証券では19.8ドル(約2,970円)かかるところ、サクソバンク証券では3.52ドル(約528円)で済みます。
この差額は約16ドル(約2,400円)となり、取引回数が増えるほど大きな差となります。
| 証券会社 | 手数料率 | 4,000ドル取引時の手数料 |
| サクソバンク証券(クラシック) | 0.088% | 3.52ドル |
| SBI証券 | 0.495% | 19.8ドル |
| 楽天証券 | 0.495% | 19.8ドル |
| マネックス証券 | 0.495% | 19.8ドル |
サクソバンク証券では、外国株式を中心に、CFD、FX、オプションなど多彩な金融商品を取り扱っています。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
米国株式はもちろん、中国株、欧州株、アジア株など、世界180か国以上の取引所に上場する11,000銘柄以上の株式に投資できます。
米国株では、NYSEやNasdaqに上場する大型株・中型株だけでなく、NYSEアメリカン市場の小型株やIPO直後の銘柄も取引できます。欧州株では、ロンドン証券取引所やユーロネクスト・パリに上場する銘柄、中国株では上海・深セン・香港市場の銘柄を取り扱っています。
特定口座(源泉徴収あり・なし)に対応しているため、税務処理の手間も軽減できます。
世界中の株式CFDを取引手数料無料で取引でき、8,600銘柄以上を誇る外国株式CFDが取引可能です。
CFDは差金決済取引であり、レバレッジ最大5倍(個人の場合)で取引できます。売り建て(ショート)も可能なため、下落相場でも利益を狙えます。また、決済期限がないため、長期保有も可能です。
ただし、建玉を持ち越した際のオーバーナイト金利などのコストが発生する点に注意が必要です。
日本株式もCFDで約1,500銘柄を取り扱っており、レバレッジをかけた取引や売り建てができます。
サクソバンク証券では、通貨ペア150以上のFX取引を提供しています。主要通貨ペアはもちろん、マイナー通貨や新興国通貨も幅広く取り扱っており、多様な投資戦略を実現できます。
スプレッドは競争力のある水準で提供されており、取引ツールも高機能です。また、FXオプション(バニラオプション)も取引でき、FX取引と組み合わせることでリスクヘッジにも活用できます。
サクソバンク証券では、米国株式オプション取引にも対応しています。コールオプション(買う権利)とプットオプション(売る権利)の両方を取引でき、権利行使価格や満期日を自由に設定できます。
オプション取引は高度な投資手法ですが、現物株式の保有と組み合わせることで、リスクヘッジや追加収益の獲得が可能になります。
取引ツールには、オプションチェーンやグリークス(オプションの感応度指標)の表示機能が搭載されており、本格的なオプション戦略を実行できます。
サクソバンク証券では、2種類の高機能取引ツールを提供しています。それぞれの特徴と使い方を理解して、自分に合ったツールを選びましょう。
ウェブブラウザ上で作動する「SaxoTraderGO」は、インターネットに接続できる環境ならどこからでも利用できます。
PC、Mac、タブレット、スマートフォンのすべてに対応しており、デバイスを問わず同じ操作感で取引できます。シンプルな画面構成で初心者にも分かりやすく、直感的な操作が可能です。
60種類以上のテクニカル指標、22種類の描画ツール、オートチャーティストによる取引シグナル、アナリスト予想、企業業績情報などが無料で利用できます。チャートからの直接発注も可能で、スムーズな取引を実現します。
また、iOS・Android向けのスマホアプリも提供されており、外出先からでも本格的な取引が可能です。
ダウンロード型の「SaxoTraderPRO」は、完全カスタマイズ可能なプロフェッショナルツールです。
ウォッチリスト、取引画面、チャート、ニュース、口座情報などを表示するパネル(モジュール)を自由に配置でき、自分の取引スタイルに合った画面レイアウトを作成できます。
最大16枚の新規チャートを一括表示でき、マルチディスプレイにも対応しています。板取引、バニラオプション取引、ワークスペースの保存機能など、SaxoTraderGOにはない高度な機能を備えています。中・上級者や、プロ仕様のツールを求める投資家に最適です。
サクソバンク証券では、無料のデモ口座を提供しています。デモ口座では、10,000,000円相当の仮想資金を利用して、実際の取引と同じ環境で練習できます。
取引ツールの操作感を試したり、投資戦略をテストしたりするのに最適です。デモ口座は口座開設前でも利用できるため、サクソバンク証券が自分に合っているかどうかを判断する材料として活用できます。
デモ口座で十分に練習してから実際の取引を始めることで、操作ミスや判断ミスを減らし、スムーズに投資をスタートできるでしょう。
サクソバンク証券が向いている人・向いていない人
サクソバンク証券のメリット・デメリットを踏まえて、どんな人に向いているか、向いていないかを整理しましょう。
サクソバンク証券が向いている人
他社口座との使い分け戦略
サクソバンク証券の最大のデメリットであるNISA非対応を、他社口座との使い分けでカバーする戦略を考えましょう。
証券口座は1社に絞る必要はありません。むしろ、複数の証券会社を使い分けることで、それぞれの強みを活かした効率的な資産運用が可能になります。
基本的な考え方は、「NISA口座をメイン口座とし、サクソバンク証券をサブ口座として外国株専用に使う」という戦略です。
NISA口座では、非課税枠を最大限活用して長期保有を前提とした投資を行います。つみたて投資枠では投資信託やETFを積立投資し、成長投資枠では個別株や高配当株に投資します。
