ネット証券を複数持つデメリットとは?後悔しないための注意点と賢い管理術

ネット銀行を選ぶとき、「手数料が安い銀行はどこ?」「SBI証券と連携できる銀行がいいな」と考えていませんか。
住信SBIネット銀行は、ATM手数料や振込手数料が条件次第で無料になり、SBI証券との連携で普通預金の金利がアップする人気のネット銀行です。
スマホアプリだけで取引が完結するため、店舗に行く必要がなく、忙しい方でも使いやすいのが特徴です。
一方で、実店舗がないことや、ランクが低いと無料回数が少ないといった注意点もあります。
この記事では、住信SBIネット銀行の基本情報からメリット・デメリット、他のネット銀行との比較まで、選ぶ際に知っておきたい情報を網羅的に解説します。
口座開設を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同で設立したインターネット専業銀行です。2007年に営業を開始し、現在では400万口座以上を抱える人気のネット銀行として知られています。
最大の特徴は、実店舗を持たずにインターネットとスマホアプリだけで取引が完結する点です。店舗運営コストを削減することで、ATM手数料や振込手数料を低く抑え、利用者に還元しています。
また、SBI証券との連携サービス「ハイブリッド預金」を利用すると、普通預金の金利が大幅にアップします。証券口座への入出金も自動で行われるため、投資をしている方には特に便利です。
住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行グループとSBIグループという2つの大手金融グループの信頼性を背景に、預金保険制度の対象となっており、元本1,000万円とその利息までが保護されます。
スマホアプリ「住信SBIネット銀行アプリ」では、残高照会や振込、目的別口座の管理など、ほぼすべての銀行取引が可能です。セキュリティ面でも、生体認証やワンタイムパスワードなど、複数の認証方式に対応しており、安心して利用できます。
住信SBIネット銀行の5つのメリット
住信SBIネット銀行には、他のネット銀行と比較しても優れたメリットがいくつもあります。ここでは、特に利用者から評価されている5つのメリットを詳しく解説します。
住信SBIネット銀行では、スマプロランクという優遇プログラムに応じて、ATM手数料と振込手数料が月に一定回数まで無料になります。
ATM手数料は、ランク1でも月2回まで無料、ランク2以上なら月5回以上無料です。セブン銀行、ローソン銀行、イーネット、ゆうちょ銀行など、全国のコンビニATMで利用できるため、外出先でも気軽に入出金できます。
振込手数料も、ランク1で月1回、ランク2以上なら月3回以上無料になります。他行への振込でも無料回数内なら手数料がかからないため、家賃や光熱費の支払い、家族への送金などで大きく節約できます。
都市銀行では1回の振込で数百円の手数料がかかることが一般的ですが、住信SBIネット銀行なら無料回数を活用することで、年間数千円以上の節約が可能です。
住信SBIネット銀行の大きな魅力の1つが、SBI証券との連携サービス「ハイブリッド預金」です。この預金を利用すると、普通預金の金利が通常の10倍になります。
通常の普通預金金利は年0.001%程度ですが、ハイブリッド預金なら年0.01%になります。さらに、SBI証券の取引状況によっては、より高い金利が適用されることもあります。
ハイブリッド預金に預けたお金は、SBI証券での株式や投資信託の購入に自動的に充当されます。証券口座への入金手続きが不要で、即座に投資に使えるため、投資機会を逃しません。
また、証券口座で使わなかった資金は自動的にハイブリッド預金に戻るため、資金管理の手間がかかりません。投資と預金を一体的に管理できる便利なサービスです。
住信SBIネット銀行の「住信SBIネット銀行アプリ」は、銀行取引のほぼすべてをスマホで完結できる高機能アプリです。
残高照会、振込、振替、定期預金の作成、外貨預金、カードローンの申し込みなど、多彩な機能が1つのアプリに集約されています。直感的な操作で使いやすく、初めてネット銀行を使う方でも迷わず操作できます。
生体認証(指紋認証・顔認証)に対応しており、パスワードを入力する手間なく安全にログインできます。また、振込先の登録やワンタイムパスワードの発行もアプリ内で完結するため、セキュリティ面でも安心です。