一方、サクソバンク証券では、NISA口座では買えない銘柄(欧州株、小型株、IPO直後の銘柄など)や、短期〜中期でアクティブに売買したい銘柄を取引します。
この戦略のメリットは、NISA口座の非課税メリットを享受しながら、サクソバンク証券の低コスト・高機能を活かした外国株投資ができる点です。
ただし、複数口座を管理する手間が増えるため、定期的にポートフォリオ全体を確認し、バランスを調整することが重要です。
複数の証券口座を持つメリットは、各社の強みを活かせることだけではありません。システム障害時のリスク分散、IPO抽選の当選確率向上、各社のキャンペーン活用など、さまざまなメリットがあります。
また、証券会社ごとに取引履歴や損益が分かれるため、投資戦略ごとに口座を使い分けることで、パフォーマンスの検証がしやすくなります。
複数口座を管理するコツは、定期的にポートフォリオ全体を確認することです。Excelやスプレッドシートで全口座の保有銘柄・資産額を一覧化し、月に1回は全体のバランスを確認しましょう。
また、各口座の役割を明確にしておくことも重要です。「NISA口座は長期保有専用」「サクソバンク証券は外国株専用」など、ルールを決めておくことで、管理がしやすくなります。
外国株投資におすすめの証券会社3社
サクソバンク証券と併用するのにおすすめの証券会社を3社紹介します。それぞれの特徴を理解して、自分に合った組み合わせを見つけましょう。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券は、国内最大手のネット証券で、口座数約1,500万口座を誇ります。新NISA対応はもちろん、外国株式も米国株約5,000銘柄、中国株約1,300銘柄など充実しています。
SBI証券の主な特徴
1. 新NISA対応(つみたて投資枠・成長投資枠)で、投資信託約2,600本、国内株式・米国株式が非課税で投資できる
2. 米国株式の取引手数料は約定代金の0.495%だが、NISA口座では買付手数料が実質無料
3. Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイル、PayPayポイントが貯まる・使える
4. IPO取扱数が年間78銘柄(2024年実績)と業界トップクラス
5. 投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる
SBI証券は、NISA口座をメインに使いながら、外国株投資も行いたい方に最適です。サクソバンク証券では買えない投資信託や国内株式にも投資でき、総合的な資産運用が可能です。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約12,000,000口座 ※2025年1月時点 |
| 取引手数料 | 【ゼロコース】 国内株式(現物・信用):0円 かぶミニ®(単元未満株):0円 投資信託:0円 ※ゼロコース選択時。 ※一部、スプレッドや信託財産留保額が発生する場合があります。 |
| NISA対応 | 〇(新NISA対応) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 263銘柄 ※2025年4月24日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株式 / 外国株式 / 投資信託(約1,345銘柄) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年4月24日時点 |
| 外国株 | 6カ国/米国株式(約4,500銘柄) |
| 取引ツール(PC) | マーケットスピード / マーケットスピード II / 楽天MT4 |
| スマホアプリ | iSPEED / iSPEED for iPad / iSPEED FX / iSPEED 先物 |
| 提携銀行口座 | 楽天銀行(マネーブリッジ) |
| ポイント投資・付与 | 楽天ポイント(投資信託 / 国内株式 / 米国株式<円貨決済>) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
楽天証券は、口座数約1,200万口座を持つ大手ネット証券です。楽天経済圏を活用している方に特におすすめです。
楽天証券の主な特徴
1. 新NISA対応で、投資信託約2,550本、国内株式・米国株式が非課税で投資できる
2. 楽天ポイントで投資信託や国内株式、米国株式が購入できる
3. 楽天カードでクレカ積立をすると、積立額の0.5〜1.0%の楽天ポイントが貯まる
4. 米国株式約4,500銘柄、中国株約1,500銘柄を取り扱い
5. 取引ツール「MARKET SPEED II」が高機能で使いやすい
楽天証券は、楽天ポイントを活用して投資したい方、楽天経済圏でお得に資産運用したい方に最適です。NISA口座で楽天カードのクレカ積立を利用すれば、ポイント還元を受けながら非課税投資ができます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約2,700,000口座 ※2025年2月時点 |
| 取引手数料 | 【取引毎手数料コース】
|
| NISA対応 | 〇(日本株・米国株・中国株・投資信託の売買手数料が無料) |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(銘柄数は公式サイトで確認) |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 米国株 / 中国株 / 投資信託(約1,750本以上) |
| 投資信託 | 約1,800本(購入時手数料すべて無料) |
| 外国株 | 2カ国/米国株:約5,000銘柄以上(2025年1月27日時点) |
| 取引ツール(PC) | マネックストレーダー / 銘柄スカウター |
| スマホアプリ | マネックス証券アプリ / 米国株アプリ / 投信アプリ |
| 提携銀行口座 | マネックス証券専用銀行口座(詳細は公式サイトで確認) |
| ポイント投資・付与 | マネックスポイント / dポイント(投資信託の積立に利用可能) |
| 口座開設スピード | オンライン申込で最短翌営業日 |
マネックス証券は、米国株投資に強みを持つ証券会社で、口座数約270万口座を持ちます。米国株の情報収集や分析に力を入れています。
マネックス証券の主な特徴
1. 新NISA対応で、投資信託約1,800本、国内株式・米国株式が非課税で投資できる
2. 米国株式約5,000銘柄を取り扱い、銘柄スカウターなど分析ツールが充実
3. 米国株の買付時の為替手数料が無料(売却時は25銭)
4. 米国株の情報レポートや銘柄分析が充実しており、初心者でも理解しやすい
5. マネックスポイントやdポイントが貯まる
マネックス証券は、米国株投資の情報収集を重視する方、分析ツールを活用したい方に最適です。NISA口座で米国株に投資しながら、サクソバンク証券で欧州株や中国株に投資するという使い分けもおすすめです。
口座開設の流れと始め方
サクソバンク証券の口座開設は、オンラインで簡単に完結します。初心者でも迷わず始められるよう、具体的な手順を解説します。
本人確認書類とマイナンバー確認書類が必要です。
本人確認書類は、運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、在留カードなどが利用できます。マイナンバー確認書類は、マイナンバーカード、通知カード、マイナンバー記載の住民票などが利用できます。
マイナンバーカードがあれば、1枚で本人確認とマイナンバー確認の両方ができるため便利です。また、振込先金融機関(出金先口座)の情報も必要なので、銀行口座の情報を手元に用意しておきましょう。
サクソバンク証券の口座開設は、以下の5つのステップで完了します。
サクソバンク証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設」ボタンをクリックします。メールアドレスを登録し、口座開設フォームに進みます。
氏名、住所、生年月日、職業、投資経験などの必要事項を入力します。入力内容に誤りがないか、しっかり確認しましょう。
スマートフォンやデジタルカメラで本人確認書類とマイナンバー確認書類を撮影し、専用ページからアップロードします。画像は鮮明で、文字がはっきり読めるものを用意しましょう。
提出書類に不備がなければ、通常2週間程度で審査が完了します。審査完了後、転送不要の簡易書留郵便で口座開設通知書が送付されます。
口座開設通知書に記載されたユーザーIDを使って、ログインパスワードを設定します。パスワード設定後、口座に入金すれば取引を開始できます。
口座開設が完了したら、取引を始める前に入金が必要です。サクソバンク証券では、銀行振込とクイック入金(リアルタイム入金)の2種類の入金方法があります。
クイック入金は、提携金融機関(三井住友銀行、楽天銀行、PayPay銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行)のインターネットバンキングを利用して、即時に入金できるサービスです。振込手数料は無料(サクソバンク証券負担)で、24時間いつでも入金できます。
入金が完了したら、取引ツール(SaxoTraderGOまたはSaxoTraderPRO)にログインし、取引を開始できます。初めての方は、まずデモ口座で操作に慣れてから実際の取引を始めることをおすすめします。
また、特定口座を開設する場合は、取引開始前に手続きを完了させておきましょう。
サクソバンク証券は、外国株式投資に特化した証券会社として、業界トップクラスの低水準の手数料、11,000銘柄以上の豊富な取扱銘柄、米ドル口座、時間外取引、配当金再投資(DRIP)、高機能取引ツールなど、多くの魅力を持っています。
特に、他社では買えない欧州株や小型株にも投資でき、真のグローバル分散投資を実現できるのは大きな強みです。
一方で、NISA非対応、初心者には使いづらいツール、国内株式の取扱いがない、投資信託の取扱いがないなど、注意すべきデメリットもあります。これらのデメリットは、他社証券会社との使い分けでカバーできます。
NISA口座はSBI証券や楽天証券で開設し、外国株専用口座としてサクソバンク証券を活用するという戦略が効果的でしょう。
サクソバンク証券が向いているのは、外国株式に本格的に投資したい方、取引手数料を抑えたい方、高機能ツールで分析を行いたい方、CFD・FX・オプションなど多様な金融商品を取引したい方です。すでに他社でNISA口座を持っており、外国株専用口座を探している方にも最適です。
口座開設はオンラインで簡単に完結し、デモ口座で事前に操作感を試すこともできます。外国株投資に興味がある方は、まずデモ口座で取引ツールを体験してみてはいかがでしょうか。
なお、投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断はご自身の責任で行い、リスク許容度に合わせて慎重にご検討ください。詳しくは各証券会社の公式サイトでご確認ください。
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