通知機能も充実しており、入出金があるとすぐにプッシュ通知で知らせてくれます。不正利用の早期発見にもつながり、安心して利用できます。
住信SBIネット銀行には、「目的別口座」という独自のサービスがあります。これは、1つの口座の中に最大10個まで目的別の口座を作成できる機能です。
例えば、「旅行資金」「結婚資金」「緊急予備費」「教育資金」など、目的ごとに資金を分けて管理できます。それぞれの口座に目標金額と期限を設定でき、達成率が視覚的に表示されるため、貯蓄のモチベーションが高まります。
代表口座から目的別口座への振替は手数料無料で、いつでも自由に移動できます。生活費と貯蓄を明確に分けることで、無駄遣いを防ぎ、計画的な資産形成が可能になります。
目的別口座も普通預金として利息がつくため、ただ貯めるだけでなく、少しずつ増やすこともできます。家計管理が苦手な方や、複数の目標を持って貯蓄したい方に特におすすめの機能です。
住信SBIネット銀行は、ネット銀行の中でも住宅ローンの取扱実績が豊富です。変動金利、固定金利ともに業界最低水準の金利を提供しており、住宅購入を検討している方に人気があります。
団体信用生命保険(団信)に加えて、全疾病保障が無料で付帯する点も大きな魅力です。がん、脳卒中、急性心筋梗塞だけでなく、すべての病気やケガで就業不能状態が続いた場合、住宅ローン残高がゼロになります。
また、保証料や一部繰上返済手数料が無料で、諸費用を抑えられます。審査もスピーディーで、事前審査は最短即日、本審査も1週間程度で結果が出ます。
住宅ローンを利用すると、スマプロランクが自動的にランク2以上になり、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増えるメリットもあります。住宅購入と同時に、日常の銀行取引もお得になります。
住信SBIネット銀行の3つのデメリット
住信SBIネット銀行には多くのメリットがある一方で、利用する上で注意すべきデメリットもあります。ここでは、特に押さえておきたい3つのデメリットを正直に解説します。
住信SBIネット銀行はインターネット専業銀行のため、実店舗が一切ありません。窓口での相談や手続きができないため、対面でのサポートを希望する方には不向きです。
例えば、住宅ローンの相談や複雑な手続きを対面で行いたい場合、電話やチャットでの対応に限られます。高齢の方や、インターネット操作に不慣れな方にとっては、やや使いにくいと感じるかもしれません。
また、通帳が発行されないため、入出金の履歴はすべてアプリやWebサイトで確認する必要があります。紙の通帳で管理したい方には向いていません。
ただし、カスタマーセンターは平日9時から18時まで電話対応しており、チャットサポートも利用できます。メールでの問い合わせにも対応しているため、実店舗がなくても一定のサポートは受けられます。
住信SBIネット銀行のスマプロランクは、利用状況に応じてランク1からランク4まで分かれています。ランクが低いと、ATM手数料や振込手数料の無料回数が少なくなります。
ランク1の場合、ATM手数料は月2回、振込手数料は月1回までしか無料になりません。それを超えると、ATM手数料は1回110円、振込手数料は1回145円(税込)がかかります。
ランクアップの条件には、外貨預金や投資信託の保有、給与振込の設定、カードローンの利用などがあります。これらの条件を満たさない場合、無料回数が限られてしまいます。
他のネット銀行では、条件なしで月5回以上無料になる銀行もあるため、利用頻度が高い方はランクアップの条件を事前に確認しておくことが大切です。
住信SBIネット銀行の普通預金金利は、ハイブリッド預金を利用しない場合、年0.001%程度と一般的な水準です。他のネット銀行の中には、年0.1%以上の高金利を提供している銀行もあります。
SBI証券と連携してハイブリッド預金を利用すれば金利はアップしますが、証券口座を開設する必要があります。投資に興味がない方や、証券口座を持ちたくない方にとっては、金利面でのメリットが限定的です。
定期預金の金利も、他のネット銀行と比較して特別高いわけではありません。金利重視で銀行を選ぶ場合は、他の選択肢も検討する価値があります。
ただし、住信SBIネット銀行の魅力は金利だけでなく、手数料の安さやサービスの利便性にあります。総合的なバランスで判断することが重要です。
手数料はいくら?
住信SBIネット銀行の手数料優遇は、「スマプロランク」という独自のプログラムによって決まります。ここでは、スマプロランクの仕組みと、ランクごとの優遇内容を詳しく解説します。
スマプロランクは、住信SBIネット銀行の利用状況に応じて、ATM手数料や振込手数料の無料回数が変わる優遇プログラムです。ランク1からランク4までの4段階があり、ランクが高いほど無料回数が増えます。
ランクは毎月判定され、前月末時点の利用状況に基づいて翌月のランクが決まります。条件を満たせば自動的にランクアップするため、特別な申し込みは不要です。
スマプロランクの対象となる取引には、外貨預金、投資信託、給与振込、カードローン、デビットカードの利用などがあります。これらを組み合わせることで、効率的にランクを上げることができます。
スマプロランクのランクアップ条件は、以下のようになっています。
ランクアップの主な条件
ランク2:総預金残高30万円以上、またはロボアドバイザーの契約、外貨預金・投資信託の月末残高合計が30万円以上、住宅ローンの利用など
ランク3:総預金残高300万円以上、または外貨預金・投資信託の月末残高合計が300万円以上、給与振込の設定など
ランク4:外貨預金・投資信託の月末残高合計が500万円以上、または住宅ローンを利用していることなど
条件は複数あり、いずれか1つを満たせばランクアップできます。自分のライフスタイルに合った条件を選んで、無理なくランクを上げることが可能です。
各ランクの優遇内容は以下の通りです。
無料回数を超えた場合、ATM手数料は1回110円、振込手数料は1回145円(税込)がかかります。他行と比較しても低水準の手数料設定です。
SBI証券との連携で何ができる?
住信SBIネット銀行とSBI証券を連携させると、「ハイブリッド預金」という便利なサービスが利用できます。ここでは、連携のメリットと具体的な仕組みを解説します。
ハイブリッド預金は、住信SBIネット銀行の預金とSBI証券の買付余力を一体化させたサービスです。預金と証券口座の資金を自動的に連携させることで、入出金の手間を省き、効率的に資金を運用できます。
ハイブリッド預金に預けたお金は、SBI証券での株式や投資信託の購入に自動的に充当されます。証券口座への入金手続きが不要で、即座に投資に使えるため、投資機会を逃しません。
また、証券口座で使わなかった資金は自動的にハイブリッド預金に戻ります。預金として利息がつくため、資金を遊ばせることなく効率的に運用できます。
ハイブリッド預金の金利は、通常の普通預金の10倍になります。少額でも金利優遇を受けられるため、投資をしている方には大きなメリットです。
SBI証券との連携には、金利優遇以外にも多くのメリットがあります。
まず、証券口座への入出金が即時かつ無料で行えます。通常、銀行から証券口座への入金には手数料がかかったり、反映に時間がかかったりしますが、ハイブリッド預金ならその心配がありません。
次に、資金管理が簡単になります。預金と証券の資金を別々に管理する必要がなく、1つの画面で残高を確認できます。投資に使う資金と生活費を分けて管理したい方にも便利です。
また、SBI証券での取引状況によっては、スマプロランクがアップする可能性もあります。投資信託の残高が一定額以上になると、ランク2やランク3の条件を満たせるため、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増えます。
投資を始めたい方や、すでにSBI証券で取引している方にとって、住信SBIネット銀行との連携は非常に相性が良いサービスです。
住信SBIネット銀行は他のネット銀行と比較してどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、金利、手数料、サービス内容の3つの観点から比較します。
普通預金の金利を比較すると、住信SBIネット銀行は通常金利では年0.001%程度と平均的です。ただし、SBI証券と連携したハイブリッド預金を利用すれば年0.01%にアップします。
他のネット銀行では、楽天銀行が楽天証券との連携で年0.1%、auじぶん銀行がauカブコム証券との連携で年0.1%など、より高い金利を提供している銀行もあります。
定期預金の金利も、住信SBIネット銀行は年0.02%程度と標準的です。一部のネット銀行では、キャンペーン金利として年0.2%以上を提供していることもあるため、金利重視の方は比較検討が必要です。
ただし、金利だけでなく、手数料やサービスの利便性も含めて総合的に判断することが大切です。 [出典:各社公式サイト:金利情報:2024年12月時点]
ATM手数料と振込手数料を比較すると、住信SBIネット銀行はスマプロランクに応じて無料回数が変わります。ランク2なら月5回、ランク3なら月7回無料です。
楽天銀行は、楽天証券との連携で月7回まで無料、auじぶん銀行は条件次第で月11回まで無料になります。一方、PayPay銀行は条件なしで月1回のみ無料と、銀行によって大きく異なります。
振込手数料も、住信SBIネット銀行はランク2で月3回無料、ランク3で月7回無料です。他のネット銀行と比較しても平均的な水準ですが、ランクアップ条件が比較的達成しやすい点が魅力です。
無料回数を超えた場合の手数料は、住信SBIネット銀行が110円~145円、楽天銀行が220円~262円と、住信SBIネット銀行の方が安く設定されています。
住信SBIネット銀行の独自サービスとして、目的別口座があります。これは1つの口座内に最大10個まで目的別の口座を作成できる機能で、資金管理がしやすいと評判です。
楽天銀行は楽天ポイントが貯まりやすく、楽天経済圏を利用している方にメリットがあります。auじぶん銀行はau PAYとの連携が便利で、スマホ決済を多用する方に向いています。
住宅ローンの取扱実績では、住信SBIネット銀行がネット銀行の中でもトップクラスです。全疾病保障が無料で付帯する点も大きな差別化ポイントです。
総合的に見ると、住信SBIネット銀行はSBI証券との連携を重視する方、目的別口座で資金管理をしたい方、住宅ローンを検討している方に特におすすめです。
住信SBIネット銀行を実際に利用している方の口コミや評判を見ると、メリットとデメリットの両方が見えてきます。ここでは、良い口コミと気になる口コミをそれぞれ紹介します。
「SBI証券と連携できるのが便利。証券口座への入金が自動で行われるから、投資のタイミングを逃さない」という声が多く見られます。ハイブリッド預金の利便性を評価する利用者が多いようです。
「ATM手数料が無料になるのが助かる。コンビニATMでいつでも引き出せるから、メインバンクとして使っている」という意見もあります。全国のコンビニATMで利用できる点が高く評価されています。
「目的別口座が便利。旅行資金や結婚資金など、目的ごとに分けて貯金できるから、計画的に貯められる」という口コミも目立ちます。貯蓄のモチベーションが上がると好評です。
「スマホアプリが使いやすい。残高照会も振込も簡単にできるし、生体認証でログインできるからセキュリティも安心」という声もあります。アプリの操作性とセキュリティ面が評価されています。
「実店舗がないから、困ったときに相談できる場所がない。電話サポートはあるけど、対面で相談したいときは不便」という意見があります。実店舗がないことをデメリットに感じる利用者もいるようです。
「ランクが低いと無料回数が少ない。条件を満たすのが面倒で、結局手数料がかかることがある」という口コミも見られます。ランクアップの条件を達成できない場合、無料回数が限られる点が不満のようです。
「普通預金の金利が低い。ハイブリッド預金を使わないと金利が上がらないから、証券口座を開設しない人にはメリットが少ない」という声もあります。金利面での物足りなさを感じる方もいます。
「システムメンテナンスが多い。深夜や早朝に使えないことがあって、急ぎの振込ができなかった」という不満もあります。メンテナンス時間を事前に確認しておく必要がありそうです。
住信SBIネット銀行の口座開設は、スマホやパソコンから簡単に申し込めます。ここでは、口座開設に必要な書類と具体的な手順を解説します。
口座開設に必要な書類は、本人確認書類のみです。運転免許証、マイナンバーカード、パスポート、健康保険証などが利用できます。
スマホで申し込む場合は、本人確認書類をカメラで撮影してアップロードするだけで完了します。郵送での本人確認も可能ですが、スマホ申し込みの方が早く開設できます。
マイナンバーカードを持っている場合は、最短で翌営業日に口座開設が完了します。運転免許証やパスポートの場合も、数日以内に開設できます。
口座開設の手順は以下の通りです。
申し込みから口座開設まで、最短で翌営業日、通常は3~5営業日で完了します。キャッシュカードが届けば、すぐにATMでの入出金や振込が可能になります。
口座開設にかかる日数は、本人確認方法によって異なります。
マイナンバーカードを使ったオンライン本人確認なら、最短で翌営業日に口座が開設されます。運転免許証やパスポートを使った場合も、3~5営業日で開設できます。
郵送での本人確認を選んだ場合は、書類の往復に時間がかかるため、1~2週間程度かかることがあります。急ぎの場合は、スマホでのオンライン本人確認がおすすめです。
口座開設後、キャッシュカードは1週間程度で郵送されます。カードが届く前でも、アプリやWebサイトから振込や残高照会は可能です。
住信SBIネット銀行はこんな人におすすめ
住信SBIネット銀行は、利用者のライフスタイルや目的によって、向き不向きがあります。ここでは、特におすすめできる3つのタイプを紹介します。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座数 | 約15,000,000口座 ※2025年11月25日時点(SBIネオモバイル証券など含む) |
| 取引手数料 | 【スタンダードプラン(1注文ごと)】 取引金額に関係なく0円【アクティブプラン(1日定額制)】 1日100万円以下の取引:0円※現物取引・信用取引・単元未満株(S株)もすべて対象です。 |
| NISA対応 | 〇 |
| つみたて投資枠取扱銘柄数 | 〇(259銘柄)※2025年3月3日時点 |
| 成長投資枠対象商品 | 国内株 / 外国株 / 投資信託(約1,329銘柄 ※2025年3月3日時点) |
| 投資信託 | 約2,550本 ※2025年3月3日時点 |
| 外国株 | 8カ国/米国株式(5,000銘柄) |
| 取引ツール(PC) | HYPER SBI 2 / HYPER SBI / SBI CFDトレーダー |
| スマホアプリ | SBI証券 株アプリ / 米国株アプリ / かんたん積立 / HYPER FX / HYPER 先物 / HYPER CFD |
| 提携銀行口座 | SBI新生銀行 / 住信SBIネット銀行 |
| ポイント投資・付与 | Pontaポイント / dポイント / Vポイント(クレカ積立) |
| 口座開設スピード | 最短 翌営業日 |
SBI証券で株式や投資信託を取引している方には、住信SBIネット銀行が最適です。ハイブリッド預金を利用すれば、証券口座への入出金が即時かつ無料で行えます。
金利も通常の10倍になるため、投資資金を効率的に運用できます。証券口座と銀行口座を一体的に管理できるため、資金管理の手間が省けます。
また、SBI証券での取引状況によってスマプロランクがアップする可能性もあり、ATM手数料や振込手数料の無料回数が増えるメリットもあります。
ATM手数料や振込手数料を節約したい方にも、住信SBIネット銀行はおすすめです。スマプロランクの条件を満たせば、月に数回から十数回まで無料で利用できます。
都市銀行では1回の振込で数百円の手数料がかかることが一般的ですが、住信SBIネット銀行なら無料回数内で収まることが多く、年間で数千円以上の節約が可能です。
全国のコンビニATMで利用できるため、外出先でも気軽に入出金できます。手数料を気にせず銀行を利用したい方に向いています。
実店舗に行く時間がない方や、すべての取引をスマホで完結したい方にも、住信SBIネット銀行は最適です。
スマホアプリだけで、残高照会、振込、定期預金の作成、外貨預金など、ほぼすべての銀行取引が可能です。生体認証でログインできるため、セキュリティ面でも安心です。
通知機能も充実しており、入出金があるとすぐにプッシュ通知で知らせてくれます。忙しい方や、デジタルツールを使いこなしたい方におすすめです。
住信SBIネット銀行は、預金保険制度の対象となっており、元本1,000万円とその利息までが保護されます。万が一銀行が破綻した場合でも、預金は保護されるため安心です。
また、三井住友信託銀行とSBIホールディングスという2つの大手金融グループが出資しているため、経営基盤も安定しています。セキュリティ面でも、生体認証やワンタイムパスワードなど、複数の認証方式に対応しています。
住信SBIネット銀行は、メインバンクとして十分に利用できます。給与振込、公共料金の引き落とし、クレジットカードの支払いなど、すべての取引に対応しています。
ATM手数料や振込手数料も条件次第で無料になるため、日常的な利用にも適しています。ただし、実店舗がないため、対面での相談が必要な場合は不向きです。
住信SBIネット銀行には、Visaデビット付キャッシュカードがあります。国内外のVisa加盟店で利用でき、利用金額に応じてポイントが貯まります。
デビットカードは即時決済のため、使いすぎの心配がなく、家計管理がしやすいのが特徴です。年会費は無料で、口座開設時に自動的に発行されます。
住信SBIネット銀行の解約は、カスタマーセンターに電話するか、Webサイトから手続きできます。残高をゼロにしてから解約する必要がありますが、手続き自体は簡単です。
解約手数料は無料で、いつでも解約できます。ただし、住宅ローンやカードローンを利用している場合は、完済してからでないと解約できません。
住信SBIネット銀行は、ATM手数料や振込手数料が条件次第で無料になり、SBI証券との連携で普通預金の金利がアップする便利なネット銀行です。スマホアプリだけで取引が完結し、目的別口座で資金管理がしやすい点も魅力です。
一方で、実店舗がないことや、ランクが低いと無料回数が少ないといったデメリットもあります。普通預金の金利も、ハイブリッド預金を利用しない場合は平均的な水準です。
SBI証券で投資をしている方、手数料を節約したい方、スマホで完結したい方には特におすすめです。口座開設は最短翌営業日で完了し、すぐに利用を始められます。
なお、金利や手数料は変更される可能性があります。詳しくは住信SBIネット銀行の公式サイトでご確認ください。銀行選びは、ご自身のライフスタイルや利用目的に合わせて、慎重にご検討ください。
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